作者[[GALD]] この小説には官能表現,強姦、玩具、が含まれます。苦手な方はご遠慮ください。 ---- **序章 [#yc266e71] 耳にした遺跡がある、何でも思うがままに望みをかなえてもらえるとか。 私に望みなんて大したものはないけど、それよりも古い遺跡だと知って興味を持った。 実際に古代遺跡でまれ見かけるアルファベット字のようなポケモンを描いたものもわずかに見つかっている。 しかし、探索は長期に渡らずに断念されたとか、理由は同じところに何度も戻ってくるから。 奇妙な話ではあったが、そんなことには全くおびえることもなく胸を弾ませていた。考古学者のわけでもないが、古代的な要素が含まれるとすぐにつられてしまう。 これから先とんでもない所になることなんて知らずに、私は第一の経験者になることになるなんて。 ---- **First Vision [#d19878d1] 私の足音だけが孤独に響く、明かりなんてあるわけもないので体から火をわずかに漏らして進んでいく。それでも、視野は薄暗く遠くは真っ暗闇で見えずあまりいいとは思えない。同じ所を巡回してしまうと聞いてもこれではどこがどこだかさっぱりだ。とにかく手当たりしだい階段を下って行った。 未だにそれらしいものは見つかっていないが、すぐに諦めては仕方ないし、探索を開始してから全く時間は経過していない。気長に探すと決めていたし、引き返す気なんてまんざらない。 そんな私の思いに答えてくれているのか、誘い込まれたのか、違和感もなく階段を順調に進むと舌のhフロアから明かりが漏れ出しているのがはっきりと目に映った。不自然な要素はたくさん見当たるがきっと何かがある、私の求めているようなものが。 駆けた末に見えた物は、驚くべき光景であった。発見された文字のような形の目をパッチリと開けている者もいれば、やる気がないのか眠いのかは分からないが目が半開きの者までが大量に部屋中を自由気ままに飛び交っている。 たしか本で見たことがある、この妙に愛着がある目をしたポケモン、アンノーンと記されていたような。一匹一匹が文字を表しているらしいが、目撃例もすくなく古代遺跡に稀にしかも神出鬼没、謎の多い類らしいのだが、実在しているのに巡り合えた喜びは大きい。 好奇心旺盛な私はすぐに部屋に一歩踏み出したとたんに、彼らは今まで私の存在を認識できていなかったのだろうか、突然球を描くように固まり始めた。 「そこのブースター、何をしている。」 気配なんて感じなかった、瞬間移動でもしたのだろか背後に突然現れたそいつは、稲妻色の体に力強く刻まれた黒い毛、白いひげを伸ばしたような顔に、鮮明な紫の毛を背中に雲のように生やしていた。 「脅かしてすまぬ、そいつらに呼び出されたものだからな。我が名は電光、ライコウというやつだ。」 なんかの古代呪文を詠唱したわけでもないのだが、集合したことによって召喚されるといったところか、仮のも予想の話ではある。自己紹介も丁寧に、ライコウ?これは伝説と呼ばれている種類に属しているポケモンであったきがする。これもどこかで読んだ気がするだけだが。 「ここに突然現れた仕掛けを気にしているのだな、それは半分正解の仮説だ」 「なんでそんなことが分かるんですか?」 たまたま当たっただけなのか、それでも聞けることは聞いときたいしなぜ根拠もなしに言えるのかも興味深い所だ。 「見ての通りアンノーンがおるだろう、あやつらは集まると膨大な力を生み出す。それを皆望みがかなうと言って探すから、我がここを守護しておる。汝がこの部屋に入ったため、あやつらが我を召喚したわけだ。」 「ならば望みをかなえるっている話は・・・・」 「うむ、我のような特殊な存在のみが使用できる能力なだけ、無能な者では意味をなさぬ。」 裏を返せばその能力を持っていればそれこそ思うがままになるわけだ。望みがかなうなんてやはりそんなおいしい話はかんたんなものではないらしい。 「汝が思っているのもあるが、流石に限界もある。範囲なんてこの部屋ぐらいだ、呼び出す程度なら関係なく、なおかつ呼び出したものなら操れるのだが、汝のように訪れた者には何も出来ぬ。」 