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二匹と僕の戯れ

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人×ポケです・・・苦手な方は控えてください・・・。 ピカピカ


二匹と僕の戯れ 


「はぁ・・・今日も疲れたなぁ・・・学校って何でこんなに疲れるんだろう・・・」

僕の名前はタカト。高校生になったばかりのポケモントレーナーで今、学校から家までの帰り道で一人ため息をつきながら寂しく帰っている最中・・・。

「そういえば今日あの二匹置いてきちゃったけど、大丈夫かなぁ・・・?」

あの二匹と言うのは僕の二匹のポケモンの事なんだけど、今日学校行くときに慌てていたせいでボールを置いてきちゃったんだ・・・多分怒ってるだろうなぁ・・・。またため息を一つつく。そして学校から二十分ぐらい歩いてようやく家(マンションだが)についた僕は鍵をつかって部屋の中に入った。僕は親元から離れて暮らしている。毎月親から仕送りがきて、それで何とかやっていけてる。

「ただいま~~・・・・」

僕は少し小さい声でそう言った。部屋の外はまだ少しだけ明るく、時刻は6時を過ぎていた・・・。僕はリビングの方に向かってみる・・・。そこには尻尾に明るい炎を灯している僕の二匹の内の一匹、「リザードン」が立っていた。リザードンは少しだけ僕を睨んで近づいてくる。僕の身長は大体175cmほどあるから、リザードンとは大して離れていない・・・。でもやっぱり恐い。
「お帰り・・・」
リザードンは僕にそう言ってきた。

「た、ただいま・・・リザードン・・・」

僕はリザードンから目線を逸らして言葉を返した。

「何で今日、俺達を置いていったんだ?」
「い、いや・・・その・・・慌ててたもんだからつい忘れちゃって・・・ごめん!!」

僕はとにかく謝った。他に何を言えば良いのか分からなかった・・・。リザードンはしばらく黙っていたが、やがて静かに口を開いた。

「まぁ、反省してるならいいけどさ・・・あいつにも謝っておけよ?寂しがってたから」
あいつ・・・か。確かにそうだよね・・・
「うん・・・謝ってくる・・・」
「おう、ついていってやるから」

そう言って僕はリビングを抜けてある部屋に向かう。リザードンもその後に続いてついて来てくれる。僕は部屋の前で立ち止まった。つばをごくりと飲む。意を決して部屋のドアを開けた。

「えっと・・・ボーマンダ・・・?居るかい?」

部屋を開けると薄暗かった・・・よく前が見えない。

「リザードン、明かり」
「はいよ」

僕が言うと、リザードンは尻尾の炎の明かりを貸してくれた。さて、だんだん見えてきたぞ・・・。

「ボーマンダ・・・?いないのかな・・・」
「いいや、居ると思うぞ・・・気配があるからな・・・大体10分ぐらい前まで居たし」

リザードンに言われてもう一度辺りを見回してみる僕。すると部屋の片隅でうずくまっている青い何かを見つけた。僕はそれがボーマンダだという事をすぐに理解して、近寄ってみた。そしてポンと背中らしきものを軽く叩いてみる。するとその青い何かはビクッと反応してこちらを見た。

「やっぱりボーマンダだった・・・えっと・・・ただいま」

この大半が青い体で覆われているのが僕の二匹の内のもう一匹「ボーマンダ」だ。そして僕がただいまと言った後、ボーマンダはいきなりのしかかってきた。僕は当然床に頭をぶつけ、仰向けに倒されてしまう。そしてボーマンダはこう言った。

「ただいま、じゃないですよ・・・どれだけ私がタカトを心配したと思っているんですか・・・」
「いや・・・だからその・・・ごめん・・・」

僕が言ってもボーマンダは尚も喋り続ける。

「私は今日置いていかれてタカトが他の女性と何かやましい事でもしていたんじゃないかと心配していたんですよ!?何で今日私達を置いていったんですか!?他の女性と会うためですか!?」
「なっ、何言ってるんだよ!!僕にはそんな女の人なんか居るわけないだろう!!?ただ今日は急いでたから君達を持って来るのを忘れてただけだって!!だから謝ってるじゃないか!!」

僕が少し怒った口調でそう言うとボーマンダはふん、と鼻を鳴らして言ってきた。

「本当にそうなんですか?ただ、本当の事を悟られたくなくてそう言ってるんじゃないですか?」

そのボーマンダの一言で僕の理性の何かが切れたような気がした。

「いい加減にしてくれよ!!本当だって言ってるだろ!?何だよ、こっちが必死で謝ってるのにそんな言い方してさ・・・もうボーマンダなんか知らない!!どいてくれ!!」

そう言って僕はボーマンダを強く押しのけ、家を出て行った。
今までの喧嘩の様子を一部始終見ていたリザードンがタカトが家を出て行った後に片手を額に乗せてボーマンダに言った。

「はぁ・・・何でお前はいつもタカトにあんな風にしか物が言えないかなぁ・・・素直に寂しかったって言えば良いのによ・・・タカトがそんな事する奴じゃないって事ぐらいお前だって分かってるくせにさ・・・」

リザードンはそう言って軽くため息をつく。ボーマンダの方はと言うと怒って出て行ったタカトに言われた言葉が相当ショックだったのか顔を下に向けていた。

「私だって知っていますよ・・・タカトとはあなたと同じくらい一緒に居るんですから・・・でも、もしもタカトが本当にそんな事をしていたらと思うとついあんな言葉を・・・」

ボーマンダは顔を下に向けながら静かに涙を一粒一粒、床に落として泣いた。その様子を見ていたリザードンはまたため息をついた後、ボーマンダに言う。

「お前・・・それはタカトをパートナーとして見ているからなのか?それとも愛しい人と思って見ているからなのか?お前が一人の女として・・・」

ボーマンダは涙を拭ってリザードンに逆に聞いてみた。

「そういうあなたはどうなんですか・・・?あなただって一応一人の女なんですから・・・タカトをどう思っているんですか?」
「馬鹿野郎、一応は余計だ。俺はもちろん愛しい人として見ているさ・・・何せずっとタカトと一緒に居るんだからな!!」

