#include(Wiki10周年記念祭情報窓,notitle) ---- ジョウト地方のアサギシティからタンバシティにかけてのすいどうの途中に、うずまきじまという群島がある。 周辺を大小の小島と岩で囲まれ、平地が少なく空路は閉ざされ、あちこちを渦潮の巻く海路での入島は困難を極める。 最近、といっても太古からの伝承と比較の上での評価であってゆうに元号を2~3は経ているのだが、海の神とも呼ばれるルギアの周遊経路の一つであることが確認されてから一帯が特別保護区域に指定され、一部の僧侶神官や保護職員以外の立ち入りは制限されることとなった。 ルギア目当てで訪れるポケモントレーナーたちはその極端に低い出現率に幻滅してめっきり減っていたが、このおかげで完全に業務以外での入島はなくなることとなる。 さて、うずまきじまの最深部。何か月ぶりだろうか、昨晩ルギアが水の中に浮かぶ玉座に戻ってきた。 島のポケモンたちはあわただしく王の帰還を歓迎し、いつにないやかましさは夜明けまで続いた。 歓待を受け、疲れて眠っていたルギアが目を覚ましたのは最深部と空をつなぐ大穴から垂直に太陽が差し込もうかという時分だった。 それを受けて傍らに控えるパウワウやクラブが水中に飛び込んだ。 内部の迷路に続く洞窟からズバットたちの焦った超音波が響き渡る。ルギアが一つ吼えた。 一喝が暗く、やかましい洞内を走り抜け、次の瞬間には静寂で塗り替えられていた。 ズバットの交信内容はルギアにとってはある意味馴れたものである。 侵入者は人間だった。 「うずまきじまの洞窟はすべて調査済みだ。今じゃそれなりのトレーナーなら誰でも謁見できる。なあルギア」 正確には人間一人とそのパートナー数匹といったところだ。 せいぜい近海しか動き回らないクラブたちとは違い、世界を飛び回るルギアには知識がある。 この人間の姿はお前たちが普段見るような遊びの姿ではない点、腰につけた玉には我々とよく似た生物が入っていて、人間の仲間である点、今人間の前に浮いている初めて見るポケモンは海の向こうに住み、ポワルンと呼ばれている点などを長老のキングドラが伝え聞き、海の中で一斉に広がった。 メノクラゲが数匹、人間の立つ海べりまで近づいて警戒している。 手を出すなとでも言われたのか、どこからかドククラゲがやってきてさらに前に付いている。 ルギアが首を持ち上げ、いざ立ち上がろうとした瞬間だった。 「翼だろう。折れてるよ。腹の方も傷だらけだ。足の指も欠けてる。やめておきな」 ルギアがそのまま崩れ落ち、洞窟内に轟音が響いた。タッツーが徒党を組んで深海に逃げこみ、ズバットは我先にと洞の出口へ詰めかけた。 ---- 「南の洋上でハンターを相手に大立ち回りしたそうじゃないか」 ポワルンの焚いていたフラッシュが切れるのはちょうどその時で、人間の顔から光が消えた。太陽は西に傾き始め、洞窟とは逆の崖側を照らしている。 「君の動向は全て知られている」 しかし苦悶の表情をするルギアに動揺の色は見られない。 「本部から報告があった。君がどこにどの程度の傷を負いどの経路でここまで退いてきたのか。ハンターはレンジャーたちの助けもあって返り討ちにしたそうだが」 水中のドククラゲと目を合わせたポワルンは睨みにビビッて人間の後ろに隠れてしまった。 キングラーが陸に上がり、人間に立ち向かっている。クロバットは逃げた配下をまとめなおし浮いた血管を狙っている。 この人間もまたハンターかもしれないという疑惑で、彼らの忠誠があらわれたことになる。 人間はキングラーを制すると今の隙の間にジュゴンに囲まれたルギアに宣言した。 「君をどうこうしようという気はない。私の職業では手を出してはいけないことになっている。保護団体だからね」 警戒がとかれる。立ち直ったルギアは寝たまま人間の方を向いた。