ポケモン小説wiki
聖痕を刻まれた者 part1 異変 の変更点


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&color(red){警告!!};この作品は中二病患者の[[赤槍]]が書いております。
なのでこの作品には中二病的な表現が多々あります。また、四足歩行ポケモンが通常出来そうにない事も作品の中では普通に行っております。苦手な方は[[こちらへ>トップページ]]
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「ふぁぁ~・・・。」
僕はレオ。農園((植えてあるきのみは、オレン、モモン、カゴ、キー、クラボ この作品中ではきのみのなる木の事を木と呼んでいる))をやってる普通のガーディ。ただ、他のガーディと違うのは左手((この作品では左前足))に薄い黄色の十字架がある事かな。
あると言っても十字型の部分の色が他の毛と違うだけなんだけどね。
昔は皆と違うから結構嫌だったから、包帯巻いていたりしたけど今はあまり気にしてないね。身体がおかしいとか今の所なにもないしね。
さて、そろそろ農園に行こうかな。
#hr
僕の家から徒歩10分の所にあるのが僕の農園。僕はそこに大好物のオレンの実を食べながらゆっくりと向かっていた。村自体が山にあるから山登りをしているような感じ。もう慣れたけどね。
農園に生えてる木に水をあげる事が僕の仕事。炎ポケモンが木に水をあげるのはどうかと思うけど・・・
でもこの仕事結構好きなんだよね。簡単だし。きのみが不作のときは一番に配られる数が減らされるけどね・・・((この村のルール、『村で取れた物は村人全員の物』『きのみが不作の時、きのみを作ったポケモンの管理不足とする』))、
オレンの実を食べ終え鼻歌を歌いながら、あと5分ぐらいで着くかな、と、考えていた。
うん?向こうから誰かすごい勢いで坂を駆け下りてくるな、あれは・・・
「お~い!レオ!!大変だ!!」
向こうから走ってくるのは、グロウ?
「どうしたの、グロウ。そんなに慌てふためいて。」
と、僕は目の前ではぁはぁ言ってる青い生物に冷静に言った。
グロウは家や柵を作る仕事をしている、僕の幼馴染。ちなみにグレッグル。
確か今の時間は日課の散歩をしているはずだけど・・・
「お、お前の、農園が・・・」
「落ち着いて、僕の農園がどうしたの。」
ん?僕の農園がどうかしたのかな?
「お、お前の農園のきのみが、きのみが枯れてるんだよ!」
「・・・グロウ、木なんだから1本ぐらい枯れるでしょ。」
しかし、木が枯れたか・・・。村長に大目玉食らっちゃうな・・・。
「そんなレベルじゃないって!と、とにかく来い!」
「うわ!グレイ痛い!痛いって!」
ちょっと!前足掴まれたら走りにくいって!
#hr
はぁ、はぁ、前足掴まれながら走ったから疲れたよ・・・
「ほ、ほら!見てみろよ!」
えーと、どれどれ・・・
「え・・・」
う、嘘でしょ!?僕の農園の木が全部・・・
「な、何で農園の木が全部枯れてるの!?」
「お、俺に聞くなよ、いつも通り散歩しててふと農園見たらこうなってたんだよ。」
そんな、昨日はちゃんと生えてたのに・・・。
「この事は村長には報告したの!?」
「いや、まだ、ちょっと気が動転してて・・・」
「急いで報告しないと!!」
な、なんで急に木が枯れるの!?とりあえず村長の所に!
#hr
二匹が村長の家に猛ダッシュした後、農園の近くの茂みからボロを身にまとったアブソルが出て来て2匹が走っていった方向を見つめていた。そして、
「あれが・・・、レオ・・・」
と、呟き、また茂みの中に消えていった。
そのアブソルの左手には十字架が黄色く輝いていた。
#hr
「村長早く早く!」
「村長は亀なんだから俺たちより遅いのは仕方ないだろ・・・。」
あっ、そうか。ってコントみたいな事やってる場合じゃない!あぁ、もう村長まだ!?
「ま、待つのじゃ・・・、お前達の足についていくほど、わしは若くないのじゃ・・・。」
村長カメックスだから若くても遅いでしょ?、じゃなくて!!
「ほら、村長見て!農園が!」
農園を囲む柵の前で僕は、村長に少し大きめの声で伝えた。村長は汗だらけの顔をゆっくりと上げて農園の中を柵越しに見た。
どういう状況か理解した瞬間、顔から血の気が引いたらしい。顔の青色が少し白に近くなった。僕もこれ以上に白くなっていたのかな・・・
「こ、これは・・・、レオ、お前最近、ちゃんと水やっとったか?場合によっては村追放も・・・」
「ちょ、ちょっと待ってよ、村長!昨日までしっかりと木は生えてたんだ!
今日来てみたら急に枯れてたんだよ!」
村追放!?冗談じゃないよ!ここを追い出されたら僕はどうすればいいんだよ!
「村長、レオの言ってる事は本当だ!俺も昨日散歩した時に、木が枯れずに生えてるのをこの目で見た!」
「グ、グロウ・・・」
こういう時に親友のありがたさが分かるよね。自分も村を追放される可能性があるのにかばってくれるなんて。
あ、グロウの事だからそこまで考えてないのかも・・・。
「しかし、昨日生えてた木が今日いきなり枯れるなんて事はなかろう。わしはそんな話、噂でも聞いた事ないぞ」((この村には時々旅ポケモンが来て話をしてくれる事がある。村長は約30年間村長をしているので、結構物知り))
う~ん、確かに村長の言う事は正しいと思うけど、僕はこの仕事を約3年くらいやってるけど、サボった覚えは1度ないんだよね。
「本当は、水を与えてないんじゃないのか?」
と言って、村長は僕の事をすごい剣幕で睨んできた。村長、怖いよ、防御が本当に下がりそうだよ。
