#include(第十回仮面小説大会情報窓・官能部門,notitle) とある森に暮らす仲良しブイズの兄弟姉妹が、誘拐されて個性豊かな調教師たちと出会う物語です。ハッピーエンドですよ? &color(red){近親相姦、若干ハードなプレイ};あり。%%調教はいいぞ%%(その他CPなどは各項目に記載) 作者[[まこる]] #contents #hr &size(20){''調教師たちの憂鬱''}; #hr ***プロローグ [#SKPYgnX] (キャラ紹介) その日は冷たい雨が降っていた。 いつもは美しく木々の囁きが心地いいこの森も、今日ばかりは静まり返り、そこにいる生き物たちの存在をも掻き消している。 だから誰も、この森に侵入してきた怪しい影に気が付かなかった……。 かつてこの森には仲睦まじい8匹のイーブイの兄弟姉妹がいた。心優しく、どのポケモンにも好かれ、野生という決して楽ではない環境でも、幸せに暮らしていた。 約1年前、末っ子のイーブイが姿を消すまでは。 シトシトと降り続ける雨が気持ちを落ち込ませていく。寝床である木の洞に丸くなっていたリーフィアは、目を覚ましてかなり経つが、立つ気力が湧かずにいた。葉っぱのような耳と尻尾が見る影もないほど萎れている。 だが、自分の寝床に何者かが近づいてくる音で、気怠そうに漸く、外に顔を覗かせる。 「リーフィア!」 「……お兄ちゃん」 明るい声でやって来たのは、三男のサンダースだった。まるでこの雨の重苦しい空気を吹き飛ばそうというような笑顔を携えて。しかしリーフィアはなんとも迷惑そうな表情を、外に立つ彼に向けるだけだった。 「……何の用?」 「えっと、今日って……あれだろ? 久しぶりに皆が戻って来たから、行こうって、誘いに」 「行かない」 サンダースは困った顔をする。 「でもーー」 「会いたくない」 「でも皆、心配してーー」 「嘘つき!!」 叫び声が、静かな森の中に飲み込まれていった。リーフィアは再び、木の洞に引っ込んで丸くなる。誰とも関わりたくないと主張するように。 「皆、私のこと恨んでるくせに!」 「そんなことーー」 「私のせいでイーブイがいなくなっちゃったんだよ!!」 「違う!!」 木の洞に向かって、今度はサンダースが叫んだ。 「リーフィアのせいじゃない……」 だがもう、言葉は返ってこなかった。 「……また来る。ご飯、持ってくるな」 リーフィアは、サンダースが悲しそうに離れていく足音を、ただ黙って聞いていた。 「……馬鹿みたい」 そして呟く。 「いないイーブイの誕生日会なんて……」 彼女の誰にも見せない涙は、雨のように心を冷たくしていく。 あの日は、末っ子のイーブイの誕生日だった。 進化前の兄姉たちはサプライズパーティーを企画し、四女の彼女が末のイーブイを連れ出し、その間に皆で準備を進めていた。 だが……いつもの川辺に水を飲みに来て、頼まれて近くに実ってた木の実を取ろうと目を離した隙に忽然とイーブイは消えた。 兄弟姉妹たちは必死で探し、陽が落ちかけた頃、見知らぬポケモンに連れていかれるイーブイを見かけたと、何匹かの森のポケモンが教えてくれた。だが……遅過ぎた。 誰も四女の彼女を責められず……代わりにイーブイを目撃した森のポケモンたちに彼らは怒りをぶつけた。「なぜ止めなかった!!」と。でもそれが、野生で生きている者たちの性格だった。 やがて……お互いを信頼し、また信頼される森のポケモン達との関係がなくなっていった。必然、彼らを庇おうとしたり、助けようとするポケモンたちがいなくなった。 ……彼らは、森に暮らす仲間たちから、孤立していった。そして……これまでと同じように生きることは無理だと悟る。もはや、あの幸せそうなイーブイたちの笑い声が森に響くことはなかった。 彼らはそれぞれ進化して、それぞれ生きることにした。 ポケモンたちの街に出て、少しでも手がかりを見つけようと警察組織のレンジャーになった者もいる。同じく街で働きながらそんな彼らの帰りを待つ者、自ら探しに旅に出る者。または……森から離れず自分を責め続けたり、そんな彼女のために残る者も。 ただ今日だけは、末のイーブイの誕生日だけは、また皆でかつて暮らしていた場所に集まって、祝おうと決めていたのだ。 だが、それは叶いそうにない。 重い足取りで、サンダースは家族の待つ場所に帰ってきた。 そこは森の開けた場所に立つ大きな木の下、彼らが生まれた場所。彼らを包み込むように大きく広がった枝葉が、雨を遮り暖かな空気を空間に生み出している。 「サンダース……リーフィアはどうだった?」 彼の存在にいち早く気付いた長女のエーフィが心配そうに尋ねる。サンダースは目を伏せて、力なく首を振った。 エーフィは耳と二股に分かれた尻尾を悲しそうにしならせる。が、すぐに立ち上がらせ、努めて明るく振る舞ってみせる。 「後で私が訪ねてみるわ。ごめんね、サンダース。リーフィアのこと見守ってくれて。本来なら、私が元気付けてあげるべきなのに」 すると、サンダースも少し笑顔を零しながら言った。 「ううん、お姉ちゃん。リーフィアは一番の兄ちゃんのオレが支えてあげたいんだ。それに、お姉ちゃんは皆のことを1匹で支えてくれてる。それだけで充分だよ」 「いいえ。長女としてそんなの当たり前のことよ」 エーフィは切なそうな笑みを浮かべる。 「……仕方ない」 集まった家族を見回しながら口を挟んだのは、長男のブースターだった。フワフワの朱色の毛並みに、レンジャーの隊長である証のスカーフを首に巻いている。 「皆、イーブイの行方はまだ分からない。だけど、必ず生きてる。また俺たちの元に帰ってくる。だから……今は届かないかもしれないけど、祝おう」 ブースターは真っ直ぐな目をして、皆を見回してから、ふと、イーブイの大好物の木の実がたっぷり入った籠に目を落とした。 その中の一つを、口で摘み、咀嚼する。優しく甘い味が口一杯に広がった。 そんな兄の頰を、毛繕いするようにブラッキーが舐めた。次女である彼女も首にスカーフを巻いた、レンジャーの隊員だ。 そんな彼女は一番分かっていた。ブースターが手がかりを見つけるために傷だらけになりながら奔走し、身も心も疲れ切っていることを。だけど、長男だから、彼はそんな弱い姿を見せない。ブラッキーはそれが少し寂しかった。 「皆、レンジャーのワタシとお兄ちゃんに任せて。約束する。絶対ワタシたちが、連れて帰ってくるから」 「俺のことも忘れないでよ」 ブラッキーのすぐ横から、出しゃばるようにグレイシアがやって来て、ガツガツと木の実を食べ漁る。青い鮮やかな体毛を赤い果汁でベットリと汚しながら、自信満々の笑顔で次男の彼は言った。 「旅に出ると、色んな可能性が見えてきてね。だから、色んな希望が生まれるんだ。今はまだ虱潰しに探してるところだけど」 「嘘つきだなぁ。いっつも見つからなかったって泣いて、ボクに慰めてもらってるくせに」 見栄っ張りの次男に茶々を入れたのは三女のシャワーズ。サンダースの双子の姉だ。彼女はグレイシアと一緒に旅に出て、行く先々で手がかりを探している。 「でも、いつか必ず見つかるのは事実だね」 長男のブースターのようになりたくて、つい背伸びをするグレイシア。そのサポート役を買って出たのは、飄々としつつも芯があるシャワーズ。そんな彼らを一番上のエーフィは心配する反面、どこか頼もしく感じていた。 皆、この一年間、イーブイのために必死になり、そして逞しく成長したのだ。リーフィア以外は……。 「……誕生日おめでとう、イーブイ」 そう呟いて、エーフィが木の実を食べ始めると、皆も口々に「おめでとう」と言ってから他の遠慮していた兄弟姉妹たちも食べ始めた。無言で、黙々と……。 だが、その瞬間は突然訪れた。 「……お姉ちゃん、お兄ちゃん?」 後ろから。 その声に、レンジャーのブースターとブラッキーがバッと警戒心を露わにして振り返り身構える。遅れて、他の兄弟姉妹たちが。……そこにいたのは、1匹のニンフィアだった。 「……え?」 突然の来訪者に、グレイシアとシャワーズが驚いて目を見張る。そして脳裏によぎる考え、そして「まさか」という冷静な理性。だが、かすかにそのポケモンから漂うこの匂い……薄れてしまっているが、間違いようのない、家族の匂い……。 「イーブイ!!」 エーフィが叫んで、泣きながら駆け寄り、なんの躊躇いもなく体をすり寄せ、両前脚で抱きしめた。その行為にニンフィアは驚いた顔をしたものの、照れ臭そうにリボンのような触覚を揺らし、抱きしめ返した。 「本当にイーブイなのね!?」 「……うん。僕だよ、お姉ちゃん。……ただいま」 「お、お姉ちゃん! オレ、リーフィアに教えてくる!!」 動揺と驚きで体毛を逆立てバチバチと電気を漏らしたサンダースが、大急ぎでリーフィアの住処に走っていった。その様子を見て、エーフィに抱きつかれたニンフィアは呟く。 「皆、進化したんだね……。見て、僕も進化したんだよ。ニンフィアに」 「……信じられないよ、俺」 「うん、誰かと思ったよ!」 喜びながら、グレイシアとシャワーズもニンフィアの元へ。だが一方で……。 「お前、本当に末のイーブイか?」 「な、何言ってるのブースター! この子の匂い忘れたわけじゃないでしょう!?」 「ええ、もちろん。だけど……ニンフィアからは、別の匂いもしてるのよ」 驚いて振り返るエーフィ。すると、明らかに警戒の色を緩めていないブースターとブラッキーに更に驚愕する。 その理由は……彼らがレンジャーであり、イーブイの行方の手がかりを実は掴んでいたからであった。捜査線に浮上していたポケモン……そいつは調教師だった。つまり、イーブイは奴隷にされるために連れ去られた。 そんなことを、家族に話せるはずもない。 彼らは必死で、その関係の犯罪者たちを検挙し続けた。だが尻尾を掴めず……そして捜査が進むに連れ、彼らははっきりと覚えてしまった。犯罪者の匂い、無垢なポケモンを性奴隷へと変えてしまう調教師たちの、恐ろしい匂いを。憎悪するべき、悪人たちの匂いを。 そして最近、ある大規模な調教組織の存在が浮かんできていた。決して尻尾を掴ませない、大罪人たち。そしてそのメンバーの中に、ニンフィアがいた。だがまさか、このニンフィアが誘拐されたイーブイだとは露ほども思わなかった。 だが……今、彼らの目の前にいるニンフィアから、その匂いがしている。調教師の匂いが。 「イーブイ、いやニンフィア。お前は今まで何してたんだ?」 「え……っと、話せば長くなるけど、僕、逃げてきたんだよ。悪い奴らのところから」 ニンフィアはそう問われてキョトンとした顔をしてから、無垢な笑顔を浮かべる。その触覚をユラユラと揺らしながら。 「そのリボンを振るのをやめなさい!」 ブラッキーが威嚇するように叫ぶ。彼女は知っていた。「リボンのような触覚から敵意を削ぐ波動を放ち獲物を油断させ襲う」こと。 「なぜ、気配を消して俺たちに近づいたんだ?」 「ちょっと、2匹とも、やめなさい!」 ブースターとブラッキーは、今にも襲い掛かりそうだ。目の前の彼が、今まで探していた家族だということを認めずに。そんな様子を見て、狼狽えた様子でエーフィが、ニンフィアを庇うように間に入る。だが……不意に、ニンフィアが不敵に笑い出した。 「ふふ……そっか。バレちゃったんだね」 「……え?」 「エーフィ! そいつから離れろ!!」 「もう遅いよ」 不意に、眩しい光。次いで、身体が動かなくなる。気がつけば……エーフィは自分以外の家族が全員倒れていることに気がついた。そして、自分のすぐ横に見知らぬポケモンが立っていることにも。 「……誰? イーブイ、どういうこと……?」 「サーナイトさんだよ。僕にいろんなことを教えてくれた、大切な人……」 現実が理解できず震えた声の姉のエーフィ。すぐ横で先ほどと変わらない無垢な口調で語りかけてくるニンフィア。だが、動かせない身体ではその表情まで窺い知ることはできない。 「お姉ちゃん。僕はもうイーブイじゃない、ニンフィアだよ」 ふと、ニンフィアが自分の背中、そして首筋を舐めた。それは毛繕いのような家族にする心地いい優しいものではない……もっと、違う、狂気を孕んだ舌使い……。しっとりと濡れていく、自分の淡い紫色の体毛。 「お姉ちゃん、また皆で、幸せに暮らそうよ」 妖しい囁き声。最愛のはずの、やっと見つけた可愛い末の弟の、不気味な声。 「毎日、気持ちいいことをたくさんしてね……」 瞬間、エーフィの視界が真っ白になった。 リーフィアは森の中を全速力で逃げていた。 兄に叩き起こされ事情を説明され、興奮と不安と緊張でかつての住処まで全力で走った。あの日、イーブイが行方不明になった日に、気を失うほど走り回った時のように。だが……辿り着いた場所で見たのは、疎遠になっていた家族たちが倒れ、その周りに怪しいポケモンたちがいる景色。その中に……いた。ニンフィアが。直感した。弟だと。目が合った瞬間、分かった。 けど……あのポケモンたちに近づいてはマズい、と野生の勘も働いた。 「逃げろ!! オレが時間を稼ぐ!!」 「……嫌だ……お兄ちゃん……」 「早く!」 「お兄ちゃん!! 嫌だよ!!」 「いけ!!」 サンダースが叫び、リーフィアは走った。 雨が激しくなっていた。森の地面はぬかるみ、ひどく足を取られる。その中を、リーフィアは泣きながら、でも全力で走る。 また、家族を失ってしまう……どうしよう……どうしよう……どうしよう……!! だがいくら心で叫んでも、自分ではどうすることもできないと分かっていた。 「誰か……助けて!! 助けて!! 助けてぇ!!」 かすれ声で叫ぶ。この森にいるはずの、ポケモンたちに。だが、大雨でその声はかき消されてしまったのか、生き物の気配さえ感じることはない。焦燥感がリーフィアを苛ませる。でも、弱い自分にはどうすることも……。こうして、惨めに叫ぶことしか……。 「……あうっ!!」 木の根っこにつまづき、身体が泥だらけになる。 草タイプの自分にとって、森という環境は最高のものであるはずなのに、今はただ、この木々たちもこの天気も何もかもが憎たらしくてしょうがなかった。 「ああっ!!」 怒りを何かにぶつけて叫ぶ。けど森は、少しも応えない。もう、立ち上がる気力が湧かなかった。 「どうして……どうして私たちだけがこんな目に……」 思えば、野生の生活は辛いことばかりだった。両親がいない自分たちは力を合わせて、色んな理不尽に立ち向かってきて強くなってきたつもりだった。けど……結局はこの現状。何も救われなくて……力のなさをまざまざと見せつけられる。悲しくて……死にたい。 「お姉ちゃん、泣かないで」 雨の中、目の前からゆっくりと近づいてくる影。それは、行方不明になっていた弟、ニンフィア。自分のせいで、消えてしまった最愛の弟。 「お姉ちゃんは頑張ったよ」 ニンフィアが優しく、頰を舐め、涙を拭き取る。 「もう、頑張らなくていいんだ。だから、僕と、皆と、また一緒に幸せに暮らそう?」 視界がぼやけてくる。何も考えられなくなってくる。だがリーフィアは、最後の力を振り絞って、コクンと、頷いた。気を失う寸前、ニンフィアはリーフィアに微笑んだ。 どこかの深い森の中。怪しいポケモンたちが、かつて仲の良かったイーブイの兄弟姉妹を連れて行く姿を、何匹かの森のポケモンは目撃した。彼らは息を潜め、その恐ろしいポケモンたちが森から出て行くのを眺めていただけだった。 #hr 誰を調教しよう……? #contents #hr ***調教の始まりーー長女エーフィ [#KifmH5X] (催眠) 目覚めると身体が痛かった。どうやら硬い床の上で長時間寝かされていたらしい。立ち上がり、混乱した頭で、ぼーっと辺りを見回す。壁も天井も真っ白な、無機質な部屋。時間も場所も分からない。一角に、取っ手のない扉がある。 閉じ込められていると理解した瞬間、何が起こったのか全てを思い出す。 「……ニンフィア?」 だが、彼が何をして、今自分をどういう目に遭わせているのか、皆目見当がつかない。けど……。エーフィは身震いする。実の弟に感じた、あの不気味さ。悪意はなく、無邪気だった。でも無邪気に、こんなことをするはずがない。そして思うのは、他の家族がどうなっているかということ。 「誰かいないの! ブースター!! 皆!!」 初めて感じる、心細さ。今まで長女として、家族の長として、皆を支えてきたつもりだった。街に移住し、レンジャーになったブースターたちや旅に出たグレイシアたち、そしてリーフィアやサンダースの帰る場所になったつもりだった。いつだって励まし、時に叱り、暖かく、皆のお姉ちゃんであり続けようとした。だが……実際は自分こそが、皆を頼っていたのだ。 家族がいる安心感がなかったら、イーブイがいなくなった時点で、自分は潰れていた。