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何月何日?

/何月何日?

作者GALD
獣姦無理という方はまわれ右です。



「今日何の日か知ってます?」
「知らん、だいたい何月何日かもわからん。」
10月ぐらいとしかわからないし、別に特別な日なんてないので困りはしない。日付に関してはかなり適当である。
「10月31日と言えば?」
「月末だろ、それぐらいわかる。」
「それじゃ、甘いものお願いしますね。」
そういって、毎日の事だが彼女は出かけていく。俺はと言えば、時間にもだれていて、もう一眠り。
「甘いものって言っても、何とってこりゃいいんだよ。」
一人で石ころを蹴飛ばしながら歩いていた。寝ぼけていたので定かではないが、甘いものを準備しておかなければならなかった気がする。
もちろん、こんな森の中で、甘いものなんて木の実ぐらいのものだ。その上とれると言ってもどこにあるかもわからない。洞窟から出たのはいいが、いく当てがない。
何も知らん俺に、何をしろと言うんだ。
「一人で相変わらず、つまらなさそうじゃねぇか、レイゼルさんよぉ。」
誰かに声をかけてもらったと思えば、見慣れた面々がそろっている。一人で歩いているのはこいつらぐらいしか、怖がって相手にしてくれないからであって、しかも相手してくれるのに限って、ややこしい連中ばかりである。
「今日こそ、白黒つけてやるぜ。」
「毎回負けてるだけだろ。」
エビワラーのストレートが会話を中断するが、片手で受けとめ、睨みあいをすることもなく、仕返しにみぞおちにパンチを返すと、後ろに続くゴーリキーの背後に電光石火で回り込んで、奇襲をかける。
「同じ手にはまるかよ。」
地面が盛り上がるのに反応が間に合い、背後からの攻撃を断念する。穴を掘るであらかじめ伏兵としてカポエラーを置いていたのだろう。
「地面タイプは相性が悪いよなぁ。」
「兄貴、前、背中から炎が出てるんですけど。」
自分の手柄でもないのに、いばっているのが一番悪いので、お連れには悪いんだが、火炎放射で固まっている二人を包みこんだ。あまり派手にやりすぎると、回りに燃え移ったりして大変なので、配慮はしてある。
それにしても、一撃決めかけただけで、浮かれて何もしないなんて甘すぎる。
これで終わりかと思えば、休む間もなくみぞおちの仕返しを返すためにエビワラーが隙をついて素早くジャブを連打する。火炎放射のため避けれず、最初の一撃で倒し切っていたと油断していたため、いいミット。バレットパンチの連打をもらう。
「流石に効くんじゃねぇか?」
ノーガードをいいことに、思いっきり連打をあびせてくるので、次は加減せずによこから炎パンチでフックを入れる。鋼技の時点で威力が下がるし、こいつら程度では話にならない。
加減はしたつもりだが、しがみつく様に倒れかかる。もちろん気絶しているので、しがみつけるわけがない。
他も火炎放射が止められたとはいえ、まともに受け止めたのだから瀕死とはいかないが、戦闘は続けられないだろう。手に倒れこまれて邪魔なので、二人の横に投げてもいいのだが、それは情が止めるので、横に寝かせる。
「なんでも好きにしやがれ。」
同じことばかり言われるが、遠慮することなくいこうとすると命乞いをする。潔さそうに聞こえるが、ため息しか出てこないのは先が見えているからである。しかし、今日はこいつらも役立ちそうだ。
「見逃してやるから、ちょっと話聞きやがれ。」
「へへっ、毎回すいません。」
急にかしこまるゴーリキーの態度は、さっきまでとは一変している。普通なら疑うだろうが、いつものことなので疑うだけ無駄である。
体の何か所かは軽い火傷を負っているようだが、演技のためにあえてつけた傷とあまり変わらないようで、痛みをほとんど感じていないのだろう腰を曲げて頭を低くし手のひらをこすり合わせている。
よほどこちらの機嫌を取るので必死なのだろう、連れのカポエラーも同じようなことをしている。
この動き毎回めだるいんだよ、もう少しもやしとくべきか…
「それで、ご用件の方は?」
「今日は何の日だ?」
「はい、10月31日です。」
「違う、特別な日かなんかじゃないのか?」
「と、申しますと?」
「10月31日は何か特別なことがあるかってことだ。」
朝の俺を見ているような気がしてならないな。こいつらでもわからなかったなら、一体何の日なんだ。もしかして、あいつ俺を騙して遊んでいるのか。考えるだけさっぱり分からん。
