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ピカチュウ×イーブイ

/ピカチュウ×イーブイ

ピカチュウとイーブイ



野生のポケモンの世界には、人間界に無いルールがある、というのをご存知だろうか。
人間同士でポケモンバトルをすれば、負けたほうは賞金を払うことになっている。
では、金などないポケモンは一体どうしているのか?
その答えは、
○負けたポケモンは、勝ったポケモンの言うことに、従わなければならない。
たいていは、食料の調達を命令されたり住処を奪われたりするだけだが、そのルールを悪用するポケモンも、存在した。









ある森に、一匹のピカチュウがいた。
ただのピカチュウではない。人間が逃がしたポケモンで、腕っ節が強く野生のポケモンではとても敵わないような、戦闘能力を持っていた。
そのピカチュウは一つの森を占領し、そこに住むポケモンにバトルを挑んでは勝ち、森から追い出していた。
その森は、完璧にピカチュウのものになっている。
「こんなこと、許されるはずがありません!!」
そのピカチュウの実力行使なやり方にガマンできなくなった、1匹のイーブイの女の子がいた。
「私が、彼を止めてきます!!」
彼女はいたって真面目な性格で、しかも一度何かを決めるとぜったいに曲げなかった。
けっきょく彼女は仲間が止めるのも聞かずに、ピカチュウのいる森に出かけていった。
そして…案の定、負けてしまった。
彼女は、戦闘能力はほとんどなく、そのピカチュウに敵う実力など到底無かったのだ。
「…なんだ、久しぶりのチャレンジャーかと思えば、こんなザコだなんてな。ガッカリだ。ほら、起きろ!!」
無傷でバトルに勝ったピカチュウは、ボロボロになったイーブイを片手でつかんで持ちあげた。
イーブイはかすれた声でピカチュウに訴える。
「…もう…やめて…森を、荒らすのは………」
「えっ? 何だって?」
「みんなの住処を…返して…」
「ふんっ、お前、負けたくせに人に命令できる立場か。ガキはとっとと帰れ!!!」
ピカチュウはイーブイを突き放そうとして、ちょっと、イーブイの顔を覗き込んだ。
「……………」
(なんだ、こいつ…けっこう可愛い顔してるな…。年も俺とあんまり変わらないし…よし…フフフ…)
ピカチュウが嫌な笑いを見せ、もう一度イーブイの顔を覗き込み、一言言った。
「………よし…森を返してやろう。」
イーブイは驚いてピカチュウの顔を覗き返した。こちらが負けたのに森を返してくれるとは、予想外の答えだったのだろう。
だが…ピカチュウには、ちゃんと考えがあった。
「…おい、森を返してやるから、俺の言うことを聞くんだぞ。いいか…」
イーブイは森を返してもらえるだけでうれしくて、思わずうなずいてしまった。
…イーブイはこの後、この承諾にどれだけ後悔することか…
「おい、イーブイ…。…俺の奴隷になれ!!」
イーブイははっと息を呑んだ。
「ど、奴隷…!?」
「そうだ、奴隷だ、俺の言うことを何でも聞いてもらうぞ。ふふふふふ…」
イーブイはその瞬間から、ピカチュウのものにされてしまった。
「ど…奴隷なんて…」
「負けたお前に森を返してやるんだ。文句があるのか。…良いか、今は離してやるよ。いや、一日中俺のそばにいろとは言わない。そうだな…夜だけ奴隷になればいい。夜になったら、この森にある北はじの、一番大きな木に来い。そこに、俺はいる。…もし来なかったら、ここに戻ってくるポケモンがどうなるか分かっているか?」
イーブイはすっかり混乱していた。森を返してもらえたのはうれしいが、その代わりに奴隷になれ…と。
とにかく、イーブイはその日、家に帰してもらった。
住処を奪われたポケモンも、みんな戻ってきて、ピカチュウは、イーブイに指示した森の北端の木にひっそりと暮らすことになった。
森のポケモンたちにとっては、住処が戻ってめでたしめでたし、なのだが…イーブイには、まだ役割が残っていた、ピカチュウの奴隷になる、という役割が…。
夜が更けた。
「ふふふ…約束どおり来たな、イーブイ。」
イーブイは、言われたとおりにピカチュウのもとにやってきた。森のポケモンを守るためだ。
ピカチュウは、硬直するイーブイに近づいていった。
「夜の間、お前は俺のものだ。負けたんだから、従ってもらうぜ。」
イーブイは、怖くて、不安で、ただただうなずいた。
「ふふ、安心しろ、悪いようにはしない。だが…お前は俺の物なんだから、まずはお前のことを教えてもらわなきゃな。」
ピカチュウは、イーブイにいろいろと質問した。まずは軽く、誕生日や身長、体重など、普通のプロフィールだけだ。イーブイは怯えながらも、普通の質問には普通に、正直に答えた。
一通り聞きたいことを聞いた後、ピカチュウはにやりとして、あたためていた質問をした。
「ところでサ、お前、メスだろ。」
「…はい…。」
「俺はオスだけど、オスメスの違いって、どういうところにあるか分かるな。」
「…………。」
イーブイは、赤面した。
「…俺、メスはオスとどう違うのか、あんまり知らないんだよな。…じゃぁさ、お前のアソコってどうなってんの?」
「……!!!!」
突然どきつい質問をされて、イーブイはびくんと身をちぢこませた。だがピカチュウは、さも面白そうに質問を続ける。