そのことは自覚していた。だからこそエーフィは、今にも泣き出しそうになる。不安を、恐れを、共有してくれる存在がいないから。 「おはよう、お姉さん」 「……っ!? あなたはーー」 不意に、後ろから声が。 驚いて振り返ると、確かに誰もいなかったはずの部屋の隅に、あのサーナイトが立っていた。ドレスのような美しい身体をなびかせ、ヒラヒラと手を振り笑いながら。エーフィは咄嗟に身構え、額の玉を輝かせサイコパワーを貯める。ブースターやブラッキーほどではないが、戦闘には多少なりとも心得があった。だがーー。 「えっ!? えっ……!? そんな、どうして……」 見る間にその輝きは失せ、額の玉がくすんでいく。それは自らのパワーが尽きたことを示していた。それを見たサーナイトがゆっくりと、近づいてくる。 「うふふ……」 「あなた、何者……えっ!?」 気がつけば、身体が動かない。いつの間にか、金縛りにかかっていた。大抵のエスパータイプの技など、跳ね返せるくらいの技量はあるのに。恐ろしいサイコパワー……。その考えで、ある結論に至った。 「あなたね……ニンフィアをおかしくしたのは」 「……あら、失礼しちゃう」 「っ!! 私の家族をどうしたの!! 返しなさい!!」 「何言ってるのかしら?」 近づいてきたサーナイトはゆっくりとしゃがみこむと、エーフィの顎をクイッと上げ、ニコッと笑った。エーフィに悪寒が走る。 「あなたも、もう私たちの所有物なのよ?」 「な、何言って……」 「本来なら、あなたたちのような売れ筋の種族はさっさと調教を済ませちゃって売っちゃうんだけど。私の大事な仕事仲間のニンフィアが面白い提案をしてくれたの。感謝しなさいね、ニンフィアに。調教されても、あなたたち家族を忘れなかった可愛い末っ子に」 調教……。その言葉に、エーフィは背筋を凍らせる。街に暮らしていた時、噂で聞いたことある。野生に暮らすポケモンを捕らえて、奴隷にしてしまう犯罪者たちがいることを。薄々感じていた。イーブイは、そいつらに連れていかれたのだと。そして……心無い調教をされたのだ。 「やっぱり……催眠術でニンフィアを……。そんな……嫌……皆を返してよ……」 再び、家族を襲った悲劇。もはや、心の拠り所を奪われ絶体絶命な状況にあるエーフィは、悲痛な泣き声をあげることしかできなかった。 「奴隷なんて……嫌だ……」 「話聞いてた? お姉さん。あなたたちは奴隷にはならないわ」 「……え?」 「あなたたちはこれから、ニンフィアを含めた家族全員と、また仲良く暮らすのよ。奴隷にするんじゃないわ」 ポカンと、思わぬ言葉にエーフィは呆気にとられる。とてもじゃないが、信じられる言葉ではなかったからだ。そんな彼女の心の中を読み取ったのか、サーナイトはエーフィの頭を撫でながら微笑む。 「まあ、信じられないでしょうね。でもね、信じて欲しいの。ほら、あなたは長女でしょ。皆、あなたをお手本にするわ。あ、でも、そのためにはまずーー」 そしてサーナイトはゆっくりとエーフィの頭を両手で包み込む。 その瞬間、エーフィは悟った。だがもう、どうすることもできない。 「あなたに、エッチになってもらわなきゃね」 「あっ……」 これは催眠術だ。 「嫌……」 このポケモンに抵抗できないことは、同じエスパータイプだからこそ、分かっていた。 「あ……ダメ……嫌……私は、皆のお姉ちゃんなのに……」 「そうそう。私はただの奴隷を作ってるんじゃないわ。性奴隷を作ってるの。評判いいのよ、私の組織」 視界が歪む。何も考えられなくなっていき、自分を失っていく。 「ただ催眠なんて何がきっかけで解けるか分からないの。だから普段は、調教を補助するときしか使わない。つまり、あなたの調教はまだ始まってないってわけ」 サーナイトの言葉など、もう聞き取れない。ただ、感じる……。胸の鼓動。体温の上昇。そして……身体の疼き。 「でもね、身体はいくらでも開発できるの。ふふ……楽しみ。催眠が解けた時、あなたの理性は身体が覚えてる快楽に抵抗できるかしら?」 感じる。私の秘所が……疼いて、タラタラと愛液を垂らしてる。自慰もしたことない、綺麗な、快感なんか知らない場所のはずなのに……。こんな、見ず知らずのポケモンの前で、だらしない姿を晒して……。あれ……? 「楽しみだわ。あなたを調教するの」 ……違う。私は、いっつも発情してた。イーブイの頃から。だから、毎日皆から隠れてこっそりオナニーしてたっけ。だって、まんこを触ってエッチな汁をプシャっと漏らすのが気持ちよかったから……。 「ふふ……そう。あなたはとっても変態なポケモンさんよ」 私は、エーフィに進化した。だって、尻尾が二股に分かれてるから、まんことお尻、両方をズポズポしてオナニーを楽しめるから。あはぁ……思い出しただけで、イっちゃいそう……。 「あら、遠慮しないで。気持ちよくなりなさい」 サーナイトが、エーフィの尻尾の先を優しく、秘所へと導いていく。見ると、今まで快楽を知らなかったはずの場所は肉がはみ出すほど真っ赤に熟れ、ダラダラととめどなく愛液を流し床を汚している。それは上の穴も同じで。今まで排泄にしか使われていなかったはずの穴も、何かを迎え入れるために臭い腸液を垂れ流していた。 そして……エーフィの尻尾の先が、グチュウゥと、二つの穴に滑り込んだ。 「んあぁぁぁ……!」 エーフィは身体をビクッとさせ、四肢の力が抜けたのかその場にへたり込む。その瞳は光を失い、粘度の高いヨダレを、舌をだらしなく垂らしながら。だが、自身の秘所を刺激する尻尾の動きだけは、少しも緩めず。 「ああっ……ん……。んっ! ああ! んあっ!」 喉の奥から鳴くような喘ぎ声が漏れている。 グチュゥ……ヌチュウゥ……。と、いやらしい音が部屋に響く。二股の尻尾はテラテラといやらしい粘液で濡れ、美しいその毛をボサボサにして、自身を犯し続ける。 エーフィの細く短い体毛は、空気の流れから敵の行動まで読み取れるほど敏感だ。だから、エーフィは自身の秘所が快感に震えに震えていることを尻尾を伝って感じ取っていた。だからこそ、快感が二重になって伝わる。深みに堕ちていく。快楽の幸せに。 「気持ちいいのね? エーフィ」 「ん……はぃ……んっ! とっても……気持ちいいぃ……っ!!」 ビクビクと震えながら、サーナイトに答えるエーフィ。 エーフィは思い出す。皆から隠れて、オナニーする日々を。もちろん、ブースターやグレイシア、サンダース、ニンフィアに犯されることを想像しながら。いつも、こっそり見てた。皆のおちんちんを……。あのおちんちんが、大きくなるとこを。 皆に、私のまんこを犯して欲しくて……。 そう……尻尾だけじゃ、物足りなくて……。 私のまんこも、お尻も、お口も……皆のおちんちんが欲しいの……。 「そう。あなたはオナニーが大好き。けど尻尾でオナニーしすぎて、自分じゃイけなくなっちゃったのよ。本当に変態ね」 「んん……そうなの……私、変態すぎてぇ……おちんちんがないと……」 エーフィは横たわりながら、緩慢な尻尾の動きで未だに自身の秘所を弄り続ける。だが、大量の愛液を吐き出すものの、絶頂に達する気配は一向にない。 「でも安心して。たくさんのおちんちんが、あなたを待ってるわ」 そう……そうだった。私はそのために……ここに来たんだ。たくさんのおちんちんで、エッチな身体にしてもらうために……。でも……なぜ? 「エーフィ。あなたは皆に教えてあげるんでしょ? 気持ちいいことを」 「そっか……そうだったわ……」 虚ろな目で、エーフィは四肢に力を込めてゆっくりと立ち上がった。 「そう。あなたにはその責任があるわ」 「うん。私は皆のお姉ちゃんだから、教えてあげないと」 エーフィはニュルンと、秘所から自身の尻尾を抜いた。そして、自分の出した体液でベトベトになった尻尾の先を、掃除するために躊躇いなく舐め、液体を飲み込む。 「交尾をすれば、気持ちよくなるんだよって」 恍惚な顔をして、エーフィは呟く。つい先ほどまで快感も知らなかった彼女の秘所が、またプシュッと愛液を吹き出した。弟たちの肉棒を想像して、早く飲み込みたいと蠢いたのだ。そこはまだ実際は汚れを知らず、綺麗なピンク色をしていたが……もはや犯されるためだけにあるかのように、グパグパと淫らに獲物を誘っていた。 サーナイトは一瞬で堕ちたこのエーフィを見てほくそ笑むと、扉を開け、外に待っていた大量のオスポケモンを誘うのだった。 #hr ***お姉ちゃんに甘えたいーー長男ブースター [#Bhvy4bz] (姉弟姦?) だだっ広い無機質な部屋。その中央で、ブースターとゾロアークが闘っていた。 「クソッ!!」 「もう終わりかい?」 「ま、まだだ……かえんほうしゃ!!」 だがその力の差は、火を見るより明らかだ。事実、最後の力を振り絞って放ったブースターの「かえんほうしゃ」はゾロアークの「シャドーボール」になすすべなく弾かれ、ブースターを襲った。もう、ブースターに立つ力は残されていない。 「バカじゃないの。弱いくせに、歯向かうんじゃないよ」 ゾロアークはしゃがみ込むと、その大きな両耳を掴んで無理やり、痛みに呻くブースターを引っ張り起こす。そして、首元に巻いたレンジャーの隊長の証であるスカーフに手をかけた。 「何が隊長さ。嘘つきめ」 「や、やめろぉ!!」 「やめさせてみなよ」 そういうと、ゾロアークは自身の凶悪な爪でビリビリにスカーフを破り捨てた。 「あ……あ……」 「……は? なんだい、お前。泣いてるのか? こんな何の意味もないものに」 情けなさ、惨めさが、ブースターの心を穿つ。下劣な調教師にバトルで負けるなんて。まさか、敵を前にして泣くなんて。だがあのスカーフは、彼にとって誇りそのものであり、唯一縋れるものだったのだ。 「おいおい、さっきまでの態度はどうしたんだい? 最強のお兄ちゃんなんだろう? アタシを倒して、家族を助けるんだろ」 く……そうだ。俺は、長男として……みんなを……。こんな、こんな悪魔どもに負けるわけには……。 「でも残念。もうチャンスは終わり。あんたの調教を始めるよ」 「っうあ!?」 腹部に鋭い痛み。傷ついた身体で何とか見ると、ゾロアークの手には注射器が握られていた。途端、ブースターを眠気が襲う。 「なに。ちょっとしたお薬さ。さあ、たっぷり楽しもうじゃないか」 そんな言葉を聞きながら、ブースターは眠りについた。 「ここは……?」 目が覚めると、ブースターは森にいた。あの、生まれ育った森だ。 「俺は……なにをしてたんだ?」 『お兄ちゃん!!』 突然の声に振り返ると、ニンフィアを含めた家族たち全員がいた。見ると、次女のブラッキーが、どこか見覚えのあるスカーフを首に巻いていた。 『引退おめでとう。お兄ちゃんの隊はワタシが責任を持って強くするから、安心してね』 そうだ……俺はニンフィアを調教師から無事助け出して……そして皆で森に戻ってきたんだ。それで、俺はレンジャーを引退することにしたんだっけ……。 「お疲れさん」 「あ、姉さん」 呼ばれて振り返ると、自分が唯一姉と呼ぶエーフィがいた。 「さあ、帰ろうじゃないか。アタシたちの家に」 そう言って、エーフィは優しく微笑みながら、顔を少し赤らめる。ブースターはその様子に首を傾げるが、すぐにあることを思い出した。 「そうか……俺たち、付き合い始めたんだった……」 気がつくと、夜になっていて、2匹は小さな洞穴の、ふかふかの藁のベッドの上に寝そべっていた。 「大変だったろう? 弱いくせに強がる振りはさ」 「うん……まあね。レンジャーで厳しくしごかれた日々を思い出すよ」 姉のどんな言葉も、ブースターには不思議と優しく聞こえる。だから、とても素直な気持ちなれて、居心地が良かった。彼は、自分の首元からなくなったレンジャーのスカーフを思い出し懐かしそうに眼を細める。 「でも俺は皆のお兄ちゃんだからさ。何が何でもニンフィアを見つけたかったし、何よりもレンジャーの隊員っていう誇りが俺を突き動かした。だから……隊長になれた時は嬉しかったな。俺は強い。だから、絶対に家族を元通りにできるって」 「でも、疲れただろう?」 「うん……まあね」 胸に渦巻く違和感に、ブースターは気がつかない。そう、口から出るのは確かに素直な気持ち。だが……見ているのは、ゾロアークの見せている幻。彼は気がつかない。そう、自分の心さえも、今は幻になっていることに。 「スカーフの重りがなくなってせいせいしただろう?」 「うん……でも、これからどうしよう? なにをして暮らせばいいんだろう?」 「決まってるさ」 突然、エーフィがすり寄ってきた。思わず、ブースターは身体を緊張させる。 「これからは、唯一のお姉ちゃんのアタシに縋って生きればいいのさ」 「え……?」 「任せな。ブースターの全てを受け止めてやるよ。例えば……こんなこともね」 不意に、エーフィの前脚が、いつの間にか勃起していたブースターの肉棒に触れた。 「あっ……ね、姉さん!?」 「ビビるなよ、アタシのこと好きなんだろ?」 「う……あぁ……姉さん、俺ーーひゃうっ!?」 「初々しいね」 「そ、そんな……俺、どうして……」 「何言ってるんだい。アタシたち、エッチしたいから付き合ったんじゃないか」 「あ、え……?」 「ほら、もっと見せな」 「あ、あうぅ……」 エーフィがゆっくりと、ブースターの肉棒を扱き始めた。ブースターはその刺激に身体を震わせ、恐れるように自身の怒張した肉棒とそれを扱くエーフィの前脚を眺めるが、抵抗はしない。受け入れなきゃダメだ、と意識の外から囁かれているような気がして。熱を持った自分のそれが、戸惑いながらも気持ちいいと震えているのが分かる。 だがらブースターは混乱する。なぜ、俺は姉さんと交尾しようとしている? 俺が好きなのは……。 「あんた童貞かい?」 肉棒を扱きながら、エーフィが言う。 「いや……」 「へえ、意外だね。誰とヤったんだい?」 そ、そんなこと……死んでも言えるわけがない……はずなのに。 「妹の……ブラッキーと。隊長になった日に……」 「へえ!? あんた、実の妹を犯したのかい!?」 「ち、違う! 犯したんじゃない……慰め合っただけだ……俺たちは」 そう。俺は隊長になっても、喜べなかったんだ。イーブイを見つける手がかりを、一つも見つけられなくて。そんな俺を、ブラッキーは優しく慰めてくれた。彼女だけが、俺の辛さを理解してくれた。だから……つい口づけをして……関係を持ってしまった。 「でも、あの日だけだ! 俺たちは決して……」 「なるほどね、とんだ変態野郎だったんだ、あんたは」 「ね、姉さん……」 「見なよ。妹を犯した話をしたからか、我慢汁がビショビショだね」 ずっと見ていた。自身の肉棒から溢れ出て、エーフィの前脚を汚しまくる我慢汁と、ニチャニチャといやらしい音を立てながら扱かれて悦びに震える己の姿を。 自分の肉棒が、姉に滅茶苦茶に弄られて、感じている変態な様を。 「安心しな。ブースター。アタシはそんなお前も愛してやるよ。なんてたって、アタシはあんたのお姉さんだからね」 ブースターは肉棒の刺激を感じながら、不思議な安心感に包まれていた。そう、俺はずっと苦悩していたんだ。ニンフィアを探すことにも……レンジャーの生活にも……ブラッキーとの関係にも……。だけど、もういい。姉さんに甘えていいんだ。そうすれば、全部忘れてもいいんだ……。 「姉さん……」 呼吸が荒く、身体に熱がこもっている。いつも以上に。頭にかかった靄が、更に濃く。 「俺、甘えてもいいの……?」 「お姉ちゃんって呼びな。それに『俺』なんて……これからは『僕』って自分のことを呼ぶんだ。アタシの可愛い弟ならね」 「うん、僕、分かったよ……お姉ちゃん……」 身体を堕としていく、心地いい刺激。渦巻く、快楽への欲望。 「お姉ちゃん……」 「なんだい?」 「その……僕のチンチン、もっと気持ちよくして欲しいの……」 でも、自分は許される。だって、お姉ちゃんの可愛い弟だから……。 「いいよ。でも、どうして欲しんだい?」 「えと……交尾、したいの……」 「具体的に言いな? いいんだよ。アタシはエッチな弟が大好きだからね」 その言葉に、自分の尻尾が揺れたのが分かった。 「お、お姉ちゃんのまんこに、僕のチンチン挿入れたいの!」 「はい、よく言えました。えらいね。今度からそういう風におねだりするんだよ」 「えへへ……」 エーフィは前脚に付着した我慢汁をペロッと一舐めしてから、仰向けに寝転がって秘所をブースターにさらけ出した。その秘所はすでに愛液で濡れており、犯されることを望んでいる。共にさらけ出している尻穴も含め、少し赤黒く変色したそれらは長年使い込まれていることが容易に想像できた。 その淫乱な様相が、ブースターの情欲を更に誘った。