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番外編3 光と凍、何がどうしてこうなった? の変更点


writer is [[双牙連刃]]

 はい、バリッバリに凍ってた光の日々の久々の新作です。マジで久々すぎて若干設定がおかしいです。ごめんなさい。
また、これは番外編なので本編の流れとは全く関係ありません。この話のことだけ言えば時空間も違うパラレルワールドの話です。基本は一緒ですけどね。
そして&color(Red){官能表現が作品の約六割を占める};予定です。ご注意下さい。
OKな方は下からスタートですよ。お楽しみ頂ければ幸いです。

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「ふあーあぁっと、退屈だぜー」

だーれも居ないリビングでぼへーっとしてるのも暇だよなー。
今日はマスターがリィを連れて行ったから俺はいつもの留守番からリィを引いた状態な訳よ。
それが違和感のある事ある事。昼寝とかの時はいつもリィが俺の背に居るからなー。それが無いと若干落ち着かん。今日の場合は落ち着かん理由がもう一つあるんだけどな。

「あんたいっつも退屈って言ってない? でも確かにこの留守番って退屈よねー。あたしこのまま寝てていい?」
「バッキャロー。そんな事されたら俺が身動き取れなくなるじゃねぇか」

 リィの変わりにグレイシアのフロストを置いていきやがったんだよ。
そりゃあ、リィもフロストも同じイーブイ進化系のポケモンだがな? 全っ然違うんだよ背負ってる感じが!
そもそもグレイシアは氷タイプ。体温が低いんだよ! ひんやりしてて良い時もあるが何とも違和感があるんだよな。
おまけにリィとフロストでは大きく違う点がある。
リィは、進化こそしたがまだ生まれて七年。片やフロストは、俺やマスターなんかと同じ18!
そう……発育が全く違うのだよ! 言っちゃあ悪いがリィはつるぺただ。当たり前だがな。まだ体が出来上がってねぇんだから。
が、今乗ってるこいつは……大体完成してる訳よ! つまりどういう事かは言わなくても分かるよな?
俺だって牡。そんなのに密着されればそれなりに意識しちまうよ! しないように平常心を保とうとはしてるけどな!

「あーもう退屈ねー。あんたいっつもこんなんでよく耐えられるわね。ライト」
「いつもはリィの相手とかしてるからな。もっと暇じゃねぇよ」
「あら、そうなの?」
「そうなの」

 そう、いつもならリィの訓練に付き合ってる時間だ。リィの方もうずうずしてるだろうな。

「じゃあ、今日はあたしの相手しなさいよ。どうせあたし達しかいないんだし、皆が帰ってくるのは夕方なんだしさ」

 ここでチラッと時計を見ると、実はまだ昼にすらなってないんだよな。暇を感じるの早すぎるな俺達……。

「別に良いが……何すんだよ?」
「ちょっと話するだけよ。何? あたしが模擬戦なんてしたがると思った?」
「まぁ、そりゃあねぇわな」

 特殊技だけをピックアップすれば、多分フロスト俺以上の力を持ってるんじゃねぇかな。
だから訓練の類なんかしなくても大抵の奴には負けやしないさ。(俺だって本気出せば特殊技も強いぜ?)
だからわざわざ疲れる模擬戦はしないってこった。
それにしても話ねぇ……変な事聞いてきたら答えなきゃいいんだし、まいっか。

