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ロコン×チコリータ2

/ロコン×チコリータ2

護るべき存在と護られる存在




「んっ……んむ……」



「ハァ……むっ……」



二人はお互いを撫で合いながら、舌を絡ませてキスをした。



そうしている内に、ロコンの性器は更に勃起し、チコリータの秘部は愛液が溢れていた。



「本当に俺なんかで良いのか? それに……俺もオスだ。怖くないのか?」



「怖くは無いよ……だけど私、ロコンを気持ち良くさせてあげる自信が無いの……」



「俺はチコリータなら気持ち良くなくても平気だ。いや、絶対に気持ち良い筈だ!」



「優しいね、ロコン……じゃあ、遣るね。」



ロコンは最後の確認として、チコリータに聞いた。人間と同じオスだから怖くないか? と。



勿論チコリータにとってオスは怖い者だが、ロコンは怖くなかった。



だがチコリータはロコンを満足させられる自信が無かった。



ロコンはチコリータの頭を撫でながら、チコリータならきっと上手に出来ると言った。



ロコンの優しさに再び触れたチコリータは、顔を赤くしてロコンの性器に手を伸ばした。



「ん……このままだと遣り辛いだろ? 地面が草だから寝ても汚れないかな……」



「そうしてくれると嬉しいな。ロコンのおちんちんも良く見えるし。」



「少しでも怖かったら止めて良いからな。無理はするなよ。」



ロコンはその場に立っていた為、チコリータからでは遠く、遣り辛かった。



そこでロコンはその場に仰向けに寝転がれば、遣り易くなると考えていた。



チコリータも同じ意見の様で、ロコンの性器を良く見たいと思っているようだ。



ロコンは寝転がる前に、怖ければ直ぐにでも止める様に言ってから、寝転がった。



「!? ロコンのおちんちん……凄く大きくなってる……それに真っ赤だね……」



「俺みたいな四足歩行のポケモンは、こう言う仕組みが多いんだ。怖いか?」



「怖くは……無いけど……大きいね……じゃあ、触ってみるね……」



ロコンが仰向けに成ると、其処には大きく脈打つ真っ赤な棒が在った。



想像以上の大きさの棒に、チコリータは驚愕した。



人間の性器と違い四足歩行のポケモンは、対外こう成っていると、ロコンが説明した。



間近で見るのは初めてなので、チコリータは少し躊躇った後、性器に触れた。



「どうだ? 嫌じゃ無いか?」



「うん。大丈夫だよ。……じゃあ、擦るね。もし痛かったら言ってね。」



触れたと言っても未だ握ってはいなかったが、ロコンはそれでも微かな快感を覚えていた。



ロコンは嫌じゃ無いか聞いたが、チコリータは笑顔で首を振ると、擦り始めた。



だがチコリータの手に指は無い。指の代わりに蔓を使って擦っているのだ。



「うっ……チコリータ……気持ち良いよ……」



「ありがと……ロコンが喜んでくれれば私も嬉しい。もっと擦ってあげるね。」



器用に蔓をロコンの棒に巻き付け、素早く且つ優しく上下させた。



ロコンは自分で擦るよりも遥かに快感を覚えていた。



チコリータはロコンの表情を見ると、自然と笑顔に成り、更に擦り始めた。



「うあぁ……くぅ……ハァッ……気持ち……良い……うっ!」



「きゃ! もぅ……顔に掛かっちゃったよ……未だ出さないでね。」



ロコンは恍惚の表情を浮かべ、チコリータの与える快感に溺れていた。



そして射精が近い事を感じさせる透明な汁が勢いよく飛び出し、チコリータの顔に付いた。



チコリータは一瞬怯んだが、直ぐに立ち直り、再び擦り始めた。だが……



「ねぇロコン……お口で舐めても……良い?」



