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きみとぼく

/きみとぼく

空蝉


超短編
お好きなカプで妄想してください






「まったく、近頃の若い奴らときたら口ばっかりでちっとも行動が伴ってないな」
 そう僕が言ったら

「あなたもそうだったわよ」
 と、(きみ)が言った




「また親父と喧嘩になっちまった。なんで年寄りってああ頑固なんだろうね」
 そう僕が言ったら

「あなたもじきにそうなるわ」
 と君が笑った




 あれから随分経ってしまったよ
 ねえ、僕は───頑固親父になっちゃったのかな
 息子(あいつ)と喧嘩になっちまった

 いつの間にか、あいつも偉そうな事を言うようになったよ
 君が知ってるあいつは、ちっちゃくて可愛いかったけどね



 静かな風が梢を揺らす
 さわさわと
 さわさわと



 ───でも、どんなあなたでも、私は大好きよ
 そう言ってくれた君の声が、今でも聞こえてきそうだ





 君の眠る、この大地の上でひとり。





男やもめってなんか哀れだな……
まったくもってポケモン小説で書く必然性がありません。すみません

子供叱るな来た道じゃ
年寄り笑うな行く道じゃ
来た道悔やむな戻れぬ道じゃ

どこかで見た名言


空蝉



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Last-modified: 2011-04-25 (月) 00:00:00
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