もはやブースターは、姉という甘えられる存在に、自身のとめどなく溢れてくる肉欲を吐き出すことしか頭にない。 「さあ、おいでブースター」 「うん!」 ブースターはその身体にのしかかると、遠慮なく、いきり勃った肉棒をエーフィに突き刺した。 「くっ……はぁ……すごい、お姉ちゃんの中……」 「ん……そうだろ?」 突き刺した途端に腰を抜かしかけるほどの、甘美な刺激が肉棒を包み込んだ。トプッと、射精かと見紛うほどの先走りをエーフィの秘所に注ぎ込んでしまう。そして……。 「ふあっ!」 グパァッと、肉棒を絞るような肉壁の動き。動かずとも、達してしまいそうだ。 「あっ……あっ……僕、挿入れちゃった……お姉ちゃんのまんこに、チンチン……」 「ん……ふふ、火傷しそうなほど熱くて堪んないよ。ほら、腰動かしな」 「や……無理だよぉ……気持ちよすぎて……」 だが……。 グチュ……グチュ……。 「あっ……そんな……やあっ! 嘘! あっ……んあぁ!!」 「ああ……いいじゃないか。気持ちいいよ、ブースター」 勝手に身体が動き出し、腰が抜けそうで脚がガクガクだというのに、ブースターは激しく腰を振り出した。 ジュプ……! ジュプ、ジュプ!! 「ああああ!! そんな……無理ぃぃぃ!! どうして……どうしてぇ!」 頭が真っ白になるほどの快楽。涙もヨダレも撒き散らしながら。ブースターの我慢汁とエーフィの愛液を膣内で肉棒でグチャグチャにかき混ぜて。身体が勝手に貪る。今までの全てを失わせるほどの快楽という、幸せを。 「んああああ!!」 「ん……すごいね。こんな気持ちいいモノを持ってるやつはそういない……ん、ああっ! くう……いいとこ突くじゃないか!! あっ……んっ……こりゃ、ヤバいかも……ね!」 ジュップ、ジュップ、ジュップ、ジュップ!! 2匹の股の毛皮は、もはや互いの体液で濡れに濡れ、打ち合うたびに粘着質な音を激しく轟かせる。ブースターは腰を密着させながらもエーフィの胸に顔を埋め、自分の意思ではない快楽を呻きながら享受するしかなかった。 「あっ、あっ、あっ、気持ちいい……頭がおかしくなるうぅぅ!」 今までにないほど怒張した肉棒が、メスを犯す悦びに打ち震え、その快楽を脳に送り込んでくる。 だが、ここでブースターは違和感を覚える。 ほぼ同じ身体のサイズの僕たちが交尾してるのに、なんで僕はお姉ちゃんのフカフカの胸に顔を埋められるんだ……? 「んああ! もうダメぇ!」 次の瞬間、目の前のエーフィが掻き消えた。そして現れたのは……。 「ゾ、ゾロアーク!?」 「んはぁ……! あんたのモノ、エロすぎ……幻術が解けちゃったじゃないか」 頭の靄が晴れ、ブースターは今まで見ていたものがゾロアークが見せていた幻だと悟った。そう、自分は……幻術で惑わされ、ゾロアークと交尾していたのだ。だが……全てが遅すぎた。 「やっ……どうして……! んんっ……とまらないっ! やっ……んああっ!!」 止まらない快楽。憎いはずの敵を押し倒して、腰を振り続ける自分の身体。目の前のメスを孕ませようと怒張し続ける肉棒。快感。快感。快感。快感……。 「ふふ……ほんとに、とんだ変態だね。憎い敵を犯して、こんなに興奮して」 「やだぁ……やだああぁぁ……」 言動とは裏腹に、カクカクと品のない野良ポケモンのように腰を振り続けるブースター。 惨めな自分の姿に溢れてくる悲痛な涙。レンジャーの誇りを踏みにじられた彼には、もはや縋れるものがなく、心を幼くして身を守る以外なかった。 「辛いか? ブースター。現実を忘れたいか?」 ブースターは、辛くて、悲しくて、怖くて、頷いてしまう。 「じゃあ、目を閉じるんだ」 腰を振り続けながらも、言われた通りに、目を閉じる。 「さあ、次目を開けた時……お前は誰と交尾してる?」 ブースターはゆっくりと目を開けた。そして……今まさに交尾している相手、ゾロアークを見て、目を輝かせた。 「お姉ちゃん……!!」 「ふふ……そうさ。ブースター、気持ちいいかい?」 再度の幻術。しかし今度は、もっとシンプルに。ただ、淫乱に。 再び、ブースターはゾロアークの胸に顔を埋め、一心不乱に腰を振りだす。今度は、自分の意思で。 「うん、気持ちいい……大好き、お姉ちゃん!」 「……アタシもだよ」 ゾロアークは、自身を犯す肉棒が一際大きく震えるのを感じ取った。 「イきたいかい? ブースター」 「うん……出したい! お姉ちゃんのまんこに、射精したい!」 「じゃあ、誓うんだ。あんたはこれから一生、お姉ちゃんのモノだってね」 「うん! 僕、一生、お姉ちゃんのモノになる!」 「……いい子だね。ほら、イきな」 「あっ……あっ……イくぅ! イくううぅぅ!!」 次の瞬間、ブースターは射精した。ついに。敵であるはずのゾロアークの膣の中で。とても、心地がいい快楽に包まれ。 「く……熱い……」 「あっ……あっ……お姉ちゃん……大好き……」 止まらない欲望を、大好きな存在にぶつける。 トク、トク、と射精が続く。薬のせいで、大量の精子がゾロアークに注ぎ込まれ、ブースターは未だ終わることない快楽に浸っていた。そんな中、ふと、ゾロアークが彼を抱きしめて、術中の彼には届かない声で呟く。 「ブースター、アタシ、本当にあんたに惚れちゃいそうだよ。可愛くて堪んない。あんたが本当の、アタシの弟だったらよかったのに……。なあーー」 その時ーー。 ガチャ、と。部屋の扉が開いた。 入ってきたのは、サーナイト、そしてゾロアだった。 彼らはだだっ広い空間で、淫らな交尾を繰り広げていた彼らに近づいてくる。 「……丁度終わったところかしら?」 サーナイトが口を開く。 「はい。ほら、ブースター。抜きな」 「うん……お姉ちゃん」 ブースターはズリュンと、肉棒を膣から引き抜く。が、そのモノは未だ雄々しく勃起しており、まだ精を吐き出し足りないことを恥ずかしげもなく主張していた。彼はふと、ゾロアークとゾロアとサーナイトを順番に見回すと、にへらと嬉しそうに笑い、肉棒から我慢汁を垂らしながら言った。 「へへ……お姉ちゃんがいっぱいいるぅ……」 「……あなたの仕事は終わったようね。ちゃんと甘えん坊な性格になってるわ」 「はい、いつも通り姉の存在を利用しました。あとは……ご主人様の役目です」 「ご苦労だぞ!」 ふと、テクテクとサーナイトの隣にいたゾロアが、ゾロアークの方に近づいてくる。咄嗟に、ゾロアークはブースターに注がれた秘所を隠す。だが……。 「おい、見せろよ」 そう言われて、ゾロアークは恥ずかしそうに股を開いた。 「へえ……随分とオイラのじゃないチンポでよがり狂ったみたいじゃないか」 「ち、違いますご主人様!」 「いいか? 本当の弟はオイラだけなんだぞ。こりゃ、今夜はお仕置きだな!」 「そんなぁ……」 「ほら、早く部屋に戻ってろ! オイラも今からブースターを調教するんだから!」 そう言われて、ゾロアークはトボトボと股から精液を滴らせながら部屋を出ていった。 「相変わらず、実の姉なのに容赦ないわね、ゾロア」 「何言ってるんだ。姉ちゃんはオイラの性奴隷なんだから当たり前だぞ! おい、ブースター!」 呼ばれて、ブースターがキョトンとゾロアに向く。するとゾロアは、自身のすでにいきり勃った肉棒を誇示するように、ブースターに近づけた。 「あれ……お姉ちゃんにチンチンがある……?」 「へへ……幻術を解く前にしっかりと開発してやるぞ。おいお前、随分と立派なチンポ持ってるけどな、お姉ちゃんをもっと悦ばせたかったら、ケツマンコも使えないとダメだぞ」 首を傾げるブースターを無視して、ゾロアがサーナイトに言う。 「さて、ヤるぞ! オイラにケツマンコ掘られて、立派なメスにもしてやるぞ」 「ふふ……頼もしいわね。幻術使いの調教師、ゾロアさん」 「よし、ブースター。仰向けになってケツマンコ見せてみろ」 ブースターは理解した。また、姉と交尾ができるのだと。次は、どんな気持ちいいことをしてもらえるのだろう。 だから彼は、嬉しそうに尻尾を振りながら仰向けになる。もう縮まることがないであろう肉棒をさらして。 彼の調教は続く。そのフワフワの朱色の毛皮が、精液や愛液で汚れくすみ、色を失おうとも。やがて幻術が解かれた時、ブースターは誰彼構わず甘え、快楽をねだることが何よりも幸せなポケモンに堕ちた。 元より、彼の心は無理をしてボロボロだったのだろう。 ブースターの調教は、いとも容易く行われた。 #hr ***ベトベトに溶けてーー三女シャワーズ [#1HJ40yr] (薬漬け、軽vore) そのポケモンは、生まれた頃より調教師だった。 そのポケモンは、本来はヘドロから発生するように生まれるが、彼が生まれたのは、誰かの精液や愛液と廃棄された薬品が混ざり合った臭い液体の中。 そのポケモンは、ポケモンの心や身体を狂わせる不可思議なヘドロの身体を持ち、精液や愛液を文字通りに貪り食う。 そのポケモンは、今までたくさんのポケモンを壊してきた。 「嫌だ……ボクに近づかないで……」 実はシャワーズは、どこか飄々とした性格からは想像もできないが、家族で一番強く、また心も強かった。危なっかしくて実は弱虫のグレイシアの旅をいつもサポートしていたおかげだ。だから昨日は、襲いかかってきた調教師を軽く伸すと、取り押さえるためにやってきた雑魚どもも蹴散らした。惜しくも脱出は叶わなかったが。 だがそのせいで……恐ろしい調教師が充てがわれることになるとは予想できなかった。大人しく初日に、調教された振りでもしていればよかったのだ……。 2日目の今日、やってきたのは……ヌメルゴン、ガブリアス、カイリュー、そして……赤みがかった透明の液体でできたベトベターだった。シャワーズは瞬時に見切った。この3匹は、正気じゃない。そしてその原因はおそらく……あのベトベター。よし、攻撃をーー。 そう思った時には、シャワーズはガブリアスの「とっしん」を受けていた。一撃で、身体が動かなくなった。そして四肢を羽交い締めにされ、今に至る。 調教部屋の硬い床に仰向けに座る形で拘束されているシャワーズ。そんな彼女に、ゆっくりとヘドロポケモンは近づいてきた。 「うっ……」 その匂いに、シャワーズは思わず顔をしかめる。ただのヘドロではない、だが吐きそうな匂いだった。 「お嬢さん」 ベトベターが口を開いた。異様な匂いが強まる。 「こいつらはワシのお気に入りでなぁ。皆強力な『あなをほる』を使えるんやで」 「……は?」 「見せてみい」 突然、ずりゅん、と生々しい音を立てて真横から何かが飛び出してくる。それは……シャワーズを拘束しているガブリアスの肉棒であった。それは、あまりにも太く、大きい。シャワーズの胴体の半分を占めるほどに。気がつけば、彼女を取り囲むヌメルゴンとカイリューも、同じ大きさの肉棒をスリットから飛び出させ勃起していた。 「い、嫌……」 初めて見る、オスの性器。しかも生き物のように脈動し、赤黒く、グロテスクで、目に染みるほど生臭い。もしあんなので犯されたら……間違いなく死ぬ。 「お、おじさん、嘘だよね……? ボ、ボクのことは助けた方が身のためだよ? そしたら、おじさんのことだけは見逃してあげるから……」 そう言いつつ、シャワーズはこの世のどんな悪者よりも、このベトベターを殺した方がいいと確信していた。だがもちろん、そんな言葉を真に受ける者はこの空間にはいない。自分が絶体絶命なことは、シャワーズも十分理解していた。 不意に、ベトベターがそのドロドロの両手を、シャワーズの秘所に伸ばす。 「あ……い、嫌!! やめて!! んっ……」 おもむろに、ベトベターは彼女の秘所をクパッと広げる。 彼女は身体を震わせ、誰にも見せたことのない恥ずかしい場所を見られる羞恥に、その水の身体を赤面させた。 水色のスリットの中に、綺麗なピンク色をして隠されていた、まだ快楽を知らないそれ。 「ふむ……処女か。穴はスリットになっていて、両方の穴が一緒になってるんだな。小さいが問題ない、拡張できる」 「……バカ。変態」 「ははは……いいな。生意気な子は好きや。しかもボクっ娘とは。満点。想像してみい? すぐにお前は、こいつらのチンポを欲しがり、奉仕するようになる。悦んでな。まあ、挿入れるのは無理やろうけど。それは他のやつを連れてくるわ」 「そうなる前に……舌を噛んで死んでやる」 「大丈夫や。その前に心が死ぬ」 そのベトベターの笑みに、悪寒がした。本当に、自殺した方が……そう思った瞬間、ガブリアスがシャワーズの口をこじ開け、その爪で舌を噛みきれないように制した。……シャワーズの逃げ場がなくなった。 「さて、まずは2時間漬けからや」 そう言うと、ベトベターは仰向けのシャワーズに、なんとゆっくり伸し掛かってきた。 「んんん!! んやああああ!!」 どんなに叫んでも、それは抵抗にならない。シャワーズは身体を覆い始める、臭くて汚い赤いヘドロに恐怖し、涙した。そのベトベターの身体は冷たく、ヌルヌルしていて、ただ不気味だった。やがて、顔を残して身体が赤い透明の粘液に覆い尽くされる。ガブリアスの拘束は、口以外解かれていた。今拘束しているのはただの液体の塊……のはずなのに、微塵も身体が動かせない。 「はあ……はあ……」 暴れまわりたくても、できない。このまま時間が経つことへの焦燥感。恐怖。混乱。そして……徐々に体に起き始める、異変。 「ん……」 なんなんだよ、これ……身体が熱い……。 「さて、初めての快楽はどうかな?」 上に乗るベトベターが笑う。 ーー2時間後。 「んああああああああああああ!!!!!!」 シャワーズは動けないヘドロの中で身体を仰け反らせて、果てた。もう口縄はとっくに無くされていて、彼女は思いっきり喘ぐ。 「んん、10回目の絶頂おめでとなぁ。やっぱり初々しいメスの潮は美味いわぁ」 そう言うと、ベトベターはズルズルとシャワーズの身体から退いた。彼女は息も絶え絶えになっている。 「ぜえ……ぜえ……」 「うんうん、とっても綺麗なおまんこになった。いい感じに媚びとる」 ヘドロから解放されたシャワーズの身体は、2時間前と大きく異なっていた。その水色のつるぷにの胴体では、さっきまで目立たなかった複乳の乳首がピンと勃ち、同じように目立たなかったスリットは少しめくれ上り、綺麗なピンク色のヒダを少し覗かせている。そしてーー。 「あっ……あああああ!!!!」 「……11回目。どや、おまんこが疼いて仕方ないやろ?」 「はあ……やぁ……そんなの……」 彼女の秘所はビショビショに濡れ、疼きが治らなくなっていた。犯されたことも、ましてや自慰をしたこともないのに。切なくて、堪らない。なにかで……なにかでグチャグチャに掻き回したい……。そんな彼女の元に、相変わらずの巨根を勃起させたポケモンたちが近づいてくる。 「もう、分かるやろ? こいつらのチンポ挿入れたら、どんなに気持ちいいやろうなぁ」 「ふ……ふざけないで。そんなの、欲しいわけな……い」 逃げようと、シャワーズはガクガクと震えながら立ち上がった。 だが……目の前の肉棒から、シャワーズが目が離せなくなっていた。汚らわしいモノのはずなのに……とても魅力的で……いえ、違う! 彼女は必死に首を振る。あれは、おぞましくて……気持ちよさそうな……。ち、違う……。臭くて……いい匂いで……不味そうで……美味しそうで……。 「嫌……なんで……どうして……?」 勝手に期待している身体が、秘所が、まるで媚びるかのように恥ずかしい姿を晒し続ける。 「ほらほら……チンポがお前を気持ちよくしたいって言ってるぞぉ」 ふと、カイリューの肉棒が近づいてくる。シャワーズは……離れない。やがて、それが鼻先まで近づいた。シャワーズの胸が高鳴る。今にも、自分を犯したくて震えているチンポを見て……。いやらしい匂いが、鼻をくすぐる。そして……シャワーズは秘所から、プシッと愛液を漏らした。 シャワーズはペロッと、舌を出した。 次の瞬間ーー。 「ぎゃう!!」 「……ほお。性根の強い娘やな」 カイリューの悲鳴が上がる。シャワーズがカイリューのそれに噛み付いたのだ。生臭い苦味が口に広がり、シャワーズは急いで唾を吐き出す。が、その油断が命取り。シャワーズは激昂したカイリューの「たたきつける」をもろに受け、気を失ってしまった。 「あらあら、こりゃ休ませんと。こりゃ今日の調教はおしまいかな。……ん?」 シャワーズに近づいたベトベターが、ふとあることに気がつく。 「こいつ……身体がくすんでないか?」 そう。さっきまでは綺麗な水色をしていたシャワーズの身体が、若干紫色を帯びているのだ。そして、ベトベターは思い出す。シャワーズは「細胞分子が水の分子によく似ている」ことを。 「つまりこいつは……ワシの身体そのもの取り込んだっちゅうわけか。