ポケモン小説wiki
過去から現在へ・・・ の変更点


人×ポケモンの官能描写があります。  [[ピカピカ]]
官能が苦手な方はお控えください。
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「あんさん、あんさん、そろそろ起きて~な。」

朝から俺のパートナーの声が耳元でキンキンと耳に木霊する。俺はアイツにぐらぐらと揺さぶられ、ずっしりと重たい瞼をゆっくりと開ける。目の前にはもちろんパートナーであるアイツの顔。「ウィンディ」の顔があった。
ウィンディは少し大きめの牙を俺に見せて笑うと尻尾を左右に振って俺に言った。

「あんさん、朝やで~。」
「外を見れば分かるよ・・・。」
俺は言った通り外を見て窓からさす朝の光を顔一面に浴びた。眩しさを遮る為に手を目の所に重ねてそのまま姿勢を変えずにくるりと半回転をしてベッドから立ち上がる。あらかじめ用意しておいた服を着ようとするが、それを邪魔する者がいた。

俺は言った通り外を見て窓からさす朝の光を顔一面に浴びた。眩しさを遮る為に手を目の所に重ねてそのまま姿勢を変えずにくるりと半回転をしてベッドから立ち上がる。あらかじめ用意しておいた服を着ようとするが、それを
邪魔する者がいた。

「なぁ、ウィンディ?」
「何や、あんさん。」
「少しの間ぐらい目を逸らしてくれないかな?いくらパートナーと言えど俺だって異性に一時でも裸を見られるのは恥ずかしいんだが。」
「少しの間ぐらい目を逸らしてくれないかな?いくらパートナーと言えど俺だって異性に一時でも裸を見られるの
は恥ずかしいんだが。」

そう、この俺の後ろにいるウィンディである。さっきの笑顔を崩さないまま俺をじっと見つめている。そんなに見たところで何が出るわけでもないのに、こいつはずっと俺を見ている。そしてその笑顔を崩さないままウィンディは俺に言った。

「別にええやないか。減るもんでもないし。それにウチらはそんなこと気にする仲でもあらへんやろ?」
「・・・」

俺はそんなことを言うウィンディには言葉を返さずに何だかんだ言いながら服を着替え終わり、部屋のドアの前に立ってドアノブを握る。それでもウィンディは俺に向かって言葉を続けた。

「あんさん・・・。ウチは、本当に気にしてへんから・・・。いつまでも昔のことに苦しむのはやめ~な。」
「・・・ウィンディは優しいな。昔から。でも、俺があの日のことを忘れるなんて無理だよ・・・。」

そう言って俺はドアノブを回し、ドアを開けてウィンディを残したまま部屋から出た。ドアを閉める寸前にふとウィンディの顔が見えた。


しかしそこに先ほどの笑顔はなく・・・どことなく物悲しげな顔だった。


そしてそんな顔をして部屋を出ていく自分の主を見つめていたウィンディはボソッと何かを呟いていた。

「本当にウチは・・・気にしてへんのに・・・。あんさん・・・。」

ウィンディはふっと部屋の窓から外を見た。自分の主がどこかへ出かけていく。本当であればついていきたい。でもそれは許されない。自分の主が許してくれない。
たとえ無理をしてついて行っても主は何も言わないだろう。だがそれが逆にウィンディには重荷になる。何も言わないからこそ伝わるものがあることを主のパートナーであるウィンディ本人が一番よく知っていたのだ。ウィンディは少しだけぐっと唇を噛んだ。主に、彼に怒っているわけではない。ウィンディはもう一度振り返り、彼が寝ていたベッドに近づいた。そしてゆっくりと手を乗せて、シワになったシーツをぎゅっと掴む。

「あんさん・・・もしあの日に戻れるんやったら、あんさんは昔のように戻ってくれるんか・・・?昔の元気なあんさんに戻ってくれるんか・・・?」

ウィンディは掴んだシーツに鼻をぐっと引きよせてまだ残っているであろう彼の匂いを嗅いだ。匂いだけは昔と変わらないとウィンディは思った。その匂いと彼の温もりからだろうか、ウィンディはすぐに瞼を閉じ、眠りについてしまった。その時、眠りに入るウィンディの頬に一粒の滴が伝った。

