ポケモン小説wiki
今日は泊まっていかない…? の変更点


作者:[[kzt]]

[[転入生は初めての彼女]]の話の続きです。まだ読んでいない方は先にそちらを読む事をお勧めします。
&color(red){官能的表現};が含まれている小説です。苦手な方はご注意を。
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あの彼女と出会って三日が経った。

部屋の中には僕独り。窓の外は明るく眩しい。ベッドに腰を掛けて雲が流れている様子を見ながら僕は「ふんふーん♪」と、鼻歌を歌っていた。ツタージャが今日僕の家に遊びに来るのだ。とても楽しみでワクワク感が止まらない。

「ミジュマルが鼻歌を歌うとは珍しいな。何か良い事があったのか?」

僕のお父さんのダイケンキが部屋に入って来て言った。

「今日ツタージャが遊びに来るんだ」

「ツタージャ?この前言っていたお前の彼女か?」

お父さんは僕の隣に座って言った。

「そうだよ」と、僕は返事をした。

「それにしてもよくお前に彼女なんてできたな。しかも転校初日で」

「えへへ…、まあね」

僕は頬を赤くして照れ笑いした。

「さて、父さんはちょっと用事があるから出掛けてくる。良い子に留守番してるんだぞ?」

「うん、分かったよ」

お父さんは部屋を出て出掛ける準備をした後、家から出て行った。

「ツタージャ……、まだかな…」

ベッドに仰向けに寝転がってツタージャの事を思い出した。あの可愛い彼女と今日は会える日なんだ。少し位待たされても良いよね…?

そして十五分程経った時、家の呼び鈴が鳴った。

(来た…!)

僕はベッドを飛び下りて階段を下り、玄関へ向かった。ドアを開けるとそこには案の定ツタージャがいた。

「ツタージャ、来てくれたんだね。道に迷わなかったかな…?」

「うん、大丈夫よ」

驚いた…。初めて通るポケモンなら誰もが迷うだろうと言われている、この入り組んだ住宅地を迷わなかったなんて…。僕でさえ小さな時はお父さんと一緒じゃないと抜けられなかった住宅地なのに。

まあ、折角来てくれたんだ。家に上がらせよう。

「じゃあ入って」

「お邪魔しまーす」

僕はツタージャを家に入れた。それから「こっちだよ」と言って二階の自分の部屋に入った。

するとツタージャが唐突に呟く。

「両親は…?」

「お父さんなら…、今出掛けてるよ」

ツタージャは「両親は…?」と言ったのだ。それなのに僕はお父さんの事だけしか言わない。そう、僕にはお父さんはいるけれどお母さんはいない。物心付いた頃に気付いたが、どうしていないのだろうか…?過去にお父さんに尋ねてみたが、何も言ってくれない…。結局今までお母さんの事が分からないままこの十六年間生きてきたのだ。

「どうしたの?」

「あぁ、何でも無い」

急に僕の頭の中で考えている事が黒く染まり始める…。自分の母親について考える時は、どうしても悲しくなったり、憎く思うようになってしまっている。何時からそう思うようになったのか分からないし、母親の行方も分からず仕舞い。もしかするともう既にこの世に存在していないのか?多分お父さんしか知らないだろう…。

