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オトコの娘のコトを… の変更点


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written by [[beita]] 





 ここはとある人間の所有地。
至って自然のまま残されたそこはポケモン達が生活するには何一つ不自由が無い程だ。
実際、その人間はこの土地に捕まえたポケモン達を放し、自由に過ごさせていた。
そこに放されたポケモン達同士が仲良く遊んだり、喧嘩したり、あんなコトをしたりと……。
そんな毎日を送っているのだった。





「ふわあぁ……」
のっそりとくさむらから一つの影が現れる。
全身の半分ほどに印象強いピンク色を持ち、大きく垂れた特徴的な形の耳。なめらかな曲線を描いた体をした二本足で立つそのポケモンはタブンネだった。
本人は特に意識していないようだか、動作が一つ一つどこか可愛らしい。
それに、高い細い声をした“彼”が雌に見られるコトも珍しくなかった。

 タブンネはひとまずくさむらから出るために、草をかきわけて歩きはじめる。
その動作もどこか控えめで可愛らしい。
その様子からむしろ彼を見て雄だと断定できる方が難しいだろう。
周りのポケモン達もみんながみんな彼を雄だと把握している訳も無さそうだ。
何度も言うが、端から見ればどうみても“雌”なのだから……。



 彼はくさむらを抜け、幾分か見通しのいい場所に来た。
いつも会って話したり遊んだりする友達がいるのだ。
そのポケモンと会う時の場所がこの辺りなのだ。
たぶん今日も来るよね、とタブンネは見える限り遠くの方まで目を行き届かせ、そのポケモンを探す。
この土地の広さを持て余すコトの無いぐらいにポケモン達は放されている。
そんなポケモン達の中から一匹、こちらに向かって歩いてくる者の姿を確認した。モップとさえ比喩されそうな質感のある茶色の体毛、ひげすらもきれいに生え揃っている。
四足歩行で歩くその姿はハーデリアだった。
タブンネはこちらに歩いてくるハーデリアと目が合うと、にこりと微笑んで手を大きく振った。
「こんにちはっ!」
タブンネは満面の笑みで挨拶をかわす。
やっぱりハーデリアも会ったばかりの頃は彼を雌だと思い込んでいたらしく、最初はこんな挨拶の一つでも戸惑っていたみたいだ。
タブンネは小さい頃から割とみんなとすぐ話せたり仲良くできる方で、ヨーテリーだった頃の彼といつの間にかよく遊ぶようになっていた。
「ちわっす、ブンちゃん。今日は何する?」
と、ハーデリアは明るく挨拶を返し、二匹の会話が始まる。
「んっとね。どうしよっか?」
考えるような素振りなのか口元の下に指を当てながらタブンネは言った。
「やっぱり何にも考えてないのかよ。ま、俺も特に何がしたいって訳じゃないんだけどなっ」
「じゃあさ、ひなたぼっこしようよー。今日はいい天気だしさ」

 こんな風に二匹は呑気に毎日を過ごしているのだ。
端から見れば仲の良いカップルに見えなくもない。
流石に広い土地と言えど、人の所有するもので、当然限りはある。
かつて既に探険ごっこと銘打ってほぼ全ての場所は回り尽くし、遊ぶにせよその内容は無くなっているのも事実だ。
時々人間と一緒に外の世界に出ていくポケモンも居るのだが、そんなのはほんの一握りで、大抵は戦闘能力に長けていた者達だった。



「ホラ、あいつ。あのタブンネだよ。可愛いよなぁ……」
「ほぉー。よく見つけたな。もはや言うコト無しじゃねぇか」
離れた位置からタブンネを見ながらこっそりと会話する二匹のポケモン。
その存在になど全く気付かず、タブンネとハーデリアは暖かい日差しの中、呑気に地面に寝そべっていた。



「ねぇ」
何時間経っただろうか、タブンネがしばらくぶりに口を開いた。
「んっ?」
丁度うとうととしていたハーデリアは慌てて反応する。
「お腹すかない?」
上半身だけ起こした状態で腹に手を当てながらタブンネは言った。
そう言われたハーデリアは全く意識してなかった自分の空腹状況を確認する。
本当にどれほど何もしない時間を過ごしたのだろうか、陽が既に沈みかけていた。
時は経とうとも、運動と呼べるようなコトは一切やっていない。そんな状況でお腹がすくハズも無く。
「んっと。俺はまだそこまで減ってないや」
「そっかぁ……僕、木の実食べにおうち帰るケド、ヨーテリーくんも来る?」
「あぁ。まぁ時間はあるし、行こうかな。……て、だから、いつまでそう呼んでるんだよっ!」
ハーデリアになってからもタブンネは相変わらず彼をヨーテリーと呼び続けている。
その度に彼は突っ込みを入れるが、もう無駄だとは分かっていた。
「えへ、ごめんね」
タブンネは軽く舌を出して謝る。
この一連のやりとり。もう何度目になるのだろう。
言いながらひょいと立ち上がると、自分の住処の方向へと足を向けた。

