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どうにもとまらない

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特殊プレイ(母乳、アナル)があります。一部公式設定をぶち壊しています。ご注意下さい。
執筆者文書き初心者



「もう我慢出来ないんじゃあっ!」
 俺はそう発狂すると、隣で寝そべっている妻、ニドクインの上へと思い切りのしかかりをする。当然の事ながら、妻は俺の重たい身体を感じれば安眠状態から徐々に目を覚ましていく。
「……ちょっと貴方、夜遅くに何を叫んで――っ」
 寝ぼけ口調である妻の言葉も聞かずに、俺は口を押しつけてやって喋れなくしてやる。無論、押しつけるだけでは無い。妻の閉じた口を抉じ開け、唾液をねっとり帯びた舌を妻の口内へと侵入させていく。
 妻はじたばたして必死に俺を引き離そうとするが、力は俺の方が上であるからそうする事は出来ない。おまけに両手で両肩を押さえ付けているから尚更だ。
 慌てふためいて抵抗する妻を可愛くも思いながらも、俺は舌を巧みに使って妻を陥れようとしていく。妻の拒む舌へと無理矢理にでも絡ませて、味わせるのだ。
 そうすれば、妻はキスには滅法弱いから次第に抵抗力は無くなってくる。それ故、俺は少しの力だけで妻を支配する事が可能となるのだ。
 片手をじわじわとずらしていき、俺達ニド系の特徴的である固めの鱗が無いとある部分へと手を置く。そして俺は欲望の赴くがままにそのある部分を揉んでやった。
「んん!」
 すると、妻は一瞬だけがくんと大きく身体をのけ反らせた。乳房を揉んだのが余程気持ち良かったらしい。それもそうだろう、ここ最近は互いに全く身体を重ね合わせてはいないのだ。
「お前も大分溜まっているんだな」
 俺は塞いでいた口を離すと、にやりと嫌らしげに笑ってやる。きっと今、俺は妻を支配してそうとう良い気分なのかもしれない。
「あぅ……」
 対する妻は言い返す言葉も見つけられないで、頬をかあっと紅く染め上げて恥じらう素振りをする。
「ますます弄り甲斐があるじゃねぇか」
 片方しか手を乳房に置いていなかったが、もう片方を移動させてきて両手でふくよかな双丘を包み込む。そして揉みしだいて、柔らかい感触を堪能する。
 やあっ、だめぇと妻は口では拒むが、甘ったるい声で喘いで抵抗する様子は見受けられない。それどころか、口元から歯止め無く涎を垂れ流すくらいに陶酔しきってしまっている。所詮、この世で性欲に勝る物は無いのだ。
 かく言う俺も、もう性欲を押さえ切れない。
 胸を揉むだけでは満足出来ずに、俺は爪で乳房にある突起を押してやる。それはもうとても固くなっていて、押しては戻り押しては戻りと弾力性抜群である。
「こりこりした乳首を苛められる気分はどうだ? 気持ち良いだろ?」
「そこ、あんまり弄っちゃっ、あぁっ……」
 妻が何て言おうが、もうどうにも止まらない。寧ろ、弄るなと言われたら余計に弄りたくなるのが心理な訳だ。
 俺は夢中になって爪で突起を押し付けたり、何度も弾いてやったりしていく。そうしていく内に、突起の先から白い液体が滲み出てくる。やがて液体は溢れて乳房を滴りお腹から下腹部へとどんどん流れてくる。
「ほらほらミルクが溢れてきてんぞ」
 妻は感度が良過ぎるし、体質的な面もあってか孕んでも産んでもいないのに母乳が出てしまう。だから妻曰く、胸は揉まれたくないそうだ。
 でも俺としては母乳は中々性欲をそそるものだ。それ故に自分が変態だと思い知らされるが、そんなのは百も承知である。対する妻も俺と同じく異質な性癖を持っている。
 俺は手を乳房に押し当てて、がしりと乳房を鷲掴みしてやる。母乳は忽ち突起の先から噴射していく。噴射した生暖かい母乳が手の平へと当たる。彼女の乳を搾って思う存分弄んでやるのだ。
「まるでミルタンクだな、お前は」
「そう言う貴方も、私のおっぱいが好きよね」
「いいや違う。俺はお前の身体全部が好きだけど?」
「……っもう。貴方ったらへんたい――っあ」
「お前だって、もうこんなに濡らして変態だろ」
 片方の手だけ妻の熟れた秘部に置いては、ぐちゅぐちゃと卑猥な音を響かせてまさぐる。妻を焦らす為にも胸だけしか触っていなかったと言うのに、こんなに濡れてしまっていては余り意味が無い。もういっその事、こちらも楽しませて貰おう。
「ほらほらほらぁ!」
「いやあっ! そこはっ!」
 秘部に触れている手を小刻みに震わせて、妻の身体で地震を起こす。それだけでは地震を使う労力が無駄になってしまうから、秘部にある出っ張りを集中的に振動させていく。その出っ張りは牝にとって一番の気持ちが良い所だ。
「ぁあんっ……だめえっ!」
 秘部からは滞りなくべたついた愛液が溢れてくる。しかもその愛液からは淫猥な匂いを放ち、俺の嗅覚をつんと刺激した。臭い、臭過ぎる、でもそれが俺の性欲を更に駆り立てるのだ。
 その証拠に血管が浮き出てしまうくらいに膨れ上がった俺の肉棒。その中身には性欲が詰まっていると言っても過言ではない。直ぐにでも発散させても構いはしないが、先に妻を絶頂へと至らせるのが夫である俺の務めだ。
「えっちなミルクを飲んでやるよ」
 そう言って俺は妻の乳房へ顔を沈める。妻が身構える前に、勃起した突起物を捉え、ちゅうちゅうと吸っていく。あたかも赤子に戻った様な感覚だ。
「ミルクのんじゃっあっ」
