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サンダースとシャワーズ 第弐話

/サンダースとシャワーズ 第弐話

交差点

サンダースとシャワーズ

 朝の日差しが部屋の窓から入ってきた。
それにつられるように俺は起きた。
5:59か。いつも目覚ましが鳴る前に起きちゃうんだよなー
サンダースはベッドから降りようとした。
カスッ
今何かかすったような……
うわっ、えええええ、シャワーズ、何でいるの?
………そうだ、そういえば俺シャワーズの家に泊まったんだっけ。

ビリリリリリリリ、ビリリリリリリリリ
俺はビリリダマのようにうるさい目覚ましの音を聞いていた。
理由は何もやることがないからさ。
てか、いつも6時に起きるんだ。
ちなみに俺は10時に寝れば4時に起きれる
あ、起きた。シャワーズは重そうな瞼をこっている
「おあよ。」
シャワーズは目覚ましを止める
眠そうだな、てか寝起き悪すぎ
「今日終業式だよ。」
「えっ、嘘?」
「何で嘘つかなきゃいけないの?」
「やばーい、着替え持ってくる。」
シャワーズは部屋から外に出る
今日12月26日西中学校の終業式
ちなみに家の中学校は三期制
普段は私「私の着替え部屋から持ってきた。」
あ、戻ってきた。
てか、ここで着替えんのか?やめてくれ
とりあえず話戻すぞ。
いつもは私服と呼ばれる物をきるんだが、こうゆう終業式とかは正装(式服)を着る。
見せてやりたいけど、ここにシャワーズがいるから無理な。
「あのさ、着替えるから部屋もど」
「大丈夫。邪魔しないから。」
邪魔とかそうゆう事じゃなくて~
「私もここで着替えるから。」
いや、やめよそうゆうの、部屋戻って着替えてください。
「部屋戻って着替えて」
「誰も見てないから大丈夫!」
この部屋には誰と誰がいるんですか?
あぁ、早く部屋に戻さえええええ!!
「何してんの?」
「え?着替えだけど」
俺は反射的にベッドの中に潜りこんだ
普通見ない方がいいだろ?
「何でベッドの中潜るのさ」
見ないためだよ。
「普通にシャワーズを見ないため。」
「いいよそんなの。」
どの辺が?
「シャワーズが着替えるまでベッド潜ってるから」
「気にしなくてもいいのに・・・・・」
天然め
「着替えたよ。」
俺はベットから出る
暑かった・・・死ぬかと思った。
ちなみに♀の式服は上はワイシャツとセーター
夏は半袖ワイシャツとベストで、スカート
クラスの奴らはずぅーと♀ばっか見てる
俺はグラエナと喋ってるけど
さぁーてどうしようかな。
「着替えるから出てって下さい」
「気にしないで着替えていいよ。」
無理です。どうすれば気にしないように着替えれるの?
・・・・・・?! いい事思いついた。
「ねぇシャワーズ」
「んー?な」
俺はシャワーズを押し倒した。
そして出れないように毛布をかける「んーー」
暑そうだな。さてと、着替えるとするか・・・・
俺は毛布を抑えつけながらすぐに着替えた
ちなみに♂の式服は、上は♀と同じ
まぁ、下はズボンなんだけ
「毛布暑いよ、出してよー」
まぁ着替えたし、だすか。
俺はシャワーズを毛布から出した
「ぷっはぁ。毛布暑いよ、それに」
「それに?」
「////」
何だ?俺変な事したか?
「ハッキリ言わないとわからな」
「いきなり押し倒してこないでよー。心臓が破裂しそうだったー」
御免。忘れて
「てか、朝メシは?もう6:30だよ」
「どうしよう!ご飯何作ろう。」
あーあ、だめだこりゃ、仕方ない。俺が作るか。
「何か作ろうか?」
「食べてみたい。作って!」
「オムレツでいい?」
「いいよ」
子供め。
俺はエプロンを持ち(持って来て良かった………)を着て、キッチンに移動した。
シャワーズはリビングでテレビを見ている。
先週取っていたらしい歌番組みている。
『OK! 次に進もうぜ!
OK! 気合いなら負けないぜ!
OK! 風が変わっても
OK! 変わらないあの夢』
ん?何か聞いた事ある………
あっやべ、塩入れるの忘れた。
まあこんなもんかな?
2人分のオムレツを皿に盛る
そしてリビングに運ぶ
まだ見てんのか?
『時の流れは 不思議だね
どっちが勝ったか ねえ覚えてる?
今ではホラ
笑いながら 話ができるよ
忘れたねってとぼけてる そんな俺の
ライバル達』
これも聞いたこと………
「できたよー」
あれ?来ない
『思い出 今はしまっておこう
あの場所めざしスパートかけようぜ』
だめだこりゃ
仕方ないので先に喰う事にした。
よし、味に問題はない。
「もうできたの?」
とっくのとうにね
シャワーズは席に着いた
「いっただっきまぁーす」
子供か?
「んはぁ、美味しいー」
だから子供か?
「料理上手いよー」
「そうか?」
「お母さんが作ったご飯より美味しい♪」
こいつ………いつも何食わされてんだ?

そしてご飯を食べ終わった。
まぁ、シャワーズは一口食べる事に
美味しいって
言ってくれたから良かった
嬉しかった。初めて他の人に認めてくれた
けど、時計は8:00を差していた。
「よし、行くか。」
「うん♪」
俺達はシャワーズの家から外に出た。
「一緒に登校するの何年振りだろう」
「1年………位かな?」
俺らは学校に着いた。
8:15………なんも問題はないな。
俺はいつものように暇していた。
クラスには今俺、シャワーズ、パチリス、グレイシアがいる。
シャワーズは寝てる
グレイシアは本読んでいる
てかあいつの周辺寒い
パチリスは……黒板に落書きしてる……
気まずい雰囲気だった。
そんな場所で話なんてしたくないな。
てか俺以外全員♀?
あ、グラエナだ
「おっはよー」
さすがKY
「どうした?」
「いや、昨日注文してた赤外線カメラ来てすごい喜んでる」
浮かれすぎてて文章おかしくなってるよ。
「でも何に使うんだ?そんなもの」
「んーじゃあ、明日サンダースの家に付けてあげ」
「やめてくれ!」
「あと、何か面白いの連れて来た。」
教室の中に誰か入ってきた
「ヤッホー」
ケーキ屋で働いてたKY
その声にグレイシアが反応しブースターを見る
目があいそうになった瞬間本を読み初めた。
「…………?」
ブースタ………
暑い
てか、グレイシア、本逆さだぞ
そして、寒い
どこいればいいんだ?俺
「あのさー、12がつさんじゅーいちにち
ぼくんちであそぼーよ」
「その喋り方やめたらいいよ」
「全くだ」
「なにそれみんなして、ヒドッ」
なんとなく喋り方かえてみよ………
「喋り方直せYOこの野郎!!!」
「いや、お前もだから!!」
今日朝礼だよね。
「移動しよ」
「いいけど?」
俺らは体育館へ移動した。
てか朝礼ってダルい
そして黒板落書きだらけだし
パチリスゥ、シャワーズ消すの大変なんだそ……
俺らは体育館に移動した
てか校長の話長いから嫌なんだよなぁ……