「なっ!? 駄目だ! そんな汚い事、チコリータにさせられないよ!」



「汚くないよ……ロコンのおちんちん、良い匂いだもん。……銜えるね。」



「わわわわ! ちょっと待て! ……うっ!」



チコリータは上目遣いにロコンを見て、次は口淫すると言い出した。



勿論ロコンは汚いからと否定したが、チコリータは止められなかった。



顔を真っ赤にしたまま、ゆっくりと口を棒に近づけていった……



ロコンもこれ以上に無い程、顔を真っ赤にして止めようとしたが、遅かった……



生暖かい感触が股間を包んだ。チコリータが棒を銜え込んだのだ。



それだけでは無い。舌を器用に動かしながら、吸い付いてきたのだ。



「んっ……むっ……んんっ……んむっ……」



「うぁ……ハァ……くっ……チコリータ……止めろ……そんな……汚い……」



チコリータはロコンの大きな棒を一生懸命に銜え、舐めていた。



ロコンは想像以上の快感に理性を失いかけたが、チコリータを静止した。



「ふぅ……汚くないよ。……こんな私……嫌い?」



「嫌いじゃ無いけど……チコリータが汚れてしまう。」



「ううん。ロコンのおちんちんを舐める事で、人間を忘れられるの。だから御願い……」



「分かった。その代わり! 俺が駄目だと思ったら止めるからな!」



チコリータは息が続かなかったのか、ロコンの棒を開放した。



そして嫌がるロコンに、自分の事が嫌いに成ったのかを尋ねた。



だがロコンは嫌っておらず、チコリータが汚れるので遣らせたく無かったのだ。



だがチコリータは逆に、ロコンに口淫する事で、過去の出来事を忘れようとしていたのだ。



その想いを知ったロコンは口淫させる事を認め、舐め易いように足を開いた。



だが少しでもチコリータに違和感が在ったら、直ぐに中断すると言った。



「ありがとう。じゃあ、舐めるね。……んっむ……」



「うぁ……ふぅ……気持ち良いよ……チコリータ……うっ!」



口淫の許可を得たチコリータは、笑顔でお礼を言ってから再び銜え込んだ。



だが先程の口淫よりも、その快感は一回りも二回りも高かった。



ロコンはチコリータの与える快感に恍惚の表情を浮かべ、息を荒げていた。



「んっむ……んっ……んんっ……むっ……」



「ハァ……うっ……っく……ぁう……チコリータ……気持ち良いよ……うぅ!」



「んっく……」



チコリータは棒を噛まない様に、強く優しく吸い付きながら舐めていた。



ロコンは生まれて初めての快感に只溺れるしか出来なかった。



そして……ロコンの棒の先端から、何かが飛び出た! 先走り汁だ。



チコリータは一瞬顔を顰めたが、直ぐに元に戻り、丁寧な口淫を続けた。



「うっ……チコリータ……もう少し強く吸えるか? 無理は……うっ……するなよ。」



「ん……んんっ……んっぐ……んんっ!」



「うぁ! 巧いぞ……チコリータ……うぅ! 凄い……ハァ……んっ……」



ロコンは絶頂が近いのか、チコリータに少し強く吸う様に促した。



チコリータはそれを理解したのか、痛くない程度に激しく吸い付いて来た!



ロコンは想像以上の激しさに腰を激しく衝動させ、何度も先走り汁を発射した。



「んっむ……んんっ……っぐ……んんっ……」



「あぅ……ハァ……うぅ……チコリータ……そろそろ出そうだ。止めて良いぞ。」



「ん~ん……んっぐ……んっむ……んんっ……んっ!」



チコリータは尚も激しく吸い付きながら、的確に性感帯を刺激していく。



もう既にチコリータの口からは涎に混じって先走り汁が漏れ出ていた。



そして……ロコンは何かが爆発しそうな感覚に成った。射精が近いのだ。



ロコンは口淫を止めるように言ったが、チコリータはより一層激しく吸い付いた!