もちろん、後をつける二匹のポケモンの存在など気にもかけずに。



 タブンネは住処につくと、隠していた木の実をあさり始めた。
それから少し経つと、タブンネはその両手に大量の木の実を抱えていた。
「ヨーテリーくん、食べないの?」
「ヨーテリーじゃねぇってのに。あ……一個だけもらっていい?」
「うん! どうぞっ」
何故か凄く嬉しそうにタブンネは返事すると、大量の木の実を保持している両腕を差し出す。
ありがとっ、と軽く礼を言って、ハーデリアは木の実を口に含んだ。
その一つを味わっている横ではタブンネがぽいぽいと口の中に木の実を放り込んでいた。
こんな様子を見てると、木の実にはそれぞれに色んな味があるのに、それらをごちゃ混ぜに一緒に食べてしまっては、せっかくの味が台無しになっちゃう、なんて思ってしまう。
それでも何種類もの木の実をいっぺんに頬張るタブンネの表情はとても幸せそうだ。
結局、本人が良いと思ってたらいっか。という結論に落ち着いてしまう。
「ぷはぁ。あぁ、おいしかったー」
満足げにそう言い、ぼてっと地面に寝転がってしまう。



「じゃっ。俺はそろそろ帰るから」
会話ばかりずっとかわしていたものの、時間は随分と経っていた。
陽はほぼ沈み、辺りは暗く昼間のよう遠くまでを見渡すコトはできない。
「分かったー。また明日ね!」
タブンネはそう言い、すっかりだらけていた体を起こして立ち上がる。
そして、タブンネの住処を去っていくハーデリアの姿が見えなくなるまで手を振って見送っていた。



「よし。野郎の方が居なくなったぞ……」
「行くなら今だな……」
二匹のポケモンは小さい声で意思疎通をはかると、死角から息を殺してタブンネに忍び寄っていく。
もう数歩で手を伸ばせば触れられるくらいの距離まで近付いたその時。
「ん?」
足音を聞き取ったのか、タブンネがその二匹のポケモンの方を向くと、ばったり目があってしまった。
見つかった! と、その二匹のポケモンは一瞬びくりとするものの、強行突破に出た。
すぐさま叫んだりすればあるいはハーデリアが気付いてくれたかもしれないが、そんな間も無く、タブンネは地面に押し倒され、口を塞がれてしまった。

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「ん……、ん~っ!」
じたばたとタブンネは抵抗するが、二匹の力には勝てるハズもない。
その二匹もハーデリアを警戒してか、しばらくの時間こうしていた。
その時のタブンネは平静などとうに失われ、ほとんど何も考えられない。
ただ“逃げなきゃ”という意識だけがタブンネを動かしていた。

「もう大丈夫かな……。おい、手を離すケド叫ぶなよ?」
そう言い、口を押さえていた手を離すと、すぐさまどこからか貝殻を取り出し、タブンネの喉元に突き付けた。
暗くて姿は確認しにくいが、全身水色の体をし、二本の足で立つそのポケモンはフタチマルだ。
「ひっ、ぁ……」
タブンネは恐怖に体が無意識にがたがた震えだす。
「ほぉー。反応も中々可愛いしゃねぇか」
そんなコトを言いながらもう一匹のポケモンはタブンネを押さえていた力を緩めた。
そいつは全身灰色の体毛に覆われており、フタチマル同様に二本足で立っている。
力が強そうな腕に、頭の先にはまっすぐに突き出た房をもつそのポケモンはドッコラーだ。
「逃げようとも、思うなよ? ……まぁ、できねぇだろうが」
ドッコラーが触れそうなくらいタブンネに顔を近付けて、更に脅しをかける。
タブンネは目に涙を浮かべながら小さく頷くコトしかできなかった。

 その時、ふとフタチマルがタブンネの股の間を見た。
すると、彼の下腹部がどんどん濡れてきて、地面にも水たまりが広がっているコトに気付いた。
「あ~あ。この子おもらししちゃってる」
フタチマルがそう言うと、ドッコラーも鼻につく匂いを感知した。
「お、本当だ。こんなところでおしっこ漏らしちゃうような子はお仕置きしてやらねぇとな」
恐怖に加え、更に失禁したコトの恥ずかしさでタブンネは完全にパニック状態に陥っていた。

 不意にドッコラーが裏返ったような声を出して驚く。
それはタブンネの股間を見た際に、毛に埋もれながらもそこでヒクヒクと身動きする物体を見つけてしまったからだ。
「こ……こいつ、雄かよ!?」
ドッコラーの過剰な反応にフタチマルは落ち着いた様子で返答する。
「あ、知らなかったか。……そう、彼は“オトコの娘”だよ」
「何で教えてくれなかったんだ!?」
「聞かれなかったからね。じゃあ、どうする? アンタは帰るかい?」
「……とりあえず、様子を見させてもらうぜ」
タブンネのコトそっちのけで二匹は言い争う。
が、その間タブンネはどうするコトもできず、ただ、涙を浮かべながら、虚空を仰ぐしかなかった。

