前回:[[緑と赤の新たな旅人8]]
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「やベ!この部屋のニオイと、布団どうしよう・・・」
部屋中にレナとイレスの雌独特のニオイがこもっていて、
さらに、布団が僕の精子で、少し白いし、布団中がレナと、イレスの愛液で汚れていた
(よし、こうなったら・・・)
-第9話- セーフ
僕が、思いついた作戦には、レナとイレスの力がいる
「「ZZZZZ」」
二人とも寝てるし・・・。
(起こすしかないか・・・)
僕は、イレスを揺らす
「イレス、おい、起きろ!」
「ん~」
イレスが起きた
「ふぁ~」
眠そうな声をイレスが言った
「起こしちゃって、ごめんな、イレス・・・」とりあえず、謝る
「べつにいいですよ、アナキさん何の用ですか?」
「布団の事と、この部屋の匂いの事だ」
「どうすればいいですか?」イレスは、尋ねてくる
「まず、レナを床に下ろして」
「はい」イレスは、両足から蔓を出して、レナを床に下ろした
「イレスも下りて」
イレスは、ベットから床に飛び降りる
僕も床に下りた、イレスは、不思議そうな目で、見てくる
「レナに起きないから蔓のムチで、起こして」
「え!レナさんにですか?!」
イレスは、驚いている
「あぁ、急がないと誰かが入ってきたら、お終いだからな」
「わかりました」
素直に指示どうりにした
イレスは、両前足から蔓を出して、レナの頭を叩いた
バシッ!
「痛ッ!!」
レナは、飛び起き、頭を抑えて、痛がる
「ごめんなレナ、でも、早くしないと大変だから」
「何のこと?」レナは、頭を抑えながら言った
「この匂いと布団のことだ。」
「どうすればいいの?」
レナは、ようやく頭から、手を離す
「イレス、蔓で、布団を広げて」
「はい」
イレスは、4本の足から蔓を出す
布団を空中に広げた
「レナ、布団に弱く、竜の波動を打って」
レナは、竜の波動を吹いた
すぐに布団が乾いた
「イレス、布団をベットに戻して・・・レナは、窓を開けて翼で扇いで、匂いを消して」
イレスは、元道りに布団を戻した。レナは、窓を開け自分の翼で、扇いだ
すぐにさっきと元通りになった
「アナキさん、これからどうします?」
「これからな、サイクリングロードに行って、下って・・・ヨスガシティを超えて
トバリシティへ行く」
そう、3番目のバッジをGETする為である
ガチャ
扉が開いた、そこから白衣姿の医師が出てきた
「目が覚めましたか、よかった・・・退院するかい?」
「はい」
「荷物をまとめたら、行きなさい・・・」
「分かりました」
医師は、扉を閉めた・・・僕は、荷物をまとめて、退院した
-2- 自転車屋
僕とイレスは、今、自転車屋の前にいる・・・自転車を買うためである
レナは、さっき眠いといってボールに入った。
僕とイレスは、中に入った。色々な自転車が置いてあった
店の奥から店員のゴーリキーが出てきた
「いらっしゃーい」
「おすすめは、ありますか?」
「ポケモントレーナーにお勧めは・・・来てください」
ゴーリキーは、僕についてくるように言った
僕は、歩き出したゴーリキーの後をイレスと一緒に付いていった
「これです」
そこには、マウンテンバイクがあった
名札があった。僕は、それを読んだ
コンパクトに収納可能!
軽い、丈夫、コンパクト、安い!
