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★☆★盗撮!トイレ事情 〜ヤラセ無し!全部トーシロ〜★☆★

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ここはポケモン達が通うとある学校。
その学校の校舎から少し離れた位置にある運動場では、休日にもかかわらず、数匹の雌ポケモン達がバトルの練習に精を出している。
その運動場の隅の方にある、小さな建物は、ポケモン達が汗ばんだ身体を流すシャワールーム。
その建物の雌ポケモン用のトイレの個室に俺は潜んでいる。

ちなみに、俺は雄だ。そしてカメラ持ちだ。
この状態が何を意味するかって、ただの盗撮でしかない。

しかしただトイレを盗撮しただけじゃ面白みがないからな。ついでに個室のドア全部内カギかけておいたのぜ。

さて、果たして雌ポケモン達がどんな行動をとるのか、非常に楽しみだ。



★☆★盗撮!トイレ事情 〜ヤラセ無し!全部トーシロ〜★☆★ by ふっかつのじゅもんくらいは常備している系キュウコン



まずやってきたのはリーフィア。普段は呑気だが、バトルになると得意の剣舞リーフブレードで相手を切り裂く、侮れない相手。
「んぅー、トイレトイレ……」
どうやら休憩中の様で、普段の呑気な様子である。
「って、全部使用中ですかっ!?」
リーフィアはカギのかけられたドアを見て、少し慌てたように声をあげる。
「仕方ないですねー、ちょっと待ちましょうか。」
そう言うとリーフィアはトイレの入り口で座り、待ちはじめた。
まぁどれだけ待っても開きはしないがな。

「うぅー……まだ、ですかー?」
5分くらいが経過したところで、リーフィアの様子は目に見えておかしくなっていた。
そわそわと落ち着きがなく、後脚をもじもじとさせて、必死に尿意を押さえ込もうとしている様だ。
時に誰も居ないドアをノックするが、当然反応は返ってこない。
そしてついに、リーフィアに限界が近づいた様だ。
「……こ、こうなったら仕方ないですっ……!」
リーフィアは決断を下した。
「誰も来ない内に……あっちでするしかっ……!」
どうやら雄ポケモン用の方に移動するようだ。
「もっ、漏れるぅ!」
雌用トイレの入り口が開かれ、数瞬後別の扉が開く音。
雄用トイレに駆け込んだのだろう。

さて、ここでカメラを切り替えてみるとしよう。
切り替えるとそこはトイレの個室下の隙間から外を覗くようなカメラアングル。ただし外は雄用トイレ。
こんなこともあろうかと、雄用の個室も全て内カギ、さらに定点カメラもスタンバイレディ!
俺に抜け目はないのだ!

当然リーフィアはそんな状況になっていることを予測できるはずもなく。
「うそ……うそぉ!?」
完全閉鎖された個室を見て絶望していた。
「……ッ!」
尿意の波を、前脚で股を押さえる。
涙目ながらも必死に耐え、なんとかやり過ごした様だ。
「これしかっ……!」
リーフィアが最後の望みを託したのは雄の二足歩行ポケモン用の、人間の男性が使うそれと変わらない便器。
ためらっている暇などない。
「ふっ!」
勢いをつけて立ち上がり、前脚を壁について尻尾を上げ――
「ふぃあっ!んぅー……」
我慢していた物を解放した。
限界まで我慢してため込んだ分、解放の勢いもすばらしいものだ。
この勢いをぶつければ威力70に匹敵するのではないだろうか。

「なんとか……なった……ですぅ……」
無事に放尿を終え、最後に股をぷるぷると震わせる。
「……見られないうちに早く戻らないと、ですねっ。」
元の姿勢に戻り、早足で出口へ向かう。
「……見られて、ないっ!」
しっかりと外を確認し、走り去っていった。


次にやってきたのはミミロップ。多彩な妨害技で相手の戦力をじわじわ削る戦法を得意としている。
「ぜ、全部鍵!?」
果たしてこちらの妨害技にはどのような反応を見せてくれるのか。
「もうっ、こんな時に……」
ミミロップはもどかしそうに地団駄を踏む。
「早くしてよね……」
だが、何かがおかしい。急かすような言葉を発しているのだが、我慢している様子が全く見られない。
ミミロップは手元をちらっと見ると、今度はうろうろと歩き始めた。
「こっちは急いでるのに……」
ミミロップが俺の個室の前を通り過ぎた。その手元には時計が――ああ、なるほど。
ミミロップの焦りの対象は『尿意』ではない。『時間』なのだ。
「……あぁ、もう、全く何で……」
再びうろうろと歩きだす。
刻一刻と時間はすぎていくが、扉は開く気配を見せない。まあ当然の事なのだが。
「……あぁダメ、もう時間が……でも……」
尿意をあきらめて時間を優先するか。
時間を捨ててでも開かない扉を待つか。
ミミロップの決断は――
「……しょうがない、よね……」
どちらでもなかった。
俺の個室の目の前でしゃがみこむ。ちょうどその下には排水口。
「誰も……来ませんようにっ……!」
大胆にも、隠れる場所の無い真ん中で、排水口に直接放尿しはじめた。
両耳を立てて周囲を警戒しているが、誰か来たところで彼女が放尿を止められるかは疑問だ。
雌は身体構造的に途中で止めるのが難しいとどこかで見たような気がする。そうなると足音を聞き取ってどういう行動を起こすのか。
非常に興味深いが、あいにく足音までは用意していなかった。残念。
今度機会があれば考えておこう。

