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おめかしアブソルくんに…… の変更点


''注意事項''
-人間♂×ポケモン♂の露骨な性描写があります。



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 エオス島に居を構えるポケモントレーナーの俺。この島名物のユナイトバトルを極めるべく、日々研鑽を重ねている。
 今日も試合を終え、帰宅するなり自室のデスクに座ってタブレット端末を手に取る。アプリを開いて画面に映し出される直近の戦績。今日行われたユナイトバトルをタップすると、リプレイが再生される。自分と味方、そして相手の動きを振り返り、分析してよかった所や課題点をメモに書き出し、次の試合にフィードバックしていく。
 一通り見終えて、天井を見つめながら大きく息をついた。この作業も中々の集中力を要する。そのまま軽く休んでいると、俺の耳が足音を拾う。その主はアブソル。俺の相棒であり、今日の試合の立役者。中盤まで押され気味だったものの、ラストスパートのサンダー争奪戦で絶妙のタイミングを以てユナイト技、ダークスラッシャーを繰り出し、敵陣一掃の上サンダーを討ち取って、味方と連携した猛攻の末に鮮やかな逆転勝利を飾ったのだ。そんな彼は文句なしのMVP。トレーナーの俺も誇らしい。デスクチェアに凭れる俺の横に座るアブソル。手を伸ばして彼の下顎を撫でると、気持ちよさそうに目を瞑る。
「今日のお前はかっこよかったぞ」
「恐縮だ」
 謙遜するアブソルが低い美声を発する。そんな彼の頭には、リボンがアクセントの大きな浅葱色のシルクハット。そして体にも、帽子と統一した色合いのおしゃれな服を羽織っている。ホロウェアと呼ばれる、ユナイトバトル限定の着せ替えにある「おめかしスタイル」を大層気に入った余り、バトル以外でも着られるよう特注したものだ。それからというもの、お出かけのみならず家にいる時でも常に着ている。身体能力に影響しない仮想コスチュームではなく実物のため、着替え用に何着か作ってもらったせいでそれなりに値が張ったものの、彼が気に入っているなら惜しくはない。
 それを抜きにしても、精悍さを覗かせる端正な顔立ちや筋肉質ながら引き締まった体格、雄々しくも凛とした立ち居振る舞い、そしてユナイトバトルでの相手を翻弄しつつゴールを重ねる立ち回りで、若くしてチームメイトの憧れの的である他、異性からも黄色い声が飛ぶ程の存在である。そんな彼がおめかししようものなら、注目を集めるのも至極当然。それでも驕る事なく凛としているのだから大したものだ。スター性の塊たる存在に、こんな俺は不釣り合いだと感じる事も少なくないが、それでも彼は俺を慕ってくれているのだから、ありがたい事この上ないし、同時に力を最大限に出せるよう気を引き締めるばかりだ。それでもさっきみたいに撫でている時に見せるあの緩んだ表情を見ると、愛おしさも&ruby(ひとしお){一入};。こいつに出会えてよかった。撫でる手に、自ずと気持ちが籠った。アブソルも、顔を押し付けて喉を鳴らした。
「ふあ~……」
 徐々に襲う眠気。ユナイトバトルやその後の振り返りで張っていた気が緩んだ反動か。時計を見るとまだ昼過ぎ。夕飯までにはまだ時間があるから、昼寝でもしようとベッドで横になった。