それからしばらくしてから俺は帰宅した。

「ただいま。」

俺は力ない声でそう言う。いつもであればここでウィンディが足音を立てながら迎えに来てくれるはずだった。しかし今日は違った。いくら待ってみてもウィンディは来ない。

「ウィンディ・・・?ウィンディ!!」

俺は急いで靴を脱ぎ、その場に脱ぎ散らかし、家の中を捜す。あちこち捜してみても一向にウィンディは見つからなかった。そして一番最後に自分の部屋が残り、俺はごくっと息をのんだ。そしてドアノブを握り、部屋の戸を開ける。首を左右に振り辺りを見る。ベッドを見るとそこにはウィンディがすやすやと寝息を立てていた。
俺はウィンディに近づき、近くにある椅子に座った。そして安心したからか俺はいつの間にかウィンディの頭を久しぶりに撫でていた。

「よかった・・・ウィンディ。君がいなくなってたらどうしようかと思ったよ・・・。」

頭を優しく撫でながら俺は無意識にそう言っていた。依然として目を覚まさない彼女をいいことに俺は無意識に出てしまっていた言葉の続きを言った。
「ウィンディ。いつもごめんな・・・。多分俺はウィンディに凄く辛い思いをさせてると思う。でもそれは俺の本心じゃないんだ。それだけは分かっていてほしい。出来ることなら俺は・・・」

「ウィンディ。いつもごめんな・・・。多分俺はウィンディに凄く辛い思いをさせてると思う。でもそれは俺の本

心じゃないんだ。それだけは分かっていてほしい。出来ることなら俺は・・・」
そこで言葉が詰まる。喉の奥が、目頭の辺りがやけに熱い。でもそんな状態に耐えながら俺はさらに言葉を続けた。
「そう、出来ることなら・・・もう一度お前と散歩をしたい。一緒に笑いたい。お前の本当の笑顔が見たい。そう思っているんだ。でも・・・俺があの時あんなことをしたから・・・ウィンディを傷つけたから・・・。」

「そう、出来ることなら・・・もう一度お前と散歩をしたい。一緒に笑いたい。お前の本当の笑顔が見たい。そう
思っているんだ。でも・・・俺があの時あんなことをしたから・・・ウィンディを傷つけたから・・・。」

そう、俺は過去に過ちを犯してしまっていた。取り返しのつかない過ちを。
それは俺とウィンディがまだ少し若い時だった。まだウィンディもガーディだったころだったのもしっかり覚えている。確かあの時俺と彼女はテレビを見ていた。両親が仕事の都合で翌日まで帰らないのをいいことに夜更かしをしていた。
見ているテレビの内容はもちろん昼間やゴールデンタイムにやっているものではない、官能的な内容のものだった。それを当時ガーディだった彼女と見ていた。

「うわぁ・・・何やってるのかな、コレ?ねぇ、ガーディ?」
「さぁ・・・ウチにもよう分からんなぁ。二人とも顔が赤くなってるし、妙に息が荒いしなぁ・・・大丈夫なんやろか。」
「さぁ・・・ウチにもよう分からんなぁ。二人とも顔が赤くなってるし、妙に息が荒いしなぁ・・・大丈夫なんや
ろか。」

見ればテレビの中の人は男と女で裸の状態で互いに口づけをしあっていた。当時子供だった俺にはそれが何なのかよく分かっていなかったが。
しかし、自然と何かが熱くなっていったのはさすがに分かった。そして子供ながらの好奇心が俺の心の何かをくすぶった。「やってみたい」と。
幸いにも今ここにいるのは自分と彼女だけ。テレビの中と同じ状態だったのだ。しかし俺が少し様子がおかしいのを心配してくれたのか、彼女は俺の顔をのぞきこんで言った。

