ポケモン小説wiki
テオナナカトル:キャラ紹介・後書き

/テオナナカトル:キャラ紹介・後書き

作品ページへ


さて、約50万字のお話にお付き合いくださりありがとうございました。
ここから先は本編の解説も含めた後書きでございます。痛い事もいささかあると思いますし、言い訳がましいこともあるかもしれません。


また、当然のことながらネタばれ上等です。
それでも良いという方は、お進みくださいませ。






後書き 

まずは、1話ごとの感想から。


テオナナカトル(1):子供を守るお兄さん 

 まず、掴みのために変態選手権らしいエロを入れたお話。
 主人公を親に愛されているからこそ他人に優しく出来るというような設定にしたいがため、懐き度進化をするポケモンにしたかった。
 さらに、エロ展開に持っていくため、なんとなく薬の成分になりそうなポケモンをチョイスしました。
 とは言え、精力剤という薬は生姜とかニンニクとかの植物性の物の他に動物の精液を入れることも多いから何かと理由を付ければどんなポケモンでも……けふんっ
 まず、物語の主人公を考えるにあたってそこを考えた結果、主人公はブラッキーに決まりました。
 ヒロインの職業は本職が魔女という事で、どんなポケモンにするかを考えた所、最初の候補がムウマージでした。しかし、卵グループや撚り面白そうな能力の関係から、結局ゾロアークに。
 悪タイプ二人のカップルという事で掴みを意識した回でした。

 結果的には、エロのために話しのクオリティを結構下げてしまった残念なお話。

テオナナカトル(2):蜜と乳の匂いがする香油 

 ナナ達がどういった仕事をしているかを書いたお話。仕事については1話目にも書きましたが、2話目は平和的なお仕事という事で。
 無理矢理エロに絡めた感もあるのは、変態選手権に出すという事を意識したからです。ちょっと不本意でしたが、これはこれで面白かったかと。
 このお話で作った香油は、4話・8話でも使っております。多分次は16話と32話で使……いません。

 総合的には、エロのために話しのクオリティを下げてしまった残念なお話。

テオナナカトル(3):パルキアはレシラムになる 

 ここから、オリジナル要素が強くなりすぎた。
 1話目から首飾りに話しかけたり、2話目で神の導きの証拠である草が生えていたりなどしていましたが、それが明かされるお話。
 魔女が魔女たる所以のお話ですね。他人の幸福や不幸を共感する事で、自然と一体化するシャーマンの力を高めるのが魔女のお仕事である。
 1話目から血なまぐさいことも、皆を幸福にすることも十把一絡げ(じゅっぱひとからげ)に仕事を受けていたのはそのためであったと明かすためのお話。
 正直、このお話に限らず前半6話は設定を明かすめだけのお話であったりします。

 また、このお話では、目撃者は信用できる者以外皆殺しにしなければならないという設定により、主人公達がやたら徹底的に殺害するようになってしまいました。
 しかし、そう言った掟でもつけない限りは戦争に神器を使う事が出来、神龍信仰なんて簡単に潰されるでしょう。
 もしくは、神龍信仰が神器を使い始めて大変な事になったかもしれない。昔の人は容赦がないから、それこそ焼夷弾をばら撒く東京大空襲のような惨状が世界中に広がっていた可能性もあります。
 それを裏付けるように、第10話に登場するティオルがこのお話から噂話の中に出てきて、軍隊をたった二人で殲滅したようなことをいわせたりもしました。
 しかし、この設定には裏の意図があり、パワーバランスが崩壊してしまう事を危惧してのことだったりもします。神器を使ってバトルすれば軍隊を倒せるというのは、言いかえれば一般人が何の役にも立たないということ。それだけは避けたかったため、封印する道具や役立たずにする戦法が編み出されたりもしました。


 さて、このお話で掘り下げたキャラはジャネットとユミル。ジャネットは産婆さんらしく子供の事はとても好きであり、罪の無い子供が殺された時の怒りは半端ないようです。
 と、そういう事を書きたかったのですが……これじゃただの電波だったかもしれないとすら思ってしまった強引な感情の理由付けには、どうにかもっとうまい方法が無いかと試行錯誤しましたが、あれが限界でした。orz
 ここでロイはテオナナカトルと付き合うことに疑問を感じ始めますが、心情的にジャネットを応援したかったからという理由でまぁいいかと考えてしまう。
 勧善懲悪のお話ですが、一歩間違えば悪になり得る危うい立場であるという意味も込めたお話。