「で? 話ってぇのはなんだよ」
「そうねぇ……最近リィとはどうなの? 今日みたいにあんたがあの子の傍に居ないって言うのが増えてきてるみたいだけど」

 あぁ、そのことか。確かに増えてるぜ。俺とリィが一緒に居ない時間はな。寧ろ俺が増やしてんだけどな。

「別に何も変わらねぇさ。ただ、リィも大分力をつけてきたからな。俺にべったりじゃなくて、もっと色んな経験をした方が良いと思って俺の方からそれとなくマスターに言ってんだよ。リィに色々見せてやってくれってな」
「ふぅん、あんたも結構考えてんのね。確かに、世間知らずのままじゃ可哀そうだものね」
「だろ? んで、そこに俺が居るとどうしてもリィは俺の方に来ちまうからな。自分で見て、聞いて、考える力を養うには俺は居ない方が良いってこった。ま、何かあればすぐに助けに行くけどよ」
「……そんなにすぐにはトラウマが抜ける事は無いものね。でもあの子、本当に強くなったし、笑うようになったわよね……この家に来た時のが嘘みたいに」
「……嘘だったのさ。あの頃のリィは、自分を守る為に臆病にならざるを得なかった。けど今はその必要が無い。後は俺が本当のリィが出てこれるように背中を押してやった。今はそう考えてるぜ」

 もちろんそれで俺のやるべき事が終わった訳じゃない。力をつけたなら、今度は力の使い方を教えてやらなきゃならないさ。間違いを起こさないように。

「ふぅ……本当にあんたもリィも見てて飽きないわ。自分の周りのものに触れてどんどん変わって行くリィと、自分の周りのものをどんどん変えていくあんた。本当に不思議よね」
「そいつはどうも。でも別に、俺は周りを変える気なんてないんだぜ?」
「それは言いっこ無しよ。変える気無くても変えたんだから、ちゃーんと責任取りなさい。あたしにもね……」
「ん? 最後なんて言ったんだ?」
「何でもないわよ」

 首の毛の中にフロストが顔を埋めたっぽいな。埋めるもんだから息が首元に掛かるんですが。
いや、落ち着けよ俺よ。たかが息が掛かってるだけじゃないか。リィだってたまにするんだしよ。だから……相手がフロストに変わってるだけでなんで取り乱さなきゃならねぇんだ!
これは、俺かフロストを気にしてるって言うのか? まさかだろ!?

 〜ライト脳内世界〜

 んなこたぁありえんだろ! 大体、昼間っからそんな気分になるような奴では俺は断じて無い!
でも、今は俺とフロストしか居ない……
こらこら、確かにそうだが急に誰か来たり帰ってくる可能性もあるだろうが! ってかお前誰だ!
俺はお前だよ。 誰か来るにしてもどうせ宅配便とかだろ? 別に居留守使っても問題無い。それに、誰か帰ってくるって言ってもマスターは学校だぜ? 他のポケモンだって、ボールに入ってれば出て来れない。
くそっ、黙れ! 俺は俺でしかない! 俺は今、別に繁殖期が来てる訳じゃないし飢えてる訳でもねぇ!
お前が隠そうとしている裏が無いとでも? 本当はどうなんだ? 気になるんだろフロストの事が。気分なんかその場の空気でどうにでもなるんだよ。フロストはこの家に来て、リィを除けば初めて喋ったポケモンだし、いつも何かと近くに居るじゃねぇか。お前が俺の気持ちに素直になれば今なら……。
うがぁぁぁぁぁぁ! 何がお前の気持ちだ! 俺はそんな風にこいつの事を思って! 思、って……。
無いと言い切れないだろ? お前は俺なんだから。理性であるお前が必要以上にブレーキを掛けるから俺が語り掛けてるに過ぎないんだからよ。もう少しフロストと話をしてれば嫌でもこの気持ちは膨らんでいくぜ。ふふっ、お前が何時まで我慢出来るか見ているのも面白そうじゃねぇか。せいぜい我慢してみせるこったな……。

 〜現実〜

 な、なんだ今のは……俺は、フロストの事を? ……ははっ、ありえんありえん。でもなんだ? この胸の辺りでもやもやしてるもんは……くそっ……。

「そういえばあんたさぁ……」
「んがっ!? な、なんだよ!?」
「ひゃう! ちょっと、急に立たないでよ。それになんかあんた顔赤くない? 大丈夫?」

 くっ、頭の中がおかしくなってる所為で平常心が……それに顔が赤くなってるだとぅ!? そんな筈は無い! 無いったら無い!