「さて、タブンネちゃん。あぁ、タブンネくんかな」
「ね……ねぇ、僕をどうするの? 僕、死んじゃうの……?」
震えた声でタブンネが言う。その様子にもまたそそるものがあり、フタチマルはうっすらと笑みを浮かべた。
「死んじゃうコトは無いかな……。余計なコトさえしなけりゃね」
大人しくしていれば死にはしないんだ……とタブンネは少し安心する。
それと同時に、抵抗する意志は完全に削ぎ落とされてしまった。
タブンネは瞳をうるうるさせながら、ただフタチマルの次の行動を待っていた。



 フタチマルはタブンネの真横に座り、軽く頭を撫でた。
命の危険さえ感じたタブンネにこの行動は不可解でしかなかった。
「そんなに緊張されちゃ、入らないよ」
確かに緊張はしている。でも、入らないってなんだろう……。
と、タブンネは益々現状を把握出来なくなってきた。
その時、フタチマルの顔が急接近してきたかと思うと、そのまま正面衝突。
結果、二匹は唇を重ねるコトとなった。
何の躊躇いも無く、フタチマルは舌を突き出し、タブンネの口内へ進出させる。
「んッ……んんぅ……」
感じたことの無い口内を舐められる感覚に、タブンネは思わず声をフタチマルの中に吐き出した。
「ぷはっ……あはは、可愛い反応だね。もちろん、こんなコトするのは初めてだよね?」
タブンネはソッチの知識はほとんど無いのだが、ここでようやく感付いた。
「……やん、もしかしてそれって……えっちなコト、だよね?」
「うん、大正解。今からアンタは俺達にえっちなコトをされまくっちゃうって訳」
「ぇ、や……やだよぅ……お願い……」
タブンネは泣きそうな顔でフタチマルに懇願する。
その態度、その仕草が彼らを欲情させるだけとも知らずに。
「ダメに決まってるだろ? さ、大人しく身を委ねて」
何か行動を起こせば死んじゃうかもしれない。
そう思うと、抵抗なんてできるハズ無かった。

「そう言えば。アンタ、オナニーはするのかい?」
フタチマルは姿勢を変え、すぐにでもタブンネの下半身に触れられる位置まで来ると、そう尋ねる。
オナニー。その単語自体は聞いたコトはあった。
でも、どうやってするのか、何のためにするのかは全く知らなかった。
「多分……したコト、無いよぅ……」
もしかしたら知らずにやっているのかもしれない。
タブンネはふとそう思い、敢えて断言はしなかった。
フタチマルはその返答は予想していたようで、特に反応は見せなかった。
「うん、やっぱりね。……じゃ、俺が教えてあげよっかな」
フタチマルはそう言い、タブンネの股の辺りをまさぐり始める。
先程の失禁でぐしょぐしょになってしまった毛を掻き分け、フタチマルの手はある一点に辿り着いた。

「ひぁっ、ぁ……ん」
自分ですらロクに触ったコトない性器。
他のポケモンに触られ、何もないハズが無かった。
まだ軽く触れただけにも関わらず、タブンネは声をあげてしまう。
そんな彼のウブな反応を楽しみつつ、フタチマルはタブンネの性器を触り続けた。
「ぁん、んっ……はぁん……」
弄られるコトでタブンネのモノはむくむくと成長を遂げていく。
フタチマルもタブンネの反応に次第に興奮を覚え、彼もまた、股間に変化を催さずにはいられなかった。

「どう? 気持ち良いでしょ?」
ペニスを扱くペースを次第に早くしながら、フタチマルは尋ねる。
「ゃ……はぁっ、あん……」
喘ぎ声が止まらないタブンネだが、むしろこの声が十分返答になっていた。
「さて、とりあえずこれくらいで良いかな」
不意にフタチマルは呟き、手の動きを止める。
それ程長い時間触っていた訳でも無いのに、タブンネの肉棒は既に透明の液体で濡れていた。
タブンネは、余韻に浸りながら乱れた呼吸を整える。
その間にフタチマルはそっとタブンネの足を開脚させ、両膝を立たせた。
次は何をするの? と、少し余裕を取り戻したタブンネはそんなコトを考える。
脚を開き、かつ膝を立てるコトで現れた、雄ポケモンでも持つ“穴”。
フタチマルはどうやら、そこを次の標的に絞ったようだった。
もちろん知識が欠乏しているタブンネに、フタチマルの次の行動を予想するコトはできず、彼はただひたすらに不安な表情を浮かべていた。

