[[桜花]] 桜花の短編です! 竜の愛心 作・桜花 ヨシュアシティ―この街には、大勢のポケモンが暮らしていた。そんな街に、あるドラゴンタイプの集団がいた。そのドラゴンタイプは種族は、ボーマンダ・カブリアス・カイリューの3匹であった。これはその内の1匹であるボーマンダが、あるドラゴンタイプに出会う話である。 ※ ※ ある晴れた日に、1匹のドラゴンポケモンのボーマンダがビルから出てきた。 「ようリドル! どっか行くのか?」 リドルと呼ばれたボーマンダが、声がしたビルの二階を見ると、そこには窓から顔を出している、マッハポケモンのガブリアスがいた。 「なんだランドか・・・」 ガブリアスの名前は、ランドという様だ。 「珍しいな! いつも昼寝しているお前が、真昼間に出かけるなんて!」 ランドの言葉を聞くと、リドルはムッとして言い返した。 「うるせえな! 俺が何時出かけようが、俺の勝手だろ!」 と、大声で言った後、リドルは翼を羽ばたかして、何処かに飛んでってしまった。そんなリドルの姿を見ながら・・・ 「・・・はぁー・・・ホントにあれで、『♀』かよ・・・」 と、溜息混じりに、ランドは呟いた。そう・・・リドルは口調は『♂』だが、実際の性別は『♀』であった・・・。 ※ ※ 「ったく! 俺様が何時どうしようが、ランドの野郎に関係ねえだろ!・・・こういう時は、あそこに行くか!」 と、リドルは独り言を呟きながら、街の外に向かって、飛ぶ進路を向けた。街の外に出ると、一本の木が立っている丘を目指した。その丘の木の下は、リドルの昼寝の特等席であり、リドルは外へ出て昼寝をする時、必ずそこで昼寝をするのだ。しかし・・・ 「あっ!?」 その木の下に、緑色の体をした大きなポケモンが寝ているのが、上空からのリドルでも見えた。リドルは地面に降りて、そのポケモンに近づいた。 「・・・フライゴンか・・・」 木の下で寝ていたのは、せいれいポケモンのフライゴンだった。フライゴンは熟睡しており、リドルが近づいても、起きる気配は無かった。しかしリドルは、自分の昼寝ポイントを取られた為に、少々腹が立っており、リドルはそのフライゴンの方に向かって走り、フライゴンの手前でジャンプをして、技ではない『のしかかり』をフライゴンにやった。 「ドン!!!」 「!?」 のしかかられたフライゴンは、その衝撃で目が覚めて、その場から逃げようとしたが、リドルが上に乗っかっている為に、フライゴンは逃げる事が出来ず、ジタバタするしかなかったが、リドルがフライゴンの首筋に爪を当てた為に、フライゴンはじたばたも止めた。 「・・・・・」 「・・・・・」 暫く無言が続いたが、やがてリドルの口が開いた。 「おいテメェ・・・何俺様の昼寝ポイントで寝てんだよ! ここは俺様の所だぞ! ああ!?」 と、ドスの効いた声で、リドルは言った。するとフライゴンは、じわっと紅いレンズカバーの様な物に護られた瞳から涙が溢れ出し、その涙がレンズから漏れた瞬間、怯えた声で喋った。 「ご、ごめんなさい・・・・私・・・旅をしている者で・・・ここがあなたのテリトリーだなんて知らなくて・・・・許してください・・・・」 「・・・・・」 リドルは、フライゴンが今後に及んで、文句を言ってくるかと思ったが、あまりにも予想外の言葉が出たので、少々驚いてしまった。リドルは流石に可哀想だと思い、無言でフライゴンの上から退いた。 「・・・まあ、知らなかったんなら、しょうがない。今回は許してやるから、二度と俺の昼寝ポイントで寝るなよ!」 と言って、リドルは立ち去ろうとしたが、何故かそのフライゴンの事が気になり振り返って、その場から立ち去ろうとしているフライゴンに向かって叫んだ。 「おいお前!」 「?」 フライゴンは振り返って、不思議そうな顔で、リドルを見た。 「名前は何だ?」 「・・・ティナです・・・」 「ティナか・・・おいティナ! お前・・・何所の国の出身だ?」 「えっ?・・・東国ですけど・・・」 と、ティナというフライゴンは、不思議そうな顔をして言った。ここで彼らの世界の説明をしよう。彼らの世界には、『東国』・『西国』・『南国』・『北国』という四つの国があり、リドルは西国、ティナは東国の出身なのだ。 