こいつは……面白いで」 ベトベターの調教は、基本、身体の薬品を使った薬漬けである。それゆえに奴隷を快楽狂いにしすぎて死なしてしまうことが多い。だが、もし奴隷の身体そのものを彼と同じ身体にできたら……。同じように、常に薬が身体を巡り、精液な愛液を摂取することでしか生きられない身体になれば……。 「……世界一の淫乱奴隷の完成やでぇ」 ベトベターはゆっくりと、気絶しているシャワーズに近づいていく。 「ワシわなぁ、虚しいんや。こんな身体なのに、ワシ自身は誰とも気持ちよく交尾ができへん……」 そして、今度は覆い被さるのではなく、その大きな口でシャワーズを丸呑みにしていく。 「お前と溶け合うことができるなら……ワシは死んでもいいなぁ」 シャワーズの口から、秘所から、肛門から、ベトベターのヘドロが入り込んでいく。ヘドロに……溺れていく。だが、彼女が目覚めることはない。ふと、ほんの少しだけ、彼女の身体が、気持ちよさそうにピクリと震えた。 翌日、目が覚めると誰もいなかった。 「あいつらは……」 刹那、ドクン、と彼女の身体を衝撃が走る。そして、股間から広がる、立っていられないほどの、我慢できないほどの、疼き。 「あ……え……? な、なにこれ……」 思わずへたり込んだ彼女の目に映ったのは、紫色に変色した自身の身体だった。そう、まるで本物のベトベターのように。だが、シャワーズの身体自体はそのまま。けど……。 「あっ……んあっ……ふああぁ!!」 疼く秘所。見れば、そこはスリットからビラビラのヒダが顔を覗かせ、かつ、グパグパと勝手に愛液を撒き散らしながら蠢く。色も赤黒くくすみ、まるで長年使い込んできたみたいになっていた。尻穴も同様、乳首も敏感になっているのが、触らなくても分かる。 「嫌……なんなの……これ……」 変わり果てた、自分の肉体。だがシャワーズは、この淫乱な身体に、ふと見惚れてしまう。胸を高鳴らせてしまう。そして……自然と秘所へ、前脚を伸ばしてしまう。 「ダメ……ダメだよ、シャワーズ。触ったら、もう、ボクは……堕ちちゃう」 全て、分かっていた。でも、止められる心はすでに、死んでいた。 その、刺激を待ち望んでいた秘所を、その前脚が抉った。 「ガオオ!!」 「ああああああ!!!! 気持ちいい!! 気持ちいいよおお!!」 数時間後、ベトベターのお気に入りの例の3匹が部屋にやってきた。だが、ベトベターはいない。 3匹は目を丸くする。そこには、昨日のシャワーズはもういなかった。一体どれほどの時間、オナニーしていたのか。部屋はシャワーズの吹いた潮でびしょ濡れ。匂いも強烈だったが、むしろ彼らには心地いい。 「グルル……」 「……え?」 身体を折り曲げ、夢中になって秘所を触ったり舐めたりしていたシャワーズは、突然やってきた大きな3本の肉棒にゴクリと生唾を飲んだ。 「あ……あ……」 「ガオ」 「チンポ……ああ……チンポだぁ……」 シャワーズは目を潤ませながら、彼らに従う。彼らがご主人様だと、身体が言っているのだ。 「おねだり……しなきゃ」 すると、シャワーズは躊躇うことなく、ガブリアスに向かって四つん這いになって、尻を向け、その魚の尾ひれのような太い尻尾を持ち上げた。すると、犯されるのを今か今かと待ち望む、最高に淫乱な秘所が露わになった。彼女は誘うように、フリフリと可愛らしくお尻を振った。 「ガウッ!!」 ズチュウウウウウ!! 「ああああああん!!!!」 その誘いに乗ったガブリアスは、遠慮なく、シャワーズの腰を掴み、奥深くまでいきり勃った肉棒を挿入した。その衝撃で、シャワーズは達してしまうが、すぐにまだ足りないと自ら腰を振りだす。 処女喪失にも関わらず。肉棒に犯される感覚は、どんな幸せにも代えがたいものだった。 「んんんん!! もっとおおおお!! もっと激しくしてええええ!!」 ズパン!! ズパン!! ズパン!! まるで化け物のような巨根に突かれても、彼女の秘所はそれを悠々と飲み込んでしまうどころか、物足りなささえ感じていた。逆に、ガブリアスは感じたことのない快感に気を失いそうだった。それもそのはず、作り変えられたシャワーズの身体に流れる媚薬や催淫薬がおかしな身体を更におかしくしているのだ。 そして……。 「ガウウウ!!!!」 「んあああああ!!! 熱い!! 熱くて気持ちいい!! せーし!! あああん!!」 ビュルルルルルルル!!!! と、ガブリアスから大量の種子が放たれた。それを、彼女の身体は余すところなく飲み込んでいく。身体に、溶かしていく。 ズリュン……! 「ああん」 肩で息をしながら、ガブリアスはシャワーズから巨根を引き抜いた。バックリと空いた彼女の秘所から、ボタタっと精液が零れ落ちる。 「んん……まだ足りないよお」 そう言うと、今度はシャワーズはヌメルゴンの肉棒に近づき、後脚で立ち上がり、前脚をその肉棒にかけて、口を大きく開けてしゃぶり始めた。 「グルルルル……」 予想以上のフェラの上手さに、ヌメルゴンが唸る。 「ん……じゅるる……」 異常な、それこそヌメルゴンの体液よりもネバネバした彼女の唾液が、地面に溢れていく。もちろん、そのヨダレも媚薬、催淫薬が溶け込んだものだ。 「んひゅ……美味しいなぁ……チンポ……」 グポ……グポ……、と初めてのフェラであるのに、シャワーズはヌメルゴンを確実に追い詰めていく。 そう。彼女はもはや、ベトベターと同じように。精液や愛液、そんないやらしい体液を貪り食うことに特化した身体になってしまった。下の穴も、上の穴も、全身が、相手を気持ちよくするためだけに機能する。なぜなら……。 「ん……ちゅぱ……」 「グオン!」 「ん……一滴残らず、ちょうだいね……」 「グオオン!!」 ビュルルルルルルルルルルル!!!! 「ん……ごく、ごく、ごく、ごく……」 シャワーズは、そうすることでしか生きられない身体になってしまったから。でも……。 「はああぁぁぁ……せーし美味しいなぁ……」 それの何が不便だと言うのだろう? 「んん……またおまんこ、疼いてきちゃった……。ねえ? 君のチンポ、ボクにちょうだい?」 「ガルルルル!」 「昨日は噛んじゃってごめんね……その代わり、いっぱい、いっぱい気持ちよくするから!」 シャワーズはカイリューに押し倒される。彼女は目の前の肉棒をペロッと舐めると、ちょっと恥ずかしそうに股を開いた。シャワーズの胸は高鳴る。この肉棒から溢れ出てくるであろう、熱い熱い、大量の精液を期待して。 誰も、ベトベターの存在を覚えていない。調教部屋の扉は無警戒に開け放たれている。 次の瞬間、シャワーズの最高に気持ちよさそうな嬌声が、廊下に鳴り響いた。 この野獣たちの淫乱な宴は、外に生臭い精液が漏れ出すまで、激しく続いたのだった。 #hr ***服従の心ーー三男サンダース [#z67RSuV] (♂×♂) 「君が逃げる手助けをするよ、サンダース」 彼を調教するためにやってきたそのポケモン、ケルディオはそう言った。サンダースは彼のことを信用した。その目は確かに、嘘をついていなかったから……。 真っ白な無機質な部屋で目覚めたサンダースは、目の前に見知らぬポケモンがいることに驚き、飛び起きた。 「おはよう、元気そうでよかった」 自分より一回りは体格の大きい蹄を持った四つ足のポケモン。水色の尻尾に、赤色の鬣に、額のツノ……若さを感じる純朴そうな大きな瞳。一見では、自分を捕まえた悪い奴にはとても見えない……。 「……あなたは?」 この部屋は中から開けられないようになっているみたいだ。もしかしたら彼も……捕まったのかもしれない。 「ボクはケルディオ。君は……サンダース、だよね?」 「あ、ああ」 ケルディオは一定の距離をとって、慎重に、言葉を選ぶように口を開く。 「まず、ボクは君の味方だ。それだけははっきりしておく。君が逃げる手助けをするよ、サンダース」 サンダースはキョトンとする。 「ボクはこの組織の一員、だけど、裏切り者。スパイなんだ」 ケルディオは、今彼が置かれた状況を包み隠さず、サンダースに教えた。 この組織は、捕まえたポケモンを性奴隷へと調教する裏の組織。ボスのサーナイトを筆頭に暗躍している。何か、お金ではない目的があるらしいが……知っているポケモンはいない。ケルディオは調教師で、サンダースを調教しに来たことになっている。 「皆は……無事なのか? リーフィアは!? リーフィアは無事に逃げられたのか!?」 「君以外にも捕まったのかい? 残念だけど……その情報は手に入れられないんだ」 「そんな……」 「けど、調教はそんな早く進まない。まだ全員無事のはずだよ」 結局、リーフィアのことは分からない。でもあの光景……他の家族は捕まってしまったはずだ。その事実が心に重くのしかかる。 「サンダース、ボクはね……この組織を潰したいんだ。そのために、君は逃げて、助けを呼んで来る必要がある。逆に、君の家族を助ける方法はそれしかない。協力してくれるね?」 その問いに選択肢はない。決まってる。皆を助けるんだ。 「何でもする。家族を助けるためなら」 「頼もしい限りだよ」 ケルディオは彼らが捕まった理由を知らなかった。ニンフィアの存在も。彼ら調教師は、余計なことを教えられないし、また他の調教師とも滅多に接点を持たない。 「なるほど……行方不明だった家族が……ね」 「信じられないけど……」 「調教師はねーー」ふと、ケルディオは瞳に暗い影を落として語り出す。「大概、調教された過去を持つポケモンがなるんだ。調教されたけど、奴隷には向いてなかったポケモンがね。かく言うボクも……ある日捕まって調教されたんだ」 驚きの顔を向けるサンダースに、ケルディオは自嘲気味に笑った。 「けどボクは自分を見失わなかった。抵抗し続けた。殺される寸前までね。その時、サーナイトがボクを買った。珍しい例だから、って。殺したいほど、調教師を憎んでることを知らずにね。ボクは生き残るために調教師を引き受けた。それからずっとチャンスを待ってたんだ……。もしかしたら、ニンフィアは自分を失っているのかも。けど、大丈夫。元に戻す希望はある」 そして、その正義感に満ちた瞳を、サンダースに向けた。 「明日、逃げ出そう。君はしっかり休んでて」 「……ああ、分かった。よろしくな、ケルディオ」 ケルディオが部屋を去って数時間……サンダースは気が気ではなかったが、仮眠を取ることにした。明日逃げ出すなら、体力の温存は大事だ。それにしても……不思議なポケモンだ、ケルディオ。あんなに調教師を憎んでるのに……調教師のフリをするなんて。口ぶりからすると、最近組織に潜入したわけじゃなさそうだ。 となると、一体今までの「調教」の仕事はどう誤魔化していたんだ……? と、突然、調教部屋の扉が開く。入って来たのはケルディオだった。サンダースは驚いて起きると、目を丸くして尋ねる。 「ケルディオ? どうしたんだ?」 「やあ、サンダース。今日の調教の時間だよ」 「……え?」 目の前に現れたケルディオ。彼は先ほどのポケモンと同一個体であるはずなのに……なぜか、声も、雰囲気も、ガラッと変わっていた。そして、サンダースは気がつく。彼の股の間に生えた、太く、長い肉棒に。 その瞬間、ゾクリとした何かが、サンダースの背筋を電気のように流れる。それは……悪寒ではなく、何か……快感のような……。 「ケ、ケルディオ?」 「違う。ご主人様、でしょ」 「あ、も……申し訳ございません……」 ……なんだ、この感じ……。 彼の登場に、心がどんどん萎縮していくのが分かる。でんきタイプの技を放ち、攻撃することなんかいつでもできるはずなのに……電気を溜めることができない。怖くて……サンダースは後ずさる。が、徐々にそれさえもしてはいけないような気になってきて、彼はゆっくりと近づいてくるケルディオをその場で待つことしか出来なくなっていく。 そして……ケルディオはサンダースの背後にゆっくりと回ると、唐突に尻穴を舐めた。 「ひゃんっ!」 「ふふ……すっかり仕上がったね。ケツマンコ、ぷっくり膨らんで可愛いよ」 「な、なに……これ? どうして……?」 ピチャ……ピチャ……。 「あ……あうぅ……」 尻穴に舌を突っ込まれる、異常な行為。なのに……サンダースは感じている自分に戸惑う。されるがまま、抵抗しない自分がいる。 そして……彼の肉棒はそそり勃つ。 なんで……こんなのオレの身体じゃない……。 でも、身体ははっきりと知っている。この甘美な舌遣い。あの、ケルディオの雄々しい肉棒に犯される刺激を。 ケルディオはサンダースの尻穴を解し終えると、優しく問いかけた。 「さて、サンダース。復習だよ。君は何者かな?」 「オ、オレは……」自然と、言わなければならない言葉が出てくる。「オレは、変態ポケモンです……」 「どんな?」 「い、妹のリーフィアのエッチな姿を想像してオナニーするような、変態です……」 思い出す。ケルディオに、妹のリーフィアを好きであることがバレた日のこと。 ふと、ケルディオは蹄を使って……サンダースの股間を弄り出す。 「ふ〜ん。じゃあ、リーフィアと交尾したいんだ?」 「あ……ん……はい、交尾したい……チンポをリーフィアのまんこに突っ込んで滅茶苦茶に犯したい……です」 違う……そうじゃない。けど、ダメなんだ。言わなきゃならない。言って認めなきゃならない。ご主人様の前では……。 「へえ。でもね、リーフィアは今、性奴隷になるための勉強中なんだ。だからリーフィアと交尾するためには、サンダースも立派な性奴隷にならなきゃね」 「は、はい! オレ、立派な性奴隷になりたいです!」 「じゃあ、今日は何しようか?」 「その……今日も、オレのケツマンコ、ご主人様のデカチンポで開発して欲しいです!」 リーフィアも捕らえられている事実。そんなことよりも、彼女も今、同じように調教を受けているという事実が彼を興奮させる。 いつの間にか息を荒くし、とろんとした目になってヨダレを垂らしていたサンダースは、意気揚々と仰向けになって自身のいやらしい姿をケルディオに見せつける。犯されることを期待し勃起した彼のピンク色の肉棒がぷるんと揺れ、先走りを滴らせ、電気の毛皮に染み込んでいく。 「ご主人様のデカチンポでグチュグチュ犯してください!」 そうして、サンダースは仰向けになりながらも尻を上げ、そして前脚で自身の尻穴をグパァっと広げた。それはまるで発情したメスの性器のように腸液を垂れ流し、生唾を飲み込むようにグパグパと蠢いている。異質に拡張されたそれからは、もうすでに何十回とそこが性器として扱われたことを物語っていた。 目をハートマークにしたサンダースは、犯されるのを今か今かと待っている。 そんな彼を見て、ケルディオはほくそ笑む。 「ふふふ……君ももう、完成だね。とっても淫乱な名器に仕上がった。よし。明日、ボクの相棒に君を見せてあげようかな」 そして、ケルディオはサンダースに言う。 「ご主人様の命令だよ。君はもう、自分を偽るのは終わり。明日からは、本当の自分で生きるんだ。死ぬまでね」 「はい……ご主人様……」 「いい子だね」 ケルディオは優しくそう言うと、サンダースに覆い被さり、そして一気に、その肉棒をサンダースの尻穴に突き刺した。 ケルディオは調教されても、自分を失わなかったと語った。それは事実ではある。なぜならそれは……調教を受けたことのない人格だったからだ。 ケルディオは調教を受けるに従って、自分を守るために別の人格を作り出していった。調教を受け入れるためだけの人格だ。やがてその人格は、狂気を孕み、奴隷として行き過ぎる危険性を持った。サーナイトが目をつけたのは、こっちの方のケルディオだった。そして……サーナイトの手によって、彼の本当の人格は主導権を失い、記憶さえも操作されるようになった。 実はサンダースとケルディオは、もう何度も「初めまして」を繰り返している。サンダースはケルディオに「肉棒を見れば今までの調教を思い出す」ように命令され、ケルディオはケルディオで、この悪趣味な三文芝居に無理やり付き合わされていたのだ。 そして調教師ケルディオは、調教をいつも同じやり方で締めくくっていた。それは……。 調教した性奴隷に、強姦されること。ケルディオは、自分のもう一つの純粋無垢な人格が、性に悶え苦しむ様を見ることが何よりも大好きだった。 ーー翌朝。 本当の人格のケルディオが、勢いよくサンダースの待つ調教部屋の扉を開ける。 「サンダース、お待たせ! 準備ができた、さあ逃げ……」 だが、はたとケルディオの脚が止まる。あまりに生臭い、精液の匂いに。そして目の前には……精液に塗れた姿のサンダースが、股をおっ広げて、身体を曲げて自身の勃起した肉棒を美味しそうに舐めていた。ふと、サンダースはケルディオの姿に気がつき、肉棒を口から離す。 