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失意の育種家と壊れた天使たち

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【注意】この小説には下記のような表現があります。
・ポケットモンスターという世界観に対する勝手な自己解釈および設定要素
・ポケモンの獣人化要素
・強姦要素
これらを容認することができない場合は、大変お手数ですが戻るボタンよりお戻りください。
問題ない方のみお進みいただきますようよろしくお願いいたします。



失意の育種家と壊れた天使たち

「……それでは次のニュースです。」
「昨日行われたポケモンリーグ世界大会、ついに新しいチャンピオンの誕生です」
「本日は新チャンピオンの智さんに来ていただきました!智さん本当におめでとうございます!」
「ありがとうございます。」
「いやあ、私も寝ずに試合を観戦しましたが本当に熾烈な戦いで、チャンピオンの茂さんと挑戦者の智さん。どちらかがってもおかしくない戦いに思えました!勝利のカギは何だったのでしょうか?」
「やはりポケモンの厳選ですね。ブリーダーの方と協力して、素質のあるポケモンをそろえる…基本的なことですが、これをどれほど妥協なくやれるのか、そこに尽きるかと思います。」
「なるほど~ちなみにどれくらいの厳選を行ったのですか?」
「数でいえば、一万個以上の卵を厳選しましたね、性格から特性の厳選、果てはめざパまで、妥協なくすべてです。10年以上の時間がかかりました」
「一万個の卵に…10年ですか!?ああ、やはりチャンピオンは基本からして一流なんですね。町中のポケモントレーナーの人にも新チャンピオン誕生について、コメントをいただいているので紹介したいと思います」

「智さん優勝おめでとうございます!ボクも厳選を頑張ります!」
「智さんは本当に厳選をしっかりやるって聞くので…ボクももっと今のポケモンで満足しちゃいけないなって思いました。とにかく優勝おめでとうございます」
「ずっと応援してました!!厳選の方法について、もし本なんか出してくれたら…私絶対買っちゃいます!超愛してます!!」

「寄せらせるコメントはもう1000件以上!感慨深いものがあるかと思いますが、いかがですか智さん?」
「本当にうれしいです。ご協力をしていただいたブリーダーの方にも感謝です!これを機に、ポケモンマスターを目指す人が増えてほしいです」
「智さん、本当におめでとうございました!」

「……続いて次のニュースです」
「今月カントーで発生したカツアゲバトルの件数が100件を超えました」
「無理矢理ポケモンバトルを仕掛けて、負けたトレーナーに法外な報奨金を要求するカツアゲバトル、特に若年のトレーナーを狙った犯行が増えているとのことです」
「ポケモンバトルにも礼儀あり、一人一人のトレーナーのモラルが問われるこの問題、近年の急激なポケモントレーナーの増加に法規制が間に合っていない実態があります」
「この問題について政府は対策を検討中とのことです」

「……続いてのニュースです」
「激化するレジスタンスのテロ行為がついに首都ヤマブキまで。
厳選によって急激に増加している捨てポケモンたちの救済と安全保障の権利を求め、ポケモン大好きclubなど、一部の国家公認団体によって構成されるレジスタンスが、ヤマブキシティのシルフカンパニーに対してポケモンを使った自爆テロを仕掛けました。このテロによって人間37人、ポケモン53匹が犠牲となりました。
武力行為を辞さない過激派レジスタンスに対し政府はポケモンを使った駆逐隊を結成し、近いうちにレジスタンスに対して宣戦布告をする予定とのことです」

「…続いてのニュー」
リモコンのスイッチを押して、ぷつんとテレビの電源を切る。
相変わらず、最近のニュースは耳を疑うような事件をさも当然のように、あるいは楽しげに話すものだ。それに対して誰も何も言わない、気が狂っているのではないかと疑いたくなる。
眠い目をこすりながら欠伸をして布団からはい出る。夏の夕日を浴びた部屋のなかは蒸し暑い。この部屋の中には布団とテレビと、わずかばかりの衣服が押し入れの中に入っているだけ…何ともの味気ない部屋だ。部屋の隅にある扇風機をつける。あまり涼しくはない。洗面台へ向かい鏡を見るとひどい顔をしていた。クマがひどく顔色が悪い。少し白髪も増えた気がする、ひげもびっしりだ。顔を洗ってひげをそってみたが、生気のない顔はそのままだ。ため息をついて、買っておいた卵サンドを冷蔵庫から取り出してかぶりつく。あまりおいしくはない。
窓を開けると空が赤みがかっていた、気持ちの良い朝、ではなく、夕方だ。もうじき夜になる。今日の仕事は夜勤になる。そのためひどく体が重いのだ。
「…早く出発しないと、な」
俺は、名もないブリーダー、俺の仕事はポケモントレーナーから預けられたポケモンをトレーナーの代わりにポケモンを育てたり、あるいは厳選のためにポケモン同士を掛け合わせて卵を作ったり…端的に言えば「育て屋さん」の仕事をしている。が、それはあくまで「昼間の仕事」それとは別に、「夜の仕事」がある。今週はその、夜の仕事をしなければならない日だ。
その仕事とはつまり、
「…いってきます」
…ポケモンソープ、だ。

10数年前、ポケモン図鑑の完成によって、ポケモントレーナーという職業は世界中に知れ渡り、ポケモントレーナーを目指す人間は急激に増加した。彼らの増加に伴うポケモン市場の経済効果はすさまじく、世界景気は向上して経済を著しく成長させた。ポケモントレーナーという商業の成長がそのまま、経済の成長ともいえる。そんな栄光の陰には、厳選に溢れてしまったポケモンたちの行き場がなくなるという、暗い影も生み出していた。ポケモンバトルの敗者に性的な要求をしたり、トレーナー同士のレイプ被害の増加なども同じく問題視された。
政府はその両方の問題を解決するため、ある法案を打ち出した。
ポケモン風俗の合法化だ。数年前までは裏路地の奥の奥にひっそりと軒を構えていたその手の風俗店は今や表通りにすら堂々と看板を掲げている。激増してしまったポケモンたちの行き先として、レイプ被害防止のための性的欲求の発散の場として、ポケモンソープは大々的に展開された。
ポケモンが性的なサービスを行うそのお店は、人間の店に比べ実にリーズナブル。なんと半分以下の金額で利用ができる。安く気分を発散できるし、自分のポケモンたちをお店に預ければ金を稼ぐこともできる。厳選したポケモンたちの処理も簡単にできると、ニュースでは絶賛されたが、
その実態を知っている人はいったい何人いるのだろうか。そして気づいているのだろうか、自分たちがしていることがどれほど気が狂っているのか。誰もがポケモンと人間はお互いに手を取り合って生きていくべきだと教わらなかったのか。そう教えてくれた人たちは他でもない大人たちだったはずではないのか。一体いつからこんなことになったのだろうか…考えてみても答えは見つからなかった。