 ついでに新キャラのローラとの夢落ち絡みは、正直変態選手権じゃなかったら絶対に入れていませんでしたw

 纏めると、キャラの感情の動き大げさだったりご都合主義だったりした残念な回。

テオナナカトル(4):Bキャンセルの語源 

 ロイとローラが魔女としての仕事をする回。Bキャンセルの語源というタイトルについてはなんとなく面白そうだったからですw
 ナナの幻影の本領発揮&黒白神教を正義に見せるためのお話。
 主人公を正義に見せるためには、相手の正義がいかに腐敗しているか。自分達の正義が心情的に正しいかを見せつける必要があります。
 ワンピースみたいに一般的に正義とされる存在を悪役として見せるためにナナを出来るだけ善人にしようと頑張りました。
 ちなみにこのビークインのフェロモンや蜜は地味に6話・7話・8話で登場しています。特に攻撃指令フェロモンは結構役立っていました。

 また、この回でグレイプニルの説明が入り、それは10話目と12話目で役に立ったりもしました。

 総合的には、楽しく書けましたが、読者は楽しめたか疑問になってしまうお話。

テオナナカトル(5):花を買うのは偽善者? 


 話しのつなぎのためだけのお話。なぜナナ達がロイの店に入ったかを明かされるお話。
 なんというか会話しあっているだけで全くポケモンらしくもなかったりする。
 なんだかんだで、このお話でナナとロイは急速接近しましたね。

 結局の所、ポケモンとして終わっていた一話。

テオナナカトル(6):無血の決戦 


 前半の山場となるお話。歌姫がテオナナカトルに入った切っ掛けが明かされますが、それがその後の設定に活かされていないことなど気にしてはいけません。

 動きが無くってつまらなかったのではと思わせるお話。しかしながら、ロイがお預けにされて終わったのは個人的に気に入っていたりもします。
 

テオナナカトル(7):神憑きの子と正義のヒーロー 

 ひとまずの目的を達した後は、怒涛の勧誘タイム。後でまた言いますが、今までお前ら何をしていたのだと思わずには居られないくらいこれまでゆっくり活動してきたのだと思わせますね。
 ローラが活躍できる数少ないお話。いや、ジャネットもあまり活躍していないけれど、ローラのほうが何故かひどかった気がするのは何故だろう。
 クリスティーナちゃんにワンダ・クラヴィスと仲間にしたが、クラヴィスは今後全く活躍しません。ゴメンネ。

 個人的には、ユミルサイドは無難な出来でしたが、ローラサイドはローラの暴走がやけに書いていて面白かった印象があります。読者を置き去りにしていないか心配でしたが……

テオナナカトル(8):暴れん坊ハッサム 

 ローラとワンダが活躍してくれる回。真っ向勝負を挑んだ妹と違って兄は結構卑怯ですが、緊急事態なので良しとしましょう。
 このお話では、始めて強敵との戦いを書きました。ガチで書いた前半と、あっさりしすぎた後半。
 どんな強者でも弱点を突かれたりすれば簡単に沈むということを端的に表しましたが、これは酷い。

 ついでにローラの扱いもひどかった。ローラは当初ギャグ要因では無かったのにどうしてこうなった。

 何が酷いって、あんな誰でも思い付くようなアイデアを出したロイが賢いキャラとして扱われている事ですよ。
 賢いキャラを書くという事がいかに難しいかを考えさせられたお話です。

テオナナカトル(9):海の歌謡祭 


 みんな大好きリムファクシたんがメンバーに加入してしまった回。こいつだけは本当に何の脈絡もなく偶然仲間になってしまったため、キャラの扱いに困るリムファクシ。
 歌姫が活躍できる唯一のお話であったりもする。というか、このお話が無かったら歌姫いらんかったというお話。
 ついでに、ローラのお話がバカっぽくて好きでしたが、読者の反応が気になった所。そしてローラはこの話を期に全く活躍しません。ゴメンネ。

 個人的には、描写のために話の早さを犠牲にしてしまったお話。プラスもマイナスもあるけれど、マイナスの方が多いかも。
 祭りの描写の練習にはなったかな、と思う。

テオナナカトル(10):結果的には復讐の手助け・上・下 


 フリージアを仲間にする回。3話目からずっと存在が示唆されていたティオル達もやっと登場。
 しかしながら、相変わらずのロイ。放火を躊躇い無くやってのけるなど、勝ちにこだわる姿勢はそのままです。
 ここで酒場が終了。以後、リーバーの活躍も終了のお知らせ。