「うぁぁ! チコリータ……止めろ! うぅ! このままじゃ……口の中に……」



「ん……出して良いよ。じゃあ……いくよ。……んっむ……(吸い取る!)」



ロコンは何時までも吸い続けるチコリータに、今直ぐ止める様に言った。



このままではチコリータの口内に射精してしまうからだ。



だが、チコリータは一度口から出して、口に出して良いと言って再度吸い付いた!



しかも……チコリータは技を発動していた。相手の体力を『吸い取る』攻撃を。



技としては最弱クラスだが、愛撫に用いるには最適な技だろう。



……流石に……メガドレインやギガドレインは危険と推測される。



「あぁ! チコリータ……もぅ……出る! ……うあぁ!!」



「んっぐ……ぐっ……んんっ……」



その快感は今までの口淫とは比べ物に成らない程快感だった。



ロコンはもう込み上げる精を耐える事は出来なかった。



チコリータの口の中で激しく腰を動かすと、一気に射精した。



その量は人間よりも多く、そして長い間出し続けた。



その間、チコリータは吐き出さない様に、必死に銜え続けていた。



……数分経っただろうか、ロコンの棒は柔らかさを取り戻し、口から外れた。



チコリータの口の中にはロコンの放った精液が大量に残っていた。



「んっ……うっ……んんっ……んっ……」



チコリータは正直、全てを吐き出しそうに成っていた。



だが大好きなロコンの精液を吐いたら、嫌われてしまうと思っていた。



チコリータは押し寄せる吐き気を振り払って、ロコンの精液を飲み込んでいった。



「ハァッ……ハァッ……大丈夫か? チコリータ? 吐き出しても良かったのに……」



「ぅ……私は大丈夫。ロコンは平気? おちんちんが真っ赤だけど……痛くない?」



「全然痛くないよ。俺のは元から赤いんだ。さっき見ただろ?」



「だけど……思い切り吸っちゃったし……」



「俺は大丈夫。凄く上手だったぞ。……今度は俺が気持ち良くする番だ。」



ロコンは暫く息を荒げて余韻に浸っていたが、直ぐにチコリータを心配した。



あれだけの量を飲んだのだから、悪影響が出ると思ったから。



だがチコリータに変化は無く、逆にロコンを心配した。棒が真っ赤だからだ。



しかしロコンの棒は元から赤いので、問題は無かった。



チコリータは思い切り吸い付いたので、痛めてしまったと思っていたのだ。



ロコンはそんな心配を他所に、笑顔で大丈夫と言うと、チコリータの後ろに回り込んだ。



「もう濡れてるんだな……じゃあ、遣るぞ?」



「うん……優しくしてね。……この方が遣り易いかな……」



ロコンは初めて見たチコリータの秘部を見ると、また勃起してしまった。



目の前で愛液に塗れている秘部を見れば、誰でも勃起するだろう。



チコリータは少し緊張していたが、ロコンを信じて足を広げた。



「先ずは手で擦るからな。痛かったら直ぐに言えよ? 我慢するなよ?」



「分かってるよ。それに……ロコンならきっと気持ち良くしてくれるって信じてるから。」



「チコリータ……じゃあ、擦るぞ。」