苦痛を表に出さない、精悍な顔つきである。 目のあった人間は、こう答えた。 「いわば君の崩御見届け人だ」 腹の下の血だまりも、折れた骨が肉に刺さったところも、化膿を始めた傷たちも、すべて人間はお見通しだった。 ---- 翌日、人間は再び最深部へと向かった。パートナーを危機探知とフラッシュ役のポワルンから火と護身担当のリザードに変えての謁見となる。 昨日の一見無害そうでのほほんとしたポケモンとは打って変わっていかにも攻撃的で凶悪そうなポケモンに、洞窟の住民は色めき立ったが、一方のルギアは穏やかに横たわっていた。 堂々と朝餉の支度を玉座の対岸で始める人間に対し、ルギアは寛大にも何一つとがめることはしなかった。 持ち込みの飲料水をリザードに沸かせると、パウチの食糧もついでに温めさせた。手持ちのポワルンもここまでの足に使ったギャラドスも出してにぎやかな朝食を始めた。 ルギアはこの不敬を咎めようともしない。時間が平和に流れていく。ギャラドスなんかは海中で仲間ができたらしかった。 人間がしばらく観察して気づいた。ルギアが介護されている。 クラブが貝や魚を砕き、パウワウが口に運ぶ。周りが海では薬草も添木も手に入らないから仕方ないが、それでもドククラゲの液で少しでも苦痛を和らげたりはしているらしい。 人間が来たときはルギアは目を開けて一瞥をくれたが、低く喉を鳴らして再び眠りについてしまった。 結局その日もすぐに玉座を立ち去ることになる。 ベースキャンプを作りに洞窟の浅いところを陣取ったためである。穴掘りや力仕事は連れてきたリザードに任せ、周囲の警戒はポワルンが担当する。 ギャラドスはこういうとき暇だ。 「お前らも食うかい?」 幸い時間はまだまだあるので、現地のポケモンと交流していた。だいたいズバットやクラブしか寄り付かなかったが、しばらく遊んでいると珍しい奴らがやってきた。 リーシャンとドーミラーである。 しゃんしゃんしゃんと跳ね回るリーシャンとその周りと飛び回るドーミラーのコンビを見てこれは珍しいと思いつつもどことなく不思議なものを感じていた。 一番話の通じそうなポワルンも首をひねってお手上げだったし、リザードはコミュニケーションを取るのをあきらめて石ころで遊び始めた。 いつの間にはクラブもズバットも消えていたことがやたら印象的だった。 その日は二匹につれられるまま地上まで戻り、ダンスを見せつけられて終わった。 問題のルギアはまだ絶命には至らない。 ---- 今日も今日とてルギアは衰弱していた。 ついに宛がわれた食料を吐き出すようになり、顔から余裕が消えた。 ルギアの容態が悪化するにつれて、最深部の玉座前で過ごす時間も当然長くなっていった。 しばらく眺めていたがとても気分のいいものではない。何よりだんだん気の毒な気持ちにさいなまれてくる。 「いっそ私が捕まえてやろうか。きちんとした施設で治療を受ければ望みも出るだろう」 人間と、そのお供にとっては特に何ともない一言だった。当のルギアは睨むようなそぶりは見せたが全くの無視。 ただし、ルギア以外には――空気が変わったのが分かった。 洞窟中からズバットたちの羽音が響き渡り、最深の玉座の間にこぞって集まってくる。 群れは渦をなし、ルギアの前に壁を作り、失言のトレーナーをぐるりと囲んだ。 と同時に、海中にはシードラやクラゲたちが集合し、キングラーが岩の裂け目からぞろぞろ隊列を組んできていた。 「すなわち君が親衛隊長みたいなものかね」 取り囲むズバットの群れのちょうど扇の要にいるひときわ大きなクロバットが、人間の目の前で身構えている。 それだけではなかった。 「そうか、君たちも生息していたんだったな」 外交官だろうか。数年前に確認されたマクノシタとアブソルが岸壁を下りてくる。 