ポケモン小説wiki
ガルデの城

/ガルデの城

作:黒い天使 ?






「今夜は月が綺麗だ・・・・」
今夜は、星がくっきりみえるぐらい晴れている。
さぁ・・・今日はどこで寝よう・・・
俺に親はいない。
いや、いるにはいるが、俺は捨てられた。
理由はお金がなくて、俺を捨てるしかなかったらしい。
まぁいまそんなこと考えても仕方が無い。
夜は眠むれない。
種族の関係で眠れないんだ。
俺はブラッキーだから、夜は眠たくならない。
俺は、何をすればいいのだろうか・・・
親に捨てられてやることもない。
そんなこと考えながら足を動かす。
「おいそこのポケモン!」
俺のことだろうか?
「おいてめぇ!聞いてるのか!?」
「俺?」
「おれちょっとイライラしてるからさ!お前ぶったおすぜ!」
いきなり、バトルを申し込むオコリザル。
「俺、いま忙しいからよそでやってください。あと俺には名前があるんだけど・・・」
「うるせぇ!」
そういうと、俺のほうに向かってくる。
「うお!なんだこれ!」
「俺に相性がいいからって倒せると思うなよ・・・」
俺はオコリザルにサイコキネシスをして、上に上げた。
「わ、わかった!おれがわるかった!」
絶対わるいとおもっていないだろうな・・・
俺は、オコリザルを飛ばした。
そして、俺はまた足を動かした。
俺は、ここにいたって意味ないし。
そういえば、名前をいってなかったな。
俺の名前はブックス。
この名前は、親につけてもらった。
つけるもんつけた後に、俺を捨てた。
まぁ、俺はこの名前のこと気に入ってるけどな。

そう考えていると、前からアブソルとヘルガーの話が聞こえた。
「なぁ知ってるか?そこにいくと、1つ願い事がかなうってとこ」
「あぁ~なんだっけ?ガルデだっけ?昔話であったよな?確か西のほうにだっけ?でもお前そんなこと信じてるのかよ。」
「いや、あったらの話だよ。」
ガルデ?そんなとこがあったらみんないってるよな・・・・
でも・・・・今の俺がやれることって・・・
俺は、すぐそこの椅子に座って考え込んだ。

そして、夜が明けた。
たぶんちょっと俺は寝ていたんだろう。
そして、結論が出た。
なにもやらないよりは、いいかな

そして、俺はこの町から出ることにした。
まだ朝が早いから人目はない。
出るならいまだ!
食料とか水分とか準備・・・・・・した気分で俺は町を後にした。
俺はこの町の外に出るのははじめてだ。
地図とかあればいいのだが・・・
町にちょっと出たところに杖をもっているデリバートがこっちに来る。
「そこの君!」
昨日みたいにバトルになると怖いから返事をした
「はい?」
「どこにいくのです?」
「ちょっと行くところがあるんです」
「荷物もなしに?」
「はい」
「この町から次の町までは、すごく遠いぞ!」
外に出たこともないからわからなかった。
「ご親切にどうも」
「せめて地図とかもっとらんのか?」
「もってないですね・・・・」
「本当になにもないのかぁ~」
「す、すいません。」
なんで俺は謝らなきゃいけないんだよ・・・
「わしの地図あげるわい。」
「い、いいんですか!」
「困ったときはお互い様じゃよ」
「ありがとうございます」
「大丈夫じゃ、じゃあわしはこれで・・・」
「ありがとうございました。」
俺はそういうと、デリバートは歩いていった。
まさかの地図ゲットだ!
よし、これでちょっとはマシになった。
俺は地図を広げながら歩いていった。

まさか、こんな朝にポケモンと会うとは思わなかった。
まぁ地図もらったし、いいか。
これが、早起きは三文の得!

どれくらい歩いたんだろう。
のど乾いたし、足痛い。
そして、歩いていくと
「川だ!」
つい嬉しくて、叫んでしまった。
足が痛いのを忘れて俺は、川のほうに走っていった。
俺は、川の水に足を入れた。
ひんやりしていて、気持ちいい。
もう、昼ぐらいだろうか?時計もないから何時なのかも知らない。
それに次の町まで、まだまだだし。
空を見上げると、鳥ポケモンたちが飛んでいる。
俺も、空を飛べたらなぁ~・・・とおもう。