「あのぉ、お取り込み中いいですか?」
一人で考えているうちに、塞ぎこんでしまったらしい。不意をつかれたように焦って返事を返す。
「歩きながら説明します。探しものもあると思うので。」
「探し物なんて誰も言ってないが。」
「甘いものでも探しているんでしょう?」
格闘タイプ一色のはず、エスパーが使えるわけがない。手まねきに誘われるように後ろについていく。
カポエラーも続いてこようとしたが、しっかりしていることに、倒れた仲間を拾い上げ肩にかけて、運びながら後ろに続く。
やはり、力自慢の格闘タイプだけあって、超能力を感じさせるものはない。
罠ではないとは言い切れないが、そこまで準備できてはいないと踏み込んで、付いて行った。
「そいつはハロウィンってやつですよ。」
あいつは頭を掘り返せば思いつくと思ったのだろう。どこの言葉なんだろう。
「それは、どんな物なんだ?」
「一種の風習ったやつです。お菓子くれないと、悪戯するっていう行事ですよ。こんな森の中だと、甘い木の実を代用するしかないんです。」
軽く笑いながら、俺にとってはそれは俺に勝ったと言いたげにしか見えない。確かにクリスマスでもそうはしゃぐやつではいないだろう。その点では、そんことを聞いた俺を笑っても仕方ないかもしれない。
他人と交流のない俺には、クリスマスもハロウィンとかいうのも皆無な行事に変わりない。
「しかし、来客でも来るんですかい?」
「来たら悪いか?」
物珍しそうに尋ねられる。来客なんてそうそうこないのだから、不思議に思ったのかは知らないが、笑われて少し腹が立ったので、キレぎみに言うとそれ以上は追及してこない。
「もしかして、これですかい?」
突拍子にそして古臭いやり方だが、小指だけを立てて見せつけてくる。それに反論できずに次は俺が黙りこんでしまう。それを見てもう一度ニヤリとされる。
それに対して熱くはなるが、怒りではなくもっと別の物で。
「上手くいってるんですか?」
「余計なお世話だ。」
目を合わせて喋れないほど沸騰していた。そんな状態で反論しても説得力に欠ける。
「おっと、入る隙もないようですね。」
流石に、頭に血が昇って力で押させるところだったのを、なんとか内心だけで止めることに成功する。
頼むから、その手の話はやめてくれ。いつもの仕返しならほかの方法を考えてくれ。
「おっと着きましたよ。」
着いたと言っても木々は茂っているし、見慣れている風景と言えばそうである。単に、そのへんよりもポケモンの数が圧倒できに多い。
こんな数、ここ一体にかき集めるなんて難しいだろう。森一帯のそう人口はしらないが、こんなにいるとは思わなかった。
「そんなに珍しいですか?ちょっとした交流場ですよ。ちょっと待っててください。迷子にならない程度にしてくださいよ。」
俺は迷子になるほど子供ではなかったが、商売や取引など目に入るものが好奇心をくすぐるのも無理はない気がした。
といっても、わけもわからず目を泳がせているだけでおとなしく待機していた。
見ているだけではつまらないが、探すようなものもなくただ待っているだけで、同じような風景に飽きも生じてくる。要は、こんな市場のようなところで暇つぶしにはならないということである。
「お待たせしました。それではこれでこの件は落着ということで…でわ。」
戻ってきたと思えば、それなりに大きい木の実を一個置いて泥棒のように姿を消す。
得体のしれない木の実と呼ぶにも、木の実にしては大きすぎる。割って食べるような大きさ、海をピンクに染め、快晴で緑の大地が映っているような地球儀のようなものだった。
普通に食べれるのか、固くて歯が折れそうになるか、はたまた握りつぶせるほどなのか、見事な色合が一層謎を深める。
どうであれ、貰ったのだから、食べれるのだろう。仮にも市場のようなここで購入したのだろうから、その辺りは少しは信用できる。
持とうとするにも、見た目通りそれなりに重い。片手で調子に乗ったはずみで、落としてチャラというのもあまりに虚しすぎる。
両手を使わざる得ないか、後は帰るだけ両手がふさがってもそこまで問題はなさそうだな。
しかし、大問題、来た道を迷子にならない以上に慎重に戻る。足もとの石ころや木の根の出っ張り、段差、普段なら気にも留めない放置物が障害物に感じられ、巣に戻るのにどれだけの時間を費やしたのだろう。
やっと、掘ら穴かと思えば、どこに置くべきがで悩みは絶えない。変に置いて、転がるのも嫌だし、だからと言って持っておくのも面倒だし、心配症と怠けが格闘しているうちに、彼女が戻ってい来る。