あーだるい。

あ、終わった。
けど、生徒会長の話残ってた、

だるいんだよー
アイチュウたべよ
このお菓子匂いしないからいいんだよなー
匂いしない癖にグレープ味
最強のお菓子だな

あ、終わった。

そして、俺らは教室に戻った。
しばらくしたら先生が来た。
「はい、HRを初めます」
ガラッ
「すみません、遅刻しま……z Z Z」
後ろのザングースに倒れこんだ
「兄貴~起きてくださいよー」
こいつらはマグマラシ♂とザングース♂
国語の成績だけ最強、何かの検定1級らしい
ただ、いつも眠そう。何時に寝てるんだ?
そしてザングース。こいつはずっとマグマラシの側にいる。
行動が♀。てか♀じゃね?
でもマグマラシは♀がそばにいると気絶するからな……
うん。♂だよ、
「お前ら今日は何時まで起きてた……?」
「えっと……ゲームは2時までで、
その後は……///」
何故顔赤くなる?
「何やってた?」
「ベットが軋むくらい激しく愛しあってました////」
「♂同士でか?」
教室のやつらは何もおもわない
ホモだっていうことは全員知っているから
「何時までだ?」
「6時……////」
はい。こいつらホモ
だけどザングースは♀っぽい
クラス全員が思っている
「まあいい、席つけ」
「z Z」
「兄貴~。起きて~」
ザングースはマグマラシを席につかせた。
そして、自分も座った。
「はい、プリント配ります」
宿題か、あったね。
「1教科10問の難しい問題を配ります。
最低3問は解いてきてくださいね」
疲れそうだ、シャワーズの写そうかな……
先生はプリントを一人づつ配った
「今日は終わり。号令!」
起立、きおつけ、れい
早すぎ。
俺はブースターの所に行った。
隣のクラスはまだ終わってなかった。
仕方ないのでグラエナの所行き話をした。
「大晦日、マグとザンも呼んでたみたいだよ。」
マジスカ?
「何かいきなりホモ行為起きそうだな」
「大丈夫!あいつ起きれんの11時までだから
ただ、それはザンが隣にべたぁーっと
いない時の事だけだけど」
そんな事奇跡に近いな………
「べたぁーねぇ。」
「例えば、今日マグとザンがやっている時は
何時でも起きれる」
手かお前赤外線カメラ買ったっていってたよな
「赤外線カメラをまず何に使った?」
「・・・・・・・・。」
ふーん
「何かコーラ飲みたい気分」
するとグラエナが俺にこう言った
「ならおごってあげる」
「じゃあ、お言葉に甘えて・・・」
俺はシャワーズとグラエナを連れ帰れ学校をでた。
「てか、何で隠しカメラなんてセットしたんだ?」
「あの二人がどういう関係だか知りたくて……」
「本人に聞けばいいのに~」
シャワーズの言うとうりだな。
「てか口止め料。コーラ2本240ポケ」
「あっ、そうだったね。」
グラエナは札束しか入っていないサイフを取り………
「ねぇ、グラエナって、金持ち?」
「いや、みんなと家の広さ同じぐらいだけど」
「そのお札の量は何?」
100万ポケ入ってるぞ。多分
「確かどっかの会社の社長の息子だよね」
「そうだけどただ、あんまりお金使わないから、」
「おこずかい、1ヶ月いくら?」
「1000万ポケ……位かな。」
多いってLv超えてるぞ。
「でも半分は病院とかに寄付してるぜ」
いいこだ。
「余ったのは?」
「勿論、盗聴器や隠しカメラ、実弾とかも」
ふーん。しょーもないのに使うんだ。こずかい。
俺は2000ポケ。でも使う事がないから
貯めてる。貯金は今20万ポケ
「あたしは1500ポケ~」
「何に使ってるの?」
「特にないよ~」
嘘だろ?
「何に使ってるの?」
「本当は、文房具とか、すぐに無くなっちゃうんだよね~」
勉強してるねー
歩いていると自動販売機が見えた。
「買って。」
「はいはい。」
ガコンッ
コーラが出てきた。

「はい、シャワーズ。」
「ありがと~」
俺とシャワーズはコーラを飲んだ。
結構冷えていたから美味しかった。
「秘密だよ。」
「ああ。」
俺は秘密は守れるタイプだ。
たださーすぐ忘れちゃって秘密の内容わかんなくなるんだ~
俺らはコーラの缶をゴミ箱に捨て、また歩きだした。
「そういや、12月31日は誰が来るんだ?」
グラエナは答えた。
「えっと、サンとシャワ、あとブーとマグとザン、そして俺
あっ、ブースターが一人多めって言ってたから
あいつ誰か呼ぶんじゃん?」
絶対呼ぶとしたらあいつだ。
「もしかして……グレイシア?」
「多分そうじゃん?俺の好みじゃないけど、」
好みとか、あるんだ。一応
「てかグラエナさー、好きな奴いるの?」
「いるわけないだろ//////」
はい、バレバレー
「誰?」
「それは教えられない。」
まっ、いいや。
「じゃっ、俺こっちだから、ジャーネ」
じゃぁね~

俺とシャワーズになった。
「てか、絶対ブースター、グレイシア誘うな」
「いや、案外グレイシアが『お前一人じゃ可哀想だから
私がお前の家行ってやる。』とか言って、推しかけたりしてww」
それかもしれないなー
とか、話しているうちに、俺の家の前に着いた。
「家よってく?」
「勿論~」
俺はシャワーズを家に入れた。
「すごぉーい、ウチより広~い」
そうなんだ。部屋の大きさなんて計った事なかったからな、
俺はリビングに入る。
「あっ、こんにちは~」
「こんにちは~」
あれ?珍しい。食器洗ってる。
「珍しいね。」
「私だってそこまで腐ってないよ。
あと隣にいる子は彼女?」
なっ/////
「/////////」
「/////////」
そこ聞くのかよ///
「いいなぁ。中学生は
で、どこまで行ってるの?」
「何が?」
「二人の関係だよ。キス?はたまたそれ以上?」
いや、何聞いてるんだよ。仮にも親でし
「キスまでです。」
シャワーズ....
「ヒュー。カップル成立だね。これからも頑張れー」

だめだ....早く....何とかしないと

「サンのお嫁さんになれるよう頑張ります」
「顔赤いよ。でも、キス以上行ってたかと思ってたのに......」
当たり前だろ!!!!
それに中学生にそんな話すんなよ
「12/31。ブースターの家に遊びに行くから」
「あのケーキ屋?なんでもいいから買ってきてね」
はいはい.....

その後、シャワーズと色々なことをして遊んだ。
細かく言えば
トランプやボードゲーム、テレビゲームなどだね。
全部俺が勝ったけど

時間はあっと言う間にすぎていた。
その証拠に今7時
「あっ、そろそろ帰らなきゃっ、」
「もうそんな時間?時間って経つの早いね」
(私と住めばいっしょにいられるのに......)
顔が赤くなるシャワーズ
「顔赤いよ」
「//////」

帰る支度をすませ、シャワーズは玄関に行った。
「じゃあね」

チュッ

なっ////

「ちょっと、いきなり?」
「普通だよ///」

お互い顔が赤くなる。

「じゃあね///」
シャワーズは外に出た。

「ふぅーん。こうゆう関係だったんだー」
ちよっと…………KYめ

12/31が待ち遠しい………


そして、
12/31
サンダースは寝てい
「サンダース、電話ー」
誰からだ?こんな時間から・・・・・。
俺は親に渡された電話機を取った
「もしもし・・・」
「ヤッフォー。ブースターだよー」
「どうしたの?」
「今日、夜6時からあつまれぇ
じゃね」
何してよかな・・・・。
ブースターは電話を切った。


あー。暇ぁー
よし、夜まで寝るか!
やる事ないし。
数学この前買ったの解き終わったし、
楽しめたけど、もうやる事無いし。
他の奴も寝てるしな。多分。
てか6時30分
俺は電話機を置いた。
さぁーて。寝るk
プルルルルル、プルルル
突然電話がなりだした。
は?まだ朝だぞ。またブースターかな?
とりあえず電話を取る
「どちらさん?」
「えっと、私は誰でしょー」
シャワーズ………もっと別の言葉考えつかないのか?
てか最低「朝早く申し訳ありません」ぐらい言え
「へぇー。早く起きれるんだ。」
「今日はブースタから電話だって叩き起こされたから早く起きれた~」
ふーん。てかあいつは何で早く起きれるんだ?
多分店が早いのか?
「で、用件は?」
「そうだった。えっと、今日今から暇?」
「暇」
「If you have a time , I come home now」
は?意味不明。何て言ってるの?英語わかんね。
「訳して」
「もし暇なら今から家きて」
凄い行きたいんだけど今7時だぜ。
幾ら何でも無理だろ。
「ねぇ、本当に今から行っていいの?
時間が朝の7時だよ。」
「あっ、忘れてたぁ。ちょっとお母さんに聞いてくんね。」
うわぁ、何で忘れられるんだ?
おかしいだろ。
「電話保留にさせとくから、」
ふーん。まぁ、仮に行けたとしても飯食ってからだな。
「保留ってどうすればできるの?」
えー。どんだけだよ。電話機の使いかた位覚えろよ。
「いいよ、そのままで」
「分かった~。」
コトッ
電話が置かれた音が響く
俺はこっから話し声が聞こえると思い、受話器は耳に付けたままにした。
「ねーお母さんー。今からサンダース呼んでいいー?」
普段からこの口調なのか?
「いいよー。但し自分の部屋で2人きりで遊んでね」
おいおい…………、行くのやめようかな。
「わかったー」
「いいわねぇ、愛する者同士が二人きりの部屋で遊ぶ
最高じゃなーい?」
ウチの母より酷い妄想してるよ………
「サンダース~。私の部屋でなら遊んでもいいってさ~」
「わかった。ご飯食べたら行くわ。大量にゲームやらマンガ持ってくから」
こうするしかない俺…………
「別にそんなのいらな」
「いん!絶対いる!」
ここまで言わないといけないのかなぁ、
「わかった…………………グスン」
仕方ないな………今日だけだぞ………
「抱き合うとか、キスしまくるとかなら許す!
ただ、それ以上はダメだから、
俺らまだ中学生だし………」
うわっ、やべぇ、超恥ずかしい////
返事返ってこねぇ
もしかして俺嫌われた?
「ありがとっ/////。大好き/////」
受話器の向こうでシャワーズは顔が赤くしているに違いない。
「じゃ、じゃあ、め、飯食ったら、い、行くね///」
だめだ、さっきので上手く喋れない………
「う、うん。じゃあ、待ってる、よ」
御免、緊張させちゃって。
「き、切る、よ。」
「うん♪」
俺は受話器の電源を切った。
最後凄い恥ずかしかった…………
「へぇ、結構凄い告白するもんだねぇ、
『抱き合うとか、キスしまくるとかなら許す!』かっくいい!」
何だ?この母。
「それ以上もやればいいのに………」
なっ、コイツは何て事中学生に勧めてんだよ。
「実際どお?やりたいんでしょ?」
だーかーらー、中学生に、
「中学なんて関係ないよwww
私は初めて小学4年だもん」
いい加減消えて!