そう言うとボーマンダはクスッと笑ってリザードンに言った。

「そう、ですよね・・・私もタカトが愛しいです・・・だから嫉妬してしまうがために私はあんな風に言ってしまうんです・・・タカトに謝らなくては・・・」

ボーマンダがそう言うと、リザードンも笑って言った。

「よし!!そうと決まれば早くタカトを探しに行くぞ!!暗くなると探しづらいからな!!」
「そうですね・・・早く行きましょう!!」

ボーマンダはそう言って部屋の窓を開けてそこから翼を広げ空に向かって羽ばたいた。そしてそれについていくようにリザードンも翼を広げ空に羽ばたいた。空は夕日が沈む頃でもう辺りは暗くなってきていた。

「おい、ボーマンダ!!大体タカトが行くところは分かってるよな!?」

リザードンが言うとボーマンダは大きく頷いた。そして二匹は合図と同時にその心当たりがある場所へと向かった。



「・・・・・・」

一方タカトはある一つの小さな公園に居た。そしてタカトは辺りを見回した後、一つのベンチを見つけそこに向かい、腰を下ろした。

「はぁ・・・何でいつもこうなっちゃうのかな・・・別に喧嘩なんかしたくないのにさ・・・」

タカトはベンチに座ったまま物思いに更けていた。

「そういえばここだったよな・・・ボーマンダと初めて会った場所は・・・まだあの頃はリザードンもヒトカゲで・・・」

タカトはこの公園であった事を目を閉じて思い出していた・・・。


数年前・・・
確か僕は親の用事でここに来ていたんだっけ・・・しばらく時間がかかるからこの公園で遊んでなさいと言われて・・・それで僕はここでヒトカゲと遊んでいたんだ。
でもしばらく遊んでいると、どこからか鳴き声が聞こえて僕は辺りを見てみた・・・するとヒトカゲがベンチの下から鳴き声が聞こえると言って、ベンチの下を見てみればそこには小さな箱の中に一匹のタツベイが居たんだ・・・。そのタツベイは何だか僕を見て酷く怯えていた・・・多分パートナーに捨てられたんだろうと僕は思った・・・。
タツベイを見てみれば体中が傷ついていた。僕はそこら辺にポケモンセンターがないかを探して、ヒトカゲとそこらじゅう走ってようやく見つけられたんだ。
ポケモンセンターの人はすぐにそのタツベイを治してくれた。僕がタツベイの様子を見に行ってみると、さっきの傷が嘘のように治っていた。僕はタツベイを見るなり、近寄ってみた・・・すると、タツベイも近寄ってきてくれて僕はタツベイの目線まで体を下げた。

「君、今一人なんだよね・・・?」

僕がそう言うと、タツベイは小さく頷いた。僕はタツベイの頭を撫でながら言った。

「じゃあさ、僕と一緒に来ないかい?大丈夫だよ、もう捨てたりなんかしないからさ!ねっ?」

タツベイはそれを聞くなり僕に抱きついてきた。僕は頭を床にぶつけて仰向けに倒された。そしてタツベイは僕の顔を舐めまわした。

「はははっ!!くすぐったいよ~~!!」

そうして僕はその後タツベイを親に説得して飼ってもいいことにしてもらったんだっけ・・・。


「・・・謝らなきゃ・・・」

僕は目を閉じたままそう呟いた。そして僕は目を開けた。すると、目の前には二匹のポケモンが居た。

「リザードン・・・ボーマンダ・・・?どうしたの?」

僕が言うと、リザードンは髪をクシャクシャにしてきた。

「わわっ!!な、何するのさ!!」
「うるさい!!俺達にこんなに心配かけといて・・・どうしたの?じゃない!!」

リザードンはそう言って手を頭から離す。

「ご、ごめん・・・」

僕がそう言うと、今度はリザードンに背中を押されたボーマンダが前に出てきて僕に言った。

「タ、タカト・・・その、さっきはごめんなさい・・・つい私は心にもないことを・・・」

「えっ・・・?い、いいよ!!ボーマンダは全然悪くないからさ!!元はと言えば僕が二人を置いて行っちゃったのが原因だしさ!!ねっ?」

そう言って僕はボーマンダの頭を撫でる。ボーマンダは僕が頭を撫でても何一つ嫌そうな顔はせず、逆に嬉しそうな顔をしていた。そういえば久しぶりだな・・・ボーマンダの頭を撫でるなんて・・。

「おい、お楽しみのところ悪いが早く帰るぞ。俺、腹減ったし・・・何より汗かいちまった・・・」

僕はそうだね、と頷いてボーマンダの背中に乗る。って、ポケモンも汗掻くのかな?まぁ、そんな事はどうでもいいか・・・。

「んっ・・・?どうしたのボーマンダ?顔赤いよ?」
「えっ・・い、いえ!!何でもないです!!汗掻いて体温が上昇してるだけですよ!!」

そう言ってボーマンダは羽ばたいて空へと飛び立つ。それに続いてリザードンも空に飛び立った。

「・・・ねぇ、ボーマンダ?」
「んっ?何ですか?」

ボーマンダが前を向きながら僕の言葉に答える。僕はボーマンダの首に抱きついて言った。

「わわっ!!タカト!?な、何を・・・」
「さっきは僕もごめんね・・・ボーマンダの事なんか知らないなんて言って・・・本当に反省してる・・・だからさ・・・」
「な、何ですか・・・?」

ボーマンダは心臓の鼓動が早くなっていくのを感じていた。

「今日、一緒にお風呂入らない?」
「え、ええええぇぇぇぇッッ!!?」
「お、おい!!ボーマンダ!?」

突然の発言に戸惑ったのかボーマンダはバランスを崩す。そしてそれに驚いたリザードンが叫ぶ。そして間一髪の所でボーマンダはバランスを直した。僕もかなり危なかったけど・・・。

「ど、どうしたの・・・?嫌、だったかな?」
「い、いいえ!!とんでもないです!!入らせていただきます!!」
「そ、そう・・・?じゃあ一緒に入ろうか!!」

そう言って僕は首から手を離し、態勢を元の場所に戻した。ボーマンダはと言うと、少し後からしまった、と思っていた。何故なら人とポケモンとは言え、異性ではあるのだからかなり緊張してしまう・・・。タカトは全然そんな事を気にしていない様子だが・・・。
あれこれ考えているうちに家に着いた。(さっきの部屋の窓から入った)