つまり、私は偶然訪れたから操って外に出すことも出来ないのでここまで話してくれているのだおるか、それ以前にこの部屋の中に何でも持ってこれる時点でいろんな望みがかなうような気もしなくはないが。こんなこと思うやつがいるから守護せねばならなくなるのにも間違いない。 「黙っていてもお見通しだぞ、危害は加えられなくても心境程度なら読むことは容易い。」 精神操作は出来なくてもそれに近いようなことは可能なのか、物ならまだしもポケモンならかわいそうだ、思うがままの操り人形になり下がるんだから。呼び出される側のポケモンじゃなくてよかったともうべきか、知ってしまったことを悔むのかは私しだいか。それよりも、これも全部聞かれてるわけだった。 「うむ、その通りだ。後忘れているだろうが間接的に危害を加えれなくとも、直接なら可能だ。悪いが少し付き合ってもらう、ここに来てしまったからにはな。」 と聞いたとたんに私は電光に反応できない速度で跳ね飛ばされる。受け身なんてとる余裕もなく落下すると手足に文字どもが纏わりつきはじめた。これにより手足の自由は奪われた。以外にも妙に離れずにどうすることもできない、万事休す、しかもよりによって着地した体形が最悪で大の字状態での貼り付けとなってしまった。幸いにも尻尾は動かせるので隠せるとこは隠しているが、それでも恥ずかしい、他人の前でこんな姿をさらすことになるなんて。 何がどうなっているのか理解できないがそれよりもこれから先どうなるかが不安だ。 「心配するな、遊び相手になってもらうだけだ。そのあとは自由にしてやる。」 「遊びって何するつもりなの?」 心の中は不安の一色に限りなく近いが、これもみられているのだろう。 遊ぶといっても、相手が動けないんじゃ何も始まらない気がする。お互いに考えたり、行動したりして楽しむ、これが遊びの基本ではないのだろうか。 相手の動きを封じて楽しむものなんんて聞いたこともないし、仮にあったとしても楽しいのだろうか。私の予想ではおそらく見て楽しむだけであって私自身は楽しむものではなさそうだ。 「楽しみたいのなら、一番愛しいものは誰だ?」 「人の心読まないでよ。あんたになんか教えても分からないでしょ。」 どうしてるんだろうなぁ、出来れば助けに来てほしい位だ。 といっても目の前にしている変態見たいに私の思いが読み取れるわけでもないし、ましてやここは今となっては出入りがない迷宮の一部屋、たどり着くなんて不可能に等しい。 ここに来れるとしても、それなりに時間をかかることになる、つまりたどり着ける可能性があったとしても間に合う可能性はゼロだ。 「その推理は残念ながら外れだ、なぜなら目の前に現れるからだ。」 電光がうなり声を轟かせると、幽霊のように突然階段がら降りてくる足音が一匹分。降りてきたのはもちろん彼と同じ種族、私はべつのグラエナだと信じたかった。 「ブレイア、どこに消えたかと思えば厭らしい格好してるじゃないか。」 私の名前が聞こえたときには耳を疑った、それでもまだ信じれなかった。言葉の意味よりも、本物かもしれないと思わざるえなくなってしまったからである。 ショックで目をきょとんとさせながらも、現状をほとんど受け止められずにいた。 知り合いが瞬間移動してきて、こんにちはではすまないだろう。どうやら、助けに来てくれたわけでもなさそうだし、仮にそうならもう助けてくれているだろうから期待はしていなかった。 灰色で腹の部分と頭を彩り、首からしっぽまでは黒い姿を普段は憧れるような視線を向けているが、赤い眼は不気味に感じる。私を標的にしている獣にさえ見えてくる。 不安で気持ちを曇らせてはいたが、逆にここで彼をこちら側に誘いこめばいけるかもしれないとわずかな希望を感じたがそんなわずかなものはすぐに輝きを失う。 「こいつは我の駒だぞ、まぁ、チャンスぐらいはやろう。我が今まで行った中に嘘が当てられたらこいつを正気に戻してやっても構わんぞ。」 「そこのグラエナ・・。私の知り合いなんて嘘なんでしょ。あんたが適当に言わしてるだけなんでしょう。」 