「おい、どうしたんだよ、答えろ。」
「…………。」
「聞こえないのか? フーン、こたえる気が無いんだな。じゃ、勝手に見るか。」
ピカチュウは素早くイーブイの背後に回りこんだ。イーブイはびっくりして飛びのこうと思ったが、ピカチュウに腰を押さえられて動けなくなってしまった。
「あっ…」
「文句言うなよ、今はお前は奴隷なんだから。じゃ、足を開いて…と。」
ピカチュウは、ぴったりと閉じたイーブイの後ろ足をゆっくりと開いた。イーブイは怖くてどうすることもできない。

ピカチュウは、イーブイの足の間を覗き込んだ。
「へぇっ…女のアソコって気持ち悪いって聞いてたが、キレイじゃん。」
「……………。」
イーブイは顔を真っ赤にして、ただ、じっとしていた。
「ふーん、なるほど…」
ピカチュウは舐めるようにイーブイの股間を観察する。
「お前、生理した?」
「ひっ…」
「そんなに怖がるな。正直に、生理体験したかどうか言えば良いんだ。」
「………」
イーブイはしばらく黙った後、顔を赤くして言った。
「…しました。まだ3回ですけど…。」
「へぇっ、でも初潮したばっかりか。」
イーブイもピカチュウも、大人と子供の中間、人間で言えば中学生ぐらいの年だった。
「まだまだ幼いんだな。…でも、そのわりにふっくらしてんじゃん、ここ。」
ピカチュウはイーブイの足の間にそっと触れた。
「!!! きゃんっ!!!!」
イーブイはおもわず飛びのいたが、ピカチュウがふたたびイーブイの腰をつかんだ。
「そんな飛びのくなって。だけど、未体験でこんなにきれいなんてな。」
ピカチュウは、片方の手でがっしりイーブイをつかんだまま、もう片方の手でイーブイのアソコを撫で始めた。
スリスリ…
「ひ、ひぁ…ひぃ…」
「へへへ…」
ピカチュウは、イーブイの太ももやアソコを撫でまくる。
「い…いぁ…いや…」
「何恥ずかしがってんだよ、ここは生殖活動する大事な場所なんだぞ~? うぅん…クリトリスはやっぱ小さいな。」
「あ、あぁぁ! さ、触らないでくださ…あぁぁぁ!!」
「ほら、ほら、ここを触られると、女の子は気持ちよくなるんだろ?」
ピカチュウは、割れ目を指でなぞるように擦り始めた。
スリスリスリスリ…
「あ、あぁ…あぁいやぁぁ!!」
「へへ…ほら、蜜がでてきたぞ。」
「あ、あぁ…」
辺り一面に、甘いような、愛液独特の匂いが広がった。
「い、いや…やめて…ぇ…」
「何言ってんだよ、ホントはもっとやってほしいくせに!!!」
ゴシゴシゴシゴシ…
「あ、あぁぁ!!」
「まだまだ、いよいよ本番だ。」
ピカチュウはイーブイの割れ目に軽く手を差し込み、それを開いた。
くぱぁ…
「ひゃぁぁ!!」
「へへ、割れ目の中を、初めて外気に触れさせる気分はどうだ?」
「…あ…ああ…」
泣きそうになるイーブイをよそに、ピカチュウはイーブイの割れ目を覗き込む。そして、ふいに質問した。
「お前、処女?」
「へっ!? あっ…は…はい…」
イーブイは、アソコを散々弄ばれて顔を真っ赤にしており、あまり冷静な話ができない。ただ正直に、本当のことを話してしまった。ピカチュウはにやにやしながら言った。
「…そ。じゃ、奪っちゃおうかな…。」
「…!!?」
イーブイは急に我に返った。
「そ、そんな…い、いくらなんでも…」
「何? 奪って欲しくない?」
「や、やめてください…お願いします、それだけは…」
イーブイはどうしても、処女を守りたい理由があった。
イーブイには今、彼氏がいる。しかも、ただの彼氏ではない。もう、結婚(人間の世界で言えば)を決めているのだ。彼とのタマゴを産みたいとも思っている。だから、初体験は彼としたい…とイーブイは考えていた。だがピカチュウはイーブイの意思を無視した。
「お前、俺の奴隷なんだろ。生意気だな、歯向かうな。」
ピカチュウはイーブイの膣に指を押し当てる。もしピカチュウが指に力を込めれば、その指で、イーブイの処女は奪われてしまう。
「覚悟は良いか。」
「や、やめて!! いやぁぁぁ!!」
「……………」
ピカチュウはしばらく黙って構えており、その間、イーブイは泣きながら暴れまわっていた。
「……………」
ピカチュウは何もしないで手を引いた。イーブイの処女は、奪われていない。
「………?」
イーブイは絶対に処女膜を貫かれると覚悟していたが、それをされないので、びっくりして振り返った。ピカチュウはばつが悪そうに言った。
「…やっぱ…処女はやめとく。どうせ、夜だけの奴隷だからな…そこまではしないでおいてやる。」
「…………」
イーブイはほっとしたような、変な感情を覚えた。だが、ピカチュウは再びにやりと笑って
「処女は勘弁しておくけど、安心していられるのか~?」
処女を破る代わりに、ピカチュウは指をイーブイの割れ目に押し込んだ。
グググ…
「ぁああっ!!」
イーブイは思わず可愛い声を上げてしまう。クリトリスに力を加えられ、アソコが強く締め付けられる。
グ…グッ…
「そら、そらっ…」
「あっ、あ、あっ…くぅ…い…イク……」
「え? 何だって、もう一回言ってみろ。」
グイッ…
「ぁ…い…イキそう…」
「なに恥ずかしがってるんだ、どうせここには俺らしかいないんだぜ…? …ほら、デカい声で言えよっ!!」
グ…グイイッ!!!!