そろそろ、行かないと・・・
最後に川の水を飲み俺は次の町に向かった。
今日中に着くか着かないかだ。

俺はただひたすら歩いた。
すると、草むらからキャタピーが出てきた。
ビックリしてつい、戦う体制になってしまった。
「ひ、ひぃ~自分は弱いですから見逃してください・・・」
キャタピーが涙目になりながら俺に言った。
「あ、ごめんな・・・ビックリしてつい。」
「本当に自分お金とか持ってないんで・・・」
俺の話を聞いてない。
「あの、俺はなにもしないよ?」
「ほんとに・・・え?本当ですか?」
「うん」
「よかった・・・」
すごく安心したような声だった。
「ところで、あなたはどうしてここにいるんですか?」
「俺はあなたじゃない!ブックスって名前がある。」
「じゃあブックスさんはどうしてこに?」
「ちょっと事情があってね・・・」
ここでガルデってところにいく!とかいったら馬鹿にされるに違いない。
「そうなんですか・・・」
「そういえば、君の名前聞いてなかったね」
「ピラーです」
「ピラー、いい名前だね。」
「ありがとうございます!自分もこの名前気に入ってるんです。」
「俺も、自分の名前気に入ってるんだ。」
「ブックスさんもいい名前ですよ」
「サンキュー」
すると、
「あ、・・・いたいたピラーどこにいってたの!」
ピラーのお母さんと思われるバタフリーが現れた。
「あ、お母さん!」
「もう、心配したんだからね!」
「ごめんなさい・・・」
バタフリーは俺のほうを向いて
「ピラーがご迷惑かけましたら、すいませんでした」
「いえいえ」
「さぁ行くわよ!」
「はい・・・ブックスさんごめんね・・・もう行かないと。」
「おう、がんばれよ」
「はい!」
そして、ピラーとバタフリーは森の奥に消えていった。

ひさびさにポケモンとしゃべったような気がした。
それと・・・・
親子みていると楽しい気持ちになる。けれどやっぱり悲しくなる。
俺も、あんな風になりたかった・・・・

そして俺は、歩き始めた。

空が暗くなっても俺は歩き続けた。
ブラッキーは暗くても見えるから、いいよな。
すると、
なにかを踏んだ感触がした。
「うぉ!」
俺はとっさに
「あ、すいません。」
「お、お前か俺を踏んだ奴は!」
相手は暗くて俺の場所がわからないが、俺は相手が見える
これは・・・サンダースだな。
「じゃあ俺、急いでるんで」
「ちょ、踏んでおいて!まて、うぉ!」
サンダースが転んだ隙に俺は逃げた。シュラフカバーで寝てる奴が悪い!
道路の真ん中で寝てる奴が悪い!
暗いからサンダースは追ってこなかった。
「ハァ・・・ハァ・・・」
俺は息が切れながら歩いていった。

すると、俺は町に着いた。

看板に

  ここは、グロッケタウン
   お酒が有名な町

グロッケタウンに俺は着いたんだ・・・
俺は、喜びとともに町の中に入った。
夜だから、ポケモンはあまりいない。
俺も、寝るところを探す。
夜行性の俺でも1日中歩いたり、走ったりしたら眠たくなる

ここで、いいか。
そこで俺は、眠りについた。





・・・・う~ん・・・・
朝か・・・本当ならもうちょっとみたいけど、俺はすぐ起き上がった。
とりあえず、俺はガルデの情報を探しに図書館に行った。
なぜ図書館かといったら、昔話なら本になっているに違いないと思ったから。
でも、図書館があるかどうかしらない。
この町のポケモンに聞いてみよう。
歩いているニドクインに俺は話しかけた。
「あのぉ~」
「なんですか?」
「ここって図書館とかってありますか?」
「旅の人ですか?」
「まぁそうです。」
「そうですか。図書館ならあちらにあります」
「ありがとうございます」
そういって俺はその方向に向かう。
そして、図書館があった。
俺は迷わず図書館の中に入った。

いまの時刻は11:20分

時刻も見れたし、俺はガルデに関する本を探した。









ない・・・
ここの図書館にはないのだろうか・・・
そう考えながら、俺は椅子に座った。
隣にサンダースが座っている。
「あ!!」
俺はサンダースの読んでる本を見て声をあげてしまった。
「うぉ!な。なんだよ」
「あのぉ・・・その本・・・・!」
子供本みたいな本で題名は『願夢空城(ガルデ)
「この本がどうした?」
「終わったら貸してもらえますか?」
あまりのうれしさに声が震えていた。
「すまないが、これは俺が借りる奴だ。」
「た、頼むお願いだ!」
「しかたねぇな・・・ちょっとだけだぞ?」
そういうと俺に渡してくる。
俺は、すぐにその本を読んだ。

 ガルデ・・・それは、みんなの願いの夢の城
  言い伝えでは、その城には、どんな願いも1つ叶えてくれると言われています。
   何人かのポケモンも挑みましたが、全員が行方不明になっています。
    ある説では、ガルデは絶望と恐怖の城といわれています。

