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双炎の思い

/双炎の思い

作者GALD

※一応性的表現が含まれているため苦手な方はご遠慮下さい。


序章 

はぁ、何で毎回俺は同じこと繰り返すんだろう。口から垂れる血を拭き取り、その場から歩き出す。地面に倒れているゴーリキーのほうを向いて思う。何で俺は毎回喧嘩をしてるんだ。
月が照らしているにわかな光で薄暗くなった林を抜けると、いつも通り誰もいない、湖にでた。
たくさんの木の実が生い茂り、水もきれいでいい所だ。体に付着した血を洗い流して、そこらへんの木から適当に木の実を採ってきて、それを口に運んではまた次のを手で掴んでは口に運ぶ。
果汁が唇の傷に染みる。すっぱいのを採らなきゃよかった。
ややこしい奴と一緒にいたって、巻き込まれるだけだし、俺だって目つき悪いし外見大きいし、誰も近寄りたくないないのだろう。
滅多に昼間に外出しない。そんな俺を月だけがなんとも思わずに照らしてくれている。
雲でいったんそんな優しい月光が途切れ、暗闇に包まれるかともうとまたすぐに降り注いでくる。
再び映し出された鮮明な自分の姿。この鋭い目が誰も近寄れせないのか、今さらヒノアラシのころに戻りたいと嘆い手も仕方ない。
この体だから恨まれるのか、そんな強そうな外見になっても嬉しくもない。
結局映しだされた自分がいやで、月を見てひたすら木の実を口に運んだ。
昼間日の光が差し込まない洞窟の中で、ただ1人会いに来てくれる変わり者もいる。
1人の俺にとっては、嬉しい出会いだった。
今となっては、俺にとっては太陽のようなかけがえのない存在の彼女。
俺の抱くこの思いはこのままでいいのだろうか。


本編 


洞窟の入り口からは、日の光がたくさん差し込んでいた。
洞窟の中は冷たくて暗くて視界が悪い。炎タイプ自体は体温が高いから、ほどよい冷たさである。
起きあがって頭の毛をかいて、それから少しあくびうをして、辺りを見渡す。
背中から炎を出して洞窟の中を炎で照らし出し、いつも通り変わらないことを確認すると、再び地面に寝転がった。
どうせこんな所に来るやつもいないのだから、異変があるはずもないのだが、一応念のため毎日起きてから確認して2度寝する。
夜しか基本的に外出しないため日の光を眩しく感じるし、朝昼夕に外出してもなんら良いことなんてない。
夜に外に行けばタチの悪いのが多いが仕方ない。怖がられている中を堂々歩くよりましだ。
結局朝は洞窟に貯蔵してある木の実を何個か食べて寝る、朝はすることなんてそんなくらい。
だから、朝はとても暇だ。彼女が朝に来るときもあるが、来なければ基本的に1日中1人で暇だ。
「レイゼル。いますか。」
今日は朝から声が聞こえてきた。声でも判断できるが、こんな所に来るのはやはり彼女1人ぐらいなものだろう。
まだ半分くらい寝ている身体を起こして、洞窟の入り口へ向かう。
いつも通り整った綺麗な黄色の毛並みをしているウィンディが1人いた。
「やっぱり、レージェお前か。」
毎回こればっかり言っている気がする。素朴な言い方だけど結論俺には彼女は眩しい理想の存在だ。
「やっぱりはないでしょう。私だって、多少は気にするんですよ。」
「細かいことは気にするな。まぁ、入ってくれ。」
そんな少し怒っている所も、俺には何とも言えないのだ。
中に戻ると、奥に積んである薪を取り出し火を灯す。
「外へは、行かないんですね。私が説得しますよ。」
「色々と周りに迷惑をかけるからな。あんたにも迷惑をかけるかもしれないし気になくていいよ。」
こんな時に、何度素直に答えることが出来たらよかったなと後悔しただろうか。
他人からの恩恵は素直に受け止めるべきなのだろうが、どうしても素直になれない性格。
確かに外を自由に歩き回りたいが、自分でなんとかするんだと思ってしまい、結局自分でなんにも出来ずに、そのまま抱え込んで今に至っていた。
「無理には勧めませんが、なにかあったらいってくださいよ。」
それでも、俺にそういってくれるのは彼女しかいなかった。平然と言ってくれる1言が、大変嬉しいものでもある。