「ありがと、ボーマンダ!!」

僕はそう言ってボーマンダの頭を再度撫でる。ボーマンダは少し顔を赤くしていた。

「おい、タカト!!悪いけど俺先に体洗うぞ!!」

リザードンは先に部屋を出て行き、風呂場へと向かった。僕はのんきに手を振ってそれを見送っていたが、後からある考えが浮かぶ。

(んっ・・・?待てよ・・・リザードンって尻尾の炎が消えると死ぬんじゃ・・・)
「ま、待て~~~!!!リザードン!!!僕が体洗ってあげるから!!」

急いで風呂場へと向かったタカト、ボーマンダは一人部屋に残されていた。外はもうすっかり真っ暗だった・・・。部屋の電気がやけに眩しく見えた。ボーマンダは順番が来るまで部屋で休むことにし、静かに目を閉じた。背中に感じるタカトの匂いと温もりを感じながら・・・。


一方一人と一匹は・・・
「リ、リザードン!!待って!!僕が体を洗ってあげるから!!」
「んっ・・・?そうか?じゃあ頼むとしようかな!!」

リザードンは全然気にしていなかった。水が当たれば炎が消えて死んでしまうのに・・・そして僕とリザードンは風呂場に入った。風呂場は以外に大きく、僕達が入ってもまだ少し余裕があるくらいだった・・・。僕の格好は一応濡れてもいいようにシャツと短パン。

「じゃあ、しっかり洗ってくれよ?ほれ、スポンジ」
「あっ・・・うん。じゃあ洗うよ?」

僕はリザードンからスポンジを受け取り背中をこする。昔はよく一緒に入ったんだけど、何故かある時母さんが「あんたはヒトカゲと一緒に入っちゃダメ」と言われ母さんがヒトカゲと一緒に入るようになったんだ・・・。
今でもその理由が分からないのだが・・・。

「ふう・・・背中は終わったよ・・・じゃあ次は前だね・・・」
「あっ・・・前は俺が自分でやるからいいよ」

リザードンが頬を赤らめて僕に言う。でも僕はお構いなしに後ろからスポンジを使わずに今度は手でリザードンのお腹を擦る。

「あっ・・・タカト・・・」

リザードンは何故だか呼吸をはぁはぁ言わせている。僕は何だかその呼吸を聞いていると面白くて今度は胸の辺りを擦ってみる。

「そ、そこは・・・!!さ、触るなって・・・」
「別にいいじゃないか・・・何でそんなに嫌がるの?」

僕が胸元を手で擦っていると、何かが手に当たる。それが手に当たった瞬間、リザードンは体をビクッとさせる。

「成るほど・・・ここを触られるのが嫌だったんだ・・・」

僕は呟くように言った。そして僕は胸元にあるその突起物を親指と人差し指で押しつぶす。

「んあぁッ!!だ、ダメだってそこは・・・!!触んないでくれ・・・」
「そんなに敏感なんだ・・・女の子ってここが敏感なの?」

僕はリザードンに耳打ちをしながらその突起物を刺激する。もう当初の目的である体を洗うという事を忘れて僕はその行為に夢中になっていた。

「や、やめろって・・・本当に・・・怒るぞ・・・!!」

リザードンは僕の腕に手を回したが、僕は今度はその突起物の先端を人差し指でクリクリと弄くりまわしてみる。当然リザードンは声を出し、力が出ないのか僕の手を握る力は弱かった。

「あっ・・んっ・・ダ、ダメ・・・タカト・・・もうやめてくれ・・・」
「しょうがないなぁ・・・じゃあやめるよ・・・」

僕はリザードンの胸の突起物から手を離し、お湯を尻尾の炎にかからないようにかけてあげる。リザードンの顔はまだ赤くて、呼吸も未だに乱れていた・・・。

「はい、終わったよ・・・」
「お、おう・・・あんがとな・・・」

そう言ってリザードンは風呂場から出ていった。

「あっ、悪いけどボーマンダ呼んで来てくれるかい?一緒に入るって言ったんだけど・・・」
「あ、あぁ・・・分かった・・・呼んでくるよ・・・」

リザードンはそう言って風呂場から出て行き、部屋へと向かった・・・。

「おい、ボーマンダ・・・。タカトが呼んでるぞ・・・行ってやれ」

リザードンが呼ぶと、ボーマンダは目を開けて体を起こした。

「あっ・・・はい、分かりました。わざわざありがとうございます」
「おう、いいから早く行ってやれよ」

そうリザードンが言うとボーマンダは頷いて部屋を出て行った。

「・・・はぁ・・・タカトにされて感じてしまった・・・ばれてないよな・・・?」

リザードンはそう呟いて自分の下半身を見てみる。秘所からは少量の愛液が垂れていた。それを見てリザードンはまたため息をついた。

「タカトの奴・・・性に関してまったくと言っていいほど関心ないからな・・・もしかしたらボーマンダもやられるかもな・・・まぁ頑張れよ・・・」

そう言ってリザードンは愛液を拭き取ってその場で横になった。

一方風呂場では・・・
ボーマンダが風呂場に入ろうとしていた。そしてドアの向こう側にいるタカトに声をかけた。

「あ、あのタカト?入っていいですか?」
「あっ、来たんだ!!いいよ、入っておいで」

ドアの向こうからはタカトの声・・・ボーマンダはドキドキしながらも風呂場に入っていった。すると中には素っ裸のタカト・・・ってええぇぇぇぇッッ!!?