「いいところに戻ってきた。さっさと食ってれ。」
「本当に用意したんですか?」
疑問符をつけながらもどこか嬉しそうに、奥に入ってくる。暗くて足元が見えないなのど、問題は上がるが空が晴れていれば、月光が、そうでなくても明かりぐらい炎タイプなら難なく解決できる。その辺に炎をともしておけば何ら問題ない。
「こんなに珍しい物、よく見つけましたね。」
感心した口ぶりで言われると、なんだか照れる。珍しいとは知らなかったが、尚更もらいものにしては大したものである。
「約束したから、たまにはな。」
地球儀を手渡そうとすると、首を傾げられる。何が足りないというのか。
「このまま、食べろって言うんですか?」
白々しそうに言われる。確かに、流石に皮ごと食べると言うのも無茶である。かといって、皮を剥けるほど器用ではないので、軽く力を入れると簡単に割れてしまう。
あまりにも脆いので、力加減をしていたのが幸いだ。
形悪く割れてた内、大きめの方を差し出す。せっかくだし、もう片方は自分で食らいつく。
「そんなに食べて大丈夫なんですか?そのつもりなら構わないんですけど。」
大丈夫も何もこれぐらいでは、大した腹の足しにもならない。大きさの割に水分が多く、かなり甘い。喉が渇いていれば美味しいだろう。甘いだけの水とは全く違う、その味に魅了され皮だけを残す。後悔することとは何一つ知らず。
彼女と言えば、ウインディだから地面に置いてあるのを前足で押さえつけ、此方も問題なさそうにたいらげる。
その様を見ながら自分の、苦労してよかったと思っている内に体に変化が訪れる。
「なぁ。お前、なんか変じゃないか?」
息がつまりそうだ。これ以上言葉を並べようと思えば息継ぎが必要なくらいに。
「知らないで食べたたんですか?貴方がてっきりするのかと思ってましたよ。」
彼女も息を荒くしはじめ、病人が二人いるような巣穴になる。
体が欲している。目の前の、レージェ…俺はどうすればいんだ。
「すまん、許してくれよ。」
どうやら、この木の実が一番最高で最悪な悪戯を施してくれたらしい。まぎれもなく、理性を狂わせている元凶はこの悪魔の果実である。それを抑える事など、できはしない。
息が上がり弱ったような彼女に、けしかけ地面へまっしぐら。側面からけしかけ、仰向けに無理やり体勢を変更させる。
「もう少し、優しく出来ないんですか…やっと、貴方から来てくれましたね。」
「こんな、恥ずかしいことそんなに簡単にできるかよ。」
「貯めてきた欲求、全部晴らしてくださいよ。」
こういう体勢で、それなりの雰囲気を醸し出されると、彼女から色気を感じさせられ、半分どうすればいいのか分からなくなるくらい、どぎまぎする。俺が上で彼女が下、自分に有利な体勢は相手を支配するということに結びつく。
早速この権利を行使する。今、改めて彼女の体に触れる、上半身で最も敏感であろう所に。
柔らかいそこに手をあて、揺さぶったり、軽く掴んでみたりしてみる。そのつど、僅かに淡い声をこぼす。弄りながら毛にうずもれて隠れている、雌特有の硬くなった部分を見つける。
そこを指ではじくと、さっきより更にはっきりと荒い息の中から声が聞こえる。
「やっぱり、お前は変態だな。」
突起を指でつつきながら、手でそこら一帯をわし掴みにしてほぐし、じっくりと攻めていく。が、それだけでは物足りない。
手を腹部の下に向けて這わせていく。そして、二本の足に分かれるちょうど分かれ道にさしかかった所で止まる。そこはすでに湿っていて、準備はできている状態だった。片手で胸を独占しながらも、もう片手で侵略していく。
「そるやってっ…そんなとこを。よっぽどぉ変態じゃないですかぁぁぁ。」
試しに指を入れてみるだけでこの反応。突起をつついただけの時と言い、つくづく恐ろしい木の実である。指を抜かずに中で動かしてやると、声を抑えきれずにとうとう叫び始める。
しかし、指一本をすんなり取り込むぐらいだ、二本ぐらいいけるんじゃないか。
そう、本能ではなく好奇心に後を押しされて、二本目を入れる。
「無理ですよぉ。二本なんてぇぇぇ。」
容赦なく二本の指で抜き差しを繰り返す、片手で動かすのを忘れるぐらい夢中になって。彼女のもともと染み出していた液で、卑猥な音が立ち始める。ピチャピチャと言う音と、彼女のわめき声だけで洞窟も随分騒がしくなる。
「あっ、もぉっ、ダメですよぉぉぉぉ。」
