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たった一つの行路 №079

/たった一つの行路 №079

 ―――『ロケット団』。
 ……かつて、カントー、ジョウト地方を荒らしたポケモンを利用して世界征服を目論んだ悪の組織である。
 しかし、ロケット団は数人の子供たちの手によって壊滅することとなった。
 それから2年の月日が流れた。
 悪い企みをする輩が後を絶たないが、ロケット団という巨悪が滅んだことにより、この世界に平穏な日々が訪れていたのであった。



 1

 ここはとある部屋の一室。
 部屋の色合いからして女の子の部屋だと考えることが出来る。
 そして、そこで寝ている者がいた。

「んっ!う~ん……」

 カーテンの隙間から光が入り、その光が少女の目を照らした。
 それで彼女は目を覚ましたようだ。 
 目を擦り、そのままの格好で腕を伸ばし、体を伸ばす。
 そんなことをしている少女こそ、このジムのジムリーダー、自称『世界の美少女』と呼ぶカスミだった。

「ふわぁ……っ!!??」

 欠伸をしてから、異変に気がついた。
 自分の体に何かがまとわりついていることに今気づいたからだ。

「(……何……?)」

 恐る恐るベッドをめくっていくとそこにいたのはカスミの体(おへそ辺り)に顔を寄せている少年の姿があった。
 まぁ、感のいい人はその少年が誰だかは察しがつくであろう。

「なーんだ……サトシか……」
「うーん……?あ、カスミ……?」

 どうやら、カスミの問いかけでサトシも目が覚めたらしい。

「おはよう……カスミ……」
「今日もいい天気ね……でも私もうちょっと寝るわ……」
「うん……おれも……ね……む……い……」

 サトシはそのまま眠りにつき、カスミもサトシだったことに安心して、再び眠りにつこうと思った。けど、次の瞬間……

「……って、あんた何やってんのよーーーー!!!!」

 カスミのハイパーボイスが炸裂した。いや……ハイパーで済めばよいだろう。マスターとか、ウルトラとか、スペシャルとか、それ級の威力はあっただろう。
 カスミの一言でサトシは部屋を吹っ飛ばされた。
 もちろんその一言はハナダジムに響き渡った。
 いや、ハナダシティ全域といってもいいかもしれない大きさであったのである。



 たった一つの行路 №079



「イタタタタ…………」

 頭をさすりながらノロノロとサトシは歩いていた。
 先を歩くのはしっかりと着替えたカスミであった。
 カスミの服装は黄色のホットパンツに水玉に白のブラウス。髪はおろしていた。
 ちなみに一応サトシも着替えている。簡単に言えば、アニメでシンオウ地方を旅している服装だ。

「信じられないわよ!!何で私のベッドで寝てるのよ!!」
「そうだな……トイレに行って……そのあと部屋を間違えたんだと思う……」

 サトシのくせに、冷静な分析をする。
 いつもはかなりケンカ早いはずなのに今回は自分の非を認めた。

「まったく……今回は姉さんたちが旅行に行っているからいいものの……。ところで今日はサトシ……どうする気なの?」
「え?」
「え?じゃないでしょ」
「どうしようか……?」
「逆に聞かないでよ……もう」

 カスミはため息をつく。

「じゃあ、久し振りにバトルしないか!?」
「!!そうね……それでもいいわね」
「でも、その前に飯にしようぜ!!腹減った!!」
「分かったわ!私が腕によりをかけて作ってあげる!!」
「え゛」

 カスミの一言にサトシは顔を歪める。

「カスミ……それ本気で言っているのか?」
「あら?私の料理が食べられないと言うの?」

 カスミは怒ってはいない。むしろ笑顔だ。サトシはその笑顔が余計怖いのだ。

「お、俺は外で食べてくるから……」
「遠慮しないでよ!!」

 結局サトシはカスミから逃げられず、リビングに向かうことになる。



「……あれっ?」

 カスミの作った物を見てサトシは目を丸くした。

「これ本当にカスミが作ったのか?」
「失礼ね!!ちゃんと私が作ったものよ!!」

 サトシの言うのも無理はない。
 昔、タケシが風邪で倒れてカスミが作った料理というのは、この世のものとは思えぬ味をする料理と呼ばれぬ、猟痢と呼ばれる凶器だった。
 並大抵の人では食することは出来なかった。
 実際、そのモノを食べることが出来たのは、捨ててあったものを拾って食べたロケット団のムサシだけである。

「いや、見るからに普通の朝飯だからさ」

 しかし、これが料理とは呼ばないかもしれない。
 なぜなら、サトシの目の前に置かれていた食べ物とは、パンが2斤、少し形が崩れたりんごが少々、モーモーミルクにカスミが作った目玉焼きだった。
 つまり、普通にやれば、味付けも何もしない普通の食べ物だった。
 と、サトシが目玉焼きを口の中に運んだ。