ややあって自分が勤めている育て屋につく。小さな入り口の横には30M四方の柵があり、その中には小さな池や丘など、ポケモンを離して置くスペースが設けられている。その敷地内にはポケモンたちの宿舎もあり、本来はそこが俺の仕事場だ。
もうすでに表側の看板のライトは消えていて、策の中にもポケモンの姿はない。まあ、別におかしいことはない。きっとおかしいとすれば、育て屋の地下に向かう入り口部分だけ煌々と明かりがついていることだ。そこに広間にはなかった看板が出ている。
名前は「天使の楽園」とってつけたような名前だ。
何人かの人が入り口近くのベンチですわっている。みんな何かを期待するような表情で、そわそわとした、何か一体感のある空気が流れている。
俺はそれを一瞥して裏口から入っていく。無機質に露出したコンクリートの階段を下りていくと、光が漏れる扉へたどり着く。扉の奥は受付になっていて、お客様はそこでポケモンを選ぶシステムになっている。目的地はまださらに奥になるが、何気なく店内の様子をうかがう。8人程度が座れる小さな受付はすでに10以上の人が入っていた。どうやら今日は忙しくなりそうだ。
そしてさらに降りていくと、真っ暗闇の中にうっすらと扉が見えてくる。この先が目的地だ。持っていたカギを使って扉を開ける、開けた先も真っ暗闇だったが入り口近くの
スイッチを押すと、蛍光灯が何度か瞬きやがて点灯状態となった。
少しかび臭いその部屋には奥にもう一つ扉がある。仕事場はここと、その奥の部屋の二つだ。部屋の中心には四人掛けくらいの大きさの机が置かれていて、その上にはカップ麺の空やお菓子の袋などが散乱している。給湯器がついている流し台の中には使って洗っていない食器類が匂いを放っている。部屋の端には備え付けの簡易ベットが置かれているが掛け布団も敷布団も黄ばんで汚れている。部屋の入り口から向かって左側の壁際には服をかけておくハンガーやビニール製の上下の作業服がかけられている。その反対側には一人用の机が置かれていて、32インチの大き目なテレビが備え付けられている。テレビの電源をつけると9分割された映像が映し出された。
それぞれの映像には、4畳半くらいの大きさでむき出しのコンクリートの上に簡素なベットと小さなシャワーが備え付けられただけの部屋が映し出されている。
その部屋の中にはそれぞれ一匹ずつポケモンたちが映っている。ニコニコを笑顔でいるミミロップ、じっとうつむいてベットに座り込んでいるサーナイト、きょろきょろと落ち着かない雰囲気のイーブイ、ベットの上に寝転んで寝息を立てるニドクインなど、表情はそれぞれ様々だ。彼女たちがこの楽園の天使たち、人間たちはこの天使たちを買い、この小さな部屋で彼女たちの体を貪る。天使たちは自分たちの身を削り、人間たちにご奉仕するのだ。
ここの部屋はつまりは監視部屋だ。
このカメラを通してお客様とポケモンを監視する。禁止行為など何かあれば上の人間に伝え、適切に処理するための部屋だ。まあ正直、お客様とポケモンとの間でトラブルになることはほとんどない。ある程度は黙認もされるからだ、なにせ、変わりはいくらでもいるから、だ。むしろ用途としては別のモノの意味合いが強いのだが。
まだプレイの開始時間には少し時間が残っている。今のうちに奥の部屋の準備にかかることにした。
奥の部屋に入るとかび臭いにおいが一層強くなった。同じように電気をつけると部屋の中がようやく明るくなる。その部屋の中は少し広めで、15畳ぐらいの広さがある浴場だ。5つほどの備え付けのシャワーと、10メートル四方くらいの湯舟は空の状態になっていて下水の匂いが逆流してきている。壁のそこここに黒カビが生えてきている。その浴場の隅には場所に似つかわしくないパソコンが設置されていた。
ああ、まったく誰も掃除らしい掃除をしないから、と心の中で愚痴をこぼしていつも通り準備にかかる。
ここは、プレイが終わった後ポケモンたちの体を綺麗にする場所だ。先ほどの監視モニターで操作をするか、時間になれば自動的にポケモンが回収され、この部屋のパソコンへ送られてくる。俺の仕事はその送られてきたポケモンが穢された場所をすべて綺麗にして、もう一度お客様に出せるようにする。という役割も兼任している。本来はそれぞれ一人ずつやるはずの仕事だが、いつの間にか一人でやることになっていた。
軽く掃除をした後湯舟にお湯を入れる。入浴剤を入れてしまえば匂いはある程度分からなくなるので、結局カビ取りもしないままになってしまうのだ。
準備が終わり戻ると、ちょうどプレイが始まり出しているところだった。
9分割された映像の中でそれぞれのポケモンが部屋に入ってきた人間に奉仕を始めている。
その中でも俺は5番のイーブイに注目した。この子の顔は見た覚えがない。きっと新人で今日が初めてといったところだろう。これがたまらなく観ものなのだ、テレビの中のボタンをタッチして音声モードを5番に合わせてオンにする。
100Kg以上ありそうな肉厚のオタク面の醜男が下卑た笑顔を浮かべながら服を脱いでいる。その様子をただ震えながら見ているイーブイ、二人の会話が聞こえてきた。
「はぁ…はぁ…き、君が新人のイーブイちゃんかぁ、かわいい、ねぇ…」
「あ、あの、あなた誰?なんで服を脱いでるの?何をするの」
「ああ…はぁあ…何も知らないだね、た、たまんないなぁぁ、ぐふふ」
「あの、ご主人、ご主人はどこ?」
「ご、ご主人はいないよ…まぁ、今となっては僕がそのご主人様かな」
「え…」
男は遂にパンツ一枚となり醜く浮き出たセルライトを揺らしながらベットの上に上る。分厚い便底レンズの眼鏡越しになめずるように自分の体を眺めるその眼に、イーブイは戦慄を覚えベッドの端まで後ずさりした。しかし壁に背中が当たり、もう逃げられなくなる
「あの、あの…な、何する気なの?」
「ふぅ、ふぅう…み、見てもらったほうが早いよ…よいしょ」
「え、ひゃっ!」
自分につけられた最後の布きれをはぎ取るとその下から卑しく勃起した肉棒が飛び出してきた。先端部分以外は皮をかぶっていて、その先端からは透明な液体が流れだし、既に肉棒全体を鈍く照らしていた。初めてオスの性器を見たからか、あるいは匂いがひどいのか、
イーブイは嗚咽を漏らし、その異様な光景に目が釘付けとなった。
「うっ…そ、それって…」
「はぁはぁ…君の可愛い体を見てたらこんなになっちゃたよ…君もポケモンなら、この意味わかるよね」
イーブイにとっては雄の勃起したそれを見るのは初めてのことだっただろう。しかしその意味を理解したのか、身をこわばらせその顔や恐怖と絶望にゆがむ。これまで培われてきた生命の遺伝子がこれから自分に起こるであろうことを教えてくれたようだ。
「や、やだ…やだ!来ないでっ…あ!?」
イーブイは自分の四肢を身構え、体当たりの体制をとったがその瞬間首につけられた首輪が光り、全身の力が抜けてしまった。そのままぐったりとベットへ倒れこむ。
何が起こったかわからない、そんな表情を浮かべるイーブイに対し、男はまた下品な笑みをこぼす。
「え、あれ…なんで…?」
「ぐふふふふ…イーブイちゃん今何しようとしたのかなぁ、駄目だよご主人様に逆らっちゃ」
「え…」
「その首輪、僕みたいなお客に乱暴を振るわないようにポケモンたちにつけられるものらしいよ、下手に抵抗されたらかなわないものねぇ」
「ポケモンたちはご主人には逆らえない、そういうことだよ」
「そ、そん、な…」
「そんなご主人様に向かって体当たり、なんて、とってもいけない子だねイーブイちゃんは」
「そんな子にはおしおきしてあげないとねぇぇ…!」
「ひぃっ!きゃああっ!」
イーブイは体をつかまれ無理矢理仰向けにされる。男がイーブイの両足を大きく開くと、股座の、ほかよりも少し毛深い体毛の奥に、ぴったりと閉じた恥部を見つけた。その瞬間カメラに映る男の肉棒がビクンと震えた。
「ああ、ああぁぁああ…イーブイちゃああん」
「やっ!!いやあああああぁぁあ!!やめてっやめてぇええ!!」
ガバッと男はイーブイの恥部へ顔を埋める。指で閉じきった恥部を無理やりこじ開け中に鼻を突っ込み溜まった臭気を思い切り吸い込む。その感覚に悲鳴を上げるイーブイ。パタパタと両手足をバタつかせるがほとんど意味はない。男がイーブイの中で息をするたび肉棒もびくびくと痙攣し、先端から透明な液をこぼし始めた。
「ふーっふーっ!ああすごい、おしっこの匂いとメスケモの匂いしかしない…とっても純粋なケモノ臭だよ。本当に処女なんだね、高い金を払ってよかった…」
「ううっうああぁ…やだ、もうやだぁ…誰か…」
「はぁはぁはぁっもう舐めちゃうよ、んんんっ」
「っひい!やああっ!もう許してっあ!いやああっ!」
脂ぎった舌が自分の恥部を這いまわるその感覚に、イーブイの声の中に少しずつ嬌声が混じり始めた。メスとしての悦びを避けることはできない、これもまた遺伝子がそうさせているのだろうか。しばらくの間イーブイの悲鳴と嬌声と脂っぽい水音がマイクから響いてくる。その間に男の男根はさらに大きさを増し、青筋を立てるようになった。生意気にもその大きさは人の平均をはるかに上回っている。
ついに男は顔を上げる。そのころにはもうイーブイも抵抗をやめぐったりとベットに横たわっている。その顔は涙と鼻水でべとべとだ。男は取り出したローションを開け男根に塗り込んでいく。その様子をイーブイはぼーっと見ていた。
男はその最大限に膨張した自分の怒張をイーブイの幼い秘部へと突きつけた
「も、もう我慢できない!イーブイちゃん入れるよ…僕がイーブイちゃんの処女貰うからね!いいよね!う、うううっ!!」
「へ…ふぇ…?何…?」
男は自分の男根をイーブイの中へ入れようとしたが入り口とずれてしまったのか、ぬるりと外れてイーブイのおなかの上を這いまわった。何度かやるがうまくいかない。そのたびに自分の胸元まで突きつけられる肉棒を見て、再度イーブイの顔が戦慄に染まった。これが今から自分の体に入ってくるのだ。
「はぁはぁっご、ごめんねイーブイちゃん。僕も童貞だから、うまくいかないみたいだよ…でも大丈夫、もう見つけたから…ここ、ここにあるから、もう後は押すだけ…」
「ああっお願い待って…こんなのはいらない…お願いだからやめて…何でもしますから…」
「な、何でも?じゃ、じゃあ僕と結婚して!」
「…はぁ?」
「僕と結婚してくれてしかも子供も作ってくれるんだね?!う、嬉しいな、僕にお嫁さんができるなんて、ぐふ、ぐひゅひゅふふふふふふふふ!!!!」
「ひっひぃぃぃぃ…!」
これまでにないくらいに顔をゆがませて自分の肉欲のままに笑う醜男、恐怖のあまり声も出せないイーブイ、その間に立つ幾筋も青筋を立てた肉棒。
「は、入る!入っちゃうよ!うっううううう!」
「い゛!!ぁあああああ゛あ゛あ゛!!」
極太の肉棒がイーブイの処女膜を突き破り、子宮口をこじ開け、最奥の子宮の壁まで到達するまでほんの一瞬のできことだったが、三度メスの聖域を犯された激痛がイーブイに襲い掛かった。悲鳴が上がるほどの痛みが全身を駆け巡る。それでも肉棒は半分程度しか入っておらず、じくじくとした痛みで声を上げることもできない。それと対照的に恍惚とした表情の醜男は満足げにイーブイの頬をねっとりと舐めあげた。
「ひゅーっひゅぅう…イーブイちゃんの処女貰っちゃった…僕の童貞もあげたからおあいこだね」
「う…ぎ…ぁあ…」
「す、すごいよこれがケモノの膣…うごめいてて気持ちいい…たまんないよぉ」
「ゔ!いやあ゛…動かない、で…」
「む、無理だよ無理だよ…こんなに気持ちいいの我慢できないよ」
「うぎっ!がぁあ…いだい、痛いよぉ…」
うめき声をあげるイーブイに容赦なく腰のぶつける男、たるんだ腹の肉が腰を振るたびにリズミカルに揺さぶられる。体中から滲み出した脂汗が、肉がはじけるたびにぽたぽたとイーブイの体にしたたり落ちていく。接合部からは血が滲み、ピストンのたびにじわじわとあふれ出て、ベッドを赤く染めていく。イーブイはもはや抵抗することすら出来ず、痛みに顔をゆがませながらただひたすらに痛みに耐えていた。
その状態で数分経っただろうか。今度は逆に男のほうがうめき声を上げ始めた。
いよいよ絶頂が近いようだ
「ううっ!ぐひゅっ!うひゅうううう…!イーブイちゃん、もう僕逝っちゃうよ…」
「うう…何…?」
「い、今もう終わるからね、おなかの中に一杯子種を出して終わりにするからね…」
「え…な、かに…って?!」
ぐったりとしていたイーブイの体がはじけるように反応し、必死に逃れようとする。しかし醜男はそれをたやすく抑え込み、ダイナミックに腰を振り始める。最奥を突くたびにイーブイのおなかの上が持ち上がる。最初は半分しか入っていなかった肉棒が今や根元まで押し込まれていた。激しいピストンに再びイーブイは悲鳴を上げた。
「ゔぁあ!痛い痛い痛い!お願い…中だけはいやぁ…!」
「ああああぁ…ダメだよダメ、イーブイちゃんは僕のお嫁さんなんだから、元気な赤ちゃんを産まなきゃ、だから出すよ!一週間ため込んだ特濃精子行くよ!!」
「ああ゛!!いやだ、やだやだやだ!!ご主人助けてぇぇぇええ!!」
「うぐっんはぁあああ!逝くよ!孕め孕め!」
「い、いやあああああぁあ!!」
「ぉお、おおおおおぉぅうう!!」
「っっ!!!!」
体の中の内臓すべてが持ち上がるかと思うほどの衝撃がイーブイの中に走ったと同時に、体の中に何かが流れ込んできた。男は汗を飛ばしながら体をぶるぶると震わせる。みるみるうちにイーブイの体内は満たされていき、血を含んだ接合部のわずかな隙間から噴き出していき、お互いの体を汚していく。数分間の間、男はイーブイの中に噴射をつづけた。ようやく収まるとゆっくりと腰を引いていく。栓が抜かれた秘部からは洪水のようにせき止められていた精子がこぼれ出した。その様子の一部始終をイーブイはぼんやりと眺めていた。その眼にはもうすでに生気は残っておらず、うつろな表情を浮かべ何かうわごとをつぶやいている。
「あふぅ…ふひゅ、ふう…ああ、すごい良かったよイーブイちゃん。こんなにたくさん出たの初めてだよ、こんなにいいお嫁さん貰えるなんて僕は幸せだなあ」
「…」
「うひゅひゅ、ね、ね、ちゅうしようか」
「…」
醜男は再びイーブイに覆いかぶさりその唇を奪う。もはや反応すらしなくなったイーブイはただただされるがままだ。唇の周りをべろべろと舐めまわされてもピクリともしない。
やがて醜男はイーブイの全身を舐めまわし始める。耳の裏や脇の下など匂いの強そうな場所の香りをかぎながら恍惚の表情で舌を這わす。しぼみ始めていた肉棒に再び青筋がたち始めていた。
「あああ…凄い、イーブイちゃんの体から女の子の匂いがするよ、うひひ、僕のこと誘ってるの?」
「…」
「ま、まだ時間10分くらい残ってるから、もう二回くらいできそうだよ。今度は体にかけてあげるからね、いつまでも僕の匂いが残って、僕のことが忘れられなくなるくらい、たっぷりとね、うひ、ぐひひひひひひ…」
醜男は、今度はイーブイをうつぶせにするとそのまま再度覆いかぶさる、そうして肉塊のような体を再度小刻みに揺さぶり始めた。
そこまで見て、ふと醜男の言ったあと10分の言葉が脳裏をよぎり、画面左上の部分に移る制限時間を見る。確かにもう10分を切っていた。
この時間はプレイの時間となっていて、これが切れると部屋に備え付けられた回収装置が作動する。ポケモンたちはちょうどモンスターボールにポケモンを戻すときのようにレーザーによって強制的に回収され、この風呂場まで送られてくるのだ。
どうやらこの醜男は一番短い60分コースを選んだようだ。ほかの部屋のプレイ時間を見てもどうやらここの部屋が一番最初に終わりそうだ。名残惜しいがそろそろじゅんびをしなくては。俺はいったん席を立ち、雨具のような撥水性の高い作業服に着替える。これもかび臭い作業着だが、これを着なければ始まらない。
我慢して作業着を着込み風呂へと移動する。準備を整えた段階でパソコンのアラームが鳴る。どうやら送られてきたようだ、パソコンを操作すると横の転送装置に光が放たれ、
画面の先にいたイーブイが送られてきた。その瞬間ひどい臭気が襲い掛かる。
イーブイはひどい状態になっていた。その匂いの中には酸っぱいような酢酸臭もする、おそらくはあの醜男の汗の匂いだろう。真っ赤に晴れ上がった秘部からはいまだに血とひどく粘性の高い白濁液が零れ落ちてきている。テレビで見たうつろな表情はいまだそのままだ。純真無垢な天使の毛並みは、醜い男の穢れきった精液によって見るも無残に汚されたご主人を信じていた純粋な心も粉々に砕かれた。どうにも、初っ端からひどい客にあたったもんだ。
「大丈夫か?今綺麗にしてやるからな」
「…じ…」
「ん?」
イーブイは何かぶつぶつと言っている。耳を傾けてみると
「ご主人…様…なんで…どうして…」
同じ言葉を、何度も何度も繰り返していた。ああ、やっぱりな。ここへ来たポケモン口をそろえて言う言葉だ。何でも何も、そういうことなのだが…まあ、信じられないだろうな
「諦めな、もうご主人には会えないよ」
「君は売られたんだからさ」
「…」
その言葉が届いているかはわからないが、ともかく俺は仕事に入ることにした。洗面器の中に水を溜め、特殊な溶剤を適量入れて泡立てる。この溶剤は人の体液を分解してくれる上にポケモンたちの体毛も傷つけない優れものだ。これを使って汚れたポケモンたちを洗浄する。次のお客様のためにもここは手が抜けない、スポンジに十分に泡を吹くませて、
丁寧にイーブイの全身を洗っていく。穢された場所を丁寧に、体毛を傷つけないようにやさしく体毛の向きに逆らわないように、この辺はブリーダーとしての基本的なケア方法だ。本来はこういうものに使う技術ではないが…
そう思っているうちに全身の掃除は終わった、イーブイで体も小さいからやりやすい。残った場所は一つ、もっとも汚れている膣内だ。
洗浄用具の中から一番小さい膣鏡を取り出す、いわゆるクスコというやつだ。通常この膣鏡の膣内に入る鏡体という部品は鉄板が筒状になっているものだが、この膣鏡は改造されていて、鏡体の部分が鉄製の網を筒状にしたものに変更されている、より膣内を洗いやすくするためだ。この膣鏡を、ローションを使って滑りをよくして、イーブイの膣内に挿入する。広がっているためかかなりスムーズに入った、きりきりとねじをひねり膣内を拡張する。膣内にはいまだ先ほどの醜男の体液がこびりついている、
ここの洗浄は、デリケートな部分なので手に溶剤を塗り、指で直接洗う必要がある。水を膣内に流し込みながら、丁寧に膣内を洗浄していく。少しずつ膣鏡もずらしながら洗い残しが無いようにする、しかしこの膣内洗浄、正直たまらない。何をやっても無反応なイーブイもここだけは違う。指が中を往復するたび膣内が閉まり網の隙間から襞のある肉壁が浮き出てくる。溶剤とは違うぬめりが指に絡みついてきてあたりにメスの香りが充満していく、実のところ先ほどの情事を見て、自分自身も限界まで勃起している。正直このまま彼女に襲い掛かりたいという気持ちでいっぱいだ。だけど、口惜しいが、堪える。
今日は先約がいるのだ、このことはまた今度ゆっくりと、な
一通り洗浄が終わり、水で全身を流す。隅々まできれいに泡を落として、バスタオルで拭き、大型のドライヤーで乾かせば…すべて終了、だ。
イーブイの体は見違えるほどきれいになり、体毛には艶が出ている。はたから見れば先ほどまで侵されていたとは到底思えないほど、美しさを取り戻していた。が
「ご主人…ご主人…たす、けて…」
心まではきれいにはならなかったようだ。いまだ壊れたラジオのように同じセリフを繰り返している。
「…だめ、か」
俺は棚の中から透明な袋に入った注射器を取り出す。袋を破り注射器を組み立てて、同じ棚の中に入っている薬瓶を取り出した。ラベルには精神安定剤と書かれている。ふたのコルクに注射器を刺し、適量を注射器に入れる。それをイーブイの首筋に注射した
「…う…ん」
強張っていたイーブイの体が弛緩すると、そのまま目を閉じ寝息を立て始めた。ひどく疲れたのだろう、お客が入るまではそのままにしておいてやろう…俺はイーブイをパソコンの転送装置に置き、再度パソコンを操作する。キーをタップすると再びイーブイは光に包まれ先ほどの部屋へと戻された。
新人の子はやはり人気がある、お客が付かないということはないだろうが、ほとんどは一週間も持たない。心が壊れてしまうのだ。完全に壊れてしまえば、何をしても反応がなくなりただ息をするだけの存在になる。そうなってしまうとお客が付かなくなってしまうので、残念ながら適切に「処理」されることになる。対外的には「病気で」ということで…
残念だけど、あのイーブイも同じ道をたどることになるだろう。
「…さて、お仕事お仕事…と」
パソコンからはまたアラームが鳴り始める。仕事中にじっくり考えている時間は、ない。

仕事がひと段落して部屋に戻ると、監視カメラの7番に目が留まる。どうやら彼女のお仕事がもうすぐ終わりそうだ。7番の監視カメラには中年太りの禿げた50代くらいのおっさんとサーナイトが映っていた、ベッドとは反対側の壁にサーナイトが手をつき、おっさんがバックで激しく突き上げている。たわわに実っている乳房はその衝撃で前後に大きく揺さぶられている、おっさんはその乳房をわしづかみにしてこねくり回す。サーナイトは痛みを感じたのか顔を上げて首を振る、おっさんはその様子に興奮したのかさらに激しく突き上げ始めた。俺はキーを操作して7番のマイクをオンにした。

「うっ…ん、ん!」
「あああ、あああサーナイトちゃんのおっぱい大きい…うちの嫁なんかと比べ物にならないよ…」
「うう、触ら、ないで…!」
「おうう…その眼、いいよ、そんな蔑んだ目で見られると、おじさん興奮しちゃうよ」
「んっいやぁ…ケダモ、ノ…!」
「そ、そうだよおじさんはケダモノだよ、だからもう、我慢できないよ!で、出る!おじさんの加齢臭精子、たっぷり出すよ!ぁぁああああ!」
「うぅっ!んんん!」
おっさんはこれまでにないくらい激しくサーナイトを突き上げると全身を震わせうめき声をあげた。恍惚の表情で天を仰ぐおっさん、目をぎゅっとつむり俯くサーナイト。ゆっくりとおっさんが腰を引くと接合部から白濁液がぽたぽたと零れ落ちた。おっさんは名残惜しいようにサーナイトの唇を奪い、そのまま舌を絡める。サーナイトも舌を絡めるがその表情に絶望感はなく、目に光が残っている、首輪の光は最後まで消えることはなかった。
彼女が今問題になっている娼婦ポケモンだ。
彼女のようなサーナイトは人間に近いため、非常に人気が高い。顔だちも体系もスペックは非常に高い娘だ、入った当初はうまくいけば人気ナンバーワンになれるかと期待されていた。精神を壊すこともなく、このまま一番の稼ぎ頭になるかと思われていた。しかし、入って数か月がたったのにいまだあまり客が付いていない。
「…なるほどな」
もう数分でサーナイトがこちらに送られてくる。準備をしておかなくては。
俺は洗浄用具とは別に、あるものを準備し始めた。彼女のようなポケモンをしつけるための調教用具だ。