 息苦しさを感じて夢から覚める。夢の中でもユナイトバトルだったが、どうせ負け試合だったから覚めてよかった。ゆっくり目を開けると、アブソルが覆い被さるように伏せていた。体にずっしり感じる重さと伝わる体温、そして硬めな毛の感触。俺を見つめる目は鋭さが薄れている。
「お前、もしかして……」
「ご主人……!」
 彼は明らかに上気していた。下顎をゆっくり撫でると、色気付いた表情で甘える。そして彼の方から顔を近づけてきた。俺もそれに応え、徐々に縮まる距離。そしてそっと互いの口が触れる。アブソルの舌が俺の領域を侵す。負けじと俺も舌を絡める。荒くなっていく俺たちの呼吸。鼻を通る空気は、微かに服に残る柔軟剤の香りと、アブソルの獣臭さが混じっていた。口内では野性味溢れる唾液の味わいが広がってきていた。絡み合いが激しくなるにつれ、下半身がより窮屈になっていく。まさかと思い、俺とアブソルの隙間に手を突っ込んでいくと……。
「ん……」
 色気のある呻きが、アブソルから漏れた。指が触れたのは、俺の衣服とも彼の腹部の皮膚とも違う、硬めで少し湿った棒状の部分。次第に強く息づくソレに敢えて触れず、手指は皮膚の薄い腹部に存在する肉芽を捕らえた。雄である彼には不必要たる四対の突起。そこを優しくクリクリ責めると、彼はピクッと身震いしつつ、かわいがられた肉芽を硬く大きくする。場所を変えて責め、その度震えつつも耐えてきたアブソルだが、いよいよそれも効かなくなり、彼の腰がゆっくり前後に動き始める。ようやく俺たちの口が離れた。
「おれ……ご主人と……!」
 潤んだ瞳で訴えてくる。帽子を取って、彼の頭をゆっくり撫でた。
「ありがとな」
 優しく声を掛けるや否や、アブソルはより露骨に股間を押し付け、擦り付ける。
「でもお前のはデカいからまだ交尾は無理だぜ」
「え、そんな……」
 彼の表情が曇った。
「シケた顔すんなよ。大活躍したご褒美だ、ちゃんと気持ちよくしてやるからな」
 再び手を潜り込ませると、アブソルの雄の証は完全に鞘から露出して硬くなり、指にその立派さを伝える。彼が俺に対して発情するのは、今回が初めてではない。血気盛んな若雄は、俺に相棒以上の思いを抱いている。初めて打ち明けられた時は驚きこそしたが、俺もそれを受け容れようと努めてきた。物理的な壁こそあるが、目下崩そうと密かに取り組んでいる所だ。ゆっくり腰を動かして、俺の手にも熱い漲りを押し付ける。徐々にそれはぬるっとしてくる。引っ込めて閉鎖的空間から解放された手は、雄の臭いを放ってぬめりが纏わり付いていた。その手で彼が着ていた服を脱がす。どうせ洗濯するからお構いなしだ。彼の一糸纏わぬ姿が目に映る。浅葱色の布に隠れているのがもったいないと思う程に、かっこよくも美しいボディラインをしている。お尻に向かって背中を一撫で。ビクッと身震いするアブソル。腰つきは少し激しくなったようだ。そのままお尻へと手を伸ばす。硬く締まった筋肉を覆う皮下脂肪によって、プリッとした丸みを帯びる部分は、見てよし、触ってよしの穴場な部位だ。無論触られ、揉まれて感じてしまう彼。
「ご主人……ふぅ、ご主人……!」
 息を荒げ、口から粘つく唾液を零す。情欲を貪る雄の一面を見せてくる彼に、俺も自ずと胸が高鳴る。普段はあんなに凛と振る舞っている彼の荒々しい一面が、ニクいくらいにそそられる。信じられるか? つい数時間前にユナイトバトルでMVP取ったんだぜ? みんなの憧れのスターが、俺の前にだけこんな淫らな姿を晒しているなんて考えたら……!
「よし、立て」
 アブソルは素直に従い、立ち上がる。すっかり硬く大きくなった立派なモノがこの場で初めて姿を現した。筋張った表面は自ら漏らした先走りに濡れ、俺の服もしっとり汚す。速い心臓の鼓動に合わせて脈打っているのが何とも卑猥だ。
「俺がその立派なチンポ扱いてやっからな」
 アブソルの潤んだ眼差しは、期待の色が濃く出ているように見えた。手を伸ばし、指を絡めると雄らしくもセクシーな肉体がぴくりと跳ねて、色気たっぷりの低い声で鳴く。そしてその付け根にある双玉を包み込んだ袋は、興奮で収縮しているとはいえ、その大きさとずっしりした重さが大いに伝わった。片手で握り切れない熱い柱をぎゅっと握り、刺激を与え始めた。
「うあっ! ご主……人……!」
 激しい息遣いで身悶えするアブソル。俺の手の中でドクンと脈打つと、反応はより顕著に現れた。先端から滴る粘り気が俺の服に染み込んでいくが、気にしたって今更遅い。