「あっ、あ、だめ、も、漏れそう…あ、あぁあ…イ、イク…ゥゥ!!! あっ…あ、キャァァァァ!!」
ビシュゥゥ!!
イーブイは潮を吹いてぐったりとしてしまった。
「………あ…」
イーブイはぼんやりと目の前に来たピカチュウを見上げた。ピカチュウの体はイーブイの出した愛液でベタベタになっている。
「あ……」
「…イーブイ、お前、イクのは初めてか。」
「あ…ぃ…」
イーブイは情けない声を上げた。ピカチュウはその様子を見て、にやにや笑って言った。
「そ。なかなか激しかったな。結構興奮したぜ。」
イーブイは目を下のほうに下ろした。ピカチュウの左手は、しきりに自らのモノを握っている。その手からは白く濁った液が指の間から溢れている。ピカチュウも興奮がMAXに達し、射精してしまったようだ。
「ハァ…ハァ…あぁ…俺までイッちゃったよ。」
イーブイは顔を赤くした。ピカチュウも気まずくなって一言イーブイに言った。
「……ついてこい!!」
ピカチュウは怒った様子でイーブイの首をつかんだ。
「…!!」
イーブイは怖かった。一体、これからどこに連れて行かれるのか。どこだか分からないところに連れて行かれて、そして痛い目に遭うのではないか…と。
ピカチュウに連れられて来たのは、森の外れにある川だった。
ピカチュウは川の辺に立つと、突然イーブイを川に向かって突き飛ばした。
「きゃんっ!!」
ドバ~ンッ!!
イーブイは川に落ち、あたりに水しぶきが上がる。
イーブイは一瞬、もうダメだと思ったが
「………?」
足がつく。その川は浅かった。イーブイの膝くらいまでしか水は無い。
投げ入れられたイーブイに続いてピカチュウも川に飛び込む。
「なんだ、川に投げ入れられて、殺されると思ったのか。」
「………。」
「…ただ洗ってやるだけだ。…このことは、森の連中には秘密だからな。」
「………。」
イーブイはどうされるのかとびくびくしていたが、ピカチュウは、ただ優しくイーブイの体を洗ってやるだけだった。
「…ほら、足のほうベタベタだぜ。」
ピカチュウは愛液だらけになってしまったイーブイをきれいに洗い、そのあとイーブイに告げた。
「…もう今日は帰っていい。」
「…?」
一晩中ひどい目に遭わされる事を覚悟していたイーブイだったが、予想外に早く開放されて、驚きが隠せない。
「…なぜ、開放するんですか?」
「もう今日は気が済んだからさ。」
ピカチュウはイーブイにぐっと顔を近づけた。
「いいか、俺はお前の血を見たいわけじゃない。…お前が嫌いじゃないんだ。むしろ…ちょっと気に入っちまって…だから、お前の体を傷つけはしない。俺はな…フフフ…」
唖然とするイーブイに、ピカチュウは突然イーブイの唇を奪った。
「………!!」
突然キスされて動転するイーブイなどかまわず、ピカチュウは舌をイーブイの口へと押し込んだ。
「…………。」
「う、うぅ…う、ちゅ…」
ピカチュウは舌をイーブイの口へ入り込ませる。イーブイは必死にそれを拒むが、ピカチュウはかまわずに、イーブイの口の中を舐めまわした。
「…チュ…チュ…。」
「………んぅ…。」
ピカチュウに無理やりキスされる中、イーブイの拒否する気持ちは少しずつ薄まっていった。5秒もすると、イーブイはピカチュウに任せて一緒にキスを味わった。
「……………。」
「……………。」
長い長いキスが終わり、ピカチュウがイーブイを放したとき、イーブイはとろんとした目でピカチュウを見返した。
「……あ…あ…。」
「俺が欲しいのはこれなんだ。」
ピカチュウは、イーブイの目の先2cmのところでイーブイに話す。
「俺は、お前が好きだ。だから、お前が淫らに喘ぐ姿が見たいんだよ。…どうせ普通の恋愛ができる関係じゃないし。だから、こっそりと楽しんで、やる。」
「…………。」
「…さ、体がきれいになったろ。帰れ。」
「えっ?」
「今夜はいい。これ以上【遊ぶ】と寝不足になるだろ。」
「……は、はぁ…」
イーブイは、わけが分からない、混乱した状態のまま、帰された。
イーブイが帰った後、ピカチュウは、体にベッタリついたイーブイの愛液を洗い流していた。
「……………はぁ。」
ピカチュウはため息をついた。
…なんで、俺、あの時処女奪ってやらなかったんだろ…。好き…だから…か…
ピカチュウは、自分の気持ちに正直になれないでいた。
だが、ピカチュウの中で…もっとイーブイを愛したい、という気持ちは、一方的に強くなっていた。
このまま、奴隷にさせておこう…もっと楽しんでやる…ピカチュウは、そう思っていた。