「タカト!?何で裸なんですか!?」
「えっ?何でそんな事聞くの?君がタツベイの頃はよくこの格好で入ったじゃないか」
「そ、それはそうですけど・・・でも私だってもう大人です!!少しは異性を気にしてください!!」
「う~ん・・・そんな事急に言われても困るんだけど・・・なるべく気をつけるよ・・・」

タカトはあまり納得がいかない顔でボーマンダの後ろに回った。その反応にボーマンダは軽くため息をついた。

「じゃあ、背中洗ってあげるからね?」
「あっ、はい。お願いします。」

タカトはボーマンダから了承を得ると、背中をスポンジで洗った。

「それにしても久しぶりだね・・・ボーマンダと一緒に入るの・・・」
「そういえばそうですね・・・私もこうやってタカトと一緒に居ますけど、最近はあまり一緒に入らなかったですものね」
「やっぱりそれって僕達が大人になったからかな?それとも僕達が異性同士だからかな?」
「私が思うにそれは両方当てはまると思いますけど・・・」
「う~ん・・・よく分からないや。ごめんね、こんな難しい話して」

タカトの言葉にボーマンダは首を横に振った。そしてタカトは背中を一通り洗うと、お湯で背中を流した。

「よし!!これで後ろは終わり!!次は前、洗ってあげるから」
「ふぇぇぇぇッッ!!?い、いいですよ!!自分で洗えますから!!」
「でもボーマンダの手だったら上手く洗えないでしょ?それにいつもリザードンにやってもらってるじゃないか。僕じゃ嫌なの?」
「い、いや・・・そんな事は・・・」
「じゃあ決まりだね!!」
「う~~・・・」

タカトの言葉に声も出せなくなったボーマンダはただ唸ることしか出来なかった。そしてタカトはまずお腹を洗い出す。他人にやってもらうと言うのはやっぱり少しくすぐったい。

「んっ・・・タカト・・・くすぐったいです・・・」
「そ、そう?じゃあもう少し強くやってあげる」

そう言ってタカトはスポンジをこする力を強くし、お腹を洗った。人にしてみれば痛いぐらいの力かもしれないが、ボーマンダにとってはそれが丁度いいくらいの力だったらしい。

「よし、次はここだね・・・」
「へっ?タ、タカト!!そこは・・・んぅぅっ!!」

タカトが洗い出したのは胸の辺りだった。しかもスポンジではなく、タカト自らの手で洗い出したからたまったものではない。

「さっきリザードンにもしてあげたんだけど、アイツと言ったら何か変な声出しちゃっててさ・・・もしかしてボーマンダもかな?と思って・・・」
「そ、そんな事したんですか!?・・・タカト・・・あなたは性に関する意識がn・・・あうっ!!」

ボーマンダが喋っているにも関わらずタカトはボーマンダの胸の突起物を弄る。その手つきはさっきのリザードンにした事と同じものだった・・・。

「へぇ・・・女の子ってここ触られると変な声出しちゃうんだ・・・何か僕も体が熱いや・・・ボーマンダ・・・もう少しこうしててもいいかな・・・?」
「えっ・・・あっ・・・と、その・・・」

ボーマンダはこういう時どうしていいか分からず、思わず頷いてしまった。そしてタカトは今度は突起物だけでなく、胸本体も揉みだした・・・。

「あっ・・・つぅっ!!タカト・・・!?も、揉むなんて聞いてないですよ!?」
「だって何だか凄くぼーっとしちゃって・・・それにしても柔らかいね・・・ボーマンダのこれ・・・」
「これって・・・物じゃないんですから・・・んぅっ・・・!!はぁっ・・・」

タカトはしばらく胸を堪能し続け、それからまたしばらくしてから胸を揉むのをやめた。

「はぁ・・・終わった・・・あっ・・・あれ?ボーマンダ?」
「はぁ・・・はぁ・・・タカト・・・私、もう・・・我慢できません!!」
「えっ・・・?ってうわっ!!」

ボーマンダは息を切らしていたかと思うと、いきなりタカトに抱きついてきた。タカトは再び床に倒れ、頭をさっきよりも強く打った。

「いったぁ~~・・・どうしたの?ボーマンダ?」
「わ、私ばっかり攻められてタカトだけがいい思いするなんて許せません!!だ、だから今度は私がタカトを洗ってあげます!!」
「う、うん・・・じゃあお願いするけど・・・倒す必要はあったのかな・・・?」
「この態勢の方がやりやすいと聞いたものですから・・・」

一体どこから聞いたんだか・・・そんな風に思いながらもタカトはボーマンダに任せてみる事にした。するとボーマンダはいきなりタカトの下半身に顔を寄せ、そのそそり立ったタカトのモノを舐め始めた・・・。

ピチャ・・・ピチャァ・・・

「あっ・・・うぁ・・・な、何これ・・・凄く変な感じ・・・」
「えっと・・・これはフェラチオって言う行為ですよ・・・」

そこを説明する場視なのかどうかは、はたまた疑問なのだが、今のタカトにはそんな事を考えている余裕はなかった。ボーマンダのザラザラした舌から来る快感によって何も考える事が出来ないほどだった・・・。

ピチュ・・・ピチャ・・・

「ぼ、ボーマンダぁ・・・す、凄く気持ちいいよ・・・」
「そ、そうですか・・・?良かった・・・初めてだったものですから・・・じゃあ次もやっちゃいますね・・・」
「えっ・・・?な、何を・・・っあぁっ!!」

タカトが言う暇もなくボーマンダはタカトのモノを口に咥えていた。ボーマンダの顔が上下に動き、その運動が行われるたびにタカトは情けない声をだしてしまう。

「ひぁっ!!・・・ボーマンダっ・・・な、何か出そうだよ・・・口を離して・・・」

しかしボーマンダはタカトの声を無視し一先ず口を離してからモノと口にかけて透明な糸を引き裏筋の方を一舐めした。

「うああぁぁぁぁッッ!!で、出るぅっ!!」

粋の良い音と共にタカトのモノから白い液体が勢い良く飛び出し、ボーマンダの顔を汚す。ボーマンダは顔にかかった白い液体を舌が届く距離まで舐め、それを一通り舐めると今度はタカトの汚れたモノにまで舌を伸ばし綺麗に舐め取る。それによって堅さを失っていたモノが再び堅さを取り戻した。
そのボーマンダの様子を見ていたタカトは不意にも可愛いと思ってしまったのである。

「ぷはぁ・・・タカトのモノ・・・凄く美味しかったですよ・・・もっと欲しいくらい・・・」
「・・・ボーマンダ・・・今、僕ね君の事凄く可愛いって思ったんだ・・・いや、可愛かったのは昔からだけどさ・・・今はその・・・何て言うか・・・十分過ぎるくらい女の子らしいよ・・・」