余裕の発言にどなり返してやった、私としても認めたくなかったことがこれなわけで他のことなんてどうでもよかった、とにかく彼であってほしくない、こんなもの幻覚に決まっている、現実を認めたくないだけであった。 「それは外れだぜ、俺はグリオンお前はブレイアこれは現実だ。」 「嘘でしょ・・・嘘って言ってよ。」 視界は涙ぐんで少しかすみ、その中でも鮮明に写る姿を彼としか認めるしかなかった。彼の口からの一言は一本の矢のように動けない私を確実に急所を貫いた。痛みで必死にわめく私を彼は冷たく見下ろしていた。 「正解はこの部屋の中に来たものを操れないだ、精神を操ってしまっては心境の変化が楽しめぬのでな。外したからには早速相手になってもらうぞ。」 多少は嬉しそうに言っているが、結論まとめれば私の体から精神までを遊び道具にするということ、こんなこと屈辱以外の何でもない生まれて道具扱いなんて初めてだ。 見下ろし止まっていた足が動き出す、それにつれて私の心臓は不安にゆすぶられて落ち着かずにはいられなかった。 彼は私をにらむことはなかったが標的に定めながら落ち着かないのに対しせかすこともなくゆっくり歩み寄ってくる、目の前まで来ると姿勢を低くして目を閉じて無理やり唇を奪う。 人前でよくもキスなんてできるものだ、驚きを隠せずにいるだけであった。 が、即座に正気を取り戻す。どんなことをされても後ろの変雷獣の遊びにすぎない。つまり、私は彼に凌辱されているというより、デンコウにこのようなことをしいらていて、キス程度に動揺させられていては思うつぼである。 決意を固めたところで誘惑から逃れれるのは思考だけ、体は自然と熱くなっていく一方である。 本当は嬉しいんだけど、今回ばかりは悪いけど許してね。 下の侵入だけは避けようと口の扉を閉ざし、顔を振るぐらいがこの状況にできる最善の反発であり、意外にも振り払いまで時間は必要としなかったが、私の体は十分に温まっていた。 尻尾の先は気持ち悪い湿り気を察し始めていた。みずみずしいのではなく若干粘り気のような液が私のから漏れ出し濡らしているのだ。 振り切ると彼は残念そうなそぶりも見せずに、にやついている。 「つれないじゃないか、今からじっくりお前を溶かしてやるのによぉ。」 「早く離して、これ以上付き合うつもりもないの。」 決死の叫びも彼の耳には微動たりとも響かないのだろうか、抵抗している私には何にも感じていないようとしか思えない。 「うむ、それでは出すとしようか。」 さっき彼が出現したように小瓶だろうかおそらく三つ位転がり出てくる音がした。それに飛びつくように走り出すと転がしてこちらまで戻ってくる。何やら+αも咥えてきたようだ。瓶の転がる音が響くため他に転送されてきた物があるのは気がつかなかった。 恐らくバイブと言うやつだろう、基本的には雌に差し込んで楽しむためのものであるらしいが全くそんな感じがしない。 バイブを地面に置くと瓶のふたを噛んで回して開ける。キュポ、蓋の外れる音がするとそのまま咥え上げ逆さに向けて中身を口の中に注ぎ終えたかと思えば、喉は通過していないみたいで首に当たりに水を飲んだ時のような動きは見られない。 わめいている口の中に溜め終わると再び唇を重ね液体を口移し。最初のほうはむせてせきが出たが、無理やり流し込んでくるため素直に体の中に受け入れゴクゴクと全部飲みほそしてしまう。 「以外に素直じゃねぇか、こっちも同じ様におとなしくしてくれよ。」 「ゴホッ、何を飲ませたの。」 お楽しみだと一言で済ませて、もう一つの瓶を開け始めると数匹のアンノーンが舞い降りてき、尻尾まで押さえつける。尻尾だけはと頑張るがやはり数匹相手には無力。デンコウを睨むが出会った時から表情を変えずに気長にこちらを見ている、無論睨んだところで何の変化も見られない、楽しんでいるのか気にしていないのか堂々たる気迫は感じなくもないがただの変態、まとめればそれだけだ。 これにより、私の湿り匂いを漂わせている現況が晒された。恥ずかしさが一気に増し、それに反応してデンコウもにわかに笑う。丁度蓋もいい音を立てて開いた。 今度は前足で上手くそれを掴んでもう片方の前足に垂らし、前足を私の所にすりつけはじめる。