ポケモン小説wiki
食欲暴走学校生活 part4 の変更点


約1か月振りです。(多分)お待たせしました。part4始まります。
いきなり時間が飛びますが気にしないでください。
あといつも通りのグダグダ感です。

作者 [[フィッチ]]
#contents

*part4 [#g5b0a289]
 柏餅ってあるでしょ? こどもの日に食べるお餅だけど、みんな葉っぱって食べる? それとも残す? ボクはちゃんと食べるよ! だって500個続けて食べようとすると途中で甘い味に飽きるでしょ? だから葉っぱの苦みで口の甘さをなくすんだ! さーて、101個目!
「トルテ、お前今日それ全部食べて1日過ごすつもりか?」
 もぐもぐ……、あ、レックス君。いつの間にボクの家に入ったの? しかも勝手に。
「そうだけど、家に上がる時はインターホン押してくれない?」
「押したわ!! 3回ほど!! 全然返事来ねーし鍵空いてたんで入ったらこの様だよ! お前今日の約束絶対忘れてるだろ!」
 え? 約束って何のこと?
「ほら知らないって顔してる! 来て正解だったぜ! 連休前日約束しただろ!」
 連休前日……えーっとー……。


 もぐもぐもぐ……。
「……………………それじゃあ5日の9時集合な! トルテ分かったな?」
「ん? いいよ!」
 もぐもぐもぐもぐ……。

「お昼食べたチャーハン、とってもおいしかったくらいしか覚えてないよ」
「やっぱ聞いてなかったのかよ!」
 そういえば何話してたんだろう? 食べてたから全然聞いてなかったけど。
「いいかトルテ、あの時俺達は遊ぶ約束をしたんだ! 今日の午前9時に! で、今何時だ!」
 今何時かって? 
「今何時?」
「逆に聞くな! お前が持ってる携帯とか壁掛け時計とか見りゃいいだろうが!」
「あ、ごめんボクの家食べ物と調理器具と家具類しかないんだ! 携帯は食べられないから持ってないよ」
「ま、マジかよ!?」
 レックス君驚きすぎ。あれ、ボクの家ってそんなに変かなぁ? 爆弾とか危険なものが置いてなければいいんじゃないの?
「入ってからやけに殺風景だなって思ってたらやっぱりかよ! もう9時半だ! みんな待ってるから早く来い!」
「いいよ、ボク今日は一日中家で柏餅1200個食べて過ごすって決めてるから」
「駄目だっ! せっかくのGW だし思い出一つくらい作らねーと! ほら、さっさと準備しろよ! 外で待ってるから!」
 そう言ってレックス君、そそくさと出て行った。はぁ……、めんどくさいけど行く事にしようっと。待たせたら悪いからね。



 10分後、駅に来たよ。アーシュ君とシフォンさんがいる。
「おーい、トルテやっぱ忘れてたってさ」
「やはりですか……。私の考えた通りですね」
「まあ揃いましたし、早速行きましょうよ」
 どうも電車に乗ってどこかに行くみたい。うーん……。
「ねえレックス君、どこに行くの? ボク場所が分かれば飛んでいきたいんだけど」
「あれ、お前飛ぶと疲れるって言いそうなのに珍しいな」
 あ、そういえばそうだよね。だけどボク電車は使いたくないんだ。だって……。
「ほら、乗るとお金かかるでしょ? その分食べ物に使った方がいいと思ってるんだ!」
「なるほど、トルテさんらしいですね。では、場所を教えますので必ず来て……」
 アーシュ君、急に黙っちゃった。え、いいでしょ?
「……トルテさん、来れますかね?」
「……無理だな、こいつの事を考えると」
 ええ!? みんな酷いよ! 何!? どうせ場所が分からなくてこれないとか思ってるの!? 
「ちょっと、ボクちゃんと行けるから大丈夫だよ!」
「いや、絶対迷うな。後途中でどこに向かうか忘れるとか、美味しいものに気を取られていつまで経っても着かない……みたいなことも考えられる」
 レックス君、ボクの事そんなにバカにしてるの!? ボクがそんなことになるなんて…………うん、なりそうだね。でも、飛んでいきたいのは別の理由もあるんだよね。
「本当の事言うとボクお金もう無いんだよ……」
「そういう事なら飛ぶしか……ってトルテさんどういう事ですか!?」
「実は今日柏餅にほとんど使っちゃって! 大丈夫、明日には支給されるから!」
「大丈夫じゃねーだろ無計画バカがぁ!!」
「どうしましょうかね……。彼の運賃、全員で出しましょうか?」
「アーシュ、それは無理だ! 俺今日出せるほど持ってないぜ!」
「わ、私もです」
「困りましたね……」
 駅についてもう5分経った。早くしないと何もしないで1日終わっちゃうよ? よーし!
「ねえ、ボクにいい考えがあるんだけど」
「トルテが帰る以外の方法なら聞くぞ」
「……」
 何? やっぱりボク行かなきゃ駄目なの? 元々行く気無いしいい方法だと思うんだけど……。


