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その感情が恋であるように の変更点


その感情が恋であるように by Lastertam

この作品には官能描写が含まれます。

 *

 森の上空にムックルの群影がさざめく。けたたましい鳴き声と羽音が黄昏を告げていた。夕闇が落ち、夜と昼が入れ替わろうとしている。
 街からそう遠く離れてはいない。ムックルたちは街を巡回し、夕方には群れとなってこの森に集まる。そうしたムックルたちには二方。餌を既に得た者とまだ得ざる者とだ。
 まだ餌を得ていないムックルたちが、草むらに降り立って地面の上に何か落ちてはいないかと調べようとしたーーその時。
 闇が滑るように持ち上がってムックルに躍りかかった。水のように光を弾いて影から鋭い爪がムックルたちを襲う。
 慌てて飛び上がるムックルの翼の1つを影は捕らえた。そのまま地面に押さえ込む。甲高い悲鳴が日没につんざく。
 パチリ。
 何が起きたかも把握できないような一瞬の間に、空へ逃げかかっていた一羽に光の針が突き刺さる。軽いでんきショックだが、不意を打って動きを封じるのには十分だった。ムックルは空中をもがいたかと思えば、既に彼の歯牙のもとにあった。

「さっすが、鮮やかですこと」

 暴れるムックル地面に押さえつけながら、黒々した毛並みのグラエナはひゅう、とひとつ息をつく。

「お前はもう少し狩りに慣れろよ」

 覇気さえ感じさせるような堂々とした雄のレントラーはそう返事をする。グラエナは答えの代わりに足元のムックルの喉元に牙をあてがえる。
 悲鳴が一つ止んでも、まだ空は黒々と騒がしかった。

 *

 夜の帳はすっかり降りて、その襞が雲となってゆらゆらと春空に漂っていた。夏の予感すら漂ってくる、蒸した夜だった。もうすぐ噎せるような草いきれで森は満ちるだろう。
 腹ごしらえを済ませた後、ふたりは暗闇の中寝床に良い場所を探していた。レントラーが先に立ち、グラエナが後に続く。レントラーは体格はがっしりとはしているが、歩みはゆったりとしている。よく見ればけづやもそんなにもなく、硬い濃紺の毛皮には白っぽい毛がちらほらと見える。人間でいえば中年一歩手前といったところか。一方でグラエナはレントラーと比べると幾分華奢なのに対して歩き方はずいぶん力強い。というのもこのグラエナは雌であり、さらに生後一年を経ていない。毛並みは柔らかく、艶があって風を受けてゆるゆると波打つようだった。
 レントラーが歩を進める度に足の帯が青白く瞬く。レントラーは確かめもしないが、グラエナがついてきていることは耳にはっきりと分かる。
 いつもより、少し歩みが早い。

「……肉」
「え?」

 ふと思い出してレントラーは言葉を口に出した。

「肉。平気になったか、おまえ」
「ああ……。味は好きだよ、飼われてた頃から肉は食べてたから」
「じゃあ何が嫌だったんだ?」
「そりゃ何って、血なまぐさいのは今でも苦手だって」
「おまえ……」
「うわ。怒らせそう」

 グラエナは剽軽な性格だ。言って尾をぱたぱたさせているに違いない。
 レントラーはふっと息を一つついて、怒気というにはぬるすぎるそれを空中に放り、笑った。

「俺のパートナーがこういう性格でよかったよ。師弟関係ってやつにゃ無理だ」

 レントラーはふっと言い放ち、夜空を仰いだ。グラエナの笑い声が後ろから聞こえてくる。それを深く気にも留めずに、レントラーは少し目を細めた。
 今日は。
 今日こそは、と思っている。


 *

 彼がポチエナからグラエナに進化しかけの彼女を拾ったのは半年ほど前、晩秋のことである。
 ルクシオから進化したレントラーはそのまま群れに残るなり他の群れを作るなりするが、彼は特に群れを作るでもなく、気に入ったパートナーがいれば共にいるし、いなければ気ままに一人で暮らすといった風に過ごして、2歳でレントラーに進化してから4年ほど経っていた。その頃には森の中で彼を知らないルクシオはいなかったし、ちょうど一匹のルクシオを一人前まで育て上げて別れた頃だった。