体を動かせるわけがない、何がおとなしくしてくれだ。 「あっ・・・やめ・・」 「媚薬の効果が出てきたな、これを塗り終われば調教開始だ。」 塗りながらとんでもないことを言う、さっきの水は媚薬だったらしく元々温まっているためあまり感じなかったが触れられ始めてから敏感に反応し、体中が脱力していく。瓶のラベルに目を凝らすと過剰反応剤と表記、つまり敏感になるといいたいわけだ。 声を聞きながら楽しんで彼は塗りこんでくる。私の神経はすれるたびに過剰に反応してしまう。 綺麗に塗り終えると、三つ目の瓶ではなくバイブを手にしゆっくりと挿し込み始める。 穴自体はまだ十分に広がりきっていないため彼が片足で入口を広げる。 「あっ・・やめて。そんなの・・・挿れこまないでえええ。」 反感を述べても変雷獣には歓声にしか聞こえない。彼も笑顔で受け入れる様を見つめている。もちろん私の顔なんかではなく穴の方を凝視している。歓喜としてしか響かない声を上げながらも全部入ると後はスイッチを入れるだけとなった。 「それじゃ、俺も楽しませてもらうぜ。」 「お願い、抜いてちょうだい。ねぇってば。」 デンコウが頷くとすんなり彼はスイッチを入れてしまう、音を立て作動する。こんなことになるなら来るべきではなったと嘆いてもいまさらである。 通常なら限界点にいたるまでは多少は必要になるが、常時の話であって薬がもたらす影響は絶大。 何者かに捕えられた哀れな生き物のように泣き叫ぶ事しかできない、腹部より下から快楽と言うよりもそれを通り越して意味不明な感じが伝わってくる。それは体中に響き渡り叫ばずにはいられない、突き刺すような何かで刺された時の痛感ではないのだがそんな感じがしなくもなく、頭の中の全てを破壊していき白紙に戻していく、精神崩壊これが一番当てはまっているだろう。 そこまで速く動いているわけでもないのに強烈な快感が体中を蝕んでいく。もはや、快感の味を覚えるとかその辺の次元ではない。もう私の下は張り裂けそうな位痛くて耐えれないのに痛感を上回る快感がそれを和らげ次第に忘れさせようとして来る。完全に薬を飲まされて体がおかしくなってしまったのだろうか、受け入れるのに抵抗があったのに動き始めてからは痛みさえも忘れて性欲を満たそうと欲している。 「変な声ばっかり上げてだらしない奴だ。ま、この調子じゃ声もろくに聞けないだろうな。」 耳が遠くなってしまったのか発音が悪すぎて正確に聞き取れないのか、代替こんな事だろう程度でしか聞き取れない。困難な状況ではあるが下は痛感で張り裂けるとよりも、どうやら快感のほうであるものを吹き出したいらしい。そもそもこれはさっきからずっと抱えていたのだが出そうで、なぜかでないのだ。恥ずかしいとかプライドなんてどうでもいいから今は一刻も早く限界をむかえたいとさえ思えてくるほど頭がいかれてしまった。 「言ってなかったが、ふたつ目のはイけなくなるやつなんだよ。」 私の様子を見ながら楽しんでいるかと思えば、大笑いしてそういった。どうやら私が陥るのじっくり楽しんでいたらしい。満面の笑みで見下し、三つ目の瓶を手元に転がしている。 「この三つ目は二つ目の効果をかき消してくれるんだよなぁ。」 自慢げに言われると腹がたつが、そんな感情さえ湧いてこない。必死に叫び声の中で言葉を伝えようと途切れ途切れに並べていく。それに気づいたのか面白そうに聞こえないなとでも言いたいのか首を 横に傾けるが、どうやら私がしゃべれないのを理解したのかスイッチをOFFに切り替えた。 安堵を得るが、一時的な休息にすぎない。崩壊状態にまで追い込まれたせいか、荒々しい息を整えるのに精一杯である。 精神力は虫の息同様乏しいほどにまで削り切られてしまった。拘束の必要なんていらないだろう、抵抗力なんて微塵も残っていない。 「何が言いたかったんだ?ここまでしてやってるからには大事なことなんだよなぁ?」 皮肉そうに笑うに対し怒りなど湧かなくなった。体も精神も後ろのデンコウに主導権に渡してしまっているのだから。 「三つ目・・・はぁ・はぁ・。」 