現在進行中の話が少々詰み気味なので気分転換に書いた。反省はしていない。
草が生えまくっているがこれも反省はしていない。
by705
「俺はA県H市から引越してきたサンダースだじゃ*1。トレーナーからは『サルド』と呼ばれてるたって*2この学年にはサンダースという種族居ないすけ*3、サンダースと呼んでけんだ*4」
転校生が来るとは聞いていた。塚、今朝知った。しかしこの転校生、だじゃ? けんだ? 何言ってんだかよく分からん。いや、よくというかさっぱりだ。
「なあヨーギラス」
今後ろから話し掛けて来たのはオコリザルだ。俺らにも一応名前はあるが、あまりにもだっせーし、幸い同じ種族が居ないからノーマルの名前で通ってる。
「んあ?」
「あいつの言ったこと理解出来たか?」
「ニュアンス的にはなんとなく分かったが聞きづら杉。だじゃって何だじゃ?」
「方言だろうよ。田舎の臭いがプンプンするぜwww」
「うし! 後でちょいっとシメてみるかwww」
「『ずびばぜんです、ばぶう』とか言うかもなwww」
「おまwwwそれちげえwww」
「オイそこ、静かにしろ」
うっせえよ先公。上面だけエラソーにしてんじゃねーよカス。
――放課後。
本当は授業前にシメても良かったけど。あの先公に聞かれるのが七面倒くせーからな。因みに面子は俺とオコリザルとその他諸々。説明がめんどいのと作者の都合で省略する。
「オイ、お前」
「……ん?」
「オメーだよそこの黄色いの」
なんだコイツ。新参の癖してシカトか。良い度胸してんじゃん。
「おめえ達何だじゃ?」
「……プッwww『だじゃ』www
ちょっと裏まで顔貸せや」
「え? な何で……」
「いいから体育館裏来いやチンカス!」
あー、初日っから胸糞悪い。いきなり半殺しにすっかな。
「他の連中ビビってるぜwww」
何だ。ちょっとDOSの効いた声上げただけでこれか。ヒヨッコ共め。
「オイ、オメーちゃんとあるけや身障*5」
「俺は身障じゃn」
「意味も知らずに使うなや! 身障じゃねえなら歩けや糞!」
うはwwwもう涙目だコイツwwwキメエwww とかそうこうしているうちに体育館裏に着いた。
「オイ、さっきの自己紹介は何だ?」
「何だって何が……」
「あ?」
すっかり怯えてやがる。コイツもヒヨッコ同然かや。
「何だ、んだとかだじゃとか。何喋ってっか分かんねーなあ」
「……いや、普通に喋っt」
「日本語を話せや阿呆!」
一発叩いてみる。久々に手応え有り。これは楽しめそうだ。
「痛い……」
「痛くない拳なんて聞いたことありませんwww」
「どら、明確に痛くしてやるかwwwうらっ!」
言葉遣いが気に入らない。行動が目障り。ボコる理由はこれで十分。
「そおい!」
いやー、一度やってみたかった背負い投げ。華麗に決まった。俺カコヨクね?www
「クロスチョップ見舞ってやらあ!」
「ちょまwwwそれは止めれwww」
「お?」
「初日っから骨折させたらつまんねーwww こーゆーのは後のお楽しみに取っとくもんだwww」
「それも創価。じゃあけたぐりだwww」
ガッシボッカ。彼はリンチに遭った。サダース(笑)
「こうして、1時間の年月が経った」
「何物語るみたいに言ってんだよwwwしかも年月ちげえwww」
「オイ、そこの黄色いの。チクんなよ。殺すぞ」
「死にたいならチクっても構わんがなwwwwwwっうぇwwwwww」
ま、大概脅し掛けときゃ大丈夫なんだこーゆー奴は。しかし新年度早々にサンドバッグを叩けるとは思わなかった。
「ま、そういうこった。せーぜー頑張れ」
何を頑張るのかは知らん。
「んじゃ、いつものとこ行くか?」
いつものとことは十中八九ゲーセンのこと。
「おk。今日こそは負かす」
「やってみなwwwwwwやれるもんならwwwwww」
彼にも色々あったのです。しかしそれでもイジメはイクナイ。
それと続けるかどうかは全く未定。というか続きすらまともに考えてないし。
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