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 フタチマルはタブンネの股間に顔を埋め、先程現れた直後の“穴”の周りを舌でなぞる。
「あぁん!」
ペニスよりも触るコトの無い部分への刺激により、タブンネは一層大きな声を出してしまった。
思わず身悶えしてしまい、開かれた脚を閉じそうになる。
脚の指で必死で地面を掴もうとし、震える両脚をなんとか食い止めていた。
フタチマルは舌の動きを止めると、一度顔を離す。
が、快感が止んだのは一瞬で、すぐにフタチマルはその穴に指を当て、刺激を再開した。
「ん……ぅ」
タブンネを鈍い痛みが襲う。さっきまでの気持ち良さはあっと言う間に顔を引っ込めてしまっていた。
「もう少し力抜いて。じゃないときっと痛いから」
まだ数ミリ程度しか指は挿入していないものの、タブンネは既に相当の違和感と痛みに襲われている。
フタチマルはタブンネが落ち着いてくれたところで、楽に入るものでは無いコトも分かっていた。
だから言うだけ言い少しだけ待った後に、強引に指を進めていった。

「ひゃ! ……ぅ、はぁっ……かはっ」
今まで感じたコトの無い感覚に、タブンネの表情は歪み、息もどんどん荒くなる。
「やん、いたい、ぃたいよぉ……」
ボロボロと涙をこぼしまくりながらタブンネは喘ぐ。が、彼のペニスはむしろ元気を増している。
「そんなにちんちん大きくさせちゃって。……感じてくれてんだな」
指を根本まで入れ終えると、フタチマルはタブンネの内部をかき回し始めた。
もちろん、間違っても傷つけてしまったりしないようにとても優しく。
タブンネはまだ抜け切らない痛みに苦しむ合間に少しずつ“変な”感覚を覚えた。
変な感覚は今回の行為における全ての感覚に言えるのだが、こればっかりは更に違った。
痛くは無い。でも気持ち良いか悪いかすら分からない。そもそも体の内部を触られるその感覚自体が真新しい。
不本意にも慣れてきて段々痛みがひいてきたタブンネは、徐々にその変な感覚にとりつかれていく。

 フタチマルはタブンネの穴の奥のある一点を集中的に触り続けていた。
「んぁ……っふぅ……ん」
断続的にもれるタブンネの声も次第に悦が含まれてきた。
どう言い逃れするでも無く、彼は感じてしまっている。
「慣れてきたみたいかな……じゃあ、少し激しくするね」
フタチマルはそう言うと、もう片方の手で、タブンネの股にぶらさがっている袋を揉み始めた。
そして元々穴に入れていた指の速度も速めた。
「あっあっん……んぁあっあっはぁっ」
タブンネはどんどん呼吸を乱し、惜しみも無くその喘ぎ声を聞かせてくれる。
フタチマルはタブンネの肉棒を扱きたい衝動に駆られたが、それを必死に堪え、今の刺激を与え続けた。
今、彼のペニスを刺激してしまうと、間違いなく一瞬で果ててしまうだろう。
行為を長引かせるためにも、射精はまだとっておくつもりだった。
「んあっ! ……あっあっ、ぁ……あっあぁん!」
一際大きな喘ぎ声を放つと、タブンネの体が小刻みに震えだした。
そして、だらしなくポッカリと口を開き、声にならない声を出し続けた。
タブンネもこんなに気持ちの良い思いをしたのは初めてだった。

 意識が遠くなる程の絶頂がこれでもかと言わんばかりに長く続き、死ぬほどの快感は一向に収まる気配を見せない。
全身をぴくぴくと奮わせながら彼はただ悦に溺れていた。
が、小刻みに揺れるその股の間のモノははち切れんばかりに膨張はするものの、先端からはまだ白濁色の液体はこれっぽっちも出ていない。
その分、透明かつ粘性の弱い液体は十二分に彼の肉棒を濡らしていた。



 時間はそれなりに経ち、タブンネはようやく絶頂から解き放たれた。
「はぁっ……あっ……はっ……はあぁ……ん」
涎も我慢汁も垂らしまくってタブンネは快感の余韻に浸っていた。
フタチマルはそれ以上中を刺激しようとはせず、すっと指を抜いた。
「あんましやり過ぎて意識を失われちゃ困るし」
善がるタブンネの前にあぐらをかいて座り、ふと視線を横へとずらした。
「どう? この子も中々可愛いもんでしょ」
ふと見ると、ドッコラーはタブンネに劣らない程に自己主張していた雄を自ら慰めていた。

「はぁっ……は、話しかけるなよ……いい所だったのに」
扱く手の動きを止めて、ドッコラーは言った。
「放っておいたらアンタもイッちゃうでしょ?」
「……そりゃそうだろ」
そうこうしてる間にタブンネは次第に呼吸を整えてく。
回復させるコトも含め、わざとらしくフタチマルは喋って間をとる。
「さて、まぁそれはいいとして。ドッコラー、アンタも交ざりたくなっただろう?」
そう言われ、ドッコラーは視線を背けてしまう。
だが、不本意ながら今の自分の気持ちはその通りだった。
隠すも何も、股間のブツが口程にものを言っている。
「っ……そうだよ!」
自尊心が素直にさせてくれないが、ドッコラーも行為に交ざりたいのは事実。
「やっぱり俺がいたらやり辛いのかな? だったら暫らくここから離れておくケド……」
返事は待たずに、フタチマルは立ち上がる。そしてそのまま二、三歩遠ざかっていく。
「悪ぃな」
ドッコラーは去っていく背中を一言だけ添えて見送った。