「どれどれ……ちょっと熱っぽいかしら? それなら、これでどう?」

 なんかひんやりしたもんが俺の頬に触れたぞ? 火照ってたからそれがすげー気持ち良い……。
これは……フロストの前脚か?

「どうよ? 涼しい?」
「あぁ、気持ち良いわ。サンキューな」
「落ち着いたんならそろそろ座ってよ。あんたが立ってるとこっちは揺れるのよ?」
「す、すまねぇ」

 極力慎重にまたソファーの上に伏せる。で、気付いちまった。後頭部になんか当たってんだけど。
柔らかく、かつそれなりに弾力があって、フロストの前脚が俺の頬に後ろから伸びてきている事はだ、つまりこれは……。

「おいフロスト? 頭になんか当たってんだけど」
「しょうがないじゃない。そうしないと届かないんだから」
「それなら降りて前からとか氷浮かべるとかおめぇならやりようがあるだろ!」
「氷はPP使うから疲れるし、あたしは降りたくないの。あんまり煩いと……こうしちゃうんだから」

 フロストの前脚が、頬からするっと下にずれて首に巻かれた。ようはだ、俺の頭がフロストに抱え込まれて体が更に密着した訳よ。
これは、不味い! 幾ら俺でも平常心が飛びそうなんだが!?

「おい、止めろって……」
「あら、いつもならこんなとき強気なあんたは何処に行ったの? それに、あたしが乗りやすいように耳まで伏せてくれてるんだからまだまだこのままよ〜」

 あ〜くそっ! この現状をどうにかしようとしてない自分に腹立つ!
でもな、こうしてるとフロストの音が良く聞こえんだよ。
本来なら振り落とすのも辞さないのに、もっと……フロストとこうしていたい。フロストの音を聞いていたいと思っちまう……。駄目だ、今日の俺は本当にどうかしちまってるみたいだぜ……。

「ねぇ……あんたさ、この家の皆の事、どう思ってるの?」
「どうってどうだよ。そりゃ仲間だし、家族だと思ってるぜ」
「そうじゃなくて……一人って言うか、一匹一匹の事よ」

 フロストの声がどんどん色っぽくなってるよな気がするんだが。俺の錯覚か? いよいよもっておかしくなったな……おまけにその声が頭に染み込んでくるみたいに広がってクラクラしやがる。

「そんなの……全部説明してたら疲れちまうじゃねぇか……」

 体が、妙に熱を持ってやがる。勝手に息が荒くなってくるし、自分の鼓動が嫌なくらい早くなってるのが分かる。本格的に不味い……抑えが効かなくなりそうだ……。

「じゃあせめて……あたしの事どう思ってるか聞かせて……ライト……」
「おめぇは……フロストは、話してても結構気が合うし、他の奴の事も気に掛けてやれてる優しい奴だしそれに……」
「それに……何?」
「フロストは……綺麗だ。俺には眩し過ぎるくらいに、な」

 熱にやられて変な事言っちまった……でも、思っても無い事を言った訳じゃないぜ……。
スッと、フロストの前脚が後ろに戻っていっちまった。じんわり熱を持った体が、更に熱く感じるな。

「……仰向けになって、ライト」
「フロ……スト?」
「ほら早く」

 フロストを落とさねぇようにそっと体を反転させた。体を浮かせてたから、フロストはそのまま俺の上に居るぜ。
よく考えたら仰向けになるって事は、そのままフロストが目の前に来るって事なんだよな。やばっ、あんな事言った後だから目が合わせられねぇ。
また、フロストの体が俺を覆う。今度は俺の腹の上。重かったりはしない。ただ、優しいような甘いような独特の牝の香りと、フロストの柔らかさをより強く感じる。
背けてた顔が、正面に向けられちまった。前脚で抑えられてるから、もう逸らせねぇ……。

「あたしをちゃんと見て、ライト。初めてなんだからね? 綺麗だなんて言われたの。どれだけ嬉しいか分かる? それも……言ってくれたのが、自分が好きになった相手なんだから……」
「フロスト、お前それ……んっ……」

