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双子のメイド?

/双子のメイド?

人×ポケです。ちょっと変わった?プレイもあります。  作 ピカピカ



双子のメイド?

またこの夢か、最近よく見るな。
あの日は確か俺の五歳の誕生日の日だった。親と一緒にプレゼントを買いに行ってたんだっけ。雨が降ってた。
プレゼントを買いにデパートへ行ってる途中に道端に一つのダンボール箱が落ちてたんだっけな。
近づいて見てみると、中に雨の冷たさに震えてる二匹のアブソル。
確か俺はその時そいつらを可哀想に思って、プレゼントの変わりに拾ってやったんだっけ。
雨の冷たさに震えながら、俺を見て笑った二匹のアブソル。



そして今、その二匹は…



「……きろ…おきろ…」
(んっ?…何だ?)
寝ぼけていてまったく何がおきているのか分からなかった
「しょうがないわね、やるわよ?」
「え、やるの? お姉ちゃん…」
「当たり前よ。決まりなんだから!!」
寝ぼけていて誰が話しているか分からなかったがその寝ぼけは一瞬にして解かれる。
何故ならいきなり頬をペロリと舐められたからだ。
「うわあぁぁッ!!何すんだ!?」
頬から生暖かい感覚が全身に伝わったかのような気がして一瞬で目が覚めた。
「いつまで経っても起きないのが悪い!!」
よく見ると二匹のアブソルが目の前にいた。
「だからってなぁ・・頬を舐めるのはやめてくれ…
「あんたが昔決めた事でしょう?」
「ああ、そんな気がするわ。分かった、起きるよ…」
やれやれと言わんばかりに体を起こす。
そう、昔拾ってやった二匹のアブソルは今…



俺の…メイドになっている。



「おはようございます、ご主人様…」
「ああ、おはよう、レン。後そのご主人様はやめてくれるか? 昔みたいにナオキでいいから…」
「すみません、たまに出てしまうんですよね…。気を付けますから」
「ん、何か悪いな」
今、俺に話しかけたこの丁寧な口調で話すのが、双子の妹のレン。
そしてもう一人。
「さっさと着替えないと遅刻するよ~~?」
「うるさいな~。分かってるっつーの…」
「あんたのためを思って言ってるのよ?」
このレンとは正反対の性格のアブソルが双子の姉のスイ。
今俺は15歳。スイとレンも15歳。この年齢は彼女たち自身から聞いたから間違いないはず。ポケモンも人と同じくらい長生きできるようになったなんて良い時代になったもんだ。昔は犬とかと同じくらいの年しか生きられないものもいたっていうのに。
同い年、ね。スイはわかるけど、どうしてもレンは年上っぽく見えてしまうのはその性格のせいかもな。それに今じゃ二人はこの町で一番の美人?美ポケ?と言われるほどだ。ご主人としては鼻が高いことこの上ないけども。
「何か着替えるスピードが遅いけど、時間大丈夫なの?」
「って、やばっ!! 遅れる!! 弁当は!?」
「テーブルの上」
「定期は!?」
「テーブルの上」
「つまり全部テーブルの上か!?」
「そう」
「あーもう!! 行ってきま~す!!」
「あっ、ナオキさん。気をつけないと転…」
「あああああぁぁぁぁッ!!!」
「やっぱり、ね。階段でこけたわね、あの調子だと…」
家は今じゃ珍しい富豪の家。あまり自慢したくはないから隠してたりするんだけども。
親はといえば、外国に出張中で殆ど帰ってくる事がない。母親は俺が小さいころに病で亡くなってるから、今は父親とだけという、いわゆる父子家庭という感じかな。
とはいえ、家にいるのは俺とあの二人だけ。ポケモンとはいえ、女二人に男一人が一つ屋根の下で暮らしてるわけだ。いや、べつにいやらしいことは何も考えてはいないよ。

で、家を出てから数時間後。学校から帰宅した俺を二人が出迎えてくれた。
別に俺の学校生活とか話してもなんも面白くもなんともないから割愛させてもらった。

「ただいま~」
「お帰りっ!!」
「お帰りなさい、ナオキ、さん…」
元気な出迎えと、ちょっとまだ慣れてない感じの出迎え。一つの出迎えに二つ美味しい反応が何か嬉しかったりする。
「二人ともちゃんと良い子にしてたか?」
「もう!! また言った!!」
「へっ? 何か変なこと言ったか?」
「私たちもう子供じゃないんだからそんな事聞かなくていいの!!」
「あっ、ごめんごめん。つーか腹減った…」
「晩御飯できてるわよ…」
「そうか! ありがとな!! スイ、レン」
そう言って二人の頭を撫でてやる。サラサラな二人の毛並みが両手の指の間を流れるように滑って行って、撫でているこちらも心地いい。
「ああ、もう撫でないでよぉ~」
「くすぐったいです、ナオキさん…」
色々言いながらもまんざらではなさそうな顔をする二匹。
この反応が可愛いと最近思う。前々から可愛かったんだけどもさ。
それから俺は部屋に帰って荷物を置き、部屋着に着替えてから二人がいる場所へと向かう。
そしてスイが言ったように晩御飯がすでに出来ており、おいしそうな匂いが鼻の中を通っていき、お腹が催促を始めていた。椅子に座ってからいただきます、とお辞儀をし、晩御飯を食べ始めた。