 視線をタブンネに戻し、その姿を確認する。
息は整い、ピンと反りたったペニスも重力に負けそうなくらいにまで落ち着いていた。
射精をとっといてくれたフタチマルに感謝しつつ、ドッコラーは薄気味悪い笑みを浮かべた。
そして一歩、また一歩と。タブンネに迫り寄っていく。
タブンネは落ち着きを取り戻しはしたものの、冷静な脳が判断するのは恐怖と快感の第二ラウンドだった。
「さ、タブンネよ。次は俺と遊ぼうか」

----

 タブンネは四つんばいでお尻を高く突き上げた姿勢をとっている。
「この格好……恥ずかしいよぉ……」
涙目でドッコラーに訴えるが、彼はこの状況を楽しんでいるのだ。言ったところで現状は何も変わらない。
「うるせぇな。お前は大人しく俺の言いなりになってりゃいいんだよ」
タブンネの額の辺りの毛を掴みあげてそう言うと、ドッコラーはタブンネの背面へ回り込んだ。
自分の視界の外から何されるのだろうか。
タブンネは不安そうな表情を浮かべていたが、それは一瞬で消え去るコトとなる。

 ふと腰を掴まれたのを感じたその直後。
少し前に感じた感触。それを遥かに凌ぐ異常な感覚に襲われる。
フタチマルの指一本であれだけ痛かったのに、今、タブンネの肛門に挿入されたのはパンパンに膨れ上がったドッコラーのペニスだった。
「っはあぁぁん! んあぁ!」
さっきとは比べるに値しない程の激痛がタブンネを飲み込む。
タブンネは目を見開いて、口も裂けるほどまで開いて絶叫した。
肉棒自体はまだ先端を少し過ぎた程度しか入っていない。
ドッコラーは締め付けの強さを満喫しつつ、すぐにまた腰を動かし始めた。
「ぐぅ……中々、キツいな」
フタチマルに指で慣らされ、ドッコラー自身のモノも先走りで濡れていたにも関わらずとてつもない圧迫感。
もう少し慣らさないと奥までは入らないと判断したドッコラーは一度ペニスをタブンネの穴から引き抜いた。
「ひっ……ひゃ、あぅぅ……」
タブンネが艶かしい声をあげるのを気にも止めず、ドッコラーは再度自分の槍をタブンネに突き挿した。
そしてこの行為を何度も何度も繰り返す。
その度にタブンネは絞り尽くすように声を漏らしていた。

 矛の出し入れが二桁の回数を超えた頃、タブンネの反応に苦しさが薄まりつつあるコトに気付いた。
ドッコラーはタブンネの腰をがっちり掴むと、ふぅと一呼吸置いた。
そして、腰に力を入れて一気に突き出し更なる侵入を試みる。
「うあぁっ! あがっ……はぁっ!」
再び蘇る激痛にタブンネはまたしても声を絞りだすように発した。
手足はガクガク震え、目からは涙が滞り無く流れ、開ききった口からはボタボタと涎が落ちる。
こんな状況にも関わらず、いや、こんな状況だからこそか、股の間の逸物は尚も元気に先走っていた。
ドッコラーが僅かに動くだけで、タブンネは声をあげたくなる様な痛みに襲われる。
ドッコラーは先程より深みの増した腰の運動をし始めた。

「あぁっ! んっ! はっはぁっ! ……ひぃっ!」
ドッコラーの腰の動きに合わせてタブンネは呻き声をあげる。
もっとも、彼自身には声を出していると言う自覚なんて無いのかもしれないが。
全身を以て立ち向かわないと壊れてしまいそうな程の痛み、異常な感覚。
逆にじっと我慢していたり黙っている方が不可能だ。



 タブンネの意識は堪え難い激痛のあまりに朦朧としてきつつあった。
ただ、お尻の穴から内部にかけて走る痛覚だけは少しも薄まらず彼を苦しめ続ける。
一方のドッコラーは締め付けが強いのをいいコトに随分と悦に浸っている様だった。
止まらない腰の動き。荒くなってくる呼吸。
ドッコラーの絶頂は確実に近づいていた。
「お……おっ……イキそうだ……っ」
これぞとばかりに腰を振る速度を更に速め、射精の瞬間を迎えようとする。