全色6種類:赤・青・黄・緑・白・黒
お値段:2万円
(2万円か・・・かっこいいし、これにしよ)
僕は、赤と緑と黒が好きな色である
3色のうち1色を選ぶのは、難しい
(ジュプトル色の緑でいいか・・・)
「お客さん、決まったかい?」
「はい、これにします。色は、緑で・・」
「お買い上げ有難うございます。2万円になります」
僕は、財布から1万円札×2を出した
ゴーリキーに1万円札×2を渡した
「すぐ、乗るので、箱から出してもらえますか」
「あいよ」
ゴーリキーは、箱から、マウンテンバイクを出した
「説明書は、いるかい?」
「はい、一応」
説明書を僕に渡して、ゴーリキーは、自転車を15秒で、組み立てた
僕は、イレスをボールに戻して、自転車に乗り、店を後にした
「お買い上げありがとうございました」
ゴーリキーの声が最後に聞こえた
-3-黒月団
今、僕は、サイクリングロードの入り口に着いた
(この、自転車・・・結構、使いやすい・・・)
サイクリングロードを僕は、下り始めた
結構、急な為にすぐにスピードが、上がってくる
ゴオオオォォォォ
(すげー気持ちいい)
風が僕の顔に叩きついてくる
僕の短い髪の毛も風で、一方方向にしか向かない
【3分後】
やっと、出口が見えた。
僕は、出口を出て、そのままテンガン山に向けて自転車を走らせた
すぐテンガン山の入り口に着いた
僕は、歩きで行こうと思い自転車をたたみ
バックにいれた。
僕は、イレスをボールから出した
「アナキさん、御用ですか?」イレスは、尻尾を(葉)左右に振りながら言う
「野生のポケモンが出てきそうでな・・」
「分かりました!行きましょう」
僕は、テンガン山に入った。イレスは、僕の右側を連いてくる
2分程歩いた時だった
「ん?人がいる」
「何所にですか?」
イレスは、見えないというふうに背伸びしようとする
僕は、イレスを持ち上げて見せてあげた。
「本当だわ」
僕は、イレスを下ろして、一緒に静かにばれないように近づいた
そいつらの近くの岩陰に隠れて、そいつらをみた
全部で、10人程だ、皆、着てる服は同じで、上半身が黒で腹のところに三日月が
書かれてて、背中には、黒月団と書かれて
下半身は、赤紫色だ。
「イレス、黒月団だ(ブラック・ムーン)」
「黒月団?!」
そう、イレスの家族を全員殺した黒幕である
「許せない!」
イレスは、10人の団員を睨む
僕は、団員の話を聞こうと、耳を凝らした
『ボスが言ってた、逃げた強化覚醒ポケモンのイーブイは、何所にいるんだろな』
『しらねぇー』
『手かがりが、無いんだから見つかるわけ無いじゃんか』
『でも、早く見つけねぇーと、叱られるんだもなー』
『なんでも、強化覚醒ポケモンを作るのに5億掛かったとか』
「イレスの事だな。」
「私を探してるみたいですね、でも、強化覚醒ポケモンッて、何でしょうか?」
「さぁーな、見つからないように逃げよう」
「はい・・・」
その時だ、こんな話が聞こえた
『強化覚醒ポケモンのイーブイの脱走の日に俺は、そいつの姉の命を奪ったんだぜ』
『どんな風に?』
『俺のコイルに両足を狙うように指示したんだ、んで、成功して
イーブイの方は、逃げたが姉の方は、俺が捕らえてさ、ムチ打ちにして
徐々に殺したさ。あいつの悲鳴は、面白かったぜ』
『それ、残酷過ぎないか?』
『楽しかっただけだよ・・・へへへ』
「あいつが・・・私の・・私の姉を・・・殺した奴・・許せない!!」
イレスは、その殺した張本人をすごい殺気で睨む
(イレス、怖すぎないか・・・鳥肌が立つんだけど・・)
その時だ!イレスの体が赤色に光った!
(な、何がおきてんだ・・殺気が強くなってるし・・・)
強
化 発
覚 動
醒
イレスの背中から緑の翼が出てきた。
「死ねぇぇぇぇ!!」
イレスの右わき腹から、緑色の棒状の何かが発射される
『なんだ?!』
『何か来るぞ!』
『逃げろー!!』
ドォゴォォォォンン!!!!
『『『『ギャャャャャーーーー!!!!』』』』
奴らの悲鳴と共に大爆発が起きる
煙があたりに立ち込める
煙がはれた、僕の視界に入ってきたのは、
(!!!!!)
団員が息絶えてそこら辺に倒れていた
そして、イレスがこっちに歩いてくる
イレスの足の葉は、緑に光る短剣になり、額の葉は、1M20cmぐらいの長刀になっていた
目は、赤色に光ってて、睨んでくるようにも見える。緑色の翼は、片方1M50cm程ある
帯びただしい、殺気が絶え間なく出てる。
(なんたる・・殺気と威圧感だ・・・)
僕は、自然に全身が鳥肌立ってるのが分かった。汗もかきまくり、
心臓がバクバクいっている。
気が付いたら、目の前にイレスがいた
(や、やばい、体が恐怖で動かない・・・)
イレスは、正気ではない事が嫌でもよく分かる
イレスが僕の目を見てくる、恐怖感が3倍に跳ね上がる
汗の量が異常じゃないほど出てくる
[コロス・・・ミンナ、ミンナ・・コロス、コロシマクル・・・ワタシハ、
ソレガタノシイ・・・]
機械みたいな声で、呟くイレス、いや、イレスではない!化け物だ・・・
グサッ!
「ウッ!」
僕の腹に激痛が走る・・・僕は、腹を見る化け物が僕の腹に右前足の短剣で刺していた
「グフゥ!」
今度は、左前足の短剣も刺してきた。
「イ、・・イレ・・ス・・そん・・・な・・やめ・・るん・・・だ」
僕は、途切れ途切れで、言う
化け物は、腹から垂れてる僕の血を吸う
「ヒヒ・・オマエノ血ハ・・オイシイナ・・・」
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[[緑と赤の新たな旅人10]]
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