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絆という繋がり の変更点


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''絆という繋がり''
by[[零]]
初めての短編小説なので多分内容ぐちゃぐちゃです。事前に御了承ください。
また、この小説は多少のエロを含みます。そういうのが苦手な人は読まないことをオススメします。

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最近お兄ちゃんの様子がおかしい。私を見てずっと考え事をしてたり、1人で出かけるようになってしまった。
前はよく私を誘ってくれたのに・・・
今日も1人で出かけてしまった。
私はラティアス。
お兄ちゃんのラティオスと一緒に森の奥に暮らしている。
もちろん変わってしまったのはお兄ちゃんだけじゃない。
私も少し変わった。
それは、1年前から海に住むルギアと付き合い始めた事。
結婚を前提に・・・

お兄ちゃんには秘密にしてある。
何故かというと、お兄ちゃんが過度の心配性だから。
そのせいで、言えなかった・・・が、
もう言わないといけなくなった。
何故って?
彼にプロポーズされたから。
私の答えはもちろんOK。
急だけど明日から彼と一緒に暮らすことになった。

「今日、絶対に言う!」
そう心に決める。
ふと時計に目をやると午後6時を過ぎていた。
「さぁ、そろそろ夕食を作ろっと♪」
そう言って私はエプロンを取りにいく。
野生ポケモンは普段衣服を着用しないが、料理をするときはエプロンを着ける事が多い。
エプロンを着けないと油やら何やらが体毛に付いてベトベトするからだ。
私はエプロンを着けて夕食を作り始めた。
これがこの家でお兄ちゃんと2人きりで食べる最後の夕食。
だからいつもより豪華に作ってみた。

あらかた作り終えると午後7時になっていた。
「ただいま」
お兄ちゃんが帰ってきた。
手には私の知らない木の実を2つ持って・・・
「お帰り~。あれっ、その木の実どうしたの?」
「この木の実はチイラって言うんだ。森の近くに生ってたから採ってきたんだ」
「うんっ、ありがとうお兄ちゃん。もぉご飯にしようよ、私お腹空いちゃった」
さて、どのタイミングで話を切り出そうか・・・

・・・・・・・・・タイミングが無い
お兄ちゃんは私の作った料理を美味しそうに食べている。
そういうのを見ると余計話しにくい。
「なぁ、ラティアス?」
「えっ?あぁ、どうしたのお兄ちゃん?」
お兄ちゃんが話しかけてきた。どうしたんだろう?
「チイラ、そろそろ食べないか?」
なんだ、そんなことか。
私は台所に置いてあるチイラを取ってきた。
「いただきま~す」
私はチイラを1口食べる。
口の中に私の大好きな辛い味と甘い味が口の中でうまく調和している。
「美味しいっ!」
チイラは私が食べてきた木の実の中で一番美味しいかも知れない。
「どうだ、美味いだろ?」
「うんっ!」
そして夕食が終わった。

まだ何も言えてない。
もうこうなったら最後の手段を使うしかない。
「お兄・・・ちゃん?」
それは、自分の部屋に誘うこと・・・
「んっ、どうした?」
「後で私の部屋に来てくれない?大事な話があるの・・・」
お兄ちゃんは少し驚いている。
当たり前だ、私は今までお兄ちゃんを部屋に入れたことが無いから。
そんなお兄ちゃんを気にせずに私は自分の部屋に入る。
体に少し熱い違和感を感じながら・・・

さっきから&ruby(やたら){矢鱈};体が熱い。
部屋が暑いわけではなく、風邪の時とも違った熱さ・・・
何時からだろう?
夕食中には感じなかった。
チイラの実を食べたあたりから・・・?
そんなはずは無い。
お兄ちゃんが私に変なものを食べさせるなんて・・・

ガチャ

お兄ちゃんが入って来た。
「お兄ちゃん・・・」
「ラティアス、何か体に違和感を感じないか?」
私に聞くって事は、お兄ちゃんも体に違和感を感じているのかな?
「そういえば、さっきから体が熱いかな」
お兄ちゃんは少し意地悪そうな笑みを浮かべて、
「そうか、それでいいんだ」
と言った。
それでいい?
お兄ちゃんは何を言ってるの?
そういえばお兄ちゃんの顔が少し赤い。

「お兄ちゃん、私に何かしたの・・・?」
聞くのが怖いけど思い切って聞いてみた。
「チイラはな、傷ついた時に食べれば興奮剤として活力を得られる。
だけど、そうじゃない時に食べると興奮剤は”媚薬”として作用するんだ」
お兄ちゃんが・・・私に媚薬を・・・?
確かにそれならこの体の熱さを説明できるけど・・・
「どうして?」
「んっ?」
「どうして私に媚薬を食べさせたの?」
「それは・・・」
このとき、私は一番聞きたくない言葉を聞いた。
「それはお前のことが好きだからだ、ラティアス」

