作者:マイケル ※いちおう二足歩行で(エロの予定) 第一章ボルト×アクア 学校に着き、教室の中に入るとほとんど全員集まっていた。あっ自己紹介を忘れてた。俺の名は、ボルト=サンダース このPM学園の生徒だここではいろんな事がある。楽しい事や忙しい事、ときどき辛い事もあったりもしたけど友達と一緒だったから乗り越える事ができた。 とりあえず本を読んでいる俺の親友、ライト=ブラッキーに話しかける。 「うぃ~す。」 「あっボルト、おはよう。」 「なぁライト、今のところソルナとはどうなんだ。」 「いや、まだ何「ソルナがどうかしたの。」 声がした方に振り向くと、そこにはアクア=シャワーズが立っていた。 「なんでもないよ、なぁライト。」 ライトなうなずくとまた本を読み始めた。 アクアは、頭に?のような顔をしていたが、しばらくして俺に話しかけてきた。 「ねぇボルト、今日の放課後予定ある?」 「いや、特にね~けど。」 「そう、だったら久しぶりに一緒に帰らない?」 (一緒にか…まっ別にいいだろ。) 「おう、かまわないぜ。」 「本と「ヒューヒュー、熱いねお二人さん。」 会話の最中にソルナ=エーフィが割り込んできた。 「ねぇアクア、少しいいかしら?」 「えぇいいわよ、じゃあボルトまた放課後でね。」 アクアと別れた後、俺はライトの方を見た。彼はじっとソルナのことを見ていた。そう、ライトはソルナのことが好きなんだ。 「ライト、そんなにソルナの事が好きならさっさと告ってしまえよ。」 アドバイス(?)のつもりで言ったが逆効果だった。ライトは顔を赤くしながらすぐに本の方に視線を戻した。 数分後…… (そろそろ、朝のホームルームだな。) そんな事を考えていると教室に担任のグラエナ先生が入ってきた。 「出席をとるから、みんな席に「うおおおおおおおおおお。」 「まってよ兄さん。」 いきなり、廊下から聞き覚えのある叫び声が聞こえてきた。 「またあの二人か。」 先生がため息を吐きながらそう呟く。無理もない、あの二人はいつも遅刻しそうになる。 数秒後、彼らが教室に倒れこむように入ってきた。 「フレ、イム、二人供もう少し早く起きる事がでくないのか?」 「すいません。」 「すみません…はぁ…でした先生…はぁ…、これから気を…はぁ…つけます。」 「早く席につけ。」 二人は、少しびくびくしながら席についた。 (グラエナ先生、怒ると怖いな。悪タイプだけに。) とりあえず、彼らに話しかける。 「フレ、イム、二人供おはよう。」 「おはよう、ボルト。」 「おはようござ…はぁ…います、…はぁ…ボルト君。」 彼らの名は、フレ=ブースターとイム=ブースター。双子のブースターだ。 彼らの家系は何年も前からブースターだけで成り立っている、だから当然彼らもブースターに進化した。 ただでさえイーブイは珍しいのにブースターだけって所、正直言って凄いと思う。 「それにしても、二人供よくおくれそうになるなぁ。」 「だって、…はぁ…兄さんが…はぁ…なかなか起きて…はぁ…くれないで…はぁ…すよ。」 「俺が悪かった、ごめんごめん。」 世の中、似ていない双子が存在するって言うがこの二人がいい見本だ。兄のフレはわんぱくな性格で体に自信があるのに対して、弟のイムはおとなしい性格で頭に自信がある。 そのためなのか、ついさっき走って来た二人を見ると…フレはピンピンしていてそれに比べて、イムは息があがっていてゼェゼェしている。 (イムはほとんど毎日走っているのに、どうして馴れないんだろう?) 何てことを考えている内にフレとイムが口ゲンカをしていた。 「だから、遅刻にはならなかったからいいじゃあないか。」 「兄さんはある程度寝坊しても体力があるからなんとかなるかもしれませんけど、少しは体力がない僕の事を考えて下さい。さっきまで苦しかったですから。」 「それは体力がないお前が悪い。」 いきなり後ろから声がした後、三人が後ろを振り向く。 口調でだいたいわかってはいたけど、やはり彼女だった。 「なにもそんないい方はないですよ、アイスさん」 「なによ、本当の事を言っただけじゃん。」 また彼女の…アイス=グレイシアの冷たい発言が炸裂した。 イムが暫く黙っていると、アイスはニコッと微笑むとポケットからハンカチを取り出し、 「ほら、顔が汗だくだよ。これで拭きな。」 と言いながら彼に手渡した。 「………ありがとうございます、アイス さん。」 そう言うなり、早速イムがアイスから受け取ったハンカチで顔を拭き始めた。 友達の俺ですら、アイスの事はよく分からない。誰に対してもそうだ、冷たい態度をとったと思うと今度は優しく接してくる。 でも、そんなアイスの事を俺は変だと思わない。いや、そう思う俺が変なのかな? 「よし、出席を取り終わったから今からみんなに伝えたい事を伝える。………。」 放課後 「あ~やっと終わった。」 「ボルト、一緒に帰ろう。」 「おう、約束だからな。ちょっと待ってくれ。」 すぐに帰り支度をして、アクアと一緒に校門を通った。 「そういえば、こうやって一緒に帰るの久しぶりだね。」 アクアは、懐かしい物を見ているような目をしながらそう呟いた。 