 吸えば吸うほど出てくる生暖かい母乳。母乳はぽっぺが落ちるくらいに美味しくは無いが、滋養強壮になると考えれば特に気にならない。
「あっ……ぁああっ」
 攻撃を続けていくと、妻の嬌声が段々と大きくなっていく。絶頂を迎えるまでそろそろだろう。そう思った矢先に、
「ぁあああっ……」
 妻は見事に絶頂を迎え、潮吹きをする。大量の愛液が噴射し、俺の手を濡らしては地面すらも濡らす。地面の一部分が水浸しなるのだから、よっぽど気持ちが良かったのだと窺える。
 口をあんぐりと開けて、ぜえぜえと肩で息をしている妻。眼も澱んでいて朦朧としている様子である。流石にこの状態で合体なんかしたらまずい事になるだろう。少し休憩すべきか。
 でもこの張り詰めた肉棒の切迫を解きたいのが現状である。もう頭の中は射精感で一杯だ。
 だしたい、もうがまんできない。じゃあだすしかない。
 俺は中腰になって妻のお腹の辺りへと身体をずらしていく。なるべく呼吸が苦しくならない為に、体重をあまり掛けないで妻のお腹へと乗る。その後にがちがち硬くなった肉棒を妻の双丘の間に置いてやる。俺が両手を使い、双丘を肉棒へと寄せると忽ち柔らかな感触に包まれる。これは射精を促してくれるのだ。
 俺は腰を使って、胸に挟まれた肉棒を動かしていく。それだけで肉棒を扱かれているのも同然で、ちゃんと快感が伝わってくる。妻みたいなふくよかな胸があるポケモンで出来る行為である。
「かなり具合がいいな、こりゃあ」
 気持ちが良過ぎる。
 俺は夢中になって妻の胸の中で肉棒を動かし続ける。
 性的な行為をするのが久々な面もあってか、俺の中はもう快感で満たされていた。いつもより早いが、そろそろ俺の肉棒は最高潮に達するであろう。
「いく……ぁああっ」
 俺は彼女の胸に勢いよく精液をぶちまける。自分でも驚くくらい凄まじい量の精液が出てきた。それも本当に我慢していたんだな、って分かるくらいだ。
 べっとりと彼女の胸に付いた精液は容易く落ちそうにもない。水洗いしない限り取れないだろう。
「はぁ……ふぅ……」
 たった一度射精をしただけで早くも息が切れる。お楽しみはこれからなのに。認めたくはないのだが、もう俺自身、歳なのかもしれない。
 でもこっちは歳に似合わずまだまだいけるんだよなあ。
 射精したのにも関わらず、がちがちに硬い俺の肉棒。どうやらまだまだ暴れ足りないらしい。俺は肉棒を胸から離し、
「ほら、本番はこれからだ、これから」
 そう言って、妻を揺さぶる。それに気付いて妻は眼をぱちりぱちりと瞬く。まるで混乱から覚めたみたいだった。
 妻は自分の胸に付いた精液を見るなり、俺に叱った。
「ああもうっ、こんなにだして」
 あとで洗うの大変なんだから、と言いつつも、精液を手に取っては舐める。それも美味しそうにだ。
「……やっぱ変態――」「なんか言った?」
「いや、別に」
 俺も変態だけどやっぱり妻も変態だ。これから先の事を考えると特に。
 精液を一通り舐め終わると妻は俺に言う。
「もう準備は万端だから」
 それを聞くと俺は思わず嘲笑してしまう。俺の態度を見て妻は疑問に思ってか、
「なにか可笑しいの?」
「あんなに最初は拒んでいたくせにって思ってさ」
 俺の言葉に妻は動揺するが、誤魔化すように言う。
「身体がもう熱くて仕方がないの。それにこんな風にしたのも貴方の所為なんだから」
「はいはい、分かってますよ」
 俺は牡だからちゃんと責任は持つよ。それにお前の為なら何だってするよ。
 俺は腰を使って肉棒の位置をずらしていく。狙いを定めるのは言うまでもなく、妻の熟れきった蜜壺である。そこに肉棒を宛行う。
 精液で汚れた肉棒。愛液が漏れる蜜壺。
 両者共に飢えている。お互いの性器を。合体を望んでいるのだ。
「それっ!」
 俺は一気に腰を沈める。
「ぁあっ!」
 すると肉棒は忽ち熱いものに包まれた。そしてそれは蠢いて快感をもたらす。肉棒から伝わる快感が身体全体へと駆け巡っていくのだ。
 この感覚が堪らない。
 俺は直ぐ様、腰を動かしてピストン運動を行う。肉棒が出たり入ったり出たり入ったりを繰り返す。その度々に快感を感じて気分が良くなる。
「あっ……ぃいっ」
 妻も俺が与える刺激によって気持ち良さそうにしている。俺が突く度に妻は悦を含んだ嬌声を発する。加えて口元からはだらしなく涎を垂らす。
 ふたりの身体は熱く、もう汗だくになっている。洞窟内の温度はみるみるの内に上昇しているに違いない。それに洞窟内は妻と俺の営みの所為で、特異臭が漂う。それはもう、何の臭いなのか分からないくらいに。汗からなのか、それとも愛液からなのか、はたまた精液からかのか。寧ろ全てが合わさった臭いなのか。
 ピストン運動の最中に、妻が眼で俺に訴えてくる。いつもの奴をお願い、って。
 分かった、俺は快く首をこくりと縦に振る。
 それにしても妻はこれが好きだよなあ、と思いつつも行動に移す。腰を動かしながらも、自分の尻尾を自在に操る。くいっと尻尾を曲げて、先端を妻の菊門へと向けてやる。そして、ずぶりと一突き。
「ぁああっ!」
 妻は耳に残りそうなくらい甲高い声を上げて、快感を噛み締める。更には笑みを浮かべてご満悦。
 俺は菊門に埋もれた尻尾を取り出しては、また菊門に埋めていく。こちらも肉棒同様にピストン運動をして妻を喜ばせるのだ。
 これが妻の好きな二穴挿入である。これだから俺も異質だが、妻も異様だと認めざるを得ないのだ。
 ま、お互い似た物同士だから惹かれあったのかもな。
 妻と身体を重ねる毎にそう思う。俺と妻が変態だったから、こんなに夫婦円満でいられるのだと。