 リムファクシが仲間に入ったことにより、この街の信仰は徐々にレックウザへの興味を薄くしていき、ルギアを称えるようになってしまう。
 それについての描写は以後も省いているとはいえ、十年もしてリムファクシが立派になってしまったら、信仰の対象はもっぱらルギアになってゆく事でしょう。
 それがわかってしまったのか、フリージアは神龍信仰の布教よりも自分のやりたい事を優先するようになってしまう。
 フリージアにとっては哀しくも嬉しい出来事でした。

 総合的には、話しをややこしくし過ぎて読者を置いてけぼりにしてしまった感のある一話。ナナとの絡みについても特筆する事はありませんしね……
 ちなみに、この話におけるナナの愚痴は私の愚痴。ロイが2足歩行だったら書くの楽だったろうに……

テオナナカトル(11):ホウオウ信仰の聖地、焼却の雪原・上・下 


 ジャネットとリムファクシが活躍する回。二人で協力して何かを生み出すという事の美しさを感じる回。
 物語を単純にしようと思ったのに、前半の長い台詞はいったいなんだと思うくらいセリフが長かった。反省してもしきれないお話。
 聖なる灰というアイテムについて色々考えてみた結果、焼き畑と結び付けた所までは良かったのだが、雪原でこそ最高の灰が手に入るとした設定は少し突飛過ぎたか。
 どっちにしろ、リムファクシが人気で何よりです

テオナナカトル(12):喧嘩祭り・上 下 


 完結編となるこのお話。ナナが衝撃のカミングアウトをする、ソードマスターヤマト的な展開があるという……
 『神に愛されているという確信が欲しかったがそんな事はなかったぜ』って……これなんてソードマスターヤマト?

 前半の吹き矢を作るくだりは地味に気に入っていて、長年思っていたルギアが吹き矢を使用したらどうなるのだろうという妄想を形にしてみた物。
 それをホウオウとの戦いでも使うことになるのですが威力を高くし過ぎたかも知れない。
 相変わらず自重しないロイの戦い方やナナの戦い方は細かく書くと長そうだったので、神との戦い以外はダイジェスト。
 強敵との戦いは書いていて面白かったが、反面飽きられてしまったかも。反省点だと思います。

 ナナとロイの絡みは……こいつら初めてだっけか? と、勘違いするくらい初々しかった。
 自然に書いていたら、ナナがロイを攻めるものだと思っていたら、その逆でした。まるで処女のよう……*1
 本当に大切な人と行為に及ぶ時ほど緊張する、可愛いらしいナナさんでしたとさ。

 エピローグは、ジャネット・ロイ・ナナの三人で締めるか、それともロイとリムファクシで締めるかでかなり悩みましたが、オープニングとの対比を行うためにリムファクシに。
 キングダムハーツのプロローグとエピローグがとても印象に残ったのであんなラストになりました。

全話総合 


 さて、作品は全体的に台詞が不自然に長くなってしまう事が何度もありましたね。私の作品において最大の弱点にして、読者を選んでしまう欠点だと思います。もし他に何か作品を書く時は、そこだけはどうにかしないとなりませんね。

 今回のお話では、祭りが話の根幹にかかわってくるお話であるせいか、祭りが2回、たこ焼きやフランクフルトを買い食いしているだけでいいような祭りの描写では無く、主人公達がいなければ成り立たない祭りの描写というのは非常に多く悩みました。
 祭りではありませんが、焼却の雪原での儀式も、悩みどころは多く、特に神と対峙した際どれほどの長さ跪けば良いのか……顔を起こすタイミングが分からず結局ぼかしてしまうなど、結構適当な面も……リムファクシは全くひざまずこうという気が無いのでとても楽で良かったでし

 さて、このお話の中で最も失敗だったと思う所は、お話の中の時間の短さでしょうか。7~11話までたった5ヶ月で仲間の勧誘を完了してしまったという超スピードのため、なんとなく味気なく終わってしまった感があるのです。
 書き終わって見ると、もっと作中の時間を3年くらいかけて行うべきではなかったのか、と。それは非常に大きなミスだと思います。
 きちんと年月の概念がある以上、その月日の意味を考えるようにしないといけない。これがも大きな課題です。
 しかし、ロイとナナは結婚するまで1年と3カ月。結構普通に恋愛をしているのですね……こっちは納得ですがw