「さて、どうしましょうか……」
 9時30分。まだボク達の予定硬直したままだよ。もぐもぐ……。
「じゃあ仕方無いな、今日の予定を変更するしか方法は……」
 諦めてレックス君がそう言った時、

「みんなーーーっ!!」

 あれ、向こうから全力でルカリオが走ってきた。ボク達に接近して止ま……あれ、止まらないよ恐らく。スピード落ちてないもん。
「うわーーん!! 止めて止めて止めてーー!!」
「ハァ!?あいつ何やって、っておいい!! 何で俺に向かってくるんだよ!!」
「止まらないんだもーん! 止めてーーっ!!」
 ルカリオはそのままレックス君に大激突。レックス君もろとも吹っ飛んで木にぶつかっちゃった。あれ、あのルカリオ確か……。
「レックスさん、セレナさん、大丈夫ですか?」
 アーシュ君が倒れた2匹に心配そうに言った。あ、そういえばセレナって雌のルカリオがクラスにいたっけ。よく休み時間にシフォンさんと話してたよ。
「イテテ……。な、何で俺が……」
 2匹とも立ち上がった。ケガはないみたい。でもどうやったらセレナさん、あんなことができるんだろう?
「レックス君ごめーん! 実は新しく覚えた神速って技が試したくてやったら止まらなくなっちゃって! でもレックス君達が見えたからなんとかなると思って! てへっ♪」
「てへっ♪じゃねーよ!」
 なるほどねー! セレナさんクラス内で「ものすごく可愛いのにものすごくアホな残念すぎる女の子」って言われてるらしいから。
「ところで何してるの? もしかしてみんなでどこかに行くの!? あ、私も行きたーい!!」
「セレナ、行くのかよ? 別に俺は構わんが電車賃自費持ちだぞ?」
 あれ、予定変更の話はどこいったの?
「うそーー!? 私昨日ドーナツ食べ過ぎて一銭も無いのよ!? お願いシフォン、出してー!」
「お前もかよ! トルテと同じじゃねーか、言っておくが俺達出せねーぞ」
「しょぼーん……」
 セレナさんへこんじゃった。後先考えないって本当にアホだよね。え、ボク? ちゃんとやってるはずだよ?
「あ、皆さん、いい考えを思いつきました!」
 シフォンさんがいきなり提案をした。この状況を解決できる方法、あるの?
「トルテ君、途中で何も起きなければ飛んで目的地に行けるんですよね? それならセレナさんがトルテ君に乗って道をそれないようにしていくという案はどうでしょうか? それならトルテ君もセレナさんも行けますよ」
「おお! それは名案だ! さすがシフォンちゃん! クラスでトップの成績なだけあるぜ!」
 へー、そういう考えなんだ!
「トルテ、お前それでいいだろ?」
「うん、やだ、乗せると疲れるから!」

「……おいトルテ、この状況を解決する方法はこれしかないって言うのに空気読めないのか?」
「もうそれしかないのです! トルテさん、お願いします!」
「うわーーんトルテ君!!! そんなこと言わないで乗せてってよー!!」
 いや、乗せるのは嫌なんだよね。それにルカリオってけっこう重いし((ルカリオの体重は54キロ))。うーん、この状態じゃ何言っても乗せなきゃ駄目なのかな? それなら……。
「じゃあ、シフォンさんなら乗せていいよ」
「ええ!? ひどっ!! 私のこと嫌いなの!?」
「いや、シフォンさんの方が軽くて楽だから((ミミロップの体重は33.3キロ))。それに一回乗せたことあるし、なにより頭いいから迷わなくて済みそうだし……」
「それはトルテの言うとおりだな」
「そうですね、シフォンさんの方が色々最適です」
「ちょ、ちょっとー!!」

 まあそういう事になって、ボクがシフォンさんを乗せて、後は電車に乗ることにして(セレナさんはシフォンさんの運賃を使ったよ)目的地に行く事にしたんだ。
「目的地は……大体トルテ君のスピードだと40分位で着きますよ」
「そ、そんなにかかるの!?」
「行きましょう、遅れてしまいます!」
 じゃあ出発! それにしてもどこに行って何をするのかな? 食べ物とか食べられたら嬉しいんだけど……。


「あ、見えてきました!」
 やっと見えてきた……。えーと、あの山のふもとの駅だね。あ、レックス君達が小さく見える。波導弾も飛んできた……って、え? 波導弾ボクめがけて飛んできてるよ?
「きゃあっ! トルテ君、かわして!」
「ええ、こ、この距離じゃ無理だよ!」
 当たるまで3,2,1……ドーン。……どういう事なの……?


