ぬうやの部屋。 ?
死神の詩
第四話 おむらいす
「レイってさ、なんか好きな食べ物ある?」
「すきな たべもの?
・・・・・・ここわ 」
「っ・・・いや、そうじゃなくて。
ココア以外で何かない?」
「なんでそんなこときくの?」
「今日の夜ごはん何にしようか悩んでるんだ。」
「・・・・・・。
ユキのすきなものがいいな。」
「そう?じゃあ・・・・・オムライスにしよっか。」
「おむらいす?おいしいの?」
「おいしいよ。すっごく。
ぼくはココアの次に好きかな。」
「・・・・どんなものかなー。」
「レイ、よだれよだれ。」
「ん。」
どんなものかな。
おむらいすっておいしいのかな。
たのしみだな。
・・・・・・・・・・・
・・・ せ・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
は な せ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・レイ
「レイっ
レイ起きてっ。ごはんだよ。ごーはーんー。」
「・・・・・ごはん?」
「うん。オムライス、楽しみにしてたでしょ?」
「ん。」
そっか・・・・・いつのまにかねちゃってたんだ。
あれ?なんか…へんなゆめ みてたような・・・。
はなせとかなんとか・・・・・・・・。
「どうしたの?レイ。」
「!…ん、なんでもない。」
「そう?オムライスできたよ。食べよ。」
「ん。」
「きいろだ。」
「うん。中は赤だよ。」
「ほんとだー。」
「食べてみて。」
「ん。」
ぱくっ
「・・・・・・・・おいしー。」
「よかった、最近作ってなかったから心配だったんだ。」
「おいしい。あたしもここわのつぎにすき。」
「あはは。こういうのって初めに作ったの誰なんだろうね?
感心しちゃうなー。」
「ん。かんしんする。
・・・ユキもかんしんする。」
「へ?なんで?」
「なんとなく・・・。」
「?顔赤いよ?熱あるの?」
「ないっ!ないったらないっ!!」
「・・・・・?」
「・・・・ユキってここわよりすきなものある?」
「・・・・うーん…まあ、あるって言えばある・・・・・みたいな。」
「なに?」
「・・・・内緒。」
「たべるもの?」
「食べる物・・・・・っていうか・・・・なんていうか…。」
「かおあかくなってる。」
「え?ほんと?あはは、なんでだろ……。」
「…へんなの。」
・・・・・・・・・・・へんなの。
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なんか長くない?
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