ポケモン小説wiki
空白を埋める存在 第1章 の変更点


作者「[[ハーク]]」


~出会い~ 
ここはとある町の酒場。そこで二匹のポケモンが楽しそうに会話を楽しんでいた。その内の一匹は左目に傷がある雄のニューラで、もう一匹は雄のライボルトだった。名前はニューラがアルス、ライボルトはライデンというらしい。ライデンが
「次はどの辺りに行こうか?」
そのあとアルスが
「じゃあ、西の方にあるアルカディアスなんてどうだ?」
「いいじゃないか久しぶりに親に顔を見せたいし、そうしよう。」
「じゃあ決まりだな。行こうぜ」
とアルスは言い勘定を払って外に出ようとした時、
ドン!! ドタ
誰かとぶつかり軽く尻餅をついた。
「大丈夫かアルス。」
「ああ、なんともない。」
と言った。するとぶつかった相手も尻餅をついたようで「イタタタ・・・」と言いながらお尻をさすっていた。それは漆黒の体毛で赤い瞳のポケモン、
ブラッキーだった。そのブラッキーは、
「すみません、けがはありませんか?」
と問いかけてきたのでアルスは
「俺は何ともない。」
と答えた。
「よかった」と言いながらそのブラッキーは笑っていた。声の高さから見てたぶん雌だろう、と二人は思い、
その時、女好きのライデンが、
「君、名前なんて言うの?」
と聞いた。
アルスはやれやれまた始まったという顔をしてた。

~これが始まりであり、出会いであった~

ブラッキーはさっきぶつけたお尻をさすりながら
「僕はレイナっていうんだ。君たちは?」
最初は自分のことを僕と言ったレイナに少し戸惑ったがそのあとすぐにレイナが
「あ、僕自分のこと僕って言うけどれっきとした女の子だからね。」
と言った。そのあとアルスとライデンが
「俺はアルスだ。」
「俺はライデン、よろしくな。」
と軽く自己紹介をした。アルスは何かに気づいたのか、
「どうしたのそんなにソワソワして、何かあったの?」
とレイナに質問し、レイナはハッと何かを思い出し、アルスとライデンに
「僕、二人組に追われてこの酒場に逃げようとしたんだった。」
と焦りながら言い、テーブルの下に隠れた。
するとライデンが
「そんな奴等、俺たちで叩きのめしてやるよ。な、アルス。」
「って俺もやるのかよ!!」
アルスはいやいやながらも
「わあったよ、やりゃいいんでしょやりゃ。」
「それでこそ俺の相棒だ。」
話を聞いていたレイナは申し訳なさそうに耳を垂らして
「ごめん、僕のせいでこんなことに巻き込んじゃって。」
と謝った。
するとライデンは笑いながら、
「いいってこれぐらい。日常範囲だから気にすんなって。」
そんな会話をしているうちにその二人組がやってきた。
一人は鋭い爪を持つポケモン、ザングースで
もう一人は鋭い牙を持つポケモン、グラエナだった。
「お、来たな。俺はグラエナを相手すっから。アルスはザングースを頼む。」
「わかったよ。調子に乗ってやられるんじゃないないぞ」
「へ、おまえこそ気をつけろよ。」
するとザングースがこちらを睨み、戦闘体勢をとってこちらにつっこんできた。
アルスも戦闘体勢をとり、突進してきたザングースをひらりとかわした。
「その程度のスピードじゃあ、俺について来れないよ。」
と言い一瞬でザングースの背後にまわり、シャドークローで攻撃し、姿をくらました。
「どこ行きやがった。」
とザングースがアルスの姿を探しているところに今度はザングースの目の前に姿を現し、シャドーボールをはなった。
「ク、クソよけきれ・・・」
と話し終わる前にヒットし、ザングースはその場で倒れ、気を失った。
「なんだ、案外あっけなかったな。」
とアルスは少し物足りなさそうに言った。

ライデンは少し楽しそうに
「そちらからどうぞ」
と言い、グラエナは、
「じゃあ、お言葉に甘えて・・・」
と言い、悪の波動を放ったしかしライデンは動こうとはせずにじっとしていた。
いや、ただじっとしているわけではなく自分の技である充電をしていた。
悪の波動をぎりぎりまでひきつけ、それをジャンプでかわし、溜めた電気を十万ボルトとしてグラエナに向かって放った。
避けれるはずもなく十万ボルトはグラエナにあたり、その衝撃で遠くの岩にぶつかりその場で倒れ気を失った。
「あちゃー、少しやりすぎたな。」
と言った。その顔はアルスと同じように少し物足りなかったようだった。
 