リザードが怯んで後ずさるが、向こうにも緊張している様子がうかがわれた。 「なに、冗談だ。捕まえる気なんてないし、それは法令違反だ」 両手をあげて降参の意志を示す。余計なことをしなければよかった。 一部の連中にはまだ警戒されているようだった。 しばらくアブソルに顔をのぞき込まれ、マクノシタがそれを見守っている。悪いのはこっちなのでおとなしくされるがままにしていると、アブソルが一つ鳴き、親衛隊がさっと引いていった。 引いていくコウモリたちにしばらくあっけにとられていると、そこにはもうアブソルもマクノシタもいなかった。 ただし、ルギアを取り巻いたパウワウたちはこの後も一切動こうとせず、今日これ以上の謁見は完全に拒絶されることになった。 「ずいぶん慕われているな」 聞こえてるかどうかは関係なく、人間は一つ称賛しておいた。 帰り道にまたリーシャンに会ったのでこの話をしてみたが、やはり反応は要領を得なかった。 ---- その時は確実に近づいている。この日は朝から調子がおかしかった。 呼吸が安定していない。負傷の具合はいうまでもなく最悪で、取り巻き立にはもうどうすることもできなくなっていた。 苦しむルギアは人間の存在すらもはやわからないようだった。 ―そろそろだな 早々に観察を切り上げてキャンプへ帰ろうとしたその時だった。その時だけは奥から漂う異様な空気を感じ、洞窟への一歩を踏み出せなかったのだ。 暗闇の向こうからやってきたのはこの間の外交官二頭。 前回とは打って変わって恭しく頭を下げられると、何かを目で訴えていた。マクノシタの方は次官なのか一歩引いてずっと目を閉じてうつむいている。 この二頭との付き合いは長くないが、ここに住むポケモンとの付き合いは長く、いつしかなんとなく意思疎通をはかれるようになった人間は、少し考えてこう答えた。 「残念だが、君たちの期待には添えない。獣医ではないのでね」 表情は変わらなかったが、訴える目がほんの少し揺らいだように感じ、人間の方が二三度瞬きしてしまった。 アブソルがもう一つお辞儀をする。 「ルギアが絶命したら本部に連絡することになっている。何のためかは知らないが、それが私の仕事だ。それ以上は何もできない」 ルギアが、ごく久々に吼えた。と、同時に二頭は闇に溶けていく。下がれと叱られたようだと人間は思った。こちらを認識していた様子ではないのに。 この時にはもう異様な空気は感じられなかった。すぐに二頭を追ったが、既に影も形も見えなかった。 アブソルはともかく、決して身軽とは言えないマクノシタには変な話である。 ---- 「定期連絡のためにいちいち洞窟をでないといけないのは面倒だな」 といってもずっと洞窟に閉じこもっているのも鬱屈としてつまらないので。 たまには地上に出て太陽の光を浴びるとともに本土の人間とも交流しなくてはならない。 本日も異常なしという報告の後にチョコレートバーをかじりながらニュースをめくる。 ―ミナモシティの海岸にホエルオーの群れが打ち上げられ大量死。深海にしか住まないジーランスやハンテールらも 「……馬鹿なことを」 このところ毎日見る見出しだった。団体の抱える研究者の中にはこの集団自殺が重要なポケモンの死によるものだと主張するものがいるが、もしその仮説が正しいのなら彼らはルギアに殉じているのだろう。 この人間は仮説の真偽はともかく、殉死は理解できないといった立場だった。 いや、人間の中にも殉死という文化はあるのだが。 「……どうやら、君たちは祭事担当のようだね」 島外のわずかに岬になっているところに例のリーシャンとドーミラーが躍っていた。 しゃんしゃんしゃんと通る鈴の音は遠くでルギアに殉じた仲間たちに届けているのだろうか。 ちょっとアホくさいと思いながらそんな気になっていた。 