「うん……目玉焼きだ……」
「どう?私も料理が出来るようになったのよ!」

 朝飯を食べ終えて、サトシとカスミはプールのバトルフィールドにやってきた。
 ハナダジムはプールを使ったフィールドだと言うことはご存知であろう。

「使用ポケモンは2体で行くわよ?」
「いいぜ!それにしても久し振りだなぁ……」
「そうね……私たちがここで戦うのはあんたが初心者としてここでジム戦をやって以来だからね」
「それだけじゃないさ。ハナダジムに来るのも2年振りだしさ」
「数日前までシンオウに挑戦に行ってたんだものね」
「んじゃ、行くぜ!!エイパム!!」

 元気よく飛び出したのは、尻尾を第三の手として器用に使うことが出来るエイパムだ。

「エイパム?もしかしてサトシ……シンオウ地方に行くときにメンバーを変えた?」
「ああ!!また、新たな気持ちで旅をするためにメンバーを代えたんだ。その一匹がこいつさ」
「じゃあ、私はマーイステディ!!」

 カスミが繰り出したのはスターミーだった。

「スターミー!!『水の波動』!!」
「エイパム!!『スピードスター』をしながら接近だ!!」

 水で出来た波動をエイパムの尻尾から繰り出す無数の星でいとも簡単に防いだ。
 だけど、それだけではない。すでにエイパムの攻撃範囲に入ったのだ。

「(速いわ!?)」
「叩きつける!!」

 尻尾で器用に攻撃を加えて、壁へ吹っ飛ばした。

「スターミー!?……『自己再生』よ!!」
「そうはさせないぜ!!」
「えっ!?」

 スターミーは回復をしなかった。いや出来なかった。
 出来なかったため、そのまま、自分の判断でスターミーは水鉄砲をエイパムに繰り出す。
 エイパムはその攻撃をかわせなかったが、体勢を立て直してうまく地面に着地した。

「『挑発』ね」
「そういうことさ!エイパム!!」
「迎え撃って!!」

 接近して気合パンチを撃つ態勢に入るエイパムとハイドロポンプで迎撃に入るスターミー。
 強力な水流をいとも簡単にかわしてエイパムは接近。そのまま一撃を叩き込んでスターミーを気絶させた。

「サトシ……やるじゃない!!やっぱり、シンオウリーグ優勝は嘘じゃなかったみたいね」
「嘘じゃないって……信じてなかったのかよ」
「別に信じていないわけじゃないわよ!……じゃあ、次はこの子よ!!」

 カスミが次に繰り出したのは、水攻撃に定評のある変えるポケモン、ニョロトノだった。

「じゃあ俺はこのまま……え?ピカチュウ?」

 ここでピカチュウが前に出てきた。

「ピカチュウ……お前がやりたいのか?でも、ごめんなピカチュウ。ここはエイパムに任せてくれ」

 ピカチュウは残念そうだ。

「カスミ!エイパムが続いて相手になるぜ!!」
「それじゃ、遠慮なく行くわよ!!『往復ビンタ』!!」
「それならこっちも『往復ビンタ』だ!!」
 
 ビンタが炸裂!!……とはいかなかった。
 互いのビンタで両手を握って組み合った状態になったのだ。

「ニョロトノ!!そこから『水鉄砲』!!」
「エイパム!投げ飛ばせ!!」

 ニョロトノの攻撃が入る瞬間、エイパムは第三の手……尻尾でニョロトノ頭を掴んで投げ飛ばしたのだ。
 水鉄砲は見事に外して攻撃が決まらなかった。

「エイパム!!そこだ!!」

 間髪をいれず、気合パンチが炸裂して、ニョロトノは倒れた。

「……負けちゃった……」
「よし!勝ったぜ!」
「ピッカ!ピカチュウ!!」

 サトシとピカチュウは喜んだ。

「まさか……エイパムの一撃があんなに凄かったなんてね……」

 サトシはバトルに参加していたエイパムを撫でてやった。と思ったら、エイパムがサトシの帽子を奪って逃走を始めていた。
 エイパムの逃げるスピードにサトシも手を焼いていた。

「(サトシ……どんどん強くなっているのね……)」

 サトシの横顔を見ながら、カスミはうっとりとした。

「ん?」

 エイパムを捕まえたところでその視線に気づいたようだ。サトシはカスミを見た。

「カスミ……?」
「なっ、何よ!?」
「俺の顔に何かついているか?」
「…………」

 サトシはいつまで経っても鈍感だった。

「それにしてもさ……今どうしていると思う?」

 サトシはエイパムを戻しながら、カスミに問いかけた。

「誰が?」
「2年前にロケット団と一緒に戦った仲間たちさ!俺も強くなったし、今度はみんなとバトルしたいなって思ったんだ」
「そうねぇ……。私は分からないわよ……。本当にみんなどこに行ったのかな?」



