ポケモン小説wiki
情欲の源泉 の変更点


&size(16){情欲の源泉};

書いた人:ゆっティ

はじめまして、今回wiki初投稿とさせていただきます、どうかよろしくお願いします。

この小説にはポケモン同士の&color(red){官能表現(百合)};と&color(red){道具を使ったプレイ};が含まれます

また、二次創作故の作者の&color(red){個人的解釈等};も含まれますのでどうかご了承ください

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情欲の源泉

  トレーナーが指示を出し、ポケモンがそれに従い技を繰り出す...
人間がパートナーであるポケモンを使役し、相手のポケモンと戦わせるポケモンバトルは
パートナーと意思を通わせ、共に目標を達成することから
人間とポケモンが絆を深めるうえで、古来より有効なこととされている。
今日もまた、ある女性トレーナーとそのパートナーが互いの絆を確かめるため戦いに身を投じていた。
  「ユイ!いったん下がって!」
緊張感の張りつめた公園に女性の声がそれを切り裂く、指示を受けたポケモン―
クリーム色の体毛に、頭と首元それぞれに特徴的なリボン、そこから二本の帯状の触手を生やした、「ユイ」と
呼ばれた牝のポケモン、ニンフィアは、その薄桃色をした足先で軽やかに地面を蹴り、対面の敵と距離をとった。

ニンフィアの種族特有の大きな透き通った蒼い眼に、今まさに戦いの相手のポケモンが映し出される。
試合が始まってからそれなりの時間は経ったものの、彼女には疲れのようなものは一切なく、
敵に隙を見せない構えで跳躍後の着地をして見せる、やや大ぶりな行動をしてもなお、
ユイの瞳は揺らぐことなく相手のポケモンの姿が捉えられ続けていた。
華麗に二対の帯を振りまきながら戦場を舞うユイの姿は、さながらユイの種族が象徴としている、妖精のようであった。

「ウインディ!しんそく!」
女性の声に続いて男性の声が戦場に鳴り響く、指示を受けたウインディはその大きな前脚が動いたと思えば、
さも神が使うことができるとされている奇跡、「縮地の術」のごとくユイに迫る。
それは一瞬の時だった、衝突の衝撃が空気を震わせた後、
ユイの体は勢いよく打ち上げられ、宙を舞う、しかしながら彼女は何とかその帯状の触手を駆使し、
態勢をを立て直し、何とか四肢で地面にとらえることに成功した。
後退に対して、休息の合間を許さないまさに神速の一撃、それでさえも華麗に受け身をとって
戦場に足をつけ続ける妖精の様を見た男性トレーナーは
「キミのニンフィア、やるじゃないか!」
と称賛の言葉を送る、女性トレーナーの方も「まだまだこれから」とさらに意気込みの言葉を返す。

二人と二匹の戦いは、二匹のポケモンが同時に技を使うためのエネルギーを使い果たすところまで続けられた。

「ユイ、今日もありがとう、お疲れ様」
女性がユイに声を掛ける、先ほどまでバトルをしていた男性を挨拶をし、見送った後だ。
日が傾き始めた頃合、ユイはすっかり疲れた様子で女性が腰かけているベンチの上で、
だらしなく二対の触手を伸ばして座っている。
そこにいるのは、さっきまで凛々しい様子を見せていた戦場の踊り子の風貌は一切なく、一匹の愛玩動物のようだった。
「うん、○○もお疲れ様、まさか今日の相手があんなにしぶといなんて思ってなかったよ~」
そういってユイは吐き出すようにそういった後、ベンチの上に置かれている女性の手に頬ずりを始めた。
女性は軽く笑った後、それに応えてユイの頭をなでる。
「ごめんね、私ももうちょっと消耗を抑えられるように指示を出すべきだったわ」
女性はユイをなでながら、今日のバトルの自身の反省点を話した。
「私も、もうちょっと体力つけないとだめだね、今日みたいに持久戦だと、ばてちゃうから」
ユイは女性に撫でられ、頭をゆらゆらと揺らしながら、苦笑いを浮かべて、つぶやくように言った。
バトルの後のゆったりとした時間、お互いの活躍を称えながら過ごす、パートナー同士の時間。
秋の涼しげな風に吹かれながら、一人と一匹は、これ以上多くは語ることなく、ただただ公園のベンチの上で、
グラウンドで遊ぶ子供や、または、他のトレーナー同士のバトルを眺めながら、過ぎ行く時間を過ごしていた。

「○○、暗くなってきたし、そろそろ帰ろう?」
「わかった、じゃあ帰りにちょっとだけお使いして帰りましょう」
日が沈み始めたころ、公園の街灯がつき始め、グラウンドにいる子供たちが互いに帰りの挨拶をしている中、
ユイは女性に声をかける、女性は返事をしながらユイに目線を合わせ軽く微笑んだ、そして少し間をおいてから、
思い出したかのようにユイに話しかけた。
「あ!そういえば!ユイ、家に帰る前にちょっと伝えないといけないことがあるの」
急なことにも関わらず、ユイはさも女性が何を言おうとしているかわかっているようだった、
ユイは少しだけ「そろそろこの時期が来たか」という顔をしていたが、あえて女性に対して表情を作り、
「うん、なぁに?」と聞いた。
女性はすこし話づらそうに両手を膝の上で組み合わせながら絞り出すように言った。
「あのね、えっと...その...アオイにね"春"が来ちゃっているみたいなの...今のところは少し
熱っぽいだけみたいなんだけど...もし、あんまりつらそうにしていたら...ユイ、
あなたにあの子のことは任せるからね」

―――アオイとは女性のもう一匹のパートナーで、種族はユイと同じイーブイの進化系の牝のシャワーズだ、
そのアオイがどうも"春"―――いわゆる"発情期"が来ているらしい、本来人間に近い知性を持ったポケモンには、
発情期は必要ないはずなのだが、太古からの進化の過程において、生殖にかかわるこの習性はなく
なることは無かったようだ。
一部のポケモンの学者によると、高い知性が故に、理性で性欲を押さえつけてしまい、種が繁栄しに
くくなってしまうことを防いでいるのだとか、ユイが女性が何を言おうとしているのか、わかっているよ
うな様を出していた理由は、アオイの前回の"春"からの周期が迫っていたからであった。
ユイは女性の目を見つめて、「わかった、アオイちゃんのことは今回もしっかり私が面倒見るから」と静かに言った。
その言葉を聞き女性は安心したようで、「よかった、じゃあユイ、よろしくね」と言ってユイの頭の上に手を置き、
ポンポンと頭を軽く触った、涼しげな穏やかな風に、温かい手が頭上に重ねられ、ユイは長い薄桃色の耳をぴくっと動かして、目を細める。
「私はニンゲンだから、"春"の大変さはわからないけど、つらいんだよね?大変だけど、二人で仲良く、協力して乗り越えてね」
言い聞かせるように話す女性に、ユイは「うん...」と小さくうなずきながら呟いた。