「ミジュマル君…。具合でも悪いの?」

「くっ…、つい考えちゃうなぁ」

恐らくこの事について考えている時の僕は、とても冷たい表情になっている事だろう。頭を少し揺らし、考えている事を振り払った。

「ごめんごめん。さ、遊ぼうよ。何する?ゲーム?それともトランプでもする?」

「ちょっと…、お話でもしない?」

「えっ…」

わざわざ家にまで来て話をする…?意味が分からないよ…。

「さっきから…、ミジュマル君が怖い顔してたから…、その…」

やはり…。

「いいよ…。ツタージャが話をしたいんだったら、そうしよう…」

僕はベッドに腰を掛けた。そしてその隣にツタージャが座った。

「さっき…、何考えてたの?」

「何でも無いよ…」

「嘘…!」

突然ツタージャが立ち上がった。更に続ける…。

「何かよっぽどの事じゃなきゃ、ミジュマル君はあんな怖い顔はしないわよ!それ位あなたは優しいポケモンでしょ…!?」

「……」

「どうして黙ってるの…!?」

何も言い返せない僕はただジッとしているだけであった。

「何か言ってくれないと…、あたし…どうしていいのか」

「そんな…ツタージャは何もしなくて良いよ」

「でも、あたし達は友達でしょ?あたしだってミジュマル君の為に役に立ちたいもん!」

成程…、僕をこんなに心配してくれていたんだね…。ごめん、それを知らない僕は…。

「ありがとう」

その言葉を聞いたツタージャは静かにベッドに座った。

「実は僕、お母さんがいないんだ。僕が生まれた時からいないと思う…。その事について考えていると、どうしても怖い顔になっちゃうんだ」

「そうだったんだ…。寂しかったんでしょ?」

「まあね」

暫くの間はこうした静かで他愛も無いおしゃべりが続いていた。


数十分経った頃、突然雨が降り出した。そういえば昨夜、天気予報で今日が雨だった事を思い出す。しかしそれでもお構いなく彼女と話し合っていた。

ふと、喉が渇いたと感じた僕は何か飲み物を飲もうと考え、ツタージャにもあげようと思った。

「僕喉が渇いたけど、ツタージャも何か飲む?」

「うん、ミジュマル君に任せるよ」

そうと決まると、部屋から出て階段を下りる。リビングにあった冷蔵庫に手を伸ばすと、玄関のドアが開く。出掛けていたお父さんが帰ってきたのだ。

「あ、お帰りなさいお父さん。凄い雨だね」

「そうだな、こんなに雨が降るなんて久しぶりかもな」

窓の外では沢山の雨粒が降り注いでいる。この様子だと暫く止まないだろう…。

「そういえばお前の彼女、今来てるんだろ?」

「うん、そうだよ」

「雨は今日中に止まない…、だから今日は泊めてあげたらどうだ?」

雨が降るとは知っていたが止まないとは知らなかった。しかし、大好きなツタージャと今夜一晩一緒に居られるのは嬉しい事だ。考える時間は要らない。

「そうだね、じゃあツタージャにそう言っておくよ」

僕はそう言いながら冷蔵庫からサイコソーダを二つ取出し部屋へと戻る。

「『ツタージャ』か…、可愛い彼女だな。ミジュマルも成長したもんだ…」

お父さんは昔と今を比べて懐かしんでいた……。


部屋に戻った僕はツタージャに持っていたサイコソーダの一つを渡し、今夜泊まる事の話を持ち出した。

「要するに…、『今日はこのまま雨が止まないから泊まっていったら?』…っていう事よね?」

それに対し僕はソーダを飲みながら頷く。

「でも、何だか悪いなあ…」

「そんな事無いって。この提案したのお父さんだし…」

「そう?それじゃあ、今夜はここで泊めて貰うわね」

その言葉を聞いて僕は嬉しさが治まらなかった。内心で大喜びをしていたが、思わず表に溢れてしまいそうだった。

「そうだ、電話を貸してくれない?」

「え?いいけど…、どうして?」

「今日ここで泊まるから、うちのお母さんに連絡しておかないと心配するだろうし」

成程確かにそうだ、っと僕は手をポンっと叩いて解釈した。電話なら一階にあるしすぐに貸せるだろう。

ツタージャを連れて再び一階に下りる。「あそこにあるよ」と電話のある所を教えると、彼女は受話器を取り出し電話を掛け始めた。

しかし、さっきから気になったがお父さんの姿が無い。この雨の中また外に出る訳も無いのだから恐らくシャワーを浴びているのだろう。そう思った矢先お父さんが部屋に入ってきた。身体が少し湿っているようで、やはりシャワーを浴びていたのだろう。

「ん?何をしているんだ?」

「ツタージャに電話を貸してあげてるんだ。親が心配するかもしれないし…」

「そうか」

ツタージャが電話を掛け終わると目の前のお父さんに気付く。

「もしかしてミジュマル君のお父さん?」

「そうだよ」と僕が言うと、彼女は挨拶をした。

「今日はお世話になります」

「ああ、ゆっくりしていけよ。それよりも、二匹(ふたり)とも飯まで時間がまだあるから風呂にでも入ったらどうだ?どうせ支度するのにも時間は掛けるし」

「あら良いじゃない。ミジュマル君も一緒に入りましょうよ」

両手を合わせてツタージャが言った。

風呂に入るのは決して悪くは無いものの、一緒に入るとなると少し抵抗が生じてしまう。しかもこの年頃で異性と入る事など尚更だ。でも折角彼女が誘ってくれてるのだから断る訳にもいかない。僕はしぶしぶ受け入れた。