「本当にごめんっ!! 私いきなり知らないサザンドラが襲ってきたと勘違いしちゃって!」
「だから俺はあれはトルテだから撃つなって言ったんだ!」
 波導弾と言えばルカリオ。当然撃ったのはセレナさん。さて、
「じゃあお詫びに油かけて大文字で焼いていい? 長距離移動したからお腹空いちゃって!」
「ひゃあああ!! ご、ごめんなさいいいい!!」
 うん、もう遅いよ。発射準備できてるもん。
「そうだ、アーシュ君の後ろにいれば」
「私の特性は威嚇です。今回は貴方が悪いのですから受けても何も言えませんね」
「そ、そんなぁ~!」
 いくよー! 大文字発射!!


「はぁ……焼きルカリオってあまりいい匂いしないんだね……」
「ま、まあ鋼タイプだしな。ところで、トルテには言ってなかったから、今日やることについて話すぞ」
 やることって……。辺り一面山、山、どこを見ても山。こんな山奥で何やるんだろう?
「わ、私も……」
 あ、セレナさん復活したみたい。レックス君が説明に入る。

「よし、いいか2匹とも。今日はお宝を発見して、手に入れるぞ!!」
「お宝……?」
 お宝ってあれだよね、金属の塊とかなんか古い物とか光ったものとか。あんな食べ物ですらないものを多くのポケモンが欲しがってるらしいけど……、何でだろうね? そんなものを今日探すの?
「お宝ー!? 何何? 宝石? それとも金銀財宝?」
 うわ、セレナさん目をキラキラさせてる。すごく食いついてるよ。
「さあな、それは俺にも分からない。ただ5日前、シフォンちゃんが偶然図書室の倉庫で見つけた古い本によると、この山のどこかに眠っているらしいんだ」
「これがシフォンさんが見つけた古書です」
 アーシュ君が1冊の古臭い本を取り出した。よく見つけたよね……。
「そして中にはこう書いてあります」
ページを開く。そこには……!

「ねぇ、文字がぐちゃぐちゃで読めないんだけど」
「何これ? なんて書いてあるの?」
 全然読めない……。するとアーシュ君がこう言ったんだ。
「訳すと、クモキリの山に世界に1つしかない黄金に輝く何かがありますが罠に阻まれて死ぬ……と書かれています。何かの部分は汚れがひどく判読不能でした」
「へー! 世界に1つしかない黄金に輝く何か!? すごそうじゃない! 楽しみー!!」
 うん、分かった事が一つ。
「ちょっと、罠に阻まれて死ぬって、危ないよ! ボクまだ死にたくないよ!」
 死ぬって何!? ボクまだ食べたいものいっぱいあるのにここで終わりなんて絶対嫌だよ!
「心配するなトルテ! 昔はトラップがあったみたいだが今はそんなの無くなってるって!」
「時代からしてこの本が書かれたのは500年以上前ですね。あと調べてみましたがこの地域に宝などが見つかった情報はありませんでした。期待できると思います」
「そーよっ! お宝のある山を目の前にして帰れないわよ! 危なくなったら逃げればいいし!」
 ……。分かったよ、みんな命が惜しくないのかな?

「ところでクモキリの山ってどこにあるの?」
「目の前の山です」
 あ、周りより一段と高いこの山? 頂上の方雲みたいなのがかかって見えないよ……。
「クモキリの山……。別に高い山という訳ではないですがなぜか頂上付近は常に雲がかかっているのです。また入ると必ず霧が発生するらしいです。気候の関係でしょうか……」
「そんなのいいから早く登ってお宝取りに行こうぜ!」
「じゃあ私がいちばーん!!」
 あ……。セレナさん、そう言ったと思ったらもう山に入っちゃった。
「セレナのやつ大丈夫か? 崖から落ちたりしないよな?」
「崖は無いそうなので大丈夫かと……」
 あれ、もうセレナさん戻ってきた。……ん? すごくダッシュしてる。必死な表情。セレナさんの後ろにはミツハニーの群れ……。これってまさか……。
「うわーーーん!! ミツハニーの巣誤まって破壊しちゃったよーー!!」
「このアホがーー!!」
 ……本当にお宝見つかるのかな?


