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予知夢

/予知夢

見慣れた景色…夕方の学校に俺一人。なぜ俺がこんなところにいるかすら分からない。
「だ…誰かぁ!いないかぁ!!」
誰もいないはずの教室に、俺は叫んでみる。しかし返事が帰ってくるわけがない。…第一座って叫ぶのもどうかなと思う。んっ…?座って?叫ぶ…?
「この机って…」
俺が座っている机…それは俺がいつも座っている机だった。
「どうして座ってるんだ?」
遅れながらも疑問を抱く。考えようとした時、俺は隣の気配に気づく。
「…こんばんわ」
女の声…誰だか分からない。白いスカートをまとった、俺と同じ年頃の少女だ。
「誰…?」
「誰でしょうか?」
容器な口調で、真面目に答える感じもない…。変なやつと思った瞬間に俺は床に押した抑れていた。
「痛っ…」
起き上がろうとするが、その白い少女が跨っていて動けない。
「な…どけよ!」
「い・や!」
少女が言うと、いきなり口を塞がれた。
「んんっ!!?」
まともに喋れずに、もがくしかなかった。
「ぷはぁ…私のしたいこと、分かる?」
「どうゆう…」
「こうゆうこと!」
いきなり少女の顔が、股から見えた。…まさか
「やめろぉぉぉぉぉぉ!!!」



「やめろぉぉぉぉぉぉ!!!」
ベットの上で、叫んだ…また、あの夢だ。
「はぁ…はぁ…はぁ」
最近、良く見る夢…白い少女に襲われそうになる…。遭ったこともない少女がなぜ俺の夢に出てくるのだろうか?
「あの子は…一体…」
小さく呟くと、俺はまた眠りについた。
「はぁ~…」
学校が始まる…しかし俺は、夢のことがどうしても頭から離れない。机の上でだらけていると…。
「ブイゼル!!おっはぁ~~!!」
くそテンションが高い、ブースターだ…。こいつの顔を見るとむしゃくしゃしてくる。
「どうしたの!?朝から元気ないねぇ~」
「お前の陽気な声と顔を見たら、さらに元気がなくなったわ…」
「冷たいなぁ…何かあったの!?」
「…話、聞いてくれるか?」
ほかに話す奴もいない…頼れるのは、ブースターしかいない。
「何なに!?相談事?」
「そうゆうわけじゃ…ねぇんだけどよ」
昨夜の夢を簡単に説明する。陽気な顔で聞いてたブースター…正直、殴りたくなった。
「でさ…この夢、どう思う?」
「「ん~…それってさ、テレビとかで言う…」
久々に、ブースターからまともな言葉が出た。
「予知夢って奴じゃない?」
「よちむ…?」
「そう…詳しいことは分からないけど、この先、そのことが現実になる可能性があるんじゃないかな?」
「ってことは…俺は襲われるかも…知れないと?」
「そうなるね♪」
人事のように…こいつに相談したのが間違いだったか…。しかし、予知夢の可能性があることに代わりがない。不安を抱いていると…。
キーン・コーン、カーン・コーン!
チャイムが鳴る。朝の会がはじまるのだ。リングマ先生が、入ってくる。
「お前ら~!席に着けよぉ~!」
雑談が一瞬にして消え、みんな自分の席に着いた。
「今日は、転校生が来ている、どんな奴か楽しみだろ?さぁ!入ってきて!」
ガラッと教室のドアが開く、と同時に俺の目と口も開いてしまった。…さらにブースターの言葉が蘇ってくる。
「『現実になる可能性があるんじゃないかな?』」
その転校生は、白いスカートを身にまとった、少女。
「それじゃ、自己紹介をしてくれ」
「はい…西口中学校から来ました…キルリアです」
拍手が木霊する中、俺は震えていた。…当たり前だ、夢で出てきた少女が、いま目の前で自己紹介しているのだから。
「席は…ブイゼルの左が開いてるな」
「へっ…?」
「ブイゼル…世話してやってくれ」
「ああ…はぁ」
唐突なまでの偶然…いやだれか仕組んでいるのではないかと思うぐらいだ。キルリアは俺の左の席に着く。そして俺のほうを向いて、笑顔で…
「これから、よろしくね」
声をかけてきた。俺は会釈をして返すしかなかった。
「よ~し!それじゃ、授業に入るぞ!まずは国語だ」
かばんから教科書を取り出す。ふと、横を見ると、キルリアも教科書を出していた。
(気のせい…だな)
こんな大人しそうな女の子が襲ってくるはずがない。俺は自分の心に言い聞かせた。
「ねぇ…」
小さな声に、ビクッと驚く。隣からの声…キルリアだ。
「あなたのお名前は…」
「ああ…ブイゼルだ」
「ブイゼル…君?でいい?」
「ああ、構わないよ」
いきなり名前を聞かれた。まぁ、良くあることだろう。
しばらく授業を聞いていると、隣が少しあたふたしていることに気づく。
「キルリアちゃん…どうしたの?」
「あのね…消しゴム、忘れちゃた」
しょっぱなの授業から忘れ物かと思ったが、女の子が困っているのを助けないわけにも行かない。とりあえず俺は、自分の消しゴムを半分に折り、片方を渡す。
「これ…使って」
「…いいの?」
「ああ、どうせもうすぐ捨てようと思ったし」
本当はもう少し使えたが、咄嗟に言葉が出てしまった。
「御免ね…ありがとう」
ニコッとかわいい笑顔を返してくれた。本当に可愛いと思った。