 その日は特に変わったことのない湿っぽく晴れた秋の1日で、レントラー自身もこんな出会いがあるとは思っても見なかった。
 夕方、ちょうど今日と同じように、食事のために狩りに出かけていた。狩りといっても彼にとっては相性のいいひこうタイプのポケモンを遊び感覚で捕まえる程度の感覚である。
 何か変わったことはないかとあちらこちら走り回って、とんだ変わったことにぶち当たってしまった訳である。

 街の近くまで来て、何か妙なことに気付いた。グラエナほどではないが、レントラーも嗅覚は鋭い。嗅ぎ慣れない匂いが風の中に混じっていた。
 街からの道が舗装道路から獣道へと変わっていく境目あたりで、オニスズメが何かに寄ってたかっていた。
 何か、というのは、本当に何か、だった。第一印象は「黒い毛ぼこり」であって、何かポケモンであることは分かってもそれ以上は分からなかった。

『よっ、晩メシ』

 と小さく呟いて、彼は威嚇としてオニスズメに向かって10まんボルトを放った。散り散りになった途端、追撃を食らわせる。幾羽かが気絶してぱたぱたと落ち、他のオニスズメも躍起になって逃げていったところで、やっと「何か」が何であるかが分かった。
 一匹の、グラエナへの進化が中間ほどまで進んだポチエナである。
 その頃の彼女は、ポチエナのふわふわとした毛とグラエナの黒く艶やかな剛毛が入り混じり、綿ぼこりに塗れたような姿だった。換毛期と進化がかぶったがゆえ、より雑然とした印象があった。
 オニスズメがいなくなってからもしばらく彼女はパニック状態にあったが、やっと我に帰ったとき、その瞳が潤んでいたことをレントラーはよく覚えている。

『助かった? 助けてくれたの!?』

 その瞳にレントラーの姿を認めて駆け寄って来たことが彼にとっては驚きだった。そのまま後肢で立ち上がってレントラーの顔をべろべろと舐め始めて、彼は何が何だかといったところであった。
 自分よりずっと大きく、強そうな相手にすがってくるなどということは野生ではありえない。ということは。

『おい、おまえ……おまえ!』
『え?』
『おまえ野生じゃないだろ、捨てられたか? 逃げて来たのか?』

 そう言われると、彼女ははっとし、それからしゅんとして、円い目に涙を溜めた。

『……』
『おい』
『……かわいくないからって』
『ああ』
『かわいくなくなったからって、おかあさんが』
『ああ。人間はそうだよな』

 人間はそうだ。飼いきれなくなったか、かわいくなくなったか、或いは個体値が優れなかったか。そんな理由で簡単にポケモンを捨てる。
 レントラーは目の前の小さなポチエナとグラエナの間の子供を見て、その頭を前足でわしわしと撫でてやった。

『でもな、だからって他のポケモンが味方だって思うな。俺がお前を取って食うポケモンじゃなくてよかったな。だろ?』
『……あっ。……はい』
『そんなしょぼくれんな。自分から捨ててやったくらいの気持ちでいろよ』
『……』

 沈黙が暫し。
 レントラーが何か声をかけようかとした瞬間、

『そんな簡単にできるわけないでしょ!!!』

 と幼いながらの正論をぶつけられ、わあわあと泣かれ、いい年した男がおろおろしたのはいい思い出である。
 彼女がやっと泣き止むまで、ずっとレントラーはどうすればいいか分からずとりあえず彼女の頭を撫でてやっていた。

