さて、お時間となりました。2024年6月30日、午後6時をもって、私はWikiにおける創作活動から完全に離れます。
10年以上の長きにわたり、本当にお世話になりました。これまでのWikiの創作活動において得られたものは、私の中では大きな宝物となりました。
本当になんとお礼を申し上げてよいかわかりません。現在、心身ともにかなり疲弊しており、正常な判断ができてないでいます。
そのせいか、自分の作品を消してしまうことにも何のためらいもありませんでした。
そこまでする必要があるのかという人もいるかもしれませんが、私もいい歳をした大人、社会人です。
責任の取り方、けじめのつけ方は心得ているつもりです。
現状と今後について
私の書いた作品で、皆様に多大なご迷惑をおかけしていることをお詫びいたします。私自身も、投稿したっきり半分は忘れていたので、何が起きたのかと困惑しています。
仕事が多忙を極めているのは、以前もお話ししたので知っているかと思います。寝る時間を限界まで削って、どうにか完成にこぎつけ、票が入ったかと思いきや、この騒ぎ。
正直、驚きというのもありますが、怒りとか落胆という感情はなく、微かに虚しさがあるだけです。文字通り身を粉にして、その行き着く先がこれか、と。
現在、私は中々執筆ができないでいます。元来、遅筆なのもありますが、どういうわけか「書くことが苦痛」で、たまの休みでも執筆から遠ざかっている状況です。
仕事のせいだとか言い訳はできますけれども「書くのが苦痛」というのは今までになく、創作力の衰えを感じ、私ももう終わりだと、引退も時間の問題だなと感じています。
今後どうするか?
以前あげた作品を執筆中にも、書き始めたはいいが、書くのが苦痛になり、それでも未完成よりは完成させるべきであると思い、長さの割に多大な時間を要して、端折りに端折って完成ということになりました。
ネット上では相手の顔が見えないため、現実世界以上に自分には厳しく、言動にも気を付けてきたつもりでした。それでも、やはりWikiが荒んでいた時期は叩かれたものです。
作者として名乗っている以上、全然作品を書かない、ましてや、書くのが苦痛などというのは論外だと、私は思っていましたし、執筆は楽しいと他の創作勢の方々にも言っていました。
しかし、もはや私は執筆ができません。そうなった私に、存在価値はあるのでしょうか? 多分、無いと思います。
そして、今回の騒動。私にも疑惑の目は向けられているでしょう。知らないところで起きたとはいえ、作品で起きた問題の責任は作者である私にあります。
私が何も知りませんで済まされるはずがありません。この際、けじめとして私は責任を取りたいと思います。
私はこの日、2024年6月30日をもって、Wikiにおける全ての創作活動にピリオドを打ち、今後はWikiでは創作活動を行わないことにします。
未練が残ってしまうので、問題の作品を含め、全ての作品は消してから立ち去るつもりです。この作品に頂いた票もすべて無効票、得票0扱いにしていただければと存じます。
乗り鉄の記録はつけるかもしれませんが、それはもはやWikiとは関係のないところ。個人で細々とやっていくつもりです。
今はそういうことはなくなりましたが、昔は結構叩かれました。もしかすると、今でも、私のことをよく思わない方もいることでしょう。
このまま、Wikiの空気が荒んでしまうことは私の望むところではありません。私がいなくなっても、Wikiがますます賑わっていくことを陰ながら願っています。
2024年6月30日午後6時をもって、作者ページ内の作品を全て、消し、ページには10年以上お世話になったお礼の言葉を残して、私はWikiにおける創作活動から引退します。
10年以上お世話になり、実際に作者の方々にもお会いでき、これまでの創作活動は、私の人生の中ではかけがえのない財産です。これまで本当にお世話になりました。
立つ鳥、後を濁さず。皆様、さようなら。
2024年6月30日 呂蒙子明