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黒き軆と白き志4 の変更点


*黒き軆と白き志 4 [#w812fe77]


前回[[黒き軆と白き志3]]
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**〜3〜 再会 [#p2275d16]


革命山の南側のふもとにある大きな岩の前で、1人の狐が爆発寸前になって立っていた。

「あいつら…何してたんだこんな時間になるまで……!」

殺気すら滲んできた目に小さく映る、全速力で走って来る2人の…いや、3人のポケモン。

そいつらは岩の前に滑り込むようにしてやって来た。

「ハア…ハア…お…おくれ…ゲホゲホッ…てごめ、んね…r、ロ」
「二時間39分21秒。」
ニッコリ笑って言った狐に、恐竜と鳥とラッコはきょとんとしている。
と、狐の顔が狼に変わり…
「お前達が遅れた時間だあぁぁぁあ!!!」 


「「「ぎゃあああああああ!!!!」」」 


 ―ロアさんの説教中―

「まったく!女をこんなに待たせるなんて…。」

ロアは酷く怒っている。
それに比べて制裁を受けた3人は、最初に頭突きされた場所を擦っている。
ユキマルに至っては何で僕まで…と呟いている。
ロアは座り込んでいるユキマルの前に立って言った。

「何よコイツは?勝手に増やさないでよね。私昔から男が沢山居るのが嫌いなの。」

どうやらロアは、男が少し苦手みたいだ。バノンにもキツく当たっていたし。
と、その言葉を聞いたユキマルは、疲れきっていた目を怒りに染めて立ち上がる。

「何勝手に男って決めてんの!?僕は女だよ!?」

「「「「えっ!!」」」」

そこにいた一同は仰天した。 ユキマルは♀だったのだ。

「じゃあなんで“僕”って言ってるんだ!?」

「何?女が僕っていって何が悪い?」

「いや…それは…」

なんだよーと心の中で呟くレノ達。名前まで男っぽいから気付かなかったのだ。そこにロアがため息をついて切り出す。

「まぁいいじゃない、そんな事より、コイツはどんな奴なの?」

ロアはユキマルを指差す。レノ達はユキマルについて話した。

「へぇ…私はロア。さっきはご免なさい。ま、よろしく。」

聞き終えたロアは妙にさらっと挨拶する。
やっぱり相手が海の使いだからだろうか?
それとも女だと解ったからだろうか…

「それより、誰かさん達のせいでもう移動できないから、この岩の裏で寝ましょう。」

「だからそれにはちゃんとした訳が…」
「じゃあお休み。」

ロアは嫌みを言った後ウォルの声を無視し岩の裏にまわっていってしまった。
 ウォルはくうぅーと唸っていたが、疲れているのか続いて岩の裏にまわっていった。
 レノとユキマルも、顔を見合せ、やれやれとポーズをとると2人で岩の裏にまわる。

 裏は結構広かった。既にロアとウォルがいるのにも関わらず、まだ2人が10人程居ても平気そうな広さだった。それに岩は結構大きいので敵に見つかることもなさそうだ。

 ロアは顔に後ろ足が付きそうな程身体を丸めて、ウォルは大胆に大の字に寝ていた。これは性格の違いなのだろうか?
 ユキマルはレノにお休みと言うと、ウォルの横あたりに横になった。
レノも疲れきっていた足を折り、蹲るようにして顔を伏せた。

数秒後、子供達の意識は夢の中に溶けていった…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

両親の死から一年後。

 レノは両親と暮らしていた革命山の洞窟に、1人で暮らしていた。
 今日は両親が死んだ時のように雨が降り、雷も鳴っていた。
わまだ夕方だというのに、辺りは既に薄暗い。

 両親が死んだ日以来雨を嫌うようになったレノは住居の洞窟でだるそうに横になっていた。
 その時、何もせずぼーっと外を見ていたレノの前を傷だらけの子狐が横切った。その後を追うように、続いて2人のアイアントが走っていく。

(……?)

ただらぬ雰囲気を感じ取ったレノは身体を起こし、アイアント達を追いかけた。
 住居の少し先の聳え立つ崖に、子狐は追い詰められていた。
2人のアイアントはジリジリと間合いを詰めていっている。
 レノはその様子を後ろの岩影から覗き見ている。
と、アイアント達が話始めた。

「お前は×××の妹だろ?お前の兄貴に俺達の仲間が何人殺されたか解るか?」

「お陰で数が減ったところをクイタランどもに襲われ、今じゃもう俺達だけだ。…俺達の痛みが解るか?
お前が何と言おうと、×××と繋がりがあるからには死んでもらわにゃ気がすまねぇ…!」