「うまいな~。本当に料理うまくなったよな」
「何かその言い方だと前はダメみたいじゃない?」
「い、いや! そういう訳じゃねえよ?」
「まぁ別にいいけどね…」
あれ。いつもならもう少し突っかかってくるのに、どうかしたのか。
深く考えてもややこしくなりそうだったので、とりあえずは気にしない方向にした。別に面倒くさいとかそういうことは考えてないからな。念のために言っておくけど。
「ごちそうさま。ふ~、うまかった~」
「お粗末さま」
「さて、もう俺は寝るから。なんか今日は疲れちまったんだよな」
そう言って椅子から立ち上がって自分の部屋に向かうが、スイが新聞を見て話しかけてきた。
「今日は面白そうな番組入るよ?」
「ん~、録画しといて」
「一緒に見ないの?」
「え? どうして? 録画してからでも見れるだろう?」
「うぅ…ちょっとは空気読みなさいよね、バカ…」
スイはぎりぎり聞こえるような声で言った。この空気は以前にも味わったことがあるので、見かねた俺はとりあえずスイに近づく。
「やれやれ、お前は変わんないな。分かったよ。一緒に見てやるよ…」
「本当!? 良かった~。私怖い番組一人で見れないのよね」
(だったら見なきゃいいのに…。言ったら面倒だから言わないけど)
「てか、レンがいるじゃないか?」
「あの子も私と同じでね…。女の子二人で見ると一層怖さが増すというか…」
「ふ~ん、まぁいいけど」
こういう時に男って頼られるよな。悪い気はしないけどな。仕方なく、俺は二人とテレビを一緒に見る事にした。
のだけれども…

「あの…? お二人さん? ちょっとね、くっつき過ぎっていうか…」
スイとレンが俺の両腕に掴まっていて身動きが取れない。しかもこの体勢だと二人の胸が見事に腕に当たっている。
しかもポケモンの割にはすごく発育がいいのか、柔らかさと温かさがえらく伝わってくる。
(いつの間にこんな成長したんだ、こいつらは…)
「キャー!!」
二人が同時に叫ぶと同時に、腕の締め付けが強くなる。
男なら嬉しい場面なんだろうが、そんなこと言ってられないほどに痛い。
「痛ててっ!! ちょっ、お前らなぁ…っ!!」
「キャーキャー!!」
「ふぉおおおぉぉぉお!?」
さっきより締め付けが強くなる。このまま終わるまで持つかなぁ、俺の両腕…
それから幾度も腕に流れる血液を止めかけられながらも番組終了。何とか腕は生きてるが。
二人は腕を掴んだまま寝ている。起きるに起きられない状況だ。 仕方ない、このまま俺も寝るかな。
こうして疲れが倍増した状態で俺はあまり嬉しくない状態で一日を終えたのだった。


で、翌朝。目覚めた俺は未だ動けずにいた。
そう、まだスイとレンが起きないからだ(腕掴まれたままだし…)
今日は一週間に一回の双子の休みの日。つまり双子は自由に過ごしていいという事。
「それにしたってなぁ…」
時計はもう十時を過ぎていた。
「いい加減起きろ~~!!」
「ふやぁ…? もう朝ぁ…?」
先にスイが起きた。その後にレンが起きる。二人ともまだ寝ぼけ眼だが。
「朝っつーかもう十時過ぎてんぞ? いつまで寝てるつもりだ、お前らは?」
「いいじゃない、今日はせっかくの休みなんだから…」
「ほう…そうか。主人に逆らったらどうなるか、分かってるんだよな~?」
その俺の反応を見てレンはすぐ起きたが、スイは起きようとしない。その態度に少し苛立った俺はスイの頬をつねる。
腕の恨みとかその他諸々の事情も混ぜながらの軽いお仕置きだ。
「痛たたたっ!! ふぁにふるのぉ!?」
「お仕置きだ。主人に逆らうとこうなる」
「ふみぃ…。意地悪ぅ…」
寝起きだからなのか、つねられたからなのかは分からないがスイは少し涙目になる。
その滅多に見れないレアな顔に俺は少しばかりドギマギしてしまう。
「うっ…分かった分かった。少し俺もやりすぎたから泣くなって」
このやり取りを黙ってみていたレンはその間に遅めの朝飯を作っていた。
(はあ…朝から疲れる)
ため息をつきながらレンの作った朝飯を食べる。
朝飯を食べ終わった俺は部屋に戻ってベッドに倒れこむ。何しろ朝がアレだったもんだから寝られるわけもない。そのまま少し眠りにつく。
眠りに入ったナオキの部屋にスイが入ってくる。その後に続いてレンも入ってくる。
「ねぇ、お姉ちゃん? いいのかな、こんな事して。恥ずかしいんだけど」
「いいのいいの。気づかれてもナオキだったら大丈夫でしょ?」
「うーん、そうかな? 驚くと思うんだけど…」
「いいからいいから。じゃあ、作戦通りにね?」
レンが少し頷くのを確認したスイはナオキのベッドに潜り込む。
スイが入ったのを確認したレンもベッドに潜り込む。



眠りについてから数時間後、時計の針は二時を回っていた。
「やば、ちょっと寝すぎた…」
体を起こそうとしても起き上がれない。それほど疲れているんだと思った俺は
「まあいいや。もう少し寝よう…」
と言って寝返りを打った俺は横に目が行く。何故かそこにスイの顔があった。夢だろうと思って反対に寝返りを打つとそこにはレンの顔。
(…ん? 夢にしては、はっきりしすぎてる…)
そう思った俺はレンの体を触ってみる。
「…っ。くすぐったいんですけど。ナオキ、さん…」
反対にスイの体を触ってみる。
「ちょっと…どこ触ってんの?」
わああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!!!
屋敷中に声が響く。
「何やってんだ!? お前は!? レンまで!?」
やべえ、俺めちゃくちゃ変なとこ触ってしまったかもしれない。
「何って…見ての通りだけど?」
「見ての通りって何が!? あんな風に触られて恥ずかしくないのか!?」
「そんなの子供の時から見られたり触られたりしてるんだから恥ずかしくないよ?」
「レン!! お前までどうしたんだ…」
「ご、ごめんなさい…。ナオキさん」
「なぁ、謝るのは後でいいからとりあえず君たちは俺に対して恥じらいというものを持ってくれ…」
ナオキの顔が赤くなるのを見ていたスイとレンは少し笑った。
「な、何笑ってんだよ? 俺は真面目に言ってんだぞ?」
「あんたでもそういう所あるんだな~って思ってね」
「わ、悪いかよ…」
「ううん、全然。私たちでも少し緊張したって事は私たちに魅力があるってことでしょう?」
「少しっつーか、かなりやばいんだけど…。お前らいつの間にそんな成長したんだよ…」
「そんな事知らないわよ。成長してるといえばレン? あんたまた胸大きくなった?」
それを聞いてレンは顔が真っ赤になる。
「ばっ…!! お前何聞いてんだ!?」
「だって本当のことだもの。これは私より大きくなってるんじゃないかな~?」
「お、お姉ちゃん!! そんな、事…」
「いいからいいから。それを聞いて興奮してる奴がいるんだからね~? ここに」
「だぁ~っ!! もういいから出てけ!!」
「はいは~い♪ あっ、そうだ。今日一緒にお風呂入る日だよ~?」
「うっ…!? 今日はそういえば休みの日だったな…」
休みの日には一緒に入って体を洗う事にしている。習慣となってしまっているので、今さら断る気にもなれないのが悔しいところ。最近は違和感を覚えるようになったのだが。
(覚悟決めるしかないか…)