 もぐもぐ……。柏餅ってどこで食べてもおいしいよね。
「ん? 霧が出てきたな」
 あ、本当だ。周りが見えなくなってきた。もぐもぐ……。
「みなさん、はぐれないように注意してください」
 分かってるって! もぐもぐ……。
「本当にこの道で会っているのですか?」
「ええ、本によると頂上に謎が隠されていると書かれていましたので。まずは頂上を目指しましょう」
もぐもぐもぐ……。


 柏餅を200個食べ終えた頃、頂上に到着。それにしてもここ、景色悪いよ。
「どうやら私達は雲の中に入っているようです」
「誰か日本晴れとか使えないのか? 俺は無理だぞ」
「私は出来ません」
「ボクは覚えててもめんどくさくて使わないよ!」
「私は使えません」
「セレナ、使えるか? ってあれ? セレナは?」
 えーと、ボクが今見えるのは、レックス君、アーシュ君、シフォンさん。セレナさんは……いないね。

「セレナー! おーい、返事しろー!」
「セレナさーん! 返事してくださいー!」
 もぐもぐもぐ……彼女どこに行ったんだろう?
「おいトルテ、この非常事態に何食ってるんだよ! お前も呼びかけろ! ハイパーボイス使えるだろ!」
「めんどくさいからやだ」
「いいからやれっ!」
 
&size(30){「セレナさーん!! いたらへんじしてーーーっ!!」}; 
 
  これでいいかな? あ、みんなピクピクしてる。
「トルテ……今からハイパーボイス使うから耳塞いでって……俺達に言えよ……」
「み……耳が……」
 あっ! ご、ごめん! うっかりしてたよ!
「しかしこの音量なら気付いて頂上に来てくれますね」
「さあどうか……ん?」
 レックス君、何か見つけたのか近くの岩山の前に近づいた。何かあったのかな?
「おい、この岩変だぞ。よく見たら隙間がある。この岩まるで入口みたいになってるな」
 え? それってもしかして……。
「あ、本当ですね。この岩の先は洞窟になっているようです」
「つまり、この先に宝があるって事ですよね?」
 うーん……その通りみたい。隙間風が吹いてる。 でも大体こういうのって……
「よーし! 早速この岩ぶっ壊して入ろうぜ!」
 意気揚々と岩を壊そうとするレックス君。それをアーシュ君が止める。
「駄目です。本にはこう書かれていました。宝のある部屋の入り口は堅き物ありて言葉鍵となる、つまりこの大岩で閉ざされていて、入るには壊すのではなく暗号が必要だと」
 やっぱり……。どこかで聞いたことあるよ。何でもランプ売ってる商人が財宝を見つけた時その入り口に暗号が必要だったとか。
「暗号って何なんだよ?」
「それはこの本には書かれていませんでした」
「はぁ!? ここまで来て終わりかよ!?」
 あれ……、お宝を探すのってここで終わり? 良かった! ボクまだ死にたくないもん! 早く帰ろうよ! 
「なぁトルテ、何か暗号みたいな言葉無いのか?」
 え……、そんなの分かる訳ないでしょ……。
「いやボクに聞かれても……。それより先に進めないならもう帰らない? お腹空いた……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…………

 ええ!? 何!? 何!? 岩の扉が動き始めたよ!?
「……どうやらトルテさん、正しい暗号を言ったみたいですね……。おそらく『お腹空いた』が暗号のようです」
「うおおお! トルテすげーじゃん!」
 え……何この奇跡? それよりアイス棒で当たりを出す奇跡の方がよっぽど嬉しいんだけど……。
「よーし開いたぜ! お宝ゲットしてやるぜ!」
「どんな宝が眠っているのでしょうか? 楽しみですね」
「トルテさん、入りましょう」
 レックス君達普通に入っていく……。ていうかセレナさんまだ来てないよ?
「あ、セレナ忘れてたな。まああいつの事だ、死にはしないだろ」
 さっき非常事態とか言ってたよね?


「やはり時の流れには勝てませんね……。トラップ作動装置が見事に錆びてます」
 洞窟の奥。この先に小さな部屋が1つ。
「落とし穴があるが全部丸見えだな」
「何かのはずみで塞ぎ口が開いてしまったのでしょうね……」
「この穴から槍が発射されるのか……。落ちてるのを見たところ錆びてるから俺には全然効きそうもないな」
 うん、今日誰も死ななそうだね。この罠を仕掛けた誰か、何百年先のことを考えてなかったんだね。
「さて、問題は宝箱だが……」
 部屋の中央に置かれた宝箱。何が入っているのかな?
「勝手に開けたらセレナが怒るんじゃねーか?」
「私もそう思います。とりあえず宝箱を持ち帰って合流したら開けましょう」
「トルテ、お前持ってくれ。俺じゃ中身の誘惑に勝てなそうだからな」
 え、ボクが持つの? よいしょっと。あ、意外と軽い。
「じゃあ洞窟を出ましょうか」
 うう……。洞窟って肌寒いよね。ドラゴンタイプだから寒いの苦手なんだよ……。よくクリムガンってポケモン、洞窟で生活できるよね。
「あ、ちなみに宝箱に触れた瞬間洞窟が崩落するトラップが仕掛けられていたようです。装置が錆びていて作動はしないと思いますが、念のため早めに出ましょう」


