[[Nike]] 内容がグダグダの小説です。 我慢出来る人は読んでください。 書き忘れてましたが今まで書いた小説とは世界観が違います。 ポケモンがやり放題です。はい。 登場キャラクター ストライフ・B・アブソル ヘイスト・ブースター ティール・ピカチュウ マリン・ラルトス *総ての左刀 一閃 [#r2379547] 「ここだよ」 「ここ…ですか…」 目の前の建物を眺める。 『オールショップストライフall shop storife』と書かれた看板がかかっているだけの殺風景な民家に見える。 「さぁこっちこっち」 ピカチュウが家の前でこちらに手招きする。 その手に招かれてその店に入る。 すると部屋の奥から一匹のアブソルがふらりと出てくる。 そのアブソルを見た時に少し違和感を感じた。 「あ、ライちゃん。お客さん」 ピカチュウがアブソルに話しかけるとアブソルはいやそうな顔をして 「お前なぁ。今日朝言ったばかりだろ。客がいるときはその呼び方はやめてくれ」 「だってライちゃんはライちゃんだよ」 「わーたよ」 「………で?そこのブースター、用事は何だ」 やっと僕の話が出た。実は少し忘れられているんじゃないかと思っていたところだ。 「悪いな。一瞬忘れてたわ。まぁそこでも座ってくれや」 …くっ…。そこまで僕は影が薄いか? 「で、改めて聞くが用件は?あ、店のネーミングにはケチつけないでくれな。ネーミングセンスの無い作者がつけたんだから」 「…そんな事言ってるとこのページそのうち消えますよ。ほら、そんな事言ったからネーミングセンスの無い作者が拗ねて…。 ってそんなリアルな話じゃなくて!!ここって何でも引き受けてくれるんですよね?」 「あぁ、留守番から抹殺まですべての仕事を請け負いますよっと。 一部の特殊条件を除けばな」 「実はですね。僕の妹を探して欲しくて来たんですが、引き受けてもらえます?」 「詳しく聞かせてくれるか」 少しだるそうにそう言われ最初からゆっくり喋りだす。 昨日僕は妹と山に登っていました。 そして山の中腹に差し掛かった時に突然崖が崩れて 僕はかわしたが妹は走っても間に合わないことを悟り近くにあった小さな窪みに逃げ込んだ。 そしてそのまま岩が窪みの入り口を塞いでしまった。 的確な判断のおかげで怪我は無かったがその中に閉じ込められてしまった。 不幸中の幸いに塞がれた窪みの中には身動きをすることができるぐらいのスペースがあった。 そして僕は自分一人の力じゃ助けられないと確信し妹に岩と岩との小さな隙間から全ての食べ物を渡し 街へ下り誰か手伝ってくれる人を探し回っていたらここの話を聞いて来た。 「…という訳です」 「ああ。ゴメン、もっかい言ってくれる?聞いてなかったわ」 「あんたね。実はわざとやってんでしょ」 「なんだ、ばれたか」 「いや、『なんだ、ばれたか』じゃないですよ!こっちは真剣なんですから!!」と僕はツッコミをいれる。 「わりぃわりぃ。今からは真剣にするからよ」 「ところで…」 僕はこのアブソルを見てから気になっていたことを質問する 「失礼かも知れませんがその刃は何故?」 ずっと気になっていたこととは頭についている刃のことだった。 普通アブソルの頭には刃が右側についている筈だがその刃は左についている。 「ん、これ?生まれたときから左についてただけだ。色違いとかと同じだろ」 「はぁ、そんなもんですか」 「じゃあ、こっちも質問していいか?」 「ハイ何ですか」 するとアブソルは核心を突いた質問をしてきた。 「お前なんで眼鏡つけてんだ?」 「そそそれは目が悪いから…」 「本当にそれだけか?実はその眼鏡で萌え狙ってんだろ。ブースターの眼鏡っ娘だよ~。ってなノリでこの中で一番目立ってやろうって魂胆見え見えだぞ」 「そんな事ないですよ!!大体、僕は雄です!」 「そんな事知ってらぁ」 「…実は嫌がらせでしょ…」 「よ、よし。じゃあお前の妹を助けるために出発しようか」 「……………」 「ずっとそこに座って俺を睨むつもりか?置いてくぞ」 そう言われ僕はゆっくり椅子からおりて後を追う。 かくして僕たちはこの店を出た。 「ったく、まだ着かねえのかぁ。ヘイストくん」 「先輩、さっきから何度も言ってますがもう少しの辛抱です」 「だからこれも何度も言ってるけどな、俺に乗ってるお前が言うことじゃねぇだろ、それ」 「…あっ、見えてきた!」 そう叫びブースターは全力で崩れた岩の所までダッシュする。 「リナ、大丈夫!?」 「…えぐ…お兄ちゃん、ひっく…遅いよぅ…怖かったんだから…」 岩の中ではイーブイが泣いている。 命に別状は無いようだが精神的に滅入っているようだ。 