「ん……」 本部からの返事は定時に必ず来る。いつもあってもなくても変わらないような『がんばれ』と言った内容のものだったが、今日のは一味違った。 「低気圧が接近中のため今夜にも酷い悪天候が予想される。十分に注意せよ」 このためにポワルンがいる。彼がいればゲリラ豪雨に遭う前に喫茶店に逃げ込むことができるし、似たような状況を何度も救われてきた。 「ポワルン……?」 ポワルンがモンスターボールから出るのを嫌がるのは非常に珍しいことだった。無理やり外に出すとノーマルの姿だったが、明らかに迫りくる何かにおびえ、物陰に隠れて小さくなろうとしていた。 「来るんだな」 ポワルンは天候の変化に限らず危機に対して非常に敏感なポケモンである。空気を感じるというよりは迫りくる予感を先立って味わっているようだと人間は解釈しており、全幅の信頼を寄せていた。 つまりこれは自分の身を守るために安全な場所にとどまり続けたいとうったえているので、人間はこうしてようやく確信することになる。 運命のときは明らかに近づいていた。 こちとら食糧も底を見せ、機器の充電も残りわずかだった。最後に本部に低気圧接近のため自力での帰還は不可能、できるだけ早い物品の救援をお願いすると送信し、荷物をまとめた。 いつ暴風雨になるかわからないので、嫌がるポワルンを我慢させて見張りに立て、洞窟の深いところで野宿である。 明日が勝負だ。 リーシャンとドーミラーはいつの間にかいなくなっていた。 ---- 洞窟深くだというのに吹きすさぶ暴風と、鳴りやまない豪雨に目を覚ましたのはそれほど時間が経ってないように感じていた。 島中に漂う明らかに異様な空気をポワルンが感知し、人間を叩き起こした。 すぐにねぎらうとパートナーをリザードに入れ替え玉座に向かう。 すれ違う連中たちもどこかで見たようなやつらばかりになっていた。 ご存知のように最深部は天井が空いているため、そこから大量の雨風が吹き込むことになる。 もはやルギアも遭難状態かもしれない。それが人間をやたらせかす。暴風雨対策にビニールスーツを持ってきていたが、そんな余計なことを考える余裕はなかった。 これまで何度も通った道に、もうフラッシュは必要なかった。 玉座につくと信じられない光景に、人間は一瞬固まってしまった。 上から降り注ぐ滝のような雨と、その直撃を受けて悲鳴を上げるリザードによって解凍された人間は声を荒らげた。 「ルギア、よせ! その体でどこに行く!」 ルギアが、折れた翼で飛んでいる。肉は腐り落ち血は涸れ、雑菌に蝕まれた神体が、何を思ったのか嵐へと突っ込もうとしている。 ひっきりなしに襲い掛かる鉄砲水の中で、ルギアのおわす場所、そこだけがぼんやりと浮かび上がり、光っていた。 人間の叫びは暴風の爆音にかき消されルギアには届いていなかっただろうが――ルギアは完全に天井から出る前に、人間の方を見た。 え? その一瞬目が合った。 刹那今にも墜落しそうな飛び方で雲の中に飛び去りかねないルギアを追わなければという義務感に襲われる。 体は先に動いた。 「リザード、あなをほる!」 ---- 穴を抜けて地上に出ると、大雨と高潮、そして暴風のトリプルパンチの洗礼を受けた。 すぐにリザードをボールに避難させ、慎重かつ大胆に足場を探してしがみついた。 「海に落ちたら助からない……ギャラドスでも無理だ……ここまでだな」 感覚を研ぎ澄ませてルギアを探す。 どこにもいない。 何より襲い掛かる雨の中では視界がほぼほぼ役に立たない。 人間が視界を捨て、目を閉じた。とっさの事だっただろう。特に考え合っての事でもあるまい。 これがちょっと不思議なことを起こした。 「ルギア……?」 遠くで何かが吼える音がした。 いや、音は聞こえなかったが、一度、ほんのわずかに、風がやみ、雨が上がり、無音になった状態があった。 