……と、その時。



「中ではイかせないよ」
突然ドッコラーの体が後方へ引っ張られる。
タブンネのアナルからペニスの全貌が顕になってからすぐに、ドッコラーのモノの先端からはドロドロと真っ白い液体が噴き出した。
更に彼の体は仰向けに倒され、自らの白濁液でその体を汚してしまうコトとなった。
「次は俺も使うんだから汚さないでよ」
ドッコラーを倒したのは言うまでも無くフタチマルだった。
「て……めぇっ!」
「おっと、そんな体で近づかないでね。まずはどこかで洗ってきたらどうだい?」
ドッコラーがフタチマルに抗議するために立ち上がろうとした直後、目の前に貝殻を取出し、ドッコラーの目の前に掲げた。
しばらく互いに硬直状態が続く。
「分かった、分かったからその貝、下げてくれ」
そこまで張り合う必要も無いと判断したドッコラーが先に折れた。
フタチマルは何も言わずに貝を持っていた腕を降ろすと、ドッコラーから一歩退いた。
それを確認し、ドッコラーはゆっくりと立ち上がる。
一度だけ鋭くフタチマルを睨みつけると、彼は水場を求めて夜の闇の中どこかへ歩いていった。

「あーぁ。お尻の穴なんて敏感で繊細なんだからもっと丁寧に扱わないと……」
ドッコラーが去ったのを確認してぽつりとフタチマルが呟く。
「ね? タブンネくん」
と、強烈で壮絶な余韻に体をぴくつかせながら耐えているタブンネに同意を求める声をかけた。
「はぁ……はぁ……ん……」
息遣いでしか応答できない状態だったが、微かに首を上下に振るコトで一応意志は伝わっただろう。
「そうだよね。……ところで、アンタあいつにはイかされて無かったよな?」
タブンネは“イカされる”の意味自体よく分からないが、尋ねる程の気力も無く。
深いコトは考えず、タブンネはまた呼吸音と共に頷いた。
彼の返事を見て、フタチマルは無言のままタブンネの後ろに回り込み、ドッコラーがそうしたように腰を掴んだ。
恐らく極限状況で体が動かせなかっただけだが、タブンネはずっとお尻を突き出した姿勢を保っていたようだ。

「じゃあ、俺がイきそうになったら一緒にイかせてあげる」
そう言い、フタチマルはタブンネのアナルに息子を挿し込もうとする。
が、しばらく放っておいた間に彼の息子は柔らかくなってきていたコトに今更ながら気付いた。
このままじゃ入らないなぁ、とか思い、タブンネの腰を掴んでいた手を一旦離し、自分のモノを弄り始めた。
と同時に、あるコトを閃いた。
フタチマルはもう一方の手も離し、立ち位置を変えるため動きだす。
数歩歩いて今度はタブンネの正面に来た。
「タブンネくん。ちょっと楽な姿勢とってもらっていいかな」
え? とタブンネはほんの一瞬だけ表情を変えると、タブンネは手脚をぐっと伸ばし、うつむせで地面に伏した。

 タブンネの位置に合わせてフタチマルは膝を地面に付け、ペニスをタブンネの顔のすぐ横へ近付ける。
「その状態でも手は動かせるよね。さっき俺がやったみたいにコレを扱いて欲しい」
そう言い体勢を整えるとペニスをタブンネの手の上に乗せた。
「え……うん」
タブンネは戸惑いながらも返事をすると、モノを当てられている手を動かし、モノを掴んだ。
そして少し前の記憶を頼りにぎこちない手つきで扱き始める。
「おぉ……いい……」
じわりと伝わる快感にフタチマルはうつむいてしまう。
タブンネは不慣れであれど優しく、肉棒の先から根本付近までを何度も何度も手を往復させた。
時間に比例してフタチマルのモノはどんどん大きさと固さを取り戻していく。
「タブンネくん……もういいよ」
このまま続けられると間違いなく射精してしまう。
挿入した状態に本気の一発で果てたいと思ったフタチマルはそうはしまいとタブンネに止めるように告げだ。

 タブンネはすっと手の動きを止めると、自ら四つんばいの体勢に移った。
そのタブンネの動作を見て、若干嬉しそうな表情を見せがらフタチマルは口を開いた。
「……ぁあ。もう展開読めちゃってるか。じゃあ遠慮無くいかせてもらうね」

----

「っはぁ……ひぁん……」
フタチマルが先端だけを穴に挿入する。
それに合わせ、タブンネは小さく喘いだ。
ドッコラーのモノを受け入れたその門は、割と楽にフタチマルのペニスを通した。
慣らされたせいもあるかもしれないが、フタチマルのペニスがドッコラーのモノより細いのかもしれない。
「タブンネくん……どう? 痛いかな」
一旦動きは止まり、フタチマルはタブンネに優しく声をかける。
「……ちょっと、痛い……よぅ」
質問に答えられる程度だが、タブンネはやはりそれなりの痛みを伴っていた。
「余りに長かったからつい無理矢理交代しちゃったケド、あいつかなり慣らしてくれてるな……」
じわじわと奥に肉棒を送りつつ、フタチマルは独り言でそう呟く。
「んっ……んん……うぅっあっ……ん」
やはり挿入されていくその動きに合わせてピクピクと体が反応してしまう。
徐々に痛みも増していき、一方のフタチマルも随分と悦に浸り出した。