「ただいま!」
ユイは両手に大きな荷物を持った女性の荷物を運ぶ手伝いをしながら自宅の中へと入って行く、
今日は食材を多めに買ったため、ビニール袋はずっしりと重い、それを自慢の触手で落とさないように持ち、
キッチンへと運び入れていた。
ニンフィアの触手は見た目によらず力が意外と大きく、自分と同じくらいの重さのモノでも楽々持ち
上げることができる、女性もまた、ユイのこの触手に大いに助けられてきた。
「うん、ありがとうユイ、今日もまた助かっちゃった!」
「ううん、私たちのためにいっぱいご飯買ってきてくれたんだもの、このくらい手伝わないとねっ!」
ユイは両方の触手にビニール袋をぶら下げながら女性の方に振り返り笑顔で言葉を返す、
その様子に女性もまた笑顔になっていた、本当に素直でいい仔に育ってくれてよかった、としみじみ思っていると。
「○○!お荷物、全部冷蔵庫の前に置いておいたからね!」と自宅の奥からユイの声が聞こえてくる、
我に返った女性はお疲れ様と声を投げかけると、ポケットからあるものを取り出しユイのいるキッチンへ
と向かっていった。

キッチンではユイが荷物を冷蔵庫の前に綺麗に並べ、いわゆるおすわりの体勢で女性を待っていた、
女性は右手に持ったものをユイに差し出す、
「はい、ごほうびあげる!」
それはポケモン達が好むとされる木の実をふんだんに使ったビスケットだった、ユイは空色の瞳を大きく見開き、
尻尾を左右に大きく振り、二対の触手も大きくなびかせて喜びの声を漏らす、そのあまりの喜びように女性は
準備した甲斐があったと満足感に満ちていた。
「二つあるから、一つはアオイにあげてね、独り占めしちゃだめだよ!」
ユイは独占欲が強い性格ではないが一応念を押しておくと、ユイは苦笑いをしながらわかったよと返す。
そして女性の手からビスケットを触手を器用に使い受け取ると、アオイのいる部屋に向かっていくのだった。

「アオイちゃーん、ただいま~」
ユイは触手にご褒美のビスケットを持ちながら部屋に入っていく、トレーナーが所有しているポケモンといえば
モンスターボールの中で住んでいることが大半ではあるが、彼女たちの用に所有しているポケモンが少ない場合は、
あえて、自宅内ではモンスターボールの中に入れず、自宅の中で過ごさせていることも多い、この部屋は
女性が二匹のために用意した彼女たちのための部屋だった、部屋の中には寝るための布団やウォーターサーバー
などが設置されていて、二匹がくつろぐためには不自由のない空間となっていた。

アオイは、部屋の扉とは反対側に取り付けられた窓の方に体を向けたまま、ただ窓の外を見ているようだった、
時折彼女の人魚のような尾をびたびたと動かすもユイの声に応じる様子はない、訝しげに思ったユイは足音で
気づかれないようそっとアオイの背後に近づく、そして4つの触手を彼女の身体に伸ばした。
「ひゃん!な、なんですか!」
突然の触手による襲撃にすっかり放心しきっていたアオイは身を強張らせ、たじろぐ、それもお構いなしのように
ユイの触手は彼女の身体をぐるぐる巻きにし、そして彼女の顔の前に先ほど女性からもらったビスケットを
彼女に差し出した。
「ただいま、アオイちゃん、返事がないからどうしたのかと思ったよ?」
ユイは心配そうな表情でアオイを見つめる、アオイは襲撃の犯人がユイだと確認し、ほっと肩をなでおろす。
「はぁ...ユイさんでしたか、いきなりぐるぐる巻きにされるものだからびっくりしましたよ、
えっと...これはなんでしょうか?」
アオイは目の前の触手が持っているこんがりと焼かれた、木の実入りのビスケットに関して質問を投げかける。
「○○からごほうびをもらったの、そしてこれはアオイちゃんの分だよ」
「もしかして、ご主人様は私に気遣ってくれたのですか?」
「ふふっ、たぶんそうだよ、"春"はエネルギー使うからね~」
「そうですか、ご主人様にあんまり"春"について触れられるとちょっと恥ずかしいですけど...」
そういいながらアオイは顔を赤らめながら、目線を下に向ける、ポケモンの牝として生まれたからには、
老いるまで付き合わなければならない生理現象であり、アオイも理解していたが、アオイの中では主人に気を遣わせて
しまっていること、そして何よりアッチ方面の話題はどうにもアオイは少し苦手なのだ。
これまでに"春"が訪れるたびに互いを慰めあってきたユイには、性に関する相談をしたりすることもあるのだが、
やはり主人には未だに恥じらいの気持ちを払しょくしきれない部分もあった。

「ねぇアオイちゃん、体調はどう?...もう我慢できなかったりする?私はいつでも平気だから」
ユイはなるべくアオイに気を使わせないように、アオイに"春"の現状について尋ねる、
"春"で一番大変やってしまってはいけないことは、発熱や心身の不安定、そして性に対する衝動が高ぶりすぎた結果、
ストレスとして心にため込んでしまうことだ、"春"という時期において、上手く性欲を発散できなかったポケモンは、
ホルモンのバランスが崩れ、結果、内分泌系の病気になりやすくなってしまったり、神経が興奮したままの状態になって
過敏症などに陥ってしまったりする、そのようにならないためにも牝のポケモンたちは、何とか性的な満足感を得るため
に慰めてもらえるパートナーを見つけたり、または、自慰に励んだりするのだ。
「身体が火照って、ぼーっとすることはありますけど...今はまだ大丈夫ですよ、"アレ"も挿れて置いてありますから」
アオイは恥ずかしそうに現状をユイに報告する、言葉の最後のほうはユイにも聞き取れるかどうかギリギリのか細い声に
なっていたが、ユイは静かに聞いていた、そしてアオイの体に巻かれた触手の拘束を解き、アオイにビスケットを渡す。
「わかった、無理はしないで、いつでも私に、ね?」
「はい、もしもそのときは、よろしくお願いします」
二匹はその後、互いに目を合わせて軽く笑った後、ほぼ同時に手に持ったビスケットを頬張った。


