ポケモン小説wiki
転校生は伝説ポケモン? の変更点


とある学校…、これは、転校してきた子が起こした
事件…的な物語…。
このクラスにはちょっぴり不良がいるとかいないとか。
そんなクラスにある一人の伝説ポケモンが入ってきた。

「はいはい、皆席ついてねー」
そうクラスに声をかけたのはジュカイン先生。
見た目的にはほかの生徒と見劣りしないほどの元気で活発な
やり手の先生である。
「はい、今日は転入生が入ってきたよー。
しかも伝説のポケモン!」
その言葉を聞いたクラスは「おぉ!」と騒ぎ出した。
「やかましいよー、もう少し静かにしなきゃあ転校生が怖がるよ?」
…怖がる?
少しだけ話がおさまった。
ガラッとドアを開けて入ってきたのはジラーチだった。
しかも超可愛い。
「…あの、おねがいします。」
少し消えそうな声だ、もしかして…内気?
ジラーチは恥ずかしそうに頭を下げた。
「あぁ、ゴメンゴメンこの子は少し緊張してるんだよ。
ちなみに♀だから」
皆何故か「え?何で♀?」みたいな顔はしなかった。
ただ一人を除いて。
「で、誰の隣?」
一番初めに言ったのは、もちろんマッスグマ。
「はいはい、そこ、乗り出さない。」
すかさずジュカイン先生が言う。
「うぅん、あまり開いてな・・・あ!
ウインディのところ開いてるね!
あそこに座って、ジラーチ」
「…はい。」
ジラーチは頷き、ウインディの方向へ向かった。
「…よろしくね。」
ジラーチは小声で言った。
「…! あ、あぁ」
ウインディは多少照れた様子で言った。
そんな姿をつまらなそうな表情で見ていたポケモンがいた。
アブソルだ。
彼は、成績優秀でスポーツも万能、その上、クラスのリーダー的存在だ。
しかし、クラスの全員は一目置いているにもかかわらず。
大人たちが、災いポケモンという理由で阻害し、
誰も遊んでくれなかった。
「転校生…ね。」
すでに、アブソルの中では、彼女の人格的な面をとらえていた。
表面上では…、
「内気で、恥ずかしがりやな伝説ポケモン…。」
誰にも聞こえないような声でひそかにつぶやいた。
ふと眼をやると、ジラーチがこっちを見ていた。
「…っん?どうしたんだい?」
ジラーチとはそんなに席が離れていない、アブソルはできるだけ
動揺を隠して言った。
「…いえ何でもないです…。」
注意して聞かなければ聞き逃すような声で言う。
「…そう。」
こりゃあ先が思いやられるな…。
初めのうちはいいが、いずれ孤立してしまうかもしれない…。
不安はあるが、まあ頑張ってもらおうかな…。

そしてその日の放課後…。

「ねえ、ジラーチちゃんってどこから来たの?」
「えっと…、宇宙から…。」
「すごいすごい!ねえ、宇宙ってどうなってるの?」
「え…その…。」
うん、今のところは大丈夫だな。
そう思い、アブソルは部活に行った。
彼の所属する部は放送部。
「皆さんこんにちは、ポケモン学園放送部です。」
彼が司会を務めるポケモンラジオ、一部地域でしか放送してないが、
かなりの人気がある番組である。

コメントは、別ページに表示されます。
#pcomment(commentroom4,10,below);


トップページ   編集 差分 バックアップ ファイル添付 複製 名前変更 再読み込み   新規作成 ページ一覧 ページ検索 最近更新されたページ   ヘルプ   最終更新のRSS
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.