昼休み、俺はいつもの屋上で昼寝をしていた。さわさわとした風を受けていると、いつの間にか眠ってしまう。今日もいい感じだ。
「ブイゼル…君?」
薄れ行く意識の中にひとつの声が聞こえた。聞き覚えがある。この声は…
「キルリアちゃん?」
誰も来ない屋上にキルリアちゃんの姿があった。
「何でこんなところにいるの?」
「私、前の学校でもお昼の休み時、ここに来て風に当たってたの」
「そうなんだ…」
その後ゆったりと時間は流れた。ふと、キルリアちゃんが話しかけてきた。
「ブイゼル君って、彼女とかいる?」
「はぁ!?」
驚いて起きてしまった…。仲間になってまだ数時間しか立っていないのに、いきなりその質問か?
「いないよ…」
短く答えた。しかし本当に俺は女の子には縁はない。あのブースターにさえ彼女がいるのに…。
「そうなんだ…ちょっと意外」
「どうして?」
「いや…なんかもてそうな感じあったし」
「そうかな?」
「うん…そうだよ」
そう言われても、自信が持てない。少し不複雑の気持ちの中…。



チュ…。



暖かい感覚…頬から頭にその感覚が伝わる。
「えっ!?なっ…」
「じゃあね…」
そういってキルリアちゃんは去っていってしまった。
「……」
今まで、思い描いていた、彼女が消えた。…と同時に確信を覚えた。



