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――黒陰覚醒　解体ノ書――

このページは私、水無月六丸が現在執筆中の―黒陰覚醒―のキャラ紹介ページです。
重大なネタバレは特にございませんので、本編の補足としてご利用下さい。

人物紹介† 

◆ルピナ
性別：♀
種族：ジュプトル
年齢：１７
一人称：私
本作の主人公であり、基本的に彼女の視点で物語は進む。
両親はおらず、長老のフォレストを中心とした森のポケモン達に面倒を見て貰いながら育った。普段は冷静沈着で分析的な性格であるが、少々周りの雰囲気に流されやすい面もある。
既に自分で仕事をして稼いでいる所為か、実年齢の割に大人びている印象を与える。しかし根本の部分は年相応であり、少女らしい様子も時折見せる。
職務内容は用心棒・保安官と称されるものであり、森に現れた「お尋ね者」や不審者を取り締まっている。副業として、探検隊のギルドへ赴いて依頼をこなすこともあるようだ。
戦闘力は高く、レイスを軽くあしらう程度の事は朝飯前。技のレパートリーも豊富であり、素早い身のこなしもあって、森の中での戦闘に限ればほぼ死角の無い実力を持つ。　
ただし進化前故に若干パワー不足であり、本人もそれを気にしている。主な使用技は「くさむすび」・「アイアンテール」等。
名前の由来はルピナス（マメ科の植物。ノボリフジとも呼ばれ、下から咲き上がるような花が特徴）から。

◆レイス
性別：♀
種族：マニューラ
年齢：２０
一人称：あたし
元々森に住んでいたポケモンでは無く、本人曰く北の方角から山を幾つか越えてやって来たらしい。森へ移り住もうとした理由は不明である。
当初は乱暴狼藉を働いていたが、ルピナに叩きのめされた後は改心して丸くなり、長老にも森に住む事を認められた。
ただ改心したといっても基本的に下品であり、あまり褒められたものではない性格の持ち主。もう少し上品に振舞えば美人に見えるらしいが……。
ストーカーばりのしつこさでルピナを追い回し、懲りずに何度も勝負を挑むが、その度に適当にあしらわれている。だが負けても嬉々としている。変態である。
自身の「人生の楽しみ」は、７割はルピナとの勝負にあるのだという。しかし残りの３割は全て性的な事柄で占められている。どうしようもない変態である。
趣味は雄を誑かす事。最近では子供の遊び相手（性的な意味でなく）になってやるのも悪くないと思い始めているらしい。でもやはり変態である。
得意技は「こおりのつぶて」。実力的には、その辺のゴロツキ位なら無傷で完封できるので決して弱くは無い。
名前の由来は某ＴＣＧより。

◆キアラ
性別：♀
種族：デンリュウ
年齢：１９
一人称：私
ルピナの友人。レイスとは対極の、朗らかで物腰柔らかな性格。自分より年下のルピナにも敬語で話しかける。
レイスには出会うたびに、同居しているヴェクターとの性生活を問いただされて恥ずかしい思いをしている。
だが彼女自身はレイスの事を嫌ってはおらず、寧ろ友達として仲良くしたいと思っている。
恋人のヴェクターには毎晩のように求められており、それ故か朝起きるのが遅くなった。
彼に誘惑されるとすぐ発情してしまうので、今晩は休ませてと上手く断れた試しがないようだ。少々困ってはいるものの、満更でもない様子。
戦闘力は未知数だが、パワーは意外とあるらしい。
名前の由来はCHIARA（「明るい、清々しい」という意味のイタリア語）より。

◆ヴェクター
性別：♂
種族：サーナイト
年齢：？？
一人称：？？
キアラの恋人であり、現在彼女と同棲している。両者の関係は極めて良好で、かなり上手くいっているようだ。
大変な精力の持ち主らしく、毎晩キアラを求めては彼女を昇天させているのだという。

◆フォレスト（長老）
性別：♂
種族：フシギバナ
年齢：６０
一人称：私
ルピナ達が暮らしている森のリーダー的存在であり、皆からは「長老」「フォレ爺」と呼ばれ親しまれている。
両親のいないルピナの面倒を一番良く見ていたのが彼であり、彼女の親代わりを務めていた。その為かルピナの事となると、少々ムキになったりする。
形式上ルピナを森の用心棒として雇っているのは彼であり、給料の支払いやその他の仕事の斡旋も彼が行っている。
生真面目な性格であり、冗談が通じにくい。ユーモアの欠片もないのかというとそうでもないが。
趣味は光合成（日光浴）と家庭菜園。庭の隅で『きのみ』を育てている。
名前の由来はＦＯＲＥＳＴ（森林、森林地帯を意味する英語）。

◆ルドラ
性別：♂
種族：サザンドラ
年齢：５３
一人称：儂
陽気な性格で細かい事を気にしない。豪快な笑い声が特徴のチョイ悪おやぢ。
ルピナ達が住んでいる森から北東に向かった所にある渓谷に住んでいる。
森の平和と秩序を守る為の「番人」として、一族共々外敵との戦いに明け暮れている。
ちなみに彼は一族の頭首である。奥手な息子がいるらしく、もっと積極的になって欲しいと常々思っているようだ。
フォレストには親友と称されている。ルドラ自身もフォレストを親友だと思っている。
名前の由来はインド神話に登場する、風水害をもたらす破壊神から。

ガイドマップ† 

◆世界観
ポケダンシリーズの世界とほぼ同一の構造を持つが、時空間が比較的安定しているため「ダンジョン」の数はさほど多くない。
また「星の停止」等の破滅的な事象も物語開始時点では起こっておらず、過去に起きたという記録も残されていない。
科学技術や文明はさほど発達しておらず、ポケモン達の生活スタイルや社会に関してもポケダンシリーズとの共通項を多く持つ。
島に住むポケモン達は「人間」の存在を知らない。少なくともこの島には「人間」が住んでいないものと思われる。

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  ◆島（グライアディン島）
  物語の舞台となる広大な島。しかし自分達の暮らす世界が「島」である事を（或いは「島」という概念を）知らないポケモンも数多くいる。
  
  ◆森（アリージアスの森）
  ルピナ達が住んでいる場所。島の南部にある辺境の地で、何処にでもあるようなごくありふれた森の一つ。
  北東の外れに市場があり、森に住む者はここで買い物や仕事をしている。
  
  ◆渓谷（ビルガーノ渓谷）
  ルドラとその一族が住んでいる、霧の立ち込める渓谷。アリージアスの森を抜け、市場を通り過ぎて北東へ進んだ先にある。
  敵対勢力との交戦が長く続いて緊張状態にある。