「っ……」

アイアントが喋っていた言葉は何度か雷の轟音に掻き消されたが、子狐が危険な状態なのは理解出来た。

 殺気を飛ばし始めるアイアント達に怯えている子狐。 アイアント達は更に追い討ちをかける。

「それにしても、酷いなぁ、コイツの兄貴は。コイツまだ子供じゃないか。そんなコイツを置いて人殺しをしてる。何とも非情なもんだな。」

「そうだなぁ、そんな事をしなけりゃ、コイツも死なずに済んだのにな。
お前も兄貴を憎んで死ぬんだな。」

アイアント達は子狐を挟むようにして迫っていく。
子狐との距離が充分に近付いた後、1人が言った。

「最期に何か言い残したい事はあるか?」

「……兄ちゃんは…」

「何だ?聞こえねぇよ!」

それに対して、子狐は身体を震わせながらも、今度はハッキリと言った。

「兄ちゃんは…人殺しなんかじゃないッ!!」

その直後、血飛沫が跳んだ。
崖の壁に血の後が付く。

 アイアントが食い千切った“それ”を、レノの前の方へ吐き捨てた。

──それは、子狐の耳。
 左耳を食い千切られた子狐は悲鳴を上げて地面をのたうちまわっている。

「馬鹿な事ぬかしてんじゃねぇよ!餓鬼はとっとと死ねえぇぇ!!」

耳を食い千切った方が言うと、もう1人が右耳に鋏の様な口を近付ける。
しかし子狐の右耳が跳ぶ事はなかった。
 見ていられなくなったレノがアイアントに“竜の波動”を放ち、遠くへ吹き飛ばしたからだ。

「なっ何だぁ!?」

「はあっ!」

レノは突然の事に反応仕切れていないもう1人にも“竜の波動”を放ち吹き飛ばす。
2人が動けない隙にレノは子狐の元へ駆け寄り、首周りの毛をくわえ住居に向けて一目散に駆け出した!

 住居はその場から近いうえ大きな岩が沢山飛び出ている、すぐに見つかりはしないだろう。
 レノは住居の奥で息を潜めつつ、子狐の様子を伺った。

 怪我は耳以外無かったが、出血が酷い。
 レノは食用のため採ってあるオボンの実を洞窟の端から持ってくると、倒れたまま小刻みに震えている子狐の前に置き、小声で話し掛けた。

(これ、食べれる?大丈夫、僕は味方だよ。)

すると子狐は固く閉じられていた目をうっすらと開き、レノと木の実を交互に見つめた。
 暫くすると子狐は口をパクパク動かし始める。
 恐らく耳を食い千切られたショックで身体が麻痺してしまって、上手く動けないのだろう。
 レノは子狐の言いたいことを理解すると、地面に置いたオボンの実を少しだけ噛み砕き、そのまま子狐に口写しで与えた。

 これは、親がまだ幼い子供に対して固い木の実等を与えるとき、最初は親自らが木の実を少々噛み砕き、柔らかくなった物を口写しで与え続け、やがて自分で噛み砕けるようにする、母子本能である。
 レノは子狐の今の状態では柔らかい木の実でないと上手く噛み砕けないと判断したのだ。

 子狐もレノも口が触れ合った瞬間はビクッとしたが、まだ幼かったため、気にせず続けた。

──やがて、子狐はオボンの実を全て食べ終えると、少しラクになったのか、眠ってしまった。
 レノは暫く子狐の寝顔をじっと見ていたが、そうしたら自分も眠くなってきた。 レノは子狐の横で眠りについた…

…朝。目覚めると子狐は居なかった。
代わりに小さな赤い葉が一枚、二つ折りにされ上にチイラの実が乗った状態で置かれていた。
 レノは前足で器用にチイラの実を退け、葉を捲った。

そこには細かい字で短い言葉が彫られていた。

[たすけてくれて
ありがとう
        ぞろあ]

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「……っ」

朝の眩しい日差しを浴び、レノは目を覚ました。

太陽はまだ上がり始めという所で、辺りを見回しても皆まだ…みんな…?
ロアがいない。

 聞きたい事があるのに。凄く気掛かりな事があるのに。
 それに、世界を救うという重大な事に関わった以上、単独行動は危険だ。

 しょうがない、と溜め息をついてぐーんとひとつ伸びをすると、レノは岩の裏から出て、何を思ったか、山を登っていった…

暫くロアを探していると、ゴツゴツした岩だらけの視界が途端に開けた。
目の前に広がったのは、光に照らされ耀く一面の森。そしてその遥か向こうにイッシュの山々が見えた。
 レノは暫く崖からの景色を堪能し、その後恐る恐る下を見た。
気付かないうちに結構登ってきてしまったらしい。
 ふもとにある岩が小さく見える…

