題名『リナリアの夜』
作者亀の万年堂
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5月1日 作品投稿
もくじ
「こんばんは」
背中から声を受けて振り返ると、そこには懐かしい姿があった。
「……ネリィ?」
「久しぶりね、ロッカ」
聞き間違うことの無い、昔と変わらない透き通った音。それが暑い夏の夜の始まりの合図だった。
「どう? 元気にしてた?」
「あ、ああ。げ、元気にやってるさ」
突然の再会に思わずどもってしまう俺。そりゃそうだ。まさかこんなところでネリィと会うとは思わなかったんだから。
――でも、ここでどもったまんまじゃ男として格好悪い。特に、こいつの前じゃあな。
「それならよかった。――聞くのが遅くなっちゃったけど、今夜はどうしてここへ?」
別に聞くのが遅いとは思わないが、とは敢えて言わない。口調こそ穏やかだが、ネリィはとても気性が激しいのだ。ちょっとでも揚げ足を取ろうものなら、きっと、昔みたいに……。
「なあに、うちのご主人様の提案で来たのさ。皆で夕涼みするぞ! ってさ。ほら、最近暑いだろ?」
「なるほど。確かに暑いわよね。私達はまだしも、人間には辛いんでしょうね」
ネリィが言っていることは最もで、俺のご主人様は連日の暑さにすっかりまいってしまっている。一昨日なんか、あまりの暑さのために下着姿で家から出てしまって、街の保安官に捕まりそうになったくらいだ。まあ俺からすれば、服を一枚着ていないくらいで騒ぎになるのは理解できないんだけどな。
「で、ネリィはどうなんだよ?」
「どうって?」
「いや、だから、どうしてここにいるんだってことだよ」
「それは……ロッカに会いに来たに決まっているじゃない」
「えっ! あ、うわわっ!?」
再会してからは極めてクールにネリィと一緒に飛んでいた俺だが、この発言のせいで思わずこけて――つまり、うまく飛べずにその場で回転してしまった。これは恥ずかしい。
「あっはっは! なにをやってるのよもう! あんまり笑わせないでよね」
こ、こいつ、一体誰のせいでこんな格好悪いことになったと思っているんだ。自分は関係ないみたいに馬鹿笑いしやがって。
「笑わせないでよね、じゃねーよ! お前が変なこと言うからだろうがっ!」
「あらあら。もしかして、期待しちゃった? やーねー」
「そ、そそそんなことねーよ! 俺は、こ、これっぽっちも!」
「はいはい。ネリィお姉さんは、ちゃーんとわかってまちゅよー? よちよち」
「ぶっ殺す!」
挑発に乗るなんて格好悪い真似はできない……わけがなかった。流石にここまでからかわれておとなしくしていては男じゃない。つまり、要するに、
「あははっ! そんなにキレないで――やんっ! ほーら、こっちこっちー!」
「待ちやがれえっ!」
俺はキレていた。頭に熱がこもっていた。他の誰でもない、目の前を飛ぶ一匹のイルミーゼに。
「ぜぇ、ぜぇ、く、くっそお、なんだってそんなに早いんだよ……」
「あーら、もうおしまい? 幼稚園では苛められっ子だったバルビート君?」
「く、くっ……」
悔しいが、優に20分以上は全力で飛び続けていた俺には、もう言い返すだけの体力も残っていなかった。情けない。格好悪い。死にたい。
「まぁそれはともかくとして――ねぇ、ロッカ」
「ああ?」
「もう、そんなに怒らないでってば。ごめんね。ね?」
「む、むぅ」
どうも上手く操作されている気がしなくもない。が、こうして上目遣いに近づいてきて、大きな目をウルッとさせられると、その、男としては、男としては……うん。まぁ、無理だな。
「よかったぁ。やっぱりロッカって素敵ね」
もう、どうとでもなれ。所詮、俺はネリィを追い越すことなんかできないんだ。ふん。
「ところで、唐突かもしれないんだけど」
「ん?」
「あの、その、奥さんと……どう?」
「ほ、本当に唐突だな」
「いいからどうなのよ!」