今回は幸運にも―こちらにとっては不運だが―誰かが来る前にミミロップは放尿を終えてしまった様だ。
「ふう……早く行かなきゃ。」
時間に余裕が無い様で、そのまま足早に立ち去ってしまった。


次のポケモンはかなり限界が近い様だ。
何故って、普通なら廊下を走っては来ないだろうし、
「漏れちゃう、漏れちゃう、漏れちゃうっ!」
こんな事をつぶやきながら、ドアを蹴破る勢いでトイレに駆け込んだりはしないだろう。
飛び込んできたのは応援グループのグレイシア。ひらひらした耳尻尾に応援グループのひらひらしたコスチュームだからもうひらひらひらひら。
何を言ってるのか分からない?俺もだ。
「うそ……やだ……」
一方グレイシアは鍵率100パーセントの扉を見て絶句。
「早く!早くしてっ!」
後脚をせわしなくもじもじさせながら入り口に一番近いドアにドンドンとノックをかけるが、誰も居ない個室からは当然何の返事も無い。
「お願いっ!早く!」
短いひらひらスカートの下から片前脚で股を押さえながら、次は二番目の個室にノック。空気は返事を返せない。
「お願いっ!おしっこ漏れちゃうっ!」
平静などもう保てないのだろう、恥ずかしい言葉を放ちながらも俺の個室をノック。ちなみにノックは返さない。
グレイシアの場所は、ちょうど短いスカートの下のひらひらした下着が見える位置。
下着までひらひら付きな事は個人的にはどうでもいい。重要なのは、その下着の股の間の部分が、既に小さく濡れている事。
「やっ……!」
直後、グレイシアが股を押さえ込む。同時にぷしっ……と小さな水音。
「やだ……やだぁっ……!」
しばらくしてグレイシアの後脚を伝う一筋の液体。
どうやら既に限界を超え、臨界点に達しようとしている様だ。
「出ないで……出ないでっ……!」
だがそれでも開かない個室の前から動かない――いや、もう既に動けないのだろう、グレイシアの目には絶望の涙が見える。
「ダメ……まだダメッ……」
またしてもちびってしまったのか、下着の染みがより大きくなる。
そして遂に――
「ダメぇっ!!」
その刻は訪れた。

グレイシアがぐっと股を押さえ込む。同時にその目から涙が一筋頬を伝う。
その雫より先に、別の雫がグレイシアの股の辺りから落ちた。
臨界点を超えた尿意が、グレイシアの意志を無視して道をこじ開けた様だ。
落ちる雫は量を増し、流れとなる。
流れはグレイシアの両後脚を伝うだけでなく、前脚で押さえている辺りからも滝のように――
「や、やだぁ!止まってぇ……」
既に身体はグレイシアの制御を離れ、その欲求の解放に全てを注いでいた。
「出ちゃ……ダメぇ……」
グレイシアに残された道は、為すがままにおもらしを続ける事のみ。
「あぁ……」
遂にあきらめたのか、グレイシアは股から前脚を離した。
下着からは未だ止まらないおしっこがあふれつづけ、後脚と床を濡らしていく。
「おしっこ……我慢……」
必死に我慢して、できなかった分のおもらしは、それなりに長く続き、
「できな……」
終わる頃には啜り泣きとともに、がっくりとうなだれていた。

全てを終えたグレイシアは、おもらしの跡に、尻餅をつくように座り込む。
お尻に広がる感覚が、啜り泣くグレイシアに自らの失態を再確認させていた。

「みゅふー、今日はなんか近いみたいですぅー……」
その啜り泣きを、扉の開く音と気の抜けたような声が遮る。
「ひっ……!」
グレイシアの振り向いた先には、最初に入ってきたリーフィア。
「グレちゃん!?」
リーフィアがその惨状を見つけるのに時間はかからなかった。
「リーフィアぁ……私……私っ……うあぁ……」
ついに心が折れたのか、グレイシアは声をあげて泣きはじめた。
リーフィアはそんなグレイシアに近寄り、汚れるのも構わずやさしく抱き寄せる。
「大丈夫、誰も見てないし、誰にも言わないから……ね。」
グレイシアはリーフィアの胸に抱かれながら、嗚咽を漏らした。
「今ならまだみんな来てないから、身体洗いに行こうよ、ね?だから……」
リーフィアはグレイシアの額に軽くキスをする。
「だから泣かないで、行こ?」
グレイシアはまだ泣いている様だったが、リーフィアの提案にうなずいて答えた。
「じゃあほら、立って……こっち……」
嗚咽を漏らすグレイシアを連れて、リーフィア達はトイレの出口へと向かった。
「……んっ……?」
リーフィアは立ち止まり、こちらへ振り返る。
「……んぅ……」
未だ鍵のかかったドアを見ると、今度こそグレイシアを連れてトイレを出ていった。