「東国かぁ・・・」 「あのー・・・どうしてそんな事を聞いたんですか?」 「んっ? あーまー・・・♀一人で、どっから来たのか、気になってな!」 リドルが喋り終わると、ティナは驚いた表情を見せた。 「あの・・・私・・・♂ですよ・・・」 「・・・・・・はぁ!?」 と、リドルは驚きの表情を見せながら、大声を上げた。 「ちょっ、ちょっと待てよ! お前♂なのかよ!?(声も綺麗で甲高いし、スタイル良いし、それに・・・・・♀の俺より美人(美竜)じゃねえか・・・)」 「そう言われましても・・・・本当に♂なんです・・・」 「・・・・・」 リドルには、ティナが♀ではなく♂という事が、とても信じられなかった。そこでリドルは、とんでもない事を聞いた。それは・・・ 「・・・んじゃお前・・・『あれ』あんのかよ?」 「・・・『あれ』って何ですか?」 ティナには、『あれ』の意味が分からない様だ。 「『あれ』って言ったら、♂にしかない物だよ!」 「・・・・・ええっ!」 ティナはようやく理解した様だ。『あれ』とは♂にある一物の事であった。 「このトンチキ! すぐに理解しろマヌケ!」 即座に理解しなかったティナに対して、リドルは激しく怒った。 「ご、ごめんなさい!」 「謝んのはどうでもいい! でっ? あんのか?」 「あ、ありますけど・・・・その・・・・」 ティナは、顔を紅くして、俯きだした。 「何だよ『その』って? 早く言えよ!」 リドルはイライラしている様だ。 「・・・小さいんです・・・私の・・・」 と、小さな声で恥ずかしがりながら、ティナは呟いた。 「・・・・・ダーハッハッハッ♪♪♪」 ティナが自分のモノが、小さいことを言うと、リドルは大笑いをした。 「ヒーヒッヒッ! モノが小せえフライゴンなんて、初めて聞いたぜ!♪」 「・・・そんなに笑わないで下さいよ・・・」 と、涙目になりながら、ティナは言った。 「悪りぃい、悪りぃい!・・・よし! 気に入った! ティナ! 明日も此処に来い!」 「えっ?・・・ここに来ては、駄目なんじゃないんですか?」 「うるせえな! 俺が良いって言ってんだから、素直に「はい」と言え!」 「ヒッ!・・・は、はい!」 「よし! じゃあ明日な♪」 と、一方的に約束をし、リドルはその場を飛んで去った。 その夜 その夜の夕食の時間、リドルはボ~ッしながら、椅子に座っていた。 「どうした~? リドル!」 机を挟んで、前に居るランドが話しかけてきた。 「あっ?・・・何でもねえよ・・・」 と、ぶっきらぼうにリドルは言ったが、実は昼間のフライゴン・ティナの事を考えていたのだ。それを見透かした様に、ランドはこんな事を言った。 「何だ~まさか、好きな♂でも出来たのか?(笑)」 それを聞いた途端、リドルは顔を真っ赤にして言った。 「ば、馬鹿野朗! 何で俺が誰かを好きになるんだよ! ざけんな!」 「・・・そんなに大声出すことねぇだろ・・・」 と、少々呆れ気味に、ランドは言った。 「どうしたの~」 と、呑気な口調と共に、一頭のカイリューが現れた。 「何でもねえよ、アントン。それより飯はまだか?」 リドルが聞いた。カイリューの名前は、アントンという様だ。 「ん~出来たよ~」 アントンは呑気な口調で返事をし、一旦姿を消し、大きな鍋を持って現れた。鍋の中身はシチューだ。 「美味そうだな♪ いっただきまっす♪」 リドルはアントンが鍋を置いたと同時に、鍋の縁に掛かっていたオタマでシチューをよそい、机に置いてあった皿に盛り、ガツガツと食べ始めた。それを見たランドは、こう言った。 「お前な~、♀なんだから、もう少し静かに食えよ」 「あっ? 食い方に♂も♀もないだろ!」 と、リドルは言い返した。 深夜 その日の深夜、ランドもアントンも寝ている中、唯一リドルだけが寝れずに、自室のベッドに座っていた。リドルは、ティナの事を考えていたのだ。 「・・・何でアイツのことばっか考えるんだ・・・もう止めだ・・・」 そう呟くと、リドルはベッドに入り、寝ようとしたが、なかなか寝れずに、一時間位して、ようやく眠る事が出来た。 次の日 「ヤベェ!」 次の日の10時頃、リドルは寝坊をした為、大慌てでビルから出てきた。