「あ……ご主人様ぁ……」 「そ、そんな……サンダース……君もなの?」 サンダースは嬉しそうに立ち上がる。すると、尻穴から誰かに注がれた大量の精液が零れ出し、その快感にサンダースは恍惚な表情を浮かべた。 「一体どうして……」 ケルディオは急いで振り返るが、扉はすでに閉まっていて出られない。もちろん、さっき自分で意図的に閉めたのだが、それは別の人格の話。それに逃げようと誘った相手が、一晩で堕ちていることも初めてじゃない。彼はとことん、自分の別人格の掌の上で弄ばれていた。 刹那、サンダースが「でんじは」を放ち、ケルディオを麻痺させる。無論、昨日「命令」されたことだ。 「嫌……やめてくれ! サンダース!」 「ご主人様……今日もオレをいっぱい、犯してください……」 もちろん、ご主人様が大好きなサンダースはやめない。せっかくの大好物のチンポなのだから。 サンダースは麻痺で倒れたケルディオの股間に遠慮なく顔を突っ込むと、まだ勃っていない肉棒をペロペロと舐め刺激を与え始めた。はたから見れば、母馬の乳を吸う乳飲み子のようだ。 チュウ……チュウ……チュク……チュク……。 ケルディオ自身から丹念に教えられたフェラのテクで、サンダースは愛情を込めて愛撫した。見る間にケルディオの肉棒は勃起し、先走りを吐き出し始める。 「あっ……だ、ダメっ……あっ……あっ……」 「んん……ご主人様のチンポ……今日も臭くて、チンカスがたくさん……」 サンダースはその大きくて熱い肉棒を両前脚で挟み込むと、丁寧に、玉袋から先端まで、綺麗に掃除するように舐めていく。そして肉棒は、先走りとサンダースのヨダレでテラテラと光沢を帯びる。 「あっ……もうダメ……イく……イっちゃう!!」 「ご主人様……今日もオレにたくさんザーメン飲ませてください!」 サンダースは前脚で肉棒を引き寄せると、その先端をカプッと口に含み、一滴残らず吸い取るように、かつニュクニュクといやらしく舌を這わせた。その刺激に、ケルディオはあっけなく限界を迎える。 「ああああああ!!」 ビュルルルルル!! ビュルルルルル!! ビュルルルルルル!! 「んんっ……んっ……ごく、ごく、ごく、ん……んん……!! ゴホッ!」 躊躇いなく射精された精液を飲み込んでいくサンダース。だが、そのあまりの量に我慢できなくなって吐き出してしまう。ビシャッと、自らの精液を浴び、ケルディオは放心状態になっていた。そんな彼の身体中を、精液が溢れた床を、サンダースはもったいないと舌を這わせて余すところなく体内に落とし込んでいく。 そして……射精して萎えた肉棒も、彼は舐める。また再び、勃たせるために。 「ん……ご主人様、気持ちよかったですか?」 「サ、サンダース……」 サンダースはケルディオに寄り添い、そして顔を赤くし、ゆっくりと前脚で彼の肉棒を擦る。 徐々に、また勃ち上がるそれ。ケルディオは……彼の肉欲を受け入れることにした。 「ご主人様……オレ、今日もご主人様のチンポが欲しいです……。くれますか?」 「……うん」 「ああ……ありがとうございます、ご主人様……!」 虚ろな瞳で、ケルディオは笑った。彼は知らない。もう一人の自分が、密かに、じっくり、自分を調教して楽しんでいることを。 サンダースは仰向けにケルディオを寝かせると、その下腹あたりに跨る。そして少し腰を浮かせると、肉棒の先端と、尻穴を慎重に……まるでキスをさせるかのようにくっつける。サンダースの興奮しきった肉棒が、先走りとともに可愛く揺れ、ケルディオはそれを眺める。そして……サンダースは主人の怒張した肉棒で躊躇いなく、自らを突き刺した。 グチュウウ!! 「んああああああ!! チンポ……チンポがきたあああ!!」 瞬間、サンダースの肉棒が弾け、飛び出した精液がケルディオの腹を汚す。 「んああ……すごい……サンダースの中……キュウキュウで、ビリビリ……」 「んはあああ! すご……オレ、気持ちいいですううう!!」 ジュップ、ジュップ、ジュップ、ジュップ!! 大きな肉棒に抉られる快感に、サンダースは一心不乱に腰を振り続ける。名器と化した尻穴で、オスの種子を搾り取り、身体の内から快楽で満たすために。 「んあっ! んんっ!! もっと……もっとチンポくださいいい!!」 だらしなくヨダレを撒き散らして。調教され、完璧な性奴隷へと身を堕としたサンダースは、奉仕することの悦びで喘ぎ狂って。もう、家族なんかどうでもいいほどに。リーフィアなんかどうでもいいほどに。 「チンポ……チンポしゅきいいいぃぃぃ!!」 「あ……サンダース……もう……」 ビュルルルルルルルルルルル!! 「んあああああああああああああ!!!!!!」 主人に精液を流し込まれて、サンダースは再び腹上でイく。 「あ……熱い……お腹……壊れる……ん!!」 結合部から注ぎきれず溢れるケルディオの精液。それに呼応するように精を吐き出し続けるサンダースの肉棒。たとえ死のうとも……今のサンダースは精液で溺れることを望んで。 「ん……ああぁ……」 腹上からズレ落ち、パタリと床に倒れるサンダース。その衝撃で挿入れていた肉棒が抜け、下品な音を立てて尻穴から大量の精液が溢れる。短い間に2回も精を吐き出したのに、彼の肉棒は縮まらない。未だに、ヒクヒクと刺激を求めるように脈動する。 互いの体液で毛皮をグシャグシャにして、まるで廃人のような風体になった2匹のポケモン。だが……彼らの熱い精を貪り食う交尾が再開されるまでには、そう時間がかからなかった。 #hr ***レンジャーのエッチな訓練ーー次女ブラッキー [#lOIuG7O] (陵辱) 「へぇ、処女じゃないんだ。意外ね。気持ちよかった? お兄さんとの交尾は」 「も、もう許して……ひゃあん!!」 「こら、隊長の聞いたことにはちゃんと答えなさい。レンジャーの基本でしょ?」 「あっ……やあっ……ごめ、ごめんなさいっ……ああ!」 「ダメ。一回イきなさい」 そう言うとそのポケモン、グラエナは手元のリモコンのボタンを器用に爪で押して操作する。すると、床に横たわっていたブラッキーの秘所に挿入されていたバイブが、ますます強く震え出した。 「あああ! も、もうやだぁ……あぁ……あっ……ふぁ……あっ、んやあぁ!!!!」 プシャアアアァァ……。 ブラッキーは身体を仰け反らせて、盛大に潮を吹き、悶え叫んだ。 薬を打たれ、こうして休みなく絶頂をさせられ続けて……一体何時間になるのか。もう、身体中が愛液と涙とヨダレで惨めにグチャグチャだった。 グラエナは微笑むと、バイブのスイッチを切る。ブラッキーは、絶頂の余韻が尾を引いているのか、息を切らしながら身体を痙攣させていた。美しかった真紅の目は暗く濁っている。 ブラッキーは嬌声を上げ続けて掠れてしまった弱々しい声で情けを乞う。 「もう……死んじゃう……死んじゃうよぉ……」 「だめだめ。レンジャーの訓練を思い出しなさい」 そう言うグラエナの首には……レンジャーの証のスカーフが巻かれていた。 「うぅ……グラエナさん……どうして……」 「教えたでしょ。私は知ったの。メスとして、オスに奉仕する悦びを。レンジャーなんてバカらしいわ」 「尊敬してたのに……」 「あら、また尊敬させてあげる。またたくさん色んなことを教えてあげるんだから」 たくさんの、悪質な犯罪者を捕まえた。心に傷を負った被害者も見てきた。それでもブラッキーは、ワタシは負けるわけないと思っていた。どんな拷問にも、どんな調教にも……。正義を学び、不屈の精神を鍛え上げたから。でも……。 目の前にいる、変わってしまったレンジャーの元隊長を目の当たりにして、ブラッキーの心は早くも萎縮していた。 まだ、グラエナの調教が始まって1時間足らずだったが、彼女はもう何十時間も苦しみを味わっている気分だった。 ブラッキーは、兄ブースターとの一晩の過ちを思い出していた。 そもそもその過ちは、ブラッキーが誰かの為に尽くすことに生き甲斐を感じていたから起こったこと。兄に求められたから……少しでも助けになればと身体を許したのだ。 もちろんそれは兄だったから特別だ。とはいえ彼女の方も、尊敬する存在……兄の前の隊長が行方不明になるという、イーブイを思い出す事件が原因で、誰かに縋りたいほど落ち込んでいたのだ。 あれは……辛い現実を忘れるほど、無我夢中の、熱い交尾だった……。 だが、今彼女を犯している肉棒は、それ以上。脳をショートさせるような快楽に、喘ぐことしか出来ないほどに。 ジュプ!! ジュプ!! ジュプ!! ジュプ!! 「あぁん!! あっ! んあっ! ああっ!」 「いい喘ぎ声ね。素質があるわ、ブラッキー」 「やっ……あぁ!! はあぁ! んあぁ……」 床に突っ伏した体勢で、ブラッキーは尻を無理やり突き出させられ、ひたすら肉棒にピストンされる。もうとっくに……身体は動かなくなり、言葉の抵抗も相手の加虐心を煽るだけと分かっていて、彼女はもう、早くこの悪夢が過ぎ去ることしか考えられなくなっていた。 しかし……。 「グルル……!」 ドピュッ!! ドピュウウゥ……!! 「あっ……また……」 後背位でブラッキーを犯していたポケモン、アブソルが唸ると、腰を密着させ濃厚な精液を彼女の膣内に流し込んだ。しかしすでに溢れるほど注がれたそこには余裕などなく、深く繋がれた結合部からダラダラと精液と愛液が混ざり合った粘液を垂らす。 彼女の闇夜に溶ける美しい黒い毛皮は、アブソルの精液で白く塗り替えられたかのようにグシャグシャになっていた。匂いも酷かったが、それを感じる鼻はもうとっくに麻痺している。 「いやぁ……熱い……」 「どう? メスの最高の悦びは?」 微笑みながらグラエナが近づいてくる。 「アブソルさん……お願い……自分を取り戻して……」 「何言ってるの。彼は私の調教道具として生きることを望んでいるのよ」 「グラエナさん……彼は、彼はあなたを助けるために……!」 ブラッキーの上にのしかかったまま、恍惚そうな顔で荒く息を吐くアブソル。その首には、レンジャーの証のスカーフ。だが……彼は言葉を失った、ただのケモノと化していた。 彼はグラエナが姿を消した後、危険を承知で裏世界に潜入し、そのまま消息を途絶えさせたポケモンで……グラエナの恋人だった。 なのに……グラエナは彼の命懸けの想いを裏切って……。 「彼は……あなたを愛してたのに……!」 「あら、もちろん私たちは相思相愛よ? ね、アブソル」 グラエナはブラッキーの言葉にケラケラと笑うと、そのまま彼女の上のアブソルと唇を重ねた。 ピチャピチャと粘着質な音を立てて、マズル同士を噛み合わせた、性を貪るようなケモノのようなキス。彼らから溢れた唾液が、ブラッキーに垂れてきて、汚す。 「あなたは……なんて最低なの……」 その言葉に、グラエナはキスをやめ、口周りに付着した唾液をベロンと舐めとってから、彼女の耳に囁く。 「大丈夫……あなたにもすぐに分かるようになるわ……」 ブラッキーの涙は、すでに枯れ果てている。 調教という、快楽地獄。辱め。痛みという苦しみを与えられる拷問と同じで、この地獄は相手に屈服すればきっと終わるのだろう。誇りも、自尊心も捨て去って、媚び、奉仕し、自ら快楽を求めれば……すなわち堕ちてしまえば。もちろん、そんなことするわけにはいかないと分かっている。だが……その考えが頭をよぎる回数が増えているのは事実だった。 レンジャーの元隊長、グラエナの恐ろしいところは、この組織を捜査していたレンジャーのポケモンを尽く捕らえ、オスメス関わらず完璧に調教してしまうことであった。組織のボディガード兼調教道具として。 そしてグラエナは……なかなか堕ちないブラッキーの調教を楽しんでいた。身体を汚しに汚し、快楽に悶えさせ、精神を摩耗させ……堕ちたら楽だと分かっていても意志の強さが邪魔をする。もう肉棒の気持ちよさに、とっくに依存しているはずなのに。 ブラッキーが、もう戻れないと認め、いや、戻ることの方が苦痛であり、快楽の享受が幸せだと気づかせるには……。 グラエナは尻尾を振って、日に日に淫乱になっていくであろうブラッキーを想像して舌なめずりをする。 立ち上がれば、昨日注がれた精液が秘所から、尻穴から漏れる。一晩経ち精液が乾いた毛皮が、カピカピのゴワゴワになり、見る影もなく汚れくすんでいる。そしてまるでボロ雑巾のような身体の匂い。レンジャーであったことの誇りはとうに消え、惨めな自分を嘆き悲しむ。それでも己を見失わないのは、裏切り者グラエナへの恨みと、家族、特に兄ブースターの安否が分からない不安によるものであった。 ブラッキーは昨日の調教の後、いつの間にか四肢を床に固定されていた。立ち上がれはするものの、そこから動くことができない。 「く……はぁ……あぁ……」 ブラッキーは呻きながら、精液と一緒に秘所から己の愛液をポタポタと垂らす。彼女は恨みまがしい目つきで、目の前の、先ほど自分が食らったエサ箱の残りカスを睨む。きっと薬を盛られていることは分かっていた。けど差し出されたエサを食べなければ、食事を抜きにされた上結局は発情する薬を打たれてしまうので、屈辱にも食べることを選んだのだが……こうなることを予期していなかった。 実は、いつも調教の始まる時間はとっくに過ぎていた。 いつもなら、すでにイかされ、犯され、悶え苦しんでいるのに。秘所が、刺激を求めてクパクパとヨダレを垂らし淫猥な音を鳴らす。 「はぁ……はぁ……いや……いや……」 瞳を曇らせ、疼く苦しさに涙が溢れる。そして嫌でも自覚する。グラエナの調教が始まることを、オスの肉棒に犯されることを求めている自分に。でも、これは、薬のせい……。ワタシのせいじゃない……。 そんな風に必死に自己を守りながら、彼女の視線はエサ箱の横の、床に設置されたポケモンの肉棒をかたどったディルドに移る。グラエナが憎たらしい笑顔を浮かべ置いていったものだ。 そのディルドは……いつも自分を犯してくれるアブソルの肉棒に似ていた。そして……思ってしまう。 アレを……秘所に挿入れたい、と。 いや、それでは奴の思う壺だと、首をふって思い留まろうとする。でも、四肢を拘束されてオナニーさえできない今、この死にそうな疼きを、頭をおかしくしてしまいそうな疼きを解消してくれるのはあれしかない。そう……この疼きを解消しなきゃ……本当に……頭がおかしくなる……。 この理由になっていない理由でも、自分を納得させるには十分だった。ブラッキーは首を伸ばすと、慎重にディルドの先端を噛み、こちらに近づけようとする。が……。 「え……?」 そのディルドは吸盤で床にしっかり固定されており、微塵も近づけることができなかった。 「いや……いや……お願い……」 すでにプライドを捨ててオナニーしようと決めていた彼女。目の前にある疼きを解消できる唯一の方法に手が届かないと、認めるわけにはいかなかった。彼女はまるで、飢えたメスのようになって、必死にディルドを求め続ける……。 結局、その日グラエナは調教に現れなかった。 翌日、グラエナとアブソルが調教部屋に入ると、そこには悲惨な状況になったブラッキーがいた。 「あらあら、すっかり可愛くなっちゃって。頭がとろけちゃったかしら?」 「んあぁ……ああぁぁ……」 そこには四肢を拘束されながらも、身体を伏せ、秘所を必死に床に擦りつけようとしながら、その情欲を少しでも誤魔化すかのように目の前のディルドにしゃぶりつくブラッキーの姿があった。オナニーすらできなかったはずなのに、彼女の足元は愛液でビショビショだ。 グラエナは彼女の目の前にやってきて、乱暴にディルドを取り上げた。ブラッキーは「うああぁ……」と焦点の合わない目で物欲しそうに視線を送る。身体はまだ、秘所の叶わぬ刺激を求めてクネクネ動かしている。だがグラエナが合図をして、アブソルが目の前に仰向けになると、彼女は目の前で揺れる本物のポケモンの肉棒に釘付けになった。 「……このチンポに犯して欲しい? ブラッキー」 「あ……あ……あ……」 「犯して欲しかったら、オスに媚びないとダメ。でもその方法はとっても簡単。チンポを気持ちよくさせるの」 「チ……チンポ……」 ブラッキーは揺れるチンポにそっと鼻先を近づけ、その匂いを嗅ぐ。日々交わり洗いもしないその肉棒の匂いは強烈だったが、今のブラッキーには肉欲を誘うたまらない匂いでしかない。熱さが伝わってくる。脈動が伝わってくる。何よりも……メスを孕ましたいという生き物の本能が伝わってくる。 ゴクリ、と喉が鳴った。 「舐めなさい」 そのグラエナの言葉に、無意識に従った。 「あむ……っ!」 「ガウウ……」 躊躇いなく、口いっぱいを使ってブラッキーは肉棒を銜え込んだ。その刺激にアブソルが唸る。 ジュプ……ジュプ……ジュプ……。 味だとか、匂いだとか、どうでもよかった。彼女は今、犯してもらうために肉棒に奉仕している。