彼女の顔見ながらそんなことを聞くと、自然と笑ってしまう。
「そんな人の顔をみてにやついて、私がなにかおかしんですか。」
「べっ・・別に何にも。気持ちだけはありがたく受けとっとくよ。」
頭がカッと熱くなる感じがした。彼女から目線を反らた。
「急に顔まで赤くして、本当に何にもないんですか。」
普通好きな奴がそばにいたら雄は嬉しくなって顔が赤くなるのを身をもって知った。
そんなに好きだから、相当悩まされているのだ。そんなもん告白したらいいんだけど、そんな勇気あったらこんなに困ったはいないだろう。
代替夜に結構な割合でもめている俺なんかとは、普通なら断られるだろう。
そんな面もあるので不安に思えて、毎回結局何も言わずじまいなのだ。
そんな感じで結局は洞窟の中でしゃべるだけの毎日だが、そんな時に見れる彼女の笑顔だけでも、外に出ない俺にとっては十分だった。
「本当に何にもないんですよね。」
彼女の念入りの問いかけは、心に刺さるというかただの図星。
その時の真剣な顔は怖い。目つきが鋭くなって、俺をにらみ倒そうとしようとするような眼。
俺の目つきより悪いんじゃないかと思うときもある。
「何にもないって。そんなことより、天気が今日はあまり良くなさそうだ。」
ごまかそうとして適当に返事をして、すぐに話題を切り換える。
そんなやり取りがお決まりのパターンなのだ。
「そうですね。炎タイプは雨の中は厳しいですからね。緊急事態はここに泊っていきますよ。」
その時驚いた表情を隠しきれなかった。すぐにドキッとしてしまい、顔に表れてしまった。
「どしたんですか。何か問題でも。」
いや、問題は十分あるだろ。雌が雄のところに泊るか2人きりで。
そんなことになったらまずい。これは嬉しいんだが避けるべきだろう。
「問題ないけど、やめとけって。ここは何にもないしな。」
これが一番ベストな答えだろうと思った油断が失敗だった。
「なら1人で夜すごしても寂しいでしょ。たまには誰かいてもいいじゃないですか。」
ここまでくると何にも言えないし、性格上きっといいはじめたら絶対に曲げない。
今夜は覚悟を決めるべきなのだろうか。
「分かった、そこまで言うなら好きにしろ。でも、なんもねぇからな。」
結局やけになって、そんなことを言ってしまったのを後悔するのはそう遅くはなかった。
案の定、空の天候は次第に崩れ始め、大雨が降り始めた。
こんなに降っているんだ、炎タイプは歩きまわれないだろう。
ということはだな、状況てきに・・・まぁ、やけになった俺が悪いのか。
雨は一向にやむ気配はない。ひたすら空から雨雲が水滴を落とし続ける。
雨水が地面に強くぶつかっては、地面をしならせる。地面も負けずと雨水をはねかえそうとする。
地面と雨が互いに譲り合うことなくぶつかり合い、そのたびに音が響く。
豪雨が続く中、外には出れないので彼女と2人きりで時間が過ぎていく。
なんだかんだ言っても楽しい時間は過ぎるのが早い。
時間は俺の楽しい時間を延ばすこともなく、むしろ速めているようにさえ感じる。
それでも、時間を忘れて話し続けてた。たくさんの雨が降り注ぐ外のことさえほとんど気にしてもいなかった。空は暗いままなので、今夜なのか具体的に何時なのかなんてものは全くわからない。
「本当に帰らないつもりなのか。」
最後に確認をとった。確かに帰ってほしくはないけど、相手の承認は必要だろう。
「こんな雨の中帰らすんですか。」「いや、そんなつもりはないが。」
嬉しい答えなのだが、やはり答えは何回聞いても帰らないか。
突然、地面を一段と強くたたいたような音が響いた。
「きゃっ。」
強い音と共に彼女が叫んだ。それから俺の体が自然と倒れはじめる。
一瞬何が起こったのかは状況が飲み込めなかった。雷が落ちたのだろうという推測までは立てれるが、さすがに自分が他人によって倒されるなんて予想外に決まってる。
そのまま彼女が俺に突っ込んでくる。そのまま地面に倒れて俺に何か重たいものと、柔らかい毛が触れる。
押し倒された状態から、何とか起き上がろうとするが、相手だって大きいし体重は俺の倍ぐらいある。