この時シャワーズの家でも事件が起きていた。





「きっ、切る、よ」
「うん♪」
電話が切れる音がする、
「何でそれ以上やんないの?」
「中学生だからって言ってた////」
シャワーズは凄い顔を赤くしていた。
「愛に年齢なんて関係ないんだけどなぁ」






サンダースは飯を食べ、シャワーズの家に行った。
ちなみに今、ドアの前である
ピーンポ
チャイムが鳴り終わる前にいシャワーズは出てきた
そして俺に抱きついた
反射的に俺はシャワーズを抱いた。
うっかり人生ゲームを落としてしまった
「どうしたの////」
「抱き合うの沢山してもいいって言ったじゃん////」
そうだった//
シャワーズは抱くのをやめた
「早く私の部屋行こっ♪」
「いいけど。」
俺はシャワーズに付いていった。
勝手に先頭に立って人の部屋入るのやだしな
俺とシャワーズは部屋に入った。
前よりも結構片付いてる。
ん?何だ?これ。
…………俺の写真?
またか………。この前もあったな。
聞いてみるか…………
「シャワーズ、はいこれ。」
俺の写真を渡す
「あっ、ありがとう。」
「何故俺の写真持ってんの?」
「サンダースのお母さんから小6の時貰ったの。」
あいつ、何をしている…………
「やっぱり返した方がいいの?」
「いや、問題無い。」
で、今日は何をすうおおおおおお
シャワーズはサンダースを押し倒した。
「抱き合ったりキスしたりしていいっていったから////」
シャワーズの顔が紅潮する。
同時に俺もだ。
シャワーズは自分の唇を俺の唇に置いた。
いわゆるキスである

どの位この行為が続いたのだろう
俺らは数えきれない程のキスをした。
気づいたら抱き合いながら寝ていた
それからどれだけの時間が経ったのだろう………


「シャワーズ、入るよ。」
シャワーズの母だ。
「何も物音立てないから吃驚し…………
失礼しました。」
その声で俺は目覚める。
ん?午後5時45分?ヤべぇ、後一時間しかねぇ、
「おい、起きろ、シャワーズ」
シャワーズは重い瞼を開ける
「おはよ」
「午後5時45分………。」
「あと15分しか無いね。
そんな事は置いといて
(--)/~◇」
捨てたよね、破棄したよね、
顔文字見る限り捨ててるよね
てか捨てるなぁー
「行くぜ」
「うん。」

俺らは家を出て、自転車でブースターの家に向かった。



俺らは10分自転車を走らせた。
ブースターの家に着いた。
5時5分か……………。大丈夫だよな
俺はインターフォンを押す
ピンポン
ドアが開く
「サンダースとシャワーズ?」
「そうだけど、」
「遅ーい。もしそのときケーキ作ってたらどうすんの?
5分でも味かわるんだよ」
やばっ、相当怒ってる。
とりあえず謝
「よー、サンダース。どーせシャワーズといちゃついてたんだろ」
な///
サンダースの顔が赤くなる
「よっしゃー、100円ゲット」
「今まで何をやってたの?」
とシャワーズが疑問に思う
「賭けしてたの。サンダースたちが何してたか当てる
俺とザングースが勝ったよ」
お前ら何やっとんじゃー
「とりあえず上がって良い?」
「いいんじゃん?」
適当だな、グラエナ。


中に入ると、全員集まっ…………寒。
なぜマグマラシは平気で寝れるの?
「ねぇ、ブースター。冷房なんで点けてるの?」
ブースタの肩を叩
熱っ、やべぇ………
えっと、部屋にいるのは
俺、シャワーズ、グラエナ、ブースター、ザングース、マグマラシ、グレイシア
グレイシア…………。
「ねぇ、ブースターとグレイシア。同じ部屋に閉じ込めて良い?」
「何するの?」
「いや何もしないよ。面白そうじゃん」

「そんな、事、嫌に、決まってんじゃん」
グレイシアが言う
「てか、ブースター?グレイシア呼んだの」

『あんた今年最後の日どーせ友達とかと遊ばないんだから、
家に行かせなさいよ!!』
って言われたから」
「だってそうでしょ?一年前まで私しか友達いなかったあんたが
今年友達できるなんて確立0%
だからそんなのかわいそうだから今日は大晦日だし家に行ってあげようかなって
思ったの
それでもかわいそうだと思って初詣も付いて行こ……」
一瞬冷たい空気と沈黙が流れる
「じゃぁ、何して遊ぶ?」
すると、マグマラシは
「人生げ……zZZZ」
眠った。これじゃあまともにゲーム参加できねぇ
てかちゃんと睡眠取ってるのか?
「兄貴、起きてくださいよ~」
「ん?ああ、今起きた」
あっ、起きた。よかった。これでゲームができるぜ。
「よし、やろー」
シャワーズ、ノリノリだな

俺らは人生ゲームを三回やった。
一位は俺が2回
後の一回はグレイシア
ザングースは全て最下位



「もう8時。やりすぎちゃったね」
「ああ、ご飯買ってくるか」
「待って、ご飯なら1時間あれば作れるよ。」
とブースターが言う
なに?ケーキ作るの?
「ちょっと一時間待ってね」

ブースターはキッチンへ行った。

「どうする?何してる」
「とりあえずグレイシアはブースターの手伝いしてくれば」
グラエナはニヤニヤしながら言う。
「あいつの手伝い?
仕方ないね。あいつ一人じゃ駄目だから手伝いに行ってくる」
グレイシアはキッチンへ行った。

「やっぱり、グレイシアとブースターは、ラブラブだと思うー」
まぁ、シャワーズの言ってる事は合ってるんだけど
「でも、ブースターはどう思ってるのか?
なんも無いかんじだけど」
「そうでもないよ」
ザングースが発言する。
「さっき兄貴から聞いたんだけど、
互いが近づくと
ブースターは熱く
グレイシアは寒くなるんだって、
だから部屋の気温がとんでもない事になってるんだって」
「zZZ。それに、グレイシアの事を誘った時点で気があるって決め付けてもいいんじゃん?」
なるほど。そこまで考えて無かったわ
てか普通そんなこと思いつかないし
「さて、何して遊びます?暴露大会?」
「何それぇ」
おいグラエナ何言い出してるんだよ
「いいんじゃん?」
「兄貴がやるなら私も」
お前らやるのか?
まぁいいや。面白そうだし
「賛成」
「おっ、サンダース。ノリいいじゃん。あれ、シャワーズはやるの?」
「もちろん♪」

暴露大会 ルール

まず普通にじゃんけんをする
一番最初に勝ったポケが負けたポケに質問をする
絶対答えなければならない

1回戦目
勝った奴 グラエナ
負けた奴 ザングース

「じゃぁ、質問。
お前本当に、雄?」
いきなりとんでもない事聞いたな
「誰にも言わないって誓いますか?」
「あたりめーじゃん。」
「兄貴ー。喋って良いんですかー」
「いいよ。」
さて、どっちだ?
「雌です………。」
ふーん。そうなんだー。♀なんだー
えっ?♀?
「ええええええええ?」
「悪いですか?」
涙声で喋るザングース
やべぇ、大声出しちゃった。
一人だけじゃなくて良かった。
ザングースが泣いているのを見ないでさらにグラエナが質問をする
「でもなんでめ」
「STOP!!!!!」
マグマラシが言う
「ルール上これ以上の質問は無しのはずだよ
てかザンを苦しめないでくれ」
「兄貴~」
ザンはマグの胸の中で声をあげて泣いた。

よっぽど辛い過去でもあったのか?