「ミジュマル君ー!入っていいー?」

「いいよー」

返事が風呂場内で木霊する。先に入っていた僕は身体を洗っている所だった。

入ってきたツタージャを見ると、変に恥ずかしくなってしまった。元々ポケモンは裸なのになぜか風呂では意識してしまうのだ。恐らくこれが僕の悪い癖なのだろう。

「あ、変わるよ」

座っていた椅子を彼女と交代し、僕はシャワーを浴びた。

「ねえ、背中を洗ってくれる?」

僕の方を見て言った。特に断る理由も無かったので洗ってあげる事にした。

石鹸で泡立てられたタオルを手に取り、彼女の背中に近付く。すると突然僕の心の中で触ってみたいと感じた。しかし甘んじてそれを我慢する。何故なら下手に触って嫌われたくないからだった。

背中をタオルで擦ると、ツタージャはとても気持ち良さそうだった。タオル越しに感じる彼女の肌の軟らかさ……これが何とも言えない。

暫くその感触に浸っていた僕だったが、彼女から「もう背中は良いよ」と言われた。名残惜しく背中から手を離す。

「次は前を洗ってくれる?」

「え…!?」

思わず目を丸くして「ハァ!?」と言いたくなってしまう。いや、ここは彼女の事を考えて言った方が良かったのかもしれない…。それにしても僕が前を洗っても良いのだろうか!?天罰とか食らったりしないよね?

「じゃ…じゃあ……」

あっさりと欲に負けてしまい、ツタージャの前側を洗う。お腹を洗うが、これがまた背中とは一味違う触り心地だった。非常にプニプニしてて軟らかいそのお腹は、多分ずっと触っていても飽きないだろう。

「ん…んん、くすぐったいよ…」

「あ、ごめん」

変に触っていたせいで不快感を与えてしまったかもしれない。でも彼女は「大丈夫」とか、「嫌じゃないよ」とか言ってくれた。

今に思うとどうして僕に洗って欲しいと頼んだのだろうか?背中なら分かる気もするが、お腹や胸は自分でも洗えるハズだ。ひょっとするとただ面倒なだけなのかもしれない。しかしツタージャがそんなに面倒臭がりにもとても思えない。風呂に入っている間はずっとその事で頭が埋め尽くされていた…。


「ん、風呂からあがったのか?もう少しで飯が出来るから暫く待っていてくれ」

夕食を作っていたお父さんの言う通りに、僕達はテーブルに座って待っていた。その間はツタージャと話をしたりして、時間を楽しんでいた。

「よし、こんな感じで良いだろう…。ミジュマル、お前も運ぶのを手伝ってくれ」

「分かったよ」と返事を返し、出来上がった料理をテーブルに運んだ。

「わぁー…、美味しそうだねー」

ツタージャはそう言ってフォークを手に取ると、解した一切れを口に頬張る。

「美味しーい!ミジュマル君のお父さんって料理が上手ね!」

「はは、ま…、まあな」照れ臭そうにお父さんが言った。

僕と二人暮らしだからご飯はいつもお父さんが作ってくれている。でもお父さんに世話を焼いてばかりいるから、僕も家事位は出来るようにならないといけないと思ってしまうのであった…。

目の前にある料理を少しずつ食べながら雑談を交わし、夕食を平らげた。ツタージャがとても満足そうな顔をしていたから僕自身も何となく嬉しく感じた。

その後はテレビを見たり、部屋でツタージャと遊んだりしていた。こんな楽しい時がもっと増えて欲しい。一人っ子だから毎日が退屈で仕方の無い人生だったが、ツタージャと出会って変わる事が出来た。そういう意味では彼女にとても感謝している。もしかすればいくらお礼をしても返せないかもしれない…。それほど彼女は大きな存在であった。

時間を忘れて遊んでいる内に、時計の短い時針は十時前を指していた。お子様はもうとっくに夢の中にいる時間帯だろう。

「ねえミジュマル君、もう寝ましょうよ…」

虚ろな瞳で言った。彼女の顔は今にも睡魔が襲ってきそうな位になっている。確かに自分も少し眠たい…。

「分かった、じゃぁ…一緒に寝よっか……」

窓の外は相変わらず冷たいシャワーが降り注いでいる。そのせいか、同時に寒いと感じた。二匹一緒に寝ればきっと温かいだろう。

二匹一緒にベッドへ入った。元々一匹用だが、何とか大丈夫だった。

「寒い……」

どうやらツタージャも僕と同様に寒いと感じていた様だ。温めるべく、彼女にそっと抱き着いた。肌と肌とが触れ合う。彼女の体温が良く伝わって、相変わらずあの独特の軟らかく滑々した肌はとても気持ちが良かった。