「…お疲れ様」
「……お疲れ、様です」
目を背け、小さな声でこたえるサーナイト、彼女もまた全身を白濁液で汚している。120分コースだったためか、おっさんの匂いがすっかりと映ってしまっていた。太ももの間には先ほどのおっさんの子種があふれ出てきている。彼女と会うのはもう何度目かわからないがそれでも胸と股を隠し俯いていた。俺はふぅとため息をつき、サーナイトをシャワーの前まで誘導する。ほかのポケモンと同様、綺麗に汚れを落としていく。膣内も同様、膣鏡を挿入し、膣内へ指を入れる
「っん…ふ…」
網からはみ出す膣壁をこすると、彼女の下腹部はビクッと跳ね上がりお尻が高揚していく。
にじみ出てくる愛液は先ほどのイーブイとは比べ物にならない。溢れだした愛液は太ももの間を流れていき、強い雌香を放った。こぼれた嬌声は、堪えた声が思わず漏れだしてしまったようだ。思った通り、このサーナイトは感度も非常に高い、ああ、やはり彼女はモノになる、俺は確信した、彼女の心をうまくほぐしてやれば、必ずこのお店に貢献できる
ポケモンになれるはずだ。ここがブリーダーとしての腕の見せ所、
さあ、調教の開始だ。
お湯を使って泡を流し始める、いまだうつむいたままの彼女に話しかけた
「…仕事には慣れたかい?」
「…別に、慣れるつもりなんてありません…」
「入って数か月だろう?もうここの様子もわかってきたんじゃないか」
「…そんなの知りません、ご主人が迎えに来たらここともお別れですし」
「まだそんなことを…わかってるだろう?君は…」
「そんなのウソです、ご主人が私を裏切るはずありません。きっと迎えに来てくれます」
そうなのだ。彼女はあった時からずっとこの様子だ、元々忠義深いことで有名なサーナイトだが、売られたとわかっていても忠義を尽くす彼女は、特にその意識が強いのだろう。
それゆえ、余計に認めることができないのだろう。自分が見捨てられた、ということが。
だから彼女は俺たちにも決して屈しない。忠義を尽くすご主人以外には決して心を開かないのだ。それがプレイ内容にも出てきてしまっている。
「…店長から話は聞いてるだろ?君、お客様からいくつかクレームが上がってるのだよ」
「…覚えてません」
「今日みたいなお客様ならいいがな、対応が冷たいとか反応が悪いとか、首輪が光りっぱなしで怖いとかな…そういう声も多い、君はスペックも高いし、お店としてはガンガン押していきたいんだが、現状ではそうもいかないんだ」
「そんなのそっちの都合です、私はこの場所で活躍なんて御免なんです。汚らわしい人間に体を許すだけでも耐えきれないのに…これ以上は無理です」
「まあ、そうだな、だから今日、俺が呼ばれた」
「?よくわかりませんが、もう終わりましたよね?終わったのなら戻してください、少し休みたいので…」
「悪いけど、そうはいかない」
「えっ、ひゃあ!」
シャワーを止めて、部屋へ戻ろうとするサーナイトを後ろから羽交い絞めにする。脇の下から手を回し柔らかく実った乳房をわしづかみにする。手の第一関節から先が隠れてしまうほど強く揉みあげると、サーナイトは体を震わせ声を漏らした。
「ひぅ!や、やめてください!一体何を…」
「何ってわかるだろ?俺ももうたまらないんだよ…こんなでかいのぶら下げて…我慢なんかできないって」
俺は勃起した自分のモノをズボン越しにサーナイトに擦り付ける。手のひらで転がる柔肉房を、鼻息を荒くして楽しんだ。意味を理解した彼女はキッと俺をにらみつけ、同時に首輪のランプが点灯する。
「人間って…みんなそう!私たちのこと、ただの欲望のはけ口としか見てない!ほんっとに最低!あんたたちこそケダモノよ!」
「そんなこと言うなよ、交尾も悪くないもんだぜ?まだ君は知らないだけさ」
「あっ!や、触らないで…!」
俺はサーナイトの下腹部に手を伸ばし、太ももの間に手を突っ込む、サーナイトは反射的に太ももを閉じて抵抗するが、巧みに手を差し込んでぬるぬるになっているサーナイトの秘部を探り当てた。先ほどのやり取りでもう、ここまで濡れていたようだ。
「う、そ、そんなとこ、痛いから触らないで!」
「さて、はたして痛いだけかな?」
「っ!?んぐ…!!?」
膣口の上部にある突起物に触れ、痛みが出ないギリギリの強さでこするとサーナイトは
ビクンと痙攣した。何か声が漏れそうになったのかとっさに手を口に当て、驚いた表情でこちらを見た。
「どうだい、痛いかな?」
「な、一体何、をっひ!!」
「特別なことは何も、ただ僕はブリーダーだから、ポケモン同士で卵を作らせることも仕事の一つでね。ポケモンをその気にさせるために必要な知識を経験は一通り積んでいるんだ」
「ポケモンのどこをどういじれば、どう反応するのか」
「もちろん、サーナイトのこともね」
「さ、はじめようか」
「っ!!!っ~~~~~!!!」
サーナイトの膣内へ人差し指から薬指まで挿入し、それぞれの指で感度の高い場所を集中的に刺激する。親指も人間でいうところのクリトリスを万遍なく刺激していく、サーナイトは両手で口を押えて意地でも声は出さないつもりだ。しかし体には如実に効果が表れている、膣内には蜜ツボのように愛液があふれかえり、ちゅぐちゅぐと水っぽい音が風呂場の中に反響している。独特の白い肌も高揚してピンク色に染まってきている、あれほどぴったりと閉じていた両足も少しずつ開かれていき、手のひらから零れ落ちた愛液が床へ零れ落ちあたりにメスの発情臭が広がっていく。
うごめく指に反応してちぎれそうなぐらいきつく膣内が引きしまる、しばらくの間粘っぽい水音とメスの激しい息遣いが風呂場に響く。ややあってサーナイトの腰が大きく震えた
「ん!!!~~っ!~~~っ!!!」
何段階にもわたって膣内が引き締まる。どうやら彼女は絶頂に達したらしい。びくびくと腰を痙攣させ、噴き出した愛液がパタパタと床へ零れ落ちる。
目を潤ませて全身を桃色に染めながら甘い吐息をこぼすその姿は正直たまらない。
しかし湧き上がる激情を必死に抑える。何せ彼女はまだ「軽く」絶頂に達しただけなのだ。
ここからが本番だ
サーナイトはひとしきり快楽の反芻が収まると、息を切らしながら床へとへたり込みそのままこちらへ瞳を向ける。いまだ強い意志の光は失われていなかったが、その瞳の奥には潤みがにじみ出てきていた。
「どうだ?本当に絶頂に達したのは初めてだろ」
「…」
サーナイトは首を振り、そのままうつむいた、自分の感情を必死にごまかそうとしている。だがこの状況での沈黙など、肯定に等しい。
俺も彼女と同様に座り込み、再度背中から手を回す。両手で再びサーナイトの乳房を弄ぶ。先ほどのように抵抗することはなく、少し力が抜けてきている。首筋を舐めあげるとびくりと体を震わせた。少しずつ、彼女の体がほぐれてきているのが分かった。
「…腰」
「ん、なんだって?」
「腰に、当たってます」
意識していたわけではないが、自分のモノがサーナイトの腰に押し当てられていた。乳房を揉むたびにびくびくと痙攣し、先端からは先走りがもう溢れかえってきているのがズボン越しにもわかる。
「…そんなに私が欲しいのならどうぞ、早く済ませてください」
そういうとサーナイトは俺のほうに向き直し、その足を自ら開く。すっかり愛液にぬれたその秘部からは風呂場の熱気とは毛色の違う熱気を感じることができた。顔は相変わらずのしかめっ面だが、それとは対照的なオスを誘うその桃色の女体。その絶妙なギャップが自分の中の獣をどうしようもなく触発してくる。だが、まだだ、俺だけでなく、彼女の中に眠る獣を目覚めさせなければ…俺は服を脱ぎ捨てて、自分の雄をさらけ出す。自慢できるほどのモノではないが、それでも重力に逆らう程に勃起したそれは雄の猛りを感じさせた。サーナイトは俺のモノを一瞥するとより眉をひそめて目をそらした。
「…さっさと終わらせてください、疲れてるんです」
「ああ、遠慮なく、と言いたいところだが」
「?」
「メスはオスにご奉仕するものだよ、さ、こいつを舐めてくれ」
「えっ…ぅうう!!」
俺は勃起したそれを彼女の鼻先に突きつける。その匂いに充てられたのかサーナイトは嗚咽を漏らす。アンケートにもあったことだが彼女はお客様への奉仕を極度に嫌う。自分のことを犯されること自体には何とか耐えることもできるが、自らほかの人間に奉仕するなど考えられないのだろう。自分に仕えるべき主人がいるのならなおのこと、てわけだ。
ここの意識から調教しなければいけないな
「こ、こんなの舐めるなんて、できません!」
「どうして?」
「こんな汚くて臭いものを舐めるくらいなら死にます!膣なら貸しますし、出してもいいですから、早くすましてください…!」
「そういうことを言うなら、仕方ないな、こいつを使わせてもらおう」
俺はそういって、二つの卵形にかたどられた手のひらサイズの球体を取り出した。ここ最近仕入れた、プラスチック製ワイヤレスのロータだ。先端には3㎝くらいのコードが付いている。中に入れても取り出しやすいように考えられたものだ。
「な、なにを…んっ」
一つをサーナイトのクリトリスの部分に張り付け、もう一つを膣内に入れる
その状態でリモコンを二つ、両手に構えた。
「これ、なんですかっ?一体何を…」
「新世界を見せてやる、覚悟しな」
「えっ、っぁあ!あんっ!」
無機質な機械の振動音が響くと同時に、これまでにない甘い声で鳴き声を上げた
先ほどと同じように口を押えるが連続して襲い掛かる快感に歯止めが効かない、溢れ出した嬌声が風呂場に響き渡る
「ぁああっ!やぅっ、なに、これ…んんんっ!」
「これはローターってやつだよ。いわゆる大人のおもちゃさ」
「これもブリーダーには必需品でね、この文明の利器とブリーダーとしての豊富な経験があれば、どんなメスも見たこともない新世界を見せてやることができるのさ」
「ひぃ…ひぃいあっ!やめ、やめて…」
「おいおい、まだ弱の設定なのに弱音を吐いてどうするんだ?さあ、少しずつ中にしていくぞ」
「あっ!ぁあああっ!だめ、だめぇええ!」
もはやこれまでの毅然さは一瞬にして吹き飛んでしまったサーナイトは、機械の無機質で執拗な攻めに抵抗することすら出来ない。巧みに強弱を繰り返すローターは湧き上がる快感を寄せては返す波のように徐々に大きくしてサーナイトに襲い掛かる。あっという間に絶頂まで辿り着いた
「あっ!!!~~~~ぁああああ゛あ゛!!」
先ほどと同様、愛液を迸らせながら全身を震わせる。その表情はすっかりほぐされ瞳も快楽にうるみ切っている。彼女の中ではもう津波のように大きくなった快感が駆け巡っているだろう。しかしこれでもまだ、メスとしては軽く逝っているだけなのだ。ここから設定を強まで上げていく。彼女を連続で絶頂に導き、連続で津波を巻き起こす、そうして初めて新世界の深淵が見えるのだ。
「あ゛あ゛っ!もう止めて!おかしく、おかしくなっちゃぁっ!あひぃいいい!」
「おかしくなっちまえ、脳みそが吹っ飛んでもう戻らないくらい、快楽の深淵まで行ってこい」
「いやっ!やあああ!こわい、こわいよ、は、ぁあああ!!」
サーナイトは風呂場に嬌声を響き渡らせながら、連続で絶頂に達する。そのたびに体を震わせ、自身の愛液を迸らせる。既に風呂場の中は彼女の香りでいっぱいになっていた。何度目の絶頂かわからなくなったころ、にわかに彼女の声が今までにないくらい甘く甲高い声に切り替わった。体をのけぞらせて天を仰ぎ、下腹部の痙攣が始まる。彼女の中に怒涛の大津波が押し寄せようとしていた。
「ひっ!!ぁああああ!く、来る、何かが来ちゃうよっ!」
「いいんだ、受け入れろ。羞恥心も義侠心も全部その快感に押し流してもらえ」
「ひいぃ!や、ぁああああああああ!!!」
ローターの振動を最大にした瞬間、サーナイトは大きく体を上下させた。と同時に秘部から大量の潮が噴き出した。勢いよく飛び出した潮は風呂場の床から壁、俺自身にも飛散した、生暖かい雌の熱気があたりを包む。
潮吹きが収まると、サーナイトは体を痙攣させながら床へへたり込んだ。開きっぱなしの口からは甘い吐息がこぼれている、強い意志を感じていたその瞳ももはや虚ろなものになりぼんやりと虚空を見上げている。大きく開かれた股の中心には開閉を繰り返す膣口が糸を引いていた。時節体を震わせているところを見るといまだ快感の波は収まっていないようだ。快楽の大津波に飲み込まれた彼女は、今やこれまで自分を抑え込んできた忠義深夜義侠心、そういった鎧はすべて押し流され、残ったのはむき出しの本性だけ。
俺はズボンをすべて剥ぎ取り、彼女を抱き寄せる。うっとりとした表情のサーナイトの唇を奪う。サーナイトも抵抗なく受け入れる、両手に持ったローターのコントローラーを置き、両手で乳房を愉しむ。既に乳首も限界まで立ち上がっていて、指先でこすると、サーナイトは肩を震わせて甘い声を漏らした。期待通りだ、もう彼女は拒むことはできないだろう。俺は再び立ち上がり、先ほどと同じように彼女の前に自分の欲望を突きつけた。
「あ…」
「どうすればいいか、わかるな?」
「…は、い」
サーナイトは先ほどとはまるで違う反応を示した。スンスンとオスの匂いを愉しみ、熱のこもった舌で俺の一物を下から上へ何度も舐め上げる。亀頭の部分に何度もキスをして、
口の中へ肉棒を導いた、のどの奥まで押し込み、ゆっくりと引き戻す。その際舌をらせん状に絡めて根元まで万遍なく愛撫してくる。
やはり思った通りだ、このサーナイトは以前から人間との性行の経験がある。おそらくは自分の主人と、だ。確信はなかったがそう考えれば、これまでのことに説明がつく。ここでの生活で心がおれなかったこと、感度もほかのポケモンに比べて高いこと、何より今ここで発揮されているテクニック、すべてに納得がいく。もともとかなりの熟練だったということだ。
そうこうしているうちに、自分の限界が近づく。うっとりとした表情で奉仕するサーナイト、もうたまらない、俺はうめき声をあげた。
「ううっ!いいぞ、このまま出すからな、しっかり受け止めろよ!」
「んん、んぐ、んんんっ!」
「ぐ、逝くぞ、いっくぅう!!」
「んぅうゔ!!」
あっという間に絶頂に達した俺は、容赦なくサーナイトの口に発射した。サーナイトは嗚咽を漏らしながらも必死に吐き出される精を受け止める。サーナイトは涙をこぼし、口の葉しかた精液をこぼす、行き場をなくした精液はサーナイトの中へ飲み込まれていく、苦しそうでもどこか心地よさそうに、のどを鳴らしてサーナイトの中に取り込まれていった
ひとしきり出し切ると、ずるっと口から肉棒が離れる。サーナイトはいまだ精の滴る肉棒を再び舐め上げ、残った精を吸い上げる。さも愛おしそうなその表情は一匹のメスの顔だった。
俺はサーナイトを抱き上げると、用意しておいたマットの上にサーナイトを押し倒す。もう我慢できない、今度は俺が欲望をぶちまける番だ。
何度もキスをして、彼女の上に覆いかぶさり大きく股を開かせる。入ったままだったロータを抜き取り、既に最大限にまで復活した一物を膣口に合わせる。クリトリスに設置されたローターはそのままに、コントローラーで再度スイッチを入れる。その瞬間、サーナイトがまた甘い声を上げた。
「あっ!あん…」
「さて、入れるぞ?我慢も限界だ…いいよな」
「んん…はい、来て、ください」
「いくぞ、うっ!」
「んんっ!!ぁぁああああぁぁんん…!」
ゆっくりと腰を沈めていくと、解れきった膣肉が万遍なく包み込んできた。愛おしいものを抱きしめるようなその抱擁に俺自身もうめき声を出してしまった。堪らず腰を打ち付ける、粘っこい水音と、メスの嬌声が響き渡った。最奥を突くたびにちぎれそうなくらい強く内側が閉まる、気を抜くとあっという間に達してしまいそうだ。ペースを落とし、大きく揺れるサーナイトの乳房を再度貪る。爪が食い込むほど強く揉むと、それに反応してまた膣が段階的に締まる。どうにも逃げ場がない、俺は少しサーナイトと話をして、時間を稼ぐことにした。
「あっ!あんっ!いい!すごくいいの…あああ!」
「はぁっ、はぁ、サーナイトお前、ずっと前から人間の相手してるだろ?」
「え、え…?なんで…」
「随分と手慣れているものな、数か月分の経験では説明が付かない」
「し、してません!そんなこと…」
「嘘いうなよ、わかってるんだぜ?」
「私は、ご主人とは、何も…」
「言わないならこうしよう」
「え、あっ!?」
俺は持っていたリモコンのスイッチを切り、ピストンも止めた。盛り上がっていた快楽が徐々に収まり始める、俺は少しずつ腰を引き、一物を抜いていく。
「そういうことならここまでだ、後はお預けな?」
「あ、あ…だ、駄目!」
「うっ、おおっ!」
サーナイトは反射的に足を使って俺を引き寄せる。再び俺は最奥まで辿り着き、彼女の鼓動を感じる。サーナイトは顔を赤く染めて俺をにらみつけていた。
「うう、いじわる…」
「…話してくれるか?」
「…」
サーナイトは少しずつ語り始めた。
「ご主人とは、もう数年前から、関係がありました」
「初めては、キルリアの時で、夜ご主人がいきなり襲い掛かってきて…でもご主人のことは大好きだったから、受け入れました」
「それからは毎日のように、ご主人は私を求めてきて、それはサーナイトになっても変わりませんでした」
「ご主人の子供を孕むことはできなかったけど、それでも幸せでした」
「でも、ご主人様はバトルに負けて借金を作って、私をここへ預けました」
「最初はすぐに戻ってくる、しばらくの辛抱だと、そう思って、辱めも我慢していました」
「でも、もう何か月もご主人は帰ってこない」
「見捨てられたんじゃないかって、不安で、不安で…夜も寝られなくって…」
「…でも、この不安を忘れられる時間があるんです」
「そ、それが…」
サーナイトはおもむろに腰をスライドした。肉棒が奥を突くと膣内が閉まり、肉襞が絡みついてくる
「あ…お客様と、交尾、してる時です…んっ」
「ほ、本当はずっと気持ちよかったんです。これまでのお客様も、今日のおじさんも、あん…」
「ご主人様に捧げた体を、ほかの人に許すなんて、駄目だって、そう思っても…」
「お客様に突かれるたびに、体は悦んで、忘れられるんです。不安も、悲しみも、その間だけは…ああっ!んっ!」
いやらしく腰をくねらせ始めるサーナイト。自分の中をかき分けてくる肉棒の感覚を目を細めて愉しむその姿はほんの数十分前の凛とした気風は完全にはがれおち、むき出しになった純粋なメスの本能が、ただひたすらにオスの猛りを求め、甘い囀りをこぼす。
徐々に激しく、大きく腰をスライドし始めるサーナイト。ぬちぬちといやらしい音とメスの嬌声が会話の端々に混ざりこんでくる。思わず俺もうめき声をあげる。
「あ、ああ!もう駄目!」
「うっ!?おおお!」
サーナイトはそのまま体を起こして、そのまま俺をマットの上に押し倒す。その衝撃で肉棒が抜けてしまった。あおむけのまま天を突く肉棒を、サーナイトはウットリとした表情で眺め、そのまま自ら自分の中へ導く。一番奥まで辿り着くと甘い溜息を洩らし、さらに自分から腰を振り始めた。
「う、ぐぐ!なんだよ随分積極的じゃんか」
「あんっ!ああっ!だって…あなたとの交尾すごくいいの…こんなに気持ちいいの初めて…」
「お願い、もっともっと…気持ちよくなりたいんです…このおちんちんで…ああ!」
「俺のおちんちんで?何をしてほしい?」
「ぁあん!もっと、もっとこのおちんちんで私のおまんこめちゃくちゃにしてください!!」
「よく言えました、さ、ご褒美だ」
「ひぁあ!!あああん!!」
俺はサーナイトの下から腰を突きあげ、縦に揺れる乳房をわしづかみにする。サーナイトも自ら腰をくねらせてオスを貪る。膣の最奥をつつくたびにサーナイトは強弱をつけて締め付けてくる。こちらもローターの強弱をつけつつ、リズムを変えつつピストンを打ち込む。お互いの熱情が絡み合い、お互いをみるみるうちに絶頂まで導いていく
「あああっ!すごい、すごいよっ!あんっ気持ちいい…!」
「どうだ、ご主人のよりいいかっ!?」
「あんっ!いい、ご主人のよりずっといいよ!大きくで、激しくって…あんっ!あああ!」
サーナイトの腰が浮きあがり、びくびくと痙攣が始まる。いよいよ絶頂が近いようだ。俺自身も我慢の限界だ。とどめとばかりに、激しく揺れる乳房を鷲掴みにしてこれまでにないほど激しく付きあげた。オスの怒張、メスの甘い囀り、激しい水音、それらが風呂場の中に響き渡る。
「うっ!ぐうう!も、もう行く、逝くぞ、サーナイト!中に…」
「あああっ!来て!来てください!私の中にぜんぶ…!」
「うっ!逝くぞ、ぐううう!」
「んん!ぁあああああああぁ!!」
俺は思い切りサーナイトを突き上げると、彼女の中に思いきり自分の猛りを解き放った。
「あああ…はぁあ、あああん…すご、い…溢れちゃう…」
噴水のように噴き出した精はみるみるうちに膣内を満たし、溢れかえってくる。サーナイトは俺が注ぎ込むたびに、絞り合げるように俺の一物を包み込み、最後の一滴まで残さず注ぎ込んだ。ようやく、噴射し終わると俺は彼女に体を預けた。彼女を俺を抱きしめ、自然と唇が重なる。しばし、お互いの息と水音が静かに交わる。
人肌より少し暖かい白濁液はお互いの体温を平衡にしていき、徐々にお互いの境界線がなくなっていくような、そんな心地よさをお互いの息が整うまで愉しんだ。