次の日の夜も、イーブイはピカチュウのもとへやってきた。
イーブイの気持ちは複雑だった。昨日のような、恐怖と不安と、それから変な興奮や期待感が交じり合い、自分でも抑えられない気持ちだ。
「イーブイ、ちゃんと来たな。もう逃げ出すとでも思ったんだけど。」
「…………」
イーブイは顔を赤くした。まだイーブイの口には、ピカチュウとのキスの味が残っている。嫌な味ではない、なんだか不思議な味だ。
「…………」
顔を伏せるイーブイをよそに、ピカチュウは独り言を言う。
「…今日は何しようかな、そうだなぁ…」
ピカチュウはにやりと笑って、イーブイに言った。
「…そうだ…イーブイ…へへへ、今日は俺のモノを紹介するか。」
「…?」
首をかしげるイーブイの前に立つピカチュウ。
「…目をそらすんじゃないぞ。」
そう言うとピカチュウは、足の間から、普段隠れていて見えない【もの】を引っ張り出した。
「!!!!!!」
突然それを見せられて驚きを隠せないイーブイ。
「どうだ? 俺の…けっこう大きい方だと思うんだけど…」
ピカチュウのものはまだ柔らかいが、それでもけっこうなサイズだ。
「………………」
イーブイは無言で、ただただ顔を真っ赤にした。だが、反抗して目をそらしたら、奴隷になったという約束を破ることになる…イーブイにはそれができなかった。イーブイは、けっきょくそれに見入ってしまう。
イーブイは、生まれて初めて男性のものをみた。なんだか気持ちが悪い、グロテスクな感じさえするもの…だが、なぜか引き付けられる…。それを見ていると、心臓がドキドキして子宮の辺りがはげしく疼く。
「…ふぅ…見られてるのもけっこう興奮するな…」
見られていることで性欲が増してきたのか、ピカチュウのものがだんだん勃起してきた。
「…あ…だんだん…大きくなって…」
イーブイはおもわず声を出した。
ピカチュウのものはますます大きくなり、まっすぐ上を向いた。
「………」
「…イーブイ、黙ってないで何とか言えよ。」
「…へぇっ!!!!」
イーブイは急に我に帰った。
「あ…ああ…あの…あら…」
完全に呂律が回っていない。
「ほら、どうなんだ俺の。」
「ひ…あ…っと…」
「なんだよ、何にも言わないから…俺のもの、固くなっちゃったじゃんか。」
確かに、ピカチュウのものは血管が浮き出るほど固まり、爆発寸前になってしまった。イーブイはそれを見てますます赤くなる。
「…そうだ!」
ピカチュウは、なんだかまた嫌な笑いをして、イーブイに言った。
「おい、命令。お前の手で、俺を気持ちよくさせるんだ。」
「ぃ!」
「聞こえなかった? 俺を気持ちよくしろ。」
「え…」
イーブイはすっかり参ってどうすればいいかとオロオロしだした。
「えっ…で、でも…どうすれば?」
「とにかく、俺のモノを刺激すればいいの。…そうだな…」
ピカチュウはふいにイーブイの顎をつかみ、イーブイの口を開けさせた。
「あっ、あがっ!?」
急に口をあけられてあたふたするイーブイ。ピカチュウは、そのイーブイの口をじっくり眺める。
「…ふーん、口小さいな。これじゃぁフェラは無理か…」
「? ??」
「まぁいいや。」
ピカチュウはイーブイを離してから言った。
「じゃ…そうだな、しごけ。」
「し、し…ごく?」
イーブイは手コキなどしたことがない。しごくという動詞自体知っているか分からない。
「…あの、ど、どうすれば…」
「あ~じれったい!!」
ピカチュウはイーブイの手をつかんだ。
「お前の手で俺のものを握って、その手を上下にシコシコ動かせば良いんだ!」
「へぇっ!? 握る!!?」
イーブイは動揺した。
「に…握るって…ピカチュウのそれをつかむって事…で…」
(いちおう呼び捨てにはなっている)
「何? 俺のを触りたくないってか。」
「い…いえ、やります! やります!!」
イーブイは泣く泣くピカチュウのものに手をかけた。震える手で、それを軽く握ってみる。
「…………」
実際に触ると、思っているよりずっと大きく、固い。そして、やたら熱い。
「…………。」
「…ん……」
ピカチュウはふっと息をついた。
小さく柔らかいイーブイの手にモノを握られ、それだけで射精しそうになる。
だが、せっかくシゴいてもらうチャンスだ。ここで射精してはもったいない。
ピカチュウは顔を赤くして言った。
「………イ、イーブイ、はやくしごけよ!!」
「は、ははいぃっ!!」
イーブイは手を上下に動かし、ピカチュウをしごきだした。
シコ…シコシコ…シコシコ…
「ウッ!」
