[[×]] &color(red){''警告 この作品は猟奇的描写、暴力シーン、過激な性描写などが含まれる所もありますので御注意下さい。''}; 【&color(white){薬物投与 電撃 蝋燭及び拷問器具や拘束具};】 ---- 薄暗く光がさすことなど滅多にない辺境のある館。 私の祖父が若かりし頃この館には毎日のようにポケモンの叫び声が響きわたっていたらしい。 その館の中で見つかった三匹のポケモン達の記憶を紹介しよう。 #hr 第一の記憶 リーフィア 暗くて寒い、凍え死んでしまいそうだ。 また誰かの悲鳴が聞こえてきた。何かの焼ける音、何かの弾ける音、何かが折れる音。 此処に入れられてから今まで聞きたくない音ばかり聞かされてきた。 昨日も一昨日もその前もそして今日も。 私がいったい何をしたのだ。いつものように森で仲間と笑い仲間と木の実を食べ、そうして一日が過ぎるはずだった。 なのに何故私はこんな所にいる。何故私は生き物として扱われない。何故私は踏まれ罵られ笑われている。何故……! 此処に来てから、私はちっぽけなプライドを捨てた。こんな物は今はただ邪魔なだけ、本当に必要なのは生きるという意志、 ほかは捨ててそれだけを持つ。だがやはり捨て切れてはいないのが現状。 この少しだけ残った羞恥心をいいように弄ばれ、心身ともにもうズタズタだ。 突然、ドアのほうから音がした。嗚呼、今日も私の番なのか。 少しして、鍵の開く乾いた金属音がこの狭く暗い部屋に響く。 顔に独特で無機質な笑顔を象った仮面をつけた人間が入ってくる。 「気分はどうだ」 出来る限り強く睨み付ける。効果はないのは分かっている。だが少しくらいは足掻きたい。 「少なくとも睨むだけの元気はあるようだな」 相手の表情は分からないが、それでも声のトーンからなんとなくだが相手の感情が読みとれた。 素直に驚いている。そんな感じがした。 そのままゆっくりとこちらに近寄ってくる。本当は蔓の鞭などで威嚇したいが生憎鞭のほうは殺ぎ落とされてしまい使えない。 顎を掴まれそのまま顔を覗かれる。視線をずらそうとするがやはり視界にこの仮面が入ってしまう。 そして何故か頭突きをしてきた。人間の頭と私の頭とでは堅さが違う。案の定人間のほうが頭を押さえ悶絶していた。 暫く様子を伺っていると急に視界がおかしくなった。自分の体が動かない事に気づいたとほぼ同時に自分が押し倒されている、ということに気づいた。 「ふぅ、なかなか痛かったが隙を突くという当初の目的は果たせた」 あの不気味な仮面が目の前に現れる。もう、どうとでもなってしまえ。 私は此処で抵抗するのをやめた。 #hr まあ、この辺で 続きは後日載せます。 #pcomment(とある館の調教記録/コメント,3,パラメーター);