 ふーっ、太陽が暖か……くない。まだ雲の中だよ。
「一回下山しないか? もしかしたらセレナふもとの駅で待ってるんじゃねーか?」
「では、出発しましょうか」
 雲の中じゃ視界が悪くて飛べないから、レックス君達と降りる事にしようっと。

「お前らちょっと待ったぁ!!」
 ん? どこかで聞いたような声が……って、霧みたいな雲から現れた緑色の体で目が充血したみたいなポケモンって……。
「って目の充血違うわ! これは砂嵐から目を……今はどうでもいい! そう、俺様こと史上最強のフライゴン、ライバーン様だぁ!」
 な、何でボクの考えてること聞こえたの? そんなことよりえーと、ライバーン……。
「あれ、誰だっけ? 聞いたことあったような無かったような……」
「忘れてんじゃねー! お前以前外道極まりない手で俺様に勝ちやがって!」
 え? うーん、全然思い出せない。
「よおライバーン。残念だがトルテはあの日の記憶は食事以外全て頭から消されてるぜ。それより何でここにいるんだ?」
「ククク……。そんなの決まってるだろ、貴様らの持ってるお宝を頂きに来たんだよ!」
「な、何で知ってるんだ!?」
「駅で偶然耳に入ってな。そこで俺様はお前達の跡をつけた。それでお前達が洞窟に入ったところをずっと待ち伏せしてたってわけさ!」
 そういえば飛んで山に向かってるとき後ろにフライゴンがずっとついてきたんだよね。攻撃する様子もなかったから無視してたけど。
「そうはさせないぜ! お宝は俺の物だぁ!」
「レックス君の物でも貴方の物でもありません! もし歴史を覆す大発見だったり本当に貴重な物だとしたら博物館のような施設に……」
「あの……、発見の元は私が見つけた本からなので、私が……」
 4匹とも醜い争いだよ。そんなに欲しいのかな? 
「大体お前いつもの奴らがいねーだろ。1匹で俺達を倒すつもりか?」
「ククク、そんなの考えてるに決まってるぜ!」
 ライバーン君がそういうと雲の中からリングマが一匹出てきた。あれ、しかも一緒にセレナさんが連れられてる!?
「グラに至急連絡を入れたら来てくれたぜ。だが2匹で勝てるとは思っていない。そこでお前らの仲間を人質にしたぜ!」
「んーーっ!! んーーっ!!」
「セレナっ!」
「セレナさんっ! 貴方達なんて卑怯な!」
「うるせー! トルテだって卑怯な戦法したくせに何も言わなかったじゃねーか!」
「…………」
 セレナさん縛られて口ふさがれてるよ。これってあれでしょ? 宝をよこさないと……。
「それにしてもこいつドーナツで簡単に捕まるとはな……。お前ら分かってるだろうな! よこさねーと……殺しはしねーがこいつにこの間の欲求不満を晴らさせてもらうぜ!」
「まあ俺はどっちでも構わないが。売り払って山分けだとよ」
 この間の欲求不満? 何それ?
「くっ……」

 そんな状況から3分ほど経過。しばらく流れる沈黙。もうお宝の行方とかどうでもいいから話進めようよ……。いつまでこの宝箱持ってなきゃいけないの? 
 ……ところでこの箱、微かだけどいい匂いがするんだよね。ボク食べ物に関して鼻はいいから。もしかしてこれ、食べ物が入ってるんじゃないかな? でも古いって言うし腐ってたりして……。でも……。
 

「どうする? そろそろ決めないと……」
「……仕方無いな。アーシュ」
 もぐもぐ……。ようやく決まったみたい。
「分かりました、宝箱と引き換えにセレナさんを返してください」
「ククク、いいだろう」
 もぐもぐ……。あ、宝箱をライバーン君達に渡すみたい。ゴクン。
「トルテ、前へ出ろ。交換だ」
 ふーっ、これで両腕が使えるよ! ずっと持ってると重くて!

「よっしゃあ!! お宝ゲットだぜー!!」
 ライバーン君宝箱を掲げて嬉しそう。で、こっちは自由になったセレナさんをシフォンさんが慰めてる。彼女泣き出しちゃって。
「ううっ……。み、みんなゴメン……。わ、私がアホなせいで……」
「いいのよ、セレナが無事なら。私達迷ったか心配したのよ?」
「怪我が無くて本当に良かったです。問題は宝箱の中身ですが……」
 アーシュ君が言ったその時、
「なーーーーーっ!!」
 ライバーン君がいきなり大声を出した。一体何?
「お、お前らぁ! 中に何もないぞ!? 出しやがれ!」
「何言ってるんだよ! 俺達まだ開けてないぜ! なぁトルテ!」
「あ、ボク中に入ってた物うっかり食べちゃった! あははっ!」