「あんさん?何か顔が赤いけど、大丈夫か?やっぱりもう寝た方がええんやないの?」
「・・・ガーディ。」
「ん?どないしたんや、あんさ・・わっ!?」

彼女が言葉を返す前に既に俺は彼女を押し倒していた。当然、彼女は何が起きたのか分からない様子で、目を丸くした状態で俺を見ていた。

「あん・・さん?これは一体どういうことなんや?なしてあんさんがウチに覆いかぶさってんのや・・・?」
「ガーディ・・・。」
「ちょっ・・!!あんさん、顔が近いわ!!な、何する気や!?や、やめっ・・・!!」

そこから先は俺はよく覚えていない。最後に記憶があったのは、彼女がとても焦った様子で俺を必死に抑えようとしていた場面だった。
ふっと我に返ると、俺はいつの間にか裸だった。自分の手を見れば湿り気が帯びていて、手の奥の方を見れば、今までぼやけていた視界がはっきりしてきて、ガーディの啜り泣く姿と声が、視界のほかに、聴覚にまで伝わってきた。そしてガーディは泣きながら俺を見て言った。

「うぅ・・あんさんのバカぁ・・何でこんな酷いことするんや・・?」
「!!が、ガーディ・・。」
「ウチ、何かあんさんに悪いことしたか・・・?」
「ち、違っ・・。」
「ひっく・・えぐっ・・だったらどうしてこないな事したんや!?」

俺はそれからガーディに弱い力で胸を何度も叩かれながら何も答えることが出来なかった。もう何を言ったところで言い訳にしかならない。俺が彼女を汚し、傷つけた。その事実はどんなことをしても決して許されない罪。そう、決して俺の中で消えることのない罪なのだから。
それからしばらくは俺はガーディと話をまともに出来なくなった。罪の重さを今更悔いたところで彼女にはもう好きな相手と結ばれることも出来なくなったのだから。それもポケモンの幸せを第一に願うはずであるパートナーの俺のせいで。だが、しばらくしてから彼女は何故か徐徐に俺に話しかけるようになった。「ウチはもう気にしてへんよ」などと言い、以前のような彼女に戻ってくれた。
それから事なくして彼女は自分の意志で炎の石を使い、ウィンディに進化した。彼女はガーディの時とは比べものにならないほど魅力的な姿になった。姿が変わっても中身は変わらなかったが。そして彼女は俺が一人暮らしを始めると言い出した際、一緒に付いていくと言い出した。
何故あんな酷いことをしたのにまだ付いてくるのかと思った。その真意を彼女は未だに俺に言ったことはない。
ただ俺は内心嬉しかった。彼女が付いてきてくれる事に。本人の前では到底言えないが、とても嬉しかった。
彼女は今の俺の心の支えだ。彼女がいなければ俺は多分もっと駄目な人間になっていただろう。彼女の存在がなければ俺の存在もなかったようにさえ思ってしまう。
だが、そう思っているはずなのに彼女の前では冷たい態度をとってしまう。正直心が締め付けられる感覚に嫌気がさす。何故いまだにこのウィンディとの関係が維持できているのかが不思議でたまらないのだ。

「んぅ・・・あんさん・・・。」
「ウィンディ・・・。」

ウィンディはふっと寝言で俺のことを呼ぶ。それにはっと我に返った俺はまだウィンディの頭に手を置いたままだった。もう一つ気づいたことがある。それはいつのまにか俺の頬に何かが伝っていたことだった。

「あれ?おかしいな。何で俺、涙なんか・・・」

頬を伝う生温かい水。何故流れているのか分からなかった。いや、本当は分かっていたはずだ。だけど分かっている自分を認めたくなかった。俺は悲しい。悲しいから泣いている。何故悲しいか、その理由は一つしかないじゃないか。
それは俺自身が好きな人を苦しませてしまったこと。ウィンディを苦しませて、辛い仕打ちをしてしまったこと。あの日泣かせてしまったこと。その全てが一つの罪として俺を苦しませている。その罪が俺をこんなにしてしまった。自業自得なのは分かっている。だけど軽い気持ちでやってしまったことがこんなにも重いものになるなんて思っていなかったんだ。