「さ、終わったぞ」
「ん…はい」
俺たちは少し休んだ後、再度汚れてしまった体を洗いなおした。先ほどと同じように体を洗い、クスコで膣内も洗い、バスタオルで水気を取る。違いがあるとすれば先ほどよりもお互いがずっと近い距離でお互いの体を洗っていたことだ
目が合えばキスをして、舌を絡めた。うっとりとしたサーナイトの表情はオスの怒張をたまらなく刺激する。さすがに3回連続とはいかず、自分の一物は下を向いたままだが、力が残っていたら間違いなくもう一度押し倒していたであろう。
足先まで水気を綺麗に拭き取り、顔を上げると再度サーナイトと目が合った。自然と唇が重なる。舌を絡めるキスを数分間愉しんだ。
「…あの、私決めました」
「…?何を?」
「もう少しここで頑張ります」
口が離れて、お互いの唇にかかった透明な橋が切れると、彼女はそう言った。吹っ切れたような表情で、頬を染めている。
「ご主人のこと、やっぱり見限ることはできません。こんなことになっても、やっぱり私のご主人さまですから」
「そっか、…そうだな」
「あなたが言った通り、お客様にはもう少し気を使って対応します」
「でも、いろいろと、辛いことが多い仕事ですから」
「また、ここであなたに甘えても、いいですか?」
サーナイトはその大きな目を潤ませて、上目づかいに俺を見てきた。その視線は先ほど向けられていた雌の、オスへ媚びる目だった。ああ、たまらない、彼女の中にあったメスの本能を完全に目覚めさせることができたようだ。俺は満足して、ゆっくりとうなづいた。
「ああ、いいとも。無理はしないようにな」
「…はい、ありがとうございます」
サーナイトは少し名残惜しそうに再び仕事部屋まで転送されていった。それを見届けて俺はふう、と大きくため息をついた。さすがに体を張る仕事だけあって疲れが一気に来る、俺は部屋に戻り、持ち込んでいたお茶を一気に飲み干した。椅子に座り、ようやく一息つく。ふと監視カメラを見ると7番にはすでにお客様が入っていてサーナイトが接客していた。先ほどと同じように、メスの表情をしている。
「どうやらうまくいったか、よかった」
「でも、やりすぎないようにしないとな…あいつみたいになったら叶わん」
ふと、俺の頭の中にあのポケモンのことが頭に浮かぶ。今日は2番の部屋のはずだが、
そう思い2番に目を移した。そこには一人オナニーをしている一匹のミミロップがいた。
極太のバイブをしゃぶりながら、二本のバイブを前と後ろの穴にねじ込み、両方を激しく動かしている。何度も体を痙攣させていて、ベットの上のシーツが水浸しになっている。
ああもうあいつは、またやっている…
そう呟いて頭を抱えると唐突にアラームが鳴った。どうやらほかの部屋でプレイが終わったようだ…さらに立て続けにアラームが鳴る。サーナイトの調教をしていた分仕事が遅れていたようだ。どうにも忙しくなりそうだ、俺は再び作業着を身に着けて仕事場へ戻った

それから、しばらくの間は仕事の連続だった。時間はちょうど9時を跨ごうとしているところだった。この時間帯が一番忙しくなる、次々を送られてくるポケモンを流れ作業のように洗浄して部屋へ戻していく、いかがわしいことをする暇もない、お金を払ってくれるお客様のためにきりきりと働く。ようやく一息つけるころにはすっかりと夜も更けて、時間も11時を回ろうとしていた。
一通り片づけをしていったん俺は、休憩部屋まで戻る。汗をぬぐい、再びお茶を一口飲み再度監視カメラの前に座る。一時はほとんどの部屋に人が埋まっていたが今はもうまばらな状態だ。俺は少しほっとして椅子に深く腰掛けてため息をついた、ようやく少し休めそうだ。
そんな俺の思考をかき消すように、電話のベルが静寂を切り裂いた。監視モニターのすぐ隣には小さなダイヤル式の古い電話が置いてある。これは、各プレイルームに備え付けられている電話とつながっている。基本的にはポケモンに扱える代物ではないので、お客様からかかってくることになる。とはいえ、めったなことではならないこの電話。思い当たる節があるとすれば…俺は再度監視モニターに目を向け、2番の映像に注目する。
そこには必死の形相で壁に備え付けられた電話を抱えるお客様と、そのお客様の一物にしゃぶりつくミミロップの姿があった。やっぱこいつか、そう思い俺は受話器を取った。
「はい、サポートルームです」
「あ、ああ!店員さん、ちょ!この子止めて、も、もう起たない…!」
「ああんお客様、そんなこと言わないで、すぐにおっきくしてあげますから」
電話越しに聞こえる声とモニター越しに移る映像がリンクして映る。お客様のうめき声が聞こえたかと思うと、画面には大きく頭を上下させて下を向いたお客様の一物をしゃぶる
お客様は天を仰ぎ、さらに大きく呻き声を会えた
「うううっ!だからもう起たないって!もう4回も出してるんだから…!」
「んふふ、私のテクニックはお店でナンバーワンですよ♥ちょっと前立腺を刺激すれば
男の子は何度だってよみがえるんです、お尻の穴、失礼しますね~」
「あ、ああああ!や、やめてくれーー!!」
俺はモニターを操作して強制的にミミロップを回収する。ようやく解放されたお客様は安心したように体を弛緩させ、床にへたり込んだ。
俺はお客様にお詫びをしてから、風呂場へと向かった。そこには全身に万遍なく白濁液を塗りたくり、生臭いオスの香りに包まれたミミロップが、こちらをにらんでいた。頬を膨らませ、俺のほうへ詰め寄ってくる。
「ブリーダーさん!どうして止めちゃうんですか!せっかく楽しんでたのに!」
「どうしても何も、お客さん嫌がってたじゃんか」
「でもあと5分も時間があったのに、それだけ時間があればあと一回くらい行かせることで来たんですよ?もう、勿体ない…!」
「そう思ってんのは君だけ、ていうか自分が楽しみたいだけだろ?」
「だってだって、あのお客さんへたっぴなんですもん!自分は逝くくせに私は一回も逝ってなくって…せめて最後くらい一回はお客さんちんぽで逝きたかったのに…」
「へたっぴ、てお前…」
「こうなったら、ブリーダーさんに気持ちよくしてもらわなきゃ、気持ちが収まりません!」
「てことで、んふふ…いいですか?」
ミミロップは俺の胸にすり寄ってきて、ズボン越しに俺の一物を撫で上げる。艶めかしく見つめるその瞳に少しドキッとする。
彼女は通常のミミロップとは違い、身長がかなり高い。通常120㎝くらいしかないミミロップだが、彼女は150㎝を超えている。体格もたわわに実り綺麗に整った乳房と、女性的なくびれ、体つきだけ見ればほとんど人間と変わらないくらいだった。いわゆる獣人のような体を彼女は持っていた。最近になってこのような、人の遺伝子を継承しているかのようなポケモンが増えている。一部ではポケモンが人間に孕まされたことが原因ともいわれているが、憶測の域を出てはいない。
ともあれ、彼女はそんな特異体質を持っているため、非常にお客様からの人気が高い。今日もこれでここに来るのは3回目だ。1回目、2回目は忙しくて話している間もなかったがようやく時間ができた。
ミミロップは俺の下腹部を探りながら、首元を舐め上げる。乳房を擦り付けて艶めかしく微笑むその顔はオスの欲望を膨張させた。疲れている体にみるみるうちに力が満ちていくのを感じた
「んふふ~ちょっと大きくなってきてますね~」
「ミミロップ…」
「ん…」
そのままキスをする。お互いの舌が絡む音がする。何も言わずともお互いの望むことが手に取るように分かった。俺たちの間にある特別な感情がそれを可能にしていた。俺たちは長い付き合いの中でいつしかお互いの心を許し合える中になっていた。
「ん…ふふ、相変わらず優しいキスですね…」
「それが好きなんだろ?」
「えへへ、ま、そうなんですけど…」
「じゃあそろそろします?」
ミミロップは立ったまま、右足を持ち上げて自分の秘部をまくり上げた。零れ落ちた前のお客さんの精子の上に新たに愛液が上乗せされていた。その姿はひどく艶めかしい、が
「その前に、ちゃんと体を綺麗にするぞ、雄臭くてかなわん」
「え~!このタイミングでそう言うこと言うんですか!?普通襲い掛かる場面ですよ?」
「ちゃんと洗ってからな、そのままにして跡が残って大変な思いするの俺だし…大変なんだぞ?精液に汚れた毛並みを綺麗にするの」
「ぷーっ!」
「ぷーじゃない、第一そんな生臭い状態で平気なのか?」
「え?そんな…こんないい匂いじゃないですか、生臭くてイカ臭くて…人間さんのエッチなにおい…」
「やだ…ときめいちゃう」
自分の体の匂いを嗅ぐと、ミミロップは目を潤ませて、足をすり合わせる。そのまま指を自分のスリットに滑り込ませて、肉壺をかき混ぜ始める。いやらしい声を上げて愉しみ始めるミミロップ。こうなると収拾がつかなくなる、俺はミミロップの肩を持ち、無理矢理シャワーの前まで移動させる
「わかったから、ちょっとおとなしくしてな」
「ああん、いけずぅ」
「はいはい、動かないでねー」
体をくねらせるミミロップを尻目に、俺は作業にかかる。全身に溶剤を振りまいて一気に泡立てていく。ミミロップは全身掛けに覆われているので時間がかかる、そのうえ体液が体にこびりついているとなかなか落とすことができないので、万遍なく彼女の体を磨いていく。特に乳房や股座は汚れがひどいことが多いので念入りに洗浄していく
「あっ…やん…ブリーダーさん、触り方、えっちいです…」
「仕方ないだろ?お前汚れすぎ、ちゃんと洗っとかないと、精液残っちゃうからな」
「あんっ…ウソウソ、楽しんでるくせに、またちょっと大きくなってきてますよ?」
「…ああ、わかったよ、俺ももう我慢が限界に近い、早く済ませようぜ?」
「ふふ、は~い、じゃあお願いしますね」
ミミロップは壁に手をつき、お尻を突き出した。使い込まれた秘部が顔をのぞかせる、したたり落ちてくる子種があふれかえり、メスとオスの体液が混じった匂いがした。ミミロップはその秘部を、両手を使って開き、こちらが入れやすいようにした。俺もローションを塗りたくったクスコを中にねじ込む。ミミロップは甲高い嬌声を上げて、頭をもたげた
ねじをひねり、膣内を開くと中に残っている子種が糸を引きながら零れ落ちてくる。
「んん…お客さんがせっかく出してくれた子種、溢れちゃう…」
「残しておいてもしょうがないだろ?ほら、綺麗にするから動くなよ」
「あんっ!でもそのままなら、人間の卵を孕めるかもなのに…」
「そんなわけないだろ、ほらじっとしてな」
水を流し込みながら、膣内を丁寧に洗浄していく。ミミロップの膣内はこするたびに肉襞が金網の間からせり出してくる。肉襞の痙攣と同調してミミロップは体を震わせる、体をそらして天を仰ぎ、嬌声を上げた。肉壁から滲み出す潤滑油は俺の手をすべからく濡らしていった。
「ああっ!!やぁあんっ!ブリーダーさん!いい!ほかの人と全然違うよっぁあ!」
「濡らしすぎだ、いつまでたっても洗浄がおわりゃしない…」
「だってだって、気持ちいいの、すごくいいっ!んああっ!逝く、逝っちゃうよ!!」
「ああもう、この際しょうがない、そのまま逝け!」
「あっ!ああっぁああああ!!」
ミミロップは体を大きくはねさせると膣内がぎゅっと狭まった。声にならない嬌声が風呂場に響き渡る。膣内の肉壁がクスコの金網から、波打つようにせり出してくる。金具がきしむほどの膣圧、膣口は激しく開閉を繰り返している。きっとこの中に自分がいたとするなら最後の一滴まで絞られているだろう…ミミロップが一息ついたのを確認してから俺はクスコを引き抜いた
「あん…すごい、すごく久々に逝かされたかも…」
「そうだな、でもこれからがお楽しみだろ、さ、早く体を流して、体を乾かすぞ」
俺はミミロップの体を、再度お湯を使って流し始めた。その作業中、ミミロップは俺の大きくなり始めたものを愛おしそうにずっと触っていた。

