ポケモン小説wiki
イレギュラー・バウンド の変更点


&color(red){近親相姦もの};です。
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白球が弾かれ、セカンドである僕に飛んでくる。あまり勢いがない。この調子だとゴロだ。動かずとも取れる、ベタなゴロ。
今のバッターをアウトに取れば、我が野球部設立以来の快挙となる全国大会進出となる。
早くアウトにしたい。全国出場の喜びをかみしめたい。ナインの顔は喜びの笑みに満ちていた。
ボールがバウンドした。このボールを取って一塁に投げれば勝ちだ。ボールを取ろうと身構えた瞬間、ボールはまっすぐではなく右に飛んだ。
いきなりの方向転換に反応出来る訳もなく、飛びついたが打球は僕の横を通り過ぎた。ショートはゴロということで完全にカバーを忘れていた。ショートもボールを捕れず、外野に転がった。
バッターの足が速かったのが不運だった。その間にバッターは一塁を回り、二塁に着こうとしている。
外野がボールを捕り、ショートに返球した頃にはバッターは三塁に滑り込んでいた。
あぁ、最悪だ。次は4番だよ。
そんなことを考えながら、僕は飛びついたときに口に入った土を吐き出した。
………
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帰り道。ナインの空気は暗く淀んでいた。
三塁打の後、4番にエンタイトルツーベスを打たれ同点にされた。
次の5番をアウトにとるも、''あのゴロ''で完全に意気消沈したナインに勝ち越す気力など起きず、延長でサヨナラ負けを喫した。
最悪だ。負けたのは僕の原因だと言えよう。

「おいオル、そんな落ち込むなよ」
「…負けたのは僕のせいだろ。僕が油断しなければ勝てたんだ」
「いや、カバーに入らなかった俺も悪かったよ。本当に悪かった」

ショートが頭を下げる。ここで謝ってももうどうにもならないのに。
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僕はルカリオのオル。飼い主はリオルのまま進化させなかったつもりだろう、リオルの下二文字をとってオルという単純な名前を僕につけた。
高校の野球部に入っている。高校に入学している訳ではないが、野球にポケモンが参加していることは許されており、高校に入学せずとも年齢が相応になれば高校の野球部に入れるのだ。

で、今日はその高校野球の地区予選決勝だったという訳だ。
相手は全国の常連、いわゆる強豪。
うちは中堅だったが、勝てない相手ではなかった。
立ち上がりを狙って先制して、1−0の状態で最終回まで持ち込んだ。
しかし、''あのゴロ''で負けたのである。
まだ2年目、来年がある。だが、来年は無理であろう。今の3年がいるからこその強さだったんだから。
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「来年はお前たちの番だからな。頑張ってくれよ」

こんなことを考えているときにそんなことを言われると苛立ちを覚える。
来年は無理なんだよ。そんなことも分からないのか…。
心の中で舌打ちをする。本当にどいつもこいつも楽観的だ。
回想をしているうちに学校に着いてしまった。
一通りキャプテンと監督が話し、最後に

「じゃあ…今日はこれで解散にするか」

とキャプテンが一言言うと、野球部員はゆっくりと散って行った。
僕も帰るか。もう疲れた。僕はバッグとバットケースを担ぎ、家路に着いた。
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マンションの1室に着いた。ドアをゆっくりと開けて中に入る。
今日はさっさと寝よう。誰とも話さないで寝てやる。
荷物を担いだまま部屋に入る。そこには双子の姉、ルカリオのリオが座って本を読んでいた。

「あ、お帰りオル」
「なんで僕の部屋にいるんだよ、リオ」

僕の『誰とも話さない』という決意は一瞬にして消え去った。
まぁいい、さっさと出て行ってもらおう。

「私の部屋は日当りが悪くて本を読むには向かないの。いいじゃない、減るもんじゃないんだし」
「だからって勝手に入るなよ。いろいろと置いてあるんだし…」
「姉に意見しない。弟なんだから姉の言うことは聞きなさい」