「え、だって中から美味しそうな匂いがするから、開けてみたら金のリンゴが入ってたんだもん。で、美味しそうだなーって思ったら体が勝手に」
「嘘丸出しの言い訳はそれだけか?」
「ええ!? み、みんな何その目!? 疑っちゃダメだよ! ほら、今にも襲いかかろうとしないでよ! 美味しいから芯まで食べちゃってそれで」
 じりじり……。背後に岩。周りにはみんなが取り囲んでる。まあ分かるよ、ボクが勝手に取ったって思ってるんでしょ?
「おらああ!! とったお宝を出しやがれえええ!!」
「いや、本当って言って……、うわああああ!!」


 夜も更けてボクの家。
 で、家にいるのは傷だらけのボク。
「はぁ……。みんなに分かってもらえるまで時間かかりすぎだよ……。それにまぎわらしいことしたからって残りの柏餅全部取られちゃったし……。」
 あれから瀕死寸前までボコボコにされて体の隅々を調べられて……。欲って怖いね。
「これが見つかったらボクひょっとしたら死んでたかも……。死なないとしても恐らく酷いことになるだろうなぁ……ボクも、みんなの関係も」
 口の中にずっと入れてた一つの小さな石。ただの石じゃないみたいで、七色に光ってるよ。リンゴを食べてるとき中から出てきたんだけど、これってお宝だよね? 見つからなくて良かった……。
 とりあえずこの石は閉まって隠しておこうっと! さーて、明日も食べて頑張って、また食べて頑張るぞー!


 Part5に続くよっ♪

*後書き、コメント欄 [#h4041c09]

新キャラとしてセレナというルカリオの女の子が登場しました。このままレギュラーに入ります。
今回は途中捕まっていたため出番は少なかったですが、次回以降活躍していきますので楽しみにしてください。

…part5はトルテの本格(?)バトルを予定しているので無理かもしれませんが。
#pcomment(コメログっておいしいの?part4);

*part3.5(没ネタ) [#kaa91daa]
ここから先は元々part4にしようと思いましたがあまりの酷さに途中で投げたものです。
元々グダグダな話がさらにカオスな事になっています。それでも読みたい方のみどうぞ。




 もぐもぐもぐ……、やっぱりこの季節は桜餅が合うね! あ、ボクはトルテ! 今日の授業は終わってこれからHRなんだ!

 まだ入学して3週間位しか経ってないけど、毎日楽しく過ごしてるんだ♪あの時以来まだ暴走起こってないしね! クラスのみんなもそれなりに接してくれるよ!
そうそう、レックス君、野球部に入ったんだって。毎日練習とかで、大変そうだよ。ボクには関係ないけど。
あとアーシュ君は部活はしてないけど学級委員長になったんだ! 立候補した、ていう方が正しいかな? 
 ボクの友達になるって言ってた2匹、まだ続けてるみたい。まあボクが今のところ問題起こしてないみたいだからかもしれないけど。

 
「さて、いよいよ明後日、お前達が楽しみにしている4日間がやって来るぞ!」
「よっしゃあ!」
「楽しみだわ!」
 みんな嬉しそう! ボクもだよ! 今日は5月1日! つまり明後日は……
「そう、ゴールデンウィークだ!」
「よっしゃあ!! 4日間((2013年は3,4に加え5が元々日曜日で6は振替休日))の休み、遊びと休息にフル活用してやるぜ!」
 ゴールデンウィーク! 何でゴールデンかは分からないけど、とにかく休みがいっぱいで楽しみだな♪
「さて、明日と連休についての連絡だ! 静かにしてくれ!」
 騒いでいたクラスがすぐに静まる。
「明日はなんと、午前授業のみ! そしてこのクラスの連休に出す宿題は……、なし!!」
「うおおおお!! マジかよ先生! 最高だぜ!」
「やったぁ! これで何の心配もなく遊べるわ!」
「明日の午後も使えるとはな……」
 クラス内のテンションが最高潮! ボクだって嬉しいよ! この連休中たくさんの予定があるんだ!