俺はこの言葉が一番印象に残った。
すると、
「その本書いた作者も行方不明になったらしい。」
とサンダースが言った。
「本当か?」
「あぁ」
俺は驚いた。
「ガルデに関わっているすべてのポケモンが行方不明になっている。」
「じゃあ、この本を読んだ奴は?」
「さぁーな。」
「そんな・・・」
「お前その本読んだってことはガルデの城を探してるんだろ?」
「あぁ・・・」
「奇遇だな。俺も探してるんだ。」
今思うと、このサンダース・・・昨日俺が踏んでしまったサンダースだ。
「じゃあこの本は返してもらうぞ」
「あぁ。」
そして、俺はサンダースに本を返した。
(ガルデに関わっているほとんどのポケモンが行方不明・・・)
願いと夢の城と絶望と恐怖の城か・・・・
「そういえば、お前荷物とか全然ないけど、本当に探してたのか~?」
「地図があればいいや。」
「お前なぁ・・・」
「じゃあ俺は、行こうかな。」
「お前もう行くのかよ。」
「ここにいても、俺はやることないからな・・・」
お金ない俺には意味ないし。
「そうだ!お前一人で探してるのか?」
「まぁな・・・」
「じゃあ一緒に行こうぜ!」
いきなりでビックリした。
「どうした?」
「いやいきなりでビックリしてた・・・」
「仲間がいればちょっとは楽しくなると思うし。」
「確かに、一人より二人のほうが安心だな。」
「よーし決まりだな!よろしくな!え~と・・」
「俺は、ブックス」
「ブックスよろしくな!俺はレイニーよろしく。」
「レイニーよろしく。」
こうして俺達はともにガルデに向かうことになった。
「とりあえず、今日はここにずっといようか。」
「そうしてくれるとあれがたい・・・あしが痛い・・・」
「だろうな。」
ずっと歩いてきたから足が痛い。
「そういえば、ブックス」
「どうした?」
「今日はここの町で、大会あるらしいぜ!」
「へぇー」
「興味ないのか?」
「賞金とかあるの?」
「1位が50万円で2位が25万円らしいぞ」
「でも、それって今エントリーできるの?」
「できるらしいぜ。俺は参加してるぜ?そのためにここによったからな。」
「どこで、エントリーできるの?」
「こっちだ!」
そういうと、サンダースが走り出した。
俺はサンダースを追う。
足痛いのに・・・・
「ほらここ、ここ」
「あいたた、こ、ここか・・・」
受付のエレブーが
「あんた、エントリーするの?」
「まだできますか?」
「できるよ」
「じゃあエントリーします」
「はい、わかりました。2時から始まるんでまっててください」
「はい」
「レイニーいま何時?」
「今は1:50分だな。」
「ぎりぎりだな・・・」
「まぁセーフってことだ!。」
「そうだな・・・」

そして、
俺達は会話をしていると
「それでは、今から第13回グロッケ大会を始めます!」
「「「「「おおおおおーーー」」」」」
俺の最初の相手は・・・・
「俺の相手はお前か!」
そういっているのは、昨日のイライラしていたオコリザルだった。
「お、お前昨日の!・・・・ぶっ殺してやる・・!」
「あぁ・・昨日のか・・・」
「それでは開始してください!」
「いくぞ!」
そういってオコリザルは、俺のほうに向かってくる。
「くらえ!インファイト!」
俺は、守るした。
「く、くそ!」
「次は俺の番だ!」
オコリザルに向かってアイアンテールをする。
俺はアイアンテールにサイコキネシスをして威力を上げた。
「うぉ!」
オコリザルが吹っ飛び追い討ちにシャドボールをした。
これは決まったかな?
オコリザルは気絶した。
「ブラッキーの勝ち!」
よし、一回戦は勝った。
「ブックス勝った?」
「うん」
「俺も一回戦勝ったぜ!」
「この調子で決勝で会おうぜ!」
「おう!」

そして、俺達は勝ち上がっていった。

「決勝戦!サンダース対ブラッキー!」
本当に決勝に来ちゃった。
「どっちが強いか勝負だ!」
「おう!」
「試合開始!」
「食らえ!」
サンダース十万ボルトをしてきた。
俺は、サイコキネシスで十万ボルトを反らした。
「後ろがら空きだぞ!」
「しまっ・・」
サンダースが二度蹴りをしてきたが、守るでなんとかしのいだ。
サンダースがよろけた所を!
「しっぺがえし!」
「うぉ!」
サンダースはしっぺがえしを防いだ
「あぶね・・・」
やっぱ普通に戦ってたらいけないな・・・
よし、
おれはシャドボールを撃った。
「そんなのあたんねぇーぜ!」
「そっちはおとりだよ!」
「!!?」
「つかまえたぁ~♪」
俺はサイコキネシスでサンダースを捕まえた。
シャドボールをできるだけ溜めて・・・撃つ!
「うはぁ・・・!」
サンダースは倒れた。
「勝者!ブラッキー!」
わーい1位50万円だぁ!



表彰とかいろいろなことがあった。

「やったな!ブックス!これで合計75万だな!」
「まさか本当に俺達が決勝で戦うとは思わなかったよ・・・」
「まぁ結果オーライだ。」
「だな。」
「旅だから、買うもんかったら野宿だぞ。」
「野宿にはもう慣れ照るさ。」
「そうか」


