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雑談 1 の変更点


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真っ白な空間に、テーブル、ソファ、それに何故か何かの植物。そして其処に誰かいる。
(以下会話のみ)



ビード(以下ビ)「…遅いですねぇ。まぁ、こんな狭間の空間ですから、来るのも大変なのでしょうけど。と、来たようですね」

レン(以下レ)「ハァ、ハァ、ハァ…。お、遅れてすみません、全然場所が分からなくて…」

ビ「大丈夫ですよ。どうせ誰もこんな所に来て『早く始めろ』なんて言いませんから。作者もろくに活動してないですしね」

レ「…いきなり言いますね。聞いてた以上だわ…。そんな事言って良いんですか?」

ビ「問題ないですよ。『この場所に来て適当にやってくれ』って言われただけですからね。誰が来るかも聞かされていませんでしたし」

レ「…そりゃそうですね。とにかく始めましょうか。何を話せばいいか見え見えだけど」

ビ「フフッ、そうですね。私はビードといいます。見ての通りエーフィです」

レ「あ、御免なさい。シャワーズのレンです。よろしくお願いします」

ビ「レンさんですか、いい名をお持ちですね」

レ「有難う御座います。自分でもこの名前大好きなんです。…自分で言うのもなんですけど」

ビ「へぇ。何か大事な思い入れでもあるんですか?」

レ「…はい。大切な人に付けて貰った名前ですから。一番大切なものです」

ビ「そうですか。そんなに赤くなるほど大好きな方ですか。ちょっと羨ましいですね、その感情が」

レ「へ!?べべ、別にわたしはそんなこと一言も…って、顔!?いや…これは、その…………あ、赤くなんかありません!」

ビ「フフッ。そうですか?私にはただの照れ隠しにしか見えないんですけど…ね」

レ「違います!だいたい、私よりビードさんの方が年上のそうなのに羨ましいって何ですか!?」

ビ「言葉の通りです。ずっと屋敷の中ですからね。好きな方はおろか友人も一握りくらいしかいませんよ。だから、そういった感情を抱けるのが羨ましいんです」

レ「………何か、御免なさい…。何も知らなかったのに、強いことを…」

ビ「あまり気にしないでください。慣れたことですから。それにこれから少しずつ自由になっていける予定ですから」

レ「そうなんですか。じゃあ、見つかるといいですね、好きになれるような人が」

ビ「実はもういたりするとかしないとか言っていましたよ。…まあ、恋愛対象でなくて大切な人ならいますけれど」

レ「結構色んな事考えてそうですよね、作者。悪い意味でもいい意味でも…。で、どんな人なんですか、その大切な人って。すっごい興味あるんですけど…」

ビ「言いませんよ?私についても、今後のことについても関係してきてしまいますから」

レ「…ビードさんもかなり隠し事してますよね…。私なんか隠してもすぐ顔に表れちゃうから…」

ビ「出来るならしない方が良いですよ、隠し事なんて。隠している時点でもう自分ではないのですから…私のように…」

レ「あわわ…く、暗くならないで下さいよぉ…。わたしこういう空気苦手なんですってばぁ…」

ビ「おっと…、すみません。そういえばところで、どうなっているのですか?大好きなご主人の方とは、上手くいっているんですか」

レ「へ…。え、えっと…上手くいっている…と思います。もう少し体が丈夫になって体力がついたら、モミジ((レンの御主人の名前))、仕事場にもついていってもいいって言ってくれてますし。ただ…」

ビ「ただ…何ですか?」

レ「…ただ、少し心配しすぎな気がするんです。私の気持ちがその事に向きすぎるといつも、怪我だけはしないようにってしつこく言ってくるんです。そんなに危ないなら私は…」

ビ「そんな所に大切なご主人がいて欲しくないわけですね」

レ「はい……って!勝手に私の言葉、横から取らないでくださいよ!」

ビ「フフッ、すみません。ですが、いずれその言葉の意味も分かるのですから、今はそのご主人の言うとおりにしておくべきだと思いますよ」

レ「…そうですか?でも…」

ビ「そんなに心配なら、『未来予知』でどうなるか教えてあげましょうか?それ位ならすぐに分かりますけど?」

レ「い、いや…遠慮しておきます…。逆に…その…怖いですし…」

ビ「それで良いんです。未来を無理に知ったところで何も変わることはありませんから」

レ「そう……ですね。…有難う御座います、ちょっとだけ落ち着いた気がします。……あ、えっと…」

ビ「ビードです。正直、会ったばかりで名前を覚えろというのも難しいのは分かってますが…」

レ「す、すいません…。…ん?何でビードっていう名前なんですか?全く関連性や意味が思い付かないんですが…」

ビ「あ、それは分からなくても無理はないですよ。作者の手違いやら何やらから生まれた結果ですから」

レ「手違いやら何やらから生まれた結果って…言われても…」

ビ「始めは『ビロード』から取ってこようとしたらしいんですが、あの作者が『ビロード』と『ビードロ』を間違えて覚えていたせいで『ビードロ』からビードという名前になってしまったんです。ま、それで若干ではありますが、家の名に統一性が出たんですがね」

レ「…何を間違えたらそうなるんですかねぇ…。名前が似ているだけで全然違うものじゃないですか。流石に少しばかり呆れます…」

ビ「まあ、語彙力が足りてないのでしょう。情けないのには間違いありません」

レ「やっぱりすっごい言い方しますね…作者相手には。…そういえばどの位経ったんだろう?時間の感覚が掴めないから、結構長い間話している気がしますけれど」

ビ「そうですね。ではこれくらいでお開きにしましょうか。ずっといなくなったままでは、私も貴方も心配されるでしょうし」

レ「あ。…すっかり忘れてたぁ!急いで帰らないと!すみません、お先に失礼します!」

ビ「はい。機会があればまた…って、もういなくなっちゃいましたか。それでは私も帰るとしましょう」



これにて終了です。

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