『お前、俺について来い』
『は?』
『俺は子供の世話見んのは慣れてんだよ』
『……うん』
『返事は?』
『はい!!』

 *

 それから半年が経つ。秋が終わり、冬を越し、春になった。
 そして彼を悩まし始めたものがある。
 "ヒート"(発情期)である。

 *

 グラエナがヒートを意識していないことは明らかであった。自分の体の変化に気づいているかどうかすら怪しい、とレントラーは見ている。群れの生活を経験していないことがここで厄介なことになるとは、とレントラーは歯噛みした。
 何をしていても、雌の匂いが鼻をつく。そうしてそれに反応してしまうーー匂い、ではなく正確にはフェロモンだからである。
 彼女を求めることは何ら間違ってはいない。彼とて雄なのである。
 だが問題は、彼女が半分人間に育てられたことにある。
 彼女は一体自分をどのように思っているのだろうか? 親、育て親のようなものか? だとすれば、彼女は親に相当する者に情事を求められてどう思うだろうか?
 ――なんて、考えてしまうことが馬鹿げたことのはずなんだがな、とレントラーは苦笑いする。

 *

 レントラーは立ち止まり、耳を澄ませた。周囲は茂みに囲まれて、下草がそよ風に揺れている。特に問題はなさそうだ。そして、雌の匂いを嗅いだ途端に押し寄せる劣情。
 彼は立ち止まって、グラエナの様子を伺った。
 彼女の方はここでいいのかと確かめるように首を傾げた。けろりとした顔してやがる、と心の中で毒突く。グラエナは一頻り足元の匂いを嗅いでレントラーの方に頷いた。
 彼の目を確かめて、グラエナは息をついて座り込み、前肢に顎を乗せた。レントラーはなんとなく緊張するような気がして、座ることを躊躇した。
 全くこいつは、人の気も知らないで――

「おい」
「ん? なに?」

 話しかけておいて、レントラーは次の句を継げなかった。
 相手が普通の発情した雌ならば、もうその背に乗って腰を振っている頃だろうに――
 そう思うにつけても下半身に血が滾る。彼自身が雌を求めていた。強く強く彼女を求めていた。

「……もしもし?」
「……おまえは俺のことどう思ってんの?」

 散々迷った末、考えていた台詞を一息に言ってしまった。
 そして後悔の念が襲う。それを聞いてどうするんだ? それを聞いて俺は引き下がるのか? それとも食いついていくのか? 俺は、どうするんだ?

「……は?」

 そんなことより、俺が思ったままにするのが結局彼女のためにもいいんじゃないのか?
 そう思ったまま、レントラーはグラエナに詰め寄った。
 そしてそのまま、強引に口を口で塞ぐ。
 グラエナの口吻はレントラーのそれより長い。それでも、接吻は接吻と分かったのか、グラエナの口が引き締まる。唇で唇を優しくほぐすように、熱いキスを繰り返す。
 目は、閉じていた。だから彼女がどういう表情をしているのかも分からなかった。

「……、あっははっ」
「……あ?」

 だから、彼女が笑い始めた時、レントラーは相当拍子抜けだった。

「好きーーー!!」
「は!?」

 グラエナはレントラーのことをのし倒して、そのままきつく抱きしめた。そしてそのままべろべろと口を舐め倒される。レントラーは訳がわからないまま抱擁されるがままにしていた。
 ――こいつを見つけた時並みだな、これは。この、先の読めなさは。
 訳のわからなさと、きつい抱擁による欲情とがレントラーの中で巻き起こって、すべてがぐちゃぐちゃになってしまう。ただ、グラエナが尾を頻りに振るふさふさいう音と、顔を舐められる感触ばかりが残る。
 そのまま、グラエナが顔を寄せた。

「……すごく、きゅんきゅんするの。何をされても。今のも、すごく」
「じゃあ、俺の取り越し苦労だったってことかよ」
「は?」
「いや……」

 それならそれで、いい。
 また唇を奪う。今度はグラエナも応じるようにして、レントラーの唇を吸ってくる。そのままレントラーは彼女の口の中に舌を滑り込ませた。舌と舌が触れる。柔らかくて、湿っていて、熱い。そしていつになく淫靡だ。
 レントラーは彼女の下腹部にゆっくりと前肢を持って行き、乳首の一つに触れる。グラエナの吐息が一層熱くなった。
 だが、これだけではない。

「あっ、あ、あっ」

 グラエナが体を大きく捻らせて善がった。レントラーの爪先は電流でシグナルを出せるようになっている。それをそのまま、グラエナの乳首から全身に流している。全身を這いずるような快感が巡っているはずだ。