俺達は旅のために食べ物やいろいろなものを買ってグロッケタウンを後にした。
まぁ寝る場所はグロッケタウンを出たすぐ近くだけどな。
「今日はここで寝るか。」
「だな。」
俺達はグロッケタウンで買ったテントをたててその中に入った。
「じゃあ俺はもう寝るぜ・・・お休みブックス。」
「あぁ・・お休みレイニー・・・」
ねたかな?
「レイニー・・・・前寝てたところ踏んだの俺だった。」
レイニーが起き上がり
「お前だったのか!」
「ちょ寝てたんじゃ!?」
「うるせー!でんじは!」
「や、やめ!うぎゃあ!」
「あ、ブックスの特性シンクロだっ・・・た・・・・」
「まひ直すどう・・・すれ・・ば?」
「この実を・・・たべ・・・ろ・・・」
パクッ!
「ふぅ・・・直った。」
「あぁ・・・痺れた・・・」
疲れた・・・
「じゃあ俺本当に寝るからな!」
「うん・・」
「お休み。」
「お休み」

俺達が向かうのは・・・・絶望と恐怖の城なのか
それとも 
願いと夢城なのか。
いってみればわかるか・・・・
そう考えている内に俺は眠った。






「おき・・・ろ・・・・おきろ!」
「んあー・・・どうしたんだ・・・・」
「お前もう朝だぞ・・・」
「そうなのか・・・じゃあ、もうちょっと寝るか・・・」
「おきろォ!」
「わ、わぁーたよ・・・」
俺は、しぶしぶ起き上がった。
「やっぱり朝は苦手だったのか・・・ブックス。」
「俺はブラッキーだ!夜ならかまわん!」
「俺が見えなくなるわ!」
「そうか・・・なら仕方ないな。」
「以外と素直なんだ。とりあえず行くぞ。」
「おう・・・」
レイニーはいいよな・・・朝起きれるもんなぁ・・・

俺達はテントを片付けて、すぐに向かった。

結構歩いた。
レイニーが小声で俺に話しかけてきた。
「おい、ブックス・・・」
「どうした?」
「声を小さくしろ。」
そういわれたから俺は声を小さくした。
「どうした?」
「わからねぇのか?俺達誰かにつけられてる!」
俺は驚いたが
「いやいやいや・・・なんのためにそいつは俺達についてきてるんだよ。」
「知ってたらくろうしねぇーよ・・・」
そうだよね。
「どうする?」
「どうしような?」
「とりあえず走るぞ。」
「わかった。」
俺の返事と同時に俺達は走り出した。



「ハァ・・・ハァ・・・・もういねぇか?」
「いっせいので見ようぜ・・・」
「お前は子供か・・・」
「いっせいの・・・」
「「せ」」
後ろを向いた。
まだ、俺達は追われている。
「あんだげ走ったのに・・・・まだ追ってくるのか・・・」
「す、ストーカ!?」
つい、大声で言ってしまった。
「馬鹿!そんな大声・・・」
あっちはただこちらを見ている。
「こうなったら、バトルだ!」
「そうしかないね・・・」
「いくぞ・・!」
「うん!」
俺達は、ストーカ(?)のほうに向かっていく。
突然
「ブックスとまれ!」
とレイニーが叫んだ。
俺は、止まることができずにストーカーのほうに向かっていく。
ストーカーがなにやら
「ガルデニカカワルモノハスベテハイジョ・・・」
と呟いている。
そして、俺に向かって攻撃をしてきた!
「うぉッ!」
守るで俺は防いだ。
「ブックス逃げるぞ!」
「わ、わかった・・・」
「ニガサナイ・・・・」
真っ黒な生き物(?)は俺達のほうに向かってくる。
「ブックスどけ!」
俺は、レイニーに言われたとおりに横に飛んだ。
「痺れろォ!」
「!!・・ナンダコレ・・・ワ・・・」
あれは、レイニーのでんじはだろう。
「オマエラハ・・・ガルデニカカワ・・・ロウト・・・・」
急に止まった・・・なんていおうとしていたのか・・・
「ガルデに関わるは全て廃除って言ってたな・・・・」
「やっぱり、本を読んだのがだめなのか・・・」
「どの道、俺達はガルデに関わろうとしてたからいいんじゃねーか?」
なんて+思考なんだ・・・
「それもそうだな。」
「だろ?だから問題ない。」
問題なくはないが・・・まぁいいか。
「あと・・・」
「どうした?」
「またあの、黒いのは出てくるのか・・・・?」
「たぶんな・・・ガルデに関わった者は廃除ってことは、あの本の作者もあの黒いのに・・・」
本当に、ガルデは願いを叶えてくれるのか?
やっぱり、絶望と恐怖の城なのか・・・・
「ますます、楽しくなってきたな!」
「レイニーはなんでも、楽しくやりそうだな・・・」
正直俺は、怖い。
気まぐれでやる事ではなかったな
と俺は今に思う。
だが、もう俺はガルデに関わっていることになってしまった。
あの黒いのが俺を襲ってくるから間違いないだろう。
俺はもう後戻りできないと確信した。
「とりあえず、次の町に行こうぜ!」
「そ、そうだな。」
俺は、不安になっていた。
あの黒いのがいつ出てくるか・・・
「ブックス大丈夫か?」
「え?」
「震えてるぞ?」
その言葉を聞いて俺は、自分の手を見た。
確かに震えていた。
「お前もさっきの黒いの怖かったか?」
「お前もってことはレイニーも怖かったのか?」
「あたりまえじゃねーか・・・急に襲ってくる奴を怖がらない奴なんていないだろ。」
「・・・・」
「でもさ、怖がってるより、前に進んだほうがいいだろ?」
「すごいねレイニーわ」
「お前には、負けたけどな。」
そうだ・・・怖がってる暇があったら前に進もう。
「震え、止まったじゃん。」
「おかげさまでな。」
「じゃあ行くぞー!」
「おう!」