「よし、これでいいだろ」
「は~い、ありがとうございます」
ドライヤーのスイッチを切り、頬のあたりを撫でる。先ほどの汚れた姿はすっかりなくなり、全身を柔らかな茶色と白の毛並みで覆われた、美しいミミロップの姿が戻ってきた。雄臭いにおいもすっかり取れて、石鹸のいい香りが漂っている。ふわふわな体毛を取り戻して上機嫌なミミロップを抱き寄せる。ミミロップは少し驚いた表情を見せたが、すぐに艶やかな瞳で俺を見上げた。そのまま、自然と唇が重なる。お互いの唾液と吐息が交差し、いやらしい水音が響く。俺は彼女の乳房を、彼女は俺の一物をお互いに愛撫した。しばらくの間お互いの体を息が苦しくなるまで楽しんだ
「んは…ふふふ、ブリーダーさんもう、すっかり固くなってますよ?」
「ああ、おかげさんでな」
「んふふ、おっぱい触ってる間ずっとぴくぴくしてましたよ?ほんと、おっぱい好きですよね」
そういいながら、慣れた手つきで俺の作業着を脱がしていくミミロップ。ズボンをゆっくり下すとその中から俺の分身が顔をのぞかせた。すっかり青筋を立てたそれを見て、うっとりとした表情を浮かべる。
「わぁ、もうびんびんですね。私の体にこんなに興奮してくれて、嬉しい…」
「じゃ、ご奉仕しますね…」
柔らかな白い体毛に包まれた手で、ミミロップを俺の一物を包み込む。その感覚に俺のモノはビクっと反応した。ミミロップはにっこりとほほ笑んで、俺の一物を根元から舐め上げる。その愛撫に反応して俺は先端に透明な汁をにじませた。ミミロップはその先走り汁の匂いを嗅ぎ、目を細めるとそのまま肉棒全体を咥えこんだ。ねっとりとした愛撫に下半身全体が震える俺、ゆったりとかつ大胆な愛撫、静かな水音が風呂場の中に静かに奏でられた。
「ん…ん、ブリーダーさんの味、美味しい…先っちょから溢れてきますよ…」
「ぐ、相変わらず、良いテクニックしてるぜ、正直耐えられそうにない…」
「んふふ、じゃあ、今日はおっぱいで逝かせてあげますね」
そういってミミロップは先ほど俺が使っていたローションを自分の胸に垂らし始めた。適量を注ぐと、手でよくなじませる。
「お、おい…せっかく洗ったのによ」
「いいじゃないですか、どうせまた洗うんだし、それに好きでしょ、パイズリ!」
「う、まぁ、な」
「ふふ、じゃあ失礼しますね」
ミミロップはにっこりとほほ笑んで、俺の一物を大きな胸で挟み込む。ねとねとになった体毛とメス特有の柔らかい肉圧に包み込まれると、それだけでたまらずビクッと反応する。ミミロップは嬉しそうに微笑むと、ゆっくりと乳房を上下し始めた。絡みつく体毛とあたたかな肉房の感覚に加えて、ミミロップ独特のテクニックが合わさり、俺は見る見るうちに追い詰められていく。オスの悦びを示す透明な汁が先端からあふれ出て、それをミミロップは愛おしそうにそれをなめとった。
「ん、ふふ、いっぱい我慢汁が出てますよ?もう逝っちゃいそうなんですか」
「ううっ!ああ、もうだめだ、出すぞ!しっかり受け止めろっ」
「やん、もう早すぎですよ、いっぱいかけてください…」
「うぐっ!ううううっで、出る!!」
「や、ああっ!」
あっけなく俺はミミロップの胸の中でオスの雄たけびを上げた。噴き出した白濁液は勢いよくミミロップの頬に飛び散った。それ以外にも耳、瞼の上、肩、乳房にも万遍なくかかる。ミミロップはその間も俺の一物を胸を使って最後の一滴まで残さず搾り取った。ようやくすべてを出し切るときには、ミミロップの茶色の体毛は雄臭い白濁液で彩られていた。
ミミロップは胸にかかった俺の精液をおいしそうになめとった。
「あああ…ブリーダーさんの子種、すごく濃くておいしいです。そんなに気持ちよかったですか?」
「ああ、この前よりもずっとうまくなっているな、一体どこで勉強したんだ?」
「んふふ、だってお客様がみんな私のおっぱいで逝かせてほしいってせがむんですもの」
「期待に応えたいって気持ちが強くって、ニドクインの姉さんとか、いろいろな人から聞いて勉強したんです」
「はぁ、なるほど。しかしそれにしても、本当にエッチな子になったな」
「え~そんなことないですよう」
「何言ってんだよ、初めて会った時はもっと初々しかったのによ」
「もう、何年前のこと言ってるんですか!それに…」
「私をこんなになっちゃったのは、あなたのせいじゃないですか…」
「…そうだな」
そういって俺は彼女を抱き寄せて、再度口づけをする。ミミロップは目をつむって合わせる。お互いの舌が絡みあう音が響いた。
「…ね、ブリーダーさん、続きはベットの上でしましょ?」
「ん、ベット、てもしかしてあの監視室のベットか?」
「今日はちゃんとしたところでエッチしたい気分なんです、ね、行きましょ?」
「でもあのベットなんか黄ばんでて汗臭いからちょっと…」
「それがいいんじゃないですか、あんな人間臭いところでエッチするって考えただけで私、もう…」
「ああ、もうわかったわかった、オナニーするのはやめろ、ほら行くぞ」
「えへへ、そうこなくちゃ!」
ミミロップは嬉しそうに俺の手を取って、風呂場の出口へと向かった。

彼女は俺が初めて調教したポケモンだ。今から数年前、彼女と初めて会った時の様子はちょうど今日調教したサーナイトのようだった。同じように人間との性行の経験があり、人気も高い人型のポケモンというだけでなく、体つきまで人間そっくりというおまけ付き、絶対に売れると鳴り物入りで入ってきた。しかし、彼女は不器用の特性を持っていた。そのせいかそのテクニックはひどいものだった。お客に奉仕することができず、逆にクレームになることもあり、なかなかお客が付かなかった。
そんな彼女を何とかしろと、お上から俺に通達があったのだ。しかし当時の俺にはそんな経験はなかったので、考えつくことをすべて彼女の体に施した。
ローター、電マ、ディルド、拘束、目隠し、蝋燭、ありとあらゆる道具を駆使して体中の性感帯を開発し、何度も絶頂に導き、最後には自分自身の身を使ってミミロップの中を開拓した、閉めはいつも彼女の中にすべてをぶちまけた。その間には雄に対する奉仕するテクニックや話術も仕込んだ。何週間にもわたり、毎日のように彼女に調教を行うと効果は絶大だった。
男の匂いを嗅いだだけで体中の性感帯が反応し、あっという間に蜜ツボがメス汁で満たされ、妖艶に男を誘い、巧みにオスを絶頂に導く、淫乱ウサギが誕生した。
さらに驚いたことに彼女は自らさらなる調教を希望した。俺はその時には精神的にも強くなり仕事にやりがいを覚えたものだと、そう思っていた。
仕込みをすればするほど、彼女の実力は向上し遂にはお店でも3本指に数えられるほどの人気を博するようになった。それと同時に俺が仕込めることはなくなってしまった、それくらい彼女は仕事に熱心で、あらゆる技術をスポンジのように吸収してしまったのだ。
その日、いつものようにレッスンに着た彼女に、俺はもう教えることはないことを伝えた。
しかし彼女は首を縦に振らなかった
「…嫌です、今日もエッチなこと教えてください」
「嫌ですって…今言ったろ?もう教えることはないって、だから…」
「ダメですよブリーダーさん、私にここまでいろいろしておいて、やることがなくなったからそれで終わり、なんてひどいです」
「私がこんなになっちゃったのはあなたのせいなのに…」
「お、おい何を…」
「もっともっと、私にエッチなことしてください!」
「う、うわああああっ」
俺はこの日生まれて初めてポケモンから逆レイプされてしまった。俺の上に跨りそそり立ったモノの上で激しく腰を振るミミロップ、あっという間に彼女の中に俺は猛りを吐き出す。それでも腰をくねらせ、無理矢理に膣を絞め、さらに俺の前立腺を無理やり刺激して強制的に勃起させる。俺が悲鳴を上げても彼女は腰を降り続けた。そのとどまるところを知らないメスのどす黒い肉欲を目の当たりにして、ようやく俺は気づいたのだ。
ミミロップは仕事にまじめでも熱心でもなかったのだ、ただひたすらに自分の中に潜んでいた魔物が求めているものを満たし続けているだけなのだと、そしてその魔物を目覚めさせたのは俺なのだということに。
それからというもの、暇さえあればミミロップは俺を求めてきた。仕事の合間だけにとどまらず、昼間育て屋さんの仕事をしている時でさえ彼女は俺を誘惑してきた。実際、昼間に彼女を抱いたことも一度や二度ではない。使われていない倉庫の中で、あるいは敷地内のトイレの中、果てはほんの死角になっている建物の陰で、数年にわたり身を交わしてきた。
今日もまた黄ばんで汚れたベットの上でお互いの体をまさぐりながら舌を絡める。俺たちにとっては特別なことではなく、ほんの些細な、日常的なことだった。
「ん、んぅ…ブリーダーさんおっぱい揉みすぎ、痛いですぅ」
「嘘言うな、こんなに乳首勃起してるくせに」
「あん、乳首良い…もっと吸ってください…」
ぴんと立ち上がった乳首に俺はむしゃぶりつく。強く吸い上げてもミミロップは甘い声を漏らす。両方の乳首が赤くなるほど吸い上げながら乳房の柔らかさを存分に楽しむ。ミミロップは息を荒くしながら、俺の下腹部に手を伸ばすとその表情を曇らせた。
「ああん、ブリーダーさんまだ起ってない…まだ復活しないんですか?」
「無茶言うな、男は復活に時間がかかるんだ」
「ふぅん、それならその間に、私のこと気持ちよくしてください」
そういって彼女はベットの上に座りなおして大きく股を開く。太ももの間は他の体毛よりも少し毛深くなっていて、滲み出したメス汁が、その体毛の一部を濡らしていた。表面張力によって何本かの体毛がまとまり、その先端から愛液が滴っている。いまだに石鹸のいい香りのする彼女の下腹部からは、すこしずつそれとは違う香りが漂い始めていた。
「別にもう愛撫しなくてもいいんじゃないか?こんだけ濡れてればさ」
「だからもう入れてもらおうと思ってたのに、しぼんだままなんですもん」
「ブリーダーさんは変態だから、私のここの匂いと味を感じたら、びんびんになると思って♥」
「お前ほどじゃないよ」
「えへへ、褒められた」
「褒めてないよ」
「まま、そんなこと良いですから、私のエッチな気持ちを匂いと味でいっぱい感じてください…♥」
そういって、ミミロップは自ら自分の秘部を両手を使って開く。深い体毛の奥からはきれいなピンクの肉弁が顔をのぞかせた。ひくひくと開閉を繰り返すそこは、艶やかなメスの香りを醸し出している。堪らず俺はミミロップの股へ顔を埋める。いつもの彼女の濃厚寝雌の香りを楽しみながら、肉弁に舌を這わす。同時にミミロップは体を震わせ、甘い吐息を漏らした。使い込まれている肉弁を丁寧に舐め上げて、上を向きだした小さな突起物を優しく吸い上げると、さらにミミロップは嬌声をあげて、メスの香りがする愛液を分泌する。俺はそれを舐め上げて、さらにミミロップを責め立てる。
「あっあんっ!はぅう…ブリーダーさん、やっぱり上手、すごく気持ちいい…」
「もう蜜がこぼれて溢れかえってるぞ?もう逝きそうか」
「ああっ!んんん…ダメ、逝っちゃう…でもダメ…」
「ブリーダさんのおちんちんで逝かせてほしいよ…お願い、入れて」
「…本当に、淫乱でいけない子だ」
雌の濃厚な発情臭に充てられて、俺のモノは完全に復活していた。ミミロップを正常位のまま抱き寄せて、拍動を取り戻したそれを秘部へあてがう。その様子をミミロップは目を潤ませてウットリとした表情で見つめていた。
「やぁん…ブリーダーさんのこんなに大きくなってる…」
「もうたまんないよミミロップ、入れるぞ、」
「うん、来て…私の一番奥まで…んっ!ぁあああ…ぁあ」
俺はベッドにまで染みを作るほど濡れきった秘部に自分自身を埋め込んでいく。ミミロップの人とは違う温かさと絡みつく肉襞をじっくりと味わう。今日はいつもより良く濡れている、抵抗もなくスムーズにピストンを開始する。奥を小突くたびにミミロップは俺の一物を激しく締め付けてきた
「ああっ!あんっやぁ!すごいブリーダーさん!そこ良い!ぁああ!」
「ぐ、今日はすごいぞ、ミミロップ…うう、締まる…!」
「ぁん!あっ!だって、最近忙しくって…あんまりできなかったから…」
「でも今日は、こうしてエッチできたから、あんっ!嬉しくて…」
「ミミロップ…」
「ブリーダーさん、好き、大好き…もっともっと愛して…」
「…ああ、俺も、愛してる…」
ささやかれる愛の言葉に応えるように、さらに激しくミミロップを責め立てる。彼女が感じるポイントを的確に攻めながら、大きく揺れる乳房に吸い付く。ミミロップも既に軽い絶頂に達しているのか、激しく腰を震わせ、波打つように膣を絞め上げていく。痙攣する膣にもう我慢が効かない。激しくきしむベット、喘ぎと嬌声が入り混じったオスとメスの鳴き声、粘ついた水音、それらが絡み合い一つの音楽となっていく。二人が奏でる愛のセレナーデ。
「あっ!!ぁああ!んんぁあああ!!ブリーダーさん!もう、だめぇ!」
「うううっ!俺ももう…」
「あんっ!一緒、一緒にいこ?二人で一緒に…!」
「ああ、一緒に行くぞ、な、中に出すぞ…!んぐうう!!」
「あっあっああん!逝く、逝っちゃう!ぁぁあああああ!!」
「う…!!ぐうう!」
ミミロップの膣が一気に狭まったと感じた瞬間、俺の肉棒から白いパトスが迸る。何度も彼女の上で呻きながら、最後の一滴まで膣内に放出する。ミミロップもまた、甘く囀り声をあげながら、満たされていく感覚に身を震わせる。
「あああ…ブリーダーさん…凄く、ぴくぴくしてるぅ…」
「ああ…今日も、よかったぞ」
「えへへ…大好きですブリーダーさん、愛してます…」
「もっと、ぎゅってしてください…」
俺は、小さくあえぐ彼女を優しく抱きしめた。それにこたえるようにミミロップも俺の腰に手を回す。
時々わからなくなる時がある。ミミロップはこんなふうに愛の言葉を漏らすが、それは俺が仕込んだものだ。お客様と恋人のような雰囲気を作ること、それもソープポケモンとしての重要なテクニックだ。だから彼女の言葉は本物ではない、彼女にとっては俺もまた、自分の欲望を満たしてくれるお客様の一人なのだ。
それをわかっているから、俺だって彼女を、ただの…ただの性欲処理のために使っている肉便器、そう思っている。思っているはずなのに、
時々こうして途轍もなく、ミミロップが愛おしくなる。手放したくなくなる瞬間があるのだ。彼女の言葉を本物として受け入れてしまっている、もし本当に彼女が俺を愛してくれていたら、と妄想してしまう俺自身の心が何とも情けない。
そんな思考をめぐらしていると、一瞬世界が反転し、自分の体に衝撃が走った。どうやらミミロップに体をひっくり返されたようだ、見上げるとニッコリとほほ笑んだミミロップが妖しく俺を見下ろしている。
「んふふ、ブリーダーさん。そろそろ二発目いきましょ?」
「…復活早すぎだろ、俺もう足腰起たないし」
「でもこっちは元気ですよ?」
「う…」
ミミロップはその指で俺のモノをなぞる。一度絶頂にたどり着いた肉棒はそれだけで激しく反応した
「ふふふ!疲れてるのにこっちはびんびんですよ?そんなに私の中気持ちいいですか?…」
「…ああ、ミミロップの中凄くいいよ」
「…えへへ、嬉しい…疲れているなら、今度は私が動きますね…」
そういって彼女は俺の上に跨り、自ら俺のモノを体内に導き腰をくねらせ始めた。まだまだ二人の時間は終わりそうにない。