 2

「本当!?それ本当ですか!?」
“ああ、間違いないよ。その青いバンダナの少年なら俺の貸している小屋で休んでいるぞ?”
「ありがとう!!」

 ポケモンリーグ公認キャップに白いノースリーブ、そしてスパッツを穿いて活発感が全面に出ている少女。
 その少女、ライトは青いバンダナの少年を探していた。

「エース!!ついに見つけたわよ!!」

 とある街の人に聞いてみて、その小屋の前にまで来た。
 ライトにためらいなんてなかった。
 思い切ってドアを開ける。そこにはパンを頬張っている青いバンダナの少年の姿があった。

「……ライト?」
「エース!!」

 目を潤ませて、ライトはエースに飛びつく。

「どうして……?どうして急にいなくなったりしたの!?」
「…………」
「どうして……?」
「…………」
「答えてよ……」

 『はぁ……』と息をついて、エースは食べていたパンを捨てた。

「それはな……ライト……」
「うん……」
「お前が嫌いだからさ……」
「えっ……?」

 予想もしなかった言葉にライトは息を呑んだ。

「そして、邪魔なんだ……計画のな……」
「エース……?何を言っているの……?」
「これ以上邪魔をするなら……消えてもらう……バクフーン!!」

 エースはパートナーとも言えるバクフーンを出して、ライトに照準を合わせるように命令した。

「や……やめてよ……エース……冗談でしょ……?」
「やれっ!!『オーバーヒート』!!!!」
「エースッ!!」



「やめて!!」

 ライトは息を切らして飛び起きた。
 額には汗を滲ませていた。

「ゆ……夢……?冗談でしょ……あんな酷い夢を見るなんて……」

 エースと一緒にトキワシティでロケット団と戦ってから2年。
 彼女はエースに一度も会えていなかった。
 エースに関する情報も全くない。
 手がかりもなくこの2年間、シンオウ、ナナシマなど、今まで行ったことのない地方も含めて全て探したつもりだった。

「これって……何かの前触れなの……?」

 不安になるライト。エースのことを思うと、体の震えが止まらなかった。
 でも、その震えにお構いなく立ち上がって、自分自身に言い聞かせる。
 一刻も早く……エースを見つけ出す!!と。



 彼女はポケモンセンターを飛び出して、町でエースの写真を見て回った。すると、情報をすぐにキャッチした。

“そいつか?そういえば、町外れの小屋で休んでいたなぁ”
「え!?本当ですか!?」
“本当だよ……”

 ようやく、エースの手がかりを見つけたのだ。

“誰も住んでいない小屋だから、誰も気にとめなかったのだろうな。僕は気になったから、行って見たんだけど、その写真の少年がいたんだよ。……あれ?”

 すると、青年と30mくらい離れたところにいた。

「お兄さん……ありがとう!!」

 ライトはお礼を告げると、一目散に例の小屋へと走って行った。

「(エース……ついに……ついに会えるのね……?)

 持てる力の全てを走ることに集中して、駆け出していった。
 そして、ついにその小屋が目に写るところまで来た。そして、何のためらいもなく、そのドアを開いた。

「エース!!見つけたわ!!…………よ?」

 ズバキッ!!ズサァーーー!!ドガッ!!

 しかし、次の瞬間、ライトが見たのは、吹っ飛ばされて小屋を突き抜けるバクフーンとエースの姿だった。

「えっ!?どういうこと……?エース!?」

 慌ててエースに駆け寄った。そして、エースの顔をしっかりと確認してから初めてライトはその相手を確認した。

「何よ!!あなたたち!!」

 エースの前に立っていたのは、ライトよりも年下に見える3人の子供たちだった。大体、13~14歳あたりだろう。
 ライトが彼らを確認したときには、エースと戦ったときのポケモンを引っ込めていた。

「あのねーちゃんは何だ?」

 スポーツ刈りのやや太った少年が隣にいた三つ編みの少女に聞いた。

「あの人は……分からないわ……。誰でしょう……?」
「あの人は関係ないよ。任務が終えたから撤収しよう」
「ああ、そうだな」

 西洋風のカウボーイが被っているような帽子、テンガロンハットを被って茶色の大き目のコートを来た者が言うと、スポーツ狩りの少年は相槌を打った。
 そのスポーツ狩りの少年がエースに近づいていった。
 ライトはエースの前に立った。

「エースをどうする気!?」
「どうする気だと?連れて帰るんだよ!」
「連れて帰る……ですって?」
「あの人は私たちの作戦に重要な人らしいんです。あなたがエースさんとどんな知り合いかわからないけど、邪魔しないで欲しいな」
「プレス君、ミナノちゃん……余計なことは喋らないほうがいいんだよ」
「わかったよ」 「ええ」