「ど、どうって……別に、何にも問題はねえよ。強いて言うなら、まだ子どもができてないくらいか? ご主人様はそれで”やきもち”しているけど」
「……ねぇ、それって”やきもき”じゃないの?」
「ああ、それそれ。”やきいも”な」
「”やきもき”だって言ってんでしょ! まったく、幼稚園からやり直しなさいよあんた」
「う、うるせーなっ! 俺はお前に苛められてて、人間の言葉の勉強どころじゃなかったんだよ!」
別に腹いせに言っているわけじゃない。モンスターボールの”きのうふぜん”とかいう奴のせいで、俺はうまく人間の言葉が覚えられず、ポケモン用の幼稚園に行くことになった。
幼稚園に入るポケモンは人間の言葉を勉強し、人間と同じように話せるようになったり、文字を読めるようになるまで頑張ることになる。しかし、そこにはネリィの奴がいて、しかもしつこく付きまとうもんだから、俺はなかなか勉強をすることができなかったんだ。決して言い訳じゃない。
「でも、楽しかった……でしょ? 勉強ができなくってもさ」
「あ? ああ、まあ……な」
きちんと勉強できなかった原因によって認めさせられるのもどうかと思うけど、楽しかった……んだろうな。ご主人様の家に住ませてもらうには力が足りない俺にとって、家には居辛いところがあったから余計に。
もちろん、ご主人様のことが嫌いなわけじゃない。勉強をして、俺の仲間――”街”にはいない、やせいのバルビートは、俺とは比べ物にならない程の辛い暮らしをしているっていうのもわかった。
言葉以外にも勉強したこともあったからこそ、ご主人様に会えて、幸せなんだって思えるようにもなった。
でも……。
「ネリィと会えて、ある意味、世界が変わったからな」
「へぇー、世界が?」
「ああ。ダメな俺にも、踊れる相手がいるんだってわかったからな」
「……」
そう、ネリィと会うまで、俺はイルミーゼと会ったことがなかった。そして、それはネリィにとっても同じだった。幼稚園では喧嘩、というか一方的な暴力ばっかりだったが、でも、その中で俺達は踊っていた。ある時は幼稚園の中で、ある時は町の中で、ある時は……。
「何よ、そんな……今は、奥さんがいるじゃない」
「そうだな。でもそれは、お前も……」
どういうわけか、俺は最後まで言えなかった。ネリィにも俺と同じように踊る相手がすでにいる。俺も、ネリィも、もう二人っきりじゃない。何もおかしくはない。でもな、それでも、俺にとって初めての相手は
「踊りましょう」
「え?」
「踊ろうって言っているのよ! ほら、私の跡に乗って! 昔みたいに!」
突然、ネリィが飛ぶ。そしてその後には、今は俺にしかわからないネリィの跡が残る。困惑しながらも、俺はその跡を辿る。ただひたすらにネリィを追って、俺もまた自分の光を、流れては消えていく、自分の証を夜の世界に残しながら。
さっきまではあんなに喋っていたのに、お互いにもう何も喋らなかった。喋る必要を感じなかった。ただひたすら、お互いにお互いの熱に動かされるがままに踊り続けた。誰も居なくなった夜の中、まるで昔に戻ったかのように。
生まれのせいなのか、俺は特別夜目が利くわけじゃない。だからこんな月明かりしかないような夜では……でもわかる。ネリィは今、俺だけを見ている。そして俺もネリィだけを見ている。今だけは――いや、今も。たった一つの意味しか持たない、踊るということの意味を知った、今でさえも、俺はネリィという光だけを見て飛んでいる。
懐かしい光。暖かい光。いつまでも変わらない、俺の前で揺れ続ける光。こんなにも近くにあったのに、どうして俺は気づかなかったんだろう。
なぁ、ネリィ。お前にも、俺の光は見えるのか。ネリィ……。
息切れを感じると共に、突然訪れた時間は終わった。俺達は公園の中にある小さな池の畔に降り立っていた。俺達の目の前には、静かで、波一つ立たない、月の光に照らされる世界だけがあった。そして、踊りが終わった今、俺の前にある光は一つだけではなくなっていた。