「次はザングース抜きで」
「う、うん。」

2回戦目
勝った奴 サンダース
負けた奴 マグマラシ
やべぇ、何質問すれば良いんだ?
そうだ、ザングースの事何か知っているかもしれない
「いつからザングースは雄に成りすましてた?」
「昔、ショッピングしてたら不良どもに襲われて
抵抗しようとしたらナイフで刺し殺されそうになった所を助けた。
それから、彼女は雄に成りすました。
今も………多分、これからも………。
だから、誰にも言わないでくれ。彼女が雌だって事」
「そんな辛い過去があったんだ。わかった。誰にも言わないよ。」
凄い暗い話になってるような。
てことは、今まで愛し合ってた話は………。
「みんな暗いよ、次行こうぜ!!
次はマグマラシ抜き、ザングース復活!」
「兄貴~。代わりにじゃんけんやってください」
「いいよ。」

三回戦目
勝った奴 マグマラシ
負けた奴 グラエナ
「ゲッ!!」
自業自得だ
「ザングース、仕返しだ。3回質問しまくって良いよ」
ルール作った。
「ちょっ、まっ、そんなのあり?シャワーズ、サンダース?」
「アリだよ~♪」
「問題ない」
「嘘~~」
何の質問するのか見ものだな
「好きな人いるの?」
一瞬、その言葉に反応したが平常心を装いながら
「いや、い、いないよ」
「今一瞬反応したよね」
「してないって」
マグマラシがグラエナを殺気が満ちた目で睨みつけた。
「わかったよ、いるって言えば良いんでしょ?」
またもやマグマラシがグラエナを殺気が満ちた目で睨みつけた。
「いますよ~。怖いよマグマラシ~」
「ザンを苦しめた罰だ。」
本当お似合いカップルだね。こいつら
それはともかく、次は何の質問かな?
「その好きなポケの名前は~」
「い、言えるわけな」
またもマグマラシがグラエナを殺気満ちた目で睨みつけた。
怖っ
グラエナは今すぐにでも泣くかも知れない状態になっていた
「ゴメン………許して」
「無理。本当ならザンを泣かせた者は死に値するんだけどね」
流石だな。マグマラシ
愛する者を優先に考える
真似ようかなぁ
「まあいいや。ルールは守らなくちゃね。ザン、質問終了だよ」
「え~。聞きたいこと沢山あったのに」
シャワーズが口を滑らす
「グラエナはマッスグマの事が好きなんじゃないの」
グラエナは泣きそうかなかんじから怒りへと変わった
「ふざけるな!あいつを好きになるとか精神イカレてるのと一緒だよ
あいつは俺の事をけなさないと生きていけない物質なんだぜぇ」
どう考えても………ねぇ。
「あれ?じゃあさっき言ってた好きな奴って誰?」
「あぁ、あれ?嘘に決まってんじゃん。」
それも嘘だろ?
「えー?絶対好きなポケい」

みんなーご飯できたよー

ブースターの声が超響く
絶対食後にケーキある予感

「で、ご飯は何だ?」
「すき焼きでぇーす」
「食べていいですか?」
「いいよー。おかわり五回までできるからね。」
シャワーズ、ザン、マグが食べ初める
「兄貴、あーんして下さい」
マグが口を開ける
なんだこのムードは?
その横でうらめしそうに見てるシャワーズも…………うん。
すき焼きかぁ、美味しそうだな
あれ?けどすき焼きごときに1時間も使わなくね?
「時間かかりすぎじゃね?」
「勿論、ケーキ沢山作ってたから
すき焼きは全部準備しといてくれたよ。
グレイシアちゃんが♪」
グレイシアの体溶けるんじゃね?
「わ、私だってこれ位できるわよ。」
「確かに準備はしたみたいね。
ただ、言える事が一つある
早く手を冷やせ!」
「大丈夫よ、これ位」
「そのままにしてると、手が動かなくなるぞ」
そこまでヤバいんだ。
とにかくグレイシアをの手を冷やさ………
! いい事思いついた。
「グラエナ。ブースター持ってきて。」
「あっ、その手があったか!」
グラエナはキッチンに向かう
「どうしたの?グラ」
「こっち来い」
強引だなぁ、
「サンダース、そこどけぇ!」
え?あっ、はい。
俺はとりあえず横に避ける。するといきなりブースターが飛んで来たではないか
ブースターはグレイシアに飛びつくように当たる
その後ブースターはグレイシアを押し倒すように倒れる。
グラエナ、そこまでしなくていいのに
「ちょ、ちょっと、いつまで乗ってんのよ。早くど、どきなさいよ///」
最後の方声が小さくなったような………
「グレイシア冷たくて気持ちいい~」
ブースターはグレイシアにすりすりする。
「馬鹿な真似は、やめて!みんな見てるでしょ?」
グレイシアの言葉を無視し、グラエナが喋りだす
「今日ねる時の部屋割りしとく?
俺だけは個人で
サンダースとシャワーズで一つの部屋
マグマワシとザングースで一つの部屋
そして、
ブースターとグレイシアで一つの部屋ってどお?」
ちよっとまて、お前だけが個人だと?
嫌だね。盗聴とかするんだろ?
「兄貴はどうします?」
「OK」
いいのかよ…………
「何で私がこ、こんな奴と、」
「大丈夫、色々仕事あるから、寝れないし。正直真面目に寝た事ないんだよねー」
「体に毒だそ、寝ろ」
あーあ………。ブースターの事心配してる。
グレイシアはブースターの事好きという事が確定。
「僕を心配してくるなんて物好きだね」
「なっ///何考えてんの?勿論友達として
心配してるだけだからね。
別あんたに興味なんてな、無いからね///」
嘘つけ。現にまだほぼ抱き合ってる状態じゃねえかよ
そして部屋寒いぞ。
もしブースターが抱き着いてなかったら死んでたな俺
「グレイシア、そんな事言うならその体勢やめたら?」
グレイシアは顔を紅潮させて言う。
「と、友達として当然でし、しよ?」
「さっきから噛みすぎ」
「/////」
あ、黙り込ん
寒うぅぅぅぅぅぅぅ
「さあて、飯にすっかぁ」
「ああ。」
テーブルを見る。
既に一人分が無い。
シャワーズとザングースとマグマラシが食べたのか?
しゃあない、ブースターに食材どこにあるか聞い…………
そういえばブースター。まだやってるのか?
「グレイシア。ブースター大丈夫なのか?」
「大丈夫でしょ。馬鹿はそんな簡単にくたばらないっていうしさ」いや…………
「あ、眠ってる。」
すごっ。ブースター
「起こせ」
グレイシアは、ブースターの肩を揺すった
「起きて、ブースター」
「z……Z…Z、ん、ああ。おはよう、グレイシ…………」
ブースターは急いでグレイシアからどく
「ご、ゴメン。ずっとだきついたりして」
「べ、別に問題は無い///」
問題有るんじゃねぇのか?
「こいつら置いといて先に食おうぜ」
俺とグラエナは席についた。
さぁて、食べるぞぉ
テーブルの上にはすき焼き鍋が3つある
そのうちの一つはシャワーズとザングースとマグマラシがたべたから残り2個
食べていないポケモンは俺とグラエナとブースターとグレイシア
グラエナは結構食べそうだから一つでOK
俺は半分で十分
グレイシアとブースターは二人で一つ食べそう
いやまてよ、シャワーズとザングースとマグマラシがおかわりしそうだなあ………。
てことは………1.5はい作ればいいんだ。
食材は………キッチンかな?
俺はキッチンに行った。

あった。
俺はそれをテーブルに持って行った。
そして素早く調理した。

さて、食べるか!

席に着く

肉を口の中に入れる

う、美味い!
ブースター。食材選び時間かけただろ
そうだ。ブースターはまだやってるのか?
「ブースター。早く来ないの?無くなっちゃうよ」
ブースターは、まだ謝っていた。
「本当ゴメン、」
「いいって、別に。じゃあ、私にご飯食べさせたら許す」
「うん」
グレイシアとブースターは席に着いた。
しばらくコイツら見てようかな



「さあ食べよう♪グレイシア。」
「食べようって言ったって、私は氷タイプ。普通に食べれないんだよ」
ブースターが困った表情になる。
「え、じゃあどうやったら食べれるの?」
「そ、そりゃあんたがお肉を何らかの形で冷まして
わ、私の口に運べばいいじゃない////」
………………。
食べたいって思ってると見せ掛けて実はやってほしいと思ってるのか?
「いいよー。でもどうやってそんなことすんの?」
マジでブースターはグレイシアに恋愛感情無いんだな
「………………。」
「ゴ、ゴメン。何やれば良いのか分からなくて」
更に困った表情になるブースター
グレイシアがザングースとマグマラシに指を向ける
ん?何でだ?
そこにはまだ食っていたザングースとマグマラシがいた。
「はい♪ザングース。口開けて」
と、マグマラシはザングースの口の中に肉を入れた。
「ん~。やっぱ美味しい」
「お前さっきから食べてばっかだな」
「そうですか?兄貴が少食だからそう思うんですよ~」
お前、これ2杯目かよ!
食い過ぎだから!
流石♂に成り済ましてただけあるな
「あれと同じような事すればいいの?」
ブースターはグレイシアに問う
「///////」
「ちゃんと言わないと分からないよ」
「か、かってにすればいいじゃない/////」
意味不明だな。グレイシア
まあ、普通にそうだよって答える方がおかしいんだけど
ブースターは、グレイシアの箸を取り肉を掴み、
そこに息を吹きかける。
冷まそうとしてんのか?
それをやめた後ブースターはグレイシアの口に持っていく
「はい」
グレイシアはそれを食べる
「どぉ?美味しい?」
「うん。美味しい」
だろうな。