後ろから走ってきたストライフの背中に乗ったラルトスはそこからひらりと降りて到底大きな声とは言えない声の大きさでアブソルと話しだす。 「取り敢えず早く作業を終わらせないといけないみたいです。 先輩も気付いているとは思いますが先ほどから何か嫌な予感がします」 「あの感じだとそいつが犯人だと思うが」 「そのようですね」 「え!?犯人が近くにいるんですか!?」 「そのような大声で喋られると敵にも筒抜けなんですが」 あ、…確かに… 「ご、ごめんなさい…」 「よし、じゃあ作業にかかるとする―――」 アブソルが言い終わる前に上から妹が閉じ込められたときと同じように大きな音がして崖が崩れ岩が降ってきた。 するとそれを予想していたかのような動きでアブソルは崖を駆け上がりながら 降ってくる岩をイーブイのいる塞がれた窪みやブースターに当たらないように左右に吹き飛ばしながら頂上付近で見えなくなった。 「では作業を開始します」 ラルトスは淡々とそう言ってサイコキネシスを使い丁寧に岩をどかし始める。 「あの…、僕はどうすればいいですか?」 「私の1mほど後ろに立ち絶対に動かないで下さい。そこはかなり重要ですから」 ブースターは言われた通りにラルトスの1m後ろに立ちじっとする。 ラルトスの前からはだんだん岩がどかされてイーブイが出ることのできるスペースを作りあげていく。 そこから出ようとしたイーブイにラルトスは崩壊の危険性があるのでいま少しお待ちくださいとイーブイを言いくるめ岩をどかし続ける。 その後ろでブースターは自分がここに立っていることに何の意味があるのか首を傾げる。 そんなこんなしているうちにラルトスはすべての岩を取り除きそこから出てきたイーブイは未だに首を傾げていたブースターに飛びつき安心したのか泣いていた。 崖を駆け上がるとそこにいたのはゴローニャだった。 「おい、お前何のつもりだ?」 俺が問うとゴローニャは案外簡単に口を割る。 「ただのストレス発散だよ。ああやって下からノコノコ上がってくる奴を、岩の中に閉じ込めるのが楽しくてな」 「じゃあこんな所にいる理由は」 「さっきも言っただろ、ストレス発散だ。山じゃ面白みが無さ過ぎる」 こいつが犯人だということを確認し警告をする。 「じゃあ言っといてやるがこれはれっきとした犯罪だぞ。お前を捕まえて警察に連れて行けば逮捕できる。 今からあんなことをしないと誓い自分の住処で特に音沙汰立てずに暮らすなら見逃してやるが…どうする?」 「馬鹿かおめぇ?俺に勝てると思うか?そんなか細ぇ体で」 「最終警告だ。どうする」 「悪タイプがほざいてんじゃねぇ」 そう言った途端にゴローニャが瓦割りを繰り出しアブソルの目の前まで迫り来ると勢いよく腕を振り下ろした。 しかしアブソルはそれを難なくかわし燕返しで攻撃する。 「がはっ…!?」 地面に倒れこんだゴローニャを見下ろす。 「わりぃな。手加減したつもりなんだがもぅ体力がヤバそうだな。今一度問うが自首か戦うか」 「…ふ…ふざけんなよ…この野郎がぁぁぁ!!!」 アブソルは電光石火でゴローニャを吹き飛ばした。 「すぐそこです」 ラルトスに急かされ走るがスタミナが限界だ。(←携帯食料、元気ドリンコ、強走薬等は持っていません) 「あの…なんで…僕…の、背中に…乗るんですか…」 「いえ、この方が移動にかかる時間が少ないので」 いやだからって…。種族柄体の小さい僕からすると重いんだけど… なんだか隣でリナが怒ってるし。理由は自分を閉じ込めた犯人がいることにだと思うけど… やっとのことで頂上にたどり着くとそこでは体中傷だらけで呻いているゴローニャと そのゴローニャを踏みつけているアブソルだった。 「やっと来たか」 アブソルはそう呟くと唐突に僕に質問をしてくる。 「ヘイスト、こいつがお前の妹を危険な目に遭わした犯人だ。こいつどうする? 1、殺す 2、秘密裏に抹殺する 3、ここから突き落とす 4、刑務所に連行する どれか選べ。」 驚いたが冷静に判断する。 1番は僕には無理だ。ましてや2番も。 3番は元気ならいいがあの傷で突き落とされては流石のゴローニャも助からないだろう。 それにゴローニャは助けてくれ…とさっきからうわ言の様に呟いている。 こうなると残った選択肢を選ぶしかないだろう… などと考えているといきなり妹が口を開いた。 「1番にして!許せないもん!最低でも3番!」 怒りに震え涙をこぼしながらリナが言い放った。だめだ、怒りで正確な判断ができていないみたいだ。 その言葉を訂正しようと口を開きかけた時アブソルが言った。 「妹さんよ、リナ…だっけか?お前には聞いてない。あとヘイスト、こいつ俺が救いの手を差し伸べた時二回もその手を払ったんだ。 けどな、助けてやってくんねぇか?お前に大好きな妹を危険な目に合わせたやつにかけてやる慈悲があるなら。」 