「もう……行かなくちゃ」
これまでの時間などなかったかのように、あっさりとそう言って、しかし、ネリィは俺に近づいてきた。今やネリィの顔は俺の目の前だ。同じ距離でもさっきとは違う。その証拠に、俺の体はこんなにも熱くなっている。夜の暑さのせいじゃない。飛び続けたからでもない。その理由はひとつしかない。
昔だったらわからなかった。それに対してするべきこともわからなかった。でも今はもう昔じゃない。だから俺にはするべきことがわかっていた。分かってしまう程に、俺も……いや、俺は、飛びすぎってしまったんだ。
「じゃあな、ネリィ」
「…………うん。じゃあね、ロッカ」
俺の言葉に動きを止めて、たったそれだけを言い交わして、残して、ネリィは飛んでいった。いつまで経っても変わらない透き通った音を残して、暑い夏の夜の終わりを告げていった。俺は黙って一つの光が遠くへ去っていくのを見つめていた。そうして眩しくて、俺のことを熱くさせる光は、たくさんの光に吸い込まれて消えていった。
生きていれば、何度でも暑い夏はやってくる。でも、俺にとって一番暑かった夏は、きっと
私は泣いていた。ロッカと別れて、ご主人様の所に戻るまでの間、ずっとずっと泣いていた。
どうして分かってもらえなかったんだろう。どうして私は言えなかったんだろう。
どうしようもない。自分で分かっている。ロッカは、分かってそうしたんだって。私も、分かってこうしているんだって。
でも、涙は止まらなかった。どれだけ言い聞かせようとしたって止まらない。後から後から涙が溢れて、その度に、誰にも気づかれない音をたてながら公園の池に吸い込まれていく。
好きだった。ずっと好きだった。バカで、ドジで、格好悪くて、頭も悪くて、私よりも飛ぶのが下手くそで、光だって上手く出せなくて、どうしようもないバルビート。でも、みんなから苛められていると許せなくて、助けるんだけど、ぐすぐす泣いているのにイライラして、踏みつけたくなるバルビート。下手くそなくせに、私に必死に付いていこうとするバルビート。それが、ロッカ。
ずっと一緒だと思っていた。でも、そうじゃなかった。ロッカも私も、幼稚園を出たら、ご主人様と一緒に街を離れた。別れを言うことすらできなかった。今でこそこの街に戻ってきたけれど、そうなるまではとても長い時間がかかった。それは、お互いに別の光を見つけるには十分すぎる時間だった。
私は、忘れていたと思った。ロッカと一緒にいた時の熱は、もう冷め切っていたと思っていた。実際、長い長い旅から帰ってきて、ロッカと久しぶりに会った時にも、昔みたいに体が火照ることはなかった。踊りたいという衝動に駆られることもなかった。
私には、私のことを認めてくれる存在がたくさんある。ご主人様は私が生まれた時からずっと傍にいてくれている。私と同じ、ご主人様の仲間も、私を一緒にご主人様を助ける仲間だと思ってくれている。私の旦那は、私だけを見て、私に抱えきれないくらいの愛情を注いてくれている。昔とは違う。ロッカと会うまでの、幼稚園にいた頃の私とは違う。
私もロッカと同じようにモンスターボールの機能不全に遭った。それを知った時のご主人様の悲しそうな顔、そして、それを見た時に感じた胸の痛みは、今でも忘れることができない。
ご主人様は、すぐに私のことを幼稚園に入れてくれた。幼稚園に入るのにはとてもお金がいるのを知ったのは結構後で、ご主人様がそのお金を一生懸命働いて工面してくれたのを知ったのはつい最近のこと。ご主人様は、ちっとも後悔している素振りを見せずに、私と一緒にいられるんだからと言ってくれた。その時は泣かずに頑張ったんだけど、旦那の前では我慢できずに泣いてしまった。
そう、私は本当はとても泣き虫だ。ご主人様がとても苦労して入れてくれた幼稚園でも、私はよく泣いた。勉強をしてもなかなかうまくいかなくて、一緒に幼稚園にいる連中に、イルビートという種族であるということを馬鹿にされたりして。時にはご主人様のところで泣いてしまうこともあって、私は当時、とても自分のことが嫌いだった。どうして自分なんか生まれてきたんだろう。どうして私は何もできないんだろうって。