それから風呂場へと向かうのだが。

(あまり気乗りしないなぁ…。だって女二人と風呂だぜ!? スイは何かよく分からんが楽しそうだし、レンはレンで恥ずかしそうにしてる…。てかレンの反応が常識で言うなら普通なんだよな。)
そんな事を考えながら衣服を脱いで、タオルで下半身を隠す。
「先入ってるぞ?」
「は~い。どうぞ~」
風呂場のドアを開けるといつ見てもでかい浴場がある。
(こんなでかいのである必要あるのか…?)
色々考えながら、風呂に入る前にお湯を頭からかぶる。
「熱っ!! 勢いよくかけすぎた!!」
風呂場でぴょんぴょん跳ねる俺。まるでガキだな。
まぁ、まだ15のガキだけどな。
と、そこに二匹が入ってくる。
「…何やってんの?」
「いや、これはその…色々あって…」
「ふ~~ん…。ま、いいけど」
ほっと一息ついたナオキだったが、次の瞬間その安堵は砕かれる。
「じゃあ、体洗ってね? 私とレンの体」
「~~~ッ!? やっぱり!? 俺がやんなきゃダメか!?」
「当然でしょ? 毎週やってんだから」
「あの、私は自分でやります…。ナオキさん、大変そうだし…」
「何言ってんの? レンだってナオキにやってもらいたいんでしょ?」
そのことを言われたレンは顔が真っ赤になる。
「分かったから!! やりゃいいんだろ? まずスイからな…」
「私、先に湯船につかってますね?」
レンが湯船へと向かってから、スイが俺に意地悪そうな顔を向けて言った。
「変な所触んないでよ?」
「触るかっ!! まったく…」
ぶつぶつ言いながらもスイの体を手でごしごし洗う。
「どうだ? 痛くないか?」
「うん、大丈夫だよ」
「そっか…」
洗ってる内に段々自分の顔が赤くなっていくのが分かる。何故なら今洗う場所が俺にとって一番やりにくい場所だからだ。つまり秘所。
「どうしたの? 早く洗ってよ…」
心なしか、スイの顔も少し赤く見える。
「わ、分かってるよ…っ。くそっ…洗えばいいんだろ? 洗えば…」
あまり意識しないように洗うが、やっぱり少し見てしまう。俺もやっぱ男か。
「…んっ」
喘ぎ声に似た声がスイの口から漏れる。どうやら知らず知らずの内に秘所を触っていたみたいだ…。少し指に滑りのある液体がついていたのが、 その証拠である。
「わわわわっごめん!!」
「い、いいから…早く洗ってよぉ……っ」
そう言われて少し戸惑いながらも洗うのを再開する。でも自分でも分かるようなくらい興奮しているのが分かる。下半身がそれを訴えている。もう理性は限界を迎えていた。
(スイ、ごめん…。少しだけ…)
そう心の中で呟いて俺はスイの秘所を執拗に撫でる。
「んっ…!! はぁ…なに……する…の?」
「悪い。でも俺少し耐えられないんだ…」
「ふぁ…!!そ、んな…やめて、よ…ナオキ……」
秘所を撫でるスピードを上げるたびに、スイの声も荒くなってくる。
幸いレンは遠くの方で湯船に浸かっていて気づいていない。
「はぁっはぁッ…何か、出ちゃうよぉ…」
「いいよ、出して…」
スイは今絶頂を迎えようとしている。喘いでいるスイの顔は凄く可愛い。朝見たあの涙目の顔よりもずっと。
「あんっ…!! うぅ……出ちゃう…あっ…」
最終的に手のスピードは凄い勢いで秘所を撫でていて、時折、スイの秘所に指がはいっていたりした。そしてスイの体がビクンと跳ね返ると、スイの秘所から大量の愛液が飛び散った。
「うぅぅ…ナオキの馬鹿ぁ…っ!! 出ちゃったじゃない…」
スイは少し泣きべそをかいている。
「あはははは、ごめんごめん…。あまりにもスイが可愛くてさ…」
「ふぇ……本当?」
「俺が今までお前に嘘をついた事があるか?」
「……ない」
「でもな、やっぱりこんな事をした所で俺じゃお前とは釣り合わないんだよな…」
「何で…?」
「俺は人間、お前はポケモンだ。お前には普通の奴と一緒になって幸せになってもらいたいんだよ。それはレンも同じだ。お前ら双子はその内俺から離れるだろ? 今みたいなことをした俺が言うのは変だけどさ」
「……」
「さ、体は洗い終わったぞ。風呂に浸かっていいぞ」
「だったら…」
「んっ? 何だ?」
「だったら今私にやった事をレンにもしてあげてよ。私たちの幸せを願っているなら…」
「……!? それは…」
「私にはしてレンにはやらないなんて不公平だと思わない? 私は別にかまわないから…」
「いや、それでも…」
「次はレンを洗う番だからね? しっかり、ね…」
「……スイ?」
そしてレンを呼ぶ。レンは恥ずかしくもナオキの元に歩み寄ってくる。
(やっていいのか、俺…?)
俺の心臓はドクドクと激しく脈を打っていた。
(しっかりね、か)
俺はレンの体を洗いながらいろいろな事を考えていた。スイとは勢いでやっちゃったけど、さすがにレンとは…。別にレンが嫌というわけでないし、スイならいいとかそういうことではないんだけれど、それにしたって相手はポケモン、俺は人間。釣り合うはずがない。そりゃ、ポケモンと愛し合って結婚する奴もいる。でも俺はそれ以前にスイの言ったあの言葉が気になる。
「私たちの幸せを願っているなら…ってどういうことだ?」
さっぱり分からない。頭の中はぐるぐる回ってる。
「あの…ナオキさん?」