ティナと会う事の時間の約束を、特にしていなかったが、リドルは流石に悪いと思って、全速力で昨日の場所に向かっていた。 しかし・・・ 「・・・・・居ねぇ~じゃん・・・」 目的の木の所に、リドルは着いたが、ティナはまだ来ていなかった。 「あっ! 昨日のボーマンダさん!」 と、甲高い声がしたので、そっちの方を見ると、そこにはティナがいた。 「ちっ! 遅ぇよ! 人のことを待たせんなよ!」 と、慌てて来たのに、ティナがまだ来ていなかった事に腹を立て、ティナに怒鳴り散らした。 「す、すみません! 3時間前に来ていたんですか・・・その・・・・オシッコが我慢出来なくて・・・・」 と、最後の方は顔を紅くしながら、ティナは言った。 『! コイツ・・・俺が来る、3時間も前から、ここに居たのか・・・悪い事言ったな・・・』 と、リドルは心では反省した。しかし口では・・・ 「フン! 何面倒くせぇ~事やってんだよ! ションベンなんか、ここでやればいいだろ!」 と、思ってもいない事、つい口にしてしまった。 「ご、ごめんなさい・・・」 と、涙目になりながら、ティナは謝った。 「・・・まあいい・・・そういえば、俺の名前を言ったなかったな。俺の名前はリドルだ!」 「グスゥ・・・・リドルさんですか・・・」 まだ泣いている状態で、ティナはリドルの名前を呼んだ。 「ところでティナ! お前昨日の夜は、何所で寝てたんだ?」 「森の中にある、洞窟です・・・」 「そうか・・・そういえばお前、旅をしているんだよな? 何で旅してんだ?」 「特に目的は無いんです・・・ただ旅をしているだけで、何時かは何所かに、身を置こうと考えているんですけどね・・・」 「・・・・じゃあさ! 俺ん所来いよ!」 「・・・・・えっ?・・・・・良いんですか?・・・」 「まあ俺の所には、一言多いガブリアスと能天気なカイリューが居るけどな、空き部屋の多いビルに住んでるから、俺は構わないぜ!」 「そ、そうなんですか・・・てっきり女性である、あなた一人で住んでると思って・・・」 と、何気なくティナは言った。 「そんな訳ね・・・・ってオイ! 今お前、俺の事何て言った!?」 「えっ・・・・女性ですけど・・・」 「な、何で俺が♀って知ってるんだ! 俺はずっと、『俺口調』で喋ってきたんだぞ!」 「そ、それは・・・」 何故かティナは、顔を紅くしながら、理由を言った。 「あ、あなたから・・・その・・・♀のフェロモンが出てるからです・・・」 「!!!」 それを聞いて、リドルの顔は紅くなった。 「ば、馬鹿野朗! 何言ってるんだ!」 「す、すみません・・・」 リドルは顔を赤くしながら怒鳴ると、ティナが咄嗟に謝った。 「・・・まあいい・・・とにかく俺の所に来い! いいな?」 「・・・はい・・・」 「よし!・・・・・じゃあ今から来れるか?」 「いえ、洞窟に荷物がありますので・・・」 「・・・仕方ねえな・・・この先に街があるだろ? 俺は其処の入口で待ってるから、荷物取ってきたら、そこに来いよ!」 「分かりました・・・それでは・・・」 と言って、ティナは翼を広げて、森の方へ飛んでいった。それを見送ると、リドルも街の方へ飛んでいった。 街の入口 街の入口で、リドルはティナを待っていた。すると・・・ 「すみません~」 と、大慌てでティナが飛んで遣ってきた。その首には、鞄がぶら下がっていた。 「結構早かったな!」 自分の真ん前に降り立ったティナに、リドルは言った。 「だ、だって・・・ハア・・・ハア・・・じょ、女性を待たせるなんて・・・ぜえ・・ぜえ・・・出来ませんから・・・」 と、息を切らせながら、ティナは言った。その瞬間、女性と言われたリドルは、顔を赤くした。 「ッッ!!!・・・と、とにかく行くぞ!」 恥ずかしさを堪えながら、ティナに背を向けて、リドルは歩き出した。その後をティナが追う。やがてビルの前に着いた。 「此処が俺と俺の仲間が住んでるビルだ! 入ろうぜ!」 「はい!」 リドルの言葉に、ティナは元気良く返事をした。ビルに入り、階段を上がり、部屋の中に入った。部屋に入ると、長椅子で昼寝をしている、ランドの姿が見えた。