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EXIST 僕の生きる場所 の変更点


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writer is [[双牙連刃]]

 真っ白な場所、人間の声、ガラスの割れる音……そして僕の事を『ヌル』と呼ぶ声……。
 全てから逃げるように、僕は真っ暗な海に飛び込んだ。死んだっていい、此処から逃げ出せるなら……そう、此処に居るくらいなら、どうなってでもと思って……。
 ……あれ、どうして僕は逃げたんだっけ……何処から僕は、逃げたんだっけ……。
 ……僕は、なんだったっけ……。

 僕の記憶の始まりは、そんな掠れてはっきりとしないものだった。後覚えていると言えば、飛び込んだ海の冷たさくらい、かな。

「おーいヌルー。ぽぁーっとしてっと、トピにやられちまうぜー」
「へ? あだだだ!?」
「うわ、ヌル兄ちゃん大丈夫? いつも避けちゃうから思い切り出しちゃった」

 い、いけないいけない。今は技の練習の最中だった。岩雪崩が上手く出せないーって言いながら頑張ってたから油断しちゃった。

「ったく、あの変なのが取れても、たまーに意識がお空に飛んでくのは変わらんな」

 なんて言いながら笑ってるのは、ルガルガンのガロ。真夜中の姿って言う、赤い毛並みと後脚だけで立って歩けるのが特徴のオオカミポケモンだよ。

「ついねぇ……そんなに心配しなくても大丈夫だよトピ。僕が結構丈夫なの、知ってるでしょ?」
「うん……もっとちゃんと上手く使えれば、ヌル兄ちゃんももっと避け易いと思うんだけどな」
「それはもっと練習しないとね。よし、再開しようか」

 で、今僕と練習真っ只中なのがイワンコのトピ。ガロの弟で、一緒に暮らしてる僕の事も兄ちゃんって呼んでくれてるんだ。残念ながら、血縁関係は全く無いよ。
 今までで分かったと思うけど、僕はルガルガンでもイワンコでもない。ならなんなのかと言われると……正直、自分でもよく分からない。辺りに同種が居る訳でもなく、誰も見た事が無いポケモン。それが、皆と知り合った時の僕だった。
 ……僕は、今暮らしてる此処、テンカラットヒルの近くの砂浜、そこの波打ち際に倒れてたのをガロやトピに見つけられたんだ。何故そんな事になったのかは、多分僕が唯一覚えてたあの記憶が関係している。んだと思う、としか言えないんだよね。

「あ、まだやってた。おーい皆ー。そろそろお昼にしなーい?」
「っと、もうそんな時間か。トピも動いたり技使ったりで疲れたろうし、ヌルもお疲れさん」
「えー、なんかようやく出せる感じ分かってきたのにー」
「また付き合ってあげるから、今はこれくらいで一度休もう。ね?」
「はーい……ならヌル兄ちゃん、おんぶ!」
「ふふっ、はいはい」
「なんだよトピー、ヌルじゃなくて俺がおんぶしてやってもいいんだぞ?」
「え、やだ。ガロ兄ちゃん乗り難いんだもん」

 トピの一閃にガロのメンタルが重傷を受けたみたいだけど、とりあえず待たせてるから屈んでトピを乗せて行くとしようか。
 声のした方に歩いていくと、ガロとは違う真昼の姿って言う姿のルガルガンが僕達を待ってた。なんて言っても、一緒に暮らしてるポケモンなんだけどね。

「お待たせ、ニコル」
「いいよ。トピの技練習は進展した?」
「ぼちぼちだな。まだ出たり出なかったりだから、要練習ってとこだ」
「出る時は毛がぶわーっとなってどーんってなるんだけどなー」
「ゆっくり慣らせばいいよ。僕ならいつでも付き合うから」
「うん!」