レンの声を聞いた俺は慌てて応答する。
「手が止まってますけど、どうかしたんですか?」
「んっ…? いや、何でもないよ。気にしないで」
「そう、ですか…」
あぁ、どうすればいいんだろう。やっちゃっていいのか。でもレンにだってそろそろ好きな奴くらいいるはずだ。俺からだっていつか離れる。頭の中で矛盾が交差する。
そしてふとレンが俺に話しかけてきた。
「…ナオキさん? その…」
「んっ? どうかした?」
「ここ…私のここを洗ってくれませんか…?」
レンがそう言って俺に差し向けてきたのは綺麗なピンク色をした秘所だった。それも何故かかなり濡れている状態で、秘所からは少量の愛液がたれていた。
「えっ…レン? それはいくらなんでも…」
「お願い、します…っ。私の淫らなここを洗って…ください……っ」
レンの顔は真っ赤だった。いつもはこんな事を言うはずがないレンなのに、今日は何か積極的だ。しかし俺は覚悟を決めて
「いい、のか? レン…俺が洗っても…」
「はい。ナオキさんに洗って…ほしいんです……」
「分かったよ、レン…」
覚悟を決めた俺は最初にレンの秘所に顔を近づけて秘所から垂れている愛液を舐め取った。
「うぅ…っ」
「凄い綺麗だな、レンのここ…」
そう言って俺はレンの秘所を指で擦る。
クチ…クチュ…
「あぁん…うぅ……やぁ…」
指で秘所を擦っている時に、ふとレンの胸に目が行った。あまり今まで意識しなかった胸にもう片方の手を差し伸べて揉み始める。
「ひゃぁん!! ナオキ、さん…そこはダメなんです…っ。触っちゃ…やだ…」
「そう言われるとやりたくなっちゃうんだよなぁ」
小声で呟いた後に少し胸を揉む力を強くする。
「あんっ…! や、ダメですってばぁ…」
「可愛いよ、レンの喘ぎ声。もっと聞きたい…」
そう言って胸の突起物を刺激する。抓ったり、弾いたりしてひたすら攻め続ける。
「やぁんっ!! あぅ…ひぅぅ…ダメぇ…っ!!」
「じゃあ、次行くぞ?」
次に俺はレンの下に潜り込んで、レンの胸に顔を近づけて、胸の突起物を口に含んで吸う。
「やぁ…吸っちゃらめですよぉ…。そこは、敏感なんれすってばぁ……」
呂律の回っていないレンの喘ぎ声が俺を興奮させて吸う力を強くする。それと同時に秘所を擦っていた手のスピードを早くする。
「ひゃんっ!!あぁぅぅ…何かぁ…出ちゃいますよぉ…。やめて…くだひゃい……」
「ここまで来たらもうやめられないよ。出していいからさ…?」
そして擦るスピードを最大にする。レンの息が荒くなって行き、やがてレンの体がビクンと跳ねると、秘所からスイに勝るとも劣らないほどの愛液が俺の下半身にまで飛び散った。
「凄い量だな、レン」
「やん…そんなに見ないでください……恥ずかしいですっ…」
絶頂を迎えたレンの秘所は軽い痙攣を起こしていた。
と、そこに湯船から出てきたスイが、
「終わった~?」
と軽い口調で、話しかけてきた。
「お、お姉ちゃん!?」
「ありゃりゃ~~凄い量だね、レン。そんなにナオキの気持ちよかったの?」
「ひうぅぅ……」
その場で黙りこくってしまうレン。
「俺、これで本当に良かったのかな…」
「…? 何言ってんの? いいに決まってるじゃない」
「何でだよ!? いいに決まってるってどうしてそんな事がいえるんだよ!? 俺は人間で、お前らはポケモンだ!! 人間は人間同士で、ポケモンはポケモン同士で愛し合うものだろ!? 俺は勢いでお前らとやってしまった…。けどな、俺はお前たちには普通に幸せになってほしいんだ!! ちゃんと好きな人見つけて、そして結婚して、そんで子供産んでほしいんだ!! …だからな、俺なんかとやっちゃダメなんだ…」
「「……」」
二人は俺の怒涛の言葉攻めに少し目を丸くしていたが、やがて顔を合わせクスクスと微笑した。
「…? 何がおかしいんだよ?」
「あんたは昔から本当にニブチンね? 決まってるじゃないの」
「だって、私たちが好きな人は…昔から」
「「ナオキ(さん)一人だけなんだから…」」
その言葉に動揺を隠しきれるはずがなかった。俺の今の感じからじゃなおさらだ。
「は、はぁ…?何冗談言って…」
「冗談なんかじゃないですよ。ナオキさんが私たちを拾ってくれたあの日からずっと…」
「もし、あの日あんたが私たちを拾ってくれなかったら私たちは死んでいたかもしれない…」
「んな、大げさな…」
「大げさなんかじゃない。現に私たちはあなたのお陰でこうやって生きている」
「…ま、まぁ…そうかもしれないけどさ…」
「だから今日だってあんたの部屋に忍び込んだのよ? あのまましても私たちは受け入れてた…」
「………」
「好きなんですよ、本当に。私もお姉ちゃんも、ずっとナオキさんのこと…」
「訳、わかんねぇよ…。いきなりそんなこと言われたってさぁ…」
「……!!」
「いきなりそんな事言われたって分かんねぇよ!! 理解できねぇっての!!」
「ナオキ…?」
「何でだよ…。何でこんなにモヤモヤするんだよ…っ!!」
「「………」」
「悪い、先出る。一人で考えさせてくれ……」
「「………」」
ナオキは風呂場から静かに出て行った。
それを静かに見ていた二人は悲しそうな顔をしていた。
もちろんそれを俺が見ていることはなかったが。