 喋りきる前に俺の口は塞がれる事になった。フロストの……口で。
話してる時は反則だろ。開けたままだから、そのままあったかくて柔らかいもんが俺の口の中に入ってきた。
キスしてて入ってくるもんなんて、相手の舌ぐらいしか無いわなぁ。
舌を伝ってフロストの唾液が口の中に流れ込んでくる。何というか……おかしくなりそうな味だ。別に毒食らうとかそういう意味じゃないぞ。
それを口の中いっぱいに擦り付けられるんだから本当にまいるぜ。
やっと口が放されて、フロストの舌が口から抜き去られた。が、舌に付いてる一滴まで俺に飲ませたいからか、なかなか顔を離そうとしない。
俺はと言うと、滴ってくる唾液の糸を大人しく口で受け止めてた。だってよぉ……動けなかったんだからしょうがねぇだろ。

 改めて見るとフロストの顔、いつもの涼しい顔なんか何処にもねぇ。頬を赤く火照らせてて、目もうっとりしたままになってる。
まるで酔ってるみてぇだ。俺もフロストの事言える状態じゃねぇけどな。

「キスってこんな感じなのね。初めてだけど癖になっちゃいそう。今度は……ライト、あんたからもやってよ?」
「ま、待てってフロスト。今、昼間……んむぅ」

 また、俺達の唇は重なりあっちまう。当然の如く舌も入ってくる。
今度のキスは口の中を舐め回されるんじゃなくて執拗に俺の舌がフロストに絡め取られる。
避けようとしても先回りされて逆に余計舌がまとわり付いてきちまう。
ん? 舌が……吸われる!? な、止めろっての!

「あぅ! ひゅぉふぉはぇろー!」

 パッと放されたと同時にまたキス。
戻す間も無かった俺の舌はついにフロストの口の中へと収まっちまった。
戻そうにもフロストの舌が邪魔をするから戻せない。何とかしようと動かせば動かすほど俺達の舌は絡み合っていく。
いつの間にか……本当にいつの間にか、俺はフロストを抱き寄せて、自分からフロストの口の中を味わうように舌を動かしていた。
どうかしてる……。いつもの俺ならそう思う状況を、今の俺は受け入れ、寧ろ喜んでたんだ。
フロストも俺の首の後ろまで前脚を伸ばして組み、俺が離れないようにしてる。
こいつを……フロストを俺の物にしたい。俺しか見えないように壊してしまいたい……。
裏の俺が言ったとおり、俺の心は、フロストの事を愛したい一心に埋め尽くされちまったみてぇだ……。

「ふぁ……はぁ……はぁ……」
「……フロスト……」

 繋がってた口と口が離されたぜ……お互いに息が荒くなったな。だが、俺は次の行動に移らせてもらうぜ。
今度は……お前に下になってもらうからな。フロスト。

「え? ちょっ、ちょっとま……きゃう!」

 体を起こして、俺に乗っていたフロストをそのまま押し倒す。仰向けになったこいつを見ると……赤く染まった頬、だらしなく舌を出したままの口、少し潤ませながらも俺を誘うような視線を送るのを止めない瞳……。
どれもが俺の興奮を掻き立てる。こいつの全てが、欲しくてたまらない!

 フロストを引き寄せて、そのまま唇を奪う。こっちはもう二回もやられてんだ。今更文句は言わせねぇ。
が、キスは軽くで十分。そこから顔を滑らせ、俺が狙うのは……首筋。

「なにする気よぉ……」

 完全に発情し、艶のある声を振り撒くフロスト。その声が俺の頭に波立つように広がっていく。良い声だ。もっと聞かせてくれよ。
おもむろに口を開き、そのまま目の前の首筋に……かぶりつかせてもらうぜ!