 我ながら、この3匹と仲良くなれて良かったって思う。右も左も、ついでに自分がなんなのかも分からない僕を助けてくれて、自分達の住処に居させてくれた。お陰で体はすっかり回復して、この通り生活してる。……まぁ、記憶は大分経った今でも全く戻らないんだけど。
 自分自身について覚えてたのは『ヌル』と呼ばれてたような気がするって事だけ。後は、此処に来た時には頭に変な重い物が付けられてたって事だけが、僕がなんなのかを紐解く鍵……だった。

「ん? どうしたヌル?」
「え? あ、僕も此処に来て長くなったなーと思ってたんだ」
「確か、倒れてるヌルを見つけたのが春先で、もう夏だもんね。仲良し3匹組が、仲良し4匹組なんて呼ばれるようになる訳ね」
「あははは。そう見えてるなら、僕も嬉しいな」
「ヌル兄ちゃん、最初はお顔も分からなかったもんねー。あれはあれでカッコ良かったけど」

 ってトピは言ってくれてるけど、正直あれは無骨で不気味だったと思う。外れた今だから言えるけど、相当重かったみたいだしね。
 何故僕にそんな物が付けられていたか……それは多分、僕の力に関係していたんじゃないかと思う。どうやら僕には他のポケモンには無い力があるらしく、それで一度、この3匹を含むポケモン達を助けた事がある。
 空中に現れた不思議な穴……そこから出て来た、異常に強力なポケモン。そのポケモンに僕達は出交し、戦いを強いられた事がある。なんでそんな穴が出来たかは、今でも謎だけどね。
 歩いて、いつもの木の実の成る木まで来た。襲われたのも、確か此処の近くだっけな。

「……覚えてる? あの僕達が倒した、物凄い強いポケモンの事」
「あれなぁ……倒したら消えちまったし、謎だよな」
「でもあれをやっつけた時だよね、ヌル兄ちゃんの頭の奴が外れたのって。で、足も速くなって火とか水の技も使えるようになったんだよね」
「私がヘマして、相手に捕まりかけた時ね……ヌルが間に入ってくれて助けられちゃったよね」

 で、その時に相手の攻撃が掠めたからか、それとも別の要因か。僕の頭に付いてた物は砕けちゃったんだよね。復元とかも出来そうにないし、それからは何も付けてないよ。まぁ、あっても無くても僕の事を知ってるポケモンは居なかったから、どっちでも良かったとも言えるけどね。
 それで僕が出来るようになったのは、どうやら僕自身のタイプを戦う相手に合わせて変えられるみたい、なんだよね。出来る原理はさっぱりだけど。
 お陰で大体どんな相手にも対応出来るし、重宝する力だよ。自分で任意に変えられないのは、ちょっと不便だけどね。

「あーぁ、あれからヌルは牝からモテるし、実際顔もカッコイイ系でチビ共からも人気あるしさぁ……どっちかでいいから、お裾分けを要求する!」
「とかなんとか言って、ガロだって人気あるじゃない。カッコイイって言われてるの、聞いた事あるけど?」
「だったら誰か俺と付き合ってくれよぅ! いい加減俺も春を味わってみたい!」
「兄さんがもうちょっと落ち着いた牡って雰囲気を出せたら、引く手も多いと思うんだけどねぇ」
「一緒に遊んでくれるし、僕も友達の皆もガロ兄ちゃんの事好きだよ?」
「違うのトピ、好かれるのは有り難嬉しいけどそういう事じゃないんだよぅ!」

 これはねぇ……どっちかと言うと、ガロが悪い訳じゃないんだよ。ガロが誰とでも打ち解けられる性格だから、僕が言った通り牝からも高評価なんだよ? けどだからこそ、牝間で水面下でガロの取り合いみたいのが発生してて、ガロの存在が浮いちゃってるって言うのが正解なんだ。均衡を破る切っ掛けがあれば、すぐに発展しそうなんだよね。まぁ、ガロが気付いてないから当面はこのままかな。
 ……こんな風に、ガロ達と他愛もない会話をしながら、毎日を生きていくのが、今の僕の全て。最初こそ、自分は何者かーとか過去に何かあったのかーとかで悩んだりもしたけど、その度にガロが僕に言ってくれたんだ。
 ヌルが誰であろうと、俺達は今のヌルと一緒に居て楽しいぜって、笑いながらね。それを繰り返してたら、いつの間にかあまり深くは考えなくなっちゃったよ。気になりは、するけどね。