そこで言葉を切り付け足した。 「そーだ。そーいやぁ殺しは追加で1000000000、抹殺は2000000000突き落とすのは50000だ」 そういってこちらにやさしい笑みを向ける。 僕は迷うことなく周りの皆が見守る中で一つの選択肢を選んだ。 「じゃあ、僕は―――――」 あれから4日が過ぎた。 僕は今まで働いていた仕事をやめてストライフさんのところで働いている。 ストライフさんに惹かれたから。 では無くそれより別に重大な理由がある。 あの日結局犯人を連行することに決まった僕らは山を降りて警察所へ向った。 犯人を連れ中へ入ってから少しして出てきたストライフさんは… ふぅ、いちいち面倒な名前言うの疲れるからライフさんでいくね。 ライフさんはとてつもない事を最後に教えてくれた。親切じゃないよ。超不親切。 「じゃあ、報酬金110000Pだな」 は!? 「なんでそんな金額になるんですか?!」 「先輩によると、契約金5000、報酬金10000、追加料金95000だそうです」 と、丁寧にライフさんの上からマリンさんが小さな声で説明… 「え?いや…追加料金なんて聞いてませんよ!どこから来たんですかソレ!そんなに持ってませんよ! ただでさえギリギリだったのに追加料金なんて払える家計じゃないんですよ!僕の家!」 「アレ?言ってなかったか?連行は追加95000だって」 都合が悪くなり引きつった顔でライフさんはとぼけ始めた。 「言ってませんでしたよ!!てか、なんで突き落とすのより連行のが高いんですか!」 「いやね~、出来れば警察沙汰はさけたいんだよね~」 その、のほほんとした返し方やめてください。 「これ、詐欺で訴えられますよ」 「ゴメン、やめて、ホント。そしたら警察の株ガタ落ちだから」 「何でそこに繋がるんですか」 「今度マリンにでも聞いとけ」 背中の上でマリンさんがこくりと小さく頷く。 そして後ろを向いたかと思うと 「まぁ明日からはうちで働いてくれや。借金返済だ。そいじゃ」 と捨て台詞を吐きながら走っていった。 まったく迷惑な人だよ。 結局、次の日行くと、お前んち貧乏らしいな自分ちだけで飯食うと飯代お高くつくだろ?だから俺らがお前のうちに住んで飯を全員分作れば飯も食えるし 寝床もあるから一石二鳥だ。住まわせてくれねえか?お前んちでかいんだろ?マリンから聞いたぜ。いいだろ別に。 とか何とかいわれて皆ライフさんにマリンさん、ティールちゃんに僕とリナの5人で暮らしている。確かに僕のうち広いけどさ。 てかマリンさんどこまで調べてんのさ。 僕のヘソクリやリナのいけない趣味のものまで見つけ出しちゃってるし…。 (実は妹の意外な趣味に少しショックを受けてたりする僕。アハハ…) ホント、この人たち奥が深いね(いろんな意味で) そういえばライフさんが警察苦手な理由忘れててまだ聞いてなかったや。 あとでマリンさんに聞いてみるか。 ---- …はい、一話終わったみたいです。多分。 ↓お願いします。 ***コメント欄 [#c221bc4d] コメントしてください。餌を…恵んでください。 - この小説何?ホント… -- [[Nike]] &new{2009-05-22 (金) 22:30:33}; - 岩が窪みを塞いでしまった→食べ物を全て渡し……あれ? -- [[Taku]] &new{2009-05-23 (土) 00:21:07}; - なんか…久しぶりにカオスを見れそうな気がする -- &new{2009-05-23 (土) 00:42:46}; - ちょ…妹の命かかってるんじゃないのか?、窪みに閉じ込められてるんだから食べ物は渡せないだろうし。というより皆のんびりしとるなあ、萌えやらふざけてたりとか -- [[フロム]] &new{2009-05-23 (土) 11:58:46}; - …!!!打ち損ないが!すいません矛盾してました;ポロポロ言葉が抜けてます… -- [[Nike]] &new{2009-05-23 (土) 14:30:32}; - Nikeさん、頑張ってくださいね陰ながら応援しております。&br;変換ミスでしょうか? 『部屋の置くから』のところなのですが、わざとなら申し訳ありません。 -- &new{2009-05-23 (土) 18:45:48}; - またやってる…。ありがとうございます。 -- [[Nike]] &new{2009-05-23 (土) 22:03:39}; - やっぱみんなすごい…殺ポケを促す発言に不当な追加料金…「やっぱり、人間っておもしれえ!」 -- [[フロム]] &new{2009-05-25 (月) 18:11:34}; #comment(パラメータ);