「くそっ…!! 一体何がどうなってるんだ!?」
スイとレン、双子の二人がどっちも俺の事を好きだって。んな事いきなり言われても俺、どうしたらいいか分からねぇよ。確かに俺は二人が好きではある。でもそれは恋のほうじゃない、パートナーとしてなんだ。
「でも、もしも本当に二人が俺のことを好きであるとしたら…」
俺は自分の部屋で頭をくしゃくしゃにしながら考えていた。
「…よし。だったら、向き合ってやろうじゃないか…」
何が自分の中で起きたのか、俺は覚悟を決めた。そして
「スイ!! レン!! 俺の部屋に来てくれ!! 話がある…」
少し俺は荒い口調で二人を呼んだ。二人はすぐにやってきた。だが、その瞳には何故か少し怯えの感情があった。さっきの俺の反応に怯えを感じたのだろう。何せ今の今まで二人を怒った事がないのだから。
俺としては怒ったつもりではないが、二人からしてみれば、あそこまで興奮した様子の俺を見たことが今までなかったのだ。怒っていると捉えても仕方がない。
「来たな…。そこに座ってくれ」
俺は二人をベッドの方に座らせた。それに続いて俺もベッドの上に座る。
「「………」」
二人は黙ったままだ。俺が怒ってると思っているのだろう。
「スイ、レン。そんな目をしないでくれ。俺は怒ってないから。お前らにそんな目をされると俺の方が困る」
その言葉を聞いて二人はさっきの怯えの目をいつも通りの潤んだ瞳に戻した。俺が怒ってない事に安心したんだろう。
「…お前らは本当に俺の事が好きなのか?」
二人は静かに頷く。
「…そっか……」
俺はしばらく上の天井を見ていたが、やがて二人に近づき優しく撫でてやった。
「「……ナオキ(さん)?」」
二人は目を丸くして俺を見た。
「お前らはそんなにずっと前から俺の事を思ってくれていたのに、俺はダメだな…。お前らの気持ちに見向きもしなかった…。それどころか何回もその思いを踏みにじっていたかもしれない…」
「ナオキ…」
「ナオキさん…」
「俺だってもっと正直になってれば良かったのかもな…? お前らのことが好きだって事に。はははは…」
俺はその場で笑ってしまった。あまりにも今までの自分が恥ずかしくて。
「スイ、レン、こっちにおいで」
二人は俺にもっと近づいてきた。俺は寄ってきた二人を力強く抱きしめた。
「ナオキ…!?」
「ナオキさん…!?」
二人は俺の行動に驚きをかくせないようだった。
「俺もはっきりと言わせてもらうよ。俺もお前らが好きだ…」
俺は二人の耳元にそっと呟く。
「「……ッ!!」」
「だから、ずっと俺の傍にいてくれ。メイドとしてでもいいんだけど…その、それ以上に…。俺の恋人としていてほしいんだ…」
俺は静かに二人を離す。二人は目から涙を流していた。
「分かった…私とレンは……」
「ずっとナオキさんのもとで…」
「「恋人として近くにいる…。ずっと…!!」」
「ありがとな。スイ、レン」
抱きしめながら俺は二人の頭に手を置き優しく撫でる。
するとスイが俺の耳元でそっと呟いた。
「じゃあさ、早速やる?」
「うん? 何をだ?」
「初H」
「ええええぇぇぇぇっっ!!? いきなりそれはまずいだろ!! 大体一人ずつやんなきゃいけないじゃないか!!」
「大丈夫だって。レンもやるから。一緒に、ね…?」
「へっ? どうやって?」
「こうやって!!」
「うわっ!!」
俺はスイに押し倒されてベッドに横たわった。そして目を開けてみると目の前にはスイの秘所が見えた。
「な、何してんだ!? お前は!?」
「これから私とレンであなたのに奉仕してあげる。さっきはやられっぱなしだったからね…」
「凄い大きい…ッ。ナオキさんの…」
「いつの間にズボンを脱がしたんだよ…。てか、あんまりジロジロ見るなよ…何か恥ずかしいから……」
「何よ、さっき散々見たくせに。まぁいいわ。あなたは私たちがやってる間私のここを舐め続けるのよ?」
「お、おう。分かったよ…」
「じゃあ、レン。やるわよ?」
「うん。お姉ちゃん…」
そう言って二人は俺の肉棒を舐め始める。全身になんとも言えない感覚が走る。俺は耐えながら秘所を舐め続ける。
「うぅ…っ!! 何かこれ変な感じだな。気持ちいいけど…」
「いいから早くあなたも舐めなさいよ……舌が止まってるわよ?」
「はいはい。分かったよ」
そうして俺はさっきから気になっていた秘所の突起物を中心に舐め始める。
「んっ…!! はぁ…ひょこはぁ…ひゃめ…」
舐めながら感じるスイ。その間でもレンはひたすら俺の肉棒に刺激を与え続ける。
「中々出ないわね、もしかして我慢してる?」
「そんな事できるわけないだろ? 俺もいっぱいいっぱいだよ」
「しょうがないわね…。じゃあ、ここは一つ、レンにやってもらおうかしら?」
「えっ…お姉ちゃん…。やらなきゃ、ダメなの?」
「そうでもしなきゃナオキのを出せないわよ~?」
「うっ…分かりました。やります…」
「へっ? 何するの?」
「あんたはいいから私とキスして…」
「お、おう…でもキスって初めてだから分かんないな…」
「大丈夫よ。私がうまくやるから。じゃあレン? 始めていいよ」
「うん…」
「うぅっっ!!? 何この感じ!? 凄く柔らかいものが…」
俺が見るとレンはその大きな胸を使って俺の肉棒に刺激を与えていた。胸の先っちょから出てる肉棒を舐めたり咥えたりしながら。その光景を見た俺は一気に射精感がわいてしまう。
「ううぅぅ…やばい…っ!! 出そうだ…」
「ほら、キスしよ…?」
「お、おう…」
俺は射精を我慢するためにスイとキスをして気を紛らわせようとした。
