[[significance of existence -存在意義-]] へ 作者:[[トランス]] ---- *〜Prologue〜 [#nd6546ac] 日は、世の何を照らすのか。 大いなる大陸だろうか? 拡がりゆく天だろうか? はたまた、刻まれし時だろうか? 照らすは、生の心。 心は存在の色、示す。 ──そうかな…? 月は、闇に何を映すのか。 果て無き海だろうか? その先の闇だろうか? 世を包む空間だろうか? 映すは、生の意志。 意志は意義の証、示す。 ──どうだかな。 神の創りし世の定め。 世が定め、万物の定め。 万物が定めは、神の定め。 全ては定めの内なる意義ありし存在。 ──なら、僕は定めの無い紛い物。 “イミ”を持たない部外者。 なのに、此処に居る不確かさ。 ──俺は全てから見放された者。 存在を持たない異物。 にも拘らず、意味を持つ矛盾。 ──僕ら(俺達)は存在の意義を持たない世の穢れ── ──この世に、自分達の居場所は在るんだろうか── ──此処に無いのなら、探しに行こう。 僕らの意義を。 俺達の存在を。 ──日と月の遊ぶ、この世の果てへ… 続 ---- 予定を変更して、プロローグだけ上げてしまいました。はい。 恐らくこれからしばーらく更新出来ないでしょうが(汗)リメイクしないと繋がらないのでね。 アドバイスを下さる、誤字脱字報告、苦情、コメントおよび質問などありましたら此方にお願い致します。 #pcomment(コメント/存在意義 P,,above); ---- &counter(total); &counter(today);