 妻は時々苦々しく口にする。やっぱり子供欲しかったよね、と。それを聞く度に俺は胸が締め付けられる。妻の身体では子供を授かる事は出来ないからだ。
 でもよ、俺は子供なんかいらない。子供なんかいたら、こんな事は出来ないしさ。それに俺は、
 お前だけに精一杯の愛情を注ぐから。
 子供がいたら愛情が偏っちまう。不器用な俺には万遍無くなんて無理だ。
 こうしてずっとふたり寄り添っていこう。

 そろそろ身体が悲鳴を上げようとしている。溜まりに溜まった快感で肉棒がはち切れそうだ。対する妻もそろそろ限界であろう。
「いくぜっ……」
 俺は悪足掻きと言わんばかりに腰を速く振る。先程よりも素早く肉棒が妻の膣奥を刺激する。肉棒だけでなく尻尾の方も素早くしてやる。
「っぁぁあああ!」
 俺の悪足掻きに耐え切れず妻は身体をがくんと大きく揺らす。俺より一足お先に絶頂を迎えた。
「ぐっ!」
 少し遅れて俺も絶頂を迎えた。これまでとは明らかに違う快感が襲ってくる。
 肉棒は堪らず精液を吐き出した。対して蜜壺は堪らず愛液を噴出する。
 精液が蜜壺に注がれていく。蜜壺内を精液が隅々まで満たしていくのだ。それも溢れるくらいまで。
 愛液は俺の下腹部を湿らせる。そして鼻につく芳しい淫臭を放つ。
「はぁはあ」
 激しい運動後で息が絶え絶えであった。肩で呼吸して必死に酸素を取り入れる。それは妻も同じ事――。
「流石にもう終わり、じゃないよね?」
 ではなかった。俺は妻にしっかりと掴まれてしまう。そのまま下から体重を掛けられて、ごろんと身体を仰向けにされる。
 俺は妻に馬乗りにされ、終いには逃げられない様にがっちりと腕を押さえつけられる。
「なあ、もう腰が動かな――」「安心して、私が動いてあげる」
 そうすれば大丈夫でしょ、と妻は言う。そして俺に有無を言わせないで腰を動かして二回戦を始めた。
 まさかこうなるとは。
 俺が妻を襲っていたのに、今度は妻に襲われている。
 おまけにしっかりと反応してまだまだ疲れを見せない俺の肉棒。身体は見せているのに。
 もうどうにもとまらない。


後書き
今晩のオカズ目当てでやりました。後悔はしていないです。
ニド夫妻より勝るお熱い夫婦はいないと思います、きっと。


4月5日追加分

無事に仮面小説大会も閉幕。皆様お疲れ様でした。
大会に関しては自分は不参加です。
この作品はもともと第一回仮面オカズ大会(仮)に投稿するための作品でした。
ですので、wikiや板に投下しても執筆者を隠すことにしました。(リンクとか作者ページには密かに記載はしましたが)仮面大会を閉幕したのを機に記載させて頂きました。
ちなみに題名は同名の楽曲から。この作品はその曲を聴いていたら浮かんできたのでw



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Last-modified: 2010-04-05 (月) 00:00:00
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