ポケモン小説wiki
絶望と希望 の変更点


[[メラゾン]]

-1-
「何がバトルだよ…バトルに負ければ勝つたポケモンのいいなりだなんて…負けたポケモンの気持ちも考えてほしいね」
(ぁあ、リングマとバトル何てしなきゃ良かった。
あの馬鹿思いっきり僕にアームハンマー何かやりやがって…。
こんな暗い森に木の実を取りに行かせるなんて嫌な奴だよな…ほのおタイプって弱点が多いし、効果抜群のタイプも少ないし、不便だな)
一匹のガーデイがやって来たのはハクタイの森。
木々が太陽の光を遮り、真昼でさえもハクタイの森の中は暗い。
そして森の洋館と言う無人の館がハクタイの森の怖さをいっそう引き立てているのだ。
このガーディ(フレア)は先ほど通りがかったリングマにボコボコにされ、こうしてハクタイの森に木の実を取りに来ている。
フレアがぶつぶつ愚痴を呟いていると一匹のリーフィアが通りがかる。
「そこのリーフィアさん。僕と勝負しませんか?」
通りがかったリーフィアにフレアがバトルを申し込む。フレアの魂胆は、くさタイプなら勝てると言う物らしい。
リーフィアは、ムッとしてフレアを睨み舌打ちをする。
「いいですよ。でも、止めといた方がいいと思います。ガーディさんに決定権がありますし、勝負するか、しないかはガーディさんが決めて下さい」
「勿論するさ」
リーフィとフレアが互いに距離を取るとバトルが始まる。
「レディーファーストだよ」
「後悔しないで下さい」
そう言うとフレアの視界からリーフィアが消え、フレアが気づく頃にはリーフィアはフレアの後ろに回っていた。
「ふぅふん♪」
(うわ!何だこのリーフィア強すぎ。反則だよ)
フレアが木の下で伸びているとリーフィアがてくてくとフレアに近寄る。
「馬鹿ですね、私あなたに何もして欲しい事が無いので、見逃してあげますね…あと、これ食べて元気だして下さいね」
そう言うとリーフィアはフレアにオボンの実を渡し去って行く。
「はぁ。僕の人生は絶望的だな」

IP:202.253.96.158 TIME:"2012-06-23 (土) 14:13:29" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=%E7%B5%B6%E6%9C%9B%E3%81%A8%E5%B8%8C%E6%9C%9B" USER_AGENT:"SoftBank/2.0/001SH/SHJ001/SN353012043858651 Browser/NetFront/3.5 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1"

トップページ   編集 差分 バックアップ ファイル添付 複製 名前変更 再読み込み   新規作成 ページ一覧 ページ検索 最近更新されたページ   ヘルプ   最終更新のRSS
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.