見てたらお腹空いてきちゃった
けどもう無いかもな

サンダースはテーブルを見る
今残ってんのはブースター達が食べている物しかない
………………。
後でコンビニ行こ

食事が修了した後は皆で紅白を見ていた

赤か白勝つかを賭けていた。
ちなみに負けた方は勝った方の質問に答えなければならないという
ルールだ
いわゆる暴露大会である

お腹空いた。食べたかったな。すき焼き………………。




勝ったのは赤
質問できるのは、俺、ザングース、マグマラシ。
それ以外白
全員に質問できるんだよなぁ
シャワーズにもか。
て言っても質問することなんか何もないんだよなあ
どうしよう………………。
まあ、マグマラシやザングースのを聞いてから決めるか。
ザングースが口を開ける
「じゃあグレイシアに質問!
今好きなポケモンいるの?」
いきなりそんな質問かよ
答えんのか?
「いない!」
グレイシアを動揺させんのは無理か
「嘘つかないで。」
「嘘なんかついてない!」
駄目か。口堅いな。
「兄貴~どうしよう~本当の事教えてくれない~」
マグマラシは考える。
お前すごい眠そうだな。
「グレイシア。今からブースターをミンチにし」
「そんな事したら殺すよ」
馬鹿なグレイシア………………。
一瞬部屋全体の音が無くなる
我慢できなくなったマグマラシが口を開ける
「じゃあブースターに質問
好きな奴いんの?」
「僕は………………うん!いない!」
嘘ついてるって思うのは俺だけ?
グレイシアが口を開ける
「それは本当か?」
「本当だよ~」
俺も話に突っ込もう
「何でグレイシアはそこまで質問したがるの?」
グレイシアが黙る
「俺の質問に移らせてもらう。
グラエナ。この前貸した消しゴムどうした?」
「無くした」
即答かよ!しかもなくしたとか。まぁいいけど
「寝るか。」
全員賛成した。
ブースターは
「とりあえず二人で一部屋だから。布団かベットは開けてからのお楽しみ♪」
お前!なんてことしてんだ!
「じゃあ部屋割りとか誰がとの部屋使うか決めていいよ
僕はケーキ切ってるから」
ブースターはまたキッチンに行く
そうだ、今のうちに言っとこ
「勝手に部屋割りしといて」
「え、まぁいいけど」
グラエナはよっしゃ!っていう感じになってる

俺はキッチンに移動した。
「あれ?サンダース。どうしたの?」
「今日店開くの?」
「今日は深夜3時から6時までだけど、それがどうかしたの?」
まあ普通はそう聞くわな。
「親がケーキ買ってこいって五月蝿いから………………。」
「そうなの?言ってくれたら作ってたのに………………。」
「じゃあ深夜に買いに行くから。」
「来店お待ちしています♪」
いろんな意味でスゲェ
「あと、本当に好きなポケモンいないの?」
「いるけど………ホラッ、店の仕事毎日あるからさ、付き合っても意味ないし、
どうせ僕なんて誰も見向きもしてくれないからさ………………。」
最後の方声小さくなってったよね。
それにそんなに話して来たら知りたくなっちゃうじゃんか
「で、誰なの?」
「………………グレイシア」
へぇ、あんな奴好きなんだ。
グレイシアもブースターの事が好きなんだろ?
これって、両想いって奴か
「ふぅーん」
「あ、ケーキ切り終わったからみんな呼んでくれない?」
わかった。
俺は皆を呼びにいった。
「みんな、ケーキ切り終わったって。」
「はぁーい」
何だその返事
皆はテーブルに移動する
そこへ切れたケーキを持って行く
うまそう。早く食べたい。お腹空いた。
「早く食べよ♪」
シャワーズは凄い食べたがっていた
♀って甘いものに目がないっていのは本当だったんだな。
てかグレイシア!先に食うな!
俺は全員に均等に分けた。
「サンダース、そっちの方が大きいぞ」
どっちでもいいだろ。グラエナ………………
「交換してもいいよ。」
「サンキュー。サンダース」
変わらないよ。そんな事しても



そして寝る時間となった
もちろん、風呂はいる時間はあるよ?
何考えてんの?
ちなみに午前2時
部屋割りは、

サンダースとシャワーズ
マグマラシとザングース
ブースタとグレイシア
グラエナ一人

「おい!何でお前一人なんだよ!」
「三人部屋ができるとさ、嫌じゃん。そう思わないの?
それに今日は盗聴しないからさ、
だからお前らいっぱい遊べるね!」
それはどういう意味だ?グラエナァ!
空気読まなくていいから!
まぁ俺は眠らないでケーキ買いに行くし
「じゃあ寝ますか」
「zZ………」
マグマラシ、そこで寝るな
「あ、あの、先に僕は寝るので」
ザングースはマグマラシをおぶる
普通♂が♀運ぶだろ?
てかどこにその力を隠してんだよ!
ザングースとマグマラシは、部屋に入っていった。
俺らはどうすんの?
「何もすることないし、寝るか」
やっぱり寝るの?
「いいよー」
ブースタが言う。
お前寝ないっていってたよな
「まぁね。どーせダラダラ起きてたって時間の無駄だし」
お前はブースタと寝たいだけだろ?
「あ、大事な事いうの忘れてた
お風呂は各部屋にあるから」
ブースターは何事も無い様に話す
もう突っ込むのやめよ…………キリが無い
「♪」
シャワーズ…………。
「じゃあ私は先に休ませて貰うから」
グレイシアが寝室に入る
休むなんて嘘だろ?
「ブースターは寝ないの?」
「まだ寝れない、今日だけ深夜営業あるから」
そうだよね。後で買いに行くのにやってなかったら困るもの
「でもなんでやってるの?お店」
シャワーズが問う
「その時間しか買えないケーキを売り出すから」
マジ?今から並びに行こう
「ちょっと出掛けてくる。」
「何処行くの?ケーキなら特別に作るよ?」
作ってくれんのか?Thank you
「頼む、作ってくれ」
「分かった~
あ、僕もう行くね。」
「ケーキ作り見てていい?」
ブースターは考えもせずすぐに答えを出した。
「いいよ」
どうやって作ってんだろうな
「シャワーズ、もう寝ろ。」
「ぶ~」
と、言っていたシャワーズであったが、すぐに部屋に行った。
さぁて行くか、
ガチャ
「私も連れて行きなさいよ」
寝間着を着てこれから寝るぞ!っていう状態の奴連れてってもねぇ
「どうするんだ?ブース…………」
ブースターはグレイシアの事を見ていた。
いや、正確にはグレイシアの
寝間着姿を見ていたと言った方がいいな。
「おーい、ブースター」
返事が無い。
「ちょ、ブースター、な、何見てんの///
ぶ、ぶっ飛ばすよ!」
しかし口だけでぶっ飛ばそうとはしない
むしろ見せびらかしてる
ブースターの顔を突く
「ひゃう、」
「お前グレイシア見すぎ。ずっと釘付けだったぞ」
「ごめん、寝間着姿がとても可愛くて見とれちゃった////」
「私が可愛い?」
「うん////」
恥ずかしそうにいうブースター
「私は、可愛くない!」
しかし顔を紅潮させるグレイシア
よっぽど嬉しかったのだろう
「さったといかね?2時30分だよ」
「嘘!ヤバイ、じゃあグレイシア、お休み♪」
俺とブースターは家を出た
「可愛いのかな?私」
と呟き寝室に入った。

10分後、ブースターのケーキ屋に着いた。
すぐ、店の奥に行
「あ、奥行くならそこにあるエプロン着て手を三回洗って」
三回ですか。多いですね
てかエプロン、普通すぎ。
無色とか、何処で売ってんの?
奥に入る。
色々調理道具と食材が沢山ある
そして、俺の家のキッチンよりデカイ
「今から作るの?」
「10個位作る。予約分の50個はさっき紅白中に抜けた時作ったからさ」
いないと思ってたらそんな事してたのか
「じゃあ、作るか」
どう作ってるのか見物だな。
まず、チョコレートを火炎放射で溶かします
炎タイプは温度の微調整が可能なので楽です
前もって作って置いたスポンジに塗ります
その後チョコレートに漬けた苺を沢山載せます
後は飴細工を載せ
出来上がり♪

開店時間だ。店開けないと
ブースタは店を開けた。
すると、沢山の客が入ってきた。
「いらっしゃいませー」
営業スマイルって言うやつか?