----
「ライデン、そっちの方は終わったか?」
「ああ、とっくに終わったぜ。弱すぎて話にならないな。」
「お二人ともすごく強いですね。」
とレイナがほめるとライデンが自慢げに
「そりゃ、俺たちはゾルバ隊長に鍛え込まれたからからな。当然強いに決まってるさ。」
「確かに親父の鍛え方は厳しかったなあ。」
とアルスは苦笑いし、相づちした。
「ところで何で君は追われていたんだい?」
とアルスは質問をした。レイナは少し間を置いてから
「そ、それは僕が可愛いからあの二人がしつこくナンパしてきて逃げてきたんだよ。ところで、君たちはこれからどこに行くの?」
「これからアルカディアスに向かう予定だ。」
「僕もつれてってくれないかな。」
と頼んできた。アルスはレイナが必死に目で訴えてきたので
「いいよ。」と言った。
そしたらレイナがうれしそうにして「ありがとう。」お礼と言い、アルスに微笑みを見せた。
アルスはつい顔を背けてしまった。なぜならアルスの顔は少し赤く染まっており、それを彼女に見せたくなかったから。

~これが旅の始まりそして運命の歯車が静かにまわり出した~

三人はアルカディアスのある西の方角に向かって進んでいた。
少し日が傾いてきた頃、町が見えてきた。しかし、アルカディアスではなく、違う町である。
「フゥ~、やっと町についたな。今日はこの町で休もう。」
「賛成だ。さすがにアルカディアスまでは遠いしな。俺はナンパでもして女の子と楽しんでくるから、今日泊まる宿だけ教えてくれ。」
アルスはあきれた顔をして右側の宿を指した。
「サンキュー」と言ってライデンはどこかに行ってしまった。
見えなくなる前に
「二人仲良く宿で待ってなー」
と言い残して完全に見えなくなった。アルスは顔を赤くして
「な、なに言ってんだ。ライデンの奴。な、なぁレイナ。」
と顔を赤らめて、少し震えた声で話した。
「う、うん、そうだね。」
とレイナも顔を赤くして答えた。
「じゃ、じゃあ宿に行こう」
と言ったアルスの顔はまだ赤かった。

~宿の部屋にて~

アルスとレイナは楽しく会話をしていた。
するとアルスが
「あ、そうだ。ここ露天風呂があったな、俺ちょっと風呂はいってくるから。」
と言って立ち上がった。
「じゃあ、僕もはいろうかな。」
レイナは言い一緒に行くことになった。 

~宿の廊下にて~

アルスはレイナと浴場に向かっていた。
しばらく歩いているとアルスがキョロキョロし始めてレイナに話しかけた。
「な、なんかこの宿、若いカップルが多くないか?」
「確かに若い人ばかり泊まっているね。どうしてでかなぁ?」
その理由その後すぐにわかった。なんとこの宿では浴場が「混浴」しかないらしい。
「そ、そういうことか。この小説の作者の仕業だな。あとでボコボコにしてやる。」
どうしたものかと少し迷っているアルスにレイナは
「僕はアルスと入ってもいいよ・・・」
と少し顔を赤くして言った。
「えぇぇー」アルスはレイナより顔を赤くして叫んだ。
「で、でも俺たちまだ会って24時間も経ってないのに・・・」
「僕と入るのがいやなの・・・」
と潤んだ赤い瞳で見つめて抱きついてきた。
(うわぁ、これ苦手なんだよなぁ)「わかったよ、一緒に入ろう・・・」
「やったぁ。早くいこう♪」
 と言ってアルスを引っ張って浴場へと向かって行った

~大浴場~

「うわぁ、広いなー」
とレイナはしゃいでいたが、アルスはそんなことを考えている場合ではなかった。必死にレイナの胸や秘所を見ないように努力していた。
「み、見ちゃだめだ。見たら理性が・・・」
とお湯に浸かりながら自分に言い聞かせていた。そんなことはおかまいなしにレイナははしゃいでいた。そのときレイナが
「ねぇ、僕って可愛いかなぁ?」
とアルスに近ずいて質問をした。アルスは必死に目をそらしたが、胸の膨らみが視界にはいった。
「か、か、可愛いと思うよ。」
と胸に障りたいと思う気持ちをおさえながら、必死に答えた。
「やっぱり、僕って可愛いのかぁ。」
にっこり笑ったあと、さらにアルスに近づいてこう言った。
「ねぇ、アルスって恋人いるの?」
「いないけど…どうして?」
「ううん、何でもないよ」
少し、レイナは何かを考えて
「じゃあ、先にあがって待ってるから。」
と言ってレイナは湯船から出ていった。

----
#pcomment(空白を埋める存在 コメントログ,10,)

IP:133.242.146.153 TIME:"2013-01-30 (水) 14:50:28" REFERER:"http://pokestory.rejec.net/main/index.php?cmd=edit&page=%E7%A9%BA%E7%99%BD%E3%82%92%E5%9F%8B%E3%82%81%E3%82%8B%E5%AD%98%E5%9C%A8%E3%80%80%E7%AC%AC%EF%BC%91%E7%AB%A0" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0; YTB730)"

トップページ   編集 差分 バックアップ ファイル添付 複製 名前変更 再読み込み   新規作成 ページ一覧 ページ検索 最近更新されたページ   ヘルプ   最終更新のRSS
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.