動くこともできないまま固まっていた。俺自身動きたくなかったのかもしれないし、そのまま抱きつかれているのだから力が強すぎて、出ることすらできない。
体中に響く鼓動が高まる。自然に体が熱くなっていく。状況を冷静に分析すると1言で言ってしまえば彼女に抱きつかれているわけだ。
それから数秒間この体勢が続いた。それからやっと正気に戻り、彼女は急いで離れた。
「す、すいません。その・・・雷ダメなんで・・・つい。」
地面から彼女の顔を見上げると、恥ずかしそうに顔を赤くしていた。
しかし、そんな表情を浮かべていたのは彼女だけではなく俺自身でもあった。
熱くなる耳たぶや顔、それを少しでも紛らわそうとして頭をかきながら。
「そんな気にすることないけど・・そいうのは先に言ってくれよ。」
沈黙が始まった。そりゃ、異性同士で抱き合うなんて初めてだし、これから先なんかこう湧き出る感情が抑えられないというのか、頭のいろんな部品が今ので数個外れてしまったのだろうか、彼女のことしか考えらなくなってしまっていた。
実質俺は彼女には極力異性には興味がない風に見せているはずだ。そりゃ顔は赤くなるけど、少なくともさっきの返事から彼女が好きとかそんなことはわからないんだろうと言う点では、喜ぶべきなのだろうが今続いている沈黙は大変耐えがたいものだ。
なんか突然話題が無くなって静まり返る空気みたいな、シーンとしている洞窟の中にいるのはいつもと変わらないけど他人がいるわけだし、いつもより冷たく重たく感じる。
彼女と言えば完全にこちらに背を向けて座り込んでいる、こちらに振り向く気はないように見える。
ここで話題を作るべきなのか、それとも黙っておくべきなのかどの道俺の思いを伝えるなら今日しかないわけだし、このまま沈黙していても仕方ないだろう。
早めに伝えたいが、無理だった時のショクという場合を計算に入れるとどうしても不安がじゃまする。気合とか何とかで勇気が出るわけでもない。
「そんなに黙ってないで・・・あれだ気にするなって。」
「それでも・・・普通は気にしますよ。あなたに好きな人とかいたら傷つけた気がしますし・・」
背を向けたまま、首を動かして少しだけ俺を視界に入れてくれた。
ようやくしゃべったかと思うと、そこまで計算していた上での落ち込みなのか、好きな人がいるってのは間違えじゃないけど傷は付いてないし、深く考えすぎというのか感心するべきなのか。
「別に傷ついてるわけじゃないし。そこまで考えなくてもいいんじゃないか。」
「逆に聞きますけど、そういった気にしてる方とかいないんですか。」
「そ・・・それはだな。」
戸惑いを隠せないような返事を返したため、より一層彼女が気にし始めてしまう。
「何にも気にしないはず無いでしょう。」
「気にしていないっているんだしいいじゃないか。お前もすきなやついるんだろう。むしろお前が傷ついているんじゃないのか。」
「別に私は自分のことは気にしていません。あなたのことを気にしてるだけです。」
怒って必死な表情は変わることはない様子、こんな喧嘩みたいな雰囲気に珍しく流されることもなく冷静に返答している俺はめずらしい。普段ならとっくに殴りかかっているだろう。
「なら何でそこまで俺を気にするんだ。こんな俺なんかの心配していても仕方ないだろう。」
ここから再び少しの間沈黙が続いた、次に口を開けた時の返事を聞くまでは。
とは言ってもそんな沈黙はすぐに去って行った。彼女のあいまいな答えが少し経ってから飛んできた。そんな返事を待っていたのかもしれない、無論俺から返事できるほど勇気なんてものは持ち合わせていないからである。
「それは、ですね。どうしてもその言うべき事なのかなと。」
少し詰まりながらもモジモジしながら答えた。
待つことしかできないとはいえさすがにエスパーなんてものは使えるわけでもないので、言ってもらわなければわからない。
「そんなに大事なことがあるのか。」
「一応、それなりに大事だと思いますよ。」
「なら早く言えよ。そんなあやふやな返事返されても分からないぞ。」
そんな何にも気にせずに発した言葉が、引き金になって俺に帰ってくることになる。
再び地面へ直撃、手足を動かそうにも両手首に足の付け根を上手いこと4足で踏まれて完全に取り押さえられている状態であった。