チコリータも緊張していたが、ロコンもそれ以上に緊張していた。



顔には出してはいないが、頭の中では混乱していた。



だがチコリータはロコンを心から信じて足を広げ、遣り易い体勢をとった。



そして……ロコンは一度頷くと、先ずはチコリータの太股を撫でた。



「ハァッ……ロコンの手……暖かいね……もっと遣って。」



「あ……あぁ。分かってる。じゃあ、直接擦るからな。」



それだけで、チコリータは快感の声を上げ、求めていた。



それに応えるかのように、ロコンは秘部を直接擦る事にした。



既に濡れていたが、ロコンは爪を立てないように優しく擦り始めた。



「ンアン! ハァッ! ロコン……気持ち良いよ……もっと擦って。」



「手は終わり。次はもっと気持ち良い事してやる。……んっむ……」



チコリータは余りの快感に体を激しく衝動させ、更なる快感を求めた。



このまま手で擦っても良いのだが、ロコンは止める事を決めていた。



四足歩行で歩けば土で汚れ、秘部を擦ると黴菌が入る可能性が在るからだ。



ロコンはゆっくりとチコリータの秘部に口を持っていき、舌で舐め始めた。



「アァン! ダメ! ハァッ! ンア! アァン!」



「ハァッ……んっむ……ハァ……ハァ……んんっ……っむ……」



チコリータは想像以上の刺激に体を激しく衝動させ、快感に溺れていた。



ロコンの棒は更に勃起し、チコリータの秘部を舐めながら腰を振っていた。



「ハァン……ンアッ……ゥッン……私……もう……イッちゃいそう! アァン!」



「分かった。じゃあ、一番敏感な所を舐めるからな。いくぞ……」



チコリータは既に絶頂の手前まで来ていた。秘部から出る愛液も増えてきた。



ロコンは絶頂が近い事を知り、メスの排尿器であるクリトリスに舌を絡ませた。



「アァン! ロコン! イァン! ハァン! ッアン!! ダメェ!!」



「お、一応勃起するんだな。……じゃあ、吸うぞ。」



ロコンの舌が触れた瞬間、チコリータは今までで一番激しく体を衝動させた!



そして舐めている内に、クリトリスが大きく成ってきた。勃起と同じだ。



それを確認すると、ロコンはクリトリスを口に含み、優しく吸い始めた。



「イアアン!! イクッ!! ロコ~~~ン!! イヤアアアァァァ!!!」



「うわぁ!?」



その行為にチコリータが耐えられる筈も無く、チコリータは愛液を噴射し、イッた。



その量は大人を遥かに凌ぐ量で、舐めていたロコンは勿論、直撃を受けてしまった。



「ハァッ…ハァッ…ハァッ……凄く気持ち良かった……ロコン?」



チコリータは余韻に浸り、息を荒げていた。だがロコンの返答が無いので、振り向いた。



其処に居たのは……愛液に塗れ、呆然としているロコンだった。



「あ! ごめんなさい! その……私、気持ち良くて……その……どうしよう……」



「……。」



チコリータはその状況を把握し、ロコンに必死に謝った。



炎タイプは多くのポケモンが濡れる事を嫌う。ロコンもその中の一人だ。



ロコンは呆然としていたが、次第に体が震え始めた。そして……体から炎が巻き起こった!