「ふあぁっ! ああぅ!」

 歯は立てず、痛みが無い程度の力で噛み付く。技として噛み付くは覚えてねぇけどな。
更に、血なんかは出てないが、そのままそこを吸い上げる。

「あっ、んぅぅ……吸っちゃ……いやぁ……」

 噛み付いた時に硬直した体がみるみるうちに脱力していくのが感触からよく分かるぜ。でもまだだ……もっとお前を感じさせてくれ……。
首筋から口を離し、フロストの体中を移動しながら同じ事を続けていく。
胸、腹、前脚、後ろ足、太股、尻尾に耳……一箇所を除いたフロストの全身に唾液を刷り込んでいく。
俺以外の奴に渡さないようにする、一種のマーキングみたいなもんだな。
かぶりつく度に悲鳴のような高い喘ぎ声をあげて、吸い上げる度に俺の理性を溶かすような甘い声をあげる。やばいな、フロストが可愛くて仕方ねぇ。
さて、出来上がったのは全身骨抜きにされたようにくたっとなった一匹のグレイシア。もう理性なんて働いてないだろ。……なんか始めた時と状況がまるっきり違うが……んなこたぁどうでもいいさ。火を点けたのはこいつだしな。

「ライトぉ……止めないで……体が熱くておかしくなっちゃうぅ……」
「フロスト……今のお前も綺麗だぜ。他の奴には絶対やらねぇ」
「ライト……あんただけに愛されたいよぉ。あたしをライトのものにして……」

 フロストが自分から秘所を拡げて見せてきた。水よりも粘性のある液が滴り溢れてるぜ。フロストの息遣いに合わせて中がうねっているのも良く見えるしな。
少し弄ってほぐした方が良さそうだな。
両前脚をフロストの秘所より少し上に置いて、さすりながら徐々に下へと動かしていく。

「ん、やぁぁ……何してるのよぉ」
「マッサージだ。緊張解さないと痛いだろうからな」

 わざと秘所を避けて、こね回すように周りをさすっていく。これだけでももうぷにぷにした柔らかい感触は楽しめるし、さするのに合わせてフロストの体が震えてるのもしっかり分かるな。

「にゃあぁん! もう我慢させないで! 体もあそこも疼いてどうしようもないのよぉ!」
「分かったって。でも、まずは味見させろよ」

 そう、文字通り味見。さっきのかぶりつきで除いてた一箇所なんでね……。

「味見って、あっ!」

 残しておいた最後の場所にかぶりつく。口をぴったりと当てて、まずは入り口を舌で舐めあげる。出てた分の愛液も舌で掬ってそのまま喉の奥へと飲み込む。
良い味だ……こう感じるのはは好きな奴にだけなんだろうなぁ。他の奴にはこんな事しようなんて思いもしないと思う。

「ふにゅうぅ、ざらざらしてて気持ち良いよぉライトぉ」

 感想も頂いた事だし入り口はこんなもんでいいか。それなら少しづつ中の方も頂くか。
舌の先に力を入れて少しずつ挿し込んで行く。異物が入ってきた事を感じてか秘所が僅かに締まりだしたな。その程度じゃ俺の舌は追い出せないけどな。
そっちから締めてくれるのなら話は早い。俺はその中に舌を進めるだけでいいんだ。そうすれば勝手にまんべんなくフロストを味わえるんだからな。

「んぅぅっ! 中で、ライトが動いてるぅぅぅ! だめぇぇ! ああぁあぁ!」

 俺の頭にフロストの前脚が置かれたのが分かる。体を丸めて押し寄せてくる快感に耐えようとしてんのかな? そんな必要無いのによぉ。
俺が舌を動かす度にフロストは喘いで、秘所からは愛液が溢れてくる。しっかり感じてるみてぇだな。このまま……快感に溺れさせてやるよ……。
スッと口を放す。突然刺激が無くなった所為か、口をだらしなく開けたまま止まっちまった。

「なんで、止めるのよぉ……」
「駄目って言われちまったからなぁ……ここで止めとこうかと思ってな」

 アレを反応させたままじゃ説得力なんて無いが、そんな事考えてる余裕なんてもうフロストにはねぇだろ。
焦らされるのも相当効くだろうな。アソコのひくつきが全然治まらねぇぜ。
トロトロになってる割れ目からは、栓でもしない限り愛液が止まらねぇだろうな。
フロスト、何も言わねぇな……。