そんなランドに、リドルは雑誌を持って来て、寝ているランドの顔面の所に、雑誌を落下させた。 「ぶえっ! な、何だ!?」 いきなりの事に、ランドは軽くパニックになり、辺りを見回した。 「ハハハ!!! 真昼間に昼寝なんかしてるからだよ!」 と、腹を押えて笑いながら、リドルは言った。 「リドル! 何しやが・・・!」 ランドは、ティナの存在に気付き、言葉を止めた。 「おいリドル。お前の後ろにいる、凄っげぇカワイコちゃんのフライゴンは誰だ?」 「は、初めまして! ティナと申します!」 と、お辞儀をしながら、ティナは言った。 「コイツよ~行く当てがないから、ここに置いてもいいだろ?」 と、ティナの頭をポンポン叩きながら、リドルは言った。 「別に構わないが・・・ところでリドル。この可愛い女の子とは、どこで知り合ったんだ?」 と、ランドが聞いてきたが、リドルは溜息混じりに言った。 「あのなランド・・・コイツは外見は♀だが、本当は♂だからな!」 「・・・ええっ! 嘘だろ!」 少し間を置いて、ランドは大声を上げた。 「嘘つくんじゃねえよ! リドル! コイツが♂な訳ないだろ! 声も容姿も♀じゃねえか!」 「デケェ声を上げんな! 俺がそんな嘘つくと思うか?」 リドルが怒鳴る。 「・・・・ねえよな・・・」 と言ってランドは、ティナの顔を見た。 「お前・・・ホントに♂なのか?」 「・・・ハイ・・・」 ランドに質問され、ティナは素直に答えた。 「なあランド。コイツここに置いてもいいだろ? 悪い奴じゃないし、いいだろ?」 と、リドルが聞いた。 「・・・まあいいだろ! リドルが連れて来たなら、安全な奴だろう。ティナ、もう知っていると思うが、俺の名前はランドだ! よろしくな!」 そう言ってランドは、手を差し出した。 「よろしくお願いします!」 そう言ってティナは、ランドの差し出した手を握った。その後リドルは、アントンにもティナを紹介した。幸いにものんびり屋のアントンには、ランド程手間は掛からなかった。そして夜になり、ティナの歓迎会を開き、アントンの作ったご馳走を堪能しながら、様々な雑談を交わし、歓迎会は深夜まで続き、深夜1時頃に歓迎会は終わりを告げた。 ※ ※ その後ティナは、ビルの一部屋を貰い、そこを自室とし、ベットの上で仰向けに転がっていた。しかし歓迎会でのテンションが残り、眠れずにいた。すると・・・ 「ティナ、まだ起きてるか?」 扉の向こうから、リドルの声が聞こえた。その声に反応し、ティナは起き上がった。 「あっリドルさん・・・起きてますよ!」 ティナが答えると、リドルが部屋に入って来た。 「リドルさんも、眠れないんですか?」 「まあな・・・それにお前に、少し話があるからな・・・」 「? 話・・・ですか?・・・」 ティナが不思議そうな顔している時、リドルがティナの近くまで来た。 「なあ・・・お前・・・好きな奴・・・いるか?」 「えっ?・・・いませんけど・・・」 「そうか・・・なら・・・」 そこまで言うと、リドルはティナを真剣な表情で見た。 「お・・・俺と・・・俺と付き合えよ!」 「・・・・・」 リドルが告白すると、ティナは驚いた様な顔をした。ティナの表情を見て、リドルはハッとした。 『・・・バカか俺は・・・こんな台詞でコクッたって、こんな『俺口調』の女がコクッたって、好きになる奴なんて居ないだろ・・・』 と、リドルは心の中で呟いて、ティナから目を背けて言った。 「あ、あはははは! なんて冗談だよ! 早く寝ろよ!」 リドルは足早に、部屋を出ようとした。 「ちょっと待って下さい!」 ティナが叫んだ。リドルは反射的に振り返る。するとティナが、ベットから降りて立っていた。 「な、何だよ!」 と、少し強い口調で言ったが、ティナは怯える様子もなく、静かに口を開いた。 「リドルさんって、ランドさんが好きなんじゃないんですか?・・・・」 「!!!」 ティナに言われ、リドルの頭の中に、一瞬ランドの顔が浮かんだ。 「ふ、ふざけんな!!! 何で俺が、あんな単細胞馬鹿を好きになるんだよ!?」 凄まじい剣幕で、リドルはティナを怒鳴ったが、ティナは口先に笑みを浮かべ、静かに言った。 