深夜、本来夜行性のポケモンでなければ休息を取らなければならない時間、ニンフィアのユイはその四本の触手を
機敏に動かし伽の準備を行っていた、彼女のパートナー、シャワーズのアオイの発情期の発作が出てしまったのである、
夕食を終え、今晩は特にこれといって容体が急変することも無く、二匹はともに眠りについたはずなのだが、
ちょうど日付が回ったころ、アオイが「どきどきしすぎて眠れない」とユイに訴えかけてきたのだ。
一般的には発情期がやってきても、すぐには性的な欲求が増大することは少なく、少しずつ、ピーク時に向かって
増えていくものだ、ただし、様々な要因で時期は変わるもある今回はたまたま、その時期が早まったのだろう、
であれば、今のうちに解消しておくのも悪くない、そう判断したユイは、とりあえずアオイに「楽でいるように」と
伝え、必要なものを取りに行ったのだ。まず床に敷くためのタオルを取りに行き背中の上に乗せる、次に体を拭くための
ティッシュ箱を口にくわえ、行為後に使用する擬似精液カプセルを触手で持ち、そしてカプセルを温める為のお湯の
入った電気ジャーをもう一つの触手で持った、こうして二匹の部屋の前にたどり着いたユイだがここであることに気付いた。

(あっ、いけない、替え用の"アレ"も持ってこないと)
"アレ"というのはポケモンの牝が発情期に入った際、性器から分泌される分泌液を吸収するために使う、
いわゆる"愛液用タンポン"である。
人間とともに行動しているポケモン用に、局部から漏れ出した分泌液によって、たとえば住宅だったら床を
汚さないようにするためのものである。
その吸収体と挿入時に使用するアプリケーターも用意しなければならない、ユイはひとまず、持ってきた物一式を部屋の
入口に置き、吸収体とアプリケーターを取りに行く、二匹の生理用品は何かと都合がよいからと、
常にトイレに用意してある、ユイは早足でトイレに向かい、トイレの壁に取り付けられている花柄の棚の、
アオイ専用の引き出しに触手を掛ける、そして中から吸収体を内蔵したアプリケーターを取り出すのだが、
引き出しがガタガタと音を鳴らすだけで、お目当ての物がが棚の引き出し口に引っかかってしまいうまく取れない。
(あ、あれ!?引っかかってるのかな?)
アオイの発情の発作をいち早くやわらげてあげたい、気持ちが焦るユイは力任せに棚の中のアプリケーターを引っ張る、すると、
(あ、いけない!)
引き出しが見事に外れ、トイレの床に叩き付けられ大げさな音を立てる、同時に吸収体を内蔵したアプリケーターが
軽い音を立てて床に散らばった。
(もう!こんなことしている場合じゃないのに!)
ユイは触手を使って必要な分だけを一つの触手に持ち、残った三つで片付けようとしたが、
触手でアプリケーターを持ったその瞬間、ユイの中に一つの疑問が解消され、同時に一つの疑問が浮かんだ。
アプリケーターがユイの見たこともないような大きさをしていたのだ、本来ポケモン用の"愛液タンポン"は
人間の生理用タンポンと違い、経血ではなく膣分泌液の吸収を目的としているので、人間用に比べてずっと大きいのは
間違いない、ただ、ユイが今引き出しを落としてまで手にしたアプリケーターは、ユイの同族の牡ポケモンの
勃起した剛直と同じくらいの太さと、それ以上の長さをしていたのだ、ユイはトレーナーが自分とアオイ以外に、
ましてや大型の牝ポケモンを持っているとは聞かされていない、そして、アプリケーターのこの大きさのために引き出し
から取り出しづらくしていたのだった、とりあえずこれを持っていこう、もし違うのであれば自分のタンポンを
使わせてやればいい、そう決めたユイは、早足で部屋に戻っていった。

一方で部屋ではアオイがユイの帰りを待っていた、しかしその目は虚ろで光はない、身体の中には煮えたぎる
何かが駆け巡るような感覚、全身は汗で湿り、吸い込む空気と吐き出す空気のタイミングも安定せず、
頭の中には桃色の靄がかかっていた、思い出すのはこれまでのユイと身体を重ねてきた行為、
夢想するたびに体の芯の部分がうずくようだった、彼女には迷惑を掛けたくないのに、またやってしまった、
と彼女は引け目を感じるも、そのような考えはすぐに頭に響く甘い靄によって掻き消えていく、
彼女はふと自身のまたぐらに目をやる、充血で痛々しく腫れ、火傷するかと思うくらい熱を帯び、
赤みがかった秘部の裂け目からはタンポンを取り出すための白い糸が出ている。

アオイは良かった、と胸をなでおろした、前回の春では彼女の秘部が分泌する愛液が吸収体のキャパシティを
超えてしまい、部屋の床を汚してしまったことが記憶に新しい、彼女はつくづく自分の体質を呪った、
アオイはいわゆる"濡れやすい"体質なのである、もし彼女がタンポンを膣内に挿入していなければ、
きっと今頃家じゅう彼女の"におい"で埋め尽くされていることだっただろう、こうなってしまえば例えば、
主人が外出した際に、主人に移ったにおいで、ほかのポケモンたちを刺激してしまう可能性がある、
トレーナーのきちんと躾を受けているポケモンなら良いとして、野性のポケモン相手では主人の身に何が
起こるかわからない、そういった意味でもトレーナーのポケモンであるならば、
きちんと自身のサイズに合ったタンポンを、つけなければならないのだ。

アオイの場合は特殊ではあるが、彼女自身も主人は大事だと思っているし、そのためには自分の膣内に異物感が
残ってしまうようなサイズのタンポンを、同族の牡性器ほどの大きさがあるアプリケーターを使用して自らの秘部に
挿入することは決してためらうことはなかった、結果として今回の春は、無事に過ごせていると言える、
ただし、精神の不安定化は別だ、月日が経てば身体とともに性機能も成長していく、
彼女はもうすでに成人してはいるが、牝としての産卵適齢期まではもう少し、齢を重ねる必要がある、
言い換えれば、性機能こそは完成しているもののまだまだ成長余地があるということだ、
ポケモンは種にもよるが一度に複数個の卵を産む、牡から受け取った精と牝の卵が合わさり、
卵の形として形成し産み落とすまでの役割を担う器官が、完全に成熟しきるまで、
発情の発作はは発情期迎えるたびにより激しく、よりいやらしくなっていくものなのだ。