「そうだな、部活とか勉強とかで忙しかったからな。最後に一緒に帰ったの、何時だっけ。」 「ん~、そうだね。何時だっけ?忘れた。」 そう話し会いをしながら、俺はいままでの思い出を振り返った。 「それにしても、あの時から随分変わったな。俺も…お前も……ほかのみんなも。」 「そうだね。話が変わるけどボルト、彼女いる?」 「え…いや、いないけど。」 アクアのいきなりの質問に少しびっくりしながら答える。 「へぇ~、ちょっと以外。」 「なんだよ、そういうお前は彼氏はいるのか?」 アクアは、少し間あけてから答えた。 「いないけど、好きな人ならいるよ。」 「えっ!?」 予想外の発言に、俺は少し戸惑った。 「教えて欲しい?」 「教えてくれるなら。」 「実は、あたしが好きな人は~……」 アクアが耳元に近づき呟いた。 「ひ・み・つ。」 「はぁ~!」 期待した俺がバカだった。 「教えてくれるんじゃないのかよ。」 「本当に、あたしがそう簡単に教えるとでも思ったわけ。」 「おま……、この。」 「えっ……きゃ。」 ドスン 俺は、アクアのことを軽く押したつもりだったが、彼女は耳元で呟くために俺の肩に寄りかかった体制で押されたため、派手に転んでしまった。 「ククク……アッハハハハハハハハハハハハハハ。」 俺は、腹が痛くなるくらい笑った。だけど、それもつかの間だった。 「ハハハハハハ、はっ!」 (さっきから感じる、この殺気……まさか!) 俺は、おそるおそるアクアの方を見る。 「ボ~ル~ト~~、あなたよくも~。」 (やば、怒らしちまった。) 「え~と……その……これはあの……。」 アクアを怒らしてはいけない事をすっかり忘れた。彼女を怒らすと大人すらびびってしまう。 「…………。ゴメン!」 そう言うやいなや、俺は自分の家目指して全速力で走り出した。 「コラ、待ちなさいボルト!」 当然、アクアは追いかけてきた。 俺は自分の家に駆け込み、カギを閉めた 「ボルト、さっさと外に出て来なさい!!」 アクアは暫くドアを破るような勢いで叩いて来たが、いつの間にか居なくなっていた。 「ごちそうさま~。」 「あら、まだ残っているわよ。今日は、どうしたの?」 「別に。」 お母さんが心配かけてくれたが、今の俺にはそれがうざったく思えてくる。 何もやる気にならない。 「俺、もう寝る。」 俺はすぐに自分の部屋に入り、ベッドの上に倒れ込んだ。 今日はドジってしまったな~、アクアを怒らしてしまった。明日が凄く不安だ。怒らしたっていうのもあるが、それだけじゃない。今、俺の事どう思っているんだろう? 何時だったかな?アクアの事が好きだと気付いたのは。 今日の事でアクアが俺と話てくれなくなったらどうしよう、俺の事嫌いになったらどうしよう。 考え事をしている内にだんだん眠くなってきた。 (眠い…今日、起きた事は仕方ない。明日になったら、謝って許してくれるように頼もう。) そう頭の中で片付けて、俺は眠りについた。 翌日 俺は、すでに学校にいる。今は自分の席に座って、アクアにどうやって謝るか考えている。 ガラ 「「あっ。」」 教室にアクアが入ってきた。 (よし、謝るか) 「なぁ、アクア。」 「ボルト……何の用」 昨日の事を根に持っているのか、冷たい視線を送ってきた。 「あのさ……昨日はゴメン、俺が悪かった。」 頭を深く下げて、アクアに謝った。後は、アクアの反応を待つだけだ。 「……ゴメンですんだら警察なんて要らないよ。」 アクアがそう言うと自分の席に座った。 どうやら今回は、簡単にいかない用だ。 (……どうすれば。) 「なぁリーフ、ちょっといいか?」 俺は、アクアの親友のリーフ=リーフィアに相談する事にした。 「ボルトさん、どうしたの」 「実は、………。」 「へぇ~、そんな事が。どうりで、アクアに話しかけてもあまり反応しない訳だ。」 (うわ、リーフまでにも迷惑かけた!) 「ゴメン。」 「いいよ、ボルトさんが謝らなくても。」 「なぁリーフ、どうしたらいいかな?」 リーフは暫く考えて、こう言ってきた。 「とりあえず、謝り続けたら。アクアは悪い人じゃないからその内、許してくれると思うよ。」 (謝り続けるか。) 「ありがとうリーフ、少し気が楽になったよ。」 「どういたしまして。もしもそれでも駄目だったら、あたしがなんとかするから。」 リーフにお礼は言って、俺はその場から離れた。 ※どうも、マイケルです。今回は、更新しました。また気が向いたらまた更新します。 IP:202.253.96.241 TIME:"2012-06-10 (日) 23:33:51" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=%E5%83%95%E3%82%89%E3%81%AE%E9%9D%92%E6%98%A5" USER_AGENT:"SoftBank/2.0/001SH/SHJ001/SN353012043858651 Browser/NetFront/3.5 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1"