「………して……」
「ん?」
「ライトの……ここに挿れて……もっと……私の中、ライトでいっぱいにして……」

 意識してるのか、それとも無意識にか、フロストは自分で自分のアソコをかき回してる。
前脚が動く度にくちゅ、ぐちゅって音を立てながら愛液がかき混ぜられていってるぜ……。
こんなの見せられたら……抑えなんて効くわけねぇだろ。
狙いを定める。フロストはもうその気で、後ろ脚を閉じるような素振りは一切見せねぇ。拒むどころか、自分から拡げてるくらいだ。
そのまま……俺のモノをフロストの中へと沈めていく。

「ひぐっ、ぅあ……気持ち……いいよぉ」
「俺もだ……すげぇ……吸い付いてっ、くる……」

 きつくもないし、もちろん緩いわけじゃない。ぴったりなんだ。丁度、足りなかった物が埋まるように。
フロストも初めてだろうが、全く痛がらねぇ。快感に身も心も委ねてるみてぇだ。
そのまま奥まで入っちまった。触れてるから分かるんだが……先端が僅かに子宮口に入ってる。

「本当に、ライトと……一つになってる。お腹がいっぱいで、あたし……幸せ……」
「痛くはねぇのか?」
「不思議……凄くあったかいだけで、全然痛くないの。どうして?」
「俺にだってわからねぇ……でも、繋がってから……凄く安心するな」
「うん、あたしにも分かる。心にも、体にも、足りなかった物が埋まったみたい……」

 同じように思ったのか。俺に足りなかった物……誰かを愛する事と、愛したい奴か?
いや、考える事は無いよな。足りない物が何であれ、今俺を満たしてくれているのはフロストなんだ。それに、これからもきっと……。

「フロスト、動いてもいいか?」
「えぇ、大丈夫。ライトともっと、一つになりたい」

 嬉しい事言ってくれるじゃねぇか。じゃあ、もっと深く……繋がらせてもらうか。
まずはゆっくりだな。自分の奴とフロストの中が擦りあうのを感じながら引き抜いて、焦らないでまた戻していく。
一度そうしただけで声を出しちまいそうなぐらい気持ちが良い。もっと、もっとフロストを感じたい。

「ふぁ……突かれるだけで、頭が真っ白になりそう……」
「軟らかいな、フロストの中。こうやってたら、本当に一つになれちまいそうだ」

 腰を打ちつける度に、俺達の体は触れ合って、快楽の中に溶けていく。繋がるだけじゃなくて、本当に一つになっていくみたいだ。
体だけじゃなく、心でもフロストを感じる。きっと、フロストも……。
荒い息を吐き出しながら、それでも互いにキスを求めて、口の中に溢れてるのがどっちの唾液か分からなくなるくらいに舌を絡めてた。
出したい……フロストの中を、俺の精液で満たしたい。他の何も入らないくらいに、いっぱいに。

「んちゅ……はぁ……このまま出していいよな?」
「出して……あたしを、離さないでね」

 離さないで、か。なら、もっと近付くぞ。
腰を密着させるようにして……一番深く押し込ませてもらう。少し苦しいか?

「んっ、う!」
「やっぱり、苦しいか?」
「大、丈夫。お腹が押し上げられて、少しビックリしただけ」

 我慢してるのがバレバレだ。目に涙にじませてるのが大丈夫なわけ無いだろ。
それでも俺を受け入れようとしてくれてんだな……ありがとう、フロスト。

「じゃあ、出す……からな!」

 フロストの口を口付けで塞ぎ、俺は……込み上げていたものをそのまま放った。
腰が抜けるような快感……全身から力が抜けるていくみたいに、俺はフロストの中に精液を注ぎ込んでいく。
フロスト、震えてるな。体が触れ合ってるからよく分かる。
それでも俺の射精は止められない。って言うより、止め方なんて分からねぇ。出し切るまでは収まりが効かねぇよこんな気持ちいいの。
火照った体を起こして、俺はフロストを見る。荒い息を振りまきながら、体をブルッと震わせて、その度に締め付けが最後の一滴を搾り取るように俺のモノに掛かった。
流石にもう出ねぇ……体力もごっそり無くなってふらふらするぞ。
少し下がって、フロストの膣から俺のモノを抜いていく。あれだけ突いてたんだから、そりゃあ周りは愛液でぐちゃぐちゃになってるよな。
出口が出来た精液が、とろとろとフロストの体を伝い、下のソファーに落ちていく。こりゃ、後片付けが大変そうだ。