「っっ!?」



チコリータは自分に炎を浴びせる積りだと思い、固く目を瞑った。



だがその炎はロコンに纏ったまま維持し、暫くすると消えていった。



「どうしたチコリータ? そんなに固く目を瞑って?」



「へ? あ……なんだぁ……体を乾かしただけだったんだ。」



炎を消したロコンは目を瞑るチコリータを不思議そうな表情で見た。



ロコンは体を乾かす為に炎を出したのだ。それを理解するとチコリータは溜息を吐いた。



「正直、爆発しそうになったけど……チコリータのだから平気だ。……んっむ……」



「アン! 優しいんだね……ロコン。貴方を好きに成って本当に良かった。」



「俺もだ。チコリータに出会えただけでも、俺は幸せだ。」



その様子にロコンは笑いながら頭を撫で、秘部を一舐めした。



それだけでもチコリータは体を衝動させ、ロコンに出会えた幸せを感じていた。



ロコンも同じ想いの様で、出会えた幸せを感じていた。……そして……



「ロコン……入れて。」



「いよいよだな……最後にもう一度聞いておく。俺で良いんだな?」



「勿論。……処女はあげられないけど……ロコンを初めてと思う。」



「分かった。俺もチコリータが初めてだから……頑張るよ。」



チコリータはロコンに後ろを見せ、足を開いた。交尾の姿勢だ。



ロコンはそれを見ただけでも興奮したが理性を保ち、チコリータに最後確認をした。



チコリータに異存は無いようで、一度頷くと前を向いた。



それを確認するとロコンも決意した様に頷くと、チコリータの腰に手を回した。



そして自分の棒を秘部に誘導すると、先ずはそれで入り口を撫で始めた。



「イヤン! 焦らさないで! 早くロコンのおちんちん入れて!」



「いや……俺にも心の準備ってヤツが…うわっ!?」



ロコンの棒が当たった瞬間に、チコリータは激しく衝動し、先を急かさせた。



ロコンは初めてなので戸惑いを隠せずに居た。何時までも挿入しない。



それを悟ったチコリータはロコンを押し倒し、自分が上になる形をとった。



「ちょ……チコリータ!? 降りろよ! この体勢じゃ……何も……」



「何もしなくて良いよ。私が動いてあげるから。ロコンは私に汁を出してくれれば良いの。」



咄嗟の事だったのでロコンはチコリータに覆い被されてしまった。



そしてロコンは身を捩ってチコリータに退く様に言ったが、チコリータは退かなかった。



自分が上に成って動き、交尾をすると。ロコンは精液を出すだけで良いと。



「だけど……それは雄として情けないし……俺が上になる。もう躊躇わないよ。」



「うん。分かった。……一つに成ろう……ロコン。」



今にもロコンの棒はチコリータの秘部に挿入されそうだった。



ロコンはこのまま交尾するのでは男が廃ると思ったのか、元に戻る事を提案した。



それを受け入れるとチコリータはロコンから退き、後ろ足を広げた。



「いくぞ……チコリータ。……うぅっ……」



「ンア……ロコンのおちんちんが……入ってくる……ハァッ!」



ロコンは意を決し、チコリータの後ろに回り、秘部へと挿入した。



処女は失っていた為痛みは無く、すんなりと奥深くへと入った。



「う……痛くないか? チコリータ?」



「アン……大丈夫。動いて。」



「分かった。……くっ!」



奥まで入ると、ロコンはチコリータの様子を窺った。



既にチコリータは快感を覚えているようで、痛みは一切なかった。



それを確認すると、ロコンは前後運動を始めた。



既に濡れていた為、辺りに二人の行為の音が響いていた。



「ハッ…ンッ…っく…チコリータ……はぁ……気持ち良い……うっ……」



「ンッ…アン! ンア! 私も……気持ち良い…ンアン!」



ロコンはチコリータの中で激しく優しく出し入れを繰り返していた。



ロコンが激しく突くと、その度にチコリータは快感で声を荒げていた。



次第に互いの愛液が塗れ、地面に水溜りが出来るほど滴っていた。



「ウッ…ハッ…ハッ…ンッ…こんなに気持ち良いのは初めてだ……うあ!」



「ハァ! ンッ! アン! 私も……だよ……アァン!」



二人はお互いに想像以上の快感を覚えていた。



ロコンは初めてだし、チコリータは無理矢理犯されたから快感を覚えなかったのだ。



次第に……ロコンは射精が近いのか、激しく突き始めた!