そんな感覚に浸っていると、気が付けばツタージャはもうとっくに寝息を立てていた。可愛い寝顔ですやすやと口を小さく開けて息をしている。その生暖かい吐息がくすぐったく感じた。まるで彼女が襲って欲しいかのように僕と向き合っている。ツタージャが欲しい。もっと感じたい。

さっきまで眠たかったのに、何時の間にか睡魔は去って行ったようだ。邪魔だったから都合が良い。

僕はツタージャの身体から手を放し、彼女に掛かっている布団を気付かれない様にゆっくりと捲った。プニプニの軟らかいお腹が露わとなる。そしてそのお腹を軽くツンと突っつく。風呂に入っていた時に何度も触ったが、やはりこの感触は飽きない。

目を下にずらしてみると、彼女の秘所が見えた。少しだけ膨らんでいて綺麗な割れ目だ。女性の性器を見たのはこれが初めてで、非常に興味深い。その割れ目の隙間に手の先を入れ、ゆっくりと上下に摩った。

「ぅん…、んぁあ」

彼女の色気のある喘ぎ声が僕の興奮を高めた。何度も何度も筋をなぞっていると、次第に秘所が濡れ始める。ヌルヌルの愛液がツタージャから溢れてくる。その度にまたピクリと身体が動き、可愛く喘いでみせた。

胸の心拍が速くなって、腕を動かすスピードも加速する。

「やぁん…!はぁはぁ…んあん!」

どうやら絶頂を迎えたらしく、突然ビクンと身体が跳ね、割れ目から勢いよく潮を吹いた。噴出した愛液がベッドのシーツに染みを作る。

「はあ…はあ…」

ツタージャは肩で息をしている。すっかり目を覚ましてしまった様で、僕を横目で見ていた。

「ミジュ…マル…」

「えっと…ごめん、つい……その…」

何とかして言葉を探すが出てこない。どうして僕はこんな事をしてしまったのだろうか?自分が欲情したせいでツタージャを傷つけてしまった。嫌われてしまったのだろうか?きっと許してくれるはずが無い。

「……責任…」

「…え?」

「責任…取ってよ」

この「責任」と言う言葉の意味が全然分からなかった。

「中途半端にしないでよ…、イかせてくれるのなら…ちゃんとイかせて……。それにミジュマルだけこんな事するのってズルい…あたしだってミジュマルを気持ち良くさせてあげたい……!」

僕はツタージャに力一杯両腕で突かれてしまい、そのまま押し倒されてしまった。運良くベッドから落ちる事は無かったものの、突然の事で反応出来ず抵抗する事も出来なかった。

そして僕に滑り込んでくるように抱き着いてきて、彼女と口が重なった。出会って間もなかった頃にも一度こうしてキスをした事があったが、その時とはまた違った感触だった。	

彼女は自分の舌先で僕の口を抉じ開け、舌と舌を絡ませてきた。お互いの唾液が混ざり合い、ヌメリも増してきだしてくる…。

「んちゅ…んんはぁ」

僕も負けじとツタージャの口に舌を入れ返す。だが、慣れない行為に息が少しずつ苦しくなり始め、舌を彼女の口から出して口も離した。僕とツタージャの間に二匹の混ざり合った唾液で出来た橋が架かる。暫くは架かっていたが間も無くして崩れ落ちた。

「ふふっ…ミジュマル、何か当たってるよ?なあにコレ…」

「わっ……!こ、これは…」

ツタージャは頬を紅く染めて言った。気付いていない内に、僕のアレが大きくなって硬くなっていて、それがツタージャの秘所に当たっていた。彼女はそんな僕の大切な男の象徴を見るなり、手で握って触り始めた。

「あぅっくぅ…!」

僕のアレが触られると同時に、力が尋常じゃ無い位に抜け落ちた。これほどまで感じやすいタイプだったのか…、僕は……。

始めはただ上下にスライドしているだけだったが、行動がエスカレートして、モノの先端部分を強く触られたり舌先で舐られたりした。お陰で僕のアレは更に硬くなり、先駆け汁が絶え間無く出続けた。恐らくこのままだと速攻で限界が来てしまう。少なくとも、そう思った。

「ぅぐう…、そろそろ……出そう…!」

「早く出しちゃえば?ラクになるわよ?」

「で、でも……このまま出すと…ツタージャに………掛か…る……っぐあああっ!!」

ドプッビュルル!