(うあ、自分でしごくよりずっと凄い…なんか…別にしごき上手ってわけじゃないけど…なんか…ウゥ…出る…いや、ガマンガマン…)
ピカチュウは弱点を握られて、イーブイのように顔を赤くした。
「うぅ…いいぞ、イーブイ……」
「…は、はいっ!」
シコシコシコシコシコ…
「あぅ、う…も、もっと強く握って!」
「はいっ!」
ギュッ…ギュッギュ…ギュッ
「う、うあぁ! あ、あ…」
ピカチュウは、今まで感じたことのないような快感を味わっていた。
体中が熱い。自分の性器の中で精虫が外に出ようと暴れまわっているかような感じだ。
「あ、あ、やばい…出る…」
だが、ピカチュウは一瞬思った。
今、イーブイにしごかれながら射精すると、イーブイの体に精液がかかってしまう。
まずい。
ピカチュウは、なぜかそう思った。
「イーブイ!! あ、やめろ! やめるんだっ!!」
イーブイは慌ててパッと手を離した。その瞬間
「ううぅぅあああああ!!」
ビュウウウ!! ビュルルルルル!!  ビュゥウウウウ!!
ピカチュウのものは、精液を一気に噴き出した。
「あ、あぁ…」
ピカチュウは射精の寸前、イーブイを突き飛ばしていたので、イーブイに精液はかからなかった。
「……!!」
イーブイは射精の様子を見て、おもわず体をビクンとさせた。
人間の2倍ほど精液を出し、すっかりつかれたピカチュウ。
「はぁ…はぁ…今日は終わり…」
ピカチュウは、尽き果てて腰に力が入れられなくなっていた。
結局その日、イーブイは昨日のように河原に連れて行かれて汗を流してもらい、帰された。
「………」
イーブイを見送るピカチュウは、ためいきをついた。
「…イーブイに、精液かけちゃったほうが良かったかな…」
そんなことを思っていたのだ。なぜあのときためらったのか…
ピカチュウは、自分のモノを握った。感触はやはり違う…あの柔らかい手で、握られた感触と…
ピカチュウは、イーブイを想いながら眠りについた。
同じ頃、イーブイは自分の住処に帰って、眠りにつく。だが…
…眠れない。ピカチュウのモノが目に焼きついて…体がはげしく疼いて言う事をきかない。
イーブイは熱い気持ちのまま眠りについた。眠っているイーブイの手は、自然と自分の股間へと伸びる…


3日目の夜…
ピカチュウのもとに、イーブイがやってきた。だが、どうもイーブイの様子がおかしい。
なんだか気分が悪そうな顔をしている。それに、いつも日暮れすぐ来るはずのイーブイが、今日はだいぶ夜が更けてからやってきたのである。
「どうした、イーブイ。お前が遅く来るなんて珍しいな。」
ピカチュウはすぐに、イーブイの様子に気がついたようだ。イーブイは元気無く答える。
「…ハィ…」
声に力がこもっていない。ピカチュウはこてっとした表情のイーブイを見て、たずねた。
「? ひょっとして、体調悪いのか。」
「………」
イーブイは返事をしなかった。
実は、今日はイーブイの生理が来る日だったのだ。
それでも、腰に激しい鈍痛が走る中でイーブイはピカチュウのもとに来ていたのだった。
「……………。」
「お前、生理だろ。」
ギクッ
一発で当てられてしまう。イーブイは赤くなってうなずいた。ピカチュウは舌打ちしてから言った。
「ちぇっ…じゃ、今夜はやめとこうか。」
「えっ!」
イーブイは驚いて顔を上げる。ピカチュウは気分が悪そうに、言った。
「いや、生理の日までイジメるのはかわいそうだからな。3日だけ休みをやるよ。3日後、体調が戻ってから来るんだ。」
「………」
まさか、休みをくれるなんて…イーブイは来るときよりもっと複雑な気分になり、どう答えたらいいか分からなくなってしまった。
「…おい、イーブイ、どうなんだ、今日、気分悪いなら帰れ。」
「………」
イーブイの身体は休息を求めていた。イーブイは一歩下がると、
「…今夜は帰ります…」
そう言って、ピカチュウに背を向けた。
イーブイがその場から立ち去るとき、ピカチュウは、一言付け加えた。
「…3日経っても治らなかったら、治るまで休んでろ。」
…帰り道、イーブイはますます不思議な気分になった。
ピカチュウは怖い。だが、優しいところがある…自分は、一体ピカチュウをどう思っているのか…
…その不思議な気分は、ピカチュウから与えられた休息の3日間、ずっと続く。


「…おい、知ってるか、イーブイの事…」
「? あぁ、あのピカチュウを倒したっていうイーブイか。」
「何言ってんだ、ピカチュウを倒したなんてウソに決まってるだろ。あいつ、ぜったい負けたんだ。」