どのくらい待っただろうか、一人だけの時間は扉が開かれる音とともに瓦解した、
興奮状態にあったアオイにとっては長い時間だった、先ほど部屋の外で何か大きなものを落としたような音が聞こえたが、
おそらくそれが遅くなった理由であろうか、ユイが開かれた扉から入ってくる、頭と首元から生えた触手は、
これから伽を行うに当たって必要なものを器用にくるくると巻いて持ってあった。

「おまたせ、アオイちゃん、今準備するからね」
アオイはその言葉に心臓のさらなる高鳴りを覚える、言葉にはなくても"準備"の先のことを考えると自然と体に
期待による高揚の奔流が走った、アオイはユイを手伝い、一緒にタオルを床に敷いたり、
電気ジャーの中に彼女の十八番、みずてっぽうを使って水を注いだりした、その様子はさながら巣作りを行う
鳥ポケモンのつがいのようで、アオイの心臓をさらに昂ぶらせた、そこにユイが声をかける。
「そういえば、アオイちゃん、最近また"アレ"変えたの?」
それはちょうどユイが吸収体を内蔵したアプリケーターを先ほど共同作業で敷いたタオルの横に置いた時だった、
アプリケーターは前脚が器用でない四足歩行のポケモンでも楽に挿入できるように工夫されていて、
下部に台座がついており、床に立てることができるようになっている、その上に跨るようにして、
"騎乗位"のような形で挿入していくという具合だ、挿入が完了すれば、台座に取り付けられたスライドを動かすと、
自動的に吸収体が押し上げられ膣内にセットされるような仕組みになっている。
「はい、この前のやつだと漏ってしまったので... もう一つ上のサイズに換えてみました、最初は慣れませんが、
漏れる心配よりは楽になりますよ?」
アオイは苦笑いをしながら返事を返す、ユイは「こんなおっきいのが入るんだ」とつぶやきながら、
擬似精液カプセルをお湯につけていた。


―――二匹の牝ポケモンが部屋の中心で対面をしている、片方は蝶型の器官を頭と首元に備え、
そこから二対の帯状の触手を生やし、桃色の長い耳と四肢をした、まるで幻想的な妖精のような容姿をした
ニンフィアと呼ばれるポケモン、そしてもう一方は美しい澄みとおった水色の肌をしていて、体のいたるところには
水泳時に使うヒレのような器官、そして魚のように見事に分かれた尻尾を持つ、
美しくもどこか儚い人魚のような印象を持つシャワーズと呼ばれるポケモン。

二匹はおすわりの体勢で、互いを見つめあいながら穏やかにはにかむ、少しして、
妖精は何かを人魚に告げるとその帯状の触手を人魚の背に回し、手繰り寄せるような動作で人魚を抱き寄せた、
それが人魚にとっては恥ずかしかったようで、妖精に不満の声を上げる、しかし本当に嫌がっているわけではなく
妖精の触手が軽く頭を数回なでるだけで、人魚は頭を妖精の胸に預けるまでになった。
妖精は人魚のことをすべて知っているようであった、人魚が落ち着いたことを確認して、顔を上げるように催促する、
人魚が顔をゆっくりとあげると、視線が妖精と合う前に、妖精はその顔を人魚に近づけその唇を奪った。
生殖と一切の関係ない、牝同士の性交、それは一見生産性の欠片も感じられない無駄な熱量消費かもしれない、
ただこれは彼女たちがお互いパートナーとして、これからも協力して生きていくためには必ず行わければならない
通過儀式、一方が"熱"に入れば、もう一方がそれを慰める、ポケモンという知性が高い生物のみこそが
成し遂げられる、二匹だけの秘密の契約。

人魚は妖精の突然の接吻により目を丸くしていたが、唇に伝わる妖精の温かさを感じ取ると、目をゆっくりと閉じ、
ただただ唇に伝わる接触の快感を享受していた、唇が触れ合うだけのソフトキス、しかしそれだけでも二匹は
口の中で色が混じった空気を漏らすほどに興奮をしていた、妖精は次の行動に出る、妖精はひたすら彼女自身と
人魚が伽を楽しむこと考えていた、妖精は人の細かい動きやしぐさから心を読むのが得意だ、人魚がこのソフトキスを
受け入れ、性的な快感を受け入れる準備ができたことを見計らって、さらなるステップに進もうとしている、
彼女は口内の熱い舌をゆっくり伸ばし、人魚の唇に触れた。
唇を舌に触れられた人魚は、妖精がしたいことを察して、自らもまた、熱を帯びた舌先を妖精のほうへと進ませていく、
結果として二匹の舌先がちょうど、二匹の間ですれ違うことになった、二匹はこうしてじっくりと口内のより
深いところを絡ませていく、お互いの唾液を感じ、熱を味わい、時折、一方がもう一方の舌を自らの口内に引き込む
ように動かし、受けた側はそのお返しをする、二匹の深い接吻は人魚が息苦しくなり唇を離すころまで続けられた。

「ぷはぁ...はぁ、はぁ」アオイが息を弾ませながら唇を離す、二匹の間には唾液の糸がつながれていたが、
徐々に重力に沿って落ちて行った、アオイの顔が朱くそまる、その様子を見てユイはふふっと笑い、
「ごめんね、ちょっと、激しすぎたかな?」とさも悪びれることなくアオイに言った、アオイは焦点の合わない目で、
「大丈夫です、とてもよかったです」とユイに返す、ユイの触手はまだアオイの背に回されたままだった、
ユイはさらにアオイに口撃を加える。
ユイはそっとアオイの頬に顔を近づけ唇をふれた後、舌を出して彼女の頬を、ヒレの形をした耳を愛撫する、
ユイの鼻息とかすかに濡れた舌が、アオイの敏感な部分に触れるたびアオイは体をびくりと強張らせる、
少し緊張をしているのであろうか、そう感じたユイは背中に回した触手でアオイの身体を撫でてやることにした、
触手の先に、彼女のプルプルとした肌の感触が伝わる、水の加護を受けて進化した彼女の身体はとても不思議な
さわり心地をしている、ユイはさらに触手の先から、彼女の種族が使える力の一つとされている、穏やかな気分になる
波導を出す、発情の影響で敏感になりきった頬と耳へのキスと、性感帯でもある背中をなでられることで、
アオイは息を荒げ、はっ、はっと息を漏らす、だがユイは知っている、アオイが「我慢」していることを。