どれだけ自分が発情しているか、どんなにまんこが疼いているか。それを知ってもらうために、彼女は欲望をぶつける。 欲しい……このチンポが欲しいの……。 首を激しく振って、ヨダレをたくさん塗りつけて、頑張ってエッチな音を立てる。舌を絡める。吸い付く。チロチロと舐める。甘噛みする。とにかく、思いつく限りの方法で……。 勃起したチンポを口に含んでいることで、その先端から溢れる先走りの塩っぱさを感じることで、彼女の疼きはますます強くなっていき、ますます欲望に素直になっていく。 ふと、口の中のチンポが震えたことに気づいた。 「ガウウ……!」 「あら、限界みたいね。ブラッキー、ちゃんと飲み干してあげるのよ」 どうなるのか、もちろん分かっている。けど、彼女は口を離すどころか、尚更奥まで銜え込んで、搾り取るように舌を絡めた。するとーー。 ビュルルルルルルルルル!! 「んんんん!!!!」 口内で弾けるチンポ。 「んっ! んん……ごく……ごく……」 最初は驚いたものの、ブラッキーは躊躇なく、アブソルの吐き出す精液を飲み込んでいった。無我夢中で。自分の愛撫で、イってくれたことの悦びと共に。やがて、吐精が終わると、ブラッキーは口を離す。 「熱々のせーしは美味しかった?」 「はぁ……はぁ……」 口の端から、ヨダレと精液の混ざった液体がわずかに垂れるが……。呼吸をすると感じる、精液の匂い……紛れもなく、自分の身体の中から。 「いい性奴隷っぷりだったわ。さぁ、アブソルは満足してくれたかしら?」 「グルル……」 アブソルは仰向けのまま、満足そうな顔をブラッキーに向ける。 そして当の彼女は……もはや限界寸前。疼きで意識が朦朧としてきていた。ただ、皮肉にも激しい動きのフェラが終わったおかげで、ほんのわずかに身体の熱が引き、自我を取り戻していた。 だがその自我は……もはや風前の灯、崩壊寸前の、残された最後の彼女自身……。 オスに奉仕して、媚びた……淫乱なメスのように。まんこを……犯してもらうために……。ダメだって分かってるはずなのに……我慢できない。気持ちよくしてもらいたくなっちゃう……。 もう……ワタシ……。 堕ちてもいいかな……。 もはやブラッキーは、この快楽を拒否することの意味が考えられなくなっていた。 「ブラッキー。立派なご奉仕だったわ。さぁ……今度はあなたから、誘いなさい」 そう言って、グラエナは彼女の四肢の拘束を解いた。だが……彼女は反応しない。それは、彼女の理性の、最後の反抗。ただ、何もしない……という、稚拙な。 だが、グラエナは分かっていた。後最後の一押し。それだけで、彼女は堕ちる。 その過程を、最後の彼女を……楽しもうと思っていた。 「ブラッキー、いいこと教えてあげる」グラエナは囁く。「今までエサには媚薬を仕込んでたけど、昨日のエサには何にも入れてないわ。私は薬で調教するのが好きじゃないの」 ブラッキーは黙って、聞く……。 「つまり、あなたは勝手に発情して、勝手にチンポが欲しくなって、全部自分の意思でチンポに媚びたの」 つうっと、彼女の頰に一筋の涙が流れる……。 「あなたはもう、チンポがないと我慢できない、淫乱なメスの身体になったのよ」 ほんの少し、彼女の口が動き、言葉を発する。 「……たい」 「なにかしら?」 「家族に……お兄ちゃんに会いたい……会いたいよぉ……」 それは懇願ではなく、望郷の念。もう、ダメだと……堕ちると分かっているからこその、あの幸せな日々への。逃げ。 「そう……じゃあ……」 このまま、アブソルにブラッキーを犯させれば、彼女は快楽のまま堕ちるだろう。でも、それじゃ面白くない。もっと絶望に突き落として……堕としたい。だから。 「会わせてあげる」 グラエナが合図すると……扉を開け、ポケモンが入ってくる。 「……ブラッキー?」 その声は……。 ブラッキーの瞳にわずかに光が戻る。 「お兄ちゃん……?」 そこにいたのは、紛れもなく兄ブースターだった。 「お兄ちゃん!」 突然現れた、以前と何も変わらない姿の兄。ブラッキーは自分が汚れていることも忘れて、ヨタヨタとブースターに近づく。そんな彼女を、ブースターは優しく見守る。これで……助かる、お兄ちゃんが……助けてくれる……! だがその赤子のような歩みは、後ろから尻尾を噛んできたアブソルにたやすく止められてしまう。 「いや……お兄ちゃん……助けて!」 だが……ふと、兄が笑って言った。 「ごめんね、ブラッキー」 「……え?」 そして兄は……ゆったりとグラエナに近づくと、嬉しそうな顔で激しくキスを交わし始めた。 「何してるの……お兄ちゃん?」 「グラエナさんとしたら、次はブラッキーと交尾してあげるね」 キスを終え、そう告げる兄。その口調はどこか……そう、幼かった頃の兄のようで。けど……。 グラエナが挿入しやすいように腰を屈め、尻を向けると、ブースターは懸命にのしかかり後背位の格好で……交尾を始めた。前戯もなしに。すぐに、兄が腰を打ち付ける音が耳に入ってくる。 パン、パン、パン、パン。 「お兄ちゃん……?」 「あっ……ああぁぁ!! グラエナさんの中気持ちいい!!」 「ふふ……ブースターのちんぽも熱くて最高。私の代わりに隊長を頑張ったお礼に、今日はたくさん中出しさせてあげる」 「そ、そんな……僕、嬉しい……んああ!!」 「あ……お兄ちゃん……そんな……」 ブラッキーは悟った。兄は、堕ちてしまったのだと。 「ああ! 気持ちいいわ……ブースターのちんぽ……」 「ぼ、僕も!! 交尾気持ちいい!」 実の妹に。しかも一度関係を持った存在に見られているのに、兄は裏切り者のグラエナと見せつけるように交尾をする。すごく……幸せそうに。 ブラッキーの瞳から、再び光が失われていく。わずかにつなぎとめていた理性が、変わり果てた兄の姿で断ち切られた。何よりも、すでに向こう側の世界に行ってしまった家族が、心の奥底で自分が求めていた幸せを独り占めしていたから。 「ははは……」 昔ワタシに見せてくれた、勃起した肉棒を、オスの欲望を、隠すことなくさらけ出して。 「グルル……」 ふと、尻尾を噛んでいたアブソルが、彼女の背中を舐めた。振り返ると、勃起させたチンポを彼女に魅せるように後ろ脚をあげ、主張する。「俺たちもしよう」と。拒否する理由など、あるわけなかった。 ワタシも、するのだ。したいままに。交尾を。 ブラッキーはゆっくりと……その太い尻尾を持ち上げ、発情しきった秘所を、アブソルに向けた。 「お願いします……交尾してください。ワタシを、メチャクチャに犯して……堕としてください……!」 「ガオオ!!」 「あっ……ああああ! んああああああああああ!!!!」 次の瞬間、アブソルの肉棒がブラッキーを貫いた。 ズッチュウゥゥ!! ズチュ! ズチュ! ズチュ! ズチュ! 「ああっ!! あっ!! あっ!! んっ!! あっ!!」 今まで散々犯されてきたソレ。だが、自分から懇願し、迎え入れるのは初だった。それだけで……頭が真っ白になるくらい気持ちが良かった。 「ああっ! んはぁ!! やぁぁ! ああ!!」 「ん……グラエナさんっ……ブラッキーも気持ちよさそうだね……!」 「ええ……とっても」 待ちに待った交尾。その刺激に身体も心も踊る。もっとオスに媚びる鳴き声を上げたいが、気持ちよすぎて、幸せすぎて、狂った喘ぎ声しか出せない。 ズッチュ! ジュプ! ジュプ! ジュプ! まんこが、悦んで震えている。オスに屈服させられて、メスの本能のままに。種子を受け取ろうと媚びている。 「あ!! あ!! あん!! ああ!!」 「あーあ……とうとう堕ちちゃった」 「ああああ!!!!」 ドプ!! ビュルルル!! ビュルルル!! アブソルがイくと、ブラッキーの膣から大量の白濁液が溢れた。注がれながら、彼女も身体を痙攣させながらイく。待ち焦がれた絶頂に、浸る。けど……まだ足りないと、ブラッキーは膣の肉棒を抜くとすぐさま舐め、復活を促した。 「んん……せーし、もっとせーしください、お願いします……」 今度は仰向けになり、股を開いて、前足で秘所を広げる。すると注がれていた精液が溢れ、精液溜まりを作った。そんな彼女に、一交尾終えたブースターが近づき、そして秘所をペロッと舐めた。 「んあっ……お兄ちゃん……」 「ブラッキーのまんこ、とってもエッチになったね……」 「ん……恥ずかしいわ……」 ふと、ブラッキーも彼の勃起した肉棒を見つける。 「お兄ちゃんのチンポも……」 「うん……ブラッキーの姿を見て、興奮しちゃったんだ」 「ワタシ……お兄ちゃんのチンポ、気持ちよくしたい……」 「いいよ……」 ゆっくりと、兄が妹に覆い被さる。 「ブラッキー……また、交尾しよう?」 「うん、お兄ちゃん。ワタシ、あの時より……もっともっと激しくして欲しい」 「任せて。たくさん、たくさん交尾しようね」 つぷ……と、互いの性器が静かに触れ合う。それぞれの、気持ちよくなる場所をくっつけ合う安心感と、期待。 そして……堕ちきった彼女の秘所に、同じく堕ちきった彼の肉棒が、ゆっくり、ゆっくり、挿入されていった……。堕ちた幸せを噛み締めて……。 そんな2匹の元に、かつて彼らを導き、共に歩んだ仲間グラエナとアブソルが近づいていく。そして彼らは交わり始める。かつてレンジャーで共に訓練し、戦い、励ましあったように。 媚び、舐め合い、喘ぎ狂いながら、淫乱な汁を吐き出して。塗れて。そして全てを忘れていく。 #hr ***無知の快楽ーー次男グレイシア [#xfSuZhf] (無知、姉弟姦) 「うえぇーん……」 小さな部屋に閉じ込められて、次男のグレイシアは泣いていた。怖くて、一人ぼっちで寂しくて。 何が起こったのか、分からなかった。ニンフィアが帰ってきて喜んでたのに……気がついたらこんなところにいた。 「エーフィお姉ちゃん……ブースターお兄ちゃん……シャワーズ……助けてよぉ……」 さめざめと泣き、涙と鼻水で毛皮をぐしゃぐしゃにするが、泣き止む気配はない。 彼は強いポケモンのつもりでいた。行方不明になった弟を探すため、旅に出た。出来ることをしたかった。ブースターたちと同じレンジャーになるのは、違うと思った。自分だけの力で探さなきゃって。 けど実際は……独りよがりの思い上がりだったんだ。 俺は……何もできなかった。手がかりを探そうとしても、聞き込みは妹シャワーズの役目で。危ない目にあっても、助けてくれるのはシャワーズ。あの時は、自分も活躍しているつもりだった。だけど、今この状況に追い込まれて実感した。 俺は……弱い。 イーブイのことは心配してたし、本気で探そうとした。でも……それよりもお兄ちゃんの真似を、いや、お兄ちゃんを超えてやろうと背伸びをする自分に酔っていたんだ。ただ、それを後悔しても、何にもならない。実際、グレイシアがどう生きていたところで、捕まってこの状況に陥ることは変わらなかっただろう。でも……。 「やだぁ……怖いよぉ……」 でも、彼を想う存在がいることも変わらない。ただ一点、すでに堕ちているということ以外は。 「グレイシア?」 「……え? お、お姉ちゃん……?」 「泣き虫は変わらないわね……でも、もう大丈夫よ」 「お姉ちゃん……エーフィお姉ちゃん!!」 固く閉ざされた扉を開け入ってきたのは、長女エーフィだった。グレイシアは涙と鼻水を拭いもせず、安堵と気疲れで更に泣きながら姉に縋りつきに行った。そんな彼をエーフィは片前脚で抱き寄せて落ち着かせるように、首筋を毛繕いする。 「お姉ちゃん!」 「よしよし、甘えんぼさんなんだから」 「ねえ……ここどこ? 俺たち、どうなっちゃうの?」 すると、エーフィは彼からゆっくり離れて、説明する。 「安心しなさい。何も怖くないわ。すぐにここから出してもらえる」 「でも……いつの間にかここで寝ちゃってて……訳が分からないよ……。ニンフィアは?」 「大丈夫、いるわ。ちゃんと、帰ってきた。私たち家族、元通りになったのよ」 「ほ、本当!?」 「ええ」 グレイシアはその冷たい尻尾を振って、飛び跳ねて喜ぶ。 「やったぁ! じゃあ俺たち、帰るんだね! あの森に? それともお姉ちゃんの住んでる街に?」 「いいえ。新しいお家よ」 「え?」 「新しくて素敵なお家。そこで、皆で暮らすの」 「そうなんだ……すごいや! 俺、楽しみだよ!」 「でも、そのお家で暮らすためには、ちょっと条件があるの」 「え? なぁに、それ」 「それを、今から私と勉強するのよ」 ふと、エーフィが微笑みながら距離を詰めてきた。その見たことない雰囲気に、グレイシアは少し後ずさる。戸惑いながら、彼は尋ねた。 「な、何するの?」 「交尾よ」 「こーび?」 「知らないの?」 「う、うん……」 なんだか、その言葉を知らないことがやけに恥ずかしくなって、グレイシアは俯いてしまう。 「大丈夫。私がちゃんと、教えてあげる」 そう言うや否や、エーフィはいきなりグレイシアにキスをした。思わず、毛を逆立てさせてビックリする。だが間髪入れずに姉は舌を口内にねじ込んできた。グレイシアはますます身体がこわばり、口の中で姉の温かい舌が暴れまわる感覚にとにかく目を白黒させるだけだった。 やがて……姉はゆっくりと口を離す。どちらのか分からないヨダレが垂れ、床を汚した。 「ん……ぐ……なんで、ちゅーしたの? しかもこんな変な……」 「これが交尾を始める合図なのよ」 何か嫌な味がしたとかではない。むしろ姉の舌は無味だった。だが……口に残るヌルヌルした感覚。姉のことは好きだが、決していい気分にはなれない。若干の嫌悪感もある。そんな考えを見越してか、エーフィは言う。 「これが、大人のキスなのよ」 「大人の……? こんなことが必要な勉強なの?」 「そう。次に進みましょ」 そしてエーフィは、おもむろに仰向けになると股を広げ大事なところがグレイシアに見えるようにした。彼は顔を真っ赤にして、慌てて目を逸らす。 「な、何してるの!? そ、そ、そんなことして!!」 「あら、そんな反応するってことは、ここがエッチな場所って知ってるのね」 「あ、当たり前でしょ! 誰にも見せちゃいけない、恥ずかしい場所なんだよ!?」 「そんなことないわ。むしろ交尾するためには、見せなきゃダメなのよ? ほら、私のを見なさい、グレイシア」しかし頑なに恥ずかしがるグレイシアに対して、エーフィは付け加えた。「嫌なら仕方ないわ。その代わり、新しいお家にあなただけ住めなくなるわよ」 「うぅ……」 渋々と、グレイシアは姉の秘所に目を移した。そしてその様相に、思わずゴクリと息を飲む。 本来、淡い紫の毛皮に埋もれて隠されているはずのそこは、ピンク色の肉のスジがはっきりと見て取れ、ムワッと湿り気を帯び、甘い匂いを放っていた。中の肉がやや捲れあがり、ほんのわずかに、粘着質な音を立てる。昔、不可抗力で見てしまった時とは、まるで違う様子になっていた。 「な、なんか……凄いね……」 「ふふ……グレイシア、ここは何をするための場所だと思う?」 「え? おしっこをする場所じゃないの?」 「違うわ」 するとエーフィは、前脚で秘所をクパァッと限界まで広げた。彼女の股に、突如深い肉の穴が現れ、グレイシアは釘付けになる。 「ここは気持ちよくなるための場所。あなたの大きくなったおちんちんを挿入れてね」 「え? あ……な、どうして!? あれ……」 グレイシアは自身の股を見ると、慌てて、さらに顔を真っ赤にして伏せた。勃起した肉棒を隠すように。だが、素早く立ち上がった姉に問答無用で仰向けにひっくり返される。即座に暴れようとした直後、姉の「ねんりき」で身動きを封じられてしまった。 「や……お、お姉ちゃん! やだ……見ないで!」 美しい毛皮から、ぴょこんと飛び出した初々しい肉棒。それを見て、エーフィは思わず唸る。今まで交尾してきた肉棒は、どれも経験豊富でたくましいモノばかり。だがグレイシアのモノは……性を知らない、無垢なピンク色であったのだ。それは、恥ずかしがるように、怖がるようにピクピクと震えて。 「グレイシア……あなた、おちんちん大きくなるのは初めて?」 やがて、グレイシアは顔を真っ赤にしながら答える。 「ううん……たまに朝起きた時とか、シャワーズと一緒に寝たりした時に大きくなったことある……」 「触ったことは?」 「そんな……なんか怖くて、触ったことなんかないよ……」 「そう……」 「ねえ、お姉ちゃんやめて……俺、恥ずかしいよ……」 目覚めた性への戸惑い、快感への躊躇が、本能的に性的行為を避けていた。 「じゃあ、グレイシア。教えてあげる。おちんちんの正しい使い方……気持ちよくなる方法」 「へ? お、お姉ちゃん!? な……何を……」 エーフィが、口を開けた。 見える。ねっとりと湿った舌が、温かそうな口内が。