全ての客は予約だったため、すぐに帰っていった。
そりゃそうだ。眠いもん。


時計の針が5時を差す。
流石にもうこないだろ。
と、思っていたら扉が開いた。
「いらっしゃいませー」
中に入って来たのはマッスグマだった。
「ブースター。元気?」
「元気だよ~」
何だ?この会話
「知り合い?」
「いや、常連さん。いつもはグラエナを虐めてるんだ」
そうか、あいつがマッスグマ。
「虐めるなんてポケ聞きの悪い。ちょっとちょっかい出してるだけだよ。」
「貴女はグラエナの事好きですか」
「好きだよ。それがドカシタ?」
好きなポケモンに気をひかれようとついついちょっかい出すのか、
何年前のやり方だよ
「グラエナ傷ついてるみたいだし、虐めやめたら?」
「そいつは無理だね」
「好きなんだろ?いじめるとか、そんなことやってないで告れば良いじゃん」
「何でさ、普通♂が♀に告るのが普通なのに」
「お前に虐められて傷ついてんのに告るとか………」
「…………」
マッスグマが黙ったことにより、
店にはブースターの作業してる音しか響かない
「私、謝ってくる。ケーキ買って家帰ってから」
いろんな意味でこいつ最強だな。
「はいマグマラシ。まだ限定余ってたから。2500ポケねー」
マッスグマは、3000をくわえ、ブースターに差し出す。
ブースターはマッスグマに500ポケを渡す
「あっ、グラエナは僕の家にいるから」
「わかった。」
そういいマッスグマは店を出た。
今のが最後の限定ケーキか。
すげぇ、全部売れやがった
「今の時間は、5時15分か、さて、サンダースの分作りますか」
「Thank you」
英語で言いたかったんだYO
「ちょっと待っててね。」
俺は店のレジで待つ事にした。
そこに椅子があるから
あ、やべ、眠くなってきた………。
一日中起きてんのはやっぱ辛いなぁ………
店のドアが開く
グレイシアだった。
「あれ?ブースターはどうした」
「俺の分のケーキ作ってくれてる」
「そうなんだ。ブースター大丈夫かなぁ」
心配しても振り向かないよ。あいつ仕事命だから
「サンダース、ケーキ作ったよ。ついでにコーヒ入れてきたよ
モーニングコーヒーっていう奴?」
「サンキュー」
ブースターはレジにコーヒーを置く
「あ、グレイシア。おはよう。アイスコーヒー持ってくんね」
奥に入って行くブースター
「別にいいのに」
「もしかして来ても飲まないつもり?
ブースターがわざわさ持って」
「飲むよ。」
早あ、まだ途中までしか言って無いのにさ………。
「持って来たよ。はい♪」
「ありがと。」
グレイシアは渡された物を飲む
ついでにサンダースにケーキを渡す。
サンダースは金を払う
「届けにいかないの?時間たつに連れて美味しくなくなるよ。」
ま、マジ?
「急いで届けてくるわ」
「6時までに家に帰って来てね♪」サンダースは店を出る
「さあーて、後片付けをしないと~」
ブースターは再度店の奥に入る
グレイシアは、飲み終わるとすぐに、奥に行った。


ブースターは、壁にもたれ掛かるように寝ていた
「もう、張り切りすぎなんだから。毛布毛布。」
しかしここは店。そんなもん有る訳がない
「仕方ない………。」
グレイシアは、ブースターに覆いかぶさった
「暑い………。」
そりゃそうだ。


サンダースは家に戻っていた。
母、エーフィは早起きだ。
何時も5時にはもう起きている
何もしないのにね♪
「で?買ってきたの?」
「ああ、」
テーブルにケーキを置く
「美味しそうじゃん!」
「ブースターが限定販売の物を特別に作ってくれたんだ。
味わって食え」
「はいはい………。」
さてと、戻りますか。


そのころ、ブースター宅では………

「なぁ、マッスグマ。」
「何?」
グラエナはマッスグマと会話をしている
「口調直せないの?」
「そいつは無理だね。私のこの性格は時間をかけて作り上げられたものだ
そう簡単に直る訳無いだろ」
俺を虐めまくってたからだろ
「そんな私を彼女にしてくれますか?」
「えっ?」
まさかの告白?ちょっと恥ずかしいな
「まぁ、お前に拒否権なんか無いけど」
強制決定事項ですか?
最大の虐めだろ。
「俺は無理矢理でもお前の事を好きになれと?」
「うん(笑)」
こいつ、昔から、てか今もだけど
皮肉言うの好きだな
「じゃあ体で表現しな。そこにベットあるし」
「キスとかエッチとかすれば好きになるんだな?」
「いや………。」
冗談で言ったつもりなんだが………
「しかしお前に拒否権は無い♪」
………………………
グラエナはマッスグマに押し倒された
「何で私が襲わなくちゃいけないの?お前が私を襲え」
俺襲うつもり無いしー。てかお前が襲って来たんだろ?
「何度も言うが、拒否け」
「五月蝿いな、分かったよ!」
内心喜んでいるグラエナ
好きなポケモンに襲えと命令されている事に………
なら


楽しもうじゃないか


黒笑いを浮かべるグラエナ

ブースター宅にやっと着いたサンダース
5時50分、何か最近時計見る回数が多くなったな
ドアを開ける
「ただいま………」
目の前にシャワーズが居た
「ブースターのとこ行こっ」
「エ?」
俺とシャワーズは家をでる
でも、何で?


ブースターの店に歩いていく俺ら
何時もは自転車を使うがこんな眠いのに乗ったら
事故るのがオチ
「夜店行けなかったからって今から行きたかったのか?」
「違う。」
シャワーズが違うっていうんだ。
何か特別な事があるんだろう
「じゃあ何なの?」
暫くしてからシャワーズは語りだす
「グラエナとマッスグマが………////」
顔を赤くする
なんか、凄い事やってなきゃいいけど?
「♂と♀が一緒になっている♪
こう言えば分かる?」
はい。超分かりました
これ以上は言わなくていいよ
「私達だけだよね。特に何もしてないの」
「んなわけないだろ?ブースターとかは?」
「メール送っても返事が無いんだよねー」
いつ、アドレス交換したんた?

因みに携帯は俺以外は全員持っている
マッスグマは知らん
『作っていいよ』ってエーフィに言われたけど
あいつ、絶対見る気だ
ただ、PCアドレスは持ってるんだけど
弄る機械が少ない、てかめんどい。
だから誰にも教えてない

「サンダースは作らないの?」
シャワーズが言う
「めんどくさいから作らねぇ」
「えー」


着いた。ブースターの店
俺らは店に入る
あれ?ブースターの『いらっしゃいませぇ』が聞こえん
店の奥に行こうとシャワーズが提案したので
俺らは奥に行く

そこには、テーブルに寝てるブースターの上に
覆いかぶさるグレイシアが居た

俺とシャワーズは見た瞬間回れ右をして戻った
「私達、何処にいればいいの?」
「店の外にあるベンチに座ってよ。」
「それしか無いもんね」
ベンチに座り始めた。
いつの間にか時計は7時をすぎていた。
グラエナ達はいつまでヤッてんだか。
ブースター達は何時になったら起きるんだか
そう考えているサンダースであった。
ふと膝が重いかんじじがするなぁと思い始める
シャワーズ、膝に頭置いて寝るな!
ひざ枕をシャワーズはサンダースにしていた

可愛いから許す!