お兄ちゃんが私に告白?
チイラが媚薬だと分かった時点で薄々感じていたけど・・・。
実際言われると驚く。
第一、私たちは兄弟。
それに私には婚約者がいるのに・・・。
「だめだよ・・・お兄ちゃん・・・」
「それは俺たちが兄弟だからか?そんなの理由にならない!」
「・・・違う・・・の・・・」
私はルギアの事を言うことを決心した。

「えっ・・・?」
「私ね、1年位前から付き合ってる彼氏がいるの。
でね、その彼とこの前婚約したの。今まで黙っててごめんね・・・」
これで全部終わるだろう・・・
今日のこのあってはならない時間が・・・
「お前はそれ位で俺が諦めると思っているのか?」
「えっ?」
諦め・・・ない?
「だったら、お前を奪ってやるよ」

もう私には今のお兄ちゃんがチイラの効果で理性を失った姿なのか、
それとも素のお兄ちゃんなのかが分からなかった。
ただ、今私の目の前にいる姦獣の顔は、私が今まであった人の中で一番怖かった・・・。
そして、私の雌も自分の意思とは関係なしに、雄を受け入れる準備をしていた・・・。

私は逃げることを決心した。
この家から・・・・・・お兄ちゃんから・・・・・・。
お兄ちゃんが顔を近づけてきた。
キスをするつもりだろう。
私は顔を背けようとした。
だが顔が動かない。それどころか、全身が動かない。
閉じていた私の口が、私の意思を無視いて開く。
もう何がなんだか分からない。

そして私の口は塞がれる・・・お兄ちゃんの口で・・・。
お兄ちゃんの舌が私の口内を舐め回す。
「んっ・・・んん・・・・・・」
媚薬のせいでキスだけでも十分に感じてしまう。
だが、口が塞がれているため喘ぐことができない。
ふとお兄ちゃんの顔を見ると、目が怪しく光っている・・・。
『あの目の光は・・・サイコキネシス!』
そう、お兄ちゃんはサイコキネシスを使って私の体を束縛していたのだ。

数分間にわたるディープキスがやっと終わる。
「ラティアスってエロイな、キスだけでこんなに濡らすなんて」
お兄ちゃんの理性は完全に壊れたようだ、話し方もいつもと違う。
「もっと感じさせてあげようか?」
「えっ?」
気づいた時には、お兄ちゃんが私の股間に顔を埋めようとしていた。
「待って!」
私はお兄ちゃんに止めさせようとした。というより、少し時間が欲しかった。
多分、このまま弄られたら私も壊れてしまうだろう。
お兄ちゃんは不思議そうにこっちを向いたが、
「待てないな~」
と言ってお兄ちゃんは私の秘所に舌をつける。
ピチャ・・・
「・・・ひゃん・・・・・・」
私の体に、今まで感じたことの無い快感が流れる。
ルギアとはディープキスまでしかしたことが無い。
とっておいたのだ、明日のために・・・。
だがそれは崩れてしまった。お兄ちゃんのせいで・・・・・・。

「俺、ラティアスの甘い声聞きたいな」
そんなこと言われても出す気は無い。
そして、またお兄ちゃんが舌を使って秘所を激しく撫で上げる。
「んぁああ、やめて!」
私のこの言葉にお兄ちゃんは、
「やめられないな」
と言ってさらに行為を激しくする。
「んぁ、ダメ!イっちゃうよぉお!!」
そして、私はイってしまった。


自慰はしたことがあるから初めてではないけど、自慰の何倍も気持ちよかった。
そして、私は絶頂をむかえた後の荒い呼吸なか
その快楽に溺れてしまいたいと考えてしまった。
けど、ルギアへの想いがその淫らな考えをした自分を戒め、
壊れかけた自分の理性を保たせてくれる。
多分、彼のことを想い続ければ私は壊れないでいられるだろう・・・。
何でだろう・・・。
ただの思い込みなのに、信じられる。
そして、何故か彼を近くに感じる。
そう、何かで繋がっているかのように・・・。

そういえば、前のルギアとのデートの時に有名な占い師のムウマージが、
『あなたたちは不思議な絆で繋がっているわ。
だから、どんなことがあっても離れないでしょう。』
って言ってたっけ。

この不思議な感じがそうなのかな・・・?
だとしたら、私は処女を守るためにある手段に出ることにした・・・。
それは、抵抗しないこと。
周りから見れば、投げやりなことだと思う。
だが、少し意味が違う。
抵抗はしないが、だからと言って積極的にもならない。
とにかく、チイラの効果が抜けるまで時間を稼ぐ作戦だ。
普通だったら激しく抵抗すればいいが、
サイコキネシスで束縛されているし、
下手をしたら処女を奪われかねない。
だから私はひたすら我慢し、頑なに処女を守るだけ・・・。
ただ、それだけ・・・。

「さぁ、続きをやろうか」
顔などに付いた私の愛液を舐めたりしていたお兄ちゃんが話しかけてきた。


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コメントある方どうぞ。
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