 ついにフタチマルのモノはその全身をタブンネの中に納めるコトに成功した。
そうっと丁寧に入れていったためか、タブンネは呼吸を荒げ必死に痛みを堪えているが、泣き喚くような事態には至らなかった。
「ぅう……んはぁ……」
「ごめん、もう少し我慢してね。……きっと凄い気持ちよくなれるから」
フタチマルは優しく言葉をかけてあげると、埋めたペニスをゆっくり引き抜いていく。
出しては入れる、出しては入れるをゆっくり繰り返し、フタチマルは次第に射精感が込み上げてくる。
もうそろそろ、と感じたフタチマルは片方の手を回すと、タブンネのモノを掴んだ。
「ひぁ!」
突然の前方への刺激に思わず甲高い声が漏れる。
お尻の攻めによりすっかり敏感になっている体には、触れるだけでも相当な威力だったようだ。
「はっ……約束通り……一緒に、イかせてあげる」
フタチマルは腰の動きもそのまま継続しつつ、手を動かしタブンネのモノを扱く。
「ひゃあぁぁん! ら、らめぇ……っ!」
最初に指でアナルを刺激されて達した絶頂を上回る程の快感をタブンネに襲い掛かる。
当然ながら、それほどの快楽の波を受けたタブンネは果ててしまい、悦を含んだ大きな声をあげると肉棒の先端から大量の精液を噴出した。
ほぼ同時に。フタチマルもついに決壊を迎え、ドッコラーにはああ言っておきながら自分はお構いなしにタブンネの中に種を注ぎまくる。
焦らしに焦らされたタブンネの射精の勢いは衰えるコトを知らず、いつまでもペニスをビクンビクンさせながら精を吐き出し続けていた。
その間も引っ切り無しに声をあげ続け、ついには放出が収まるより先に声により息を吐ききってしまった。
「か、はぁ……んあぁ」
息が切れても口を大きく開き、込み上げる快感を全身で応えていた。
こうしている間もフタチマルはドクドクと精子を送り続けていたが、タブンネはその感覚を認識する余裕は無かった。
暫くの時間の後、両者共出すものは全て出し尽くし、暴れ狂う竿は落ちつきを取り戻した。

 タブンネの真下には大きな水溜りができており、どれだけの量の液体を放出したかを教えてくれている。
フタチマルが破壊力を失ったペニスをタブンネから抜き取ると、更に結合部からも水が溢れこぼれ出す。
接合が解かれた直後に、タブンネは力尽きてその場にうつむせに倒れてしまった。
当然ピチャリと音を立てて、下腹部を自ら放った精液でよごしてしまう。
フタチマルもふうと大きく一呼吸付くと、濡れてない地面を探し、そこに座り込んだ。

 夜間に行われた激しい性行為。これだけ壮大にやってしまっては声などを誰かに聞かれないハズも無さそうだ。
まさかとは思うが、声を聞いてなんだなんだと見に来る奴もいるかもしれない。
もうするコトは済んだが、発見されるのはどのみちマズイだろう。
フタチマルはそんなコトを考えながら、早々に退散しようかなどと思っていた。
まさにその時。フタチマルは不穏な足音を聞き取ってしまった。
「あ~ぁ、……予想はしてたケドさ。……タイミング良すぎでしょ」
フタチマルは面倒くさそうに呟くと、ぐっと体を起こしその場を去ろうとする……が。
数歩歩いたところで、足音の迫る速度が尋常じゃ無く早いことに気付いた。
しかし、疲労感でとても走り出せるような状況では無かった。
不安に駆られながらもフタチマルは一歩ずつ確実に踏み出すコトしかできなかった。

 突然、フタチマルの体が一瞬宙に浮いた。そしてうつむせに地面に倒れて、地に衝突音を奏でた。
「お前か! ブンちゃんに何てことしやがる!」
夕方見たばかりの四足歩行の毛むくじゃらのポケモン。ハーデリアがそこには居た。
「あ、アンタは……」
向き直ってハーデリアの姿を確認すると、とたんに動揺が現れる。言葉が少々震えていた。
そんなフタチマルのコトはお構いなしに、ハーデリアは怒りを全身で彼の体にぶつける。
「うわぁ!」
情けない声をあげながら、フタチマルはハーデリアの攻撃を受けた。
体の大きさはほとんど変わりないハズなのに、フタチマルにとって今のハーデリアはとても大きく見えた。
「もう二度と、ブンちゃんに一切近付くな。……分かったか?」
思わず萎縮してしまう程の気迫でハーデリアはフタチマルに言う。
本当ならば、ハーデリアすらも力で黙らせたかったぐらいだが、今のフタチマルにはその力は無い。
渋々ながら、ここは謝って帰してもらうしかないか……と頭を下げかけた。……その時。