と、突然身体に衝撃が走り崖から離れた所に倒れる。

「何やってんの!?そんなに嫌だった訳!?あの時は私を助けたくせに、世界は救えないって言うの!?」

そこに居たのはロアだった。ロアが体当たりして、レノを突飛ばしたらしい。
 どうやらロアは勘違いしているようだ。

「違うよ!僕は君がいなかったから探しに来ただけだよ。それに聞きたい事もあったし。」

「え……わ、分かってるわよそんなこと。」

ロアはレノの言葉に一瞬きょとんとした後、軽く誤魔化してツンとそっぽを向く。レノはそんなロアを見て苦笑いを浮かべる。
 取り敢えず、2人は崖の前に並んで座った。
 後ろから見るとなんだか和む光景だ。個人的な意見だが。

「それで聞きたい事って?」

「ああ、もういいや。」

「え?」

遠くの山々をぼんやり見ていたロアは、レノの言葉に疑問を感じレノの方を向いた。レノは俯き革命山の周りを埋め尽くす森を見ている。
 少しの間の後、レノは空を見上げて言った。

「昨日会った時も、初めて会ったんじゃない気がしてた。さっき君が言った事で確信したよ。やっぱりあの時のゾロアは君だったんだね。やっと思い出したよ。君は僕が助けた…」

「あら、今更気付いたの?あんたって意外と鈍感なのね。」

「えっじゃあ最初から知ってたの!?」

ロアが驚きもせず言った言葉にレノがすっとんきょうな声を上げる。そんなレノを鼻で笑うと、ロアは空を仰いだ。

「そうよ。そういえば、あの時はちゃんと言ってなかったわね…」

「?」

「…助けてくれて、有り難う。これからもよろしく頼むわ…」

ロアは頬を赤め、俯きながらぽつりとレノに言った。しかし、小さな声だったため聞こえなかったのか、レノは首を傾げている。
 そんなレノに腹がたったロアは血相を変えて勢いよく立ち上がる。そして、突然立ち上がった事に驚きポカンとしているレノに怒鳴った。

「何でも無いわよ!それより、そろそろ戻らないとあいつらだけじゃ何し出すか分んないわ、この崖から行くわよ!」

「ええ!?こんな崖から行くの!?」

縮こまるレノに怒りが頂点に達したロアは再度体当たりして、レノを崖から突き落とした。 

「ぎゃあああああぁぁ…」

「なーに情けない声出してんの!これからはもっと怖い事が沢山起きるのよ!
こんな事で悄気てんじゃないよー!」

「ぼ、僕は高所恐怖症なんだよー!!」

「ええええ!!」

崖から滑り落ちて行きながらパニック状態になっているレノに続いて、ロアも慌てて滑り降りていく。

太陽はもう既に空の上で燦々と輝いていた。


**〜2〜 普通 [#wcfa16b4]


レノ達一行は、革命山を出てすぐの集いの森を進んでいた。
 集いの森は結構な広さがある。森の3分の一程進んだ時には既に太陽は空の頂上にあった。
 今は木陰で昼食を摂ることになり、じゃんけんに負けたユキマルが木の実を探しに行っているところだ。
 一様木の実は持っていたのだが、今後の回復に使うため温存した方が良いというロアの考えにより、じゃんけんで誰が探すか決める事になったのだった。

「いや〜さっきのレノは面白かったな、久々だったし。レノが泣きべそかいてるとこ!」

「うっうるさいなッ!怖いものは怖いんだよ!」

低い木にとまっているウォルは何やら楽しそうに木の根元に座っているレノを見下ろして言う。そんなウォルにレノは慌てたように抗議する。
 今朝、山のふもとで眠っていたウォルとユキマルは崖を滑り落ちてきたレノの悲鳴で目を覚ましたのであった。
その時のレノは普段の大人しさや慎重さが嘘の様に、弱音を吐き泣きじゃくっていたので、2人はその姿に大爆笑した。

「ちょっと鳥!そんな事話してる場合!?もっと周りを警戒しなさいよ!」

ロアはウォルに向かって怒鳴った。しかしウォルはロアに嘲笑いを向けて済ませる。
 ニヤニヤしながら自分を見続けるウォルに、怒りが生まれたレノが怒鳴ろうとした時だった。

「あ、あの…じゃなかった、やいやい!何だお前達は!」

突然レノ達の頭上から声がした。 見上げると、一匹のチラーミィが高い木の枝の上に立って此方を見下ろしている。
 2人が警戒する中、1人呆れた表情をしたウォルが話しかける。