「あの先生、よろしいでしょうか?」
突然大声出して手を挙げたのは……アーシュ君。何だろう?
「宿題が無くていいのですか? この連休で怠けてしまうと、のちの中間試験に大きな影響を及ぼしますが」
 えーと、それってつまり宿題を出してほしいと……。
「ハァ!? お前何言ってんだよ! 空気読めって!」
 レックス君が一番に反応した。うん、みんなレックス君と同じこと言おうとしてたよ。他のみんなの顔見ると「そうだそうだ」って言いたそうだもん。
「アーシュ、別にいいだろ? 確かにお前はくそ真面目で、小テストの成績はいつも満点。学級委員長の役割もしっかりこなしている。お前だって、たまには休みたいだろ?」
「私は全然大丈夫です。 それより他の皆さんが心配なのです」
 ……。アーシュ君って前から思ったけど空気読めないんだよね。例えばこの間授業終わった時、先生宿題のプリントを配らないで教室を出ようとしたんだ。そしたら、
「先生、今日の宿題プリント、忘れてますよ」
「あ、すまない! 今配布する」
 なんでもこの時からアーシュ君は密かに「ガリベン」「空気読めないクソ犬」とか呼ばれてるとか。
 で、本題に戻るけど……、もしかして先生、出すのかな?
「頼む先生! 俺達の青春を壊さないでくれ! 連休で思い出をたくさん作りてーんだ!!」
「オイラも! 出すなら連休明けでいいから!」
 クラス中から「出さないでくれ」コール。アーシュ君、不機嫌そう。でも空気読まないのが悪いと思うんだけど……。
「お前ら安心しろ! 何を言われても宿題は出さない方針だ!」
 良かった! さて、終わりそうだし早く帰って何か食べようっと!
「それじゃあ、明日のテストでいい点とって宿題が出ないよう頑張れよ! じゃあHR終わり! 気を付けて帰れよ!」

 ……。誰も帰らない。クラスが一気に静まっちゃった。原因は勿論先生の最後の一言。
「せ、先生? 明日のテストってどういう事っすか?」
 そんな中レックス君が質問する。
「あ、言い忘れたが明日英単語テストを行う。1問2点の計50問だ! そして半分以下、つまり50点以下だった奴には連休明けに課題を提出させてもらう!」
「どういう事だぁ! 先生騙しやがったなぁ!」
「ひ、酷いわ先生!」
 うん、みんなの言うことはよく分かる。さてボクも。
「先生! ボクを殺す気なの!? 英語なんて全然ダメだしこの連休中はずーっと食べてごろごろしようって思ってたんだよ! そんなときに課題やるなんて死んじゃうよ!」
「……いや、大げさだろそれ」
 あ、言いすぎかな? で、みんなの反論が一通り出たところで先生がこう言ったんだ。
「いいかお前ら、『宿題』は出さないって俺は言ったんだ。『課題』を出さないとは一言も言ってないぜ?」
「いや、同じだろーが!!」
 レックス君が突っ込み入れた! これはその通り、先生の言うことが間違ってるよ! もっと言って!
「まあ心配するなお前ら。えーと、範囲は参考書のここからここまでだ。難しい単語はほとんどないから大丈夫だな。1時間目すぐ実施する。分かったな? じゃあチャイムもそろそろだし本当にHR終わり!」
キーンコーンカーンコーン…………
先生が話し終えると同時にチャイムが鳴った。
「あ、先生ちょ」
「起立!」
「さよーならー!」


「仕方ない……。帰ったらすぐ勉強して明日に備えるか」
「まあ、あのくらいの問題なら何とかなりそうね」
 みんな明日のテストは受けることを決めて教室を出ていく。じゃあボクも家に……。
「ちょっと待った!!」
 あ、レックス君、どうしたの?
「俺は気にくわねぇ! 今から職員室に談判しに行って来るから、付き合ってくれ!」
 ええ!? まだ諦めてないの? ボクはもうやるつもりでいいやって思うんだけど……。
「レックスさん、そんなことをしたら貴方は恐らく処罰されますよ」
 あ、アーシュ君。見る限り不機嫌そうじゃなくなって嬉しそう……。
「うるせー!! お前はどうせ満点とって回避するつもりなんだろ!? 俺はバカだからそうもいかないんだよ! それに今日も練習で時間無いしよ!」
「夜すればいいじゃないですか。ところでトルテさん、英語がダメって言ってましたよね? どの位できないのですか?」
 ボクがどの位英語できないのか? えーっと……。
「ボクの今の英語力は、こんな感じだよ!」

・食べ物に関する英単語全部読み書き可能
・それ以外の英単語は全部すぐ忘れる(「which」だけ書ける)

・たまに「アルファベット? 何それおいしいの?」みたいになる
「こんなものかな? じゃあボクは帰るから! 明日のテスト頑張ろうっと!」

「ダメです、トルテさん!」
 レックス君、今度は君? どうしたの?
「そんな状態では家で何をやってもよくなりません! というよりあなたの事ですから学校を出た時点でテストの事をきれいさっぱり忘れるはずです! いい点を取るため、私が教えてあげますから勉強しましょう!」
 はぁ!? アーシュ君何言ってるの!? ボクいい点とる気なんて……。
「いいじゃねーかトルテ、宿題回避できるんじゃねーか? アーシュ教え方上手いし」
 レックス君……。確かにアーシュ君は教えるのが上手なんだよ。宿題で分からないところは全部教えてもらったし。今回のテストも教えて貰えばいけるかな?
「うん! 分かった、教えてよ!」
「では、図書室でやりましょう。こっちです」
「じゃあ頑張れよ! 俺は練習あるから」
「うん! じゃーね!」
 よーし! こうなったらアーシュ君にたっぷり分かりやすく英単語教えて貰って明日のテスト、いい点とろうっと!