「アオイちゃん、いつものことだけど、声出してもいいんだからね?」
アオイは行為中、どんなに刺激を受けても頑として声を上げようとしないのだ、それは彼女自身のプライドなのか、
それとも恥じらいからなのか、おそらくは後者だとは思うが、ユイ自身は気持ちいいのは変わらないんだし
我慢するより折角なら思いっきり喘いだ方が気持ち的にもスッキリすると思っている、事実ユイはアオイから
慰めてもらうときは、咆哮のような喘ぎ声で乱れに乱れまくるのだが、どうもアオイはそれができないらしく、
本当に出そうになるとユイに何か咥えるものを要求してくる。
「我慢しないほうがいいと思うけどな~、なにか咥える?」
そう聞きながら、ユイはアオイの背中への愛撫はやめない、アオイはもう限界といった様子で半ば涙目になりながら
ふるふると首を縦に振った、ユイは触手による愛撫を続けながらあたりを見回す、しかし、いつもはアオイに
咥えさせているタオルは、今日に関しては今床に敷いているもの以外はなく、ほかに咥えさせられそうなもの
といえば持ってきたアプリケーター位か、しかしこれは行為後に使うものであり、
万が一アオイが勢いで噛みつぶしてしまえば、使えなくなる可能性がある、これではもったいない、
そう考えている一方でアオイは全身を快楽にぷるぷると震わせながら口から涎を垂らし、目でユイに懇願するような
視線を向けていた、その光景にユイの心に嗜虐心のような何かが芽生える、行為後に使うべきものを使うのが
もったいないのであれば、行為前に使ったものを使えばいい、ひらめいたユイはアオイに意地の悪い質問をする。

「ねぇ、アオイちゃん、そんなに声出すの...嫌?」
そういいながらユイは背中をなでていた触手を彼女の尻に移動させる、その刺激にアオイは艶の入った声を口から
漏らしそうになるも何とかこらえながら、
「はいぃ、はぁっ、恥ずかしいですから...」とギリギリ言葉になるかならないかの声を発する、その言葉を
確認したユイは尻に持ってきた触手を今度は股座に移動させ、アオイの股間で主張しているタンポンの紐に手を掛けた。
「やぁっ、ユイさんなにをっ...はぁ...っ!ふむぅぅっ!」
秘部に走る強烈な刺激、急なことをされても声を出そうとしないその姿勢は流石か、アオイは思わず両手を口でふさぐ、
ユイはアオイの秘部からぶら下がっている白い紐を引き、吸収体を取り出そうとしたのだ、
しかしながらただでさえ二つ分上のサイズの吸収体を使っているうえ、充血してぷっくりと膨らんだ秘部は、
軽く引いただけではその出口はびくともしない、ユイは紐を引く力を少しずつ強くする、するとその力に負けた淫裂が
ゆっくりと開き淫臭と愛液をだらだら垂らしながらも、ようやく吸収体の一部が顔を出した、
アオイは突然他人にタンポンを取り出される行為に顔をこれ以上ないくらいに赤らめ、目からは涙を流していた、
秘貝を大きく広げられ、膣と陰唇が吸収体によるじっくりとした摩擦の刺激を受け、そして何より、
目の前の妖精にそれを見られているのが何より耐えがたかった。
そしてようやく、吸収体の先端がさも名残惜しそうに何本もの白く濁ったねっとりとした粘液がアオイの膣口と糸を引き、
ぼたり、と重さを含んだ音をさせながらタオルの上に落ちた時には、アオイの全身には玉のような汗が湧き出ており、
半ば嗚咽のような声を出しながら内ももを震わせていた、栓を失った秘所はぽっかりと穴が開き、
そこから新しく分泌された粘度の少ない愛液がとろとろと、取り出された吸収体の上に垂れていた。

ユイはその様子を堪能した後吸収体の両端を両前脚で持ちアオイの目と鼻の先へと持っていく、アオイの尿と、
愛液とフェロモンが混ざり合い、蒸れたにおいが鼻腔が満たすが快感と情欲によって脳支配された二匹には、
芳醇な香水の香りのように感じられた。

―――そして妖精は人魚の耳元でささやく。
「今日はこれで我慢してね?アオイちゃんの"おつゆ"美味しいし、自分の身体から出たものなら大丈夫でしょ?」
どのように聞いても異常としか思えない提案、まさか自分の愛液を含んだ海綿を口に咥えながら伽を進めることに
なるとは、彼女にあともう少しの理性が残っていれば拒絶していたであろう、しかしながら、
そのささやきは人魚の理性の砦を崩すのに十分な刺激だった、異常な事とはわかっている、ただ目の前の妖精が、
与えられる快感が、そしてこれから先に待ち受けているであろう悦楽が。
「咥えてくれたら、もっと気持ちいいことしてアゲル。」
「―――!!」
ついに丸裸にされた人魚の理性は目の前の妖精の誘惑に押し負け、その震える唇を開く、それを見届けた妖精は、
あくまで優しく、それを人魚の口に咥えさせた、人魚が空気を求めるたびそれから滲み出した雫の味が彼女の口内に
広がる、それはすべての理性を奪いつくし、脳を桃色で染め上げる、淫魔の持つ蜜の味。

部屋の中には蒸発した汗による湿気と、二匹の愛液のにおいがむせ返りそうなほどに充満していた、
ユイは春を迎えてはいないが、アオイと接触するうちに、そのフェロモンの影響で一時的にではあるが、
彼女にも発情の発作が表れていた、これは同じ群れのポケモンの牝同士がなるべく同じ時期に子供を作り、
育てられるように進化した名残である、ユイはこの本能にとても感謝していた、なぜなら目の前のパートナーとともに
胸の高鳴りを共有し、悦楽を味わい、淫毒をまき散らし、こんなにも乱れることができるのだから。
彼女は触手を器用に使い仰向けになっているアオイの両前脚を縛りながら舌による愛撫を加えていた、
彼女は一度アオイから顔を離し、今一度彼女の身体を品定めする、毛皮のない水色の身体に、美しく多くの牡を
振り向かせるのに容易い整った貌、かわいらしさを感じさせる前脚に、肉付きのよい虜になりそうな身体、
そして腹部には同種の牝よりもずっと大きくふくらんだ四対の乳房が並んでいて、その頂には小さな乳嘴が
その存在を主張していた、視線を下に向けると発情によりほんのりと桜色に色づいている秘部がその割れ目から
どくどくと蜜を溢れさせている、そして秘部を取り囲むようにむっちりと育った太ももと後脚が今ユイの指示によって拡げられていた。
アオイの口には自身の蜜をたっぷりと含んだ海綿が咥えさせられており、彼女が快楽にあえぐたびに、
とろりと蜜が口の中に流れていく、それはやがて喉の奥に溜まり、咽そうになるので飲み込もうにもユイの
容赦ない愛撫がそれを許さない、結果としてアオイは自身の蜜によって責められるという状態になっていた。
アオイは舌による責めをいったん止めたユイの瞳を見れば、すっかり雌の貌になった自分が映っているのがわかった、上気しとろんとした目に、タンポンを咥えた自分の姿は自分とは思えないほどに厭らしく、興奮させるものだった。