 スポーツ狩りの少年のプレスと三つ編みの少女のミナノはテンガロンハットを被った奴の言葉を聞いて口を閉じた。
 見る限り、テンガロンハットを被った奴がリーダーであるようだ。

「エースを連れて行かせないわ!!ゴルダック!!」
「邪魔をする気なら、私が相手になります」
「えっ!?」

 三つ編みのミナノがボールを両手から出したと思うと、何かが飛び出してゴルダックとライトを襲った。

「ぐっ……なっ……何が起きたの……?」

 結果、その何かの攻撃によってゴルダックは一撃でダウン、ライトは跳ね飛ばされて仰向けの状態で滑っていき、背中から木に激突した。

「うん。あの人の相手はミナノちゃんに任せて、プレス君はボクと一緒に行こう」
「分かった」
「任せて!」

 プレスがエースのバクフーンをボールに戻してから完全に気絶したエースを担いで、テンガロンハットの奴と一緒に森の奥へと消えてしまった。

「エース!!」

 ライトはよろよろとしながらも立ち上がった

「やっと……やっと……やっとエースに会えたと思ったのに……邪魔しないでよ!!」
「残念ですけど、こちらもそうは言っていられないの。でも、あなたがそういうなら私にバトルで勝ってください」
「こんなところで諦めるくらいの覚悟なら、2年もエースを探したりなんてしないわ!!望むところよ!!ゴローニャ!!」

 ライトはゴローニャ。

「私はこの子で……えっ?キャッ!!」
「え?」

 ライトは唖然とした。ミナノはボールを投げようとする瞬間、何故か転んだのだ。
 一体どうやったら転ぶのか?
 とりあえず、転んだことでボールが散乱してしまった。

「……大丈夫?」
「あ……気遣いありがとう……でも、あなた……隙だらけよ!」
「!!」

 そう。彼女は転びながらもしっかりとポケモンを繰り出していた。
 その強力な攻撃はゴローニャの岩をあっさりと切り崩していった。凄まじい攻撃である。
 そして、強力な角を突き出してゴローニャへと突進していった。

「まずい……『大爆発』……」
「遅いわよ」

 角から発せられる強力なエネルギーでゴローニャは弾け飛んだ。
 完全に戦闘不能だった。

「(今のはメガホーン!?違う……角からエネルギーを飛ばしているから全く違う技だわ)くっ!ブーピッグ!!」

 即座にポケモンを入れ替えるライト。

「相性で来ましたね。でも、相性がいいのはこちらも同じです」

 ミナノのポケモンはヘラクロスである。ゴローニャとの戦いで全く傷も追っていないし、息さえも乱していなかった。

「『サイコキネシス』よ!!」

 ブーピッグがヘラクロスを捕らえた。空へと浮かばせる。

「そのまま叩きつけて!!」

 地面へと落下させようといする。

「そんなことさせないわよ」

 ミナノは両手でボールを構えていた。

「しまった……これは!?」

 そう。最初のゴルダックのときと同じパターンだった。何かが飛んで来て、ブーピッグに突撃していった。
 さらにそれだけではない。その衝撃はライトをも巻き込んだ。

「うっ……」

 サイコキネシスが解けて、ヘラクロスは着地した。
 ライトを襲ったその衝撃を起こした主はミナノのボールの中に納まっていった。
 ブーピッグは気を失っていて戦える状態じゃなかった。
 うつ伏せ状態からライトは立ち上がろうとするが、ヘラクロスの角がライトの背中を押さえつけた。

「これが私とあなたの力の差です。残念ながら、私に勝つことは出来ません」
「そんなこと……」
「あの程度の攻撃をよけられない……そして、実力の3割しか出していない私には勝てません」
「……!」
「動くなら、角であなたを攻撃します」
「そんな脅しが……私に通用すると思ってるの……?恋する乙女は……無敵なのよ!!」

 ズシッ!!

 抵抗したライトは角の一撃を受けて気を失いかけた。

「二度と、エースさんには近づかないでくださいね。これはあなたのためでもあるのですよ」

 地に這いつくばってライトは、手を伸ばして、ミナノの足を掴もうとする。でも、出来なかった。
 ライトは完全に気を失ってしまった。



 森の中に日の光が差し込む。
 その光は、彼女を照らしていた。
 彼女は息はあるが動かない。
 
 ピリリ……ピリリ……

 次の瞬間、ライトのポケナビがなった。しかし、ライトは気づかない。
 そのためポケギアの留守電の機能が作動した。

“ライトちゃん!!久し振り!!俺!俺!トキオさ!!実はエースに関する情報を掴んだんだ!!コレを聞いたらマングウタウンまで来てくれ!”



 第二幕 Dimensions Over Chaos
 誘拐事件 終わり


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Last-modified: 2015-03-25 (水) 20:58:36
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