タカトに言われてボーマンダは顔を真っ赤にする。

「・・・そう、ですか・・・嬉しいです・・・」
「ぼ、ボーマンダ・・・僕何か変だ・・・さっきから凄い体がムズムズするんだ・・・」
「ふぇ・・・?あっ・・・!!タカト!?」

タカトはボーマンダを無理やり仰向けにさせて秘所を覗く。その行為に当然ボーマンダは赤面する・・・。

「僕も舐めていいかな・・・ボーマンダのここ・・・」
「って言う前から舐めてるじゃないですかぁっ!!んぁっ!!」

ボーマンダが言うとおりタカトは自分が言った後、有無を聞かずにボーマンダの秘所を本能のままに舐めだした。

ぺチャ・・・ピチャ・・・チュ・・・

「あ・・・あんっ・・・い、いやぁ・・・タカト・・・激しい・・・です・・・」
「ボーマンダのここ・・・凄いびしょ濡れだ・・・僕が全部舐め取ってあげるよ・・・」

タカトはボーマンダの秘所を舐め続けるが、舐めても舐めても液は留まることを知らず、逆に増えてきているくらいだった。

「ダメだ・・・いくら舐めても舐めきれないよ・・・吸った方がいいかな・・・?」
「あっ・・・ダメ・・・タカト・・・ダメェッ!!あぁっ・・・!!」

ジュルジュル・・・チュプ・・・ジュル・・・

タカトは唇をボーマンダの秘所の形と合うようにピッタリと押し付け思いっきり吸い上げた。

ジュルル・・・チュパ・・・チュル・・・

「あんっ・・・!!もう、もうイクッ・・・タカト・・・イクゥッ!!んあぁぁぁッ!!」

ボーマンダはタカトの攻めに体を思いっきり震わせ、絶頂を迎えた。さっきのタカトと同じくらいボーマンダの秘所からは液が噴出された。その大半はタカトにかかり顔を濡らした。

「ちょっと・・・酸っぱかったかなぁ・・・ボーマンダの液・・・でも癖になりそうだよ・・・」

そう言ってタカトは顔にかかった液をボーマンダと同じように舐め上げ、その後少し痙攣しているボーマンダの秘所に舌を近づけ液を舐め取った。ボーマンダは身震いをする。

「た、タカト・・・気持ちよかったですよ・・・今までにないくらい・・・」
「そ、そうかい?だったら良かった・・・」
「じゃあ本番ですね・・・?それっ・・・」
「う、うわっ!!?な、何?本番って・・・」

タカトは今度は優しくボーマンダに押し倒され、仰向けになる。そしてボーマンダはタカトの上に跨り、未だに少し痙攣が収まっていない秘所をタカトのモノと重ねる。

「これから私達は一つになるんですよ・・・リザードンには悪いですけどね・・・」
「ひ、一つになる!!?僕のコレとボーマンダのソレが・・・?てか、今最後に何か言わなかった?」
「い、いいえ!!何も言ってません!!じゃあ行きますよ・・・?」

タカトは何も言わずに静かに頷く。そしてボーマンダは静かに腰を下ろしていった・・・。
ボーマンダの秘所はタカトのモノを難なく飲み込んでしまう。

「うっ・・・あぁ・・・ボーマンダぁ・・・き、気持ちいいよ・・・」
「んっ・・・私もタカトのモノが擦れて・・・気持ちいいです・・・」

しかしタカトのモノがある程度沈んだところで何か壁のようなものに突き当たる。しかしボーマンダはそれを何も言わずに破っていき、少し痛かったのか苦痛の表情をしている。そして二人の繋がっているところから少し血が滲み出てくる・・・。

「ぼ、ボーマンダ・・・!?大丈夫!?」
「んっ・・・平・・気・・・です・・・タカトは大丈夫ですか・・・?」
「う、うん・・・僕は大丈夫だけど・・・ボーマンダ・・・血が・・・出てるよ・・・」
「いいんです・・・やっと・・・タカトと一つになれたんですから・・・これくらい・・・」
「ボーマンダ・・・もしかして君は僕の事を・・・?」

タカトがそう言うとボーマンダは頬を赤らめ、静かに頷く・・・。

「そ、そうだったんだ・・・全然気づかなかったよ・・・ごめん・・・」
「タカトは何も悪くないですよ・・・?・・・さて思いも告げれた事ですし・・・行きますよ?」

ボーマンダはそう言った後、腰を更に沈めていき、最終的にはタカトのモノを全部飲み込んでしまった・・・。しかしタカトのモノはボーマンダの秘所の一番奥までは届かないほどの大きさだった・・。

「もう少し大きかったら私の奥まで達するのに・・・早すぎましたかね・・・?」
「どういう事・・・?」
「いいえ・・・何でもないですよ・・・さぁ・・・動きますよ・・・?」
「う、動くって・・・どういう・・・ひぁっ・・!!?」

タカトが疑問を抱いたままだというのに、ボーマンダは自ら腰を振りタカトのモノを締め付けていた・・・。

「あっ・・・んっ・・・タカトっ・・・気持ち・・いい・・!!」
「うあ・・・ぼ、僕もよく・・分からないけど・・・凄く気持ちいいよ・・・」

繋がりからはジュプジュプという淫らな音が風呂場で鳴り響く・・・タカトのモノはボーマンダの秘所により姿を出しては消え、姿を出しては消えを繰り返していた。

「んうぅ・・・タカトが・・・私の中にいるぅ・・・んっ・・・」
「ボーマンダ・・・辛くないの・・・?そんなに腰を動かして・・・」
「・・・意外と辛いですよ・・・でも大丈夫です・・・心配しないでください・・・」

ボーマンダがそう言うとタカトはしばらく黙り、やがていきなりボーマンダの胸を掴み揉み始めた。
そして今度はタカト自身が腰を動かしてボーマンダに刺激を与え始める。

「ひっ・・・!?タカト・・・!?む、胸はダメだって・・・あんっ!!」
「ボーマンダだけに任してたらダメだと思って・・・今度は僕がやるよ・・・」

タカトはそういいながら胸を強く揉み、腰を上下に動かす・・・ボーマンダは下からくるその快感に酔いしれ、風呂場の天井を見上げていた。

「あっ・・・いい・・・タカト・・・激しいっ・・・また・・・イッちゃいそうです・・・」
「んっ・・・僕も・・・ボーマンダの中・・・凄く気持ちよくて・・・もう・・・限界・・・!!」