俺達はまた、歩く

「レイニ~・・・」
「どうした?・・・」
「次の町ってどこなの・・・」
「次は確か・・・トライタウンだっけか?」
聞いたことが無い。
まずグロッケタウンですら俺は知らなかったからな。
「あとどれくらいなんだ・・・?」
「2日くらいか・・・な?」
「はぁ~・・・」
「まぁ、途中途中に休憩はするぞ?」
「そうじゃないと俺死ぬ・・・・」
「お前がいないと俺は・・・・」
「レイニー・・・・」
「おとりがいなくなる・・・」
ピキピキ・・・・
「ちょ、そんな怒るなって!?」
「うるせぇ!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」

・・・5分後

「ハァ・・・ハァ・・・疲れた・・・」
レイニーは、倒れている。
「ここで休憩にするか・・・」
レイニーがおきるまで。
俺はレイニーのバックから、お茶を取り出した。
それを少し飲んだ。
レイニーはまだ起きない。
仕方なく
「おーいレイニーおきろー」
「ここはどこですか?・・・いいえそれは大豆です・・・」
「大丈夫かぁ?」
「ハッ!寝てたのか?俺」
「そ、そうだ」
正確に言うと、気絶です。
「まぁいい・・・とりあえず、ちょっと休憩させてくれ・・・・」
「わかった。」




「よーし行くぞ!」
「えーもう?」
「子供みたいなこといってんじゃねーよ。」
「俺が子供だったらお前も子供だ!」
「さぁーいくぞー(棒)」
そして、俺はしぶしぶレイニーの後ろで歩く。




「れ、レイニー!いま何時?」
レイニーは腕時計を見た。
「4時48分だ。」
「サンキュー・・・」
自分の体力の無さが身にしみる。
今は地図で言うとどこら辺だろうか?
俺は、地図を広げた。
いまは・・・・わからん。
俺は地図をしまった。
「いま俺達ってどこらへんだ?」
「わかんない。」
「お前今地図みただろ・・・」
「見たけど、わかんなかった」
「地図貸してみろ。」
「はいよ」
そうして、レイニーに地図を渡した。
「お前・・・こんな読みやすい地図でもわかんなかったのか・・・」
「地図なんてあんまりみたことないですよーブーブー」
「この調子でいくと、明日の昼ぐらいには着くんじゃないか?」
「じゃあここで今日は寝よう。」
「いや、俺は8時までは歩ける。それ以降だと、あたりが見えなくなる。」
「つ、つまり?!」
「8時まで歩くぞ。」
「まぁ、がんばるか・・・」
俺達は、しゃべりながら歩く。



・・・7:30分

「こりゃ思ったよりも早く暗くなったな・・・・」
「どうする?」
「俺の都合ですまないが、今日はここで寝るか。」
「まったく・・・これだからレイニーわ・・・」
「そんな事言っておきながら、もうテントの準備をしたのか・・・」
「サイコキネシスは便利だよ。」
そして、俺達はテントの中に入る。
「そうだブックス、見てみろこれ!」
「それは!?」
「トランプだ!」
「前の町で買ったんだ!」
「やろうぜ!」
「じゃあブックス仕切ってくれ。サイコキネシスだったら簡単だろ?」
「お、おう・・・・」
・・・準備完了
四速歩行の俺達だが、がんばれば二足歩行になれる
ふらつくけど。ほとんどは四速歩行。
「じゃあはじめようか。」
「ブックスからはじめていいぜ?」
「なら、俺からはじめるぜ!」
こっちにババはない!つまりあっちにあるわけだ!
「これだ!」
「最初にババを引くなんて・・・」
俺って運が無いね。
ババを引いたら見られないように仕切るよね。
「ほら」
「いくぞ」
・・・・・・・
「お前だっていきなりババ引いてるじゃんか。」
「は、早く引いて来い・・・」
「ふぅ~!そろったぜ!」
こうして俺とレイニーの夜の戦いが始まった。




・・・朝6時
「いまの勝敗は・・・ブックスが・・・・」
「お、おい!もう朝だぞ・・・・」
「え・・・え?」
俺達はトランプに夢中で寝ていなかった。
「まさか、もう朝か・・・」
「行くか?」
「行くか・・・・」
俺とレイニーはテントを片付けた。
「テントを片付けるだけで30分も経っちまった・・・」
「疲労でサイコキネシスができない・・・・」
「とりあえず・・・いくぞ・・・」
「あぁ・・・」
俺達は、疲労と眠気を押し退けながら歩き続けた。