そして、ゆっくりと、それが下半身に……。 チュプ……。 「あっ……」 肉棒を、姉の口が含んだ。 チュプ……レロ……レロ……。 「あっ……お姉……あっ……! ふあっ! やああ! なに、これええ!!」 「ん……じゅる……じゅる……」 こおりタイプの身体にはあまりにも刺激が強すぎる、口内の熱。訳の分からない、身体がビクビクと飛び跳ねる未知の暴力。くすぐったい……? 痛い……? 違う……これが、気持ちいい……? 「ああ! な、んやああ!!」 ジュプ、ジュプ、ジュプ、ジュプ。 叫ぶのが我慢できない。身体が変だ。 肉棒で感じる、姉のヌルヌルとした舌の動き。見れば、やっぱり、自分の肉棒がパックリと姉にしゃぶられていて。それが苦しくて……怖くて……でも、ずっと浸っていたくて。 「ああ、お姉ちゃん! な、なんかくる! あっ……出ちゃう! なんか出ちゃうよぉぉ!!」 でもナニカの終わりは、すぐにきてしまう。 ビュルルル!! ビュルルル!! 「あっ……おしっこがぁぁ! 勝手に……あぁん!!」 涙目になって、精通を迎えて、グレイシアは叫ぶ。勝手に震える、自分の恥ずかしい場所。そしてハッキリ分かった、ある感覚……。 「気持ちいい……。お姉ちゃん、おちんちん気持ちいいよぉぉ!!」 息が上がり、酸素が足りなくなって頭がぼーっとしてくる。 吐精することの気持ち良さを、無知だったグレイシアは知ってしまった。そして、ようやく射精が治ると、姉エーフィは再び、恍惚な顔をしてグレイシアとキスを交わす。 「ん……」 「んあ……お姉……」 直後、口の中に溢れる、温かく、粘っこい、苦い、臭い液体。これが、自分のおちんちんから出したものだと、グレイシアは悟った。だが彼は、嫌がることなく、また舌を絡めてきた姉と今度は同じように舌を拙い動きで絡めながら、むしろその液体の味を堪能した。そして、飲み込んでいく。 やがて、2匹は口を離す。エーフィの口の端から、白濁液が糸を引いて、グレイシアの頰に落ちた。 「お姉ちゃん……汚いよ。おちんちんを舐めて……変なおしっこ飲んで……」 「いいえ、おちんちんは汚くないわ。それに、これは精液って言って、気持ちいいとおちんちんから出ちゃうものなの。メスはね、この精液をまんこに注いでもらうのが一番気持ちいいのよ。それが汚いと思う?」 「それが……こーび? だからお姉ちゃんの……まんこ? を見た時におちんちん大きくなったんだ……。でもじゃあ……どうしてお姉ちゃんはその……おちんちんを舐めたの?」 「だって、あなたはこれから、たくさんのポケモンのおちんちんの相手をするのよ? もちろん、まんこも。色んな方法を知らなくちゃ」 「え……?」 「て言っても、あなたの初めて、飲みたかっただけだけど。美味しかったわ、あなたの精液」 精液に塗れた下で、弟の頰を舐めながらエーフィは言う。 「教えるわ。私たちは、一緒に暮らすの。たくさんのポケモンのおちんちんやまんこを気持ちよくしながら。つまり、色んなポケモンに喜んでもらいながら。そして……私たちも気持ちよくなるの。今以上にね」 「今以上に……? でも、それってイケないことじゃ……」 「そう考えちゃうのは、あなたがまだ子供だから。おちんちんが恥ずかしいモノだと考えちゃうから。でも、大人は違う。皆、交尾で気持ちよくなるのが大好きなの。嫌だった? 私におちんちん舐めてもらうの」 ほんの少し、射精して萎えていたグレイシアの肉棒が持ち上がった。そして、恥ずかしそうに彼は呟く。 「……ううん」 「つまり、あなたは大人になったの」 「俺……大人に? 嬉しいな……」 「もう、恥ずかしくないでしょ? おちんちん見られても」 ふと、エーフィの視線がグレイシアの下半身へ。彼のモノは、再び勃起していた。相変わらず初々しいピンク色だが、その先端からは白い液体が滲み出ている。性を知ったそれは、次の快楽を期待して。 エーフィはとっくに「ねんりき」を解いていたが、グレイシアは自らの肉棒をもう隠さなかった。ただまだ、少し恥じらいを感じているようで。 「お姉ちゃん、その……こーびも、気持ちいいの?」 顔を赤くして、照れ臭そうに。そんな可愛い無知な弟を見て、エーフィは優しく微笑む。 「ええ……グレイシア、したい?」 「……うん、俺、お姉ちゃんとこーび、したい……」 「ええ。いいわ。教えてあげる」 そうして、エーフィは再び仰向けになり、股を開いた。グレイシアは立ち上がり、今度は期待を込めた眼差しで、肉棒をいきり勃たせながら、姉の秘所を眺める。 「さあ、分かるわよね?」 「……うん」 姉の問いかけに、グレイシアは頷いた。やがて、彼は舌をダランと垂らすと、息を荒くし、だらしなくヨダレを垂らしながら、そのマズルをエーフィの下半身に埋めていった……。 #hr ***償いと愛情と調教ーー四女リーフィア [#EOxQsFG] (姉弟ラブラブセックス) 「ニンフィア……」 「お姉ちゃん……」 柔らかなベッドの上で、2匹は深いキスをする。そのキスは、もう何回目だろうか。 ベッドのシーツは互いの体液で使い物にならなくなっている。それでも彼らは、淫らな液体に塗れながら、交わることをやめなかった。 「ん……」 ニンフィアが、リボンのような触覚を伸ばして、リーフィアの秘所、そしてアナルを弄る。すでに大量の精液が溢れ出ているそれらは、刺激を受けてポタポタと更に淫猥な液体を漏らした。 「あっ……んん……」 「お姉ちゃん、気持ちいい?」 「うん……あ、ニンフィア……」 刺激に悶えながら、リーフィアは潤んだ瞳で訴えかける。 「ね……え……ニンフィアのチンポ、フェラしたいの……」 「もちろん、いいよ」 そうしてニンフィアは仰向けになる。そこには疲れを知らない、年齢には似つかわしくないほど逞しく赤黒い肉棒が、そびえ立っていた。リーフィアはそれを見ると、特に見惚れるでもなく、まるで水を飲むためにとでも言うように、難なく口に含む。 ジュプ、ジュプ、ジュプ、ジュプ……。 「ん……んぐ……じゅる、ぢゅる……」 「ん……いいね、お姉ちゃん。どんどん上手になってる」 「んひゅ……」 リーフィアへの愛撫を続けながらニンフィアは嬉しそうに言うと、彼女は肉棒を銜えたまま微笑んだ。 「ん……出る……」 ビュルルル!! 「ん……ごく、ごく……」 「……全部飲んだ?」 「んあ……」 肉棒から口を離したリーフィアは、ガバッと口を開け、空っぽの口腔内を見せつけた。現れたのは、とても、淫乱にチンポをしゃぶっていたようには思えない、綺麗なお口。 「へへ……お姉ちゃん、可愛い。愛してるよ」 「私も……愛してる、リーフィア」 そして、リーフィアはニンフィアに尻を向けると、葉っぱのような大きな尻尾を上げて、腰を振る。いやらしい秘所を丸見えにして、すでに注がれた精液を誇示して、おねだりをする。ニンフィアは彼女の背中に、体重を優しく預けながらのしかかった。 「どっちがいい? お姉ちゃん」 「ニンフィアの好きな方が、いいわ……」 「じゃあ、やっぱりおまんこかなぁ」 ズプププ……。 「ん……」 「はぁ……お姉ちゃん、何回ヤっても締まり抜群だね」 そしてあまりにも、あまりにも呆気なく、その肉棒はリーフィアの膣内に挿入れられていく。 ジュップ! ジュップ! ジュップ! ジュップ!! 「あっ、はぁっ、んっ、んっ、あんっ、あんっ……」 「んはぁぁ……吸い付いてくる……」 恍惚な顔をして、しかし犯される刺激をしっかりと噛み締めているかのような、上品な艶のある声。本当に、愛するものと幸せな交尾をしているかのように。 「あっ……ニンフィア……私……」 「あれ、もうイきそう? んっ……待って、もうすぐだから」 「うん……あんっ! 私も……んっ……ニンフィアと一緒にイきたい……」 身体中の毛皮を体液で濡らした彼ら。出したら、またすぐに上塗りされ、乾くことなく、彼らを汚していく。粘着質な、腰を打ち付ける音。肉がはみ出したアナル。愛液が止まらず常に蠢いている秘所。チンポの味しか感じなくなった口。勃った乳首。注がれすぎていく場所がなくなり垂れ流す精液。精液を飲みすぎて重くなったお腹。ニンフィアの様々な匂いが深く染み付いた、身体。 全てが、堕ちた証。 「ん……イくね、お姉ちゃん!」 「んあぁ! きてぇ!! たくさん頂戴! あっ……あああ!!」 ビュルルルルルル!!!! 身体をビクビクと悦ばせて、絶頂したことを伝える。 「あ……きてる……ニンフィアの……」 「はは……本当にお姉ちゃんって変態さん。もう一滴も注げないよ」 そうして、ニンフィアが肉棒を抜くと、ビシャッと音を立ててたくさんの精液が秘所からこぼれ落ちた。シーツの上は、もはや精液溜まりができていた。実質、精液を浴びながら交尾をするようなものだ。 リーフィアはバシャっとその精液溜まりの上に崩れ落ちる。ひくひくと痙攣する秘所を舐めて少し綺麗にしてあげながら(と言っても刺激で愛液が溢れるが)、ニンフィアが口を開いた。 「ふう……満足した? お姉ちゃん」 「え……もう終わりなの?」 未だに顔を上気させながら悲しそうな声を出す姉に、弟は苦笑いをした。 「だって皆を待たせてるんだもん。とっくに皆の調教は終わったのに、僕たちばっかりずっと交尾してても」 「でも……皆との暮らしが始まったら……ニンフィアを独り占めできなくなっちゃう……」 「大丈夫。確かに、娼館の営業が始まったら忙しくて、なかなかラブラブ出来ないかもだけど……。僕が本当に愛してあげるのは、リーフィアお姉ちゃん一匹だけ。ヤれる日は必ず、たくさん愛してあげるから」 「……本当?」 「うん、約束」 「……分かった」 ニンフィアはにっこりと笑った。そんな彼にリーフィアも微笑み返し、立ち上がる。 「じゃあ、行こうか。とうとう始まるね。新しい生活が」 「ええ。きっと、楽しくて、幸せだわ」 「うん」 そして、彼らは軽いキスをしてから……リーフィアの調教部屋を後にした。 誘拐されて、この部屋で目覚め、そしてニンフィアがやってきた時。リーフィアは涙を流して謝罪をした。自分のせいで、彼にとても苦しい目に合わせてしまったであろうことを。そんな彼女を見て、ニンフィアは包み隠さず告白した。 誘拐されて、調教されたこと。 ニンフィアに進化させられて、淫乱な日々を過ごしたこと。 そして飽きられ捨てられ、サーナイトに拾われたこと。 淫乱な生活から、抜けられなかったこと。 でも壊れた心を、治してもらったこと。 技術を教えられ、調教師になったこと。 そして……皆と幸せに暮らすために、皆を調教しようと決めたこと。 リーフィアは言葉を失った。だが、非難することもできなかった。やがて、ニンフィアは更に語る。 「あの日、誘拐のターゲットになっていたのはお姉ちゃんだったんだ」大きな衝撃がリーフィアを襲った。「森を散歩している途中から、怪しい奴が尾けていることに気づいてた。そいつが、お姉ちゃんに視線を送っていることも。だから、お姉ちゃんに木の実を取りに行ってもらって、僕はお姉ちゃんのフリをして囮になった。実は……倒すつもりだったんだよね」 ニンフィアはバツが悪そうに笑った。 「お姉ちゃんが大好きだったから、どうしても守りたくて……。でももちろん、負けて。そいつは僕がお姉ちゃんだと勘違いしたまま誘拐。オスだってバレたけど……構わず奴隷にされたんだ」 話は続く。 ニンフィアがサーナイトに助けられたのは、彼を調教したポケモンが、彼女の探しているポケモンだったから。 ニンフィアの壊れた心を、家族を思い出させることによって治療し、その手がかりを追った。 そしてニンフィアは、元の生活には戻れないと悟り、彼女への恩返しのこともあり裏社会で生きていくことを決めた。 それからたくさん……仕事をした。たくさんのポケモンの人生を、狂わせたのだろう。でも罪悪感を感じることはなかった。だって皆……堕ちた姿は幸せそうだったから。そりゃ、奴隷として売るわけだけど……捕まえるのはかつての僕たちのような野生のポケモンだけ。そんな彼らが、お金持ちの街のポケモンに飼われていくんだ。僕たちの奴隷は超高級品だから、捨てられることはない。ね? 一概に悪いとは言えないよね? リーフィアは静かに涙し、その話を聞いていた。 一見、昔のままのような弟だが……その壊れた心が完璧には治っていないと分かったから。 そんなある日、サーナイトが探していた、僕を調教したポケモンの手がかりをついに掴んだ。でもそいつは、簡単には尻尾を掴ませなさそうだった。 その時、ニンフィアに妙案が浮かんだ。 「娼館を造りたい、って言ったんだ」 裏世界で生きると決めても、また家族と会いたい気持ちは膨らんでいった。でも、この淫らな生活からはどうやっても抜け出せない。だってそれが幸せだと分かっていたから。だから……考えついてしまった。皆が、僕と同じように堕ちてしまえばいいんだ、と。この幸せを分かってもらえればいいんだと、と。 そして……その案を、サーナイトは飲んだ。 だから、皆をここに連れてきた。 「また、会えて本当に嬉しいよ、お姉ちゃん。お姉ちゃんが一番特別だから……僕が調教するって決めてたんだ」 無邪気な、あの頃のまんまの、弟の笑顔。リーフィアは、泣きながら、ニンフィアに抱きつき、叫んだ。 「ごめんなさい……ごめんなさい……! 私のせいで……私のせいで……!」 「謝らないでよ、お姉ちゃん。僕は今の暮らし好きだし、これからのことを考えるとワクワクが止まらないんだ」 そしてそっと身体を離すと……ニンフィアはリーフィアにキスをした。それを拒むことはしない。 あまりにも、情熱的で、官能的なディープキス。 やがて、キスを終えると、ニンフィアは仰向けになり、股の間に生えた肉棒を見せつけた。赤黒く、痛みつけられた後さえある、そのモノ。どんなにひどい陵辱を受けたのか分からないほど、拡張されたアナル。まさしく、体に刻み付けられた性奴隷の証。 「ニンフィア……」 「まあ……昔は辛かったけど。今は平気。ちゃんと、エッチは楽しめる。だからお姉ちゃん……僕のこと、気持ちよくして?」 拒もうなんて、考えられるわけがなかった。 「ええ……もちろんよ」 リーフィアは、ニンフィアの腰に跨がる。 それは、償いの気持ちもあったのかもしれない。でも、何よりもーー彼女は気づいていた。 「お姉ちゃん……キスだけでビショビショになっちゃったんだね」 「うん……」 この先、どうなろうと構わない。考えたくない。 「お姉ちゃん、このおまんこの感じ、初めてだよね? いいの?」 「ニンフィアがいいの……」 私は、ニンフィアを愛してる。だから今は……彼と繋がりたい。 「あ……ああっ……」 「ん……いいね、温かい。でも、無理しないでね」 たとえ、一瞬の幸せでもいいから。壊れるほど、堕とされてもいいから。 「あっ! ああっ! ああっ! んあああ!!」 「く……いきなり激しい……。お姉ちゃんって淫乱だったんだ」 今は、この快楽に溺れていたい。 「あああああ!!!!」 「ん……イくよ! お姉ちゃん!!」 温かな精液が、彼女を満たしていく。 それが、リーフィアに生きていること実感させた。 #hr ***調教の終わりーー長女エーフィ [#bHKu1gq] (乱交) 調教組織のボス、サーナイトは自室で独り、エスパーの力を使い、今回調教を行ったブイズたちの集められた部屋を透視していた。随分と息が荒い。やがて……。 「ふぅ……ふぅ……んん!!」 身体を痙攣させる。イったのだ。だが……その割にはどこも濡れていないし、少しも乱れた様子がない。 「はぁ……いいわねえ、家族って」 心にも思っていないことを呟く。 そしてまた、目を閉じ、また彼らの部屋を覗き見る。そしてまた……息を荒くし始める。 これが……彼女のオナニーの、唯一の性的快感を感じることができる方法だった。 彼女、サーナイトも、かつては性奴隷だった。ただ、彼女のタマゴグループは「不定形」であり、普通の性交もできたが、かなり無理をしたプレイもできた。そしてかつての主人は……加虐心の塊のようなやつだった。ひたすら遊ばれ、ついには身体を壊された。痛みも暑さも寒さも何も……そして快感も、触覚が機能しない身体にされ、捨てられたのだ。だが、薬で常に発情をする身体には疼きだけは残った。 オナニーでも、交尾でも決して解消されない疼きにサーナイトは苦しみ、恨んだ。そんな時……彼女は自分の特性が利用できることに気づく。「シンクロ」「トレース」の応用だ。 彼女は散々ハードなプレイをされてきた。故に、同じように調教されるポケモンの身体と感覚を共有させ、擬似性交を味わう。必然、自分の都合のいいように調教組織を作ったのだ。だが真の目的は、別にあった。 ニンフィアを助けたのは、若干の利用価値があると思ったため。気まぐれだった。