「ウィンディ・・・何でお前はこんな俺についてきてくれる?あんなことした俺を恨んでないのか?」

俺はゆっくりウィンディの頭の上に乗せていた手を下ろし、椅子の上に項垂れるようにしながらそう言った。

「・・・恨んでなんかない・・・そんな気持ちなんか持ったことない・・・」
「・・・!!」

俺は返ってきた言葉に驚きながら顔を上にあげた。ウィンディがいつの間にか起きていた。体は起こさずにその寝たままの状態でウィンディは言った。

「確かにあの時、ウチはあんさんに大事なもん取られてしもうた・・・だけどウチはそのことに怒ったわけではないんよ?」
「うぃ、ウィンディ・・・じゃあ一体・・・」
「悪いけど話は殆ど聞かしてもろうたわ・・・あんさんは何か勘違いしてないか?」

ウィンディはそこでようやく重そうな体を起こして俺の方を見る。窓から差す夕焼けの光がちょうど目に入ってよくウィンディの顔が見れなかったが、何となく口調から寂しそうな顔をしているのが分かった。

「勘違いだって・・・?」
「そうや、ウチは別に初めてを取られたからあんさんに怒ったわけやあらへん。というか、ウチは逆にあんさんに取られて良かったとまで思うとるんよ?」
「ウィンディ・・・それっt」

俺は言いかけの所でウィンディの手で口を塞がれる。ウィンディはニコッと笑ってから再び言葉を続ける。

「ウチはあんさんに無理矢理されたのが嫌やったんや・・・。あの時のあんさんの目、おっかなかったから。普通にされたんならウチは・・・あんさんを受け入れたんやで?」
「ぷはっ・・・」

そこまでウィンディが言ってからようやく口を解放される。今、ウィンディが言ったことは頭の悪い俺でもしっかりと理解できた。

「ウチな・・・どうしても言えへんかったんよ。あんさんの事を好きやって・・・。だってウチとあんさんは種族が違うやろ?ポケモンと人間やもんな。世間の目もあるしな。」
「ウィンディ・・・。」
「なぁ、あんさん?あんさんはあの日、もし近くにいるのがウチじゃなくてもヤった?」
「それは・・・!!」

俺は返答に困った。本当はどうだったんだろうか。あの日は理性を失っていて俺自身どう思っていたかなんて思い出せない。だけど、多分俺は・・・

「・・・もし相手がウィンディじゃなかったらやっていなかったなんて言ったら嘘になるかもしれない。でも、俺もあの時からウィンディの事を・・・好き、だったんだと思う。でなかったら多分やっていなかったと思う、な・・・。」
「あんさん!!」
「うわっ!!?ちょっ、ウィンディ!?」

俺はどっちつかずな返答をしたのにも関わらずウィンディに飛びかかられた。俺は椅子に座っていたがウィンディに飛びかかられて態勢を崩して椅子ごと後ろに倒れる。少し背中に痛みが走るが、それよりもウィンディのふかふかな毛に抱きつかれたことによってウィンディの炎タイプ特有の温かみが伝わってきて、痛みなんか気にならなかった。

「あんさん~あんさん~・・・うぅ~・・・」
「どうしたんだ、いきなり・・・?」
「だってぇ・・・あんさんに好きやって言われたんやもん・・・こんなウィンディのウチでも好きになってくれたんやろ・・・?」
「それはそうだけど・・・ウィンディ、本当にお前も・・・?」
「当たり前やないか・・・ウチかて本気なんや。誰よりもあんさんを思うとる・・・本当や・・・。」

