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Galaxy (story17~20) の変更点


*Galaxy (story17~20) [#j9a7b7ab]

著者 [[パウス]]

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**~story17~ ―ジェオードの公式戦― [#y5a91821]

「では、イワーク対アブソル。試合始め!!」 
審判の堂々とした声を合図に俺とジムリーダーの試合が始まった。 
「イワーク!!〝体当たり"!」 
イワークはそのでかい岩の体をフルに使ってジェオードに突撃する。 
地面はかなり頑丈にできているようで、イワークの〝体当たり"でひびが入っただけだった。 
その8メートル以上もある巨体の突撃を直撃でもしたらひとたまりもないだろう。・・・直撃したらの話だ。 

「びっくりしたぁ、でもあたらなきゃ意味ないわよ!!」 
ジェオードはイワークの後ろに回りこんでいた。 
「ジェオード・・〝噛み付く"」 
俺の言葉にジェオードは突然こっちを向いて叫びだした。 
「何言ってんのよ!!こんなのに噛み付いたら歯が折れちゃうわよ!!」 
「ちょ!!ジェオード後ろ!!」 
「え?うわっ!?」 
後ろからイワークの尻尾がジェオードに向かってきていた。 
メノウのおかげで回避できたが・・。まったくそんな口論なんかするから・・。 
ジムリーダー、ヒョウタは「やれやれ」とでも言いたげに首を振っている。 
「・・・でもあいつの言う通りだな。〝鎌鼬"!!」 
俺の声とほぼ同時にジェオードの左のこめかみの部分についている鎌のような刃が光りだす。 
刃を光らせながら懸命に攻撃を避けていた。一撃でもあたればただじゃすまないだろう。 

〝鎌鼬"は威力はあるが発動までにやたら時間がかかり、隙ができてしまう。 
一応ジェオードの得意技だ。 
そういえばジェードのルベライトの〝鎌鼬"は一瞬で発動したが・・・あれは特訓で出来るようになったのだろうか・・・。 

「よし!〝鎌鼬"!!」 
ジェオードが首を振るうと、刃から白く光る三日月状の刃が飛び出た・・・が、それはイワークの体に当たったとたん、はじかれてしまった。 
観客はいっせいに「おぉ!!」と驚きの声を上げた。 

「イワーク!〝岩落とし"!!」 
ヒョウタがそう言うと、イワークは吠えた。 
すると、ジェオードの頭上に突然岩が落ちてきた。 
「えぇ!?」 
さすがに驚いたジェオードは間一髪で岩の襲撃をかわす。 
「くそ、攻撃がきかない・・。ならば〝岩砕き"だ!!」 

ジェオードの右前足に力が込められる。 
「しょうがないわね、あんまり得意じゃないんだけ・・ど!!」 
ジェオードはイワークの体を使って上っていき、イワークの頭まで上るとその顔に思いっきり前足を振り下ろした。 

〝岩砕き"・・・その名の通り単純に拳に力を込めて岩など硬いものを砕く技。 
イワークの頭にはひびが入り、そのまま倒れて動かなくなった。 
観客のどよめきのなかに審判の堂々とした声が響く。 
「イワーク、戦闘不能!!」 

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**~story18~ ―A・G団「中庭」― [#rb3de078]

ご主人様は頭領に呼ばれたらしい。 
ご主人様と僕らが待機していた部屋から出て、階段を上がるとやけに立派な扉がある。 
そこが頭領のいる部屋だそうだ。 

「お前は中庭にでも行ってろ。アクア。」 
ご主人様は僕を見下ろして言った。 
何だって?僕は入れないのか・・・。 
ご主人様は部屋に入っていってしまった。 
アクアというのは僕の名前。白い体毛と茶色い体毛を持つマッスグマ属だ。 

僕は言われた通り、中庭に向かった。 
中庭は、入ったところから向こう側の壁が見えないほど広くできている。 
中庭にはA・G団(アンドロメダ銀河団)で育てているポケモンたちが放し飼いにされているところで、草原や森のように木が密集しているところや、はじの方には人工的な川まで流れている。 
壁には何故か個室の扉がたくさん並んでいる。 
中庭と言っても誰かが監視しているわけでもない。 
不用意に入り口を開けたまんまになっていることもあり、脱走するポケモンもいる。 
そういえばこの前も何匹か脱走したらしい。 
中庭に入ると僕はうれしい気持ちでいっぱいになった。 
何故なら・・・ 