 ハーデリアは何が起こったか把握するのにそれなりの時間を要した。
突然の鈍痛。全身から力が抜けて姿勢を崩し始めた頃、ようやく事態を理解した。
思えば簡単なコトだ。タブンネは既に動けたような状態じゃないし、正面におびえるフタチマルで無いとすれば、もう一匹誰か他のポケモンがハーデリアを攻撃すればいい。
他の誰かはフタチマルの仲間。そう、ドッコラーだ。白濁はすっかりきれいに落ちていた。
「おいおい……。フタチマルよ、油断しすぎじゃねぇのか?」
「ごめんよ、ドッコラー。……助かった」
と、安心するフタチマルの横。ぐっと四肢に力を込め立ち上がるハーデリア。その双眸は微動だにせずドッコラーを睨みつけている。
「ん。なんだやる気かこいつ?」
ドッコラーも拳を握り締め、いつでも戦える状態になっていた。
数分前にイったため、全力は出せずともハーデリアを黙らせる程度に腕は奮える程度の体力は十分にある。
このまま戦闘に持ち込まれれば、ハーデリアの敗北はほぼ確実であるだろう。

「みんな……やめてよ」
穏やかでない空気を感じ取ったのか、タブンネが思わず口を挟んだ。
とは言え、満身創痍の体はピクリとも動かず、倒れたまま顔だけを向けての発言だった。
加えて小さな声だったが、夜の静寂の中、音を伝えるには十分過ぎる。
一番最初に反論したのはハーデリアだった。
「おい! ブンちゃん。いいのかよ!? こんな奴らに好き勝手されて悔しいと思わないのか?」
「そりゃぁ……嫌だったケド、このままじゃヨーテリーくんが……。それにね、フタチマルさんは僕のコトを凄い気遣ってくれて、とっても優しくしてくれたんだ……」
タブンネの発言にハーデリアはギッと歯をかみ締めて頭の中で整理する。
数秒間、無音の時間を過ごした後に、ハーデリアは再び口を開く。
「……だ、そうだ。となりゃ俺はもうお前らと戦う理由は無くなっちまった」
「ふん。じゃあ俺たちも帰らせてもらうぜ。俺だって疲れてるんだ」
ドッコラーはそう言うと、フタチマルと共に割とあっさりとこの場を去っていった。



 ハーデリアはなんとかタブンネを水場まで連れて行き体を洗わせた。
その道中、何度タブンネがフラついて倒れそうになったことやら。
普通に歩けば二、三分といったところを十分以上かけてやっとの思いで到着した。
タブンネがベトベトの体をじゃぶじゃぶと洗い流しているのを見ながら、ハーデリアはふと問いかけた。
「どうせ、相当気持ちよくさせられたんだろ……」
「え。う、うん。……すごかったよぉ」
恍惚の笑みを浮かべながらタブンネは答えた。この笑顔にも癒されてしまい、ハーデリアはもうすっかり怒りが収まってしまった。
雄にヤられたってのに、この感想だろ、と今ひとつ納得しがたいものがあったが、当の本人は満足してしまっているようだ。不本意だが、もう怒る理由が無くなってしまった。
嫉妬とかいう二文字が一瞬ハーデリアの頭に浮かんだが、首を振り一瞬でかき消しておいた。
と、その時。タブンネから話しかけてきた。
「あのさ……。僕、ヨーテリーくんともシたいな……」
「なっ……! な、なに言ってんだよ」
「だってさ。僕たちずーっと長い間いっしょにいるのにさぁ。こんなコト今までしたコト無かったよぉ?」
この発言で、タブンネの性交に対する意識の持ち方が半端なく危険だというコトに気付いてハーデリアは思わず絶句してしまった。

 多分ブンちゃんのコトだから、気持ちいいからヤりたい。とかそんな軽い気持ちだと思う。
性別とかそんなのも絶対考えて無いに決まってる。……で、でも、確かに、ブンちゃんとならヤってもいいかな。
……と思う自分がいるコトをハーデリアは認めざるを得なかった。
だが、ここでうんとあっさり肯定するのは雄のプライドが許さなかったのか、素直な言葉は出せなかった。
「まぁ……その内時間があったらなっ」
「分かった! よろしくねっ!」
これを問答無用に肯定と受け取ったタブンネは満面の笑みで返事した。

 やっぱ俺。ブンちゃんのコト、好きなんだろうな……。



オトコの娘のコトを… 完

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・あとがき

 とりあえずタイトルの由来を。
BWでタブンネを初めて見た時激しく心を揺さぶられました。……が。一匹目に出てきたのは何と“♂”だったのです。その直後に、“オトコの娘”ネタが思いつきましたね。個人的に、タブンネは♀しか基本的には認めません!
という訳で今回の導入は必然的に♂×♂になってしまい、タイトルには“オトコの娘”を含むものにしようとなりました。
そこで、回文になるじゃん。ってコトで“オトコの娘のコトを…”(オトコノコノコトオ)としました。
最終の更新が大幅に遅くなってしまい申し訳ありませんでした。とにかくタブンネの可愛さが伝われば幸いです。
では、ここまで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。

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ご意見、ご感想、誤字脱字の報告などご自由にどうぞ。

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