「ヌル兄ちゃんどうしたの?」
「食べた木の実でも閊えたか?」
「違うよ。大した事じゃないから、気にしないで」
「そう言われると余計に気になっちゃうものだよ? 何か悩んでるなら、聞いてあげるよ?」
「ま、聞いても答えは」
「気にすんな、でしょ? ふふっ、もう覚えちゃったよ」
「そゆこと。ま、なんかトラブルなら言えよ? 手ならいつでも貸してやっからか」
「うん、ありがとう」
「たりめぇだって。俺達ゃ兄弟なんだからな!」

 そう言って、ガロは僕の首に腕を回してくる。これがちょっと気恥ずかしいけど、温かくて、嬉しい。
 兄弟だって言って受け入れてくれて、僕に居場所をくれた3匹には、感謝しかない。だから僕も、血の繋がりなんか無くたって3匹の事を兄弟だって思えるし、此処に居たいって思えるんだ。

「全く、兄さんは気楽よねぇ」
「なんだよニコルぅ、お前はガロの事兄弟だって思ってないのかよぅ」
「……思ってない訳無いでしょ、バカ兄」
「あぁん、ヌルぅ、ニコルが辛辣だよぅ」
「あ、あははは……」
「うん! 皆仲良し、だね」

 なんとなく確かめ合うような流れになっちゃったけど、悪くないよね。
 さてと、お腹も満たされたし、そろそろまたトピに付き合ってあげようか。あ、これも僕の力の応用でトピが出す岩タイプの技を、鋼タイプに変化して受けてたりします。勝手に変化して、だけどね。

 ……静かになった寝床にしてる洞窟の中、隣ではトピがぐっすり眠ってる。結局昼ご飯の後も、辺りが薄暗くなるまでびっちり練習してたからね。疲れただろうし、このまま朝まで目は覚まさないだろうね。
 もう1匹、ガロも体を横にして口を開けて眠ってる。こういう所がまだまだ子供っぽいんだよねって、ニコルと眺めながらちょっとだけ笑ったりしてるよ。真夜中の姿なのに、すっごく寝付きは良いんだよね。

「……ヌル、まだ……起きてる?」
「うん、起きてるよ」

 この為に起きてた、が正解かな。2匹には悪いけど、起きてる間はニコルと2匹っきりになれる時間なんて無いからね。
 2匹で他の2匹を起こさないように、そっと洞窟から出た。夜風が体を撫でて行って、昼間より涼しくて過ごし易いかな。
 ニコルを促して、今日は近くの海岸まで行く事にした。3匹から聞いた話では、僕が倒れてたらしい所になるんだよね。

「良い風ね……昼間はトピの練習相手、お疲れ様」
「トピも頑張ってたからね。ニコルは確か、知り合いのポケモンに挨拶に行ってたんだっけ」
「うん。タマゴが孵って子供が産まれたって聞いたから様子見にね。でも大変だったわ、人間の町の近くに暮らしてるライチュウだったから、見つからないように行かなきゃだったし」
「それなら、ニコルもお疲れ様だね」

 2匹で今日の労を労い合う。それだけで、なんだか心が軽くなったように感じる。こうして夜に2匹だけで出掛けるようになったのは最近だけど、始めてから習慣になるのに時間は掛からなかったよ。
 実は、まだガロとトピには言ってないんだけど、僕とニコル、所謂お付き合いって言うのをしてる間柄なんだよ。まぁ、この関係が始まったのは今の夜のお出掛けが始まった日からだけどね。
 ニコルは身を寄せてきて、ぴたっとくっ付いた。少し恥ずかしいけど、なんだか顔が緩んじゃうな。