恋…してしまった-


彼女の背中を見つめながら、俺は感じた。
学校が終わるなり、俺は速攻でグランドに向かった。勿論、サッカーをやるため。
階段を駆け下りていると、声が聞こえた。
「何だ…?」
この学校には使っていない教室があった。しかも、別名その部屋を誰かが「不良部屋」と読んでいた。声はその部屋から聞こえた。俺は恐る恐る覗き込む。その姿に驚いた。
「転校生…少し俺と遊んでくれない?」
絡んでいるのは、この学校で1番の不良…バンギラスだ。絡まれているのは、キルリアちゃんだ。
「いっ…いやです」
手首を持たれて、抵抗できないキルリアちゃん。抵抗しないことをいいように、いきなり口付けしようとしている。俺は驚き、バンギラスに襲い掛かった。
ガラァ!!
「やめろ!!」
「誰だ…貴様?」
問いには答えず、俺はソニックブームを放った。学校の規則でバトル演習以外で技は禁止になっているが、俺は規則を破り、バンギラスに放った。
「うぐぁ!!」
懐に命中。その隙に俺はキルリアのそばに向かった。
「怪我はないか?」
「平気…!ブイゼル君!後ろ!!」
「くっ…!」
「死ねぇ!!」
バンギラスのドラゴンクローをかわし、キルリアちゃんを抱きかかえて、出口に急いだ。先にバンギラスに道を塞がれたが、何とかキルリアちゃんだけ、外に出せた。
「てめぇ…よくもやりやがったな!!」
「丸腰の女の子相手に、やろうとしてたことよりはましだ」
その言葉に、切れたのかバンギラスのドラゴンクローが向かってきた。俺はとっさにかわしたが、不運に脚に当たる。しかめっ面をするが何とか体制が取れた。しかし遅かった。
「あばよ…!」
俺の後ろに、ドラゴンクローが迫っていた。かわせる距離ではなく、まともに食らい倒れこむ。
「ぐっ…く…そ…ぉ」
遠のいていく意識の最中、見えたのはポケモンたちが一斉に教室に入ってくる姿だった。



頭が痛い…重い…辛い。いったい何時間過ぎたのか…。死の世界か?楽園か?俺の頭の中でそんな考えも浮かんでくる。しかし外から響く声に起こされた。
「…ゼル、ブイゼルく…!ブイゼル君!!」
目を開けると、オレンジ色の光とともに、白い少女が見えた。キルリアちゃん…?しかもここは保健室…?
「……」
「良かった…大丈夫!?」
「ああ…何とかね…」
正直、まだ痛みがあるが、どうってことないだろう。
「キルリアちゃんは大丈夫かい?」
「私は平気…でも、ブイゼル君が」
「俺は平気…そうだ!さっきポケモンたちが大勢来なかったか?」
「私が呼んだの…職員室の先生を」
「そう言うことか…でバンギラスは?」
「うん…処分は退学だって」
「そうか…でも、俺もそうなるかもな」
「いいえ、ブイゼル君には何もないわよ」
「えっ…?何で?」
俺も規則を破った身…キルリアちゃんが規則を知っているかどうか知らないが…処分を受けることに間違えはない。
「私を助けるために技を使ったって言ったの…そしたら、「今回は大目に見る」って」
「あ…そういうこと」
それなら言っている意味が分かる。俺は時計を見る、5時半…もうすぐ下校時間だ。
「さて…帰るかな」
ベットら降りて、自分の荷物を持つ。
「ブイゼル君…家どこ?」
「えっ?」
キルリアちゃんを見ながら答える。
「どこって…巨大樹の近く…」
この町のシンボル、巨大な樹のことだ。
「私もその近くなの…一緒に帰らない?」
「えっ…?」
帰り道…断る理由もなく、2人並んで帰っていた。女の子と帰るのは初めての俺…。緊張したがキルリアちゃんととても話があった。…やはり自分は
「じゃ、俺ここだから」
家の前で、止まる。
「…そこブイゼル君のお家?」
「そう」
「じゃ、お隣だ」
「へっ…?」
小走りで隣の家の前に立つ。
「ここが私のおうちよ」
「なっ……」
偶然の偶然…。いや、ここまで来ると本当に誰かが仕込んでるのではないかと思った。
「あっ…そう」
「うん!じゃあね!」
笑顔で家に入っていく…。俺はそれを見ているだけだった。



食事も終わり、風呂に入っていた。湯船で眠るときのことを考えていた。
「…まさか…もう、ないよね」
ここまで見た予知夢では、襲われそうになるところまで…今日のようなことは出てこなかった。すなわち、これ以上はないと確信した。
「しかも、キルリアちゃんがあんなことするわけねぇしな…」
自分を安心させたところで、お風呂から出た。今日1日、いろいろあったからだいぶ疲れがたまっている。早く深い眠りにつきたいところだ。