叫ぶとはぁはぁと呼吸を一層荒らくなり、それを整えるために黙り込む。もちろん、指だけで蓋をしきれず隙間から愛液が噴き出す。俺の手に降りかかるのもあれば、地面に掛かるものもある。一体に臭いが漂い、指を抜き取ると当たり前だが自分の手からも同じ臭いがする。
その手を口に運んで堪能するが、やはり手に着いたものでは物足りない。触るだけでは満足できない。とうとう、俺も末期かそれとも木の実のせいか、どっちだろうと遠慮してたら意味がないな。
口に広がる味に満足と不満を覚える。そして、舐め終えると満足感がなくなり、達して間もない彼女に休憩時間を与える暇もなく、襲いかかる。上から立ち退き、後ろ足を両腕で捕えるが、流石にさせまいと強引に足を閉じようとする。
「待ってくださいよ。」
「今日何の日かしってるか?」
自分でも意地悪な質問だとつくづく思う。
「知ってますよ、それぐらい。」
「ならお菓子を、貰わないとな。」
「持ってるわけないじゃないですか、見ての通り手ぶらですよ?」
「準備していないなら、罰を与えないとな。」
黙り込んだまま、すんなりと足の力を抜いて、好きにしてくれと言わんばかりに開脚する。
「これで貸し借り無しですからね。」
分かったよと、意外な素直さに甘えて舐めはじめる。一舐め一舐めが波を起こすように体を震わせ、再び快楽に支配される。そしてそれにより口に広がる味をもっともっとと、綺麗なピンク一色の部分に受益にたかる虫のように吸いつく。彼女は声を抑えることなどもうしないようで、聞きなれない声でなく。
「あっ、二回もぉ、イっくなっんてぇ。」
彼女自身嫌なのか、連続だから辛いのか。どちらにしろこのまま押し切る。一旦舌を止め、手で秘所の両端を押さえて可能な限り広げる。更にピンクが曝け出され、一度に舐める面積を増やす。
「ひっ…そんなに、広げないでくださいよぉ。」
「相変わらずの色だな。」
じっと見つめいれば、見とれて手を止めそうだが、そんな平和ボケのような状態ではない。貪るように、飢えているからこそ食物を食べるのが速いように速度を上げて責め始める。
そんなにも我慢できなかったのだろうか、これには耐えきれず二度目の限界を見せる彼女。
「大丈夫か?」
多少はと心中で呟きながらも、かなり心配ではある。よく思い返せば熾烈なものであった。顔に直接降りかかったのを取りながら活気がない様子を覗う。
「まだ、終わってませんよ。」
案外元気なのかもしれない。自分の体を整えるのに精一杯なのかもしれないが、足を広げて何かを求めている。
あぁ、そうかと今回今まで出番が無かったせいで、張りつめた自分のを秘所の手前まで持っていく。コクリと頷くのを確認すると、それを中へ押し込んでいく。今までの、ハードな準備運動があったからかすんあり俺のを飲み込む。
これだけで、踏ん張った声をお互いに共鳴する。効果は本物らしい、自分でも予想を上回る感覚、そんなに長くは持たなさそうだ。だからと言って、このまま動かないのも意味がない。最初からハイスピードでラッシュを仕掛ける。
「っ…これじゃ、長くは無理だな。」
「そっぁっ、知りまぁぁせん…よぉ。」
まともに会話出来ないのも無理わない。伝わってくる刺激が並のものではなく、それでも負けずと速度を落とさないのが今できる最大限のことである。俺自身も、彼女のように刺激に逆立たせ、便乗するかのように彼女も体を揺さぶり始める。意図的と言うよりかは、おそらく本能だろう。今の相手の様子ではまともに物事を考えれる様子ではない。
わめき声だけでも、刺激的な要素なのにその中で自分のが暴れ回っているとなると、一層興奮する。やはり、その辺が原因なのかマグマをいつ噴き出しても可笑しくない。
「もう無理だ…抜くぞ。」
「続けてぇ…中途はんっぱぁじゃ…」
これにより、相手が達しない限り自分がたっせなくなり、痛みではないのに、目を開けていられなくなり、何がどうなっているかさっぱりだが、腰を振り続ける。
「もっ、ムリですよぉぉぉぉ。」
お互いの我慢する度に鳴り響く卑猥な旋律もそうは続かない。三回目なのにフィナーレを終える彼女の中に、俺も便乗して溶岩を流し込んでいく。前に出したのが、どれぐらい前か分からないがかなりの量の熱湯を注ぐ。その熱を感知して、彼女もようやく満足げに笑う。
「炎でも、暑さは感じるものですね。」
俺が完全におさまるまで、関心しながらすべてを中で受け止める。
「自分でたまには処理したらどうです?」
「余計な御世話だ。俺はそんなことする性質じゃない。」
「そうですか、そんなことより疲れましたね。久しぶりに抱きながら寝ましょうよ。」