「よかった・・・そうだったんですね・・・それなら大丈夫です・・・私も・・・リドルさんの事が好きです・・・」 と、顔を赤く染めながら、恥ずかしそうにティナは言った。その言葉に、リドルは驚いた。 「ほ・・・ホントか!? ホントに俺が好きなのか?・・・・」 「・・・・ハイ・・・」 ティナは恥ずかしそうに顔を背けながら、きちんと答えた。そんなティナを、リドルはベットの上に押し倒した。 「リ、リドルさん!?」 ティナはリドルに押し倒されて、とても驚いていた。 「ハア・・・・ティナ・・・俺もう・・・我慢出来ねえよ・・・キスするぜ・・・」 そう言ってリドルは、ティナの口に口付けをした。それもかなり激しい口付けを・・・ 「んんっ!!!」 グチュ・・・ニチャ・・・チュ・・・ 激しいキスであったが、ティナにはそのキスに、リドルの優しさがあるのが分かった。やがてリドルの口が離れ、二人の間には銀の糸が掛かっており、その糸はやがて、ティナの胸にと落ちていった。 「・・・気持ちよかったか?・・・」 と、とても優しい口調で、リドルはティナに聞いた。 「・・・ハイ・・・」 ティナも、満足そうな顔で返事をした。 「もっと気持ちよくしてやるからな・・・」 そう言うとリドルは、自身の頭と下半部の方の位置を逆転し、リドルの頭がティナの下半部へ、リドルの下半部がティナの頭の所に移動した。 「リ、リドルさん・・・何を・・・ヒャア!」 ティナが言った瞬間、ティナは下半身に、擦られる感覚を感じた。リドルが指で、ティナの下半身のスリット・性器の収納口を擦ったのだ。 「リリリ、リドルさん! そんなとこ擦っちゃ・・・」 「いいだろ・・・俺は、お前のチンコが見たいんだ・・・」 ティナの言葉を遮って、リドルは言った。 「おっ!・・・出てきた・・・」 その時ティナに、リドルが小さな何かを持っているのが見えた。それが自分の生殖器だと知り、ティナは顔を赤くした。 「はは・・・・お前の言ったとおり、お前のチンコって小さいや!」 手に掴んでいる、ティナの生殖器を見ながら、リドルは言った。そしてその直後、リドルはティナの生殖器の先を、そっと舌で舐めた。その瞬間ティナの体が、ビクンと震えた。 「リ、リドルさん・・・それ・・・舐めちゃ・・・」 「あっ? 舐められるの嫌なのか? じゃあこうしてやるよ!」 カプ! 「ああ!!」 突然リドルはティナの生殖器を、すべて口に含んだ。そしてそのまま、生殖器をしゃぶり始めた。 「だ、駄目、リドルさん! そんな・・・」 「ジュル・・・うぷ・・・ティナ・・・お前も・・・俺のを舐めろよ・・・俺の・・・秘所を・・・」 と言ってリドルは、ティナの目の前に、自分の秘所を位置を、ティナの目の前に調節した。 「えっ?・・・ええっ!」 ティナは顔を赤くした。 「少し汚いだろうが・・・我慢しろよな・・・」 「そ、そんな・・・汚くないです!・・・とっても・・・綺麗です・・・私には・・・勿体無いくらいに・・・」 ティナは恥ずかしがりながらも、きちんと感想を述べた。 「ティナ・・・ありがとな・・・そんなお前だからこそ、舐めてもらいたいんだ・・・舐めてくれ・・・」 「・・・分かりました・・・」 そう返事をし、ティナはリドルを秘所を舐め始めた。 ペチャペチャ・・・ピチャチャ・・・ 「んあぁ・・・い、いいぜ・・・気持ちいいぜ・・・」 リドルは快感を感じながら、ちょっとずつティナの生殖器を舐めた。生殖器を舐められているティナに、異変が起きた。 「リドルさぁん・・・も、もう私・・・駄目です・・・」 そう呟いた次の瞬間、ティナの生殖器からリドルの口内に、白い液体が放たれた。 「ぶっ!・・・お、俺もイキそうだ・・・ああぁー!!!」 リドルも限界を突破し、秘所から液体が噴出し、ティナの顔をと目のレンズを濡らした。お互いが達した後、ティナとリドルは向き合った。 「ティナ・・・気持ちよかったか?・・・」 リドルが聞いた。 「はい・・・とっても・・・リドルさんは?・・・」 「良かったぜ・・・お前舌使い・・・最高だったぜ!」 「・・・・・」 その言葉に、ティナは赤面をした。そんなティナに、リドルはそっと言った。 「ティナ・・・俺達・・・一つになろうぜ・・・」 「・・・ハイ・・・」 ティナが返事をすると、リドルは仰向けに寝転がった。 