瓶を転がしながら私の上をまたぐ、彼に隠れて見えなくなる私、さっきまでの天井が突然暗闇覆われた。毛が黒いせいか一際目立つ彼の棒、普通なら視界を閉ざして叫んでいるだろうが、そこからの雄独特の匂いが私を駆り立てていた。 「欲しいならまずは俺のを舐めろ。早くしないと割っちゃうかもな。」 ペタペタと強力に張り付いたアンノーンが離れていく、縛るものは離れ宙を仲間と共に巡回し始めた。これ以上茶番に付き合うこともないはずなのに、自由を手にしたのにつき出された棒に起き上がり口を寄せて行った。 大きく腫れ上がったような棒を口の中に頬張り舐めまわす。犯されていたのに、それから逃げようとしていたのに逆に自ずから進んで自身の口を汚している。かといって汚しているなんて思ってもいないし、むしろ愛人なわけだから喜んでいるのかもしれない。 「ずいぶんと心境が変わったな。しゃぶってばっかいないで何とか言ったらどうだ?」 顔を赤らめながらも舐め続けるしかなかった。頭の中は依然とすっからかんろくな返事は思いつかない、考えついたとしてもすぐに蒸発してしまう、恥ずかしいは流石に感じるが結局は思考停止だ。 「そんなに美味いならもっと味合わせてやるよ。」 必死な様が棒の味に魅せらていると勘違いしたのか、彼には美味いから食いついているようにみえるらしい。 下にもぐりこんで全部は咥えきれない棒は喉までは届かないが息苦しくなるほど奥にまで迫ってくる。前足で私の胴体を軽く押さえて腰を振る、これにより私は彼が満足いくまでひたすら我慢するだけとなった。 噛みつけば安易にこの状況から脱出できるだろう。そのあと正気に戻ってからにでも事情を話せばいい、最悪の場合別れてしまえばいいのだ。 さんざんこんな目にあわせた者と暮らす義理なんてないのに、どうして?なんで?解らない、おかしくなったから、いやそんな単純じゃなく大切な、堕ちてもそれがあるからこうしているのだろうか。 「うっ・・・そろそろ出すからな。」 「ん・・んんん。」 棒が口に深く挿しこまれると一気に変な味が広がる。ほろ苦いチョコレートとはわけが違う、純粋に味わえるものではないような味。彼は出るものを全て放出すると押さえていた足をどけ、いったん立ち退いくと、すぐに縄がほどけたように私はうつぶせになって倒れた。 全部は吐き出せなかったが、ひどくせきこみながら吐き出している前に転がってくる小瓶。 「約束だ、そいつはやるよ。」 せきこんでいる最中に飲んでも一層せきこむのが落ちだろう。一段落落ち着くまでラベルに目を通す、これ以上変なものは口にしたくない。今度のは大丈夫そうなのを確認すると恐る恐る蓋を回し始める。 「飲むやつだからな、塗るんじゃないぞ。」 それも確認済み、余計なお世話よ。中身がゆっくりと喉を通過していく。開ける時の不安も開けてしまえば臆することなく飲んでいた。が、中性の液体にリトマス紙を浸すの同様に体には異変は感じられない。効果があるのかないのかはいじるしかないらしい。 「ねぇ、私のを・・・・ね?」 「俺もそこまでサービスはしないぞ、自分でするんだな。」 「意地悪。」 当てにしたのが間違えだった。プイッとそっぽを向いた時の見える横顔はどれ位火照っていたのだろうか。前足は届かないだろうし、かといって後ろ足もそこまで曲げることはできない。 思い付いた方法は、デンコウとグリオンのいる方とは逆方向に足を進め壁によりすがる。 こうやって支える物がないと自分のには届かないのである。改めて雌独特のと向き合うと自分の一部なのに嫌悪感を覚える。 そこに手を伸ばすことになるなんて思いもしなかったし、今こうして除除に近づいていく自身の手にもためらいがあったが、触れると最初の薬の影響もあるのだろう敏感に反応する。 「あっ・・あん、グリオン。」 知らぬ間に彼のことを考えながら弄っていた。処理なんてしたことなかったので触れて初めてこんなにも湿っていることを知った。そして、人前で平気で自慰する雌であったことも。 指を突っ込んでかき回すことしかできないが、それでも十分な快感を得ることができた。 「やっぱり、お前は可愛いな。」 手が止まる、唐突に何を言い出すのだろうか。 