地面にぶつかった痛感よりも驚きのほうが隠せずに表情に出てしまったようだ。
そんな驚く表情を赤面ながらも見つめて口を開いた。
「あなたの事が、その・・好きだからですよ。」
こんなこと突然言われて、すぐに状況が飲み込めていない俺は完全にパニック状態であったが、少し落ち着いて頭を整理してみると、実に衝撃的な事実だ。
まさかとは思ったが、こんな状態で遊び半分で告白はしないだろうし、まじめな彼女がこんなことで遊ぶとは思えなかった。
そこから顔を見上げるといつもよりも一層雌らしい恥ずかしそうな表情だったので少々戸惑ってしまった。今頃になって彼女が毎日来た理由がわかった。
同時にまた体中の鼓動が高まり始めた。炎タイプだけど熱い炎ではないい熱さが体中を走っている。
自分の好きな人が自分のことを気にしていたというのはおどろくべき事実だが、驚きなんてどうでもよかった。このチャンスを逃すわけにはいかない。いまこそ雄としての正念場である。
何とか重たく硬くなった口を動かす。その時の俺は体中が焼けそうだった。
「実は・・その、俺もお・お前がな好きなんだ。」
そんなあやふやな返事ではあったが俺は相当神経を使ってしまった。こんなに緊張したのは初めてだった。俺の不器用な返事に笑ってくれた彼女はそのまま顔を徐々に地近づけてくる。
そのまま唇が温かい唇と重なる。これで俺のファーストキスは彼女のものとなった。
重ねた唇から彼女の舌が入ってこようとする。、すんなりとそれを受け入れようと、唇の力をゆるめると同時に彼女の舌が中に入ってくる。彼女が舌を絡ませようとしてくる。
舌と舌が俺の口の中で音をたてながら、絡み合う。それからどのくらい経ったかは分からないが、夢中で舌を絡ませ続けた。
彼女が唇から唇を離すと、透明な橋がかかっていてすぐに切れてしまった。
「初めてのキスはどうでしたか。」
「そりゃ、良かったにきまってるだろ。」
自分でも普通にこんな状況でよく恥ずかしいこと言えたものだ。今から段々といつもの俺ではなくなっていくような気がした。
そんな俺の返答を聞いて笑みを浮かべると一旦抑えるのをやめ体を動かし始め、丁度最初と逆の向きになった。
「キスぐらいで満足しないで下さいよ。これからなんですから。」
いつもよりなんかはちゃけてるなと思った。これから自分の身に起こることなんか全く気にしていなかったし、そこまで積極的とは思ってもみなかった。
俺の下半身から脱力感と快感が伝わってくる。
「ひゃう。」
突然の感覚に驚いてしまいいつもは出ないような情けない声が飛び出した。
倒れて脱力感のある体をまだぬるい快楽から耐えて頭を持ち上げると俺のやつが彼女の手によっていやらしい音を立てながら遊ばれていた。見ていると速さを増していくのがわからる。無論刺激されている俺にはそれなりの快楽が押し寄せてきた。
除除に速くなっていくにつれ頭を持ち上げている力もなくなっていき体のほとんどが刺激という名の快楽に支配されてしまい、そのまま地面に倒れて快楽から何とか持ちこたえようとし、情けない声を上げているだけだった。
「どうですか、気持ちいいんですか。」
俺のやつで遊びながら言われても、体から伝わってくる快楽は耐えるに必死な俺に、まともな返事を考えさせる余裕も与えてくれない。
「あぅ、そ、そりゃ、うぅ。」
そんな良く分からない返事から必死で相当な刺激が伝わっているのは分かっているのだろうが、それが逆に狙いだったのだろう。
「ちゃんと言ってもらわないと続けていいのか分からないんですよ。」
相当楽しんでいる様だ。俺の体がやめて欲しくない、もっとして欲しい快楽を欲していた。そんな快楽からの攻撃からなんとか理性を振り絞った。
「うぅ、だか、だから聞きゃ、っ、わかるだろう。」
快楽から何とか理性がまだ生き残り、俺のプライドを傷つける発言をなんとか阻止した。
すると、快楽が止まり同じく音も止んだ。また力が抜けた。何とか起き上がり俺の勃っているやつを足と手を使い急いで何と隠す。
心中で理性が勝ったのだろうが野心とか本能がまだ快楽を求めている。理性と本能が俺の中で戦い続け始めるる。