さて、グレイシアが出ていってからかなり時間が経ったが、誰も来ない。
外からの声もずいぶん減ったような気がする。
そろそろ時間的に限界か。
個室に籠もるのも暑いし、もう10分待って誰も来なければ帰るか。

ちょうどそう考えていた時、俺は扉の開く音を捉えた。

「……ここね。」
入ってきたのはレントラー。鋭い眼光で相手を威嚇し、強靱な肉体で反撃を加える、侮れない相手。
その鋭い眼差しは入ってくるなり各個室を見回す。
「やっぱり……」
その目線が俺の扉を向いて止まった。
「ここに……居る!」
次の瞬間、レントラーの電撃を纏った突進が俺の個室のドアに直撃。内カギの金具を吹き飛ばした。
「くらえ!」
そのままの勢いで、冷気を放つ牙を剥き出して飛び掛かってくる。
俺はそれを左手で受け止め、
「甘いわ!」
そのまま壁に投げ飛ばした。
「うっ!ぐ……」
受け身をとるまもなくに壁に衝突したレントラーは、うめき声とともに床に崩れ落ちた。
「さて、少しばかり自分の立場を知ってもらうとしようか。」
俺は右腕をレントラーに突き付けながら歩み寄る。
「な、何で……氷は弱点のはず……」
レントラーは立ち上がり、再びこちらに向き直る。
しかし上級火力を誇る俺が高火力岩石砲を構えておけば、中の上程度の耐久のレントラーに太刀打ちできる余地は無い。
「残念だが、俺のハードロックはたかが電気タイプの物理氷ごときで音をあげるような華奢な物じゃない。知らなかったのか?」
そういえば説明していなかったが、ドサイドンである俺は物理に対する防御力も上の中はある。物理主体のレントラーに負ける事はほぼありえない。
「改めて聞こう。今この距離なら俺の岩石砲はまず間違いなく直撃だ。もしそうなったらお前がどうなるか……分かるな?」
最初の勢いはどこに消えたのか、今やレントラーは俺の岩石砲に怯えながら黙ってこちらを睨み付けるだけだ。涙目な威嚇の目付きなど効力を示さない。
「で、その目は……俺に反抗しようってか。死にたいか?あぁ!?」
気に食わないからそのたてがみを掠めるようにストーンエッジ。
数本の鋭い石刃がたてがみの一部を切り落とし、壁に刺さる。
「ひっ……!」
その威力と速度を至近距離で体感したレントラーは、小さな悲鳴とともに腰が抜けたようにへたりこみ、
「や、ぁ……」
同時に下半身から水音を上げた。
「恐怖失禁か、ちょうどいい。」
恐怖に震える後脚はもう立つことも動くことも許さない。レントラーに許されたのは、ただその場で惨めなおもらし姿を晒す事だけ。
この光景もしっかりカメラに納めさせてもらおう。
「やめて……お願い……」
レントラーは前脚で必死に隠そうとするが、流れる液体を留める術があるわけもなく、結局全てをカメラの前に晒すことになるのだった。

「いいか?よく聞け。」
恐怖失禁の撮影が無事終了し、それでもなお震えて動かないレントラーを再び睨み付ける。
「お前はここでオナニーをしていた。その声を俺が聞いて悲鳴ではないかと心配してここに来た。それ以外の言い訳は許さん。」
「そんなっ……!」
俺は無言で岩石砲を突き付ける。
それだけでレントラーは再び縮こまり、言葉を失った。
「もし俺の宣言以外の噂が少しでも耳に入ったら、次の日にはお前の今の姿を多くの奴が知ることになるだろうな。」
「……っ!」
むしろばらまいてプライドをズタズタにしてやるのも一興かもしれない。
「……いいな?」
「……はい……」
どちらにしろレントラーに選択の余地は無い。否定すれば俺の岩石砲が火を吹くだけだからな。
「なら自分で言え。今すぐだ。」
「っ!そんな……っ!」
ささやかな抵抗も、無言で岩石砲を突き付けると再び消えてしまう。
「……私は……」
そして遂に、観念したように口を開いた。
「私は……トイレで……お、オナニーをしていて……声を出してしまって……
 ドサイドンさんは……その声を悲鳴ではないかと心配してくれただけで何も……何も悪くないです……」
もう反抗する気力もないのだろう、レントラーは復唱を終えると下を向いて啜り泣きを始めた。
これ以上続けるのも面倒だし、今日は帰るとしよう。
「忘れるな。それは事実だ。写真はいつでもばら撒けるからな。覚悟しておけ。」
俺はそう言い残し、トイレを去った。



……あ、そういえば雄用の方からカメラを回収するのを忘れていたな。
まぁ明日朝早く来て回収するとしよう。

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撮影:ドサイドン
編集:キュウコン

本作品の複製、転売、レンタル等は固くお断わり致します。


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Last-modified: 2012-04-16 (月) 00:00:00
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