「グリオンなの・・?」 不自然に感じた。操られているとしたらそんなことは言わないと計算したからである。 「我が芝居もここで幕を閉じる・・・か。」 無言であったはずのデンコウが悟ったような口ぶりで言う。芝居とはどういうことなのであろう。 「汝が望み叶えるための猿芝居だったと言っているんだ。」 「すまねぇ、ブレイア。やりすぎだと思っていたんだが、後ろのやつが心に語りかけてくるもんだからついのせられちまった。」 嫌がらせのために使っていた笑顔をは違う、彼自身の純粋で無邪気な笑顔から察するに本当だろう。 「我は部屋を移るとしよう、邪魔になってしまうだろうがな。また何かあれば来るとよい。」 次にデンコウの叫び声を耳にした時にはアンノーンもろとも姿は消えてしまっていた。最後まで謎も多く、叫び声の気高さは威風堂々たる伝説のライコウそのものであった。 「お前の心の隅に俺が見えたって聞いたからだな・・・俺もあれだお前となその言いにくいんだが。」 彼がここにきて恥ずかしそうな態度を初めて見せた。正気だったのに涙が漏れそうなくらい喜んだ。 「言い訳するなら、早く私の相手しなさいよ。」 「こんな俺でもいいのか?」 そうよとは言わずに黙った。私の望んでいることはこれだけで十分に伝わった。伝わらなきゃここまで来てかなえてもらった意味がなくなってしまうのだから。 何があったにせよ彼がこれ以上さらに付き合ってくれるわけだから、お互いに性欲を持て余しているということになるだろう。恥ずかしい話と言うか呆れてしまう。 私の背後に回ると私は後ろ脚を開いて覚悟を決める。自分でも決めたことだから後悔なんてしないだろうが、さっきまでとは違い正気なのだから相手だってそれなりに思うこともあるのではないかと思うと考え込んでしまいそうだ。 「本当にいくからな。後で後悔してもしらねぇぞ。」 「雄がグダグダ言わない、挿れなさいよ。」 「お前がそんな言葉使うなんてな、頭までおかしくなったのかよ。」 「あなたが調子に乗ったからでしょう。」 別に好きにいってるわけじゃないんだけど、自然とね。言いわけをする時点で図星なのだが、おかしくなったのか本当の自分がこうなのかは微妙なところである。 彼の方もようやく決断してくれたのだろうか体の中に侵入してくる。薬だって弱まってきているのかは知らないが効果は未だに残っているのだろう、ここでも敏感に反応する。 「あぁ・・早く・・・。」 「うっ、後戻りできないからな。」 彼だってそれなりの反応を示している、無論ここまで来て嫌なんて自分でも言わないし相手に言わせるつもりもない。素直にこっくりと頷くとさらに奥深くへ突き刺さってくる、それにより響き渡る衝撃が再び体をおかしくしようとする。この衝撃により私は彼の初めてと自分自身の初めてを渡し合い一つに交わった。 「はぁ・・はぁ・・・」 「大丈夫か、結構体にきているみたいだがこれからだぞ。」 分かってる、わかってるんだけど媚薬の効果がまだ残っていて今にも吹き出しそうで駄目・・・ 「もう、無理・・あぁぁぁぁん。」 私の限界に達する速度は異常なほど早い気がした。彼はまだまだ元気なのに対してあっさりへばってしまい、彼のもすっぽり抜け出してしまう。 「おいおい、しっかりしてくれよ。俺の責任もあるけどよぉ。」 大丈夫じゃない、完全に疲れ果てているしやっとイけたんだからもう未練もない、満足しているはずなのにまだ足りない、不満を覚えてしまったのだろうか。これだけ疲れ果ててさらに上乗せされたら動けなくなるのではないかと心配する程にまでなっているのに。 「・・続けて、あなたが出すまで・・ね?」 息を整えるのが精一杯なのにも関わらずに甘い誘惑をかけると実質は自分も満足していないだけなのだが、立ち上がり、彼も引っかかったように再び挿しこむ。立つといっても前足は完全に曲がっていて顎が地面についている、後ろ脚を上げるだけでも今の私にとっては困難極まりないのである。 「それじゃ、きがすむまでやらせてもうらうからな。」 容赦なく暴れまわる彼のが私を2度3度と限界に追いやる。