「へ? じゃぁなんでピカチュウは森をゆずったんだよ?」
「…この前俺、見たんだ。イーブイが夜中に…森の端の樹に出かけてた。」
「ピカチュウの住処のか? なんでそんなトコロに行ったんだろ?」
「…分かんないか。あいつ、絶対ピカチュウとヤバイ事やってるんだよ。」
「えっ!? 本当かよ!?」
「…イーブイはきっと今夜も行くだろ。確かめに行こうぜ。」


3日後、イーブイの生理痛は長引かずに済み、3日後には痛みも治まっていた。ここでどうするか…イーブイは悩んだ。
まだ生理痛が続くと誤魔化して、ピカチュウのもとに行かないか、それとも、森の仲間の安全を考えて、嘘をつかずに行くか…
夜になって、けっきょくイーブイの足はピカチュウのもとへ向かっていた。
「……なんでかな…」
嘘がばれるといけないからか、それとも、義務感からか…
ピカチュウは、イーブイを待っていた。
「来たか、イーブイ。生理痛はいいのか。」
「はい。もう…大丈夫です。」
「そうか。それはそうとして…」
ピカチュウは、イーブイにぐっと顔を近づけ
「聞きたいことがある。」
とたずねた。
「は、はい…」
イーブイが情けない返事を返すと、ピカチュウはイーブイの顔をじっと見たまま言った。
「お前、今日誤魔化そうとした?」
ドキッ
また当たりだ。
「な、答えろ。今日、生理が続くって嘘ついて休もうかな…って考えただろ。」
「…ひ…ひぃぃ…」
イーブイはもっと情けない声を上げたので、ピカチュウがびしっと言った。
「…答えろ。」
「は…はい…ごめんなさい…私…誤魔化そうとしました…。」
「…そうか。」
ピカチュウは後ろに下がり、二人の距離は元に戻る。
「イーブイ…そう思ったなら、今日は何でここに来た?」
「は…はい…あの…やっぱり嘘はいけないと思って…」
「ふーん。」
あたりの空気が重い。イーブイは恐怖と罪悪感に押しつぶされそうになった。
「…イーブイ…フフ…」
ピカチュウが突然、笑い出した。
「心配するお前も可愛い。」
「…!?」
イーブイは顔を上げた。
「いや、ちょっと脅かしただけだ。べつに、誤魔化して休んだって気にしなかった。」
「は、はぁ…」
「だ~け~ど~」
ピカチュウは意地悪な笑いをしてみせる。
「悪い子だな。お仕置きしてやらないとな。」
「お、お仕置き…!!!!」
「怖がるな、悪いようにはしない。…そこに、仰向けに寝ろ。」
「仰向けに?」
イーブイは、ちょっとためらった。
四つん這いのポケモンは仰向けになると性器が丸見えになり、恥ずかしいポーズになってしまう。しかも、その姿勢でいたら、襲われたときに反抗もできない。もしここでイーブイが仰向けになったら、ピカチュウは、イーブイにのしかかって強姦もできる。
「ほら、はやく仰向けになれ。」
ピカチュウに言われ、しぶしぶ仰向けになるイーブイ。それによって、イーブイの大切な部分が露になる。
ピカチュウはイーブイの様子を眺めた。
「いいポーズだな。…いいか、絶対動くな。」
ピカチュウは、イーブイの尻尾のほうにまわると、両手で、イーブイの両後ろ足をつかんだ。
「!? な、なにを…」
ピカチュウはにやにやしながら言った。
「…一回女の子に試してみたかったんだ、電気アンマ。」
「…?」
「いいか、逃げるんじゃないぞ。…逃げられないだろうけど。」
ピカチュウはイーブイの足の間に割り込んで、その性器の上に足を乗せた。
グッ…
「…ぃ…」
イーブイはアソコを踏まれて身をよじらせた。だがピカチュウは動くことを許さない。
「あ…踏んじゃダメ…」
「踏んじゃダメ? お前、言っても奴隷だからな。何をされても文句を言うな。」
ピカチュウは足に力を入れた。イーブイのアソコはピカチュウの足に踏みつけられる。
グググググ…
「あ……あぁ、痛い…」
「痛い? まぁすぐ慣れるよ。ほらほら…」
グリグリ…
イーブイの性器を踏みにじるピカチュウ。
「あ、あ…ダメ…」
「ダメ? そんなことないだろ、…ほらっ!」
ピカチュウはイーブイのアソコに足を乗せたまま、急にイーブイの足を引っ張り上げた。当然、イーブイのアソコは強く踏みつけられる。
「あっ…あ、やぁん!!」
「ほらほら、踏みつけられるのも気持ちいいだろ?」
「あ、ダメ、ダメぇ!!」
「へへへ、口では反抗しても体は正直だ…ってよく言うけど、お前はまさにその状態だな。」
ギュギュ…
「あ、あぁぁ!! つ、強すぎ…強すぎるぅ!!」
「ったく、エロいなお前、もっとお仕置きしてやるよ。」
ギュッ! ギュッ! ギュッ!!