「あっ、アクア!」 
声をかけてくれたのは黄色い体に長い耳、雌のピカチュウのマリン。僕の人間で言う彼女のような存在。 

僕がまだ進化する前のジグザグマだったときに、A・G団に捕まえられ、ここで育った。 
その時にマリンと出会い、仲良くなった。 
しかし、僕がご主人様に実力を認められ、連れて行かれてからはほとんど会うことが出来なかった。 

「久しぶり・・・。会いたかった!!」 
しばらく僕たちは見つめ合い、そしてマリンが抱きついてきた。 
僕もそっとマリンを抱いた。 
あぁ・・・このぬくもり・・・僕も会いたかった。 
もう数ヶ月は会っていなかっただろうか・・・。 

数秒の抱擁が終わり、静かにお互いに体を離した。 
マリンは何か手をもじもじさせながら顔を赤くして言った。 
「久しぶりに・・・する・・?」 
「え?う、うん・・・。」 
いきなり言われたのと彼女の静かな迫力に押されてつい承諾してしまった。 
マリンはニコリと笑った。 

「うぁっ!・・う・・」 
個室の中に僕の声が響く。マリンが僕のモノを握ってきたからだ。 
「フフ・・」 
マリンは小さく笑ってモノを一舐めする。 
「ひゃ・・ぁ!」 
僕の反応を楽しむように何回もモノを舐めてきた。 
「うぁ、・・ふぁあ・・あぁ!」 
僕のモノから透明な液体がにじみ出ていたが、マリンは気にせず咥え始めた。 
「ん・・んわぁ・・んん・・」 
奥まで咥えたり出したりといった動きがだんだん速さを増していく。 
次々に襲い来る快楽のせいで喘ぎ声以外は発することが困難な領域に達していった。 

「マ・・・マリン、やばい・・出ちゃうよ!!」 
それでもマリンの動きは止まらない。 
むしろ早く出せとでも言うように速度をさらに上げた。 
「ちょ、ちょっと・・う、あぁああぁぁあ!!」 
マリンの口の中に白濁色の液体が広がる。 
運悪くマリンが僕のモノを口から出した時に絶頂に達してしまったので半分ほど、マリンの顔に飛び散ってしまった。 
しかしマリンは嫌な顔一つもせず、片手でそれをぬぐって舐めとり、僕のモノについたそれもきれいに舐めとった。 
「今度は・・・私の番ね・・。」 
マリンは布団に仰向けになり、足を広げ、秘部を露にする体制になった。 
恥ずかしいのか顔は真っ赤に染まり、僕と目を合わせようとしない。 
でもやれと言っているのだからやるべきだろう。それが彼女の望みなのだから。 

僕はマリンの秘部を前足で押した。 
「ひゃうぅん!」 
同時に彼女の体がぴくんと反応する。 
さらにマリンの乳房をつっついてみた。 
前までほとんど膨らみのなかった彼女の胸は膨らみを増していて、ついつい見とれてしまった。 
さらにその先端を舐めて刺激してみた。 
「あ・・あん・・」 
喘ぎ声の大きさと熱っぽさがさらに増す。 
マリンの秘部からは透明な粘り気のある液体がにじんでいた。 
僕は乳房を口で、秘部を前足で同時に刺激した。 
「あ・・ふぅう・・・あぁああん!!」 
「うわ!!?」 
彼女の秘部からにじみでていただけのものが一瞬にして勢い良く噴出した。 
彼女の体に覆いかぶさるようになっていた僕は腹のあたりにそれが直撃する。 

お互いの荒れた息使いが部屋に広がる。 
マリンは一言も声を発しない。もしかしてやりすぎたのだろうか。 
「だ・・大丈夫かマリ・・うわわぁ!?」 
マリンの様子を見ようと起き上がった瞬間に彼女に押し倒され、また布団に仰向けになった。 
彼女は僕の上で四つんばいになり、僕の唇に唇を重ねた。 
しかもそれはただ重ねるだけではなく、彼女の舌が僕の口の中に入ってくるものだった。 
「んん・・ん・・・ん・・」 
気がついたら雄の本能とでも言うべきであろうものが僕の舌を彼女の口に入れていた。 
息をするためにマリンは何度か唇を離してはまた重ねて舌を入れるを繰り返す。 
その度に僕と彼女の口を繋ぐように透明な唾液の糸を引いているのが見えた。 

長い長い接吻を終えるとマリンは僕にまたがり、僕のモノ目掛けて腰を沈め始める。 
マリンの勢いにすっかり身を任せていた僕は彼女がゆっくり腰を沈める姿を見下ろすしか出来なかった。 

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**~story19~ ―不安― [#vfa30863]