何事もなく…-


眩い光に俺は目を覚ました。ここはどこだ?知らないはずの場所…なのにここに覚えがある。
「まさか…ここは…!」
俺の予感は的中した。あの時と同じ、夕方の学校。
「クスッ…」
「…!!」
この状況は、この前見たままだった。そう彼女が跨っている。
「どけよ!」
何をされるかわかっている。だから無意識に声が、大きくなった。
「いやよ」
短く答えると、襲撃がはじまる。
「!やめろぉぉぉぉぉ…」
声も小さくなった。声が出せない…。なぜか…少女に弄ばれているから。
「…可愛い」
小さく呟くと、俺のものを握り扱き始めた。
「うぅ…や、やめ…ろぉ」
抵抗するも、下半身に力が入らない。完全に彼女に弄ばれている。さらに…。
「じゃ、そろそろ…」
「!!ふぁぁ…」
更なる快感…ものを咥えられた。小刻みに舌が動き、良いが…。なぜ、俺がこんなことされているのか…。その疑問がわいてきた。
「なぜ…こんな…こと…するんだ…あぁ」
途切れ途切れに声を出し、聞いた。
「それは…貴方のことが好きだから」
夢の中の告白…。快感を受けながら俺は別な衝撃も受けていた。
「うああぁぁぁ!!」
ものが大きく震えると、俺は射精していた。彼女は顔色1つ変えずに、精液を飲み込んでいた。その姿を見ながら、俺は眠っていった。



目を開ける…辺りを見回すといつもの自分の部屋。
「まさか…これも…」
体を起こすと俺は下半身の違和感に気づく。そこには…。
「…っ!!」
男の子ならではの現象…「夢精」をした跡が残っていた。言葉が出なかった。俺は急いでシーツを変えて、再び眠りに落ちていった。
朝が来た…俺は、夢が恐ろしくあの後一睡も出来なかった。
「はぁ~」
渋々学校へ歩いていると、後ろから声がする。
「ブイゼル君!」
キルリアちゃんを見たとき、恐ろしく思えた。しかし、その無邪気そうな笑顔にほっとしてしまう。
「おはよう」
「おはよう…」
「どうしたの?元気ないね」
「ああ…ちょっと寝付けなかったから」
「そう…」
キルリアちゃんといると、心が落ち着く。と同時に鼓動が早くなる。
「どうしたの?」
その声に我に返る。
「んっ?ああ…なんでも…」
「……」
変なことを考えるのはよそう…。同じように考えていて毎回失敗に終わった。学校についてから、ブースターのむかつく顔を見ながらも時間をすごした。そして昼…俺は何も食べないでいた。夢のことで憂鬱になり食べ物もろくに通らない。
「はぁ~…」
何度ため息をついただろうか…。
「ブイゼル君…お弁当食べないの?」
「ああ…食欲が…」
勿論嘘だ。
「大丈夫?」
「うん…じゃあね…」
そう言い残して教室をあとにした。
向かった先は勿論屋上だ。悲しいとき、困ったとき…俺が壁にぶつかったときに此処から見る青空がおれの悩みを軽くしてくれる。
「やっぱり此処にいた…」
「またきたの?」
「まぁね」
寝転がってる俺の横にキルリアちゃんが座っている。
「…」
「…」
長い沈黙…時が止まってしまったと思った。その時。
「私、行くね」
「うん…」
短い2人の時間が終わった。キルリアちゃんが去っていく足音を聞きていた。やがて聞こえなくなると同時に俺は体を起こした。
「……」
また空を見ようかと寝ようとしたとき…。
「…ん?」
さっきまでキルリアちゃんがいたところに、ピンクの紙切れがおいてある。
「なんだ?」
内容は…
「『今日の夕方、教室に残って』」
差出人もないが大体予測できた俺は、紙切れを持って屋上を出た。