それから一時間、俺たちはずっと身を交わしていた。騎乗位で一発出し、しばらく休んでからまた、彼女の身を貪っている。3回目ともなるとさすがにすぐは逝けず、お互いの汗を飛ばしながらベットを揺らしていた。俺は激しく息を切らしながら、獣のようにミミロップを背面位で犯す、前後に揺れる乳房を爪が食い込むほど強く握り,激しくこねくり回す。
それに呼応するように、ミミロップは腰をのけぞらせて甘い鳴き声を上げる。そのたびに俺の肉棒が万遍なく肉襞に包み込まれ、視界に火花が散るほどの快楽が駆け巡る。リズミカルな水音が部屋の中に規則正しく刻まれる
「ああっ!んぁあ!ブリーダーさん、おちんちん、素敵…!」
「ミミロップ…ミミロップ…!」
俺はミミロップを抱きかかえるように身を寄せる。お互いの体を密着させたまま激しく恋を突き上げると、俺の肉棒はミミロップのさらに奥までえぐりこんだ。俺の本のすぐ目の前でミミロップは目を潤ませて快感に酔いしれている。その表情がたまらなく愛おしい、たとえ今この瞬間だけでも、この娘のすべてが欲しい。この体のすべてを自分のものとしたい。オスとしての純粋な欲望が爆発寸前まで大きくなっていた。
「ミミロップ…綺麗だ…」
「んぁ…え…?」
「こんなにも健気で…美しくて…お前こんなに、いい女だったんだな…」
「あ…」
「愛してるぜ…ミミロップ…」
「ああ…ブリーダーさん、嬉しい…!」
肩越しに俺たちは口づけをした、舌を絡ませ、上でも下でも一つとなる。はげしい水音はより一層ハードになり、もう我慢が効かない、お互いの体が激しく痙攣を始める。
「うっ!ぐぅ、ぁああ!出る、中に行くぞミミロップ!」
「ぁあああ!来て、いっぱい来て!私も一緒に…!」
「ああ!一緒に行くぞ!ぅう!ぐうううう!」
「ぁあああ!逝く!逝くううう!ぁあああああああ!!」
ミミロップの最奥を思い切り突きあげると同時に、肉棒が引きちぎられるほど強く膣内が引き締まった。同時に俺はこれまでにない大量の精液をミミロップの中に注ぎ込む。ミミロップの膣は噴き出す熱い白湯に反応して、波打つように絡みつく。肉襞が容赦なく俺の白濁液を搾り取った
「ああああ…あん…まだ出てる…んん、素敵…」
「ミミロップ…」
俺は数分にわたり自分の体液を彼女の中に注ぎ込んだ。ようやく最後の一滴まで注ぎ込むと、糸が切れたように力が抜けてしまい、ミミロップごとベットへ倒れこむ。いまだ冷めやらぬ熱気に浮かされて、俺たちはまたお互いの体を絡め合い、口づけを交わす。お互いの熱い息を交差させながら、お互いの息を少しづつ整えていった。

ようやく、お互いの体の熱が冷めてくる。ミミロップは俺の胸に顔を埋めて小さく息をしている。俺はそんなミミロップを抱き寄せて、その頭を優しくなでる。ミミロップは心地よさそうな表情でその感覚を楽しんでいるようだ。その様子はまるで恋人同士のようだった、心地よい疲れと快感の余韻に思わず瞼が重くなっていく。
二人の呼吸する音以外は聞こえない、そんな静寂をミミロップが破った
「…ブリーダーさん、報告があります」
「ん…?」
ミミロップはその体をゆっくりと持ち上げて、アヒル座りで俺のほうを向いた。いまだ秘部からは俺の精液が漏れだしてきてベットに染みを作っている。俺はそんな彼女を寝ころんだまま見上げた。
「実は私、昨日ついに借金を完済しました!」
「…おお、マジか…!」
「えへへ、今日までの数年間、ほんとに長かったです…」
ミミロップははにかみながら、頬を染めた。俺も自然と笑顔になる。
この店に入ってくるポケモンは、たいていはトレーナーがバトルに負けて作った借金の形にされて売られてくる。この育て屋では入った時に売却金をいくらか渡されて、月々の売り上げのうちの半分をトレーナーの取り分として入金される。しかしその内訳にはポケモンの生活費や飼育費、いろいろと名目をつけた手数料が引かれて、届く金額は売り上げの2~3割程度なのだが。1プレイがどんなにかかっても1万円程度なので正直あまり稼げない。
トレーナーの中には数百万の借金を背負っているものも少なくないので、基本的にすべての借金を返すのには数年を要する。
ほとんどのポケモンはその数年の間働くことはできない。肉体的に、この仕事は非常につらい。病気にでもなれば治療費は自己負担だ、ポケモンセンターにかかればこれまで稼いだ分の金がすべて消えることも珍しくない。再起不能な病気をうつされることも、少なくない。それだけでなく精神的な面でも問題は多い。たとえ彼女たちのように屈辱に耐えられたものでも、数年という時間と回数によってたまりにたまった心の傷が、爆発してしまうことも、実際にあった。
ミミロップのように借金の完済をできる例は非常にまれなのだ。
「ははは…それは、よかったな。よく頑張ったぞミミロップ…」
「えへへへ…本当にここまでこれたのは、ブリーダーさんのおかげですよ」
俺の口から笑い声何ていつぶりだろうか。長いこと良いことなんてなかったし、元々感情をあらわにする性格じゃないが、一人のポケモンが解放される日に立ち会えたこと、その偉業に自分がかかわれたことが何よりうれしかった。こんな俺でも誰かの幸せのためになれるんだと、心が救われた気がした。
「それでご主人にもその話をして褒めてもらおうって思って、ポケモンセンター経由で連絡を取ろうとしたんです、いつ迎えに来てくれるのかとか、今ご主人の様子はどうなのかとか、いろいろ話をしたくって…ポケモンセンターの女医さんにご主人と連絡したいってお願いしたんです。そしたら」
「私、登録が抹消されてました」
通常ポケモンをポケモンセンターなどに預けた際その登録情報が記録される。その記録をたどっていけば、そのポケモンがどのトレーナーのモノなのか検索ができるシステムがある。迷子になってしまったポケモンなどをもとのトレーナーの下へ帰すために作られたシステムだ。しかしそこに登録データがないということはつまり
「私、捨てられちゃったみたいです」
俺の表情は固まった
「えへへ、借金がゼロになったその日にですよ?確認したらもう登録が抹消済みで、プライバシーの侵害とかで情報は開示できないとかって…その前の日にはまだ登録が残っていたのに」
「汚れて傷ついたポケモンはもう、用済みなのかなって」
「今まで頑張ってきたことって何だったんだろうって」
「ちょっと、辛くなっちゃいました」
笑顔のままそう語るミミロップ、しかしその瞳は暗く光を失い失意ににじんでいるように見えた。俺はかける言葉が見つからず、ただただ彼女の言葉を聞きとめる
「…ブリーダーさん、私、帰るところ無くなっちゃいました」
「私、どうしたらいいんでしょう…?」
必死に作った笑顔はもはや崩れかけ、目の端からはぽろぽろと涙がこぼれ始める。自慢の耳もすっかりと垂れ落ち、徐々にその表情が悲しみに包まれていく。大粒の涙がベットのシーツに透明な染みを作った。
俺はそんな彼女を思わず抱き寄せた。それでもかけるべき言葉が見つからない。
ミミロップは俺の胸の中で何度も鼻をすすり、静かに涙を流す。絞り出すように声をだした。
「…ブリーダーさん、もし、もしよかったら」
「私のこと、そばに置いてもらえませんか?」
「…!?」
俺は思わず、彼女の顔を見た。ミミロップは涙を流しながらも真剣な表情で俺を見上げていた。
「私、バトルも弱くて、個体値も低くて、不器用だし、何にも取り柄はないけど」
「エッチなことなら自信があります、いっぱいいっぱい、あなたのこと気持ちよくします」
「これからもエッチなことができるように努力もします」
「痛いのも苦しいのも我慢します」
「何より…この世界で一番、あなたのことが好きって、自信があります」
「だから…そばにいてもいい、ですか?」
俺の頭の中には、洪水のように様々な思考が駆け巡っていた。この期に及んでいまだかけるべき言葉が見つからない。わかっている、ブリーダーとしてここのポケモンたちに対する扱いは平等じゃなきゃいけない。こんな風に、誰か一匹だけを特別扱いなんて許されないし、会社だって許さない。そもそもポケモンと人間だなんて普通はあり得ない。世間体というものもある。こんなことをすれば俺の周りの人間が迷惑をこうむるのだ。
でも、自分個人としては?どうだ?決まっている、彼女のことが愛しい、この世界で一番、あなたが好き何てこっちのセリフだ。今すぐにでもこの子と一緒にこんなふざけた日常何て抜け出して、どこか遠くで、二人きりで暮らしたい。
ブリーダーとしての俺、人間としての俺の二人がせめぎ合い、思考がぐるぐると回る
ああ、この時の俺はどんな表情をしていたろうか。たぶん、とんでもなく困った表情をしていたのだろう。ミミロップは俺の顔を見て、自嘲気味な笑みをこぼした
「…なんて、冗談ですよ、ブリーダーさん」
「えっ」
「わかってます、ブリーダーさんは【ブリーダー】ですもんね…こんなこと言われても迷惑ってわかってます、わかってますから」
「あ…」
「大丈夫です、私野生に戻ることにしてますから…生まれた森に戻ろうって思ってます」
「結構遠いところなので、少し旅費と準備費用もいるので」
「もう少しここで働いていこうと思います」
「その時になったら、見送りくらいはしてくれるとうれしいかな、なんて」
俺は、ただ何もできずに彼女の搾り出した言の葉をそのまま聞き流しているだけだった。ミミロップは暗い表情のまま、ベットを下り、浴場へと向かう。
「あ、お、おいどこへ…」
「今日は、もう仕事を上がります。もう稼ぐ必要もないし、今日はもう遅いので…お客も入らないと思いますから」
「…多分、ブリーダーさんに抱かれるのは今日が最後だと思いますから」
「今日私に出してくれた子種、思い出に取っておきます」
「じゃあ、お休みなさい」
そういってミミロップは自ら浴場へ戻り、自分でパソコンを操作して自分の部屋へ戻ったようだ。部屋にはただ一人、俺だけが残された。
ごちゃ混ぜになっていた思考が戻ってくると、自分の愚かさ加減が分かってきた。自分がどうすればいいのかなんてわかりきっていたくせに、ただ一言、俺もお前を本気で愛してる。俺もお前と一緒に居たい。俺のそばにいてくれ。なんてことないセリフをただ、伝えることができなかった。
俺は結局自分の気持ちに向かい合えていなかったのだ。常識だの、世間体だの、誰かが決めただれか都合の鎖にがんじがらめになり、向かい合わなきゃいけないもの全てから目を背けた。なんてことはない、俺はポケモンたちを食い物にする屑な人間と一緒だったのだ。俺もまた自ら心を壊した愚かな人間の一人だったというわけだ。
「俺の…俺の…大馬鹿野郎!!」
俺は床を殴った、何度も、何度も何度も、拳から血がにじんでもなお殴った。手がしびれたらもう一つの手を使った。その手も痺れたら、今度は両手を使った。床に血がにじむほど殴りつけ、そのまま床へへたり込む。息を切らして涙をこぼした、どこまでも愚かな自分を許せなかった。俺の壊れた心は失意の海に沈んだ。

時刻は日付をすでに跨いで、一時間が経過していた。俺は手に絆創膏をいくつもつけて仕事をした。何匹かのポケモンからお誘いもあったが全部断った。とてもそんな気にはなれなかった。
さすがにこの時刻になると客足はほとんどなくなる。たまに酔っ払いが入ってくることもあるが、歓楽街からは離れているここでは珍しいことだ。今もほとんどの部屋の電気は消えている。唯一電気がついているのは1番のモニターだけだ。モニター越しには体格のいいニドクインと、若い10代の青年のようだ、入ったばかりらしく来ている服をニドクインに脱がされている。その表情は恥ずかしさで真っ赤に染まっている、それを見たニドクインはさも嬉しそうに頬を緩ませていた。
彼女こそ、ここの店のナンバーワン。この道20年という超が付くベテランだ、聞いた話に限ればここまで長くポケモンソープで働けているポケモンは他にいない。
ただ、そんなことは今の俺にはどうでもよかった。味のしないカップヌードルをすすりながら、ぼんやりと天井を眺める。時計が規則正しく時を刻む音を聞きながら、昔のことを思い出していた。俺がここへ入った当初のことを。

あの時の俺は今とは比べ物にならないくらい、やる気と希望に満ちていた。小さいころから感じていた人間たちのポケモンへの迫害、それからポケモンたちを守ることが自分の使命だと思っていた。必死の努力でポケモンブリーダーのライセンスを獲得して、ポケモン大好きclubの投資によって運営されている、ここの育て屋に就職した。
しかしこの育て屋での研修の際ここで見た実態は俺の想像をはるかに凌駕していた。表向きはポケモン愛護をうたっていながら裏でやっていることは、なんてことない、ポケモンへの迫害の助長だ。
この世の中は汚いことで満ちている。俺の認識はあまりにも甘かった、世の中は腐りきっていることをここへきてようやく知ったのだ。さらに甘いことに俺は、この研修の中で証拠を集めてからこのことを世間に公開しようなどと思っていた。その場ですぐに警察にでも駆け込んでいれば、何かが変わっていたかもしれないのに。
研修の最終日だ、俺は自分に与えられたロッカーの中に集めた証拠を隠しておいた、それを確認していると、俺は突然上司に呼ばれた、これが最後の研修とのことだった。俺は、上司に連れられて、育て屋の地下の一室に入れられた。その部屋には備え付けのベットが一つ、その上には彼女、ニドクインがいた。艶めかしい表情で俺を見つめるその表情に俺は面を食らって、一瞬動けなくなる。その一瞬のうちに俺は上司に後ろから突き飛ばされて床に体を打ち付けた。その隙に上司は俺の首筋に何かを打ち込み、そのまま出て行ってしまう。鍵の締まる音が後ろから聞こえた。何が起こったのかわからないでいると、俺の体の中に火がともった。抑えようのない激情が体を駆け巡り、全身の血液が自分の下腹部に集まっていくのを感じた。打たれたものは、ポケモン同士の交尾に使う発情剤だった。真っ赤に染まっていく視界の端に彼女の姿が映った。先ほどよりも妖艶な面持ちで自分の乳房を自分で舐め上げ、大きく股を開いている、ぬるぬるの体液が滲み出し、光を反射していた。そのあとのことはほとんど覚えていない、完全に赤く染まりきった俺の視界に映っていたのは、貪られるニドクインの体と頬を染めてあえぐニドクインの顔だった。俺は何度も腰を彼女の膣口に充てていたがうまく入らない、そんな俺を見てにっこりとほほ笑んだニドクインは自らの手で、俺の肉棒を向かいいれた。俺の童貞はニドクインの中に儚くも散った。
生まれて味わう女の体とその快感は全身を駆け巡り、俺はただのケダモノのように激しく腰を振った、ニドクインも甘く囀り声を出して、俺の欲望を受け止めていた。
あっけなく俺は、ニドクインの中に欲望のすべてを吐き出した。ニドクインは中に出されたのを感じると優しく俺の体を抱きしめた。
ひとしきり出し切っても、体の中にともった炎が消えることはなかった。休む間もなく俺は再び彼女の体を揺さぶり始めた。ニドクインもそれを黙って受け止める。
そんな生活が3日ほど続いた。ようやく俺は解放されるとふらつく体を引きずって自分のロッカーまで辿り着く。自分の荷物を三日ぶりにあけると、集めていた証拠はきれいさっぱりなくなっていた。代わりにDVDが10枚入っていた。それを再生するとその映像は、ニドクインにむしゃぶりつく一人の男の映像だった。ケダモノのようにニドクインを舐めまわし、腰を打ち付けている何とも醜い映像だ。まぎれもない、自分の姿だ。どのDVDも同じ内容だった。
つまりはそういうことだ、この育て屋は俺をここから逃がすつもりはないということだ。もしここのことをばらすつもりなら、この映像も一緒に暴露される。俺はもうすでにこの穢れた大人たちの一員なのだ。
俺はもはや、最初に持っていたやる気も希望もすべてを失ってしまった。残ったのは果てしなく続く失意の暗闇だけだった。膝をつき、がっくりとうなだれる。
そんな俺を抱きしめる誰かがいる。ニドクインだ。
「大丈夫よ、辛いときにはいつでも私に会いに来てね、坊や」
そうだ、彼女は俺にそんなことを言ったのだ。それだけは、はっきりと覚えていた。