だが、彼は自分によく懐いてくれ、尊敬もしてくれ、自然と愛着が湧いた。その結果、目的に近づいたし、面白い提案もしてくれた。彼を拾ってよかったと、しみじみ思う。 「あら……」 ふと、サーナイトは気づく。 「エーフィの催眠が解けるわね」 彼女は笑った。そして迷うことなく……彼女の身体と感覚をシンクロさせていくのだった……。 まるで、ずっと眠っていたかのような感覚。 だが、意識の奥底から何か強い感覚に襲われて……エーフィは目を覚ました。そしてーー。 「え……? あっ……ああああ!!!!」 「んん……お姉ちゃんっ! はっ……はっ……!」 「グ、グレイシア……!? な、なに……ひゃあぁん!!」 仰向けになった自分の身体に覆い被さって、弟グレイシアが必死に腰を振っていた。そして腰が打ち付けられるたびに走る電撃のような感覚……交尾をしているのだと、悟る。 「えへへ……そんなに感じてくれてっ! うん……嬉しい!」 「ちょ……まっ……んああ!!」 ジュプ、ジュプ、ジュプ、ジュプ! 頭に響く淫乱な音。自分の秘所が、大量の愛液を分泌しているのだと感じる。経験なんか……ないはずなのに。ふと、自分を犯すグレイシアの肉棒が、大きく震えた。 「ん……また中に出すね! お姉ちゃん!」 「え、ちょ……待っ!」 ドピュ! ビュルルルルル!! 「う、嘘……あっ、やっ、ひゃあああああ!!!!」 膣内に感じた、熱。それを浴びた瞬間、エーフィは絶頂した。視界が真っ白になるほどに。 少し、気絶したのだろう。目を開けると、グレイシアが心配そうに覗き込んでいた。 「あ、お姉ちゃん……よかったぁ。どうしたの? 今日はまだ5回目なのに、気絶しちゃうなんて」 その言葉を聞いて、エーフィは飛び起きて自分の股を確認した。するとーー。 「嘘……なんで……」 そこには精液を垂れ流す……自分の使い込んだ秘所とアナルがあった。赤ちゃんを産んだこともないのに、乳首もビンビンに勃ってる。一体どれほどの交尾を重ねれば、こんなことに……。 そして、思い出す。最後の記憶。サーナイトに、催眠をかけられた記憶……。 「いや……」 「あ、ごめんお姉ちゃん。掃除した方が良かった?」 「え?」 本当に、何の気なしのグレイシアの言葉。だが直後、彼はエーフィと秘所とアナルを舐め始めた。 「あっ……や、ちょ……ダメエェェ!!」 「ん……じゅる、じゅる……」 グレイシアの冷たく、だがヌルッとした舌が、恥ずかしい箇所に容赦なく入り込んできて、精液をかき出し、刺激を与えてくる。 「お姉ちゃん、今日敏感だね。すっごく感じてくれて俺、嬉しいなぁ」 「ち、違う! や、めえぇ!!」 引き剥がそうとする前脚に力が入らない。脳に叩き込まれてくる愛撫の快感が、どんどん気を狂わせて行くのが分かる。あんな……純粋で優しい弟が、こんな……変態みたいなこと……。 「あ、グレイシアずるい! 次は僕の番だろ!」 「は……え……? ブースター?」 「むうう……仕方ないなあ」 「やった! お姉ちゃん、じゃあまずは……」 後ろから、突然聞き覚えのある声。 その主は明らかに、雰囲気の違う、幼くなったようなブースターだった。だが、股には立派な肉棒を怒張させていて……。 「僕のチンポ、舐めて欲しいな!」 仰向けのエーフィの頭に跨り、ずいと勃起チンポを差し出すブースター。その匂いは信じられないくらい雄臭く……エーフィの喉がゴクリと鳴った。 ダメ……拒否しなきゃ……。欲望に従ったらダメ。私はお姉ちゃんなんだから……皆を助けなきゃ。早く……立ち上がって、ここから逃げて……。 でも無意識のうちに……エーフィは舌を出していて……。 「ちょっとエーフィお姉ちゃん! ブースターとはワタシが先にする約束よ!」 「ええ!? オレだよね、お兄ちゃん!」 また、家族の声にハッと我を思い出す。 ブースターに跨がれたまま、なんとか声のした方を向くと、そこにはブラッキーとサンダースがいた。そして、彼らはそれぞれの尻をブースターに向けると、まるで媚びるように腰を振り出す。 「ほら……お兄ちゃん。ワタシのまんこで搾り取ってあげる!」 「お兄ちゃん、見て? オレのケツマンコ、お兄ちゃんが欲しくてこんなにピクピクしてる……」 「えぇ……どうしよう……」 理解できない、光景。だがそんな彼らを見て……エーフィは確実に発情し始めていた。目の前に、ブースターのチンポが、先走りをエーフィの頰に垂れ流しながらしゃくり上げている。目の前の、2つの穴に惹かれ始めているのだ。このままじゃ……この美味しそうなチンポは……。 「ふあああ!!??」 「あ、お姉ちゃんズルい!!」 「オレもお兄ちゃんにご奉仕したいのに!」 気がつけば、エーフィは自らブースターのチンポをしゃぶっていた。今まで、何度もそうしてきたように。どこかが、ブースターの弱い場所か知っているかのように。舐め回す。 「ワタシも!」 「オレも!」 「んああ……最高に気持ちいいよぉ……」 やがて、仰向けになったブースターのチンポに、3匹のポケモンが群がる。 「ふあああ!! チンポ……チンポもっとおおおお!!」 一生懸命に舐めていると、ふと少し離れた位置で、グレイシアとシャワーズが交尾を始めていた。シャワーズは身体の色が変色し、紫色になっていたが、とても気持ちよさそうに喘いでいるので楽しそうだ。そんな彼らを見て、エーフィは身体が疼いて仕方なくなる。 だから、我慢できなくなってつい、エーフィは自分の尻尾を秘所にあてがい、ブースターのチンポをしゃぶりながらオナニーを始めてしまう。やっぱり昔から、尻尾でオナニーするのは大好きだ。 「あ、お姉ちゃんオナニーしてる!」 だが突然、部屋の扉が開き、ニンフィアとリーフィアが入ってきた。2匹とも、股がエッチな汁でビシャビシャだ。シャワー浴びに行ったはずなのに。きっとまた、2匹だけでイチャイチャしてきたのだろう。 「もう、お姉ちゃんったら……ちゃんと皆で楽しもうよ。明日からついに新生活だから、皆でエッチする時間も少なくなっちゃうんだよ?」 そう言って、末の妹リーフィアは笑う。彼女の笑顔なんて、いつぶりだろう。長女として、それがとても嬉しい。何もかも……帰ってきたニンフィアのおかげだ。 「じゃあ、お姉ちゃん……僕が気持ちよくしてあげる」 身体にのしかかる、優しい体重。懐かしい、あの子の匂い。そして……秘所に当たる、熱いモノ。 直後、目の前のチンポが弾けた。熱い、熱い精液が、しゃぶっていた3匹に降りかかり、汚していく。でもそんなの、悦びしかない。 やがて、身体に走る快感。太いチンポが、膣に挿入れられて。 私の前で、ブラッキーが仰向けになり、その上にサンダースが乗り、更にその上にブースターが乗った。すぐに、彼らは嬌声を上げ始める。 シャワーズとグレイシアは、本当に仲よさそうに交尾している。グレイシアは、私が調教してあげてから、本当にエッチになった。あの初々しいチンポは、いつしゃぶっても一番美味しい。 ふと、妹のリーフィアが犯されてる私に向かって近づいてきて、キスをしてきた。快く、私はそれに応える。 精液の味がする。きっと、ニンフィアのだろう。 幸せな、家族の時間が流れる。 辛い日々もあったけど、今私たちは、こうして一緒にいる。 もう、離れない。絶対に。死ぬまで。 「あっ! あんっ! あっ! ああっ!」 頭の中に響く、私自身の、気持ちよさそうな喘ぎ声。身体を犯す肉棒の甘美な快感。 私たちは、性の奴隷として、悦び生き続ける。 #hr ***エピローグ [#S3cersH] (ハッピーエンド) 「ふう……」 目が覚めると、娼館のベッドの上だった。周りには、粘液でベッタベタになったブイズたちが寝ている。 俺の名はルカリオ。調教師である。と言っても、個人でポケモンを攫っては、個人で調教して、飽きたら捨てる、完全自給自足の調教師であった。普段は、絶対に足がつかないように、こんな場所には来ないが……。 2年前オープンした、町外れにあるこの娼館は、ブイズの兄弟姉妹が経営しているというとんでもない娼館だ。しかも、すこぶる評判がいい。しかもしかも……高い金を出せば、最高でそのまま娼婦どもを買い取れると言うじゃないか。 と、言うわけで。莫大な金をかけて、まずは三日間この娼館を貸し切った。結果は……。 「たまんねえ……」 選び難い。誰もが最高だ。全員、連れて帰りたい。 とゆーわけで、全員誘拐して、俺好みに調教しちゃおうかな。でもまあ、誘拐は1匹ずつ慎重に。最初は誰にしようかなぁ……。 初日を思い出す。 屋敷に入り、出迎えてくれたニンフィアに案内されるまま最上階のベッドルームに入ると……。 「いらっしゃいませ、ご主人様!」 ベッドの上に、股をおっ広げたブイズたちが勢揃いして出迎えてくれた。どいつもこいつも、使い込んだ淫乱な穴をしていて、恥ずかしげもなく媚びてきたっけ。思わず、シャワーも浴びずに、オスくさい身体のまま乱交を始めたっけな。初日からハードだったぜ。 けど、実の兄弟姉妹同士の交尾をオカズに、他の子を犯しまくれて、こんな興奮するシチュエーションは滅多に作れない。 そして昨日は、1匹1匹と濃厚なプレイを楽しんだ。思い出してみるとーー。 長女エーフィは、セックスは好きだがオナニーも好きな痴女だ。 「あぁん! イくぅ! イっちゃうのおお!!」 「おいおい、ちゃんとしゃぶれよぉ」 「ん……おちんちん美味しいですぅ……」 2股の尻尾でマンコとアナル両方オナニーしながら、美味しそうに俺のチンポにむしゃぶりついてた。もちろんそのあと、たっぷりマンコに注いだが。尻尾の付け根を握ると、悶えながら膣が締まって、エロかった。 長男ブースターは、兄らしからぬ甘えっぷりでついメロメロになってしまった。ちなみに俺はもちろん、オスもイケるタチだ。 「んああ!! お、おちんちんも……おちんちんも触ってくださいぃっ!」 「仕方ねえな……」 「ふああああ!! お尻もおちんちんも気持ちいよお!!」 アナルを掘りながら、ビンビンのチンポを弄ってやると、めちゃくちゃ甘い声で喘いだから、何度もイかせて見る影もないくらいザーメンでドロドロにした。こいつ……ほのおタイプだから、尻の中が焼けるくらい熱くて、その分注いだ種子はしっかり飲み込んでいったな。 次女ブラッキーは、とにかく媚びと奉仕がすごかった。チンポのことしか頭にない、正真正銘のど淫乱だ。 「んふ……もっとチンポちょうだい……?」 「待て、ちょっと休憩……」 「もっと気持ちよくしてあげるからぁ……あむっ」 「うわあ!」 ザーメンが好きなのか、とにかく奉仕が上手い。単純なフェラだけじゃなく、淫らにチンポに舌を絡める姿を見せつけて欲情させてくる。しかも、ザーメンをたっぷり飲んだら次はしっかり、マンコでも搾り取ってくる。ムカついて、黒い毛皮をザーメンで真っ白にしてやったが、それすら幸せそうに舐めとってた。 次男グレイシアは、なんだか恥ずかしがり屋で、癖にしっかり淫乱だ。しかし、アナルにはまだ慣れていないよう。仕方ないから、挿入れさせてやった。 「ルカリオさんのお尻……とっても気持ちよかったです……」 「次は、何したい?」 「えと……その……ルカリオさんのオチンチン、気持ちよくさせてください……」 きっと普段はメスの相手が多いんだろうな。意外にも拙い舌使いで頑張ってフェラしてくれて、可愛かった。凍るかと思うくらい口の中冷たかったけど。舐めながら、ちゃっかり自分のチンポ、ビンビンに勃起させてたから、扱いてやったら恥ずかしそうにイった。それから思わず責めまくちゃったなぁ。 三女シャワーズは、規格外の変態だった。ガバガバのマンコなのに、むちゃくちゃ搾り取られた。 「ん……ボク、お腹すいちゃったなぁ。せーしちょうだい?」 「どっちの口がいいんだ?」 「もちろん、両方!」 紫色の色違いのこいつは、どうも臭いと思ったが、ヤってるうちにむしろどんどんハマっていく不思議な体臭をしていた。しかも、交尾すればするほど興奮が治らなくなる。まるで媚薬でも盛られてるみてーだ。こいつの最高に媚びた嬌声を聞くと、いくらでもザーメンをあげたくなる。事実、こいつはどの穴からも余すことなく精液を吸収して悦んでた。 三男サンダースは、主従関係が大好きで、名器を持ってる。 「ご主人様ぁ! オレのケツマンコ、もっと突いてくださいい!!」 「じゃあもっとおねだりしな!」 「ああぁん!! もっと……もっとメチャクチャにしてくださいぃ!」 相当でかいチンポを銜えてきたんだろう。そのケツマンコの肉襞は、そこらのメスよりも遥かに淫乱に仕上がってる。しかも、ビリビリと電気で持ってチンポを責めてきやがるんだ。思わずイったら、盛大なトコロテン。どうやらアナルでしかイけなくなってるみたいで……ひたすらケツマンコを俺のチンポに擦り付けてた。最後に舐めて掃除してやったら、メスのマンコと同じ味がした。 四女のリーフィアは、とにかく可愛い。まるで恋人のようなセックスをしてくれる。 「あの……オチンチン、舐めていいですか?」 「好きだなぁ……フェラ。そろそろ挿入れたいんだけど」 「はい……その、もうちょっとだけ……んちゅ……」 いや、かなり可愛いんだが。如何せん前戯が多い。誰か想い人でもいるのか? いや、まあそれでもメチャクチャ上手いんだけど。フェラと手コキで何度イかされたか……。結局、挿入は数えるほどしか。でもまあ、突くたびに「んっ……んっ……」って声を殺して喘ぐから、すげー萌えた。もっと喘がせたいって。ま、彼女も所詮は淫乱だ。30分くらい突き続けてたら、メチャクチャ大きな声で喘いで、イってくれた。その後、激しいキスをして……眠ったんだよな。 つまり、四男のニンフィアとはまだセックスしてない。最終日、是非ともヤらなければ……。だが。 「あれ? ニンフィアは?」 ベッドの上に、彼はいない。もしかしたら、事務所とかか? 受付とか、色々と雑用をこなしてるみたいだったしな。末っ子なのに偉いもんだ。でも大丈夫。彼のチンポ、アナルの具合。相当遊んでることが伺える……。 「……ちょっと待て」 俺ははたと違和感を覚えた。 あのチンポに……アナル。どこかで見覚えが……。いや、てゆーか。 「あいつ、俺が調教したやつじゃねーか?」 「やっと思い出したの? ショックだったよ。あんなに可愛がってくれたのに、捨てたら本当に忘れちゃうんだね」 突然、ベッドルームの扉が開いてニンフィアと……見知らぬポケモン、確かサーナイトが入ってくる。 「その様子、私のことも覚えていないようね」 「は……?」 俺はベッドから飛び起きようとするが、動けない。あのサーナイトの「ねんりき」だ。バカな……俺の力を止めるほどの……!? 「あなたと同じ調教師になれば、いつかあなたにたどり着くと思ってた。けど、それは間違いだった。とんだ時間の無駄だったわ」 「けど、ついに僕たちの罠にかかってくれた。僕たち自慢の娼館に来てね」 サーナイトが近づいてくる。 「だ、誰だお前! 何をする気だ!」 「……バカね」 その瞬間、目の前が真っ白になった。 #hr 気持ちのいい朝日が部屋に差し込んでくる。 「んん……」 その朝日を浴びて、くさタイプのリーフィアがいの一番に起きる。 「おはよう、お姉ちゃん」 「あれ、ニンフィア、おはよう」 彼女は寝ぼけ眼でベッドを見回す。皆、まだまだ起きそうにない。ふと、気づく。 「あれ、ルカリオさんは? 今日最終日でしょ?」 「ああ……帰っちゃった。急用だって」 「あ、そうなんだ……」 「残念?」 「別に……」 そしてリーフィアは大きなあくびを一つ。 「そうだ、サーナイトさんから一週間の休暇、もらっちゃった」 「え!?」 途端に、目を輝かせるリーフィア。 「なんで!?」 「さあ……気まぐれだよ、多分」 そして、ニンフィアはそっと、リーフィアにキスをした。 「でも、いっぱいエッチできるね」 「……うん。たくさんしようね」 「でも今は……ふわぁ……眠たいや」 「ふふ……たまには二度寝しちゃおうか」 「……うん」 笑い合って、2匹は身体を寄せ合って眠った。 とある屋敷に仲睦まじい8匹のイーブイの兄弟姉妹がいた。彼らは協力し合いながら、彼らの元を訪れるたくさんのポケモンを喜ばせ、いつまでも幸せに暮らした。 調教師たちの憂鬱 終わり #hr **あとがきとコメント [#DIkxLPT] 大会初参加にて3票いただきました、ありがとうございました。シンプルに性癖をぶつけただけのお話だったので、気に入っていただいた方がいるのは嬉しいかぎりです。 そして、良ければ気に入った調教師やオカズになった子を教えてください!調教師たちの過去や彼らのその後など、スピンオフとなる作品を投稿したいと考えてますので。それでは! #pcomment(コメント/調教師たちの憂鬱,5,below)