連結を解いていないのに、前足で強引に俺を自分に引きよせ彼女の上にまっしぐら。逃げようにも力が入らない、相手の方が疲れているのに逃れられない。これが火事場の底力というやつか。炎タイプ同士が抱き合っているからか、それとも雄の本心だからか永遠に冷めない暑さに襲われる。でも、こんなのも悪くないかもしれないな。寒いりかはねつけるだろう。
「いつまで人の上にいるつもりですか?」
意識がどのタイミングでとんだのかは知らないが、寝てしまっていたのだろう。普段なら緊張して逆に眠れないだろうが、よほど疲れていたのだろう。それと後、昨夜のベットは寝心地が良すぎたということだ。早起きな彼女は、俺が起きるまで、何の変哲もない寝顔をみて退屈な時間を送っていたのだろう。
しかし、彼女は仰向けのまま、俺を上にして寝れたのだろうか。そこだけはすまないとしか言えない。
「お前、寝れたのか?」
起き上がると、彼女は一旦横に180度転がりうつ伏せになってから、立ち上がる。これをみると4足は不便なものだ。
「もちろん。そんなことより、貴方はどうなんですか?」
「寝た。かなり爆睡だったと思う。」
どうも様子がおかしい俺の顔を見て話さないし、妙に嬉しそうに、いや悪だくみを抱えて笑っていると言った方が正確だろう。俺の方を見てにやついているのは、不気味ではないのだが不安を覚える。
「変ですねぇ。昨日の効果抜けてないんじゃないですか?」
彼女が一歩前に進むと、洞窟の行き止まりに一歩俺は後ずさりする。反射的に、威圧されているわけでもないのに、心のどこかに恐怖心が芽生え始める。それはすぐさま、成長し恐怖の感情を実らせる。
「これはな。雄にしかわかんねぇんだよ。」
朝起きたばかりだといつも、こいつはこの調子だ。だから起きてすぐは行動するべきではないのだ。張りつめた俺のが、毛の中では当たり前に隠れきれずに、しかも頭だけではなくほぼ全身を丸出しにしている。
「朝から牛乳でも飲みたいですね。」
「なら他所にけばいいだろ。」
「目の前に、絞れるのがあるじゃないですか。」
一歩、一歩と奥に逃げるのは穴を掘るしかない。もしくは、素直に捕まるか。
「違うだろ、これはその…せっ…せい。」
「聞こえませんよ。搾りたてのは美味しいでしょうね。」
「精液は飲み物じゃないぞ。」
恥じらいを捨ててまで、叫んで抵抗するにも下ることにははむけず、また一歩。
「昨晩1度だけでしたしね。朝から全部飲んであげますよ。」
「いてっ」
とうとう、奥にぶつかり意識していなかったせいで痛みまで感じる。すかさず、彼女が俺を倒し押さえつける。こうなれば袋の中のネズミ、抗うことなんて出来ることはおろか、許可さえされないだろう。
「HA☆NA☆SE。」
「朝ご飯には十分足りそうですね。」
俺の三日天下は終わり、皿の上の食材になり下がる。もちろん、俺の朝飯は与えてもらえない。


遅すぎる、ファールスライディングです。ネタなんて調子に乗るものじゃありませんね。
相当前の駄作とキャラがかぶっているのは気にしないでください。作者はキャラづくり等、あれですので。
土曜の夜に頑張るつもりが、延ばしに延ばしてこんな日という。誤字脱字が多そうな気がしております。申し訳ないです。


何かありましたらどうぞ。

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  • 相変わらず読み難い
    ―― 2009-11-09 (月) 21:21:50
  • >名無しさん
    わざわざ、ご意見の方ありがとうございます。
    今後、そのようなことにならないように頑張らさせてもらいます。
    ――GALD 2009-11-10 (火) 18:39:05
  • 少しばかり読みにくい箇所がありますので、もうちょっと、や。を使ってもいいと思います。
    ――ZX ? 2009-11-10 (火) 19:42:32
  • >ZXさん
    今まで放置していて申し訳ありません、ご意見の方ありがとうございます。
    これからの参考にさせていただきます。
    ――GALD 2011-3-21 (月) 23:13:05
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Last-modified: 2009-12-01 (火) 00:00:00
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