「坊や…坊や…」
声が聞こえる、記憶の中に残る、優しい声。俺はこの声を知っている?
「お眠り坊や、起きなさい」
「ん…んん?」
「ふふ、やっと起きたわね坊や」
にじんだ視界の中に、青色の大きな顔が映っている。目をこすってもう一度見る。記憶の中に見たニドクインの顔があった。ニコニコと朗らかな表情で俺を見ている。目の前に大きな白い乳房が垂れ下がっている。これまで見たポケモンの中でもひときわ大きい。その乳房の間を中心に別の白色の生臭い液がへばりついている。きっとその自慢の胸を存分に使ったのだろうか…大きな手が俺の頭に触れて、そのまま優しくなでる。その優しくも暖かい感覚に心地よさとなぜか懐かしさがこみ上げた。
徐々に思考が戻ってきた俺ははっとして時計を見た。既に時刻は3時を回っていた。俺はいつの間にか眠ってしまい夢を見ていたらしい。
「う…しまった寝てたみたいだ…」
「ははは、びっくりしたよ。お仕事が終わってここへ来てみたらだれもいないんだもの
そしたら坊や、すっかりお眠り坊やなんだもの」
「ああ、悪かったよ…今準備するから待っててくれ」
「お願いね、もう体がべたべた…しっかり洗っておくれよ?」
ニドクインは自分の体にへばりついた白濁液を手ですくいとり、舌でなめとる。その何気ないしぐさにもどこか妖艶な雰囲気を漂わせる。、年齢のせいか少したわんだ乳房は重力に負けて少し下に垂れてきているが、それが逆に柔らかさを引き立て、若い雌とは違った艶やかさを醸し出している。
ポッコリとしたお腹の下にある秘部はすっかり使い込まれて、肉襞が外側へめくれ上がっているが、いまだ色褪せないピンク色で、今も膣口は開閉を繰り返し年季の入った雌香を放っていた

「ほら、これで終わりだ」
「ふう、さっぱりしたよ。やっぱりあんたはいい仕事するね」
ニドクインの体を隅々まで洗い、最後に洗い流す。体からは生臭さもすっかり消えて、ニドクインが本来持つ気品さが戻ってきた。ニドクインはふーっと大きくため息をつくとにっこりとほほ笑んで俺を無理やり抱き寄せる。たわわに実る肉房に俺の顔が埋まる
「ほら、いつものご褒美だよ、気持ちいいかい?」
「う、ああ…」
「ふふ、そろそろこっちも準備OKかしら?」
そういってニドクインは俺の下腹部を探る。しかし今の俺はとてもそんな気分ではなかった。俺の肉棒はいつもならすでに限界まで立ち上がっているものが、まったくの無反応となっていた。しぼんだままの肉棒を服越しに感じて、ニドクインはおどいたような表情を見せた。
「あら、大きくなってないじゃない?いつもならもうびんびんなのに…」
「もしかしてもうおばさんのおっぱいじゃ興奮しなくなったの?」
「いや、そういうわけじゃないんだ…今日は疲れてて…悪いけど…」
「…ふうん、どれっ」
「あ、ちょ!」
ニドクインは俺のズボンをパンツごとずりおろした。しぼんだままの肉棒をじっと眺めてスンスンと匂いを嗅ぐ
「この匂い…いつものミミちゃんと…これはサナちゃんの匂い?…まったく節操がないね」
「…仕事だよ、仕方ないんだって」
「ふふ、どうだか?でもこんなのいつものことでしょ?」
「何か、あったの?」
ニドクインは心配そうな面持ちでこちらの顔を覗き込む。俺はその表情を直視できず、目をそらして、ぶっきらぼうに返答した。
「別に…何もないよ、今日はお互い疲れてるだろ?」
「う~ん、確かにお疲れみたいだね、肩も凝ってるみたいだしね」
「ああ、だから今日はこの辺で…」
「よしじゃあお風呂に入っちゃいましょ!」
「…はぁ?」
突拍子もない話に思わず声が上ずってしまう、ニドクインは俺の体をぐいぐい押しながら湯気が立つ浴槽へと向かう。
「いいじゃないか、ほとんど浴槽なんて使ってないんだろ?疲れをとるにはお風呂が一番だよ?ついでにマッサージもしてあげるし」
「い、いや、いいって…そういう気分じゃ…」
「まさか、汗をかいたまま帰るつもりかい?そんな不衛生、お母さんは許しませんよ?」
「いや、お母さんって…」
「はいはい、いろいろ言わない!脱いだ脱いだ!」
あっという間に上半身も脱がされ、無理矢理浴槽へ入れられる。ニドクインもそれに続いて浴槽へ入った。
「ふう、やっぱり仕事の後はお風呂だね、疲れがお湯の中に溶けていくよ」
「ああ、なんでこんなことに…」
「ま、そうやって拗ねないの、あんたも気持ちいいでしょ?ほら、肩揉んであげるからこっちにおいで」
ニドクインの手招きにため息一つついて、俺なニドクインからマッサージを受けることにした。しばらくの間、お湯の温かさに身をゆだねる。確かにお湯の温かさは心地よい、少しだけ凝り固まっていた体と心がほぐれた気がした。ニドクインは丁寧な手つきで俺の肩を揉んでいる。これもまた気持ちいい、自分が疲れていたことを実感した。
その心地よさを感じていると、両肩に何か柔らかいものを感じた。ニドクインは自分の乳房を俺の両肩に乗せてきていた。
「ほら、これも好きでしょ?あたし特性のおっぱいサンドだよ」
「我慢できなくなったらいつでもおいで…」
そういいながら、再度マッサージを再開するニドクイン。時節肩に乗せた乳房で俺の顔を挟んでくる。頭の先まで包まれてしまうほどの大きさと柔らかさ、いつもの俺であればたとえ一度絶頂に達した後でも即座に一物は立ち上がっていたであろう。しかしやはり反応はない。マッサージをしつつ、ニドクインは何度か俺の肉棒を探るが、無反応な俺を見て、再度ため息をついた。
「本当にダメみたいね、やっぱり何かあったんでしょ?」
「いや、俺は…その」
「話してごらん?少しは気が楽になるかもよ?」
「…」
俺は、少しずつ語り出した。今日あったこと、ミミロップの告白のこと、そしてそれに答えられなかった自分の話を。ニドクインは縛り出すように語る俺の話を黙って聞いてくれた。その間、その手はずっと頭の上にあり、優しく優しくなでてくれていた。
「……そう、そんなことが」
「俺…どうすればいいのか、大人のくせによくわからなくて…情けなくて」
「あんなに苦しんでるあいつに何も言ってやれなくて…」
「結局は俺も、あんな汚い大人たちと一緒だったんだ…」
「俺、最低だ…ホント…」
「…坊や、おいで?」
「え、わぷっ!」
ニドクインは俺の体を後ろへ向かせると、そのまま俺を抱きしめる。胸の柔らかさだけでなく、ニドクインの温かさや、石鹸の香り、心臓の音まで聞こえてくる。困惑する俺を尻目に、ニドクインは俺の頭を再度撫でる。まるで自分の息子を愛でるかのように。
「な、何すんだいきなり…」
「坊や、あなたはそんな子じゃないわ」
「あなたはとっても優しい子」
「そのことはあたしが一番よく知っているわ」
ニドクインの言葉が、心に突き刺さった。
「いつだってあなたはポケモンのことを考えていたじゃない」
「仕事だからなんて嘘」
「ポケモンと人間なんて今時珍しくもない、DVDのことだって反故にしてしまえばいい」
「いつだって逃げ出せたのに、あなたはそうしなかった」
「なぜ?」
「見捨てられなかったんでしょ?私たちのこと」
「虐げられるポケモンたちを何とか救おうって努力をしていたの、あたしはちゃんと見ていたわ」
「あなたは間違っていない」
体だけでなく、自分の心が温まっていくのを感じた。こんな感覚は一体いつぶりだろうか。
「それに、どうしたいかなんてもう決まってるじゃない」
「…え」
「でもね、どうしたいかを決めてもそれだけじゃダメ、そのためにどうするのか」
「自分が今すべきことは何なのか」
「向き合うのはそこよ」
「常識だの、世間体だの、関係ないわ」
「心が求めるがままに生きてみなさい、坊や」
俺はいつの間にか涙を流していた。心の中に滞留していた感情があふれかえってきた、心の中が軽くなっていく。進むべき道に光が差した気がした
「ニドクイン…俺、俺は…」
「ふふ、そんな情けない顔しないの」
「ほら、私の胸の中でいっぱい泣きなさい。今ここでなら私が受け止めてあげるから」
「…うぅうっ!ニドクイン…!」
「辛かったね…大丈夫よ、大丈夫…」
俺は声を上げて、涙を流した。泣きながら何度も何度も嗚咽を漏らした。行き場のない怒りや悲しみを、大人はみんな抱え込みながら生きている。自分の中に押し込めるだけ押し込んで、見なかったとこにしたり知らなかったことにする。でもきっとそれでは耐えられないのだ。いつかきっと心が壊れてしまう。だからこそ人は拠り所が必要になるのだろう。
どんな形でも、自分の感情を、欲望を、吐き出せる拠り所が。
ようやく感情が収まってきた俺は、涙をぬぐい、ニドクインから離れ、湯舟の中に立ち上がる。その表情には曇りはもう残っていなかった。
「…ニドクイン、俺は決めた」
「俺は、ミミロップと一緒に生きていく」
「あいつのことを身請けして、ここから連れ出す」
「そんな金ないけど、借金をしてでも金を作る」
「あいつのことを、幸せにしてやりたいんだ」
「…ふふふ、よく言ったよ坊や、それでこそ男ってもんだよ」
「それにこっちもね」
「えっ…あ」
ニドクインは俺の下腹部へ視線を移していた。目を細めてうっとりとした表情を浮かべる。いつの間にか俺の一物は力を取り戻していた。いまや青筋を立てるほど痛々しく勃起している。
「ふふ、気持ちが晴れたと思ったらすぐこんなことになるのかい?ほんとうに節操がないねえ」
「うっ…こ、これはその…」
「まったく、もう…せっかくだから、おばちゃんの体で抜いていく?」
ニドクインは頬を染めて、湯舟からあがり、浴槽の端に座りこんだ。そのままゆっくりと両足を開いた。ふわりとメスの香りが広がる、既に使い込まれている肉弁はとめどなく愛液を垂れ流していた。妖艶な面持ちでぺろりと下をなめずる。思わず俺の一物は上下に振動した。
「う、いやでも…」
「女の子の前で告白するときに、ちんちん腫らしてたんじゃ格好がつかないよ?」
「それに、坊やのちんちん、さっきからずっとあたしの股座押してたんだよ…?」
「あたしも、もう興奮が収まらないよ…お願い、入れて…」
「坊やの大きなおちんちん、ここに頂戴…」
その身をくねらせて、イヤらしくオスを誘うその姿は、年季も相まってほかのどのポケモンよりも堪らなく艶やかだ。俺は無言のままニドクインに寄りかかり、そのまま自分の一物を肉弁の中へ押し込んだ。
「うっ!…ううう」
「んんっ!…ぁああ…はぁ…坊や、お帰りなさい…」
ニドクインは目を細め、うっとりとした表情で俺を向かいいれた。自分の子供が家に返ってきたときのようにやさしく俺の肉棒を包み込む。ミミロップやサーナイトと比べてゆったりとしているが、絡みつく肉襞はまるで意思を持つかのように、俺のカリ首や裏筋に容赦なく絡みついてくる。電撃のように上がってくる快楽に思わずうめき声をあげた。
「んふふ、おちんちんびくびくしてるわ。そんなに気持ちいい?」
「ああ…でも今日こそ先に逝かせてやるからな…」
「ふふふ、そう、楽しみにしているわ」
これまでニドクインを抱いてきたのは正直言ってミミロップよりも回数は多い。しかしこれまでかつて一度も彼女を先に逝かせたことはなかった。ニドクインは自分の持っているあらゆる技術が通用しなかった。生きている大蛇のごとく絡みついてくる彼女の膣内に俺のほうが耐えられないのだ。それが、彼女がナンバーワンを保ち続けている理由の一つでもある。
俺はニドクインに激しく腰を突き立て、大きく揺さぶられる乳房に吸い付く。ニドクインは激しく、かつ艶めかしく、甘い囀りをこぼすが、肉厚の膣内は無慈悲に俺の肉棒を締め上げ、あっという間に限界近くまで責め立てられていた。
「ああっ!ぁああん!ほら、もっと頑張って!んはぁあ!」
「うううっ!ぐっ!お、俺もう…!」
「あんっ!もう、早いわよ!そんなんじゃ、全然逝けないわっ!」
「うう、くそっこれならどうだ!」
「あっ!?んぁっああああ!」
ニドクインの腰をひきつけてやや上体をのけぞらせる。その状態で自分の肉棒を下から突き上げるように腰を振った。直接子宮口に肉棒がぶちあたり、ゴリゴリと音を立てる。
子宮口への情熱的な肉棒のキスに、ニドクインは体を震わせた。
「ぁああっ!んああっ!!これいい!すごくいいわ坊や!ぁあああ!」
「うう!!そ、そんなに絞めるな!」
「あああっ!だって、だって気持ちいいの…もっと頑張って…んんん!」
体位の変更は確かに効果があったが、しかしその結果膣内の締まりはさらに増し、逆にさらなる快感を俺に与える。わずかに残った気力すら、蠢く膣内にみるみる吸い取られていった。
「うっ!ぐううう!もう、もうだめだ!で、出る!」
「あん!ああぁん!だめ、駄目よ、もう少し、もう少しで…!」
「ダメだ!ああああ!出る!!」
「あああっ!もうっ!ほら、いっぱい出しなさい、おばちゃんの中に、いっぱい!」
「ぉお!おおおおっ!」
俺は雄たけびをあげて、ニドクインの中にすべてを解き放った。既に今日は何度もほかのメスに注ぎ込んでいるというのに、まるで何日も溜め混んでいたと思うくらい、大量の精子がニドクインの膣内に吐き出されていく。桃色に染まった乳房にしがみつきながら、何度もニドクインの中を侵食する。それをニドクインは愛おしそうな視線で見つめ、何度も俺の頬を舐め上げた。
「んん…んふ、いっぱい出てる…まだ出してるの?」
「ああ…ニドクインの中、絡みついてきて、すごく気持ちいい…」
「あん…嬉しい、最後の一滴まで絞ってあげる」
ニドクインの膣内は蠢くように肉棒に絡みつき、睾丸の中に残ったものまで絞りつくす。腰から魂が抜け落ちていくほどの快楽にしばらく俺は溺れる。
その快感はまさに極上で、すべてを出し切るころには、肉棒がふたたび硬さを取り戻していた。
「んん…すごい、もう大きくなってるわ…若いって素敵ね…」
「ふぅ…ふぅ、ニドクインの中、相変わらずすごいぜ…もう一回…」
「んふふ、甘えんぼさんね…今度は後ろからどうぞ…」
ニドクインはすでに限界まで立ち上がっている肉棒を引き抜き、そのまま後ろを向く。大きく実ったお尻にはムチムチとした、柔らかそうな尻尾が垂れ下がっている。その尻尾がぐっと持ち上がると再びめくれ上がった肉弁が顔をのぞかせる。先ほど注ぎ込んだ精子が逆流して、湯舟の中へ滴り落ち白の靄のようになってお湯の中を漂っていく。
ニドクインは肩越しにこちらに顔を向け、俺を手招きした。
「おいで、坊や…」
ニドクインはお尻を左右に振りながらイヤらしく俺を誘った。堪らず俺はニドクインに寄りかかり、自分の精子が滴る肉弁に再度自分を押し込む。温かいお湯に包まれていくような柔らかな感覚を再度感じた。
おれはたわわに実るお尻をわしづかみにして激しく腰を振る。肉と肉がぶつかる音が規則正しく浴槽に響く。
「んんっ!!ぁあ!あああん!いいわ!奥にあたってる…!!」
「ああ…し、締まる…うううう…」
俺の激しい攻めに再度悦びの声をあげ、先ほど以上に激しく締めつけてくるニドクイン。
先ほどよりは耐えることができるが、それでも駆け巡る快感に徐々に追い詰められていく。しかしそれよりも先に体力に限界が来た。さすがに今日はこれで3匹目、腰の限界が近い。
興奮とは裏腹に、打ち付けるスピードが弱まっていく。
その様子を見て、ニドクインはクスっと笑った
「ふふ、どうしたんだい坊や、疲れちゃったのかい?」
「はぁ…はぁ、言ったろ?今日は疲れてるって」
「情けないねぇ、ほら、ちょっと休みな」
俺はピストンを止め、ニドクインの背中で息を整える。お互いの体はつながったままでお互いの鼓動を共有し合う。俺は垂れ下がった乳房を両手で持ち上げて柔らかさを愉しむ。そんな様子をニドクインはウットリとした表情で見つめていた。お互いの目が合うと自然と唇が触れ合った。しばらくの間お互いの舌が絡み合う音が響く。
「…ね、坊や…聞いてくれる?」
「…ん?」
「本当はね…坊やがよければ、私、坊やの身の回りの世話をしてあげようって思ってたんだよ?」
「え…」
「あなたみたいに、本心からポケモンのことを愛してくれる人なら、もう一度身も心も、捧げてもいいな、て思ってたのに…ふふ、妬けちゃうわ、ホント」
「な、何言って…てか、もう一度って…?」
「ああ、あたしは一度所帯を持ってたことがあるの。それも人間とね」
「…んな、初耳だぞ?」
「話してなかったかしら?だから、ご飯のしたくもできるし、洗濯も掃除も一通りのことはできるわよ。もちろんこっちも、ね」
「うっ」
ニドクインはそういって膣内を絞める。突然の快楽に思わずうめき声をあげた。
「あなたは私の心にもう一度火をともしてくれた。あなたのためなら何でもしてあげるって思ってたのに…寂しくなるわねぇ…」
「…ごめん」
「ううん、いいの。あなたの選んだ人生だもの。あなたの思うがままに生きるといいわ」
「でも、せめて思い出を残してほしいわ」
「私のここにもう一度いっぱい出して」
「私にあなたの子を孕ませて…!」
それが比喩だとはわかっていた。ポケモンと人間では子供はできない。それはわかっていたが、語り掛ける雌の本能がオスの本能を呼び起こす。このメスに子種を植え付ける、その原始的な感情が、疲れ切った俺の体に最後の活力を与えた。再度お尻をわしづかみにして、ピストン運動を再開した。
「っぁああ!ああん!奥まで来てる!ああああ!」
「ニドクイン…!ううっ!ぉおお…!」
残された最後の力を振り絞って、自分ができる最大限の馬力で肉棒をたたきつける。接合部からはいやらしい水音と、激しくぶち当たる肉の音が鳴り響き、その速度がどんどん増していく。俺は揺さぶられる尻尾にしがみつき、それを支点にさらに激しく腰を打ち付ける。悲鳴に近いほどの嬌声をニドクインが挙げた。
「ああ!いいっ!これまでで一番いいわ!ああん!」
「ニドクイン…俺も、今までで一番いいぞ…!」
「あっ!はぁあ!ダメ…シェリンダ…」
「あ…何?」
「あたしの名前、シェリンダっていうの…!」
「あたしのご主人がつけてくれた名前…」
「今だけでもその名前で、あたしを愛して…!」
「ああ…そろそろ行くぞ、シェリンダ!」
「やっ!んぁあああ!」
もうすでに思考は真っ白になっていた。今目の前で快感にひたすらに酔う一匹のメスに自分の欲望をひたすらにぶつける。絡み合う二つの欲望が、あらゆる思考を飲み込む快楽となって二人を包み込んだ。気が付くともう噴火は目前まで迫っていた。
「ひいぃ!ぁあああ!い、逝く!逝っちゃうわ!もうだめええ!」
「シェリンダ…シェリンダ!逝く、中に行くぞっぉおおお!」
「んあぁああ!あなたっ!あなた来て!逝く、逝くううっ!逝くっううううう!」
ニドクインの子宮口を突破した瞬間、体中の水分がすべて搾り取られるような感覚が襲い掛かった。出ないはずの精子がとめどなくニドクインの中に注ぎ込まれる。伸縮を繰り返す膣内は注ぎ込まれる悦びに応えるように、今まで以上に絡みついてくる。子rにならない嬌声をお互いが挙げ、体を震わせた。お互いの体温と鼓動までもが一つになっているような感覚に、二人はしばらくの間酔いしれた。