ウィンディは少しずつ涙を流しながら俺に頬ずりをしてくる。時々ウィンディが流した涙が俺の頬を濡らすが、俺はそんなことは気にせずに少し震わせながらもウィンディの背中に手を置き、ぎゅっと抱きしめてみる。

「ごめんな、ウィンディ。今まで辛い思いさせて・・・本当に・・・」
「もうええよ。分かってもらえればそれで十分や。」

ウィンディはそう言って体を離す。気のせいか頬を少し紅潮させた状態で俺をとろんとした瞳で見つめる。

「ウィンディ・・・。」
「あんさん・・・ええよな?」

俺はゆっくり頷く。ウィンディは口元をニヤッとさせてから俺とゆっくり唇を重ねる。俺とウィンディとでは口の大きさがまるで違うが、そんなことも気にせずにウィンディは俺の口内に舌を入れてきた。

「あんさん・・・んむぅ・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・」

舌を絡ませて互いに息を荒げる。今のウィンディの顔はいつもの顔をしておらず、完全に雌の顔をしている。艶やかな笑みを浮かべながら俺と目を合わせ、さらに舌を絡ませる行為を激しくしてくる。

「うぃ、ウィンディ・・・っ!!ちょっ・・・」
「まだや・・・ウチが我慢してた分・・・全部受け取ってもらうでぇ・・・?」

俺はウィンディの胸の辺りを叩いて限界の意を伝えたのだが、ウィンディは聞こうとしない。それどころか俺と唇をしっかりとくっつけて俺の唾液をじゅるるっと吸い取っていく。

「んんっ!!」
「ぷはぁっ・・・あんさん?まだまだこれからなんやで・・・?」
「もう少しは・・・手加減してくれないか?」
「だ~めっ!!前はあんさんばっかだったけど、今度はウチの番や。」

どうやら彼女は主導権を握ってとことん俺を責め立てたいらしい。ある意味嬉しい限りではあるが、それでは絶対に俺の体は持たないだろう。終わるころには彼女の玩具にまでされてしまっていそうだ。
そうなってしまっては駄目だと思いながらも、彼女の力は凄い。とても俺の力では敵いそうにない。諦めるしかないか。

「諦めたみたいやね。じゃあウチの好きにさせてもらうよ?」
「あぁ、なるべくお手柔らかにな。」
「えへへ、どないしようかなぁ・・・?」

ウィンディは意地悪な笑みを浮かべながらさっさと俺の下半身の方に回る。そして不慣れな手つきでズボンを下ろし、モノを取り出す。取り出されたモノはさっきの行為で膨大してしまっていた。

「やっぱ昔とは違うなぁ・・・大きさも硬さも・・・」
「あんまり見られると恥ずかしいんだけど・・・」
「ええやないか。減るもんじゃあらへんし、もうこれはウチだけの物なんやから。」

ウィンディはそう言ってからゆっくりと舌でモノをねぶり始めた。ウィンディの舌の温かさとザラザラした感じがモノに伝わってきて快感のあまりか声をあげてしまう。

「うあぁっ・・・」
「んぅ・・・あんさん、気持ちええか・・・?」
「あぁ、凄く良いよ。ウィンディ・・・。」
「そら良かった・・・じゃあもっと激しくしてもええな・・・」

ウィンディは最後の方をボソッと何か呟いてから舌で舐めるやり方から口でモノを包み込んだ。ウィンディの口は舌の温かさの比ではないほどに熱かった。そしてウィンディは口を上下に振りながら舌で俺のモノを満遍なく愛撫する。あまりの激しさに口から淫らな音がじゅぷじゅぷと音を立てていた。

「ウィン・・・ディッ・・・!!駄目だ・・・もう出そうだ・・・」
「んんぅっ・・・まだ出しちゃ駄目や・・・。」

ウィンディはそう言ってモノから口を離してしまい、モノの根元を手で抑えてしまう。それで俺の射精感も急速に抑えられてしまう。

「ふふっ、沢山溜めといて~な?次はウチのここに出すんやから・・・」

そう言ってウィンディは仰向けになった状態で秘所をさらけ出す。ガーディの頃とは違いしっかりと発達したそこは熟れた果実を思わせた。俺は秘所に食いついて舌で舐め始める。