やがて二人は互いに腰を動かして快感を分け合う・・・ボーマンダはタカトの胸に手を置いて腰を振る・・・タカトはボーマンダの胸を揉みながら腰を振る・・・そして絶頂の時は訪れ・・・

「うあぁぁぁぁッッ!!」
「んくぅぅぅッッ!!タカトっ・・・」

二人は同時に絶頂を迎えて、タカトはボーマンダの中に精を放った。ビュルビュルッと音がしたが、ボーマンダの秘所はそれを全部飲み込んでしまったらしい・・・。二人はどっちも息が荒かったが、幸せそうな顔をしていた・・・(特にボーマンダ)

「あっ・・・あっ・・・タカトが私の中に・・・沢山・・・」
「だ、大丈夫だった・・・?ボーマンダ・・・」

タカトの言葉にボーマンダは首を縦に振る。そしてボーマンダは顔を近づけ、タカトの唇にそっと触れる・・・。そして流れでていた汗さえもボーマンダは舐め取った・・・。

「良かったですよ・・・タカト・・・私は満足です・・・」
「そ、そうかい・・・?」

ボーマンダは名残惜しそうにタカトのモノを抜いた・・・。と、その時何かが近寄ってくる音がした・・・。そしてドアはバンッと勢い良く開く。

「大丈夫か!?すげぇ声がし・・・た・・・けど・・・」

入ってきたのはリザードンだった・・・リザードンは今のタカトとボーマンダを見てすぐに状況を理解した・・・。

「わ、悪い・・・やってた最中だったなんて知らなかったんだ・・・じゃあ俺はお暇(おいとま)するわ・・・」

そう言ってリザードンはそそくさと風呂場を出た。

「み、見られちゃったね・・・ボーマンダ・・・」
「え、えぇ・・・そうですね・・・タカト・・・あの・・・お願いが・・・」
「んっ・・・?何?」

ボーマンダはタカトの耳元に口を近づけ何かを喋った。それを聞きタカトは驚きの顔をしていたが、しばらく考えた後に静かに頷いた・・・。そして二人はひとまずもう一回体を洗い直し、風呂場を出た・・・。

一方リザードンはベッドの上で仰向けになっていた・・・。

「まさかボーマンダに先を越されるなんて・・・思いもしなかった・・・」

リザードンはそう呟きため息をついた・・・。

「もうあいつ等は一つになっちまったんだ・・・俺が横に割り込むなんて事・・・」

実はリザードンも幼い頃トレーナーに捨てられてしまい、タカトに拾われたポケモンなのである・・・。その頃はヒトカゲではあったものの、タツベイ・・・いや今のボーマンダが来るずっと前からリザードンはタカトの事を恩人として・・・または愛しい人として思い続けていたのである・・・。それ故にリザードンのショックはかなり大きいのである・・・。

「もっと・・・俺が積極的だったら・・・あの時タカトに言ってれば・・・いや、そんな事したらボーマンダが悲しむか・・・はぁ・・・」

リザードンは独り言を言いながらまたため息をついた・・・。
と、その時・・・

バチンッ・・・・

「な、何だ何だ!?ブレーカーでも落ちたのか!?」

突然部屋の電気、いや家の電気が消えた・・・。幸いリザードンは尻尾の炎があるから多少暗くても見える・・・。

「おいおい・・・嘘だろ・・・俺、実は暗いところ嫌いなんだぜ・・・?」

リザードンがそんな事を呟いていると、いきなりドアが開く音がした・・・。そして何かが入ってくるのが分かった。

「タカト・・・?ボーマンダか・・・?」

リザードンが聞いてもその何かは答えようとしない・・・。しかしその何かは次第にリザードンに近づく・・・。少しリザードンは怖くなってきた・・・。

「おい・・・返事くらいしろ・・・んっ・・・!?」

リザードンが喋っていると、その何かはいきなり仰向けのリザードンの唇を奪った・・・。

「んっ・・・!?んんっ・・・!!」

リザードンが手に力をこめようとするが、その瞬間その何かはリザードンの秘所をなで上げた。

「んんっ・・・!!?ん~~ん~~っ!!」

クチュクチュ・・・クチ・・・

淫音と共にリザードンは口を口で塞がれたまま秘所を撫で回される・・・そして次第にリザードンの秘所は愛液で濡れ始めていた・・・。

(こんな・・・一体誰が・・・でも・・・気持ちいい・・・)

リザードンは次第に抵抗の意思を弱め、その快感に身を任せることにした・・・傷ついているリザードンにとって相手がどっからか入ってきた泥棒であろうと幽霊(?)であろうと構いはしなかった・・・今は自分を慰めてくれる人が居ればそれでよかった・・・。

クチュクチュ・・・グチュッ・・・

秘所を撫でていたものはリザードンの秘所にものを入れて中をかき乱す・・・。水のはじけるような音がしていて何ともいやらしい・・・。

「んっ・・・んっ・・・んっ・・・ぷぁっ・・・」

やっと口が開放されたリザードンは息も途切れ途切れの状態だった・・・。そしてその何かは今度は秘所から指を抜いたかと思うと、ベッドのシーツで自分とリザードンを包みこみはじめた・・・。(もちろん尻尾は包んでいない)

「お、お前は一体・・・」
「・・・・・」

やはり何も答えない・・・暗くて全然顔が分からない・・・だが尻尾の炎で薄暗かったものの少しだけ分かった事は・・・

(人間だ・・・こいつ・・・処女さえ奪われなければいいけど・・・顔を見てみたい・・・)

リザードンはそれだけのことを考えれるほどまだ理性は奪われていなかった・・・。そしてその何かはまるで見えているかのようにリザードンの胸を触りだした・・・。

「っあぁぁ・・・」

そして触りだしたかと思えば今度はリザードンの胸を鷲掴みにし、そして舌ででリザードンの胸の突起物を弄くりだした・・・。

クリクリ・・・ツツ・・・

「ひあぁぁぁッ!!」

突起物を的確に探り当てたかと思えば今度は舌で舐め回す・・・クリクリと突起物を弄ばれ、今度は歯(のようなもの)で突起物を甘噛みされる・・・。リザードンはもうこれ以上の快感に耐えられそうになかった・・・。しかし次にきた快感はさっきの行為よりも違った。