・・・・11:00
「ブックス!」
「・・・・・・・」
「おいブックス!」
「あ?どうした?」
「看板見てみろ!」
そういわれて俺は看板を見た。

    ここはトライタウン
     三角形の町

「ブックス、早く行こうぜ!」
「おい!まてよ!リイニー!」
俺はレイニーを追いかける。
レイニーが止まった。
「おわっ!な、なんだよいきなり止まったりして。」
「見てみろよあれ」
「ん?」
レイニーが見ているのは、何にやら騒いでいる。
「なんだあれ?」
「見てこようぜ」
「うん」
俺達は騒いでるほうにに向かった。
「オラ!もうおわりか!」
「や・・やめて・・・くだ・・さ・・い」

エレキブルがシャワーズを蹴っている。
突然レイニーが
「おい!お前何やってんだよ!」
「あぁん?なんだてめー?」
「なんでその人を蹴ってるんだよ!」
「そんな理由だけでかよ!」
「なんでそんな熱くなってるんだよ?」
するとレイニーがエレキブルに十万ボルトをした。
「な、なんできかねぇんだよ・・・?」
「俺の特性電気エンジンで無効にしたうえに・・・」
エレキブルがレイニーのほうに走ってくる。
しかも早い!
「スピードも上がるんだよ!」
エレキブルがレイニーに攻撃する直前に
「おいやめろ!」
俺はエレキブルをサイコキネシスで動きを止める。
「な・・・うごかない!?」
レイニーがシャワーズのほうに向かって走り出した。
そのまま、レイニーはどこかに逃げていった。
あいつ・・・俺はこのあとどうすればいいんだよ・・・!
エレキブルをとめてる隙に俺は逃げた。

最悪だ・・・レイニーとは、はぐれてしまうし
ここの町なんか全然しらない。
それに荷物はほとんどあっちが持っている・・・・

その頃のレイニー
「ハァ・・・ハァ・・・・逃げ切ったか・・・」
ブックスとはぐれちまったな・・・・
まぁいったな。
それに、このシャワーズは気絶している・・・・
とりあえず、冷たいもので冷やしておくか。
「冷たいものっと・・・」
お茶しかないな・・・今は。
ないよりはマシだ。
シャワーズのお腹にあてた。
「ヒッ!・・・・」
「お!起きたか?」
「こ、ここは?」
「お前大丈夫か?」
「私は大丈夫です・・・」
「よかった・・・」
「あの・・・」
「ん?」
「ありがとうごさいます・・・」
「いやいいって。それに俺一人で助けたわけじゃないし。」

「ヘックション!・・・レイニーいまどこだろう・・・・」

「ほかに助けてくれた方がいたんですか?」
「まぁそうゆうことだ。」
「あなたは、その方と知り合いですか?」
「おう。それと俺はレイニーな。」
「わかりました・・・私はアルモって言います・・・それと」
「ん?」
「レイニーさん本当にありがとうごさいます!」
「いいって・・・それと、名前のあとにさんはやめてくれないか?」
「え?・・・でも・・・」
「かたいのは苦手で。」
「そうですか・・・わかりました。」
「ありがとな。」



「そろそろ、本当にレイニーを探しに行かないと・・・」
!?
後ろから気配?
「誰だ!」
・・・・?
誰もいない?
・・・いやまた気配が
そして俺はまた振り返った。
・・・・まただ。
「こっちだよ。」
後ろから聞こえてきた。
振り返っても誰もいない。
「どこにいる!」
「君の後ろだよ」
たぶん後ろ向いてもいない気がするから俺はむかなかった。
「学習したんだ!」
「おかげさまでな」
「おめでとう!」
「・・・ひとつ聞きいていいか?」
「なに?」
「どうしてずっと俺の後ろにいるんだ?」
「それは、僕の能力の死角瞬間移動(デスポイント)のおかけで。」
聞いたことも見たこともない・・・・
「お前はだれなんだ?」
「さぁ?だれでしょうね?そのうちまた会えるかもね。」
今だ!話の最中ならきっと使えないはずだ!

「残念、僕はそう簡単にみられないよ♪」
く、くそぅ・・・・
「じゃあ僕はそろそろいくよ。じゃーね」
「ちょ、まて!」
俺はとっさに後ろに向いたが誰もいなかった。
気配ももうない。
「いったいなんだったんだ・・・・」
と呟いた。

俺は、レイニー達とはぐれたのを思い出し探しにいく。





「アルモ大丈夫か?歩けるか?」
「ちょっと・・・ふらふらします・・・・」
「そうか・・仕方ない。」
そういうと、レイニーは低い体勢になる。
「どうしたんですか?」
「ふらつくんだろ?乗れって」
「え?でもそのいや・・・・」
「?」
「大丈夫です・・・たぶん歩けます・・・」
「そうか。じゃあ俺は仲間を見つけてくる。」
「あ、あのー・・・」
「どうしたんだ?」
「その人も私を助けてあげたんですよね?その・・お礼を・・・」
「いっしょに探してくれるのか?」
「がんばります!」
「サンキュー!」
たく、ブックスはどこにいったんだ・・・
俺とアルモはブックスを探しに歩き出した。