学校が終わった…しかし俺は机から離れなかった。ブースターに「帰らないの?」と聞かれたが適当に返した。時間が過ぎていき、時刻は夕方…あの時と同じ情景だ。
「こんにちは」
隣から声がした。キルリアちゃんだ。
「俺をどうしてこんなところへ呼び出したんだ?」
「この時間のこの景色が一番ムードがいいでしょ?」
そう言うと俺は押し倒された。
「痛っ…」
起き上がろうとしたときには、もうキルリアちゃんがまたがっていた。なんとなく分かっていたが、やはり抵抗がある。
「どけよ!」
「い・や!」
短く答えると、俺は口が塞がれる
「んんっ…」
誰一人といない夕焼けに染まる教室に、ピチャピチャと水がぶつかる音がしていた。
「ぷはぁ…私のしたいことが分かる?」
「…ああ」
「えっ?なんで…」
なぜかって?…それは。
「夢で見たからさ」
「え?」
「君に…キルリアに襲われる夢を見たんだよ」
「…そうなんだ」
彼女は俺のさらに近付く。
「私たち…結ばれる運命にあるようね」
「どう言うこと?」
「私も…貴方を襲う夢を見たの…」
「えっ?」
「でも…私は襲うほど勇気がない…だから考えたの…」
「……」
「私たちが見たのは…結ばれる…その意味を表していたの」
「そう考えれば…そうかもな」
俺は彼女の背中に手を回し、強く抱きしめた。
「俺は…キルリアが大好きだ…経験はないけど…お前を守ってやることは出来るぜ」
「ブイゼル…」
初めて知った…予知夢が伝えてくれたのは…俺が襲われるということではない…。



2人が愛し合ってるということ…そして結ばれるということだった。



落ちる太陽が2人を見つめている。大人をキスをしながらお互いのものを愛撫していた。
「そろそろいいかしら?」
もう襲われる心配はない…そう思ったときだった。異変に気づいた。体が動かない。
「気づいた?」
「キルリア…何を?」
「ブイゼル…今、襲われる心配はないだろう…って思ったでしょ?」
「!!…なっ…なんで…」
「人の気持ちが分かるのよ…最も貴方は心が読みやすいけどね」
「それと体が動かないのは何の関係があるんだ…?」
「ちょっとした…い・た・ず・ら!」
金縛りにかけられて身動きが取れない…。
「へぇ…これがブイゼルの…」
「お…おい!そんなに見るなよ…」
「…可愛い」
これって結局…襲われてんじゃん…。
「それじゃ…」
「!!…あぅ」
手で扱かれる感覚…自慰するときよりもかなり刺激が来る。
「どう?気持ちいい?」
「うぁ…う…うん」
「そう…もっと良くしてあげる」
「え?…ふぁぁ!!?」
ものに暖かい感覚が走る…。雄として成すがままになるのは情けない…。そう思ったとき
「『こっこれは!!』」
動かないはずの体…しかしなぜか尻尾だけ動いた。しかも彼女の秘部に届きそうだ。俺はバレないように尻尾を曲げた。そして…秘部を撫でる
「ひゃ!?」
どうやら興奮していて、感度がいい。
「なっ…何?」
「い・た・ず・ら!」
尻尾を器用に使い、秘部を弄る。お互いに責め合っていると、同じぐらいに絶頂が見え始めた。
「やばっ…もうっ…」
「私も…イくぅ!!」
先に彼女が絶頂を越えた。同時に彼女が軽く俺のもを噛んだ。それが逆に快感となり俺も…。
「出るぅ…ああぁ…」
ものが震え、先から体液が流れ出すのが分かった。彼女はそれを顔色1つ変えずに飲み込んだ。
「ブイゼルの…おいしい」
「はぁ…はぁ…」
話せる状況ではない…快感が強すぎたためかなり息が上がっている。
「だいぶ…疲れてるようね?」
「あぁ…」
答えたときには、彼女は俺の上に跨っていた。
「まさか…」
「そうよ、本番!」
ものに腰を落としていく。体を動かそうとしたが今度は尻尾まで動かなくなっていた。あきらめた俺は今から来る快感に耐える準備をした。
「あぁ…ブイゼルのが…」
「ああっ…すげぇ…」
ただ、その少しつづ埋まる感覚を味わうしかなかった。しばらく落されていると膣の中で何かに当たる…これは?考えていたらそれを無視して彼女はさらに腰を落とした。プチッとはじける感覚。
「んっ…」
結合部を見ると血がにじみ出ていた。
「血が…キルリア…」
「平気よ…行くわよ!」
いきなり上下運動を始めた。愛液などで滑りがよく、スムーズに動けていた。
「あっ…あっ…ブイゼルのが…当たって…気持ちいい…」
「キルリアの膣も…かなり…きついぜ…!」
行為が進むにつれ、金縛りが弱くなっていく。金縛りが切れたと同時に俺は腰を動かした。下から何度も突き上げる。感じる快感が変わった。
「すごっ…だめ…イくぅ!!」
絶頂に達したキルリア。膣が急激に締まり俺の射精を早める。外に出し準備をしたが、彼女は俺にしがみつき離れない。
「キルリア…離せ!…でっ出る」
「いいよ…出して」
「駄目だ!!はなっ…うああぁ!!」
耐え切れなくなり、とうとう中に出してしまった。膣内からかすかに音がした。
「あ…出しちゃった」
「いいのよ…これで」
「大好きだよ…キルリア」
「私もよ、ブイゼル」
ものを引き抜くと精液が流れ出してきた。それから俺たちは、後片付けをして学校を出た。