「ふぁぁ・・・いいよぉ、あんさん・・・」
「くちゅっ・・・じゅる・・・」

俺は夢中でウィンディの秘所を貪っていた。そのせいで返事も返せずに代わりに淫らな音を返していた。
ウィンディは前足で俺の頭を抑えながらひたすらビクビクと体を震わせていた。俺はウィンディの後ろ脚を掴んでがばっと開く。そしてウィンディの後ろ脚に腕を巻きつけて固定し、這わせていた舌を秘所にズブッと入れる。

「んやあっ・・・!!あんさん、激しすぎるぅっ!!」
「んむっ・・・」

舌を出し入れするたびに秘所からは愛液が垂れてくる。それを漏らさずに俺はウィンディの味を堪能していく。

「駄目やっ・・・あんさん・・・ウチ、もうイクぅっ・・・」
「ぷぁっ・・・駄目だぞ、ウィンディ。」
「やぁ・・やめるなんて意地悪ぅ・・・イかせてほしかったのに・・・」
「イク時は一緒がいいんだ。嫌か?」
「・・・もう、あんさんは・・・まぁ、そういうところも含めてあんさんが好きなんやけどね・・・」

俺が態勢を起こすとウィンディはもう一回俺のモノを舐めてくれる。ウィンディの唾液がモノに纏わりついて光を帯びる。ウィンディはうつ伏せになり尻尾を上げて俺に秘所を見せつけて誘惑する。

「きて、あんさん・・・」
「分かった。ウィンディ・・・」

俺はウィンディの腰に手を置き、ゆっくりと挿入する。散々互いに慣らしたおかげかウィンディの秘所は俺のモノを難なく受け入れる。ヌルッとしたようなうねうねした様なウィンディの秘所は舌の、口の何倍も熱く、溶かされてしまいそうな熱さだった。しかしその熱さは俺のモノを快楽へといざない、容赦なく締め上げてくる。

「あんさんの気持ちいいよぉ・・・もっと激しくきてぇ・・・」
「ウィンディの膣も凄く気持ちいいよ・・・すぐに出ちゃいそうだ・・・」
「いいよ、何度でもウチん中に出してぇっ・・・孕んでしまうくらい出してえぇよぉ・・・?」

俺はとにかくウィンディの膣を突いた。何度も何度も彼女の子宮口を突くたびに彼女は声をあげて悦に浸る。もう何度彼女の中に出したのだろうか。自分でも分からないぐらい俺は彼女を、ウィンディを求めていた。秘所からは溢れかえった精液が飛び散っていた。

「あんさん・・・好きや・・・大好きや・・・」
「俺もだよ、ウィンディ。これからもずっと俺の傍に・・・」
「もちろんそのつもりや・・・。何と言われようとウチはあんさんだけの物やもん・・・。」

ふっと気がついたころには俺はウィンディの背中の上で眠っていた。未だに繋がったままで眠っていたからか動こうとすると彼女が可愛い声を上げる。

「ひゃんっ・・・あんさん、いきなり抜こうとしないで~な・・・。」
「ごめん。」
「別に謝ることではないんよ。でも・・・」
「んっ?」
「もう少しだけ・・・もう少しだけ繋がったままでいてもらえんやろか・・・?」

ウィンディは横顔を覗かせた状態で頬を染めながらそう言った。そんな顔された状態で言われては拒めるものも拒めないじゃないか。

「あぁ、ウィンディがそう望むなら俺はそれでいいよ。」
「えへへ・・・ありがと~な。」

そう言った彼女の顔は俺が今まで見たかった顔だった。
どんな顔だったかって?



それは・・・紛れもない彼女の本当の笑顔・・・


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あとがき

これで短いですが終わりです。
ウィンディの雌との絡みはあまり小説では見かけないので書いてみました。
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