私はわめきながらも徐々に気が遠くなっていった。 「うぉ・・もう無理・・出る・・」 何時間経ったのだろうか、実際は10分経っていないだろうが。 「あんあぁぁん、中に、はぁ、出して。」 「うおぉぉ。」 言うまでもなく即座に中に注入される彼の白い液体、炎タイプの私でさえ熱く感じる。 彼が出し切ったのに安心して自分もようやく満足したのだろうか目がだんだん垂れ下がってくる、その場で気を失ったことも全く分からなかった。 「しっかりしろよ。」 ふと耳に入る聞き覚えのある声、目を開けると心配そうにするグリオンが覗き込んでいた。 「やっと起きたか、俺出口知らないんだからな。」 そんな事で必死になっていたのね、ならもう少し寝させてもらいましょうか。 「あ、おい、起きろって。チッ、仕方ねぇ、上にのっけて自力で出るしかないか。」 彼が頭を私の下に潜り込ませて背中に乗せると歩きだした。なかなか楽なものであり布団のような寝心地良さ申し分ない。知らない間にまた疲れて寝てしまっていた。 私自身がここまで愛されていると実感したこと自体があり得ない現実である。 ---- 何かありましたらどうぞ。 - このダンジョンポケダンで見たことあるぜ。 -- [[ギアス]] &new{2009-01-04 (日) 04:45:54}; - >ギアスさん&br;ポケダンの存在は頭に浮かびませんでした。確かこういう感じのとこに時間かけた気がします。 -- [[GALD]] &new{2009-01-06 (火) 20:57:21}; - 誤字脱字の多さが壮絶ですよ~~。見直しは音読してきちんとやりましょうね。&br;・ブレイア、どこにってるかと&br;&br;・もう一つの便を開け始めると&br;&br;・嘘がある当てたらこいつを正気に戻してやっても構わんぞ。」&br;&br;・に注ぎは閉めたかと思えば、&br;&br;・何がおとなしくしれくれだ。&br;&br;・瓶のラベルと目を凝らすと&br;&br;これを塗り終われば調教だ。」&br;&br;まぁ、出来の方は見ていられないと卑下する程のレベルではないと思われますよ。楽しい作品になることを期待しております。 -- [[リング]] &new{2009-01-15 (木) 21:24:27}; - >リングさん&br;ご指摘ありがとうございます。以後より丁寧に見直すように心がけます。 -- [[GALD]] &new{2009-01-17 (土) 08:29:03}; - なぜにかでないのだ。→ なぜかでないのだ。かな? -- &new{2009-01-22 (木) 23:51:55}; - >名無しさん&br;ご指摘ありがとうございます -- [[GALD]] &new{2009-01-23 (金) 00:20:15}; - ・・・どきどきどきどき。 -- &new{2009-01-30 (金) 23:04:18}; - >名無しさん&br;そう思っていただけると嬉しいですね。 -- [[GALD]] &new{2009-02-03 (火) 16:58:11}; - キャーGALDサーン! 見てて思うに一人称より三人称の方が向いてると思ったでござる。 誤字脱字は異常じゃなければ気にしたら負けだと思いますよ。大丈夫大丈夫。 頑張ってくださいな。 ――[[ゴルド]] &new{2010-04-14 (水) 19:33:25}; - >ゴルドさん&br;今まで放置していて申し訳ありません。 応援どうもありがとうございます。これからも頑張っていかせていただきます。-- [[GALD]] &new{2011-03-21 (月) 23:16:15}; #comment IP:125.13.218.188 TIME:"2012-06-25 (月) 18:06:50" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=unrealistic%20accident" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0)"