「でも、なんだか不思議な感じだよ。あの日、波打ち際に倒れてたポケモンと、こうして並んで夜の海を眺めてるなんてね」
「本当にね。もしニコル達が僕を見つけてくれなかったら、僕はどうなってたのかな。人間に見つけられて捕まっちゃったのか、それとも……」

 続きを言おうとする前に、僕の鼻先に何かが触れた。気付いてそれを確認すると、目の前はニコルの顔以外が見えなくなってたよ。

「今、私の前には貴方が居る。貴方には、何が見える?」
「……僕を助けてくれて、僕の事を見てくれてる大切なポケモンが、見えてるよ」
「うん。あの時、私達は貴方を見つけた。そして今、貴方は私の前に居る。ちゃんと息もしてるし、触れると温かい。それは変わらないし、変えさせたりなんてしないんだから」
「あはは、敵わないなぁニコルには」

 ニコルが言ってくれたように、僕は此処に居る。ガロが居て、トピが居て……そしてニコルが側に居てくれる。そんな素敵な居場所に、確かに僕は存在してる。生きている。
 なんて思ってる間に、僕の体が後ろに倒された。あ、あれぇ?

「あ、あの、ニコル?」
「……私達も、さ。えっと……牡牝の関係で今は付き合ってるでしょ? だから、その……」

 ニコルが倒れた僕の体に乗り掛かって来たけど、ま、まだ僕の心の準備が全く出来てないんだけど!? 胸が凄いドキドキしてるんだけどな!

「……や、やっぱりダメ!」
「へ、へぁ!?」

 僕の体から降りて、ニコルは僕の横に仰向けになった。……ちょっと僕は、まだドキドキしてて動けそうにないです。

「良い雰囲気になったからイケるかなと思ったけど、いざヌルの上に行ったらドキドキし過ぎて爆発しちゃうかと思ったわ……」
「し、正直僕はまだドキドキしっ放しなんだけどな」
「私も。あーぁ、ヌルはじっとしててくれたから、私が頑張れればなぁ」

 しばらくは喋らずに、一緒に空の星を眺めてた。夜風に吹かれて、少し落ち着いてきたかな。

「ライチュウの赤ちゃん、可愛いかったな」
「そう、なんだ」
「うん。大好きなポケモンと一緒になれて幸せだよとも言ってた」
「そっか……」

 それでさっきあそこまで頑張ってみたってところかな。未遂で終わっちゃったけどね。
 これは、僕からも何か言った方が良いかな。うーん……。

「……僕は、此処に居る」
「ヌル?」
「何処にも行かないし、ガロやトピ、そしてニコルの側に居たいと思ってる。これからもね。だから、ゆっくりでいいんじゃないかな。お互い、心の準備も、さ」
「……うん、そうだね」

 ニコルも落ち着いてくれたみたいだし、そろそろ戻ろうか。あんまり遅くなっちゃうと、明日眠くなっちゃうもんね。

「あ、じゃあ帰る前に」
「どうしたのニコル?」

 僕の右頬に、ニコルの口が触れた。口って言うか、唇って言った方が良いのかな、この場合だと。

「ふふっ、これくらいは今でも出来るからね」
「あ、あははは……」

 ……こう言う時、自分の口の構造がちょっと妬まれちゃうね。こんな前に張り出してる嘴が無ければ、ニコルとちゃんと口付けも出来るんだけどな。ま、まぁ、これはこれで悪くはないけど。
 じゃ、ちょっと名残惜しいけど帰ろうか。続きは、明日以降頑張ろう! ……暫くは無理かもだけど。

 薄っすらと明るさを感じて目が覚める。んー……朝になったみたいだね。

「おいーっす。お早うさん、ヌル」
「お早うガロ。ふぁぁ……」
「って、なんだまだ眠そうだな? シャッキリ行こうぜシャッキリ!」
「真夜中の姿でなんでそんなに朝から元気なのよ兄さんは……」
「おっ、ニコルも起きたか。グッモーニン!」
「騒がしいから起こされたの。お早う、ヌル」
「うん。お早うニコル」