 神の力や神器と言った設定は分かりづらかったかも。一応、本編やダンジョンで使用出来るアイテムの強化版と言った位置づけなのですが、普通に書いていたら伝わりようもありませんし……分かり辛い設定を入れた所もマイナスとして次からの課題としましょう。



 さて、このへんで後書きもお開きといたしましょう。以下はキャラ紹介という事で。

キャラ紹介 

テオナナカトルの団員 

 テオナナカトルとは、外国(現実世界で言う中南米)を原産国とするキノコ。ワライタケなどもその一種。
 昔はベニテングタケを瞑想の補助道具に使っていたのだが、現在テオナナカトルの団員はチーム名となっているキノコを利用して瞑想を行なう。
 しかし、実際に使っているシーンはチーム名にする必要があるのか疑うほど少なかった。

ロイ=ロースティアリ 

 本作の主人公。種族はブラッキー。
 それなりに正義感を持ち合わせ、父親の事をとても尊敬しているが、母親は浮気ばっかりで尊敬の欠片もなかったようだ。
 母親に愛されたかったせいか年上の女性が好きであったが、ナナに恋してからは逆に『ナナを支えなくちゃ』という使命感のおかげで年上好きも徐々になりを潜めていった。
 そして、長男であるせいか年下に対しては優しく、兄貴気質な所がある。リムファクシやシーラの扱いも上手いのはそのためである。こちらの性格はリムファクシのおかげで保持されたようだ。
 初期は『親父のように立派になるためにはこんなこと通過儀礼みたいなものだ』というセリフをよく言っていたが、いつの間にか言わなくなっていたのは作者が忘れていたからではない
 自分が親とは違う道を歩んでいるのだとしっかり自覚したおかげである。

 戦いでは勝ちにこだわるせいか、負けられない戦いでは卑怯な戦法を多用する。
 とはいえ勝てる相手には正々堂々と戦うなど、圧倒的に勝つことにカタルシスを感じているわけではない様子。
 主力技は毒々、引っ掻く、アイアンテール、サイコキネシス、怪しい光、フラッシュ等 ギガインパクトも使える。

 神器は三日月の羽根を持っており、安眠を誘う事が出来るほか傷の治療も出来る。のだが、そんなシーンはなかった

ナナ=シェパード(セイス=シープソン) 

 本作のヒロイン。種族はゾロアーク
 16歳の時に火傷を負ってしまい、その際髪の珠まで失ってしまい幻影を見せる力を失ってしまった。
 しかしながら、テオナナカトルの先代からダークライの髪で作った紐、レプリカグレイプニルを手に入れてから、幻影を見せる力はパワーアップしており、常に幻影を纏って火傷を隠すようになった。
 神と髪を間違えるのは八割方こいつのせい。
 また、フリージンガメンのおかげで実年齢の割には若い。

 性格は少々淫乱で年下好きな所があり、リムファクシやリーバーなどロイ以外の男にもきちんと手を出している。
 だが、好きな男の前ではひたすらデレるのか、最後の最後で誰だこいつ? と思うほどの豹変を見せた。
 普通に書いていたらそうなってしまったので、これには作者もびっくりである。

 戦闘のスタイルはトリッキーだったり、かと思えば真っ向勝負を挑んだりと一貫性が無い。
 雑魚には関節技や絞め技と言った相手を傷つけなくても倒せる技を多用するので、他人を傷つけることにはある程度抵抗がある様子。
 ただし、悪人と思うものには容赦しない気質もあるため、そういった意味では現在の仕事に向いている。
 主力技はナイトバースト、シャドークロー、とんぼ返り、アイアンテール(ヘアー)、ナイトヘッド。技マシンが無いせいでアイアンテールは使えないとか言ってはいけない。

 名前の由来は『七』と『羊飼い』。テオナナカトルに入る前の名前は『六』と『羊』。迷える子羊からを導く役目へ成長した事を暗示している。が、シープソンなんて名前は作中には出てこなかった

フリージア=ウーズ 

 本作の始まりのきっかけを作った人物。種族はチラーミィ。
 神の婚約者という役職であるせいか、死ぬまで進化をしてはならず、また純潔を貫かなければならない。

 ロイに聖書オタクと言わしめるほど聖書の引用が好きなキャラであり、また純粋な性格のキャラ。
 シャーマンとしての力が高く、フリージンガメン等の発する声を普通に聞いている。