「お腹の中……奥までライトのでいっぱいだわ。……嬉しい」
「やり過ぎたか?」
「ううん。嬉しいって言ったじゃない。これで、ずっと一緒よね?」
「……俺なんかでいいなら、気が済むまでずっと一緒に居てやるよ」
「それなら……一生、一緒よ」

 照れたように笑うフロストを抱き寄せて、ここに、フロストが居る確かさを感じる。
愛される喜びと、愛する喜びを同時に教えてくれたこいつとなら……一生一緒でも、後悔する事は絶対に無い。
これから、伝えていこう。俺が抱けるありったけのありがとうと、愛してるっていう気持ちを……。

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すいません。今は此処までです。
続きは現在放置して投げっぱなしな作品達と一緒に更新予定。流石に長過ぎたってばよ。
時間が掛かってるので結構時間掛かるかも……でも私のことを忘れないで下さい! しっかり生きてますよ!
「ふぁ~ぁぁ。……飽きた。俺、そろそろソファーから移動したいんだが?」
「却下。今のあんたに、あたしのベッドである事実以外に必要な物は無いわ」

 この野郎……俺の上でぼへ~っと寝くさってるだけなのになんでこんなに態度デカイの!? 誰か教えて!
ったく、なんで折角の完全フリーな日にこいつに付き合ってんだか! ……ん? なんか前にもこんな事があったような……。

「……あぁ! あれか!」
「何よ急に?」
「いやな、前にもこんな事あったような気がするな~と思ったんだよ!」
「え? ……そう言われると、なんかあったような気がするわね」
「お前にある訳無いだろ~。だってあったの俺の夢ん中だし!」
「……はい?」
「いや~、あの時は起きてから思わずあり得ないだろ! って自分にツッコんだもんな~」
「ちょっと……それ、どんな夢よ?」
「ん!? い、いや!? 声に出して言うような夢じゃねぇよ!?」
「もしかして……あたしとあんたがこう、とんでもない事になる夢じゃない?」

 何で分かるし!? え、エスパー!?

「図星みたいね」
「どうして分かった!?」

 あれ? フロストさんなんで赤くなるんですか? 俺が赤くなるなら話は分かるけどよ。

「……あたしも、同じ夢見た事ある」
「……うそぉ!?」
「本当よ! 嘘つく意味が無いじゃない!」

 確かに……って事は何か? 同時じゃ無いにしても同じ夢を見た事があるって事は……。
少なからずどっちにもそういう気持ちが……無いな。うん、無い無い。

「ま、まさかあんた夢と同じように……」
「する訳ねぇだろ! 後が怖過ぎる」
「わよねぇ……」

 夢と現実は違う。目に見えるようだぜ、やらかした後の修羅場が……俺、殺される。間違い無くレンとかレオに。
今の感じのままで十分だ。こいつと俺の間柄はな。

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後書きに近い何か
と、言う事で……下手! もうかなり小説から離れてしまってたんで駄目駄目ですね! どうしようもない!
ちょこっと補足しますと、最後の部分以外は、本編の時間軸とは全く違うパラレルワールドで起こった事。それを二匹が、夢という形で垣間見たという訳です。夢オチみたいになっちゃったのは作者の文章力の無さが露呈した結果です。
久々すぎる更新になってしまいました……本当に申し訳無い!
終わらせ方も雑だなぁ……はい、精進します!

何か物申したいことがある方は↓にお願いします。

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