ポケモン小説wiki
ぬうやの部屋。 死神の詩1

/ぬうやの部屋。 死神の詩1

かいてるひと ぬうや

死神の詩 

 第一話 であう



くうきが あまい・・・


なんのにおいだろ・・・・・・・・・・?



藁のベッドに横たわっていた生き物が起き上がる。
白い鬣がさらさらと流れた。


わら・・・・の ベッド・・・・

  ここ   どこ?


生き物は 一歩、ベッドからおりた。
青い爪が乾いた音を響かせる。



だれのいえだろう

だれがわたしをここにつれてきたんだろう・・・


思考が追い付かない。
とりあえず、その生き物は家の中を歩き回った。

白い前髪が右目を覆い隠す。



「?」

生き物は立ち止まる。
左目の視線の先にあるのは、黄緑と緑のストライプ柄のマグカップ。
その中にあるのは暖かい液体。
「なんだろ・・・これ。のみもの?みたことないなあ・・・。」

そっと、液体の匂いを嗅ぐ。


あまい   におい。


これがあまいくうきのしょうたい?



「         あ 目、覚めた?」

「っっ!?」

後方からの突然の声。
生き物が慌てて振り向くと、そこには青い生き物が立っていた。

「いや、大丈夫だって。そんな慌てなくても。
 別に食べたりしないから。あはは。」
「・・・・・・?」
青い生き物はほがらかに笑った。

白い鬣の生き物は目を丸くして、青い生き物を見ていた。


わたしをこわがらない・・・・・・・・・?

わたしのむらの ポケモンじゃない・・・?


「?どうしたの?あ、ココアがほしいのかな。」
「・・・?ここわ?」
「ほら、そこのマグカップの中の。飲んだことない?」
「・・・ん。」
「そっか。おいしいよ?飲んでみる?」
「ん。」
「あはは、なんかそっけないなー。」

白い鬣の生き物は、台所に向かう青い生き物をただ見つめていた。

黒くしなやかな脚。長く伸びたしっぽ。紅く憂いを帯びた瞳。

・・・・・・・・・・だれだろぉー・・・?






━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
書き直しました。
・・・・あれ、キャラの名前出てないじゃん;;;

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • つづき、期待!面白そう!! -- 若様 ? 2009-03-27 (金) 16:45:53
  • このポケモンってルカリオ?それともリオル? -- 2009-03-27 (金) 18:10:42
  • ぎゃあああ!こんな小説にコメントありがとうございます! -- ぬうや ? 2009-03-31 (火) 17:16:19
お名前:

トップページ   編集 凍結 差分 バックアップ ファイル添付 複製 名前変更 再読み込み   新規作成 ページ一覧 ページ検索 最近更新されたページ   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2009-12-01 (火) 00:00:00
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.