「ちゃんと言ってくれないとやめるっていいましたよ。」
余裕な表情でこちらを見つめてくるのを見て、いつもの彼女ではないと自分に言い聞かせた。
それでも、1言でいとも簡単に理性が勝手しまった。雄としての本能がやはりすべてを上回ってしまったのだ。
プライドを捨てて恥ずかしさをなんとかこらえてなんと赤面で声が出たのだが、そこまで大声は出せない。それでもここで正直に言うなんていつもの自分ならありえない話だ。
「聞こえませんね。どうしてほしいのか言ってもらわないとわかりませんよ。」
恥ずかしさなんてものはもう彼女にはないのだろう。
完全に彼女のペースに乗せられているのだろうが、スイッチが理性に切り替わっている俺にそんなことは気にするに値しなった。1度捨てたプライドなんかはもう拾う気なんてまったくない。
ただ快楽を欲しているだけの俺は普段では全く想像もできない行動に出た。
そのまま手をどけて足を広げ俺のやつを露出させる。
「俺のやつで遊んでください。お願いします。」
それを聞いてにっこり笑うと、再び手でつかんで弄り始め快楽が俺の体を襲う。
ここまでこれば体だけでなく俺事態も欲しがっているのが理解できる。そいて今から快楽に身を捧げることになるのだろう。
「いつもなら喧嘩の強いレイゼルもこんなところではただの性欲に溺れたな雄なんですね。」
彼女が手を動かしながら俺の顔を見上げて笑みをうかべながら言う。
今の自分はどう考えてもその通りだ。今はただの性欲を満たそうとしている1匹の雄だ。
そして、彼女はいつもの俺に会いに来る珍しい奴じゃなくて、1匹の雌として映っている。
「う、そんなことは、あぁん。」
「正直に言えないみたいですね。さっきは正直だったのに体で分からせてあげましょう。」
「え、それはやめろ。ひゃぁん。」
止める言葉も全く耳に届いていないかのように、そのまま俺のに口を近づけて丁寧に舐めはじめる。
手でやられるよりも強い刺激が伝わってくる。彼女の口からの液と俺の我慢汁が混ざり合ってピチャピチャ音をたてている。そんな音を聞きながらもっと深い快楽の渦にのまれていっていた。舌がちょうど先端辺りに触れた時により強い刺激に耐えられず声を上げてしまう。その様子を見て先端だけを舐めはじめる。
「あぁぁ、そ、そこだけはやうぅん。」
「そんなに我慢しなくてもいいんですよ。」
一旦舐めるのを止めて1言返すと、再び下から俺のからだ全身に伝わり始める。そろそろ出そんなんだが、このままだと彼女の顔にかかってしまい申し訳ない。それだけは何としても避けておきたい。
「そろそろ、やぁん。やばいから、そ、その出そう。」
その言葉を待っていたかのように、それを聞くとさらに顔を近づけて咥え始める。口の中ならなおさら出すことなんてできない。しかし、それ以前に俺に耐えるという選択肢は与えられていなかった。
咥えながら頭を上下に動かし始め、そこから限界に達するまでの時間はそうは必要なかった。
「やめろ、あぁもう出る。」
「ひょのははたしへくらさい。」
咥えながら言われてもなんて、言っているのかなんてわからないけど、俺の必死に出す声も届くことなく、口のなかに出してしまった。
「口のから出せって。飲んでもまずいだけなんだからな。」
何を言っても無駄なのだろうが言うだけ言ってみたが案の定無駄であった。
彼女は出たのを全部のどに通し、綺麗に俺のやつについているのも舐めると、ようやく咥えるのをやめてくれた。
その行いに喜びとか愛情などを感じず、むしろ沈んでいた。
やめなかったのは相手に問題がるのだろうが、俺ので汚してしまったと思うと、何かと悪かったと思う気持ちでいっぱいだった。その上全部彼女は飲みほそしてしまったのだから。
「無理してのまなくてもよかったんだぞ。汚いんだから。」
口の周りについている白いのを綺麗に舌でふき終えると、気にしている様子も見られなかった。
「レイゼルのなんだから汚いとは思いませんし、美味しかったですよ。それよりどうでしたか。」
笑いながら、よくこんな恥ずかしいこと言ってくれるものだ。最もこんなことしている時点で、恥ずかしいとか思うべきではないのだろう。