「ん? ドアの前にいるのは……」
 ボク達は図書室前に来たんだけど……、何か覗き見……かな? みたいなのをしてるポケモンが1匹。確かシビルドンとかいう種族だっけ。
「確か私たちのクラスメイト、ジュールさんですね」
 あ、そういえばクラスにいたね。えーと、暴走した時10万ボルト使ったとかディゴ先生が言ってたような……。でも、何やってるんだろ?
「ジュール君! 何してるのー?」
 入るのに邪魔だし声をかけてみる。すると、
「ひいいいいいいっ!! ご、ごめんなさいッスーーー!!」
 あれ、そんなに驚かなくても……。
「ってトルテにアーシュ!? なんだ、おいら先生かと思ったよ……」
「ジュールさん、こんなところで何しているのですか? ここでは使用する方たちの邪魔となりますよ」
「あ、ごめんッス! どうぞ、入ってくださいッス!」
 早速図書室に。図書室に来るなんて何年ぶりかな? 本がいっぱいだね! 
「勉強スペースはあちらに……。おや、あのポケモンは……」
 勉強スペースにはクラスにいないポケモン……多分上級生だと思うんだけど、その中に混じってミミロップが。あれってシフォンさんだね。
「シフォンさん、何やってるの?」
「あ、トルテさんにアーシュさん。見ての通り勉強ですけど、あなた達もですか?」
「ええ、見たところ明日のテストのようですね。私たちも同じです。一緒にどうですか?」
「ええ、いいですよ」
 ボク達3匹で勉強することにしたんだけど……。
「ねぇアーシュ君、する前に1ついい?」
「はい、何でしょうか?」
「あれ……、どうする?」
 図書室のドアの前……、まだジュール君がいるよ。しかもボク達ををじーっと見てる。
「一体何なのでしょうか? 気が散りますね……」
「もしかして、シフォンさんと勉強したいのではないでしょうか? さっきも見ていましたし」
「私とですか? 構わないですよ。トルテ君、呼んできてください」
 ジュール君も加えるってことになった。


「いやー、シフォンちゃんと一緒にできるなんて嬉しいッス!」
 やっぱりアーシュ君の言うとおりだったみたい。すごく嬉しそう。
「では、早速始めましょうか」
 よーし! たっぷり勉強するぞー! でもその前に、
「お腹空いたから食べていい?」
「ダメです」
……あれ、アーシュ君いつもはいいって言ってくれるのに。食べないと暴走しちゃうよ?
「図書室は飲食禁止です。教室で食べてきてください」
あ、そういうことなんだ。じゃあ食べてこようっと。

「ねえアーシュ君、これってどういう意味?」
 早速わからない単語が出てきたよ。このplayって意味は分かるけどどうやって使うんだろう?
「トルテ、この位分からないと絶対合格できないっス! おいらが使い方を教えるから、よーく聞くっす! こう使うッス!」 
 ジュール君はそういうと何やら書き始めた。いや、ボクアーシュ君に聞いたんだけど。僕とアーシュ君、シフォンさんが書き終えたものを見てみると、こう書かれていたんだ。

I want to have a play with Chiffon.(おいらはシフォンちゃんと一緒にプレイがしたいです)

 しゅー……。読んだと同時にたんこぶを作って顔が机と一体化したジュール君。それにしてもシフォンさん、いきなりどうしたの?
「ジュール君、最低です!」
「トルテさん、今のは間違った使用法です。正しい使い方はこれです」
 アーシュ君がさらっと書き上げた。どれどれ?

Rex plays baseball every day after school.(レックスは放課後毎日野球をする)

「へーっ! こう使うんだ! でもさっきのは何がいけなかったの?」
「色々です」
 まあいいや。えーと次は……、このenjoyって単語だね。意味は「楽しむ」だね! 使い方は、うーん……。
「はいっ! それならおいらに任せるッス!」
 またジュール君が書き始めた。シフォンさん、不安そうに見てる。で、書き終えた分を見ると……。

I promise to enjoy it with chiffon tonight.(今夜シフォンとエンジョイする約束をしています)

 そういえば昔聞いたけど、図書室って大きな音を出したらいけないんでしょ? シフォンさん、これで2回も出してるし、周りのみんなに注目されてるよ? え、音の原因? さっきと同じだよ。

ここから先未完です。ご了承ください。

 

IP:114.49.58.198 TIME:"2013-01-16 (水) 16:42:53" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=%E9%A3%9F%E6%AC%B2%E6%9A%B4%E8%B5%B0%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%94%9F%E6%B4%BB%E3%80%80part4" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0)"

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