「ちょっと、これっ……!」
「好きか? これも……っ」

 毛の中から乳首を探り出しては、指先で弄んだり、弾いたり、電流を流したりする。彼は啄ばむようにグラエナの横顔にキスをした。そのまま、彼女に求められるまま舌を絡ませる。
 レントラーは彼女の手を取り、彼自身にそっと触れさせた。普段は小さいそれに彼女は驚いたようだったが、自分の体に起きているような変化がレントラーにも起きているのだと承知したのか、優しく撫で回してくれる。辿々しい手つきが可愛らしくて、またレントラーはグラエナにキスをした。
 レントラーはグラエナの秘所にゆっくりと手を伸ばした。触れると、柔らかい水音と共に嬌声を上げ、グラエナの体が跳ねる。雌の匂いがどっと溢れ出してきた。

「おまえのここにこれを入れるんだよ」
「……入るの? これ」
「入るんだな、これが」
「お任せします」
「なんだそりゃ」

 グラエナはレントラーから一度離れ、四つ這いの姿勢をとる。
 扇情的だ、とレントラーは思った。控えめに突き出した腰が、艶めいた被毛が、興奮に潤んだ瞳が。今の彼女は完全に雌だった。それ以上でもそれ以下でもなかった。
 結局、俺が一番拘っていたんじゃないのか。
 だが、今はそんなことはどうでもいい。
 レントラーはグラエナの上に覆い被さり、ゆっくりと自分自身をグラエナの秘所にねじ込んでいった。

「あっ……! あっ、」
「痛いかもしれんがちょっと我慢しろ」

 潤った秘所は柔らかく、同時にきつい。受け入れるように拒むように収縮を繰り返す。
 腰と腰が密着する。互いの体温が互いを高め合って熱の塊のようだった。そのことに気付いてレントラーは驚く。いつの間に自分はこんなにも流されていたのか。醒めた目で見つめていようと思っていたはずなのに、いつの間にこんなにも没入してしまったのだろう。そんな問いさえ熱の中に溶けてしまう。

「入ったぞ、ほら……分かるか?」

 グラエナの秘所はレントラーの一物をしっかりと咥えこみ、絡みついていた。体格の差もあってか、かなり膣圧が高い。レントラーもここまでとは思わず、これは夢中になってしまいそうだ、と舌なめずりした。

「動かすぞ」
「……きす」
「ん?」
「キス、して」

 レントラーは若干動揺したが、自分でもそれがなぜだかよく分からなかった。彼女が単に性交渉の相手として彼を見ているのではないということに気付かされたからか、それとも逆に、自分がその言葉に色めき立ったからなのか?
 グラエナが首を後ろに向けて催促をする。レントラーはそれに応えて、しっかりとグラエナの唇を捉えた。
 途端、また熱いものがこみ上げてくる。レントラーの一物もさらに大きく、はち切れんばかりにいきり立った。同じようにグラエナの膣もきゅっと引き締まる。
 グラエナは貪欲にレントラーの唇を求めた。柔く荒く、レントラーの唇を吸う。レントラーもそれに応えていたが、もう我慢が出来なかった。

「すまん、我慢できないっ……」
「ひゃ、あっ」

 レントラーはグラエナの腰をがっしりと掴み、力強く自らの腰を打ち付けた。打ち付けるたびにグラエナが嬌声を上げる。その声がますますレントラーの興奮を高めていった。

「奥、奥すきっ」
「……っ、こうか?」
「あっ、いいっ……!」

 抉るように鋭く、グラエナの奥深くまで突きを繰り返した。腰を打ち付け、また引く際には、彼女の愛液が溢れてはレントラー自身に纏わり付く。くちゅくちゅと淫らな水音が確かにふたりの耳に届いた。
 レントラーはグラエナの右脚を持ち上げ、それを抱きかかえるようにして力強く腰を振った。だがしばらくすると、グラエナがきゅんきゅんと甘えるような声を上げ始めた。