「あ、あぁ…ぁぁぁあああああ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!!」
ビチャァァァァァ!!!
イーブイは、派手に潮を吹いた。同時に、ぐったりとして、イってしまった。
「…なぁんだ、イったか。しかしお前、相変わらず派手な潮吹きするな…」
その液は、ピカチュウの体中をベタベタにしていた。
「…おい、イーブイ、起きろよ。」
「……くぅ…」
イーブイはぐったりして目覚めない。
「なんだよ、起きないのか。 …そ。起きないなら…へへへ…」

ビクッ!!
「んきゃぁっ!!」
イーブイは太ももに違和感を感じて飛び起きた。
「な、な、な…」
ビクンッ!!
「あ、いやぁ!!」
虫か何かが太ももを這っているかのようだ。イーブイは上体を起こした。
「あ。起きた?」
ピカチュウはイーブイの太ももに顔を埋めている。
「あ、ピカチュウ! な、何してるんですか!!?」
うつむいていたピカチュウは顔を上げ、イーブイの方を向く。
「いや…へへ…ちょっとな。お前の蜜を舐めさせてもらってた。」
「いぃ!? なんでそんな、き、汚いですよぉ!!」
「別に汚くないよ。」
ピカチュウはそういうと再び顔を下ろして、イーブイの太ももの愛液を舐め始める。
ピチャッ…
「はぁぅ!!」
「気持ち良いか?」
「あっ、あ、あ…」
ピカチュウはイーブイの太ももに、舌を這わせる。
「あ、ダメ…ダメ…」
「ほらほら…」
「あっ!?」
ピカチュウの舌は真っ直ぐイーブイの弱いところへ進む。
「…いぃ…や…こ…こないで…」
…しかし、性器につくかどうかという所で、ピカチュウの舌は進むのをやめてしまった。
「…ん…」
ピカチュウはイーブイ自身まで舐めずに顔を上げてしまう。
「…なんか、ちょっと甘酸っぱいな。」
ピカチュウの発言に赤くなるイーブイ。
「い、いやぁ…そんなこと言っちゃ…」
イーブイはそう言っているが、本音は、ピカチュウを求めている。
ピカチュウはその本音に答えるように、再び太ももを舐めまくる。
ぺチャ…ピチャ…
「あ、あっ、あっ、あ、ダメ…ダメ…い…いぅ…ゃ…ぁ…」
ピカチュウは顔を上げて舌なめずりをした。
「太ももはきれいにしてやったよ。」
「そ…そう…です…か…」
「じゃ、次はアソコね。」
「そ、そんな…!」
イーブイはいやがる素振りを見せたが、反抗はしない。ピカチュウはそれを見て
「…嫌なら俺をどかせば? 蹴るなり逃げるなりしろよ。」
と言った。イーブイは、答えが見つからずに
「ぅ…。」
と唸っただけだった。
イーブイは自分の本音が分かっていた。本当は、やめて欲しくない…
ピカチュウはそれを見抜いてにやにやしだした。
「…そうか。嫌か…。嫌なら、やめてやろう。」
「ええっ!?」
ピカチュウはじらしてイジメる気だ。
「…ん? どうしたイーブイ、不満そうな顔してるな。」
「だ…だって…だって…」
「何? やってほしいの?」
「いや…あの…その…」
「…やって欲しいって言えばやってやるけど?」
「…ぃ…」
「なぁんだ、やって欲しいのか。変態だなぁ、お前。」
「へ、変態なんて…」
イーブイは顔を赤くした。
変態と言われたからだけではない。自分の意思が明らかに、変態なモノだと自覚しているからだ。だが、それを止めることはできない。
ピカチュウはにやっとした。
「ふふ…分かったよ、やってやる。」
ピカチュウはそう言うと、イーブイの大切な部分に顔を埋める。
イーブイの心臓はこれ以上無いというくらい高鳴った。ピカチュウの様子が見えないので、いつ刺激させるのか分からない。
ちょっとだけ間をおいて、ピカチュウは『攻撃』を始めた。
…ピチャ…
「!!!!!!!! いっっっっっ!!」
イーブイの性器に、いや体全身に、すさまじい感覚が走る。
今まで感じたことが無い、想像もつかなかったような快感がイーブイの体を貫いた。
「…なんだ、感じてるみたいだな。」
「…あ、あ…」
「…それにしても、舌で触っても柔らかいな。どれ、もっと舐めるか。」
ピカチュウは再び、イーブイの弱い部分を舌で舐める。
ピチャ…ピチャァ…
「あ、…だめ…」
「ダメ? やめる?」
「う…いや…あの…」