スイの舌が俺の中に進入して俺の舌と絡ませる。口からは淫らな音が出ていて部屋に響く。そのうちに俺のほうから進んでスイと舌を絡ませる。スイの舌を吸ったり、唾液の交換をしたりして。俺よりスイの方がよっぽど感じていた。
「はぁはぁ…ふぅっ……チュプ…」
レンの方はと言うと、少し疲れが出てきているのか息が荒くなっていた。その息の荒さを聞いた俺はこれ以上我慢しているとレンの方がダウンしてしまうと思い、射精感を一気に増大させた。
「うっ!! そろそろ出るよ、レン…。離して…っ」
「いいです…っ。出してください…。私の顔にかけてください…!!」
そう言ってレンはさっきより速いスピードで肉棒に刺激を与え始めた。
「うぅっ!! レン!! 出る…っ!!」
ビュルルッ!! ビュクビュク…
俺の肉棒からは勢い良く精子が飛び出た。
「はぁはぁ…んっ…」
レンは俺の精子を苦しそうにしながらも飲み込んだ。
「大丈夫か? レン…?」
「…大丈夫で、す…。少し疲れましたけど…」
そしてその場でレンは倒れて眠りについてしまった。俺はレンに軽く口付けをした。
「お疲れ様、レン…」
「じゃあ、次は私をぐったりするほどやってもらえる?」
「……スイ」
「何て冗談よ? ナオキも疲れたでしょ? 休んでいい…きゃっ!?」
俺はスイの言葉を最後まで聞かずにスイに飛び掛った。そしてスイの秘所に肉棒を近づける。
入口の所まで宛がったところでスイが少し抗議の声を上げる。
「やっ…ナオキ。それはダメ……」
「まだまだ俺は元気だぜ? 最後まで付き合ってもらうからな?」
俺は射精をした後も果てることなく維持した状態だった。
「ダメだって…私だけそんな……」
「大丈夫だよ……。レンとも必ずやるからね…お姉ちゃんのお前が心配することはないぞ?」
「そ、そういう問題じゃな…」
ズプッ…
「ああぁぁんっっ!! ダメだってばぁぁっ!!」
「可愛いよ、スイ…。その顔をもっと良く見せて…」
「やぁっ!! バカぁ…っ!!」
「動くぞ…?」
繋ぎ目からはジュプジュプと淫らな音がしている。
ブツンッ!!
「痛っ!! 痛いよぉ、ナオキ…」
「悪い。だけど心配すんなって。これから俺が痛みを忘れるぐらい気持ちよくしてやるからな…」
「ひぐぅ…バカぁ……あんっ…あぐっ…」
彼女の可愛い喘ぎ声が俺を興奮させて腰を突き出すスピードを早くする。
「やあぁぁっ!! ああんっ!! うぐぅぅ…ひゃんっ……」
「段々気持ちよくなってきたんじゃないか? 声がそれっぽくなってきたけど……」
「あんっ……そんな事っ…ないもん……」
「ふ~ん…じゃあもっと激しくしないと素直にはなってくれないかな…っと」
「ふぇ? きゃんっ!! ひあぁっ!!」
俺は一度スイから肉棒を抜いて体勢をうつ伏せにした。この状態だとバックの体勢で、秘所が丸見えの状態になる。
「おぉっ…やっぱりスイのここは綺麗だな……」
スリスリとスイの秘所を割れ目に沿って擦っていく。割れ目からは愛液がたらたら落ちていく。
「やぁんっ!! そんなに擦っちゃ嫌ぁっ!! 恥ずかしいよぉ…」
「そんなに嫌か? じゃあ、擦るのはやめてやるよ…。その代わりここを舐めさせてもらうからな…」
「えっ? 何っ…」
チュルチュル…チュパッ…チュルル……ジュル…
「はぁんっ!! そんなに強く舐めるのも…っ。吸うのもダメぇ…っ!!」
「その割にはここ凄い濡れてるぞ…?」
俺は秘所の突起物を甘噛みする。
「ああぁんんっ!! やらぁっ!! そこ…噛んじゃらめぇ…」
呂律の回っていないスイの喘ぎ声が俺を次の行動へと移す。
「これだけ濡らせば充分だな…」
「ふえっ……?」
ジュプッ…ツプッ…
「ああぁんんっ!! やあぁぁぁっっ!!」
「動くぞ…」
繋ぎ目からはさっきより大きい淫音が部屋中に響き渡る。
「あっあっ…ああっ……!!」
「ここも…っ攻めてやる……」
そう小さく呟いてスイの胸に手を伸ばして揉みはじめる。そして突起物にくりくりと刺激を与える。
「ひゃああんっ!! そこもらめぇっ!!」
(結局どこも敏感なんだろうな…お前は……そこがまたいつもと違って可愛かったりするんだけども)
頭の中でそう呟くと、スイが前腕に力が入らなくなったのか前のめりになる。
「ああぁぁぁ……腰っ…立たなっ……」
「俺のメイドがこんな淫らな格好になって…ダメだぞっ……!!」
そして俺は一際大きく肉棒を奥に押し込み腰を突き出すスピードを速めてフィナーレの準備に行く。スイは相変わらず派手に喘いでいる。そんな俺はスイの耳元に口を近づけ
「レンが眠ってるの忘れてないか? あまり大きい声だすと起きちまうぞ…?」
「……っ!!」
「ばーか。今更気づいても遅ぇよ」
そして俺はスイの中に出す一歩手前まで来た。
「中に出してほしいか? それとも外に出すか?」
「ううっ!! んっ…あんっ!! な、中にぃ…出してぇ……」
「分かった…。行くぞ? スイ…」
「うんっ…私の中に…ナオキのいっぱい出して…」
「くうううああああぁぁぁぁっっ!!」
「ひああああぁぁぁぁんんんんっ!!」
ビュクビュク…!!
繋ぎ目からは精子が溢れてきている。多分中に納まりきらなかったんだろう。
「ごめんな、スイ。きつかっただろ?」
「うぅん…大丈夫。最初はちょっと痛かったけど、私の中にナオキが入ってきてくれたんだもん。私はすごく嬉しかったよ……?」
「ありがとな、スイ。こんな俺だけど、これからもレンと一緒に俺を支えてくれ……」
「うん、喜んで……ずっと一緒だもん」
二人は軽く口付けをして眠りに入った。もちろんレンも一緒に。