私は腰を沈め、アクアのモノの先端が秘部に入りかかったとき、ふと思った。 
いつも私から攻めてる感じだけど・・・たまにはアクアにもやってほしいな・・・。 

私は腰を完全には沈めず、立ち上がった。 
「・・ぇ・・・?・・どした・・の?」 
アクアはほぼ放心状態でうつろになった漆黒の目には私が移っている。 
いつもより激しくやったからかな・・?声も弱弱しくなっていた。 
何度やっても慣れるということは無いのだろうか。 
私は彼の横に仰向けに寝転がった。 
「今日は・・・あなたから・・きて・・?」 
アクアの顔が赤くなっていった。 
動揺する彼の顔をじっと眺め、『可愛い』という感情が湧き出てくる。 

しばらく天井に視線をやった後、アクアはゆっくりと起き上がる。 
そして私に覆いかぶさるような体制をとった。 
「いくよ・・。」 
「うん・・・あぁう!」 
私の秘部のなかに彼のモノが入っていくのを感じた。 
ゆっくりと奥に入っていくたびに私の体を快楽が襲う。 
当然アクアにも来ているであろうが喉まで出掛かっている喘ぎの声を懸命に飲み込みながら行為を続けていた。 
やがて私の中のモノは奥まで達した。 
「大丈夫・・か?マリン?」 
「うん・・大丈夫よ。何回やってると思ってるの?・・・さぁ・・動いて?」 
強烈な快楽の中、私は懸命に笑顔を作った。 
恐らくこの言葉で彼の理性をほとんど吹き飛ばしてしまったのだろう。 
アクアは目つきを変え、一気に腰を動かしてモノを引き抜くと、今度はゆっくりではなく、一気に私に中に入れてきた。 
「あぁ!・・・つぅ・・・・たまには・・こういうのも・・」 
彼の腰の動きがだんだん速くなっていく。それに比例して私の体を貫く快楽も強烈さを増していく。 
「あ、あ、あ、あぁん!っあ!いぃ・・わぁ・・」 
どんどん強くなる快楽の波におかしくなりそうだった。 
もはや体を動かないようとどめておくのが難しくなってくるほどだった。 
「・・っう・・・ぐ・・あぁ・・!!」 
アクアも甘い声をあげる。 
多分絶頂に達する寸前なんだろう。 

しばらく続けて、私は少し焦りまじりの声で彼に言った。 
「だめ・・・中は・・。・・胸に・・・」 
マッスグマは残った理性をフルに使い、秘部からモノを抜く。 
それと同時に彼のモノを胸に押し付けるように彼を力いっぱい抱きしめた。 
「う、あぁぁあああ!!」 
彼のモノから白濁色の液が勢い良く放出される。 
それを全て胸で受け止めた。 
とても暖かくて・・・正直とても気持ちよかった。 

しばしの無言状態。 
私は胸のそれを両手でぬぐって舐めていた。 
「・・・体と布団・・・洗おっか・・・。」 
沈黙を破ったのはアクアのこの一言だった。 

私たちはべたべたの体を他のポケモンたちに見つからないよう、隠れながら川へと向かった。 
幸い、まだ川に住むポケモンを捕まえていないようで、近くにポケモンの姿は無かった。 

「ふう・・・」 
体についたものを洗い取る。 
この川にながされたそれと共に水は流れていき、排水溝のようなところに吸い込まれ、ろ過され、また上流から滝となって流れてくる。 

体を洗い終えた私たちは川の近くに横になる。 
川近くの床は草で覆われていて、気持ちがいい。 
「・・・今度は・・いつ、会えるかな・・・。」 
マッスグマは悲しそうな目でこっちを見てくる。 
やめてよ・・・こっちまで悲しくなってきちゃうじゃない・・。 
またしばらく会えないのかな・・? 
私たちを悲しい空気が包み込んだ。その時。 

『エネコロロ、いたら入り口近くへ。』 
中庭内をアクアのご主人――シェルの声が響く。 
中庭は広いため、ポケモンを呼び寄せるとき、入り口近くのマイクのようなものを通し、スピーカーのようなものからでる声で呼び寄せる。 

私は不吉な予感がした。 
シェルが私たちを呼び寄せるとき、大抵嫌な目に会うことが多いからだった。 
エネコロロはどうなるんだろう・・。 
しばらくの間、私の胸の中から不安が取り除かれる事はなかった。 

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**~story20~ ―ヒョウタの三匹目― [#t2ceafe5]