小さい声でよかったよと返事を返したが、聞こえていたのかは分からない、でもその時の俺の表情で察してくれたのだろう、彼女は嬉しそうだった。
それでもそんなこと言ってもらえただけ、気持ちはましにはなった。
「次は私を満足させてくださいよ。」
そのまま彼女は地面に倒れこみ無防備な体勢をとった。
「何をすればいんだよ。」
「私がやったみたいに自分が思うように好きにしてくれればいんですよ。」
はぁとため息ついて好きにしてくれと言われても分からない。代替引きこもり状態の俺が雌の体をこんな間近で見るのなんて、初めてなわけなのでだろう、ずっと眺めていた。
「あんまり見られていると、恥ずかしいんですからね。早くしてくださいよ。」
彼女の胸に視線をむけ柔軟な所をに手をつけると弄り始める。半分自分でもどうするべきなのかは分かっていないが、とりあえずこのまま作業を続けて様子を見よう考えに決まった。
「うぅ、そのまま続けてくださいよ。」
すればいいことが分かったので、後は速くしたり舐めたりすればいいのだろうといのは、さっきの彼女の行いで理解した。
激しく揉めば揉むだけ彼女の反応が大きくなっていく声が聞こえてくる。声を聞くたびに動きを速くしていき、一旦冷めた本能も再び熱く活発的になっていく。
手だけでは我慢できずに舌で胸の上を滑らせ突起物に当たる。そのままそこを舐める。
「ひゃっ、そこは普通より、感じるんですからぁ。」
徐々に彼女の言葉もおかしくなってきた。いつもなら敬語なのだが今のを聞く限りでは、それも違和感のある敬語になっいるわけである。
舐めるているだけでは俺自身はそれでも満足しているのだろうが、普段とは違うためだろうかもっと快楽を与えたい、いつもと違う彼女の声を聞きたい。攻めている時の彼女のも、そう思っていたのだろうかは分からないが、少なくとも今の俺にはそうしたいという思いがある。
突起物を歯を立てないように軽く噛んだり、吸ったりしてみる。
「そんなに、噛んだぁん、もっと感じちゃうんですよぉ。」
半分意味の分からない言葉だが、なんと言いたいのかは見当がつく。
声は聞こえているのだが、聞こえてくるたびに欲望が声をかき消し代わりに続けろを俺に命令する。
そんなこと言われなくても、雄の本能と言う物に目覚めているので、聞こえていたとしても続けているだろう。
色々試しているうちに体が段々密着していき、下半身のほうで湿っている感じがした。
不思議に思ってそこに触れると、そこは彼女の所だった。
ニヤリと笑み浮かべると俺は体の向きを逆転させ、濡れている所を手で撫でる。
すると、再び彼女が快楽を感じ叫び始める。撫でているて手には濡れている原因と思われる物と同じ液体が付着する。手に付着したのを口に運んだが、変な味が口に広がる。よく分からないが癖になりそうな味だ。
「そんなに嬉しそうに飲まないで下さいよ。」
「なんで、レージェだって俺のやつ美味しかったって言ったじゃないか。」
「貴方だって汚いと言ってたじゃないですか。」
「それなら汚くないってことを証明してやるよ。」
そう言って残りも味わい終えると今度は、手ではなく顔を近づける。
雌独特の臭いが一層俺を駆り立て、興奮させる。
何の迷いもなく彼女のを舐めはじめると、チャピチャ嫌らしい音をたて、彼女の声も聞こる。舐めることで初めて彼女のを見たが、なんとも言えないほど綺麗な色をしている。
それでも、見とれることもなく俺は必死で舐めていた。口の中にさっきと同じ味が広がり、それが俺を夢中にさせる。舐めたり手を入れたりして彼女の限界を待つ。
「そんなぁん、にぃ、なめないでうぅん下さいよぉぉぉぉぉ。」
「そんな変な声上げて、レージェも人のこと言えない嫌らしい雌だな。」
「そぉんな事、ありませぇうぅん。」
「お前も素直じゃないな。我慢しなくてもいいからな。」
今度はもっと奥を舐めることにした。さっきよりも顔を足と足の間に密接させて、舌を伸ばすと結構奥まで届いた。奥から刺激を送り始める。
ここまでのことをしていて思うのもどうかと思うんだが、いつもの俺はこんなんじゃないよな。
それともいつもの俺がそうなだけで、本当の俺はレージェの言うとり喧嘩は強いかもしれないけど、結論性欲を満たしたい雄なのだろうか。