向こうから、ポケモンが来る事に気付いたサンダース
何故気付いたかというと、とても不快な音楽がブそのポケモンの方からから聞こえてきたのだからた
注意して見てみる
それは、イーブイの進化系、ブラッキーであった。
気付いたら近くにいた。
「おはよう、サンダース。」
「よぉ、今高速移動でも使ったの?」
「使ってない。今一時的に周りの時間を遅く感じる技をかけただけ」

彼の技、『ダークサウンド』
音楽を聞いた者の時の流れを操作する事ができる

「今日も仕事なの?」
「いや、今日は店長初詣とか行きそうだから。店番しに」
仕事熱心だなぁ。
だからエーフィが学校に来なくなるんだよ
今は違うけど
「あっ、そうだ。店の奥入らないでね」
「何で?」
「見てこい。見ればわかる」
ブラッキーは、店の中へと入っていく。
あれ?シャワーズを寝てる
ひざ枕凄い恥ずかしいんだぞ

暫くしていると店から出て来る
「あの二人。付き合ってんの?」
「いや、まだ告白してないみたい」

時計は8時を差していた。
シャワーズが起きた。
その10分後に店からグレイシアがでてくる
「何?みんなして。中入って来ればいいのに」
「お前ブースターに覆いかぶさるように寝ててもか?」
グレイシアは驚いた表情を浮かべた。
「あれは、毛布が無かったから、私が毛布になっただけで・・」
顔を赤くしながら言う
「好きだかその行動したんしょ?もう言わなくていいよ」
「………………」
やっと黙ったか。
ふとシャワーズが疑問に思う
「ねぇ、ブースターはまだ寝てるの?」
「起きた途端にレジのお金を封筒入れ始めたよ。」
あぁ、全部銀行に送るかなんか
するんだ
ガラス越しにブースターを見る
銀行に持って行く癖に洒落た封筒に入れている
黙っていたブラッキーが、口を開ける
「店入らないの?」
「入るか。」
俺らは店に入る

「もう、サンダース。家で待っててって言っ………………
みんな、何でいるの!」
少し戸惑っているブースター
レジの中に素早く封筒をしまう
「いや、家ではグラエナとマッスグマが交わってるから………………」
その言葉を聞いたブースターは呆れていた
「グラエナ……何やってんの……
嫌がってたんじゃないの?」
「それよりさ、さっきの封筒何?」
「後で渡すからさ♪さあ、みんな、お節料理運ぶの手伝って。」
ブースターが店な奥から4個箱を持ってきた。
「エヘッ、作りすぎちゃった♪

作りすぎだ。一個4匹分か?
てか、料理できるっていいなー
いつでもなんか食べれんじゃん
「ブラッキー。エーフィ今から呼べる?」
「いいんですか店長」
「店やってない時はただの友達だから!僕今は店長じゃないから!
あと、凄いうざい敬語も仕事しててもしなくても、絶対使っちゃ駄目って言ったじゃん!!!」部屋の気温が急激に上昇する
ブースターが全身から熱を放ち、怒りながら言う。微かに瞳が潤んでいた。
普段こんなだったっけ?
辺りが静まりかえる
「ごめん、ブースター。」
「こちらこそ、怒鳴ったりして。」
元の状態に戻るブースター
しかし、部屋は暑い
ヤバイ、お節がっ!
「ちょ、ヤバイ。グレイシア、宜しく。」
「ハイハイ。吹雪!」
部屋の気温が徐々に下がっていく
ちょうどいい気温になったので技を止めた
お節大丈夫かなぁ。
「グレイシア、サンキュー。」
「感謝しなさい。」
なんだ?こいつ
「僕、ちょっと店閉めたりするから、運んでくれない?」
「ああ、運んどく。」
「え~。重そう~」
俺とシャワーズ、グレイシア、ブラッキーは一匹ずつ持った。
「よし、行くか。」
店からでる。
それにしてもこれ重いな。
5Kgあるんじゃね?
みんな重たがって…………
何で携帯で普通に電話かけてんだよブラッキー
「サン~。重~い」
みんな我慢してんのにコイツ…………
しかたない………
「貸せ!持ってやる。」

5Kg追加♪

「軽くなった~。
満面な笑みを浮かべているシャワーズ
「エーフィ来るから。誰か携帯持ってない?連絡取り合えないと」
「じゃあ私の携帯番号とアドレス送るから」
赤外線通信をしあうシャワーズとブラッキー
そうだ、今度シャワーズとグラエナに選んで貰お
「登録っと、名前はっ、ブースターの嫁」
ゴツン!
「痛っ」
「ちゃんと登録しろ//////」
あーあ、顔を赤くして。


そうだ、グレイシア。聞きたい事があるんだけど」
「何?」
「ブースターの怒りかたが尋常じゃなかったけど……」
「理由を聞きたい訳ね。」


あれは、小学6年生だった。
私とブースターは、同じクラスだったの。
勿論友達
遊び相手がブースターしかいなかったから
その時は私達はまだイーブイ。
ブースターは、その頃から本格的に料理の勉強をし始めてたの

『雄が料理とか馬鹿じゃないの?』
『お前オカマか?』

というイジメがあったらしい

体育館倉庫とかでリンチ受けたとも聞いた

「実際見て無いの?」
イジメの事はグラエナから聞いたから…………
「アイツ関係あるんじゃね?」
無い。先生に呼び出しされたメンバーには入ってなかったから
「ふーん。」
その後、ブースターと関わり持っている♂がイジメの被害を受けた
「お前は?」
私?無かったよ♀だから?
「…………………。」
数日でみなブースターを避けるようになった

…………私以外

「で、恋愛感情が芽生えたってわけか。」

違う////私にそんなものが有る訳が
「ごめん。みんな知ってるから……」
え?そ、そうなのか?
全員首を縦に振る

…………//////

「さっさと続けて」
あ、そうだった。

その後、ブースターは学校を休むようになった。
心配した私は、親に渡された実、『チイラの実』を持ってブースターの家に行った
『チイラの実』には、食べた後に相手の体を触ると
そのポケモンの負のエネルギーを吸い取り、吸収する事ができる。
勿論、私はブースターに使う為に持って行った

インターホンを押す
しかし、返事が無い。
しかし、扉が開いていた。
私は、何事も無く入った。


中は何故だか暗い
私は部屋の隅々まで調べた。

一つだけ、開かない部屋が合った
好奇心旺盛だった私は、

「ちょっと待て、何で好奇心旺盛なんだ?」

話しを聞けよ

「すまん。」


扉をノックする
返事は無い。しかし、中には何かいる。
私は強引に扉を開けた
「失礼しま~す」

中には泣いているイーブイ、ここではブースターと言った方がいいかな
ブースターは目が赤くなるほど泣いていた。
「元気だしてよ。私がいるからSa」
手を差し延べる
しかし、ブースターはそれを拒む
「私が、貴方の負の心を吸い取ってあげるよ。」
ブースターがこちらを見る
私は『チイラの実』を食べた。
「やめて!そんな事したら、神経おかしくなっちや」
「困っている友達は、死んでも助ける。」











それが、本当の友達
















私は優しくブースターの手に触れる

そこから記憶が無い
「何で?やっぱり『チイラの実か?』」
当たり。そう、『チイラの実』の副作用。それは負のエネルギーが多いほど神経などに負担がかかる。
進化したり退化したりもする
最悪の場合、死ぬ

私はいつのまにか病院のベッドにいた
私は倒れたんだ。そう思いこんでいた。
なんかいつもと違う
私であって私じゃない
そんな感じがする

突然医者が入ってきた。
私は全てを聞かされた
『チイラの実』によって、好奇心旺盛旺盛で明るい性格が抹消された事
半分負の心をもとの場所に戻した事
全てを戻すと私が死ぬからだってさ

私は自分の体に異変があったの
身体を見たら青かった
近くに鏡があったので覗き込んだ
そこにはイーブイはいなく、代わりにグレイシアがいた。

更に医者から
『君は体温が普通のグレイシアよりかなり低い』
とも言われた
多分体温はブースターの心を表しているのかも知れない

「あれ、ブースターは?」

ブースターは負の心を吸い取られて進化した。
普通のブースターよりも体温がかなり高いブースターに

次の日私達は学校に行った

先生達によりイジメが無くなったらしい
ブースターは友達を取り戻した

「言いたい事ってさ、
もう友達を失いたくない、
そして、友達を沢山作りたい
普段は友達としていてほしい
ってこと?」

多分ね

「話しに夢中で、家着いたね」
「私の一方的な話だったけど」
携帯のバイブがなり出す。
多分ブラッキーからだ
「ちょっと待ってて」


「はいもしもし、」
「今から行くから」
「はい。」
「ちょっと待って、エーフィに代わるから」
保留音が流れる
「かわりました。エーフィです」
「どうした?」
「ブースターに告っちゃえ♪」
「…………。」
「勿論グラ」
「切るから」

グレイシアはすぐに電話を切る




グラエナアアアアアアア!!