「もっと俺にエロくて情けない姿を見せてくれよ……!」
 扱きを激しくすると、アブソルは後足を広げて腰を低くする。本能的なものか、それとも意識的にやっているか定かではないが、形だけでも交尾しているようにしたいみたいだ。チンポの角度が水平になって、その照準は明らかに俺の顔に向けられていた。
「うっ! うおっ、おぉ……!」
 一々エロい声出しやがって。先っぽからエロ汁がドックンドックン溢れ出して、見てるこっちも我慢がならない。ボクサーブリーフの中で窮屈そうな怒張を解放する。包皮は完全に剥けて怒張と一体化していた。どうせ洗うんだ、とアブソルの服を俺の腹の上に乗せる。そして彼を扱きつつ俺もオナニーを始め、図らずも両手に竿状態になった。
「このまま、じゃ……汚して、しま……あっ!」
 アブソルの悶えが強くなり、手中の柱がじわじわ膨張し始める。イってしまえば俺も服もベトベトだ。手で処理した事は何度かあれど、ぶっかけるシチュエーションは初体験。さぞかしその背徳感が悩ましかろう。慰めている俺のムスコも痛いくらいに張り詰め、手指に擦れる快感が容赦なく俺の体に襲い掛かる。
「うあぁ! やめ、て、くれえっ!」
 激しく身をわななかせ、陰嚢は持ち上がり、雄の膨張は更に加速して差し迫る限界を訴える。
「やめる、やつがぁ! いるかよぉ!」
 俺も金玉から流れ込むものを感じながら、卑猥な雄獣を煽った。だくだく漏れ続ける我慢汁で、俺の服もアブソルの服も既に手遅れな程汚れていた。
「おれっ! ご主人、汚し……ぐぅ!!」
 歯を食いしばり、背を丸めて、発情した雄の強い臭いを放ちながら、隆々に張り詰めた爆発寸前の巨柱を刺激され続けても尚、俺を汚すまいと細やかな抵抗を見せるアブソル。強烈に卑猥な姿を目の前にして、俺の前立腺も強烈な快感を伴って決壊する。
「グルルルルルゥッ!!!」
「いっいくうっ!!!」
 ほぼ同時に、暴発する。凶悪なアブソルのチンポから放たれた大量の白濁は、俺の顔に直撃して飛沫を散らす。そして俺の精も顔にまで降りかかるが、二発目、三発目と顕著に飛ぶ距離が出なくなる。一方アブソルは中々衰えない力強さを俺の手に伝えながら射出を続け、忽ちにして俺の顔面や上半身が彼の濃厚な精液に塗れていくのを、瞑ってしまった目で見ずとも感じ取れる。刺激的な青臭さが、俺の鼻腔を蹂躙した。
 アブソルもようやく勢いが落ちてきた頃合い、汚れた目元を拭ってやっと目を開ける。肩で息をするアブソル、彼によって満遍なく白塗りされた俺の体と浅葱色の服が飛び込んだ。彼の生殖能力の凄さは理解していたつもりだが、こうして見ると、改めて吃驚に値する。これで童貞だと言うのだから、いざ俺の中で……と考えると、恐ろしくさえ思えてくる。
「あ……」
 クールダウンして我に返ったアブソルの目が点になる。
「いやーすげーの見させてもらったぞ」
 べったべたな笑顔を見せると、途端に彼の顔が赤くなる。
「おれ……ご主人……汚しちゃっ……」
「えっ? お、おい! アブソル! アブソル!!」
 羞恥に逆上せて倒れてしまった。ご褒美とはいえ流石に刺激が強すぎたか。普段はああでも、中身は意外と初心だったと今頃気付くなんて、トレーナーとしては失格だ。でもお陰で、彼の思わぬ一面を知る事ができた。彼とて完璧な存在ではない、そう思うと、これまで凛とした彼に釣り合うよう自らプレッシャーを掛けてきた事が、無駄にすら思えて、かえって肩の荷が下りたような気分だ。涼しい部屋にアブソルを寝かせ、汚れた服を洗濯して、シャワーを浴びてから彼に寄り添う。無防備な寝顔を眺めるうちに、初めて抱く強い思いが湧き上がる。彼のお気に入りのシルクハットをこっそり被るも、サイズが大きく首根っこまですっかり覆われてしまう。染み付いた獣臭さに、再び高鳴る俺の心臓。嘘偽りのないこの思いを、もう抑える事はできない。

 ――こいつは、俺のものだ!


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【作品名】	おめかしアブソルくんに……
【原稿用紙(20×20行)】	13.2(枚)
【総文字数】	4706(字)
【行数】	59(行)
【台詞:地の文】	8:91(%)|415:4291(字)
【漢字:かな:カナ:他】	37:52:8:0(%)|1761:2491:407:47(字)
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