by-ROMりさん
※多少の暴力表現があります
プロローグ
ぼやけた景色が見える...
ここは何処だろう…けど
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音が聞こえるようになってきた…
水の音?そういえばここの地面は黄土色でいかにも砂浜みたいな感じだ
起き上がってみようとしたが体に力が入らない…
このままここでのたれ死ぬのだろうか?こんな状態でも自分の死のイメージだけは鮮明に浮かび上がって来る…怖くて怖くて必死に立ち上がるが案の定転んで頭を打つ、そのまま意識は闇に落ちて行った……
chapter1
ここはどこだろう?感覚から考えると毛布か何かにくるまれているようだ
顔を左に向けてみると…ウサギみたいな形に切ってある木の実が見える…右は…誰だろう?すこしほっそりとした感じのエーフィの男が寝息をたてている
うう、身体中がいたい
起き上がってみると卵形の時計が見えた
後ろ向きになっているので手にとって見てみる
時間は朝の三時、真夜中だ...それに何だ?Made in eggislandって
「あっ、気がついた?」
突然目を覚ます
「あ、え〜っと」
「ここはエッグアイランド唯一の旅館、『うこっく』。私はその店長のルカ。それで貴方は?この島にサンダースはいないはずだけど」
「僕は…ウェイン…出身地は…あれっ?何処だろう?」
服にぬいとりがあったから自分の名前は分かるけど…どうやら僕は記憶喪失になっているらしい
「思い出せ無いの?だったらしょうがないわね、とりあえずうちに泊まって行きなさい」
無駄に展開が早いな…それと…女言葉?もしかして…
「ありがとうございます!…それはそうと…失礼ですがオs」
「あたしは♀よ」
僕の言葉を遮るように彼…いや彼女が言う
予想的中…
「えっ!?あのっす、すみません!」
「いいのよ、あたしよく間違えられるの…ペチャパイだし…」
「すみません!本当にごめんなさい!」
「いいから。もう夜だし寝てね。起きたばっかりだけどw」
そういって彼女は部屋を出て行った
体中痛いし…寝るかな
chapter2
眠れない…全く眠れない
ここがどこかは分かったけどどういう所かは全然分からないし、第一自分が誰なのかも分からない
気になって眠れるわけないじゃないか!
…まあとりあえず、明日ルカさんに島を案内してもらおう
何て考えてたら外が明るくなってきt…
「おっはーウェイン君♪よくねむれたぁ?」
早い…キレたいくらい早い…今は4時です!一時間しか経ってない!
そしてこの異常なまでに高いテンションは何だ!!
「はぁもうバッチリ…」
バッチリ起きてました
「ならいいわ。あたしはこのまま市場へ買い出しに行くけど…もちろんついてきてくれるわよね♪」
眠い…もう何にも聞こえない
頼むから寝かせて…
「ねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえ」
すっごいグイグイ押してくるっていうか胸が...(ちっさいけど)
「わわわわかりました、ついていきます!」
「よかった♪じゃあこれを着て」
何そのむちゃくちゃ重そうなやつは...まぁ着るか...
「ちゃんと着たわね?じゃあいきましょ♪」
ドアをあけるとそこは白銀の世界っていうかさむい
猛烈な吹雪の中を歩いていく
なんでこんなに寒いのにルカさんは平気なんだろう?
音を上げたいけどメスが平気でいるのにオスがまいるのもなんというか....ねえ
ようし、男(オス)はどきょう&根性!
まだまだいけるぞ!...とおもったんだけどねぇ
流石にこれは...
「るるるルカさん、ささささむいんですけど」
「寒い?もしかして!?」
そういうとあの重のについてた更に重い箱のメーターを見る
「やっぱり熱エネルギーが切れてる!最近これ使ってなかったから...」
「ししししぬううう」
「今から帰ると凍死しちゃうし...中継所に行きましょう!ここから1〜2分だから!」
吹雪の中を走る...
何処が2~3分なんだ?もう何分も歩いたけど
それとも僕がおかしくなってるのかな
やっとコンクリート製の建物がみえてきたが...
「うそ...」
そこには大破した中継所があった...ドーム型の屋根は崩れ、鋼鉄製の扉には爪痕が走り中心にはでっかい穴が開いている
雪の具合からすると大分前にこうなったらしい
「これが破られるなんて...エネルギーは手に入らなそうね」
破られる?
だれに?
まあどうでもいいけど
「ねねねねんのたたたためにななかをささささがしっってみたほうががががいいいいのでででは」
ザクッザクッガッ
慎重に中へと入っていくと何か足に当たった
何だろう、アルミ製でなにか刻印してある
「G36...最新型のアサルトライフルじゃないか!それも雪国仕様」
っとまたなんかけっちゃった
この服に似てるなあ
蹴っ飛ばしてみるとなんだか妙に重い、もしかして..........メットを外してみるとやはり中には氷漬けのジュプトルが
「死んでるわね、しょうがないからカードリッジを貰いましょう....はいウェイン君後ろ向いて」
彼女がカードリッジを挿入すると
「熱っ!!!!!」
「あ、温度調節してなかった。これだから旧式は困るわね」
え?これ旧式なの?
「急がないと。カードリッジの残量がだいぶ少ないわ」
僕らは何事もなかったかのように出発する
だけど、この時あの夥しい数の死体に気づいていれば
もう少し、「あの事件」の被害者は少なくなっていたのかもしれない....
chapter3
吹雪で視界は殆ど無いがルカさんはGPSを持ってるらしくどんどんすすんでいく
疲れてないとは言えない
ただ、足はよく動いてくれる
「凄い吹雪だなぁ」
そう言ってよそ見して再び前を向くと既に...
「ルカさんがいない...」
やっちまったぜ!じゃなくてどうしよう
呼んでみたが僕の声は全て吹雪きに吸い込まれて行く
ここでつったってるのは恐らく自殺行為と同じだろう...仕方ない...歩くか
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どれくらいあるいただろう?なんだか体が変だ
寒くはないけど思うように動いてくれない.....だめだ、もう歩けない...
頭から突っ込むようにして倒れる...
立ち上がろうとしたけど、すでに視界は暗くなり始めていた
手を動かすこともままならない...
まるで他人の体のように........................
ウェイン-こめんと?ああ気が遠くなる....
ルカ-.......(虚弱体質かな)
ROMりさん (2008-08-20 (水) 10:21:35)
変更してみました
ただし矛盾あり
どんどん更新していきます