 昨日の夜の事もあってか、ニコルの顔を見たら自然と笑顔になった。少し照れも混ざっちゃってるけどね。

「な、なんだその感じ……俺なんか寂しいんですけど!? ヌルとニコルの間にジェラシい波導を感じる!」
「兄さんいつからルカリオになったのよ。馬鹿な事言ってないで、朝ご飯食べに行こう」
「そうだね。トピー、朝だよー」
「んぇ、ふぁぁ……ヌル兄ちゃんおはよー」

 トピも起こして、4匹で外に出た。うん、明るい朝日が心地良い。今日は何しようかな。

「あ! そういや飯で思い出した! アーカラ島で見つけて埋めてきたオボンの実、木になってそろそろ食い頃だったな……よし、後で取りに行こうぜ!」
「良いけど、なんであっちに? こっちに持って帰ってくれば良かったのに」
「運んでる内に落っことすのも嫌だったしなぁ。まぁ、ぶっちゃけめんどかっただけだけどな!」

 あ、ガロがニコルに蹴られた。いやまぁ取りに行けばいいだけだし、今日はアーカラ島に行くので良さそうだね。
 よし、まずは朝ご飯食べに行こうか。今日も元気出して行かないとね。

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Thank you for reading!
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後書き!

という事で、10周年大会と言う事でこっそり参加してた私です。結果は0票! ……あれですかね? 良い加減引退しろって言う指標ですかねぇ……。
まぁ今回、注意書きを読んでなくて短編小説大会だって気付かずに書き始めてたって阿呆な事をやらかしたりして、急遽短編サイズに纏めたって言う自分でも微妙になってしまった作なので致し方無しですかね?
さて今作ですが、登場ポケモンに指定があって珍しいなーと思って見ていたら、指定ポケモンにシルヴァディとルガルガンが居ると思って、せっかくだしポケモンSMで思い付いたネタで書いてみようと思った次第です。ちょっとキャラ紹介も載せさせて頂きましょう。

・ヌル(シルヴァディ)
本作主人公、SM本作的には語られる事の無かった3匹目のタイプ:ヌルをイメージしたキャラとなっております。
本来コールドスリープ処理をされる筈だったタイプ:ヌルの1匹が脱走、テンカラットヒル近郊の海岸に流れ着いた、というのが彼の経緯。
故にシルヴァディという呼び名も知らないし、自身の特性であるARシステムの事も知らない、おまけに脱走の際の無茶で記憶も無いという苦労性なシルヴァディ。

・ガロ(ルガルガン真夜中の姿)
ヌルを見付けた3匹組の長兄。訳あって真夜中の姿に進化した。
性格は気紛れで少し惚けた所もあるが、兄弟思いで優しい兄。
助けた素性の知れないヌルの事も受け入れ、弟分として接する。

・トピ(イワンコ)
3匹組の末の弟。ヌルにも懐いており、おんぶして貰うのがお気に入り。
あまり難しい話にはついて行けないが、言う言葉は子供故に真っ直ぐで納得してしまうものだったりする。

・ニコル(ルガルガン真昼の姿)
3匹組の次女。面倒見が良くて優しい、真面目でしっかり者。兄のおふざけへのツッコミも忘れない今作ヒロイン。
ヌルと共に生活する中で次第に惹かれるようになり、あるポケモンから助けられた事で一気に想いが募り交際に発展。現在は色々したいと思いつつ、なかなか進展出来ないでいる。

……とまぁ、設定に沿って話を展開していたのですが、一万字で語り尽くすのは無理でした! だって出会った日だけで一万字超えましたもの!
と言う訳でなかなか残念な結果にはなってしまいましたが、短編を纏める力はまだまだという事だと思いつつ、今作の締めとさせて頂きます。
お読みくださった皆様、お目汚し、失礼致しました!

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