ユイは残った触手をアオイの腹部に伸ばす、そして四対あるうちの一対の乳房を捉え、揉みしだきはじめた、
容赦のない責めの再開に、アオイは咥えた海綿から愛液を噴出させながら口の中で喜びの声を漏らした、
同時に彼女の秘部からは新しい蜜が作られ排出される、それは彼女の会陰部を通って流れていくのだが、
流れていく先のタオルがもうすでにその役目をはたしていなく、二匹が伽を行っている部屋の中心は、
大きな粘液の水たまりと化していた、ユイは大きく円を描くようにアオイの乳房を揉んでいく、
アオイの乳房の先にある乳首はすでに充血し勃ちきっていて先端まですっかり固くなっていた、
ユイは両前脚を彼女の乳頭の先端に置くと、ぐりぐりとこれを押しつぶしさらなる刺激を与える、
するとアオイはその快感から逃れるように腰と尻尾をくねらせ、何とか刺激を逃がそうとしていた。
「ん゙ーっ!ん゙ーっ!」
アオイは激しく喘ぎ、唇と海綿の隙間から液体を激しく飛沫をあげる。
ユイはつくづくアオイがとてもいやらしい体つきをしているものだと思った、少し前にアオイから彼女の腹部に
並んだ乳房の大きさについての悩みを聞いたことがあった、彼女曰く、大きいのは重く感じるし、
何よりほかのポケモンに見られて恥ずかしいということだった、何と贅沢な悩みなんだろうとユイは思う、
世の中自身の乳房のサイズにコンプレックスを抱く牝性も少なからずいるのに、アオイは自身の
いわゆる"わがままなボディー"に対してあまりよく思っていなかった、メロメロボディーという特性があるが、
彼女場合はエロエロボディーが適当であろう、正直なところユイはなぜアオイがそこまでして性に対して閉鎖的
なのかはわからない、もっと楽しんでしまえばいいとは思ったが、ユイはひとまず彼女に、
前向きに考えるべきだと伝えたが、今はどうだろうか。

「アオイちゃんのおっぱい、おっきくてかわいいから揉んでて楽しいな、次はこっちのおっぱいも揉んであげるね」
そういってユイは乳房ををつかみ円運動をしていた触手をいったん放し、一つより秘部に近い方の乳房をつかみ始めた、
そして次は単純な円運動ではなく、乳房を押しつぶすように揉み始めた。
「ふぅっ、ふぅっ!」
アオイは息を吐くように喘ぎだし、そのたびに咥えられた海綿の穴から粘液の泡が沸き立つ、
はじけた泡は元の粘液に戻り、首元のヒレを伝い、乳房へと垂れ落ちた、部屋の明かりに反射して、
てかてかと光るその光景にユイの昂ぶりはさらに増すばかりだった、自然と触手に込められる力が強くなるも、
アオイの乳房は弾力が強く、思い通りに形が変わったりなどはしない、ユイはまるで彼女の乳房を玩具のように
縦に押しつぶしたり、はたまた全体を引っ張り上げたりと、その弾力を思う存分楽しんだ。

そしてユイは秘部にいちばん近い方の乳房から触手を解放したのち、最後に刺激するべき部分、秘所にその欲望の
矛先を向けた、どんな行為であれ、最終的にはここを刺激し、擬似精液カプセルを挿入しなければこの伽の目的は
果たされない、情欲に支配されきったユイでもこの伽が誰のための物なのか、完全に忘れたわけではなかった。
ユイはまず前脚でアオイの太ももをなでる、アオイの躰はそれに反応し、ピクリと動くと同時に彼女の秘裂からは
塊のようなどろっとした愛液が秘唇を割り開いて、こぽり、と吐き出された、ユイはそれに構わず愛撫を続ける、
これまで様々な性感帯を愛撫してきたが、やはり秘部に触れる前にはある程度は焦らしておかないと面白くない、
それにこの焦らしによって、少しはアオイも性的なことに関して、多少は積極的になってくれるかもしれない、
そういった期待を込めてユイは彼女の恥丘の周りをなで続けた。
ユイの手つきは太ももから秘部に向かって彼女の身体をなぞるも決して、性感を感じる場所へ触れることはない、
アオイは時折体をよじらせながら、視線をユイの前脚先に向けていた、しばらくしてユイは背中にぴたぴたと
何かが触れられる感覚がする、アオイは焦らされてもう限界なのだろうか、アオイは尻尾を使ってユイに次に
進むように訴えかけた、同時に腰を持ち上げユイに股座の間にある果実を見せつけるようにする。
ユイは軽く微笑んでアオイの太ももの間に顔を埋めていった。