数ヶ月後…



「だ~~~っ!! 寝坊した~~!! 遅刻する!!」
「はい、カバン」
「あんがと、スイ!!」
ナオキは食パンを口に咥えながら話している。
「はい、お弁当です…」
「ふぁいふぁい、あんがと、レン!!」
「気をつけてね…? 事故とかそういうの気を付けてよ?」
「分かってるよ!! じゃあ行ってくるからな!!」
俺は玄関先で、二人に軽く口付けをする。二人は恥ずかしそうにしながらもそれにこたえる。
俺は二人の恋人を持っている。それも最高の恋人。
二人のお腹には、もう新しい命が宿っている。
俺は二人の子供のお父さんって訳か。ま、それもいいだろう。自分で臨んで出した結果だ。悔いなんて何一つない。




実はスイとやった次の日に同じようにレンともやったのだ。
だから二人には子供が宿っている。子供ができたのが早かったのはレンだったりするんだけども。
これから大変だけどあの二人となら大丈夫だろう…

ずっと…



双子のメイド 番外編

「んっ…? もう朝か?」
ナオキは目を覚まして体を起こそうとした。しかし何かが腕を掴んでいて起き上がることが出来なかった。以前にもこのパターンがあったので、大体予想はついた。



大当たり。



ナオキの腕を掴んでいたのはスイだった。しかし以前とは何かが少し違った。
「レン…?」
そう、隣にレンの姿がなかった。スイの腕を静かに離して、ナオキは下の階へと向かった。
「お~い、レン? 何処だ?」
呼びかけても返事がない。ナオキは少し心配になってきたらしく、家をくまなく探した。しかしどこを探してもレンの姿はなかった。
「レン…どこ行っちまったんだよ…」
ナオキがリビングの方で座り込んでいると、後ろから声がした。
「ナオキさん? 起きたんですか?」
声の正体はレンだった。首にポケモンのお使い用のバッグを抱えたまま、後ろで立っていた。
「レン!? 今まで何処に行ってたんだ!?」
「へ? 何処って…買い物ですけど…」
「か、買い物…。はぁ、何だよ…。それならそうと連絡してから行ってくれよ…」
「すみません…。あまりにも気持ち良さそうに寝ていたものですから、起こすのも悪いかと思って…」
「いや、まぁレンが謝る事ではないよ。はぁ…とりあえず良かった」
「私のこと探してくれていたんですか…?」
「そりゃあ当然だろ? レンはおれにとって大事な…」
ナオキはそこで言いとどまった。
「大事な…何ですか?」
レンが近寄ってきてその先を聞こうとしてくる。言わなくても答えはわかっているだろうけれど、それでもあえてレンは俺に対して答えを問う。
俺はそのレンの問いに色々恥ずかしくはあったが、自分の気持ちを正直に答えた。
「いや…その、だな。レンは…その……俺にとってだな…」
「私はナオキさんにとって…」
「……その、大事な家族であって……恋人…だ」
レンはそれを聞いて顔を赤くした。もちろんナオキもそうだった。
「私にとってもナオキさんは…その、大事な…人、ですよ…?」
「お、おう。ありがとな、レン」
しばらくレンとナオキは静かにリビングで座っていた。そしてしばらくしてからレンが立ち上がって
「わ、私…っ。朝ごはん作ってきますね…!!」
と言って台所に向かったので、ナオキも
「あっ!! 俺も手伝うよ…!!」
と言って立ち上がって台所に向かったのだがその時、ナオキはバランスをくずしてしまった。そして転んだそのさきには、レンがいた。
「わわわっっ!! レン!! 危ない!!」
「へっ? きゃあっ!!」
辺りに少し鈍い音がした。
「んっ、痛てて…」
ナオキが目を開けるとレンが目の前に居た。しかもレンが下、ナオキが上の状態だった。しかも偶然にナオキの顔は、レンの胸に当たっていた。
「うわああぁぁぁぁっ!! レン!! 大丈夫か!?」
「んっ…」
レンは軽く頭を打ったのか、気絶していた。
「れ、レン? 気を失っちゃったのか…?」
ナオキは不覚にも、レンの気を失ってる顔(寝顔っぽい顔)にドキッとしてしまった。
「レン…」
ナオキは昨日スイとやったような感情がまた芽生え始めていた。そして、そっとレンの胸に手を添えた。
「んぅっ…」
気を失っていながらも、感じているのか、レンは軽い喘ぎ声を出す。
(こんな事しちゃダメなのかは分かっているのに、手が、手が止まらない…っ)
ナオキは胸に添えていた手を動かして、揉み始めた。
「あぅん…ふぁ……」
「うわ、凄いやわらけぇ…。声も、凄く可愛い…」
レンの喘ぎ声を聞いて更に興奮したのか、ナオキはレンの胸の突起物を口に含んだ。
「あっ…うぅん……」
口に含んだ突起物を舌で転がしながら、ナオキは胸を吸う。
「あぁんっ…うっ……ふぅっ…」