もうやだ・・・寝たい・・・・休みたい・・・寝転がりたい・・・・ご飯食べたい・・・・
こうなったのも・・・全部レイニーのせいだ!
確かにあのシャワーズを助けたのはいい・・・だけど・・・・
「どうしてこうなった・・・」
しかも死角瞬間移動(デスポイント)とかへんなやつともあうし・・・
!・・・あれは表にでる道!
これで表にいける!
俺は走ってその道を走り抜ける。
表に出た。
ブラッキーの俺にはやっぱり表より裏のほうがいい。だがこれでレイニーを探しにいける。
レイニーがいないと時間もわかんない。
だけど日はまだあるから夜はまだまだだ。夜までには見つけ出したい。
そうして俺はいろんなところを走り続ける。




「れ、レイニーさん・・・まだ見つかりませんね・・・・」
「そうだな・・・」
本当にどこにいるんだ・・・
そして俺は時計に目をやる。
2:48か・・・
夜までには見つかるかな。
「そういえば、れ、レイニーさん・・・」
「どうした?」
アルモはかならず名前のあとにさんをつける。癖なのだろうか。
「そのもう一人の人って種族はなんですか?」
「そういえばいってなかったか・・・・ブラッキーだよ」
「ブラッキーですか。」
俺達は会話をしながらブックスを探していると
「おい!そこのサンダースとシャワーズ!」
その声のほうを向くとさっきアルモをいじめていたエレキブルだった。
「さっきはよくもやったな!ぶちのめしてやる!」
「アルモちょっと下がっていてくれ・・・」
「でも・・・エレキブルの特性は・・・」
「分かってる・・」
さっきは、特性でわかんなかったが・・・

エレキブルが俺のほうに走ってくる
「しぬぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええええええ!」
俺も本気でやるしかない・・・
「お前がな・・・」





ドゴーン!
「な、なんだ!」
どっかからすごい音がした。
俺はその音のほうに走り出した。

あっちに人がいっぱいいる・・・・きっとさっき音はあっちのほうだ。
俺はその人がいっぱいいるところにいった。
そこには、レイニーとシャワーズと倒れているエレキブルがいた。
「レイニー!」
「あ、ブックス」
レイニーは俺の方に向かってくる
「たくよーお前が迷子になるから俺が探しにいくはめになったんだぞ。」
「お前のせいだろ!・・・所であのエレキブルって・・・」
「あぁ・・・さっきだれかと喧嘩になっててそれで倒れてた。」
「なんだよ・・・てっきりお前がやったのかと。」
「俺じゃ倒せねーよ」
「あのー・・・」
「君は確か、レイニーが助けた。」
「えっと・・・私はアルモです。」
「・・あぁ・俺はブックスだ。」
突然名前を言ってびっくりした。
「私を助けてくださってありがとうございます・・。」
「いや俺はなにもやってないよ。レイニーがほとんどだよ。」
俺はどっちかというと、巻き込まれただけなんだけどね。
「じゃあ・・・お二人とも助けてくださってありがとうごさいます。」
「いいって。」
「当然なまでよ!」
「レイニー」
「ん?なんだ?」
「俺何にもくってねぇーからなんか食べされてくれ」
「夜の七時になったらな。」
「朝の昼もくってねんだよ!!!!」
「ほら、いくぞー」

「ちょお前ちゃんとひとのはな・・!ちょ・・おま・・・尻尾はや・・やめろ・・・」
レイニーは俺の尻尾を銜えて俺を引きずる。
「二人とも面白いですね。」
アルモは笑いながら言う。
力が抜ける・・・・
こうして俺達はその場を立ち去る。

エレキブルの周りの人達
「さっきのサンダース・・・・電気技でエレキブル倒してたぜ・・・」
「あのエレキブルの特性は・・・」
「普通の電気じゃなかったらしいぞ?」
「あのサンダースはいったい?」






「ところでアルモ」
「なんですか?レイニーさん」
「お前は家帰んなくでもいいのか?」
アルモは少し黙る。
「私、家がないんです・・・」
その言葉に俺達はアルモを注目する。
「私の親がお金にとても困ってました。それで私は売られることになりました。そのとき私は親にちょっとわかれてだけだよといわれて入ました。ですが私はある日私は全てを知ってしまいました。それをしって、そのお母さんだと思っていた人は突然私を家から追い出されました。
俺は驚いて
「どうして知っただけで追い出されたんだ?」
「分かりません・・・・」
突然俺無意識にそうきいてしまった。
「それで私は外で寝たりしてました。いろいろな人に馬鹿にされたり攻撃されました・・・」
きっとあのエレキブルもその一人だろう・・・
「その時あなた方がきました・・・」
「女に攻撃はやりすぎだろ・・・」
俺は頷いた。
アルモは泣きながら
「私はこれ・・・・からどうすれば・・・いいでしょう」
俺はどう答えればわかんない。
すると
「俺達といっしょにくるか?」
とレイニーがアルモにいう
「お前・・・またあの黒いのがくるかもしれないぞ・・・?」
アルモがあの黒いとあったら・・・あぶない・・・
「確かにな・・・・」
みんな無言になる。
「私・・・二人についていきたいです!」
「でもこの旅は危険だぞ?」
俺が止めるように言う
「二人ともには迷惑をかけています・・・せめて・・・そのたびに協力させてください!」
俺は無言になる。
「せめてもの・・・お礼です。」
「どうするブックス?」
「・・・・・・コクン」
「決まりだな。」
「二人に迷惑をかけない程度にがんばります!」
「楽しい旅になればいいなブックス」
「できればな」