「ゴローン、戦闘不能!!」 
審判の威風堂々とした声がジム内に響く。 
それと同時にまた観客席から歓声が凄まじい音量で上がった。 
周りでジムリーダー以外のジムのトレーナーと戦っていた一般トレーナーたちもこの試合に注目していた。 

一番手のイワークに続いてゴローンを倒したのもジェオードだ。 
でもさすがはジムリーダーのポケモン。ただじゃあ倒れない。 
ジェオードはすでに満身創痍だ。 
すぐにでも交代させてあげたいのだが、これは3対3の勝ち抜き方式。 
交代など出来やしない。 

「やるね・・・ここまで追い詰められるとは・・・。 
 でもそれもここまでだ。」 
ヒョウタは力尽きたゴローンをボールに戻し、三つ目のボールを構えた。 
「いけ!」 
ヒョウタが投げたボールは、バトルフィールドの中央に落ちる。 
ボールの中から光と共に現れたのは、ジェオードの二倍くらいはあろう巨体と、鋼のような皮膚を持つポケモン、ココドラの最終進化系――ボスゴドラだった。 

その迫力に観客はどよめき始めた。 
「うわっ、でけぇ!!」 
「こりゃあ、あの挑戦者の少年、ひとたまりもないぞ。」 
どよめきの中にそんな声も聞こえた。 

「ここまでよく戦ったジェオードとやら。 
 しかしそれもここで・・・終わりだ!!」 
「・・・・え?きゃあぁ!!」 
ボスゴドラはその巨体に似合わず、他の二匹とは比べ物にならない速さでジェオードに突進した。 
それを諸にくらったジェオードの体は宙に弾き飛ばされ、そのままフィールド外の床に叩き付けられた。 
口から真っ赤な鮮血を吐き、ぐったりとして動かなくなった。 
「アブソル、戦闘不能!」 
またまた歓声がわぁっと上がる。 
ご主人はジェオードをいたわるような声で彼女をなだめ、ボールに戻した。 
「よくやったぞジェオード。少し休んでてくれ。」 
そして目線を僕に向ける。 
「次は・・・メノウ、お前の火炎であいつを焼き尽くせ!!」 
何か・・始めての公式戦で上がってるのかな・・・? 
「お前の火炎であいつを焼き尽くせ!!」なんてご主人・・・演出過剰だよ・・・。 

さっきのジェオードとボスゴドラの距離、お互いに大体10メートルほど離れたところで僕はボスゴドラと対峙した。 
「行くぞ!!」 
ボスゴドラは早々に、さっきジェオードを吹き飛ばした〝突進″を繰り出した。 
たしかに速い。 
でも外で見ているよりかは速くは感じなかった。 
何故だかよくわからないがこれは逆に反撃のチャンスとなった。 
「遅い!!」 
僕は紙一重にかわし、口から〝火炎放射″を吐き出す。 
でもそれがボスゴドラに当たることは無く、ひらりとかわされてしまう。 
「よく避けた。だがそれがいつまでもつかな?」 
ボスゴドラ連続〝突進″を僕は何度もかわす。・・・でもただかわしているわけじゃない。 
よし・・・タイミングは覚えた! 

「くそっ・・・。」 
ボスゴドラはまた僕に向かって〝突進″してくる。 
懲りないなぁ・・・と、思いきや、〝突進″のスピードを維持したまま、その鋭い爪を僕に向かって振り下ろす。 
〝メタルクロー″だ。 
だけど、僕だって予測していなかったわけじゃない。 
むしろこれだけかわせば技も変えてくるだろう・・と、思っていたところだ。 
どういう技であれ、近くに来ればその巨体から僕の小さな体目掛けて攻撃しようとすれば足元に一瞬、一瞬だけだけど隙ができる。 
さっき測っていたタイミングは、相手が技を繰り出してから足元に逃げ込むタイミングだ。 
僕はボスゴドラの足元に駆け込む。 
〝メタルクロー″はぎりぎりでかわせた。 
その隙に僕は顔目掛けて思いっきり〝火炎放射″を浴びせた。 
ボスゴドラの鋼の銀色の顔は黒こげ、そのまま後ろに倒れた。 
鋼のような皮膚だからもしかしたら・・と思って炎で攻撃したけど効果は抜群だったみたい。 
「ボスゴドラ、戦闘不能! 
 挑戦者、アブソル、ブースター、テッカニンを率いる、パールの勝利!」 
またまたまた歓声が上がる。・・・だがさっきまでとは倍の音量の歓声だった。 
この瞬間、僕たちは始めての公式戦、しかもジムリーダーに勝利を収めた。 

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感想等、あればどうぞ


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