でも、そんな時にロッカがやってきた。ロッカはまるで私と同じだった。いや、それよりもひどかった。本当に何もできなかったの。だから、やっぱりみんなからは馬鹿にされていたし、よく泣いていた。
そんなロッカを見ていて、私は、なんというか、力が湧いてきた。それから、このままじゃいけないって思った。私が助けなきゃ、助けなきゃって思った。思ったから、私は思いっきりロッカのことを踏んだ。踏みまくった。そして、ロッカは泣きながら私の名前を覚えた。それからロッカはいつも私の後ろをついてまわるようになった。
ロッカはなんやかんや言うけれど、私はロッカを助けた。ロッカに知られたら図に乗りまくるから言わないけれど、私はロッカに助けられた。そして、私とロッカは、イルミーゼとバルビートだった。だったけれど、光が交わることはなかった。
バカだな。私。きっとその頃から好きだったのに。私はどうしようもないくらいに子どもで、ロッカのことを男として見ることなんてできていなかった。あんなに一緒に踊って、熱くなっていたのに、どうして気づかなかったのかな。
もしも、って思う。もしも、私が、ロッカが、その頃からお互いの光に気づいていたらって。そうしたら、今も一緒に飛んでいるのかな。こんなに泣かずに済んだのかな。
もしもの話なんて、現実じゃない。だから、私にはわからない。私に分かるのは、私はロッカのことが好きで好きで仕方がなかったということ。ご主人様も旦那も大好きだし、仲間と一緒にいられるのはとても嬉しいけれど、でも、私の光はロッカを導いていたということ。そうあることを、私自身が望んでいたということ。そして、その望みは、光は、もうずっと昔に途切れてしまったということ。
ロッカと別れて、もうかなり経った。そろそろ戻らないといけない。きっとご主人様が心配している。旦那は慌てて探し回っているかもしれない。仲間も一緒かも。いけないいけない。私のせいで、せっかくの夕涼みを台無しにしてしまっては。
私は飛ぶ。光の跡を夜に残しながら。誰も付いてきはしない、一筋の光の跡。夜の空に、私は孤独だった。
でも、もう目の前には私の光の元が迫ってきている。私はそこを目指して飛んでいる。
私は……。もしもの話は終わった。でも、もしも、またロッカと会った時、私は今までと変わらずに接することができるのかな。バカにして、ムキにさせて、ひらりと避けて、ニコニコ笑ってまたねってできるのかな。私は、そうできるのかな。
ふふふ、やっぱり私はバカだ。ロッカよりもバカかもしれない。結局のところ、熱は消えない。いくら夜が暑くなったって、花が咲いたって、枯れたって、私の中の熱は消えない。忘れることなんてできない。みんなみんな好きでも、私はロッカのことが好きなままなんだ。
ご主人様が私を見つけた。旦那が慌てて、それでいて怒ったり心配したりとせわしなく表情を変えながら走ってくる。たくさんの暖かい光に、私は包まれていく。
私は、好き。もう、自分のことを嫌いになんかならない。
私は話した。ご主人様にも、旦那にも。
それでもみんな変わらない。旦那は少し怒ったような、寂しいような顔をしていたけど、でも、私を抱きしめてくれた。ロッカのことはあるけれど、私はこの人のことを愛している。
いつでも私達の時間は夏の間だった。出会ったのも、別れたのも。だから、これからもずっと、暑い夏は来る。そしてその度に私は私の中にある熱を感じる。ロッカっていう名前の光を見て。
おしまい
あとがき
初めまして。こんにちは、こんばんは、おはようございます。毎回挨拶が定着しない亀の万年堂です。約束をまたしても破りました。4月中には達成できず。悔しや、悔しや。