「ブイゼル!」
俺たちは屋上で、お昼を過ごしていた。
「キルリア待ってたよ」
「これ、お弁当!」
「おおっ!ありがとう」
毎日、彼女の作ったお弁当を食べている。
「食べさせてあげよっか?」
「いいよ…恥ずかしい…」
「可愛い…遠慮しないで…ほら、あ~ん…」
「あ~…」
キルリアが食べさせてくれる幸せ…。



予知夢…それはこれから起こりゆることをあらわした夢…俺が見た夢が教えてくれたこと、それは…



キルリアと…幸せになること…。



ーENDー






「予知夢とか使ってみたいな…」
的な考えが浮かんだのが始まりの小説です。
だらだらと長くなりましたが、気長に呼んでくださいありがとうございます



ノベルチェッカー審査


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TD WIDTH=30%>【原稿用紙(20x20行)】</TD>

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TD>【総文字数】</TD>

TD>7926(字)</TD><TR>

TD>【行数】</TD>

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TD>【台詞:地の文】</TD>

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TD>【ひら:カタ:漢字:他】</TD>

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TD WIDTH=30%>【平均台詞例】</TD>

TD WIDTH=70%>「あああああああああああああああ。ああああああああ、あああ」<BR>一台詞:30(字)読点:51(字毎)句点:32(字毎)</TD><TR>

TD>【平均地の文例】</TD>

TD> あ。<BR>一行:3(字)読点:35(字毎)句点:21(字毎)</TD>

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TD>【甘々自動感想】<BR>暗めの雰囲気が良い作品ですね!<BR>短編だったんで、すっきりと読めました。<BR>男性一人称の現代ものって好きなんですよ。<BR>個々の文章が短くて、さくさく読めるのがよかったです。<BR>それに、台詞が多くてテンポよく読めました。<BR>「ブイゼル…今、襲われる心配はないだろう…って思ったでしょ?」って言葉が印象的でした!<BR>あと、文章作法を守ってない箇所がちょくちょくあったように思います。<BR>あと、個人的にひらがなで書いたほうがいいと思ってる漢字がいくつか使われていました。<BR>これからもがんばってください! 応援してます!



コメなどあったらどうぞ



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Last-modified: 2009-12-01 (火) 00:00:00
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