ユイはアオイの両足を前脚でつかみその間に顔を近づける、散々焦らして来たせいか、
アオイの秘裂の上部部分からは濡れた豆のような淫核がその存在を主張していた、皮はすっかり剥けていて、
痛々しいほどに膨張をしている、顔を近づけたユイの鼻息が当たるたびにぴくりと震えた、ユイはまずその舌を
かわいらしく出して、恥丘とその周りの愛液を舐めとっていく、アオイはくすぐったそうに後足を動かすも、
ユイの前脚がそれを許さない、刺激を受けた秘部からは新しい蜜が流れ出すも、ユイはソフトキスの要領でこれを
吸い取っていった、ある程度綺麗にしたところでユイは次のステップに移る、首元の触手を動かしアオイの秘唇に
触れる、そしてゆっくりとこれを左右に押し開いた、秘唇の内側にあるもう一つの粘膜質で出来た秘唇が外の空気に
触れる、彼女はそれに鼻を近づけ、アオイのフェロモンを堪能する、アオイは上体を半分起こして、ユイの行動を
見守っていた、自分の秘所のにおいを嗅がれているのは恥ずかしかったが、それ以上にアオイが次にどんな行動を
とるのか気になって仕方なかった。
ユイはアオイの秘部にかけられた触手をさらに押し広げていく、閉じたピンク色の秘唇の接合も透明な粘液が糸を
引きながら解かれ、ついにアオイの牝性にとって一番神聖な部分へとつながる道の、その入り口部分が、
ユイの眼前にさらけ出されることになった。
すっかり充血した媚肉をユイは舌を使って愛撫を始める、まずは粘膜質の秘唇をじっくりと刺激する、
この時には彼女の淫核には触れないようにして花弁に着いた蜜をなめとるだけにする、アオイはようやく開始された
秘部への愛撫に快楽の声を漏らした、まずは左、そして右、上から下へ、下から上へ、緩急をつけて、
ただしつぼみには触れないように、ユイの舌は、アオイの皮膚とは対称的な赤い花びらをひたすらに往復させていた、
すると今度は彼女のさらに内側の方、二重もの淫唇が守っていた部位、膣口の周辺に舌を這わせる、
ここは最も粘液腺が多く、彼女が花びらへの愛撫を続けているときでもすでに大量の蜜を溢れさせていた、
ユイは唇を近づけ、すするように蜜を楽しむ、それはまるで虫ポケモンのようだった、彼女の唇が蜜を吸うたびに
じゅるじゅると品のない音をさせ、アオイにもしびれるような快楽が与えられた、ユイが蜜を吸うのと同じように、
アオイの口に咥えられた吸収体からは蜜が漏れ出し、口内に広がっていく、アオイはユイがまるで乳飲み子のように、
自身の愛液を求める様に軽い背徳感を覚え、興奮していた。
「はむっ...ちゅっ...ちゅむ...じゅる...じゅるる」
ユイも自身が子供に戻ったような錯覚を得ていた、ただし求めているのは乳房から分泌される母乳などはなく、
股から垂れ流される淫水ではあるが。
十分にアオイの蜜を堪能したユイは一度彼女の秘部から頭を離す、そして愛液まみれの顔でにこりと笑いユイに
話しかけた。
「アオイちゃんのお○んこおつゆ、ごちそうさま、じゃあそろそろ最後の仕上げね」
そういってユイはアオイの肩のわきに前脚を置き、覆いかぶさるようにアオイの上に立った、
そして自身の下半身に目をやりながら位置を合わせる、アオイもまた、腰をくいっとあげ秘部が上向きになるように
調整した、アオイの秘唇の上にユイの秘唇の裂け目から分泌された愛液が垂れ落ちていく、
その様子を見たユイはゆっくりと腰を落とし、やがては二匹のもっとも熱い雌芯が重なり合わさるようになった、
互いが互いの姿をその瞳に映す、ユイはアオイの口に咥えられていた吸収体を外させ、口の周りにべとりと
付着していた蜜を舐めとった、アオイもそのお返しといわんばかりに首を起こし、ユイの頬に付いた自身の愛液を
舐めとっていく、もうほかに言葉は必要なかった、二匹はもう一度接吻を交わす、舌を伸ばしあい、
唾液を送りながらお互いの口内をなめる、最初に行った接吻とはまた違う、二匹互いが互いを奪い合うようなキス、
二匹の口内はアオイの露の味でいっぱいだった、少しして唇を離し、もう一度互いを見つめなおす。

「アオイさんの...その...アソコとっても熱いです、もしかして発情してます?」
「あはは、もうっ、今更だよ~アオイちゃん、だってアオイちゃんのお○んこ、とってもいいにおい...」
「ううっ、そうダイレクトに言われると照れますよ」
軽い会話を交わした後、もう一度唇を重ね合わせた、今度は先ほどの激しいものではなく、あくまでこれから
先始まる行為の、開始の合図のキス。
ユイの方からそっと唇を離し、アオイに最後の確認を取る。
「それじゃあ、アオイちゃん、動くからね」
「はい、お願いします」
二匹は互いに合意を得た後、ついに牝同士の性交がその幕を開ける。
ユイはまずゆっくりと腰を前に送り、こすりつけるような動作で互いの秘部に刺激を与える、上から下へ、
下から上へ、熱を帯びた雌芯が擦りあわされるたび、
アオイは唇をかみしめて、喉からうめくように声を上げる、それを聞いたユイは頭をアオイの耳元に持っていき
ささやき始めた、
「私、アオイちゃんの声が聞きたい」
心境の変化か、それともこれまでの快楽責めの成果か、アオイは遂にその言葉を聞き入れ、
かみしめられた唇の力を抜き、吐き出すように声を上げ始めた。
「はぁっ...はぅ...あん...」
遂にアオイが性に対して素直になった、これに満足したユイは、腰を少し上げ、お互いの淫核と淫核をくっつけるようにする。
「うふふ、アオイちゃん素直になったね、ねぇ、今私がくっつけてる場所、ここなんていうか知ってる?」
「んっ...えっと...め、めちんちんですか?」
なるほど牡(お)ちんちんに対して牝(め)ちんちんというわけか、アオイの疎い性知識の割には的を得ている
といえば得ているか、ユイは半ば予想外のアオイらしいかわいらしい回答に口元が吊り上る。
「んー、ちょっとおしい...かな?間違ってはないけどね、ここはねクリトリスっていうんだよ」
そういいながらユイは秘豆をアオイの秘豆に押し付ける、勃ちきった二つの豆は互いにぎゅっとつぶされ、
二匹に刺激を与えた。
「ひぁん!クッ、栗と栗鼠ですか」
「あんっ!そ、そういう覚え方でも悪くないよ」
そういってユイはしばらくは、互いのクリトリスの刺激を重点に置いて腰を動かし始めた、なるべくアオイには
たくさんの気持ちよさを知ってほしい、そういった思いを込めながらアオイに精いっぱいの奉仕をした、
アオイもこの快感を楽しんでいるようで、つぼみ同士が触れ合うたび、甘い喘ぎ声を喉から響かせた。
二匹の接合部からはやがて、白く濁った愛液が垂れはじめ、混ざり合い、部屋の空気をより芳醇なものにしていった、
二匹もこのお互いの蜜を混ぜ合わせる動作に、お互いの興奮を混ぜ合わせているかのような感覚を覚え、
より二匹を高揚の高みへと上り詰めた、混ざり合った濃厚な蜜はアオイの会陰部を伝い、粘液だまりの面積をさらに増やしていく、
「はぁん、ねぇ私たち、下のお口でキスしてるんだよ、わかる?ふたりのどろどろのえっちなおつゆを交換して混ぜ合わせてるの」
ユイはさらにアオイに対して言葉による責めを加えた、のしかかれて目視できていない、下半身の快感だけが
状況を把握するための頼りなアオイはその言葉に、今自分の秘部がどのような状況になっているか、
脳内に思い描く、勃起しきったクリトリスをアオイの腰使いによりぐにぐにと押しつぶされ、それに歓喜した雌穴が、
粘度の高い淫水をだらだらと垂らして、二匹のの間で、濃厚なスープを作られていることは想像するだけで恥ずかしかった。
「わかりますっ!ユイさんのぉっ!アソコの汁が、私のと一緒にぐちゃぐちゃになってますっ」
淫核の刺激を楽しんだユイはやがて腰の動きに左右の動きも追加し始めた、秘裂同士がすれ合うたびにその摩擦
で秘唇がめくれあい、赤い粘膜が外にはみ出した、敏感な粘膜への刺激が二匹に与えられる、陰唇が捲れるたびに、二匹は甘い声を漏らした。
「や、やぁっ!ユ、ユイさんっ!アソコがぁっ!、アソコのビラビラが擦れて気持ちいですっ!」
「はぁぅ!アオイちゃんっ!あ、あたしも、あたしもビラビラがすっごくきもちい!ひゃん!」
互いの秘貝と秘貝を擦りあい、愛液を送りあい、熱を共有する、二匹はこの悦楽を通じてつながっていることに、
確かな満足感を得ていた、ただし何事にも始まりがあれば終わりというものがあるもの、アオイには絶頂という
終焉が刻々と迫っていった、息がより荒く、目の光は完全に失われ、体の内側よりやがてこみ上げる何かが、
彼女に絶頂の訪れを知らせていた。
「ゆっ、ユイさん、私っ!そろそろきちゃいそうです!」
「うん、いいよっ、いっぱい気持ちよくなって!」
アオイはラストスパートといわんばかりに、もう一度腰の動きを変えた、お互いの秘部同士を打ちつけ合う様に
腰を上下させ始めた、それはさながら牡が牝に対して行うよな動作であった、ユイの淫唇がアオイの淫唇に
打ち付けられるたび、ぱちん、ぱちん、と軽い音がなり二匹の秘部からは粘り気の少ない愛液が飛び散り、
両者の臀部を濡らしていく、そして両者の淫唇が離れるたび、二つの唇の間で唾液のような液体の糸が、二匹の間をつなぎとめていた。
アオイには自身の秘部に打ち付けられるたび、その衝撃が敏感な神経を通して、全身に電気のような快楽が駆け巡った。
そして離れていく度に、二匹の間には空気が流れ込み、愛液に濡れた秘部と腹部を冷やしていった。
「ひゃぅぅぅ!!!わたしっ!もう限界ですっ!」
アオイの絶頂の訪れを悟ったユイは、最後の一撃といわんばかりに、打ち付けた秘部を円を描くようにアオイの秘部に
こすり付ける、もう一度淫核と淫核同士をこすり付けあい秘裂を押し開く、そして、
「あぁん!!もうだめぇっ!やああああああああん!!!」
アオイは勢いよく腰を持ち上げかと思うと下半身を思いっきり痙攣させて絶頂に至った、アオイの秘貝からは透明な
潮が勢いよくほとばしる、アオイは壊れたようにふとももを震わせ、股間から脳天へと駆け抜ける絶頂を味わった。
アオイの絶頂を確認したユイはアオイの躰から離れ、タオルの横にあらかじめ湯煎しておいておいた、
擬似精液カプセルを触手にとる、そして水揚げされた魚のようにびくびく跳ねといまだに終わらない絶頂を迎えている
アオイの足を前脚を使って開き秘部にカプセルを挿入した、アオイの膣内に人肌よりも、少し温度を高めに温められた
カプセルがゆっくりと溶けていく感覚が広がる、そのゆったりした温かさに、アオイの絶頂はゆっくりと落ち着き、
浮き上がらせていた腰を粘液にまみれたタオルに、びちゃりと音を立てて着かせた。