下半身に急激に強い力が加わり、立派に成った肉棒の先から純白に濁った精液が飛び出す。彼女自身の手や顔を白く染め上げた。

「んん…、一杯出したね…。凄い量…」

手に掛かった僕の精液を舐め取っていく。

「そんなの舐めたら汚いよ……」

「ミジュマルのだから平気よ」

少し軽蔑している様な目付きで言葉を発した。

それにしてもさっきは自分でも驚く程の量を出したのに、まだ僕のモノは硬さを失う事無くその象徴さをアピールしている。

「あら、まだ物足りないようね…ミジュマル。……いいわ、あたしがその要求不満を何とかしてあげるね」

ツタージャは僕に跨ぐと、彼女の秘所を僕のモノに宛がった。狙いを定めるとそのまま腰を深く落とし、モノが割れ目に入り込む。どんどん肉棒が奥へ突き進み、外からは見えなくなってくる。

「んはぁ…太くて気持ち良い……」

ツタージャはトロンとした目で、快感に浸っている。

ある程度進んだ所で、何か弾力のある壁に当たった。それを彼女は感じ取ると、真剣な顔付きになり、助走を付けて僕の肉棒がその軟らかい壁にぶつかる。ブチッ、っと鈍い音が一瞬聞こえた。壁を破ったのだろうか?

「痛っ……!ぅう…痛い……」

「だ……、大丈夫?一度抜いたら…?」

「ううん…、これくらい……何とも…無い」

しかしそんな言葉とは裏腹に彼女の性器からは鮮紅な血が溢れ出している。僕は身体を起して、彼女との上下の位置を入れ替えた。その事に関しては一切抵抗を示そうとはしなかった。よっぽど痛むのだろう……。

「僕が…動いてあげるね」

「ミジュマル……、ありがとう…」

目に涙を浮かべて言った。

少し間をおいて、再びツタージャの膣の中を突き進んだ。ゆっくりゆっくり…、彼女に負担を掛けない様に、優しく動いた。遂に一番奥にまで辿り着き、モノが膣内に納まった。

「動いて……」

「もう痛みは引いたの?」

「うん、大分引いた…」

無言で頷き、合図をした後、腰を上下に動かす。さっき、僕が彼女の割れ目をなぞっていた時と同様に彼女もまた喘いだ。二匹の結合部分からは、愛液と血が混ざった液が厭らしい音を立てている。

自然と腰の動きが速くなっている事に気付いた。気持ちが良すぎて止まらない。ブレーキが壊れてしまったトロッコは、終点に辿り着こうとしていた。

「も…、もう出そう…!中に出してええぇ!」

ツタージャがお腹の底から叫んだ。自分ももう出てしまいそうで、今は只管彼女がイくのを待っていた。

「だめぇ!出ちゃうぅぅ!きゃあぁっっっ!!」

先に終点に着いた彼女は、歯を食いしばって二度目の潮を吹いた。我慢の限界が解かれた僕のモノも、種を飛ばして彼女に植え付ける。一度目とは量に差があるようだったが、それでも十分な量だった。


「抜くよ…?」

「う…、うん…」

ツタージャの膣からモノを抜き取る。二回も出したから流石に肉棒は小さく元の大きさに戻っていた。

ツタージャの手を引いて起こしてあげると、彼女はまた抱き着いてきた。行為に熱がすっかり上がってしまって、二匹とも汗を掻いている。「楽しかったね」と僕は言うと、ツタージャは「こんな気持ち初めて…」と返事をした。

時計を見れば、十一時手前だ。楽しい事は直ぐに終わってしまい、物足りなさを感じさせる。しかし、今夜は彼女と素敵な夜が過ごせて満足した。雨もどうやら止んだ様で、窓の外の月はとても綺麗に輝いていた。月明かりに照らされながら、僕とツタージャはもう一度濃厚な大人のキスを堪能して、眠りにつく事にしよう…。



 ~おわり~



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  あとがき
 結構時間が空いてしまいましたが、何とか形にして完成できました。相変わらず官能的表現の使い方等は慣れない感じですが、自分なりにはこれが限界だと感じております;
 また話を少し変えて続編も書いてみようかと思っていますっ

コメント、誤字・訂正の指摘等はこちらでお願いします。
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IP:111.89.30.102 TIME:"2015-05-24 (日) 14:16:59" REFERER:"http://pokestory.dip.jp/main/index.php?cmd=edit&page=%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%81%AF%E6%B3%8A%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%84%E2%80%A6%EF%BC%9F" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko"

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