グレイシアは怒りに満ちていた。
その証拠に回りが異常な程寒くなる
そりゃそうだな
てか、怒り方がブースターと似てる
やっぱりブースターの心を取り込んだから?
「殺す!これたのんだ」
グレイシアは俺にお節を渡し家の中に入る。
10KG+5KG=15KG

「シャワーズ、しばらく待ってようか。」
「…………うん。」

「グラエナアアアアアアア!あんたどんな噂流してんじアアアアアアア!」
「ヤベッ、ばれた!」
「殺すっ!殺してやる!」
家の中は修羅場と化していた
「凍える吹雪!」
(凍える風+吹雪)
「ウギャアアアアアアア。寒い~」
バタッ

死んだな。
「おとなしくなった…………。さて、入る…………」
家に近付くにつれ、寒くなってくる
ドアノフは凍結していた
俺とシャワーズは扉を押すことにした。
しかし、開かない

「寒いよ。家で何やってるの?」
ブースター。早いな。
うちらが遅いだけか
「グレイシアの噂流しているのがグラエナって知って
怒り狂っただけ」
驚いた表情をする。
やっぱりあれはブースターの負の心が関係してんのか
「そういえばマッスグマとザンとマグ家の中にいたよね…………」
「死んじゃうよね…………」
ブースターは自慢の熱でドアの氷を溶かす
すると、簡単にドアが開くようになった
ドアを開ける
中を見たら玄関に倒れているグラエナと、
何事も無かったような感じで突っ立っているグレイシアがいた。
「これ拾ったから、使お♪」
シャワーズはチャッカマンを取り出した
「無理。ブースター。溶か」
既にブースターは身体から熱を発生させていた
行動速いなぁ

全ての氷が溶けた

グラエナの目が開く
「死ぬ…かと………思った……」
自業自得だバーカ
てか死ね
「あれ私…………何を」
暴走したのか知らないが、記憶が無い
「グレイシアがこうなったのは僕のせいだ…………」
ブースターは玄関の前で座り、何かをつぶやく
グレイシアはブースターを抱く
「貴方のせいじゃない、怒り狂った私が悪いんだ。だから、悲しまないで」
あれ?なんか優しくなった…………
ちょっと負の心使ったからか?
「じゃあ、お節食べよ」
「うん♪」

ピーンポーン
インターホンの音が鳴り響く
グラエナが出る前にドアが開く
「お節放置するなよ」
「脱走疲れたよ……早く食べたいよ」
玄関にはブラッキーとエーフィがいた
何で普通に持てんの?
しかも2個
それに脱走って何?金持ちの集会でもあったの?
後で聞いてみ
「エーフィ。前もっていっときゃいいのに、」
「無理だよ。急に電話かかってきたんだもん」
そうか、グラエナの父は大会社の社長か。
金持ち繋がり?
「そういえばグラエナの父って何の会社の社長なの?」
そういえば…………聞いてなかったな
「警備会社の…………社長。」
え?警備会社?
「隠しカメラとかってもしかして…………」
「……………………盗んだ」
「買ったんじゃなくて?」
グラエナは首を縦に振る
ふーん。
「てか、お前警備の逆してるよな。」
「……………………」
「最悪だな。そんな」
「みんな、お節たべよ!まずくなっちゃう!いいから早く!」?
グラエナとサンダースの話しに割り込む
グラエナを守ろうとしてるようにしか見えない
『友達が喧嘩するのを見たくない』っていう事か。
「そうだな。食べ」
「ザンとマグ起こしてきて。グラエナ」
グラエナは黙って二階に行く
俺らは、リビングに移動する
「シャワーズ、携帯貸して。」
「いいよ。」
移動する間にシャワーズから携帯を借りる
これで、グラエナに『許す』というメールを送るこの空気でいう事はできないからな
俺は携帯を開く
待受俺の画像?
どこで撮ったんだよ!
アドレス帳を開……どこだよ!
てか、マジ携帯買おうかな………
あった。アドレス帳。
グラエナ、グラエナっと………
あれ?俺がある…………
教えて無いのに………
あれ?メルアド登録されてる
何々、KEITAITUKULTUTE
…………。メルアドじゃねえ。
一応登録しておくか
お、打ちやすい
eevee_math_lave@poke.co.jpっと
このメルアド、いつ作ったんだっけ?

ヤベッ、論点からズレてる

「サンダース~お節食べないの?」
「ちょっと待って。食べるから」
既にザングースとマグマラシは
起きていたらしく席に座っている
マグマラシが凄い眠そうな顔をしている
しかし皆は食べない。
理由は、俺が携帯を弄っているからだ

グラエナっと、あった。
メールするか。

件名 サンダースだ。

本文 ブースターに免じて許してやる。
ただし条件がある。
俺に携帯選んでくれ



送信、

「早くしてよー」
ブースターが言う
「OK、はい、シャワーズ。返すよ。」
「携帯買ってよ~。」
ブツブツ言いながら携帯を受け取るシャワーズ
いや、作るから

「よし、食べようか。」
料理は全てにおいて美味しそうだった。
その辺で売っているお節料理より遥かに手の込み方が違う
ブースターは、赤飯を配り始めた
「もしかして、これも手作り?」
「うん♪」
スゲェな。
俺はくりきんとんを取る
「あっ、私も狙ってたのにぃ」
グレイシアが悔しがっている
「まだあるだろ?」
「本当だ。」
作りすぎだ


暫く食べているとグラエナが食べいないのに気付く
さっきのが効いたのかな?
てかお前メール見ろよ
さっきから鳴ってるぞ
「グラエナ。メール。」
グラエナはメールを見る
打つの速い。どんだけ使ってるんだよ
回りは無茶苦茶な勢いで食っている
「なあ、サンダース。」
「ん?何だ」
「明日行くか。」
「分かった。今は気にせず食え」
「ああ。」

色々食い過ぎてお腹一杯
少食な俺がよく頑張ったな
てか、皆。食い過ぎ…………。
「美味しい。脱走したかいがあった。」
温室育ちのエーフィまで………。
もぅ、シラネ


皆が食べ終わったころ
片付けをし終わりブースターが言う
「皆~。お正月と言えば何?」
グラエナが言う
「お節」
「それ以外で、」
シャワーズが言う
「初日の出?」
「違う違う。エーフィは何だと思う?」
エーフィが自慢気に答える
「さっきブラッキーに教えて貰った。
お手玉、羽子板、御神籤とかだよ。」
昔ながらの遊びだな。
てかブースター困ってるぞ。誰か答え言えよ
「お年玉?」
よくやった。ザングース。
ブースターは泣き止み語りだす
「そう、それだよ。皆にあげるから。」

全員にお年玉を配るブースター
これがやりたかったのか…………
俺は中を確認する

……………………。

一万ポケ?

多くね?

「ちょっと店、ブースター。5万は多すぎだって!」
「ボーナス払うの忘れてたから入れただけだけど…………」
バイトでボーナス出ないハズだぞ。
「ありがとうブースター。」
金をくれたことにかわりはない
てか御礼いうのは常識
「私、5000円分の図書券がプラスされてるんだけど」
「間違えちやった♪まあいいや。貰って」
意図的に仕組んだんだろ?
「♪」
シャワーズ。お前何に使う気だ?
勉強道具か?
グラエナも、お前機械改造資金として使いそう
「そういえばマッスグマは?
それとエーフィがいない」
ブースターが言う
「今エーフィに探させてる」
ブラッキーが答える
どこ行ったんだろ
てか、グラエナ。止めなくていい
「ヤベッ」
グラエナは大慌てで部屋を出る
ドアを開けた
ドン!
外に出ようとしたグラエナと中に入ろうとしたエーフィがぶつかる
「痛っ」
エーフィは尻餅をついた
「もしかして、部屋みた?」
「見てない見てない。マッスグマが寝てたなんて知らない」
「そうか。」
グラエナは寝室に向かう

ちょ、え?今覗きましたって言ったよね。
グラエナ、よっぽど慌ててたんだな。

「エーフィ。どうだった?」
エーフィは顔を紅潮させている。
「マッスグマの寝てるベットから凄い臭いがする…………////」
あーあ。あなたたち何やってんだか
しかもここブースターの家だよね
「それヤバクね?」
「普通だよ」
誰だ?普通って言ったの
「俺らは毎晩やってるって言ってんじゃん」
そうだった。マグマラシとザングースは…………
ガチャ
ドアが開く
グラエナか。どうしたんだろ…………
「ねぇブースター、お風呂借りていい?」
「いいけど…………。
あと洗う物有ったら洗濯出しといてね」
おい…………。
グラエナはドアを開けっ放しにして二階に行く
「ザングース~処理の仕方教えて~」
「いいよ。」

コイツラ
頭狂ってんじゃねぇの?
「いいなぁ~私もサ」

強制終了



結局初詣行ったのは午後9時
グラエナがマッスグマを風呂に入れる時間があまりにも時間掛かって
その間にブースターとグレイシアとザングースとマグマラシで部屋の掃除
これも時間かかって
俺とシャワーズは皿洗いなどの家事を少々
エーフィとブラッキーは親から逃げていたのでその対処をずっと

そんな大変な事があったが、
最終的には来れた

神社は意外と混んでた。
お参りするのに行列が出来ていたから
そしてやっと俺らの番
「ねぇ、何をお願いするの?」
シャワーズが尋ねる。
しかし言う事はできない
願いが叶わないかも知れないから
「秘密だよ。」
「え~。」
「ほら、後ろ待ってるから早くやろ」
「うん♪」

僕の願いは






ずっとシャワーズと一緒にいたい
それだけ


FIN


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Last-modified: 2018-10-04 (木) 17:04:29
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