チュウゥ・・・チュプ・・・

「ああぁぁぁぁッッ!!?す、吸うのはナシだろ・・・!?そんなに強く吸われたら・・・俺・・・おかしくなる・・・!!んあぁぁっ!!」
「クスクス・・・リザードン可愛い・・・」
「・・・は?」

一瞬だが何か聞き覚えのあるような声がした・・・まさかと思いリザードンはその何かに聞いてみる・・・。

「お前・・・タカト・・・?」
「当たり」

そう、今までリザードンを弄くってきたのは紛れもなくタカト本人だった・・・。
リザードンはその事実に驚きを隠す事が出来ずに口を大きくあんぐり開けていた・・・。

「な、な、タカト・・・?何でこんなこと・・・」
「・・・ボーマンダがこうしろって・・・リザードンにもしてあげてって・・・」
「だったらそれはタカトの意思じゃないだろ!?」
「・・・・・」

タカトは少し口ごもる。リザードンは少しだけ目に涙を溜めながら言葉を続けて言った。

「お前が好きなのはボーマンダなんだろ・・・?だったら俺なんて・・・」
「ち、違うよ!!リザードン!!僕は・・・」
「僕は・・・?何だよ・・・?」

リザードンが問い詰めると、タカトは顔を真っ赤にして言った。

「僕は・・・リザードンの事も好きだ!!ボーマンダと同じくらいリザードンの事も好きなんだ!!」
「・・・タカト・・・でも俺なんか・・・女っぽくないし、それに雄口調だし・・・」
「そんなのどうだっていい!!リザードンは僕にとって大事なパートナーだもの!!さっきだって・・・凄く女の子ぽかったし・・・」

タカトのいきなりの告白にリザードンはうろたえながらも、嬉しさを抑えずにはいられない・・・気づけば溜まっていた涙が少しずつ頬をつたっていた・・・。

「・・・嬉しいよ・・・タカト・・・」

リザードンがそう素直に自分の気持ちも混ぜながら言うと、タカトはリザードンを優しく抱きしめる。リザードンはそのタカトの優しさに甘える事にした・・・。

「僕は・・・リザードンもボーマンダもどっちも好きなんだ・・・さっきまでは全然自分の気持ちに気がつけなかった・・・てっきり僕はこの感情を別の何かに変えてしまっていたんだ・・・」
「・・・タカト・・・」
「ねぇ?リザードン・・・こんな僕だけどさ・・・ずっと傍に居てくれるかな・・・?ボーマンダと一緒に・・・」
「当たり前だろ・・・?俺とアイツは昔からお前のことが好きだったんだからさ・・・」
「・・・そっか・・・ありがとね・・・」

タカトとリザードンはしばらく抱き合っていたが、二人が少し離れると再び口付けを交わす・・・。今度はさっきの唇が触れ合うだけのキスではなく、互いの舌を絡ませていた・・・。二人の息は数秒もしないうちに荒くなっていた・・・。

「タカト・・・先に俺がしてもいいか・・・?」
「うん、いいよ・・・でも爪とかはたてないでよ・・・?」
「分かってる・・・」

そう言った後、暗闇の中でリザードンはタカトのモノを探り当てて、その自らの手でモノを扱き始めた・・・。

「くっ・・・リザードン・・・」
「どうだ・・・?気持ちいいか・・・?」
「う、うん・・・気持ちいいよ・・・」
「そうか?じゃあ次に行かせてもらうぞ・・・?」

リザードンは手で扱くのをやめると、タカトのモノに顔を近づけ舌を出して舐め始めた・・・。

クチュ・・・ピチャピチャ・・・

「あっ・・・つぅ・・・リザードンの舌・・・気持ちいいよ・・・」

タカトがそう言うと、リザードンは悦の表情を浮かべて更にモノを丹念に舐める・・・。その見事な舌使いにタカトは絶頂を迎えそうになった・・・。

「も、もうダメだ・・・出るよ・・・リザードン・・・うぁぁ・・・!!」

そう言ってタカトのモノから勢い良くリザードンの口の中に精が放たれた。リザードンは口元を舐めて、口の中にある精と一緒にそれを喉をならして飲む。

「・・・ゴクッ・・・ふぅ・・・結構な量だったな・・・」
「ご、ごめん・・・大丈夫だった・・・?」
「気にするなって・・・じゃあ次はタカトの番だぞ・・・?」

そう言ってリザードンは抵抗が出来なくなる態勢・・・つまりは仰向きに寝転がった。リザードンの秘所は暗闇の中でも分かるくらいにキラキラと輝いていた。

「あ、あんま見るなって・・・恥ずかしいから・・・」
「ご、ごめん・・・その・・・凄く綺麗だったから、つい・・・」

タカトがそう言うと、リザードンは顔を赤くした。

「な、何言ってるんだよ・・・も、もういいから早くやってくれ・・・」
「あ、うん・・・じゃあ・・・」

タカトはまずリザードンの首筋に舌を這わせた。リザードンは少しだけ身震いをする・・・。そしてその舌の動きは段々下に下がっていき、やがては胸の辺りに到達する。そしてさっきの行為もある所為か、リザードンの胸の突起物は勃っていた・・・。タカトはその突起物を重点的に攻める・・。

「あっ・・・んっ・・・そ、そこは・・・」

タカトは片方の手で片胸を掴み、もう片方の胸には自らの愛撫で攻め立てる。そして空いたもう片方の手はするりとリザードンの腹から下へ向かい、秘所を擦る・・・。

「や・・・あっ・・・りょ、両方は・・・んくぅ・・・ダメ・・・」
「・・・リザードン・・・凄く・・・可愛いよ・・・もっと気持ちよくさせてあげる・・・」
「ふぁ・・・?ど、どうやって・・・・あっ・・・」

タカトは自分のモノをリザードンの秘所に近づけ、密着させる・・・。そして・・・

ズッ・・・!!