数秒早く生まれただけで上下関係が決まってしまう双子という制度は本当に嫌だ。たった数秒で兄・弟、姉・妹が分けられるなんて不服極まり無い。

「とにかくさっさと出てってくれよ。僕は今日不機嫌なんだ」
「あ、そういえば今日野球だったんだっけ。どうだったの?」

本当に分かってないな。勝って不機嫌なヤツがいるかよ?と喉元まで出かかったが、辛うじて飲み込んだ。

「負けたよ。だから部屋でゆっくりしたいんだ。早く出てってくれ」
「ふ〜ん…。悔しかった?」
「いや…別に」
「…あっそ、まぁいいや。私は暗〜い部屋に帰りますよ」

そう言うとリオは手をひらひらさせて隣のリオの部屋に戻って行った。
バッグとバットケースを床に放り投げて、床に横になる。
部屋を軽く見回す。畳んである布団と本棚、野球選手のポスターくらいしかない。何とも殺風景だ。
バットケースが目に入った。今日の試合のあのプレーを思い出す。本当に悔しい。視界が泪で歪んだ。
あぁ…なんか疲れた…。
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「オル、起きなさい!夕飯よ!」

いきなりの大声で僕は現実に戻ってきた。目を開けると目の前でリオが不機嫌そうな顔で立っている。
あぁ…あのまま夢だったら良かったのに。せめて全国の試合が始まる所までは…。

「早く起きなさい!あと1分で来なかったら夕飯抜きだからね!」

そう言うとリオはリビングに戻って行った。
さすがに試合があったのに夕飯抜きはキツい。僕は生あくびをしてリビングに向かった。
リビングには飼い主の両親とリオが既に席についていた。僕も席に着く。
飼い主はもう社会人になって別の所で一人暮らしをしている。
ついて行こうと思ったのだが、アパートは狭いからやめてくれと言われ、仕方なく飼い主の両親とリオと暮らしている。

「今日は残念だったな、オル」
「すいません、お金かけてやらせてもらってるのに…。結果が残せなくてすいませんでした、親父さん」
「いや、良いんだよ。仕方ないだろう、あの野球部で決勝まで行ったのが凄いことだと思うぞ。父さんがいたときはいつも初戦敗退だったからな」
「そうよ、オルくん。監督は今年は結構いけそうですって言ってたし…」

監督のやつ、無駄に期待させるようなこと言いやがって。無駄に期待されると負けたときのショックがでかい。
だから駄目監督って影で言われるんだよ…。

「…来年がありますから」
「そうですよ。オルも次が最後ですし、死物狂いで頑張りますって」

いきなりリオが会話に参加してくる。
元々死物狂いで練習してるよ、とまたキレたくなった。が、またも何とか飲み込んで無視する。

「ま…今日はしっかり食べてゆっくり休むんだぞ」
「ありがとうございます。じゃあいただきます…」

敬語で話すのは疲れる。リオルの頃からこれだったから仕方ないんだけど…。
まぁ…とにかく腹減った。ゆっくり飯を口に運ぶ。土の味がした。
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夕食を済ませ、風呂から出て部屋に戻る。
まだ8時だが寝たかった。
布団を開いて布団の上に倒れ込む。
本当に今日は忘れたい。
やっぱり今日の試合のことを思い出す。悔しさでまた泪が出そうになった。
枕に顔を埋めようとした。

その時部屋の扉が開いた。
驚いて見上げてみると、リオが部屋に入ってきた。

「い、いきなりなんだよ!」
「本忘れてきちゃったから。昼間読んでた本どこにある?」
「多分本棚にあると思うけど…」

くそ、驚かせやがって。でもまだ泣かないでおいて良かった。

「あ、あった」
「じゃあ早く出てけよ。もう寝るから」
「…泣いてた?」
「え?」

急いで目を擦る。やべ、泣いてたかな?

「悔しかったんだ」
「…」

あぁそうさ、悔しかったとも。悪いか。
今度はそう言ってやろうと思った。
だが、言葉が出てこない。
気付くと僕は泣いていた。

「そりゃあ…今年が最後のチャンスだったんだから仕方ないだろ。今の1、2年だけじゃ地区決勝戦に行くのも無理なんだからな…」
「……」

軽い嗚咽が出る。
あぁ…ちくしょう。僕泣いてるよ。リオの前で泣いてるし…負けたことよりもこっちの方が悔しい。
すると、リオが僕のことを抱きしめた。

「悔しかったら泣いていいんだよ、オル。無理して威勢張らなくていいんだよ」
「…」
「私が受け止めてあげるから。ほら、泣かないで」
「………」
「さっ、男なんだからすぐ立ち直る!」
「…うん」