「分かったよ、続けてやるって。」
ピカチュウの舐め方はだんだん激しくなる。
イーブイのワレメのスジにそって、まっすぐに舐める。その舌が、イーブイを容赦なく刺激していく。
「あ…い…いい…」
「どうだ? もう限界? これからが本番だ…。」
ピカチュウは、クリトリスに口をつけた。
「ああ! そこはぁ!!」
「へへへ…」
ピカチュウは、クリトリスを激しく吸い始める。
チュ…チュ、チュ、チュ、チュ
「ああっ!? あ、ああああ!!」
母乳を吸う乳幼児のように、クリトリスに吸い付くピカチュウ。
「…ン…チュ…」
「ああああ!! だ、だめ! や、いや、こ、壊れる…壊れるっ!! 壊れちゃうぅっ!!」
「ん……」
チュッチュッチュッチュッ…
「あっ! ああ、あああ゙v☆〒~◇×;゜!!!」
「もう何がなんだか分からないみたいだな。おい、イーブイ…イーブイ?」
イーブイは気絶し、ぐったりと動かなくなった。どうやら限界を超えてしまったらしい。
「あらら、処女にはちょっと激しすぎたらしいな。」
ピカチュウはふいに振り向いて、まっすぐ先にある一本の樹をキッとにらんだ。
「そこで覗いてるのは分かってるぞ!!!」
密集した樹の葉っぱの中で何かが動いた。やはり、何かいる。
「逃がすかっ!!」
ピカチュウはこうそくいどうで樹のところまで行き、覗き見していたポケモンを捕まえた。
「ひゃぁぁぁぁ!!! 捕まった!!」
覗き見していたのはエイパムとクヌギダマ。まだ成熟した大人ではないが、ピカチュウやイーブイとあまり年の差はない。
「お前らか。俺が気づかないとでも思っていたのか?」
「ヒエェェェ!! い、い命だけはお助けを~!」
「ム…どうしようかな。この事がばれたからには生かしておくわけには…」
「ひぃぃぃ!」
2匹はピカチュウの強さを知っていた。
この2匹の親はピカチュウが森を支配していたころ、ピカチュウから森を取り返そうと戦い、どちらも瀕死の重傷を負って帰ってきたのだ。親が勝てないのでは自分達が勝てるわけがない。
ピカチュウは2匹をにらみつけて言った。
「おい、お前ら。」
「ひぃ!」
「なんだ、男のくせに情けない声出しやがって…お前ら、命が惜しいか。」
「は、はい…」
「そうか…じゃあ俺の話をよく聞け。」
ピカチュウは、イーブイがなぜピカチュウに奉仕しているのかについて説明した。
「イーブイは、お前らを守るためにやってるんだ。分かってるのか?」
「ハ…ハイ…ハイ…」
「そ。じゃぁ、今見たことをすっかり忘れろ。」
ピカチュウは怖い顔のまま言った。
「俺の事はどう言おうと勝手だ。だが、イーブイの事を話してみろ…もしその噂が森に広まったら、その時は…」
ピカチュウは2匹にぐっと顔を近づけて言った。
「この森から、2匹のポケモンが消えることになるからな。」
「ひえええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
2匹は尻尾を巻いて逃げてしまった。
「…大丈夫かな…。」
ピカチュウはイーブイのいる樹へと戻っていった。イーブイはまだ倒れたままだ。
「イーブイ…ごめん、見られちまった…。森に噂が広まったら、俺のせいだ…ごめん…」
そう言うと、ピカチュウはイーブイの肩をゆすった。
「ほら、いつまで眠ってるんだ、起きろよ!!」
「………??」
イーブイは目を覚ます。
「あ…あ…」
まだ疲れているらしい。ピカチュウは、イーブイを抱き上げた。
「ったく、世話がかかる奴隷だ。」
ピカチュウはその後、いつものように河へイーブイを連れて行き、体を洗って帰してやった。
「……………………」
もしイーブイのことが森の噂になったらどうしよう。ピカチュウの頭はそのことでいっぱいだった。
…だが、その心配はあまりしなくて良さそうだった。翌日、2組のポケモンの家族がその森から出て行ったそうだ。



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Last-modified: 2012-08-06 (月) 00:00:00
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