「そんな事しても何にもならないだろ!?第一レオがそんな事するわけないだろ!?」
「しかし・・・」
村長が次の言葉を言おうとした時、急に僕の後ろから突風がふいた。
思わず風がふいた方をみて、周りを見渡したらなんか違和感がある事に気づいた。
周りに生えてる普通の木((きのみのならない木のこと))の葉が風がふいてるのにもかかわらず、まったく揺れていない!
これは絶対おかしいと思い、2人の方を向いてこの事を伝えようとしたんだけど、いくら近くを探しても2人の姿が見つからない。代わりに壊れた柵が目に入った。
まさか・・・!
「村長、グロウ!!」
僕は、農園の枯れた木の近くで倒れている2匹の元のダッシュで向かった。
「グロウ、どうしたの!、グロウ!」
「わ、わかんねぇ、急に風がふいてきて、気づいたら吹き飛ばされてたんだ・・・」
「風?ふきとばされるほど強くなかったはずだけど・・・。」
グロウは少しきつそうに言った後、力尽きるように目を閉じた。
「グ、グロウ!?ちょっと、目開けてよ!」
た、大変だ、グロウが、グロウが! そ、そうだ!村長に!
しかし、村長も何度揺さぶっても目を開ける様子はなかった。
まさか、二匹とも・・・
僕の頭の中を最悪の展開がよぎった。二匹をどうやって救うか、パニック状態になりながら考えていた。その時、
「安心しろ、二匹とも気絶してるだけだ。」
僕の後ろから雄よりちょっと高めの声が聞こえた。
「ほ、本当!?」
と、僕はちょっと安心しながら振り向いた。そこにはボロの布を身に着けたアブソルが立っていた。旅のポケモンかな?
「あぁ、本当だ。」
こんな状況だからなのか、この言葉は今までで一番聞きたかった!
でも・・・
「あの、何でそこにいるのに分かるんですか?」
ボロを身に着けたアブソルは壊れた柵の近くに立っている。そこから2~3m離れた所に僕らはいた。
どんなに目のいいポケモンでも見ただけで気絶してるなんて分からないと思うんだけど・・・
「あぁ、その事か、なぜ分かったかというと・・・」
そこまで、言った後、僕の方に視線を向け、
「私がやったからだ。あの風は私のかまいたちだ。威力は弱めているから死ぬ事はない」
そう言われた瞬間、僕の思考回路が停止した。
君が・・・、やった・・・?
「お前がレオだな?」
アブソルはそう言いながら少しずつ近づいて来る。
二匹を・・・、かまいたちで・・・?
「少し話がある。すまんが少し眠ってもらうぞ。」
アブソルが額の鎌を振り上げた。そこで、僕の思考は回復した。
眠って、もらう?
一瞬で血の気が引いた。僕は目に涙を浮かべながら
「い、嫌だ。死にたくないよぉ・・・」
と、頭が回らないなか、必死に声を絞り出した。完璧に腰が抜けていて立つことすら出来なかった。
しかしアブソルは表情一つ変えず
「安心しろ、死にはしない。少し眠るだけだと言っただろう。」
言い終えると同時にアブソルの鎌が振り下ろされた。その瞬間、身体がふきとばされ僕の意識は一瞬にして真っ暗になった。
何も見えないなか、
「みねうちで、攻撃したから生きているな・・・。よし、保護完了だ。」
というアブソルの声が聞こえた後、僕の意識は完全になくなった。
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ちょっと変な所が多々あります。難しいですね、小説書くのは・・・。一応part1はこれで終了です。次回からはpart2になります。
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作者、作品に対するコメントや批判はこちらにどうぞ。
#comment(below)
- <<トランス様
コメントありがとうございます!
まさか自分の小説に興味を持って下さる方がいらしたなんて・・・。このコメントも少し嬉し涙を浮かべながら書いています・・・!頑張って作品を投稿するので、今後ともよろしくお願いします!
――[[[[赤槍]]]] &new{2011-09-30 (金) 21:28:42};
- 始めまして、駄文鬼畜作家のトランスと申します。
作品を拝見させて戴きました、農家を営みほのぼのと暮らすポケモン達に突然の異変…非常に興味深いです…!
最近はwikiが色々とごたごたしていた為に、新参の方がいらっしゃるのは嬉しいですね、今後の道程は険しいと思いますが、貴方の作品でこのwikiを明るく飾り付けてください。応援しています、頑張ってください。
――[[トランス]] &new{2011-09-30 (金) 20:58:04};
- テストコメントです。                        こんな駄文ですがアドバイスなど頂けたら嬉しいです!
――[[[[赤槍]]]] &new{2011-09-30 (金) 00:46:08};

IP:61.22.93.158 TIME:"2013-01-14 (月) 18:03:12" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&amp;page=%E8%81%96%E7%97%95%E3%82%92%E5%88%BB%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%9F%E8%80%85%E3%80%80part1%20%E7%95%B0%E5%A4%89" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0)"

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