「う! チコリータ! 俺……もう出そうだ! うぅ!」



「アァン! まだ……出しちゃ駄目! もっと気持ち良くしてぇ!」



「っく…うっ…分かった……でも…長くは持たない……ウゥッ!」



ロコンはチコリータに射精が近い事を伝え、激しく腰を動かした。



その体を突き抜けるような快感に、チコリータは今までに無い喘ぎ声をあげた。



そしてまだ射精しないように言い、更なる快感を求めた。



「うぅっ…んっ…あぅ…チコリータ…キツクないか?」



「ハッ…んっ…うん、大丈夫…アン!」



「そ、そうか…うぅっ……」



ロコンは腰を振りながらチコリータにキツクないかと尋ねた。



チコリータは前を向いたまま大丈夫と一言答えた。



ロコンはそれを聞くと残念そうな表情を浮かべ、射精を耐えながら腰を振った。



「ロコン…アァン! 凄く良いよ! もっと気持ち良くしてぇ!」



「うぅっ! チコリータ! そんな…力を入れたら…くっ!」



「ハァッ! ロコン…ロコ~ン!」



チコリータは今までに体感した事のない快感に身を悶えさせていた。



そして膣に力を入れ、自らも腰を振り始めてしまった。



いきなり膣が締まり別の動きが始まったので、お互いに感じる快感は倍以上になった。



「チコリータ…俺…もう…うっ…抑えられそうに無い……」



「アァン! 私も…もぅ我慢出来ない!」



「分かった……チコリータがイッたら…出すからな……うぅっ!」



ロコンはもう射精を耐えられなくなったようで、チコリータに伝えた。



チコリータも絶頂が近いようで、恍惚の表情を浮かべていた。



お互いに絶頂が近い事を知ったロコンはチコリータが達したら自分が出そうと決めた。



だがこれ以上刺激が増えればロコンが先に達してしまうだろう。



「くっ……(チコリータ…まだいかないのか…このままじゃ…俺が先に……)」



「ハァッ! もぅ…私…イヤアアアアアアアア!!!」



「うぅっ!? チコリータ~~~!!!」



ロコンは激しい射精の衝動を必死に抑えながら、チコリータの絶頂を待っていた。



だが次第に抑えが利かなくなり、少しでも力を緩めれば射精してしまいそうだった。



だが、その心配は消え去った。チコリータが一気に衝動し、絶頂を迎えたからだ。



その結果、膣は更に締まり、ロコンも後を追う様に膣内に射精した。



その量は人間より遥かに超え、チコリータの膣から白濁液が溢れ出てきていた。



暫く射精を続け、ロコンの棒は落ち着き、チコリータの膣から抜け落ちた。



「ハァッ…ハァッ…ハァッ……」



「ハァッ…ハァッ…ハァッ……」



二人はほぼ同じタイミングで、交尾の姿勢のまま息を荒げていた。



そして次第に落ち着いたのか、ロコンはチコリータから離れた。



そして二人は愛しそうに見つめ合い、当てるだけのキスを交わした。



「本当に俺で良かったのか?」



「うん。私……ロコンじゃないと駄目……。」



ロコンはうつ伏せの状態で、チコリータに顔を向け質問した。



チコリータは嬉しそうな顔で質問に答え、笑顔を浮かべた。



「子供…出来るかな?」



「多分…いや、きっと出来るさ。それに何回だって交尾出来る。」



「もぅ…ロコンったら……」



チコリータは先程までロコンの物が入っていた箇所を見つめ、妊娠するかと聞いた。



ロコンはきっと妊娠すると言い、何度でも交尾出来るから心配ないと言った。



それを聞くとチコリータは顔を赤らめ、笑顔を浮かべた。



「ねぇ、私達はもうパートナー同士だし、一緒に暮らさない?」



「そうだな。そっちの方が安全だしな。早速リーダーに会いに行こう。」



チコリータは自分の住処とロコンの住処を一緒にする事を提案した。



普通カップルは同じ場所に住むからだ。



ロコンもそれには賛成の様で、リーダーに申請に行く事を決めていた。



「その前に体を洗わないとね。色んな意味でベタベタだから。」



「そうだな。じゃあ泉で体を洗ったら、申請に行こう。」



しかしチコリータはお互いの体が汁まみれである事を伝えた。



ロコンも解っているようで、二人は泉にあるいて行った……



体を洗った二人はその足でニドキングの元へ向かった。



「……と言うわけで、二人で住みたいんです。」



「でも……君は良いのかい? タイプの相性が悪いようだけど……」



「これが答えです!」



「っっ!?」