「いっ・・・!?んあぁぁッ!!」
「くっ・・・締まってる・・・リザードンのここ・・・」

ジュッ・・・ズプッ・・・

「ふぁぁ・・・いきなりはナシだろぉ・・・あんっ・・・」
「す、凄くリザードンの膣(なか)・・・暑いよ・・・」
「あっ・・・んっ・・・んっっ・・・!!痛っ・・・!!」

ブツっという音とともに、結合部から少し血が滲み出る・・・。そしてタカトのモノはボーマンダの時と違ってリザードンの奥に達して、小突く・・・。その度にリザードンは喘ぎに喘ぐ・・・。

「あぁっ・・・!!奥に・・・タカトのが奥にぃ・・・!!」
「リ、リザードン・・・!!気持ちいいよ・・・!!」
「ふぁっ!!・・・お、俺も・・・気持ちいいよ・・・」

そう言ってタカトは一旦モノを抜き取り、リザードンを四つん這いにさせる。そして再びリザードンの秘所にモノを宛がい、挿入する。

「んああっ!!や、やだっ・・・この格好恥ずかしい・・・」

バックの態勢は秘部が丸見えになるのでタカトの方は入ったり出たりするところが見える。

ズッ・・・ズッ・・・グプッ・・・ヌプッ・・・

「うあっ・・・!!タカト・・・タカト・・・!!」
「リザードン・・・好き、だよっ・・・!!」

そう言ってタカトは後ろからリザードンの尻尾を掴んで強く握る。

「し、尻尾は・・・!!?だ、ダメだっ・・・くっ・・・!!」

その瞬間リザードンの膣はキュッと締まり、タカトのモノは強く締め付けられた。そしてタカトのモノから精が再び放たれ、リザードンの膣を満たす・・・。

「う・・・うああ・・・!!?タカトが・・・俺の膣に・・・」
「リ、リザードン・・・こ、このまま行くよ・・・?」
「えっ・・・?そ、それは・・まずっ・・・あぁぁっ・・!!」

タカトのモノは萎えることなく維持された状態だった・・・そして引き抜く事もなく再び動き始め、淫音が部屋中に響く・・・。

ジュップ・・・ジュップ・・・ニュプ・・・

「い、・・・タカト・・・お、俺もう・・・またイクっ・・・つぁぁぁぁ・・・!!!」

リザードンが再び絶頂に達すると同時にまた膣もキュッと締まり、タカトのモノも締め付けられた。そしてタカトはリザードンの胸を脇から手を伸ばして掴み、奥にモノを突っ込み精を放つ・・・。

「リ、リザードン・・・!!」
「あぁ・・・俺の膣が・・・!!タカトで・・・一杯だ・・・」

リザードンのお腹はまだ引き抜かれていないモノと溢れ出る精でポッコリと膨らんでいた・・・。
そしてタカトはモノを引き抜く・・・ずるりと引き抜かれたモノは精と愛液で濡れており、秘所からは収まり切らなかった精がどろりと溢れていた・・・。タカトは疲れてリザードンの横に倒れこむ。

「辛かったんじゃない・・・?リザードン・・・。ごめん、無理しちゃって・・・」
「タカト・・・。いいよ、気持ちよかったし・・・何よりタカトが俺を愛してくれた事が嬉しいからさ・・・なっ・・・?」
「リザードン・・・ありがとう・・・ずっと傍にいてね?」
「もちろんだ。アイツと一緒に俺はお前とずっと一緒にいてやる・・・」

と、その時明かりがついた。

「随分派手にやっていたようですね・・・?」
「げっ・・・ボーマンダ・・・」
「ブレーカーを落とした後、ずっとここで聞いてましたよ・・・?」

ボーマンダが嫌らしい笑みを浮かべている・・・リザードンは顔を真っ赤にした。

「悪かったな・・・変な声出してて・・・」
「別に私は構いませんよ?タカトの初は私が貰いましたし・・・」
「なっ・・・でもタカトは俺の方が絶対好きだ!!」
「な、何ですって!?そんな事はないです!!タカトは私の方が好きです!!」
「だったらタカトに聞いてみるか!?おい、タカト・・・」
「スースー・・・」

リザードンとボーマンダがいざこざしている内にタカトは眠ってしまったらしい・・・。寝言でタカトは二匹の事ばかり呟いていた・・・。

「・・・プッ・・・」
「クスクス・・・」

二人は静かに笑った。

「そうだったな・・・タカト。お前は・・・」
「私達二匹をどちらとも・・・」

「「愛してくれるんだよな(ですよね)・・・」」

二匹はそう呟いてタカトの眠っている横に寝転がり、共に眠りについた・・・。


その眠った3人の顔は今までにないくらい幸せそうな顔をしていた・・・。


数日後・・・

「さぁて・・・学校も終わったし、帰ろうかな・・・」
「お~い、タカト!!一緒に帰らない?」
「んっ?えっと・・・ごめんログ・・・先約がいるからさ・・・」
「そっか・・・またあの二匹と帰るのかい?」
「うん、まぁそんなところ」
「じゃあ僕はカメックスと帰るよ・・・また明日ね!!」
「うん、また明日」

そう言って二人は学校の教室で別れる。タカトは学校の玄関で二つのモンスターボールを投げる。するとリザードンとボーマンダの二匹がボールから出てきた。

「やっと終わったんですね?」
「うん」
「じゃあ、帰るとしますか!!タカト、どっちに乗る?」
「今日はボーマンダに乗るかな?」
「分かりました・・・では背中に乗って・・・行きますよ!!」

そしてタカトを乗せたボーマンダとリザードンは空へと羽ばたいた。

「そういえばタカト・・・今日はどっちとヤルんだ・・・?」
「な、何をいきなり・・・!?でも、うーん・・・」
「私はどちらでも構いませんよ?」
「じゃあ今日は俺としようぜ、タカト!!」
「なっ・・・抜け駆けはなしですよ!!?」
「ボーマンダ、お前今どっちでもいいって言っただろう?だったら文句言うなよ・・・?」
「ぐっ・・・それはそうですけど・・・」
「まぁまぁ・・・二人とも落ち着いて・・・ねっ・・・?じゃあ今日は・・・」
「「今日は・・・?」」

今日もまたどこかで・・・二匹とタカトは戯れている・・・。



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Last-modified: 2013-03-29 (金) 00:00:00
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