「どうした?」
「……顔が見たいと思って」
「顔?」
「さみしいから」

 人間みたいなことを言うものだな、と少し笑って、レントラーはグラエナから腰を離した。くぽ、と音がして、秘所から透明な蜜が垂れる。
 彼はそのまま仰向けに転がり、自分自身を上に差し向けた。

「じゃ、お前が上に来い」
「……こう、すればいい?」

 グラエナは覚束ないままにレントラーの上に四つ這いになった。レントラーに促されるまま、彼女はゆっくりとレントラー自身の上に腰を下ろす。

「あ、あ」

 完全にレントラー自身を飲み込んだところで、グラエナは若干前のめりになり、そのままレントラーの首もとに接吻をした。
 少しずつ、グラエナは腰を動かし始める。最初は全く辿辿しかったが、そのうち腰の動かし方にも慣れたか、激しく腰を振り始めた。グラエナの喘ぎ声を聴きながら、やっぱり若さには勝てないな、とレントラーは苦笑した。
 グラエナはレントラーの顔に接吻を繰り返していたが、そのうちまた舌を絡ませ始めた。熱い熱い吐息がレントラーの中に流れ込んでくる。
 レントラーは強い昂りを感じ、グラエナの背中に手を回した。

「っ…….もう出るっ……!」
「うん、来て、来て……!」

 グラエナの腰の動きに合わせてレントラーも腰を振り、体のぶつかり合う音が水音に還元されてぬちゃぬちゃと響いた。奥へ、奥深くへ。グラエナの体の奥深くを求めて、レントラーは激しく突き上げた。
 あっ、という低い声とともに、グラエナの中に白い精がどくどくと吐き出された。心臓がもう一つそこにあるように、どくんどくんと脈拍を打つ。グラエナはレントラーに接吻を求め、レントラーはそれに応えて力強くキスをした。

 *

「なあ、お前は――」
「ん?」

 毛繕いをするグラエナを傍らに、力を出し切ったレントラーは仰向けに横たわっていた。さすがにもう若くない、と認めざるを得なかった。

「気付いてたのか? 自分の変化に」
「ああ、そのこと」
「俺は気付いてないもんだと思ってたんだよ」
「気付いてたよ。ドキドキするしきゅんきゅんするし、変だなあとは思ってた」
「そうだよ、好きってのは、どういう意味だ?」

 グラエナはその大きな目をぱちくりさせた。
 そして、大きな声で笑う。

「……なんだよ」
「これまで、いろんなパートナーがいたんでしょ?」
「え、ああ」
「私だけが唯一のパートナーであって欲しいっていうような、そういうこと」

 そう言われれば、やっとレントラーにもわかるような気がした。
 そうか、彼女にとってレントラーは最初からパートナーだった。親でもなく、師でもなく。それは狩りにおいてもそうであったし、そして違う側面であっても、彼女は彼にパートナーであることを求めたのである。

「……そうか」

 レントラーは起き上がり、グラエナに軽く甘噛みをして、囁いた。

「よろしくな、最高のパートナーさん」


<了>

***

あとがき

 わっふるわっふるありがとうございます。わっふるわっふる。前々前世で28×1と名乗っていたものです。
 こちら10周年記念祭で投稿しようかと考えていたものです。拙作申し訳ありません。
 もともと「交尾はさっさと済ませたい中年のレントラー」が「人間に育てられ、人間めいた甘々の性交渉がしたいグラエナ」の奔放さに翻弄される(?)作品だったはずだったのですが、なんかいろいろ考証がうまくいかず、root様に捧げるには出来が微妙なことになってしまったので普通に投稿することにしました。結局「中年のレントラー」が「甘々の性交渉がしたいグラエナ」といちゃいちゃするだけの話になっちまいましたね。
 n年ぶりくらいに筆を執ったので慣れていないこと甚だしく、n年の間に官能描写が苦手になったこと痛々しい、そんな感じですね(笑)
 10周年おめでとうございます! 2017.2.10.

筆者が官能描写を書くモチベーションを上げるために「わっふるわっふる」と書き込んでください 2017.2.7.

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