ロコンは事の経緯を伝え、共に暮らす許可を求めていた。



しかしニドキングは二人のタイプの相性が悪い事に引っかかっているようだった。



だがチコリータは笑顔でロコンにキスをした。



突然だったのでロコンはただ目を丸くするしか出来なかった。



「その様子なら安心だね。……ロコン!」



「はい!」



「チコリータを幸せにしてあげるんだよ。」



「勿論です!」



ニドキングは二人の仲睦まじい姿を見て安心したのか、笑顔でロコンを呼んだ。



ロコンは照れた表情を無くし、何時もの表情でニドキングを見た。



ニドキングは笑顔でチコリータと仲良く暮らすようにと伝えた。



ロコンはそれに笑顔で答えた。



「これからも宜しくね、ロコン。」



「あぁ。こっちこそ。」



二人は見つめ合い、再び口付けを交わした。



そして此処に……新しいカップルが誕生したのだった。






……数ヵ月後……



チコリータの住んでいる森に、新たな命が宿っていた。



チコリータの住処で在る朽木に作った穴で、チコリータは横になっていた。



そのお腹は大きくなっており、愛しそうに撫でていた。



すると口に木の実を咥えたロコンが現れ、チコリータの元へ近付いてきた。



「様子はどうだ? 順調か?」



「うん。少し苦しいけど大丈夫だよ。」



「そうか。ほら、これを食べて元気を付けろよ。」



「ありがとう。」



ロコンはチコリータのお腹を優しく触りながら、尋ねた。



チコリータは少し苦しいが問題は無いと答えた。



ロコンはそれを聞くと咥えていた木の実をチコリータに食べさせた。



チコリータは御礼を言ってからそれを口にした。



「美味しいよ。ほら、ロコンも食べて?」



「あぁ。」



チコリータは笑顔で美味しいと言い、残りをロコンに返した。



ロコンもそれを口にし、チコリータの傍に横になった。



「元気に産まれてくるかな?」



「あぁ。きっと元気に産まれる。安心して、自分の体を大事にするんだぞ?」



「うん。ありがとうロコン。貴方に出会えて……本当に幸せだよ。」



「俺もだ。チコリータに出会えて本当に良かった。」



チコリータは少し不安そうに言うと、再びお腹を撫でた。



しかしロコンは笑顔で元気に産まれると良い、チコリータの頭を撫でた、



チコリータは少し安心したのか笑顔を浮かべ、ロコンと出会えた事に幸福を感じていた。



ロコンも同じくチコリータと出会えて、良かったと思っているようだ。



「よぅ。久し振りだな。」



「お前は!? 何しに来た!」



「ったく、そういきり立つなよ。ほら、これをチコリータに渡してやれ。」



しかし、巣の前にあるポケモンが現れた。



それは以前チコリータを襲おうとしたグラエナだった。



ロコンは巣の前に立ちふさがり、戦闘態勢になった!



だがグラエナは鼻で笑うと、咥えていた物をロコンに投げた。



ロコンは投げた物に目を移し、それを視認した。



「これは……オボンの実……何でお前が……」



「ふんっ……たまたま見付けたから持って来ただけさ。勘違いするなよ。」



その実はオボンの実。滅多に見付からない珍しい木の実だった。



ロコンは何故グラエナが持って来たのか、理解できなかった。



グラエナはたまたま見付けたから持って来たと答え、顔を背けた。



「ありがとうございます、グラエナさん。」



「動くと体に障るぞ。……ロコン、チコリータに何か遭ったらタダじゃおかないからな!」



「分かってる。ありがとうグラエナ。」



「ふんっ……我ながら甘くなったものだ……」



チコリータは僅かに動く体を動かし、グラエナにお礼を言った。



グラエナは動くと体に障ると言い、ロコンにチコリータを絶対護るように警告した。



ロコンは僅かに笑顔を浮かべ、グラエナに改めて御礼を言った。



グラエナは赤くなった顔を隠す為に顔を背け、去って行った……




そして……それからまた数ヵ月後……



森の中に元気な産声の歌が奏でられていた……





~護るべき存在と護られる存在~ 完







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Last-modified: 2013-03-24 (日) 00:00:00
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