ふと思ったけどすぐに頭から抜けていき、作業を楽しんだ。
「あああん、そんなに奥は・・・もう駄目えええええええ。」
奥だと感じやすいのだろうか、それとも彼女が奥には弱いのだろうか、彼女の叫び声が洞窟に響き渡った。とにかく限界が近いと言いたそうなこと言っているかと思えば、どうやら限界に達したみたいだ。
俺の顔全体に彼女の愛液がかかり顔が液だれけなってしまい、俺の顔についているのを舌で舐めとった。
「そんなに強い刺激を送ってくるなんてずるいですよ。」
「お前が変態な体しているから、そう思ってるだけじゃないのか。」
「そ、そんなことあっ、ありませんよ。」
攻められのは快楽に浸れていいものだが、攻めるのも案外楽しいものだ。こういう返事のときの彼女の恥ずかしそうな表情を見るのも何かと楽しいものだ。さっきは散々俺が言われてたから、言い返しただけなんだがな。というか言い返したかったという方が正確だろう。
初めてなのだろうか、倒れこんだ。結構な疲労が蓄積されて動けないわけではないが、動くのがだるい。
彼女と言えば寝そべったままで、きっと同じように疲れているのだろうと思っていた。
すぐに起き上がるというわけではなかったが、俺よりは早かった。
元気な奴だ。性に関することは完全に負けているってことなのか。
口は不器用だから負けても仕方ないけど、物理的な事で負けると悔しい。
だからと言って勝っていればそれこそ危ない雄なだけだが。
「疲れてるみたいですね。だけど、最初貰ってもいいですよね。」
「欲しいならやるけど、あげる物なんて何にもないぞ。」
何のことかは全く分からないけど、大した物なんて持ってないし、それ程問題なことはないはずだと心の中では休めれると安心した。
すると、へばっていて無防備な俺に近づいてくる。そして、彼女が再び俺のを咥え動かし始める。幾ら疲れてるからと言って感じないなんてことはない。
「おいっ、うぅん・・突然なにしてるんだよ。」
俺が限界までは遠いが彼女が咥えるのをやめて顔をあげると、俺の腕と足を前足と後ろ脚で押さえつけてきた。
「本当に私でいいんですよね。」
ここまでこればさすがに気がつく。繋がろうとしているわけだ。
「お前も俺でいいんだな。」
彼女は頷いたので、俺も頷き返すと彼女が腰を落とし始めた。さっきのせいでビンビンに勃っているのが中にズブズブと飲み込まれていく。ヌルヌルとした感触と俺のに対する締め付けが襲ってくる。
「うわっ。」
「あぁん、レイゼルがぁぁ。」
今までとは違う感じがしたので声をお互いに漏らしていたが、何か膜のような壁ににあたって動くのが止まったせいで途中で快楽がが止まった。
「はぁはぁ、全部入れちゃいますね。」
さっきよりも強く腰を下ろし、壁が俺のによって貫かれると力を入れすぎたのだろうか、勢いあまってまだ入っていないのが全部入ってしまった。これで一応は俺と彼女が1つになったわけだった。
「ああぁぁん。」
その時の刺激が強すぎたのだろう、もちろん俺も強すぎて驚き声を上げたけど、彼女は俺よりも強かったのだろう。声を上げると俺の上に倒れむと頭は直撃はしなかったけど耳元ぐらいに、後はほとんど体の上のため、ほとんどの体重を支えることになった。
重いなんて言ったら確実に殺されるだろうな・・・・・
俺も少し息が荒かったが、甘く熱い息を耳に吹きかけながら、はぁはぁと言っている声が俺を一層興奮させる。
数分この状態が続いた。お互いに息を整えると彼女が何とか起き上ると、俺の根元辺りに彼女の所から出た血付着している。
「お前大丈夫か。血出てるぞ。」
「これ位なんともないですよ。それじゃ、動かしますね。」
再び腰を動かし始める。今度は下ろすだけではなく上下に動かしている。俺のが入ったり抜けない程度に出たりして、中で締め付けられながら音をたてながらこすれ合っている。
「あんあぁん、レイゼルの大きいのがぁ。」
大きいって言われてもな、恥ずかしいけどその前にだ。すんなり入ったお前のはどうなんだよ、なんてことは自分の中に留めておこう。
「あうぅんお前の中もいいぃ。」
お互いに快楽に浸りながら声を上げながらも、同時に息が荒くなっていき呼吸も乱れていった。