 ただし、本人自身は何の神器も持っておらず、大した能力はない。

 フリージアとは花の名前で、白いフリージアの花言葉は無邪気。
 本当は『純潔』と言っておきたかったのだが、書いた後に『純潔』を意味するのは黄色だと気づいて愕然としたキャラである事は秘密。

ユミル=サンダーソン 

 チョイ役。その使いやすさから毎回出演している恵まれたキャラ。種族はメタモン。
 ちなみに、サンダーソンはユミルの姓である。
 やんすという語尾の代わった口調を持ち、人は良いのだがイエスマンで何かを断れない気質。そのため姉から金の無心をされると断れない。
 臆病で気が弱いが、ティオルが襲来した時はきちんと戦う準備をするなど腹は座っている様子。

 ユクシーの力が籠るシトリンを持つ事で記憶力を向上させ、変身のレパートリーを増やしている。

 名前の由来は北欧神話における最初の巨人、ユミルから

ジャネット=サンダーソン 


 産婆さん。種族はユキメノコ
 なんとなく母性本能の強そうな雌のみのポケモンを選んだためにこうなった。初期はルージュラであったのだが、黒いポケモンが多すぎたので真っ白なポケモンに。ロイとナナが黒くなかったらルージュラだった。
 ユミルとの間にシーラというユキワラシの娘がいる。たまに大家さんのラージャウスに預けるが、いないときはローラなどに子供を預ける事があるようだ。
 仕事はまじめにやっている様子で、産婆の他にもちょっとした病気なら薬を作ってくれるなど医者としての側面もある。

 紅蒼翠の宝石が埋め込まれた腕飾りを付けており、大雨を降らせる事が出来る。

 シーラは神童とも呼べるほど優秀な子供で、4歳にしてすでにテオナナカトルの仕事をしている。

ローラ=ロースティアリ 


 ロイの妹で、神速の陽光と呼ばれたエーフィ、ロノの第3子。種族はエーフィ

 二人揃って懐き度進化していることから、親がどれほど子供を愛していたのか分からせるためのキャラ。
 5歳でエーフィに進化して、ロイよりも早く進化していたというので親に溺愛されていたと思われる。

 性格は良くも悪くも純粋で乙女な部分があるが、酒を飲むと少々自制心が効かなくなる。
 戯曲のような恋を求めていたが、貴族の暮らしを変える術などありえないと思ってそれも半分諦めていた。
 しかしながら、物語の後半では戯曲とまではいかないまでも良い恋に恵まれたようである。

 ヒードランの神器により壁を歩く事が出来る他、炎から守ってくれるがそんなシーンはなかった*2。他の能力は不明。
 教育役のイーサンが嫌いで嫌いでしょうがなくって特攻を鍛えた彼女のサイコキネシスは一応結構強力。

歌姫(ディヴァ=ナージャ) 


 何のために作ったのか正直分からなキャラ。種族はハピナス
 海の歌謡祭のためだけのキャラ、それ以上でもそれ以下でもないため、活躍は非常に少なめである。どうしてこうなった。
 感情の神の力が籠るローズクォーツを所持し、歌を聴く者の心を揺さぶる事が出来る。それで売れっ子になっているのだからいい気なものである。

 一応、歌唱力は相当の物で、二つの声を同時に出したり、不可能と思えるような広い音域を歌いつくしたりと中々の腕前を持っている。

リムファクシ 


 作者の意志に反して皆のアイドル。種族はルギア
 北欧神話における夜の神が乗る馬が名前の由来であり、そのせいかよく乗り者扱いされている。
 まだまだ精神的にも肉体的にも未熟で、その事を良くからかわれるのだが、本人は反論するよりも学ぶ事で見返そうとする前向きな面がある。
 性格は幼く、目上の者にもタメ口で話すが、ロイなどに対してはきちんと敬意を払っているなど、見下したりしているわけではない。
 むしろ、素直な気持ちで他人をほめるせいか、寛容な性格の年上には好かれる性格。

 常にアグノムの力が籠るスモーククォーツを身に付けており、言語を越えて意思の疎通を可能にしているほか、自身の風を操る神の力は戦闘にもクレーターに雪をまぶす時も役立っている。

 また、幼いながらもエアロブラストはかなり強力で、それを利用した吹き矢の威力がとんでもないことになっている。ただし、矢がオーダーメイドなうえに一発でダメになるため多用は出来ない。