先ほどの一瞬である。 その瞬間だけ、どこまで遠く離れたかわからないが今まで何度か聞いたルギアの咆哮が、耳の奥でよみがえったのだ。 目を開けて探してみるが、荒れる海は四方に見えども、それらしい影はどこにもなかった。 「リーシャンか!?」 しゃんしゃんと飛び跳ねる鈴の音が聞こえた。 「アブソル!?」 視界の端に走る四足の何かが見えた気がした。 「マクノシタ!?」 今度は反対側に黄色く丸い物体が見えたような気がした。 が、どれもこれも確証は得られなかった。見間違え、あるいは聞き間違えという可能性はかなり高かったが、人間にとってはあれは間違いなくあの三頭で間違いないはずである。 「うっ?」 今度は頭を小突かれる。既に人間は混乱にどっぷりハマっていた。 「ドー……ミラー……?」 意外な人物に、急に頭が冷えていく。当たる雨が冷たく、気づけば鼻水が止まらなくなっていた。 何を伝えようというのかはわからない。 しかしドーミラーは明らかに人間の周りをまわっていた。 「どこへ行くんだ! おい!」 時間にしてほんの10秒程の事だっただろうか。ドーミラーは公転をやめると重力から振り切れたかのように大雨降りしきる海の方へと流れていった。 もちろん質問に答えることはない。 特性から海に沈まずただただ一定のペースで遠ざかっていくのを何も言えずに眺めていた。 不可解な出来事はこの一瞬でいくつも起こったが、この大嵐ではどうすることもできない。 洞窟の奥に逃げる一部のクラブやズバットたちと協力して、雨風がやむのをひたすら待った。幸い音がすごいだけでほとんどほかの影響はない場所が見つかったので、そこで彼らと一晩を過ごした。 嵐はしばらく続く様子だった。 ---- 翌日、タンバシティからの救援が来た。嵐は去り、海の旅には絶好の天気だった。 雨に打たれ、そのまま放置状態だったので体力はほとんど残っていなかったものの助けられたのが早かったこともあり問題はなく帰ることができた。 しばらく熱を出してベッドから動けなかったが。 報告では、ルギアの最後は嵐とともに行方不明とされた。なお、ルギアにつけられた発信機は嵐の日限りで機能がなくなったことが明らかにされている。 ルギアが消えるのを見届けた人間はその後も何度かうずまきじまを訪れる用事があったが、二度とルギアと会うことはなかった。 参考までに、公認されていないものの、現在もルギアとの遭遇報告は世界中から寄せられている。 ---- ・10周年によせて 先代@wikiから10年になるんですね。私がこのwikiに初めてきたのは2010年でした。初めて投稿したのはもうちょっと後ですね。 ちょっと思い返すだけでいろんな作者さんの作品が出てきますね。あげませんけど。 一番の変化はポケモンが大幅に増えた点でしょうな。あとは変わったり変わらなかったりです。 このまま末永く続くといいですね。私の小さな楽しみですから。 %%10周年だからか知らないですけど今回は仮面の下がわかりやすい作品が多かったですね。またやりたいです。仮面の下予想%% ・あとがき 今回は特別ルールの短編でした。一つ決めたことはエロを入れないということと中途半端に課題ポケモンを2匹や3匹メインにするなら1匹メインにするか10匹すべて出すかということでした。ん、ふたつ決めてますね。 まあ案の定10匹全部は無理だったのでルギアを1匹メインに置いて勝負したわけですが。 ルガルガンとグラエナ、もしかしたらシルヴァディの次に登場作品が多いだろうなと思ったらまさか一番登場するとは思わなかった。 小説の内容についてはよくある感じなので触れません。お粗末様でした。 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