「ティナ・・・・来い・・・」 「・・・ハイ・・・」 そう言って、ティナは自分の生殖器を、リドルの秘所にゆっくり入れた・・・ 「んああ!!」 ティナの生殖器が、リドルの秘所に半分くらい入った時、リドルが悲鳴を上げた。そしてそれと同時に、リドルの秘所から微量の血が出た。 「リドルさん・・・・大丈夫ですか?・・・・」 ティナが心配そうに聞いて、生殖器を抜こうとしたが、リドルが押えた。 「抜くな・・・そのまま・・・奥に行け・・・」 「・・・ハイ・・・」 リドルに言われ、ティナはさらに生殖器を、リドルの奥に入れた。暫くして、完全に入れ終わった。生殖器を入れ終わったティナを、リドルが優しく抱きしめながら言った。 「ティナ・・・そのまま、腰を動かせ・・・」 「・・・分かりました・・・」 リドルに言われ、ティナは腰を動かした。 ジュブ・・・ジュブ・・・ 腰を動かす毎に、リドルの秘所から液体の擦る音が聞こえた。 「ぐ・・・あぁ! ティ・・・ティナ・・・・」 「リドルさん・・・私・・・とっても気持ちいです・・・」 2人は快感の声を漏らし、ティナに至っては、翼を開いたり閉じたりしている。 「リ・・・リドルさぁん・・・私もう・・・出そうです・・・抜きますか?・・・」 「駄目だ・・・俺の中で出せ・・・お前と俺のガキなら・・・俺は拒まない・・・」 「ああっ! リドルさ・・・リドルゥゥゥゥゥ・・・」 とうとうティナは、リドルの事を呼び捨てにする程、快感に浸ってしまった。 「はは・・・お前・・・俺の事呼び捨てにしたな・・・もういいや・・・好きに呼べ!」 「リドル!!! 私、愛しているよ!!!」 「ティナ!!! 俺も愛してるぜ!!!」 お互いの名前を呼び合った。そしてティナの生殖器からリドルの秘所に、白い精液が放たれた・・・ 数分後 少しして息が整ったが、2頭はまだ繋がったままであった。 「ティナ・・・気持ち良かったか?・・・」 リドルが聞いたが、ティナからの返事は無かった。何故かと思い、ティナの顔を見ると、小さく寝息を立てて寝ていた。 「・・・バァーカ・・・」 そう言って、リドルはティナの口に、そっとキスをした。そしてリドルは、ある願いをして、そのまま眠りについた。自分と最愛の竜の永遠の愛を願った・・・それが・・・リドルの愛心・・・竜の愛心である・・・。 あとがき やっと終わりました・・・竜の愛心・・・6ヶ月近く懸かりましたが、何とか終える事が出来ました♪ 最後は若干グタグタになりましたが、今まで読んでくれた皆さん! 本当にありがとうございました♪ それでは♪ ---- - 期待して待ってま~す♪ -- [[Fロッド]] &new{2008-10-13 (月) 21:53:03}; - なんかありきたりな設定だなぁ。 何故ドラゴンタイプにしたのかわからんし -- &new{2008-10-15 (水) 22:52:15}; - ドラゴンタイプ好きだからおk -- &new{2008-10-16 (木) 16:52:13}; - この作品もですが他の作品も期待しています -- &new{2008-10-16 (木) 21:35:50}; - 何故か、『竜の愛心』って、自分の長編作より人気があるんですね・・・ -- [[桜花]] &new{2008-11-30 (日) 00:03:24}; - 更新一つ一つが短いよ~¥できればもうちょっとだけ長くしてほしい。いそがしって言うならべつだけど。 -- &new{2008-11-30 (日) 01:37:47}; - 新たに書いた文章は、深夜に書いた為に、あれしか書けませんでした。 -- [[桜花]] &new{2008-11-30 (日) 21:57:57}; - ツンデレ好きだからおk -- &new{2009-01-29 (木) 17:29:08}; - 上の名無しさん。リドルは、気が強い『俺口調』の女の子のボーマンダとして、書いたんですが・・・何時の間にか、ツンデレになっていました(微笑) -- [[桜花]] &new{2009-01-30 (金) 23:07:13}; - ここが噂のツンデレ小説が置いてあるところか・・・ -- &new{2009-01-31 (土) 01:31:10}; - 「と、○○○…」ってのが多すぎないですか?