その他 

クリスティーナ=シオンスティー 

 脳に障害がある、いわゆるサヴァン症候群の女の子。シャーマンとしての腕前は作中で断トツトップ。種族はフーディン
 社会性が著しく低い代わりに天才的な計算能力を発揮するのだが、そんなシーンは無かった。
 初めて出会ったシャーマンがユミルであるせいか、ユミルに対して好意を持っている。最初は少々ヤンデレ気味であったが、シャーマンがユミル以外にもたくさんいると分かるとそんな個性もなりを潜めた。

 マナフィの力で皆を仲良くさせたり、もしくは絶対服従させたりできる。

 名前の由来はクリストファーロビン

ウィン 


 怪力無双なリングマのボディーガード。クリスティーナを常に見張っていて、クリスティーナが暴走した時に唯一従わせられる人物でもある。
 戦闘スタイルは不明だが、戦いとなった時は弱毒の瓶に入っている液体を飲んで戦うようであり、恐らくから元気の技は使えるはず。
 ロイとは一度戦った事があるらしく、投げ付ける攻撃が得意技のようである。

 名前の由来はウィニ ザ プー。某黄色いクマであり、サザンドラのダービーさんは3Dアニメプーさんと一緒の主役である。

ワンダ=ラーベンソン 

 ローラの恋人。種族はゴルダック。
 気のいい青年なのだが、ローラに色々されたら欲望を抑えきれないなど、年相応の反応を見せる。
 名前の由来はニャンダー仮面。途中『何でもない、ほら何でもない』というセリフを吐くが、それはニャンダー仮面のオープニングテーマの一節である。

 溶けない氷を所持し、超強力な冷凍ビームを放つ事が出来る。

 ちなみに師匠はアンパンマンが元ネタで、フルネームはクラヴィス=カウフマン

ティオル 

 厭味ったらしいのは素。ビクティニの残留思念に突き動かされていたバシャーモ。
 神器の力を借りて強力な炎技を使うが、封印されてガチバトルとなったら良いようにあしらわれ、ロイに全くダメージを与えられないままやられてしまった悲運の人。
 職業は医者であるせいか、体臭で健康状態を診る術を持っている。どんな治療をしていたのかは相方のメタグロス、ルバスと共に不明。

クララ&セフィリア 

 クララはライボルト、セフィリアはアブソルの姉妹。母親がライボルトで父親はアブソルである。
 ホウオウ信仰の戒律により、償い業者として旅に出て、各地でヒーラーをしている。
 電気を使ったマッサージや、滅びの歌による癌の死滅など、他人には出来ない治療をやってのけるので、各地で感謝されている。

 名前の由来なんて、某最終幻想のあの二人以外に存在するわけがない。

サーズダイン 

 黒白神教の主神。種族はゼクロム。
 いかつい外見に似合わず良く笑う女性であり、親友であるルーダとはむしろ恋仲に近い模様。
 神の力を封印されていなければ、広範囲の天候を変える事が出来るが、ロイ達とのバトルでは神の力を封印されているので普通のポケモンとあまり変わらない力しか持ちえない。(それでも強かったが)
 かつてレシラムとゼクロム(どちらも別個体)が、祝いの席で酒と食料どちらに手間を掛けるべきかで大喧嘩するなどしただけあって、その血を継いでいるのか酒好き。

 ちなみに相方のレシラムも女性で、名前はカヨーディス。こっちは大食いだが名前しか出ていない可哀想な子。
 リムファクシへの薬を作ったのもこの神様。
 サーズダインとはそれぞれ、木曜日・火曜日が名前の由来。

ルーダ 

 ホウオウ信仰の主神。種族はホウオウ
 性別は男で、サーズダインとは違い、恋心では無く友情で彼女と付き合っている。
 跪かれて悪い気はしないのだが、たまには思いっきり暴れたいからという理由で祭りに飛び入り参加した。
 神の力は自身の羽根すら焼きつくすような強力な炎の他、怪我を一瞬で治す力でありリムファクシのスナイパーライフル吹き矢によってあけられた穴も一瞬で治癒していた。

 彼を崇拝する民は焼き畑を行っており、しばしば予期せぬ山火事が起きた時はサーズダインが何処からともなく現れ火事を消してくれる。そのため、ルーダとサーズダインは仲がよくなったのである。

 名前の由来はインドの鳥神、ガルーダから。


*1 ナナは処女です
*2 一応ナナが言及している

トップページ   編集 凍結 差分 バックアップ ファイル添付 複製 名前変更 再読み込み   新規作成 ページ一覧 ページ検索 最近更新されたページ   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2010-11-26 (金) 00:00:00
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.