目を擦る。泪は止まった。

「…大丈夫ね?」
「……うん」
「じゃあ…私は部屋に戻るね。おやすみ…」

そう言ってリオは腕を解いて立とうとした。
いやだ。まだそばにいてほしい。
僕は思いっきりリオに飛びついた。
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オルがいきなり私に飛びついてきた。
いきなりのことで私は体勢を崩して布団の上に倒れ込む。

「…オル?」
「リオ…まだいてよ」

オルの目がギラギラ光っている。
少し怖い。こんなオル見たこと無い。

「リオ…!」
「きゃっ…!」

オルが胸に顔を埋めてきた。
私は唐突で変な声を上げてしまう。

「リオ…いい匂いするよ…」
「ちょっ…オル、なにやってるの!」

しかしオルには聞こえてないらしく、乳首を舐めてくる。

「はぁ…リオ…リオ…」
「ふぁぁ…胸は駄目…オル…」

さらにオルは乳首を吸ってくる。

「オル…吸っても何も出ないよう…」

そんなことも聞かずオルは乳首を吸い続ける。もう無理…ちょっと…

「あぁぁっ…!!」
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あぁ…リオ…リオ…。
頭がボ〜ッとする…。

「あぁぁっ…!!」

いきなりリオが声を上げた。
その声で僕は意識がはっきりする。
あれ、僕何やってるんだ?
目の前にはリオの胸。目線を上に上げてみると、リオが顔を真っ赤にしている。
…何をやっていたのか今分かった。僕はリオの胸を…。
僕は後ろに飛び退き頭を下げた。

「リ、リオ、ごめん!」
「ふぇ?オル、どうしたのぉ?」

リオがうつろな目でこっちを見ている。

「いきなりあんなことを…本当にごめん!」
「…」

じ〜っとこっちを見ている。うわ…怒ってる、怒ってるよ。
リオが起き上がった。絶対キレられるよ。

「オルぅ〜もっとやってよぉ…」
「えっ?」

四つん這いでこっちに来る。
おかしい。心ここにあらずといった顔になっている。
とそんな冷静な分析をしている間にリオが目の前に来ていた。

「オル…お願い、もっと…もっと気持ちよくしてぇ…」
「ちょっと、リオ?」

リオはコテンと座るとゆっくりと股を広げた。リオの秘部が露になる。
僕は目を逸らす。

「ちょっ…おい、何やってるんだよ!」
「えぇ?見ての通りだよぉ?早く気持ちよくしてよぉ…」
「え…いや、む、無理だよ」

いやいやいや、姉弟でヤっちゃ駄目だろ。って僕が言える立場じゃないけど。

「じゃあ…私がオルを気持ちよくしてあげるからぁ」
「は?」

そう言うと顔を僕の股に近づける。な、何を…。

「ぁぁあっ!」

考えようとした瞬間僕の股に快楽が走る。
リオがフェラをしていることに気付くのはそう時間はかからなかった。

「く…やめろ…リオ…」

リオは僕の声にも耳を貸さず、そのままフェラを続ける。
僕のモノをまんべんなく舐め回す。

「くあ…うっ…」

快楽が僕を襲い続ける。
そろそろ出てきそうだ…。

「おい…もう…出るっ…!」

そういうといきなりリオはフェラをやめた。
あと少しで出そうで止められて何とも苦しい。
自分で扱いて出そうと思い手を出そうとすると、リオに止められた。

「…なんで止めるんだよ…」
「じゃあ私を気持ちよくして…。そうしたら出させてあげるからぁ…」
「く…分かった」

もう従わざるを得ない。このまま出せなかったら頭がおかしくなりそうだ。

「じゃあ横になって…」

言われるがまま横になる。僕の上にリオが乗り、69状態になる。
目の前にリオの秘部が見えた。

「早く…気持ちよくしてよぉ…」
「うん…」

舌で秘部を舐め始める。リオの体が軽く動き、少し喘ぎ声をあげた。
僕が舐め始めたのを確認したかのようにリオが僕のモノを舐め始める。
限界に近い状態で再開されたため、既にモノは破裂しかけていた。