まだ起きないレンを見てナオキは、口を胸から離した。そして揉んでいた手をスルスルと下に行かせた。そして秘所に到達すると、何の迷いもなく秘所に指を入れた。
「あんっ!! 何!? ってナオキさん!! 何やってるんですか!?」
「あっ、起きちゃった? 悪い、何かその…レンがあまりにも可愛かったからつい…」
「えっ? そんな事言われても私…ひゃんっ!!」
話をしながらも、秘所に入れている指は中をかき乱す。中からは少量の愛液が飛び散っていた。
「もうこんなに濡れてる…すごいな……」
「やぁ…言わないでください。恥ずかしいです…」
「じゃあ、一気にイかせてやるからな…?」
「ふぇ…? ひゃああぁぁっっ!!!」
突然秘所をかき回していた指の動きが早くなった事にレンは大きな喘ぎ声をあげてしまった。
「あああっっ!! もう指を抜いてください!! 何か出ちゃいますっ!! ああああぁぁぁぁぁっっっっ!!!」
レンの体がビクッとはねると、秘所から愛液が沢山飛び散った。ナオキの手にも愛液が沢山ついた。
「あぅぅ……ごめんなさい、ナオキさん…。出ちゃいましたぁ…」
「別にいいって。やったのは俺だし。そもそも気にしてないからさ。じゃあ次に行くからな?」
そう言ってナオキはレンの秘所から垂れている愛液を啜り始めた。
ズズ…チュプ…ピチャピチャ…
「うくっ…あんっ…ふぁぁ……」
レンの愛液を綺麗に舐めとるとナオキはレンの顔を覗き込んだ。
「大丈夫? 辛くないかい? レン…」
そう聞いたナオキに対してレンは服従のポーズをとり、秘所をいきなり差し向けた
「レン!!? いきなり何してっ…」
「もうナオキさんのが…欲しいんです……っ!! 私の、ここに…」
もうかなり濡れている秘所をナオキに差し向けてお願いをするその仕草にナオキは我慢ができなくなったのか、ナオキはレンに覆いかぶさってレンの両手をしっかり掴んだ。そして
「入れるぞ、レン…?」
レンは静かにうなずいた。ナオキは静かにレンの秘所に肉棒を突き入れる。レンは少しピクッと動いた。
ズッ…グチュゥ…
「うっあ…レンの膣、温かい……」
ナオキはスイのとはまた違うレンの秘所の温かさに快感が全身に走った。
「はあぁ……ナオキ、さんのがぁ…入ってきて…るぅ…」
「レン、動くぞ…?」
グチュグチュ…ジュプジュプ…
部屋中にいやらしい音が鳴り響く。突いている最中にブツンという音がした。しかし二人はそんな事を気にせずに行為を繰り返した。しかし繋ぎ目からは少量の血が垂れた。
「いっ…ああんっ…!! くうぅぅぅっっ!! ひゃあぁぁっ…」
スイの時より激しい動きをするナオキ。何故こんなに動けるのかと自分でも思うほどだった。そして、快感がナオキの射精感をまた再発させた。
ジュプッジュプッ…
「やああぁぁぁんんっっ!! 激しいっ…です…っ!! イっちゃいますぅ……」
レンの感じている顔はスイと同じように可愛かった。双子だから当然のことなんだが。
「うくっ…レン……そろそろ、俺っ…限界……」
「ぅぅ…私も……イッちゃいます…」
「中に、出す…? それとも…「中に…出してください……っ」
「分かった…」
レンはナオキが言い終わる前に、答えた。
絶頂を迎えるために、ナオキはさっきよりも腰を突き上げてレンの膣内を突く。そして、ナオキはレンを持ち上げて抱きしめた。それに応えてレンも抱きしめ返した。
「ううぅぅぅっ!! レンっ!! 出るっ!!」
「ふぁぁぁぁぁっっ!! 出してください!! 私の…中にっ…沢山……っ!!」
「「ああぁぁぁっっ!!!!」」
二人は一緒に絶頂を迎えた。そしてキスをしてしばらく繋がったままでいた。繋ぎ目からは収まりきらなかった精子が垂れていた。二人はキスを終えると口を離した。二人の間には銀色の橋がかかっていた。
「気持ち、良かったです…ナオキさん」
「うん、俺も…レンと一緒になれて良かった……」
「あの、お姉ちゃんとは…」
「うん? あぁ、昨日レンが寝た後、やったんだけど…」
「そう、ですか…」
レンはほっとした様子だった。こんな時でも姉を心配してる事にナオキはレンの温かさを感じた。
双子だと考えてることも似てくるんだろうな。それがこの二人のいいところなんだけど。
「ひとまず、後片付けはしないとな…」
「ふふふ、そうですね…」
周りを見るとレンの愛液、ナオキの精子などが散乱していた。二人はスイが起きる前にその後片付けをした。
もちろん後々スイには思いっきりバレてしまったのは言うまでもないことである。



*1 ^∀^

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Last-modified: 2016-06-27 (月) 00:21:26
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