今回投稿させていただきました『リナリアの夜』は、第二回1レス小説大会の参加作品となっております。大会があったのは優に2年前くらいだった気がします。つまり、それくらいずっと放置してしまっていたお話ということになります。Oh…
なお、大会参加時のモノとは加筆・修正の関係で若干異なっており、1レスに収まる量にはなっておりません。ご了承ください。
しかし、この『リナリアの夜』。大会では優勝こそできなかったものの、個人的には結構好きな作品でした。私はナルシストの気があるのか(旦那の足元には到底及びませんが)、これはイイんじゃないかな! などと当時思ったものです。結果的に、負けてしまったわけなんですけれど。
好きな点は、タイトルとロッカ君のキャラ。というか、そこくらいしかお話の要素はないんですけれど。
タイトルについては、大会のスレに感想を載せてくださった方がズバリ言ってくださっていたのですが、『リナリア』というお花の花言葉からとっております。ちなみに、ロッカはクロッカス、ネリィはネリネから、タイトルと同様にお花の名前をもじらせてもらいました。意味は以下の通り
『リナリア』 私の恋に気づいて
『クロッカス』 貴方を待っています
『ネリネ』 また会う日を楽しみに
花言葉の意味をたどると、なんだ、ロッカ君はあんな終わり方をしておいて未練タラタラじゃないか、などと思われそうですね。まぁでも、男の人ってそういうものなんじゃないのかなと思うのです。とても偏見ですけれど。割り切ったとか言っておきながら、酔うと昔の女とか男(!?)の話ばかりしたり・・・・・・そういう時、決まって私は誰もそんなの聞いてないよと返します。醜いですね。はい。
でも、そんなロッカ君のことは私は好きです。ネリィよりもロッカ君のが好感モテます。なにせおバカな子ですから。きっと普段からご主人様とワイワイやっているんでしょうね。どこかの馬鹿天才ゼニガメを彷彿とさせるあたり、憤りを感じざるを得ませんが。
一方でネリィさん。今回はネリィさんの後日談(?)が追加されていることもあり、出番が多めでした。最初、全然この子のことが分からず、なんだか病んでる子になってしまったり、明るすぎる子になってしまったりと二転三転してしまい、私としては珍しくキャラに悩みました。書いても書いてもこうじゃないこうじゃないとなるのです。で、結局どうしたのかというと、なんとまぁ我ながらどうなのかと思うのですが、ロッカ君にインタビューすることになりました。
「ねぇ、ネリィってどんな子?」
「な、なんでそんなこと聞くんだよ。べ、別に、俺はネリィなんか」
「好きなんでしょ」
「ぐっ!? な、な、何を言って」
「吐けよオラァッ!」
「ひぎいっ!? す、好きなんですぅ!」
「ほうほう、どんなところが?」
「え、えっと、えっと・・・」
という具合でした。ほのぼのしていますね。はい。
まぁ、それはともかくとして、結果的に前向きに終わりました。ああでないとロッカ君好きにならないんじゃないかなと思ったんですよね。でも、前向きになるためには、暗いところから立ち上がっていないといけない。そのきっかけが男の子とあっちゃあ好きにならないわけがないじゃないっていうことでしょうか。将来的にロッカとくっつくことは絶対にありえませんけれどね。そこでくっつくとバッドエンドになるというのが私の見方です。
おしゃべりも長くなってきました。調子に乗っているといつまでも書きかねません。
次は『ライラックはサイコソーダの猫がお好き』か『決戦前夜』になると思います。思いますであって確約できないのが悲しいところ。
東京はすでに真夏のようになっています。どうか皆様もお体にお気を付けください。
それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました。またいつか会える日まで。
なにかありましたらどうぞ
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