「く…出るぞ!早く口を…!」

しかしリオは口を離さない。僕のモノは破裂した。

「くぁぁぁぁ…!」

リオの口内に精液を出してしまった。
こうなってしまうともうどうでも良くなってきた。秘部に舌を入れたり、突起物を甘噛みした。

「あぁぁっ!いきなり激しいよぉ!」

絶頂を迎えたためリオの体が飛び上がり、秘部から潮を噴き出す。潮は完全に僕にかかってしまった。
リオはゆっくり起き上がり、僕の横に寝転がる。

「もう…いきなり激しくしちゃ駄目ぇ…」
「ご…ごめん…」
「もう…その気になっちゃったじゃない」

なにが?と言う疑問を浮かばせる間もなくリオが僕の上に股がる。

「もう…挿れて良い…?」
「お、おい…姉弟でやるのか…?」
「もういいの…気持ちよければ良いの…挿れさせて…」
「あぁ、いいよ…」

どうせ断っても挿れさせられるんだろう、それに僕のモノもまた勃起していた。

「じゃあ…挿すよ…」
「うん…」

秘部にモノを当てがい、ゆっくりと腰を落として行こうとする。
が、リオは快感に耐えられなかったのか一気に腰を落とした。

「あぁっ……!!!!」
「くはっ…!!」

メリッという音がして、リオの秘部から血が出る。
僕のモノは中に納まり、内部の襞がモノを刺激して僕を快楽に襲う。

「あはぁ…全部入ったね…」
「あぁ…」

リオはゆっくり腰を動かし始める。
モノを襞が何度も扱き、さらなる快楽へ僕を誘う。

「はぁ…はぁ…もっと…きもちいいよぉ…オルぅ…」
「僕もだ…リオ…」

モノが出入りする度に接合部分から淫らな音が出る。
僕は何が何だか分からなくなっていた。
リオももう本能に身を任せている様子だ。
もう…気持ちよければなんでもいいや…。

「くぁっ!気持ちいい!もう私頭おかしくなりそうだよ!オル!」
「…僕も…そろそろ限界だ…」

リオの腰を手で支えて上下させる。
…出る…出るっ!

「リオ、もう出るぞ!」
「うん…来て!早くぅ!」

今日2度目の破裂。リオの膣内に精液を思いっきり放った。
リオも腰を振り続け、絶頂を迎えて僕の上に倒れた。

「はぁ…はぁ…」
「ふぃ…ふぅ…。もっと…もっとやろうよ…」
「……」

無言で頷く。
繋がったまま起き上がり、今度は僕が攻める。
まだ長い夜は続く…。
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…1年後。
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白球が弾かれ、僕に飛んでくる。普通のゴロだ。
地面にバウンドした瞬間、セオリーと違う方向にボールが飛んだ。
これはこの前と同じ展開。だが今回はそう簡単に後逸はしない。思いっきりボールに飛びつき、捕球、ファーストに投げた。

「アウト!ゲームセット!」

試合終了。これで昨年と同じように決勝進出だ。
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「ただいま」

試合を終えて家に戻る。リビングからリオが出てきた。

「お帰り、オル。試合はどうだった?」
「まぁ…とりあえず勝ったよ。内容はあんまり良くなかったけど…」
「そう。じゃあ…勝利祝いってことで…」
「いや、明日は決勝戦だから。それにHの時リオ変貌するじゃん…。変貌すると絶倫だし…」
「じゃあ今日は変貌しないようにするからさぁ…お願い」

そう言って腰をこっちに向けて振る。

「分かったよ…。でもお袋さんが帰ってくるまでだぞ」
「ふふっ、今日はお父さんと旅行だから帰ってこないわよ」

そう言って怪しい笑みを浮かべた。今日も長い長い夜になりそうだ…。
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駄作ですが、ここまで読んで頂きありがとうございました。
- 決勝が勝ったのかがきになる。 --  &new{2009-03-24 (火) 00:32:36};
- 69状態って逆ソロにかけてるんですか?だとしたら素晴らしい表現だと思いました(笑)
――[[足跡]] &new{2012-09-20 (木) 16:10:06};

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IP:175.134.101.14 TIME:"2013-02-17 (日) 15:27:41" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_8_2) AppleWebKit/536.26.17 (KHTML, like Gecko) Version/6.0.2 Safari/536.26.17"

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