・・・・6:45
俺達は寝る場所を探す。
「おーいレイニーまだか・・・」
「ちょっとまてって・・・」
「♪♪」
「レイニー見つかったか?」
「・・・ないなー」
「どうするんだ?」
「しかたねぇ・・・ホテルにとまるしかねぇ」
「なに!ホテルだと!」
生まれてはじめてホテルに泊まるかも知れない。
「ホテルですか!」
アルモも嬉しそうに言う。
「安いのだぞ!安いの!」
「でしたらあそこがいいですよ!」
アルモが指す場所は

 幻想の城(げんそうホテル)
「あそこが安いんだな?じゃあいくぞ」
「おー」
「はーい♪」
アルモがやけに上機嫌だ。
そして俺達はホテルの中に入る
「いらっしゃいませー」
「あのー3人で」
「はいかしこまりました。3人ですと1人2万になります」
レイニーの動きが止まった。
「どうしました?」
「いえ・・・6万か・・・」
「確かにお預かりしました。ごゆっくりどうぞ」
そして俺達は部屋に向かった。
「一番安いとこで2万かよ・・・・」
「結構高いな。」
「高かったですね♪」
「これから節約だな・・・」
しかたないな。
「ここだ」
レイニーが扉を開ける。
「おお」
ここは天国か・・・!
「あと二人共」
「なんだ?」
「?」
「ここなんか温泉があるらしいから。」
「へぇー」
「そうなんですか!じゃあ私行って来ますね!」
そういってシャワーズは温泉に向かっていった。
「俺達も行くか」
「そうだな」
そして俺とレイニーは温泉に向かう


「ここか。」
「おおお」
温泉ってこんななのか。
「誰もいないな。」
レイニーの言葉をスルーして温泉に歩き出す。
「これあったかいぞレイニー」
「あたりまえだろ・・・」
温泉に前足を出す。
「ブックス」
「ん?」
「おりゃー!!!」
レイニーが俺にタックルして俺は温泉に飛び込んだ。
「ゲッホ・・・ゲホ・・・・お前やったな!」
「油断した奴が悪いんだ!」
「ゲホ・・ゲホ・・」
「んじゃあ俺はシャワー浴びてくる」
そういってレイニーはシャワーのあるほうに歩いていくが
レイニーの動きが止まる。
「!!これは・・・」
俺が、サイコキネシスをしてレイニーの動きを止めている。
そして、レイニーを宙に浮かせる。
「ブックスなにをするつもりだ!」
その言葉の直後にサイコキネシスをやめた。
やめたとともに、温泉の中に落ちる水の音がした。
そして俺は、ザマーみろと言ってシャワーがある方に歩いていった。

数秒後にレイニーは無言で隣のシャワーまで走ってきた。
「どうだ?やられたことをされた気分は?」
「やばかった」
「だろ?」
「でも俺は押しただけだぞ!技なんてしてないぞ!」
俺は鼻歌で誤魔化した。
「誤魔化しやがった・・・」
レイニーが呆れたように言う

その後俺達はシャワーを浴び終わって温泉で温まった後に部屋に戻る。
部屋には誰もいなかった。
「アルモはまだいないのか」
「だな」
「てかさ、ブックス」
「なんだ?」
「3人部屋ってベット2つで足りるのか?」
「たりるわけねーだろ」
俺は適当に返したが、気づくのに2.3秒かかった。
「やばくね?」
「てゆうか、気づくの遅くね?」
「ま、まぁー俺達が1つのベットで寝ればいいだけだ・・・」
「寝てるときに蹴飛ばすかもしれないけどいいか?」
どうしよう、今日寝れるかな・・・・

突然ドアが開く
アルモが帰ってきた。
なぜが、皆無言になる。
アルモがどうしたの?と聞く
俺達はなんにもないと答える。
俺はベットに寝そべる。
「俺もう寝る」
「おいブックス俺の寝る隙間空けて置けよ!」
「レイニー・・・・はどこでねるの?」
「ブックスの隣かな?]
アルモが俺のことを「さん」付けじゃなくなった。
「アルモはそっちのベットで寝ていいぞ」
やっぱり呼び捨てで呼ばれたほうがいいな。
そして、俺はブックスのいるベットにアルモは違うベットに寝る
なにが起きるかわからない旅のために


次→
無理やり終わりましたね
ちょっと自分の好きな小説の言葉もはいってます。
更新速度がやばいです・がんばりたいです
あと人=ポケモンです




トップページ   編集 凍結 差分 バックアップ ファイル添付 複製 名前変更 再読み込み   新規作成 ページ一覧 ページ検索 最近更新されたページ   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2011-07-02 (土) 00:00:00
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.