「昨晩はごめんなさい!」
ユイはアオイに謝罪の言葉をかけていた、昨日の夜は伽の後、二匹で後片付けを行い、
その後ユイがアオイの太い愛液タンポンを入れるところを見学したのちに、二匹で眠りについた、
しかしユイは発情の熱が冷めたあと、自分がアオイに使用済みのタンポンを咥えさせるという、
非常識なことを強いてしまったことを、それによってアオイが心のどこかで傷ついていないかどうかが、気がかりでしなかったのだ。
「いえ...ユイさんは...その...私のためにしてくれたことですし、おかげさまで今は体が調子がいいので、
もう気になさらなくても大丈夫ですよ?」
「わたし...あんなにひどいことしたのに?」
「ええ、だから、もう謝ることなんてしないでください、今日は二匹でご主人様と一緒にダブルバトルを
しに行くでしょう?試合前にこんなんでどうするんですか?」
そういってアオイはユイを抱きしめる、水のような潤った肌はユイを落ち着かせるのにはとても十分だった。
ユイはただ、「ごめんね」とアオイの腕の中で云った、アオイは前脚をユイの後頭部においてそっとなでる、
そしてユイの薄桃色の耳に顔を近づけてこう囁いた。
三か月後...楽しみにしていてくださいねと。



#hr


PostScript

ここまでご拝読いただきありがとうございました、今回初めての小説にして、
wiki初投稿させていただきましたゆっティと申します。
wiki発足から現在まで、様々な作者様の書かれました小説たちを読ませていただき、楽しまさせていただき、
いつも感謝の思いでいっぱいです。
今日ではポケモン同士の官能表現を楽しまれている方が近年徐々に増えつつあることを顧みまして、
私もこのポケモン二次創作の世界を盛り上げたいと思い、このたび晴れて(?)ROM専から投稿者へとなりました、
初めて書く小説は言葉選びから、場面転換まで様々な面で苦心し、改めて、
ここまでwikiを発展させてきた作者様たちに頭が下がる思いです。
この小説は私がこれから書こうと思っている小説のネタの、ある意味説明回も兼ねてますので、
やたらと説明が多くて、読みづらいと思った方も多かったかと思います、精進します。

今回の小説はポケモンたちもきっと恋の季節を楽しんでいるのだろうなということと、
トレーナーのポケモンの発情期を考えた際にきっとこういう生理用品が出回っているのだろうなという
私の妄想で生まれた世界観でした、今回登場した二匹のポケモンのお話ももう少し書く予定なので、
どうかもう少しお付き合いください。

まずは駄文で皆様のお目汚しをしてしまったお詫びを、そしてわたくし自身の挨拶を、
まずはこのあとがきをもちましてさせて頂きます、これからもまたどこかでよろしくお願いします。


#hr


ご意見、感想をお待ちしています。


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IP:114.145.136.200 TIME:"2015-07-08 (水) 01:51:02" REFERER:"http://pokestory.dip.jp/main/index.php?guid=ON" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64; Trident/7.0; MASBJS; rv:11.0) like Gecko"

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