「は、速くなってない、うぅ、か。」
頭の中が真っ白になりそうな位激しい動きだ。
「そんなこと、ないと・・・あぁんあん、あぁん。」
彼女の言うことが本当なら元々の素早さの差なのか、確かにウインディは数少ない神速を覚えるポケモンだし少なくとも俺より速いのは分かるが、こんなところまで影響するなんて考えてもみなかった。
「無理・・もう我慢の限界・・」
「中に出して、あっあんくださいよ。」
そう言って全く抜こうともしないし、俺も快楽に負かせれて動くこともできなかった。
「お前、どうなるかわかって。」
「あなたのがあぁん・欲しいんです・・・うぅあぅあぁんあん」
「でっ、出るぅぅぅぅ。」
「私も、イッちゃいそ・・ひゃああああああああ。」
お互い2度目の限界に達した。勢いよく残っていたほとんどが中に飛び出した。
疲れてぐったりた。彼女が俺のを中から出すと、中から俺の出したのが垂れているのが見える。
俺のやつにももちろん出たのは付いていたが丁寧に彼女が舐めとってくれた。
4足だから座るのは難しいので、俺の向いている壁にもたれかかり前足で自分の所を広げてると中から俺のがトロトロ漏れ出してきた。
「レイゼル、たくさん出ましたね。こんなに漏れ出すくらい出してますよ。」
「はぁはぁ、本当に良かったのか。どうなっても知らないからな。」
笑みを浮かべて動けない俺の方に近寄ってくる。
「別にあなたのならいいですよ。それより・・・」
「それより何だ。それ以上の問題なんてないだろう。」
俺の上を通り過ぎようと丁度彼女の所が俺の真上に来たあたりだ。
「1回は自分のも飲んでみたらどうですか。これだけ溢れてるんですしね。」
嬉しそうにそう言わないでくれ、普通自分のなんて飲みたくない。
「自分のなんてのみた・・・やめ・・・うわぁぁぁぁ。」
遅かったのかいや絶対にわざとだ。姿勢をそのまま崩して俺の顔に彼女の所がベッタリと重なった。
叫んでいて口のあいている時に、そんなことされは口に入らないはずがない。嫌な臭いと中からゆっくりともれ出してくる内の大半は俺の口の中に、必死でもがいているのだが力と体重は俺の方が下。数分はそのままでどいてくれなかった。
「どうですか。味の方は。まだまだ中にもあるので飲みたいならだしますよ。」
笑いながらどいてくれた時には俺の表情は歪んていただろう。
「苦くて不味い・・・もう飲みたくない勘弁してくれ。お前が飲めたことに感心する。」
「そうですか、ならおいしさを分からせてあげますよ。大丈夫これが最後ですから。」
口を閉じて、今度こそは飲まないようにしたけど、すると彼女がそれに気がついてしまい、俺のを少しなめると突然の違和感に声を上げて口が開いてしまい、さっきの二の舞になってしまった。
それから悲鳴が響き渡り、どいてくれてからもほとんど動かなかった。
そんな疲れた俺の顔を見て顔についているのを全部舌でふき取り、軽くキスをしてくれた。
「レイゼル、あなたのこと愛してますよ。」
「俺もだよ。レージェ。」
そのまま俺は疲れて寝てしまった。俺が寝たのを確認するとそれを見て安心して彼女も眠りについた。
孤独な俺の炎と対なる彼女の明るい炎の双方が混じり合って思いを伝えあうことができた。
俺にとっては大変な出来事であり、嬉しいことでもあった。

                                          END


あとがき 

なんとか完成させました。とは言っても内容がグタグタでわけがわからないとう結果・・・
初めてこういうの書いたので元々ロクに書いたことないため悲惨な出来に。
思っていることや想像していることを言葉にするのは難しいですね。改めてそう思いました。
最後ま読んでくれた方コメントくれた方ありがとうございます。



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Last-modified: 2009-12-01 (火) 00:00:00
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