「そっちこそ何だお前は?普通そっちから名乗るもんだろ。」

ウォルの表情を見たチラーミィは一瞬怖じ気付いた様子を見せたが、負けじと声を張り上げた。

「ぼっ僕はライト!お、お前達の持ってる道具を全部置いていけ!さもないと、痛い目に合わせるぞ!」

ライトと名乗ったチラーミィは突然脅迫してきた。しかし、迫力の無い脅しに、呆れたウォルはライトをからかい始めた。

「馬ー鹿、そんな事するわけ無いだろ。何ならほら、モモンの実だぞ〜欲しいなら盗ってみろよ!」

「ちょ、ちょっとウォル止めなよ!」

モモンの実をくわえて挑発するウォルをレノが止めようとする。その時だった!
「マメタ今だ!」

「了解!」

「うわっ、なっなんだぁ!?」

突然ライトが叫んだ次の瞬間、1人のマメパトが飛んできてウォルからモモンの実を奪う。同時にライトもマメパトが飛び去った後を追って枝から枝へ跳び移っていく。

「くっそ〜舐めやがって!」

「こら!待ちなさい鳥!」

騙された事に怒りを感じたウォルはロアが止めるのも聞かずにライト達が逃げた方へ飛ぶ。
 すると、向かいの草むらから1人のシキジカがウォルに向かって跳び出してきた。

「な、なんだコイツ!」

「お休みなさいッ!」

「!!耳を塞いで!」

シキジカが何をしようとしたのか理解したレノが叫ぶ。 レノとロアは何とか耳を塞いだが、ロアはシキジカの“草笛”を聞いてしまい、地面に落ちる。
その隙に、シキジカもライト達が逃げた方へ走っていった。

「ウォル!…ロアは後を追って!」

「心配要らないわ。アイツらはもう私の罠にはまってる。」

眠ってしまったウォルの様子を見て、レノはロアに追跡を頼む。 しかし既にロアは対策をとっていた。 
一方、逃げたライト達は…

「ふう、ここまで来れば大丈夫だよね?」

「多分ね…私の技で1人眠らせたし、すぐには来ない筈よ。」

「やったね!大成功だよ!」

ライトと先程のマメパトとシキジカは、高い草が生えた草むらに身を潜め、成功したなどと喜んでいる。
 しかし、それは彼らから見ての草むら。
 実は、ロアが先程3人に幻影が見えるように仕組んでいたのだ。実際そこは短い若葉が生え、木の少ない広場のような場所だった。

彼らは絶対に見付からないと思っているようだが、端から見れば広場の中心で3人で寄り添っている、可笑しな光景だ。 
 そこに現れたのが…

「何やってんの?君達。」

「ヒッ!お前はさっきの…!どうして此処に要るのが分かった!?」

「いや…丸見えだけど…(苦笑)」

「えっ?…ああー!?」

そこには両手に沢山の木の実を抱えたユキマルが立っていた。何故隠れている自分達が見付かったのか理解できていない3人は驚いていたが、ユキマルに指摘されると同時に幻影が解けた。 

「な、何で!?」

「おーいユキマルー!」

「ん?」

辺りが開けた場所に居たことに3人が戸惑っている内に、レノ達がやって来た。
「おーレノ達じゃん!ほら木の実沢山採れたよ♪」

「それより、何でアンタが要るの?」

「いや、何かこの人達が変なことしてたから…」

ユキマルは嬉しそうに持っていた木の実を地面に下ろす。しかし何故彼らと一緒居たのか気になったロアが聞くと、ユキマルは3人の可笑しな姿が気になっただけだと答えた。

「ところで、レノ達はどうかしたの?」

「コイツらが私達の木の実を盗んだのよ!だから、私が幻影で惑わしてたってわけ。」

「へー、そーだったのかー。」

「じゃ、じゃあさっきのは幻影!?」

「そういうことよ。さ、木の実を返してもらうわよ!」

「くそー、二度も失敗したら大目玉喰らっちゃう…こうなったら!」

ユキマルの質問に訳を話したロアは3人を威嚇する。レノも背に担いでいたウォルを下ろして戦闘態勢をとる。
 その様子を見た3人は一瞬息詰まったが、突然後ろに広がるようにして飛び退くと、突然これまた可笑しなポーズを決めて言った。

「僕達、ノーマルズが直々に相手になってやる!」

「初めて会ったときも思ったけど、かっこよく言ってても“普通”だからねぇ〜」

「う、うるさい!マメタ、シキ、行くよ!」

「「おおー!!」」 

ユキマルがチーム名に対して呟くのを合図に、3人が襲い掛かってきた…!

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リクエストポケモン登場です!
ちなみに、ライトがユキマルに対して言っている言葉については次の更新で書きます。

[[スペード]]

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何かコメントがあれば…



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