ちょっと見づらいです。 -- &new{2009-01-31 (土) 06:36:42}; - リドルの豪快な俺口調キャラ。。。&br;結構好きです -- &new{2009-02-05 (木) 15:48:33}; - リドルが♀で俺口調とは最初♂かと思ったらびっくりしました。なぜかツンデレとはでもティナが言ったリドルはランドが好きではないのか聞いてリドルびっくりした顔が頭に浮かびましたよ。まぁそう言う私もドラゴンタイプ好きです。ちなみにダイヤモンドでガバイトをガブリアスにしたいぐらいです。 -- [[ソル]] &new{2009-03-03 (火) 16:44:51}; - 返答遅くなってすみません。名無し1さん・噂になっているんですか!?。名無し2さん・書いている内に、こうなりました。・名無し3さん・気に入ってもらえて、光栄です。ソルさん・ガバイトを進化させるの頑張って下さい。あとコメントなんですが、出来れば文章の途中途中に、『、』を入れて下さい。例・(何故かツンデレでも、ティナが言った、『リドルはランドが好きなんではないのか』と聞いて、リドルがびっくりした顔が浮かびました』。一部修正をした文例ですが、再びここを見たら、参考にして下さい。 -- [[桜花]] &new{2009-03-03 (火) 22:43:04}; - 桜花さんアドバイス本当にありがとうございます。桜花さんは小説書くのにお忙しい中本当にすいません。桜花さん、小説頑張って下さい。 -- [[ソル]] &new{2009-03-04 (水) 16:00:04}; - あなたも、[&br;](※注·全部半角で空白無し)で、コメントを改行をする事をお勧めします。&br;小説は非常に良いので、頑張ってください。 -- &new{2009-03-07 (土) 06:00:35}; - 次にこう言う小説書く時は三角関係にしてみてください。例えばここのを少しかりますね。ボーマンダとカイリューがヤッたのをみたのがガブリアスでボーマンダをガブリアスが自分の部屋に呼び『俺はお前が好きなんだよ』と言う感じにしてみてください。時間があれば宜しければどうぞ -- [[ソル]] &new{2009-03-09 (月) 16:46:11}; - 次足しですみません。カイリューと書きましたがフライゴンでもどうぞ -- [[ソル]] &new{2009-03-09 (月) 16:48:11}; - ツンデレなマンダ雌と弱気なフライゴン雄はベストマッチだと思いますb結構面白かったです -- [[リュウト]] &new{2009-06-28 (日) 05:00:11}; - ツンデレなリドルとフライゴン最高でした!弱気なフライゴンもたまにはいいですね対外の場合はマンダ雄フライゴン雌な感じなんですが… -- [[リュウト]] &new{2009-06-28 (日) 11:56:23}; - 遅れてすみません。 &br; ソルさん >>組み合わせが違うのは、少々考えていました。 &br; リュウトさん >>何となく、この組み合わせが浮かんだので、作成しました(原因は不明です)。 ――[[桜花]] &new{2009-10-18 (日) 18:41:35}; - わーいわーい!フライゴンとボーマンダきた。大好きな二匹なので嬉しいです。 ――[[月影灰夢]] &new{2015-09-03 (木) 18:02:03}; #comment IP:180.60.1.20 TIME:"2015-09-03 (木) 18:02:03" REFERER:"http://pokestory.dip.jp/main/index.php?%E7%AB%9C%E3%81%AE%E6%84%9B%E5%BF%83" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Nintendo 3DS; U; ; ja) Version/1.7610.JP"