二人の体が離れた後は、もはや一歩も動けないほどの疲労感と虚脱感に襲われ、そのまま湯船の中に体を縛り付けられた。二人は体をお互いに引き寄せて寄り添う。キスも愛撫もなかったが、お互いの体温や肌を感じているだけで、一つになっているような一体感をお互いが感じていた。お風呂の温度も相まってただただ心地よい、そんな感覚を味わっていると、ニドクインがクスっと笑った
「ふふ、坊やの子種があふれてきてる…本当に若いのね…二回目なのにすごく濃いわ」
「おかげさんで随分と、絞られたもんでな」
「うふふ、これなら坊やの赤ちゃん、産めそうだわ…」
「俺のって…人間の赤ちゃんか?…はは、冗談…」
「案外そんなことないわよ?あたし、実際産んでるしね」
「…は?」
とても信じられた話ではなかった。ブリーダーの俺でさえ、そんな話は聞いたこともなかった。ましてや人間とポケモンなんて本来はブリーダーとしては禁忌もいいところなのだから。だが確かに、絶対に孕むことはないという話も聞いたことはなかった
「嘘じゃないわよ?付く理由もないじゃないか」
「まさか、にわかには信じがたいけど…」
「まあ、長かったよ…あたしがご主人に身を捧げてから何年も毎日のように子種を注がれてやっと、だったからね」
「10か月、あの人の子を身に宿して、苦労して産んで、育てて…あの時は本当に大変だったけど、それ以上に幸せだったわ…」
「でもあの人が、事故でこの世を去ってからは…」
「ただのポケモンが人間の子供の母親なんて誰も信じなかったわ」
「それどころか狂っていると思われて、子供も取り上げられて、挙句こんなポケモンソープに落とされて…」
「愛する人と、息子を失って悲しむ間もなく人間たちの肉欲に晒されて身を穢される毎日」
「はは、あたしの人生も結構壮大だね…」
また、俺はかけるべき言葉が見つからなかった。でももう迷うことはない、自分が感じたままに言葉にすればいいのだ
「シェリンダ…もしよければ、俺と」
言いかけた言葉をニドクインが手で止めた。俺は口をふさがれ言葉を押し戻す
「ダメ、さっき言ったでしょ?あなたにはもう大切な人がいるじゃないか」
「こんなおばさんのこと、気にしちゃだめよ」
「な…そんな、おれは…」
「その言葉は、愛してる女の子のために取っておきなさい、ね」
ニドクインはそういって微笑んだ。その表情には悲しみも見て取れたが、それ以上に吹っ切れた顔をしていた。
「さ、すっきりしたなら、ミミちゃんのところへ行きなさい。女の子を待たせちゃだめよ」
「ニドクイン…でも俺、まだあいつを身請けする金も…」
「ちょっと待ってなさい」
そういうとニドクインは浴場の端にある配管の裏のあたりを探る。そこの壁が外れてその内側にわずかな空間が見えた。そこからビニール袋に入った何かを取り出して、俺に渡した。その中身は2束の札束だった。
「な、なんだよ、これ…!」
「これを使って、ここから逃げなさい。この店はあなたみたいな子がいていいところじゃないわ」
「何を言って…それに俺は、ここの…」
「あなたは十分に頑張ったわ、それはここに居るポケモンたち全員が感じていること」
「こっちのことは私が何とかするわ」
「もう、誰かの都合に合わせる必要はない」
「自由に生きていいの、あなたはね」
俺の目は、微笑むニドクインと重みのある札束を行ったり来たりする。言葉にできない感情に満たされる中、言葉を絞り出した。
「なんで、そこまでしてくれるんだ…こんな金、どうやって…」
「…ふふ、私はもう20年ここで働いてるからね、これくらいの金ははした金なの」
「それに坊やは、本当にお世話になったからね、その感謝の気持ち」
「…」
「ほら、うじうじしてないで、男なら胸を張って女の子を迎えに行きなさい」
俺はニドクインに無理やり後ろを向かされて、背中をバシッと叩かれる。その衝撃に前のめりに数歩前に進んでしまう。振り返るとニドクインは少し寂しそうな表情を浮かべていた。
「…その、ニドクイン?」
「ん、なんだい?」
「俺、孤児でさ、親の温かみなんて感じなくて育ってきて」
「親ってものも知らずに生きてきたんだ」
「それで、ニドクインに出会って」
「その、親ってのがいたんならきっとこんなのなんだろうな、とか思ってたんだ」
「…俺、変かもしれないけど、あんたのこと親みたいに思っていたんだ」
「だから、その…」
「ありがとう、母さん」
ニドクインは俺の言葉を噛みしめるように、何も言わずに何度もうなづいた。そのまま、踵を返し、俺は外へ向かう。彼女を迎えに行かなければ…服をもって浴場を出ていく。
浴場にはニドクインだけが残された。
「…ふふ、『みたいに』じゃないんだけどね」
一人残されたニドクインの独り言が、浴場の中に響く
「あなたに初めて出会ったとき、あなたの匂いを嗅いですぐにわかったわ」
「…私がおなかを痛めて生んだ子だもの、その子の匂いを忘れるわけないじゃない…」
「大きくなったわねぇ…本当に…」
「いってらっしゃい…私の坊や…」
ニドクインの頬を伝って一筋の涙が零れ落ちる。涙がタイルに滴り下りる音が空しく響いた

俺は2番の部屋の前まで来ていた。あいつはきっとまだここに居るはずだ。意を決して中に入ると、ベットの上で俯いていたミミロップと目が合った。
「ひゃっ!え、ブリーダーさん?!」
「…なんだよ、起きていたのか」
ミミロップは目を何度もこすり、再度顔を上げた。その眼もとには涙の痕が残っていた。
もしかしたら、あれからずっとここで、一人で泣いていたのかもしれない。ミミロップは無理に笑顔を作っていた。
「…えへへ、その、なんだか眠れなくて…」
「あの、何かあったん…」
ミミロップが言い終わる前に、俺は彼女を抱きしめた。ミミロップはびっくりしたように全身の毛を逆立てた。顔を赤くして目を泳がせる
「はひゃっ!え、え…ブリーダーさん…?」
「ブリーダーじゃない、俺はイヴァンっていうんだ」
「今度からはそう呼んでほしい」
「え、ええ?それって…」
「ミミロップ、俺のそばにいてくれるか?」
「これから先、ずっと」
「お前のこと、愛してる」
最初は驚いたような表情のミミロップは、徐々に目に涙を浮かべ、唇を引き締めた。そのまま泣き顔を隠すように俺の胸へ顔を埋めて、俺の背中に手を回した。
「…ホント?これ、夢じゃないですか?」
「夢がよかったか?」
「…ううん、夢じゃいやです…」
「私、でいいんですか?」
「お前じゃなきゃ、駄目だ」
「…嬉しい、イヴァンさん…」
しばしの間、抱き合ってお互いの体温を交換する。普段の交尾とは違うぬくもりがお互いの体を交差した。そのまま、お互いの唇が重なる。舌は絡まない、清楚で清らかなキス
こんなキスをしたのは初めてだった。
俺は持っていたモンスターボールを取り出して、ボタンを押す。手のひらサイズに広がったボールをミミロップの前に差し出した。
「ミミロップ、これに触ってくれ」
「今のお前は野生のポケモンとおなじ扱いだから、これに触れば俺のポケモンとして登録される」
「さ、ミミロップ」
「…」
ミミロップは、ボールを持つ俺の手をよけて、もう一度俺に抱き付いてきた。
「いりません」
「んな、いりませんってなんだそれ…」
「んふふ、必要ないってことです」
「私はイヴァンさんのお嫁さんですもの」
「お嫁さんはこんなボールの中に入りませんわ」
「私の居場所はここ」
そういってミミロップは俺の隣へ移動して、肩に寄り添う。目を閉じて頭を俺の形に乗せて、にっこりとほほ笑んだ。
「…わかったよ、俺のそばから離れるなよ」
「えへへ、どこに連れてくつもりなんですか?」
「…もうお前の身請けの手続きは済んだ。ま、書類と金置いてきただけだが」
「このまま、どこか遠くへ行こう」
「二人で静かに暮らせるところまで…」
「行く当てもない、放浪の旅、ですか…」
「怖気づいたか?」
「いいえ、あなたと一緒ならどこへでも…」
「…そうか」
俺たちは身を寄せ合ったまま、地上へ出る階段を上っていく。ここの階段を、他の誰かと一緒に上るのは、初めてのことだった。そのまま、地上への扉を開けた。その瞬間、柔らかな日の出の光と、さわやかな風が吹き抜けていく。これまで感じたことのない心地よい朝日だった。
「…さあ、行こうかミミロップ」
「はい、イヴァンさん」
行先のない流浪の旅に出る二人を、夏の澄み切った日の光が見守るようにアスファルトを照らしていた。

数か月後の冬の日、すっかり日の落ちてしまった田舎道を一人俺は歩いていた。前も後ろも左右もひたすらに広がる畑と田んぼ、どちらも収穫が終わってしまい、今やむき出しになった土が深々と降り注ぐ雪を受け止めていた。冷え切って赤くなった指先を温めるように息を吹きかける。あまり効果はなく、白く染まった息が零度以下の空気に溶けていく。
雪で塗り固められたアスファルトの上を何度も滑りそうになりながら、おっかなびっくりと家路を進む。
少し遅くなってしまった、あいつがむくれていなければいいが…
無慈悲に続いていた田舎道の終わりが見えてくると、ようやく自分の住むアパートが見えてくる。今まで住んでいたアパートに比べて古い、木造建築。1Rしかなく、台所も寝屋も一緒になっているような安い部屋。でもそこには、今までになかったものがたくさん詰め込まれている。
階段を上がり、自分の部屋の鍵を開けた。
「ただいま」
「あなた~お帰りなさい!」
「じゃあ、私にする、私にする?それともわ・た・し?」
「ミーナ、何言ってんだお前…」
扉の前には待ち構えていたかのように、エプロンをつけたミミロップが待っていた。そのまま、雪が付いたままの俺の体に抱き付いてくる。このセリフにももう慣れたものだ…
あれから数か月、俺たちは夫婦としての生活を送っていた。ミミロップにもミーナという人間と同じ名前を付けた。彼女も気に入ってくれている。
狭く寒い部屋に二人きりだが、不思議と辛いと感じたことはなかった
「おそい~心配したんですよ?」
「悪いな、今日は育て屋が忙しくってよ、クリスマスプレゼントに卵を送るってのが流行ってんだと」
俺たちは、遠くの町で暮らしていける場所を何とか見つけた。結局おればブリーダーなので育て屋に就職するしかなかったが、今度のところはまともなところだった。給料は安くなって住む場所も目よりひどくなったが、純粋にブリーダーとしての仕事ができる。それだけでも十分だった
「わ~体も手もすっかり冷えてますね」
「うふふ、じゃあ暖めてあげますね…」
ミーナはそういうとエプロンの端を寄せて乳房を取り出す。以前に比べて色づきもよくなり、少し大きくなった気がする。そのままエプロンのスカートもまくり上げて、壁に手をついて綺麗に整ったお尻を向けた。むき出しになった膣口の中には太いバイブが差し込まれていた
「私の中、暖めておきました…さっそく温まってください…」
「そっか、じゃあお風呂頼むわ」
俺はそんなミーナの肩をたたいて、荷物を部屋の中に降ろした
「え、ええーー!!この状況でそんなこと言うんですか!?」
「だって、風呂のほうが温まるし…とりあえずは風呂入って飯食ってからにして…」
「むむ~!ダメです!」
「ぐおっ!?」
俺は後ろから突き飛ばされて、敷きっぱなしの布団の上に倒れこむ。あおむけになった俺の上に、ミーナが抑え込むようにのしかかりをしてきた。
「イヴァンさん、私寂しかったんですよ…」
「こんなに遅くなるなんて聞いてなかったし…」
「このバイブだってホントは寂しくてしょうがなかったから…」
「お願いだから、これ以上一人にしないでください…」
うるんだ瞳で、こちらの体をなぞりながら俺を誘うミミロップ。こうされると本当にたまらない。みるみるうちに自分の下腹部に力がこもるのが分かる。まあこれだっていつものことなのだ、結局こうしなければ収まらない、この女はそういう女だ。
「ミーナ…わかったよ、待たせてごめんな…体の隅から隅まで、暖めてもらおうか」
「えへへ、そうこなくちゃ」
俺はミーナを抱き寄せて、逆に布団へ押し倒す。エプロンからこぼれる乳房が大きく揺さぶられた。奥まで入り込んでいるバイブを引き抜くと、ねとねとの愛液とミーナの甘い声、メスの艶やかな香りが漂う。
俺のモノもすっかりと立ち上がった。
「ああん、あなたったら…素敵」
「こうなったら、ただじゃすまないぞ…今日こそ孕ましてやるからな」
「うん、あなたのモノ全部受け止めますから、私のこと孕ませてください…」
古いアパートの中に、オスの熱い怒張とメスの甘い囀りが響く。ひときわ大きなうめき声が響くと、しばらくの間静寂が訪れ、またメスの囀りが響き始める。そんな二人の愛の巣の中に、元気な子供の声が混じるのは、これから数年先のことだった。

終わり


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Last-modified: 2016-12-10 (土) 23:39:38
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