作者:星の渡り手
タイトル:「貴方に選ばれたから……」より
どうしてこうなった……
!attention!
本作品は、作者の稚拙な性的表現が使われております。
お読みの際、嫌いな方や苦手な方、こんな表現じゃ見てられないという方は回れ右を。
では、どうぞ。
「ん、あぁ……」
夜。雨が降り流れが早くなった川のそばで影が動く。
その動きは激しく遠慮というものがない。
雨や川の音がの消しきれない音があたりに響く。
それはひどく水っぽい音だった。
「くっ……ちいせぇクセして上玉だな!!」
「んぁぁあああ!! んぅ……はぁ、はぁ……」
影のうちの一つ、グラエナは自身の分身を小さな牝の穴に潜り込ませている。
それを受ける牝……アブソルは苦しそうに息を荒げていた。
「どうし、て……こんなぁあ……ことぉ……ん」
まだ成長しっきっておらず、グラエナを受けるには体が小さいアブソルはなぜ自分の様なものを狙うのか、と問うた。
群れで居るところをこのグラエナとその仲間にアブソルは襲われたのだ。
他のみんなは成長しきっており素早く逃げ、遅れた自分をこのグラエナだけが襲ってきたのだ。他のグラエナは向こうを追っていった。それが普通だろう。
グラエナは少し腰を止めるとこう言った。
「…………。ふん、あいつらと違って俺は初物が好きなんだよ。ただの牝好きってわけじゃねえ」
「は……ん、初……物?」
その言葉の意味をまだ幼きアブソルは理解できなかったらしい。
そんなアブソルを見てグラエナは不思議に思った。悪タイプ、というポケモンは総じて手が早く耳年増であったりするのだがこのアブソルは違うらしい。
まぁ、だからなんだということなのだが。
そんな心情を表すかのように、またグラエナの腰が無慈悲にも動き出す。
「んくっ……あぁああ!!」
アブソルの悲鳴ともとれる喘ぎ声があたりに響く。小規模ながらも一度イったようだ。
そして暫く。グラエナも限界が近づいてきていた。
「っく、出るぞ!!」
「……!? や、ダメ!!」
本能的な恐怖からか。アブソルはこれまでにないほどの悲鳴をあげる。
だがしかし、救いの手などなかった。
ドクリ、と。
それはアブソルの中で脈動した。そしてそれは性の奔流を幼き体の中に生み出した。
刹那、アブソルの体が跳ねる。
「あ、ああああぁぁぁああぁあぁああ!!!! なにこれぇええ!!」
「ぐ、おぉおおぉおお……凄い締まりだ……!!」
グラエナも雄叫びをあげる。それほどまでにアブソルのそこは具合が良かったのだろうか。
たっぷりと時間をかけて性を吐き出したグラエナはその性によって既に孕んだかのようなアブソルから離れた。抜いた穴からは滝のように精液が流れる。そしてアブソルの体が崩れ落ちた。
「あ……あぁ、あ……」
「おっと……やりすぎちまったか?」
などとグラエナは
「なんて、日もあったはずなんだがな……っくぉお!!」
「何を、言ってるの? んあっ……相変わらず出しすぎ! ……んっ!!」
夜。最近の寝床にしていたあなぐらで2匹の獣は互いの体を貪りあっていた。
その色は、白。黒。灰色もか。だが、そのいたるところが白でぬられている。
寝転ぶはグラエナ。跨がりしはアブソル。
いつかとは構図の逆転した図がそこには出来上がっていた。変わらないのは、アブソルのその胎がグラエナの精によって膨らまさせられている事ぐらいだろうか。
グラエナが射精しているのにも構わずアブソルは腰を振り続ける。
まるで一滴残らず搾取しようかという勢いだ。と、そこに慌ててグラエナが待ったをかける。
「……って、待て。今日はここまでだ」
「え~……まだ良いでしょ? ……硬いし」
「良くない! 明日の体力が持たない!!」
必死に、止める。
……どこがとは言わないがまだ硬いのは事実ではあったが、それは極上の中にいるからであってもう元気はなかった。
だがそれにも構わずアブソルは腰を揺さぶる。グラエナの顔面は最早蒼白だ。
「え~、ケチ」
「ケチじゃない」
「ケチだよぉ……」
「ケチじゃない、というか止めろ!」
無意味な問答を繰り返すのももう、いつもの事。
そして、アブソルがグラエナに……グレイに最後にこう言うのも最早いつもの事だ。
「じゃあ、グレイ! ラスト1ッ発!」
「もう終わりだって! ホワイト!! ……グッ!!」
「あ、んぅ。出てる……ぐれいぃ……」
そう……アブソルのホワイトにグレイが力押しされて負けるのもいつもの事となってしまった。
こうして二匹は気持ちよく(片や疲れ果てて)眠りに就いた。
今日はここまで。
もう一個の作品も書かないとだけど一度寝よう……
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